JP2010007236A - 係合係脱装置 - Google Patents

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JP2010007236A
JP2010007236A JP2008164235A JP2008164235A JP2010007236A JP 2010007236 A JP2010007236 A JP 2010007236A JP 2008164235 A JP2008164235 A JP 2008164235A JP 2008164235 A JP2008164235 A JP 2008164235A JP 2010007236 A JP2010007236 A JP 2010007236A
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Hisayuki Kurita
寿幸 栗田
Tetsuya Otsubo
哲也 大坪
Takeshi Nishiyama
毅 西山
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Sanko Co Ltd
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Sanko Co Ltd
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Abstract

【課題】水平回動式扉の開閉にあたり、どちらの方向からも一方向にしか開閉ができないようにし、扉通行にあたり衝突の危険をなくす。
【解決手段】水平回動自在な扉を閉じた状態に保持するため、扉側に付勢されたロック爪L(5)とロック爪R(6)を対になる様に2本有し、その中間部にロック爪のロック解除機構を備えるカム2(4)を配置することで、閉じた状態からの開き方向は、操作部を引く事によって引き側ロック爪を解除し、押し側ロック爪は解除しない機構により引き側にのみ扉を開く事が出来る。開いた状態からの閉じ方向には、カム爪(1)が壁に押されカム1(2)とカム2(4)を従動することにより押し側ロック爪を解除する事と押し側ロック爪がロック溝に収まりロックすることによって扉を閉じた位置に係止できる。
【選択図】図2

Description

本発明は水平回動式扉の開閉にあたり、どちらの方向からも一方向にしか開閉ができない係合係脱装置に関するものである。
従来より水平回動式扉の係合係脱装置においては、透明ガラス等を用い反対側に人がいるいないを確認し安全を確保した上で開閉するものが知られている。また壁側に突起を設けて扉のストッパーとすることで、一方向に限定し開閉できる水平回動式扉の係合係脱装置がある。
マツ六株式会社 建築金物・建築資材 総合カタログ2008-20091054ページ
しかし、これらの従来の扉につく係合係脱装置は、使用する人により通行の安全を確認することが必要であり、一方向に限定し開閉できる水平回動式扉の係合係脱装置においても一方向の開閉は衝突の危険はなくなるが、別方向の開閉は人と扉がぶつかる可能性が生じ、危険である。
また反対側に人がいないことを確認できる透明ガラスが使用できない場所では問題がある。
本発明はこれらの問題を解消することを目的とするものである。
このため本発明では、扉の開く方向を常に操作側から一方向に制限する係合係脱装置において、
(1)扉側にロック解除用のロック爪と対になる動作制限用のロック爪を設ける、
(2)前記扉側に係合時に動作制限用のロック爪を動作させるカム爪を設ける、
(3)前記機構に係合時に勘合する固定側にそれぞれの爪を収め、動作制限、解除を司る溝を設ける、
(4)扉側の操作部を操作する事によって片側のロック爪がロック解除すると同時に対のロック爪が動作制限し、片側にのみ扉を係脱することが出来、係合する場合にはカム爪が固定側壁に当たる事により動作制限のロック爪を従動させる事により扉側と固定側を係合し得る状態になるように関連させる、の構成にした。
この構成において、扉を閉じた状態ではロック爪が固定側ロック溝に係合し、閉じた状態が保持されている。閉じた状態において、操作部を操作すると引き側のロック爪がロック解除され、同時に押し側のロック爪が動作制限し、引き側のみに係脱が可能となる。したがって人と扉の衝突を避けられる。
透明ガラスを取り付けしなくても人と扉がぶつかる事がなく、内部が見えない方が良い様な使用等にも対応出来る。
透明ガラスを取り付けしなくても良いため、デザインや使用方法の制約が無くなる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明を適用した扉の斜視図である。
図2以下では、扉側と固定側のロック装置を示し、機構の断面図を示す。
ハンドルR(11)(またはハンドルL(10))は、押し方向に操作してもロック爪R(6)(またはロック爪L(5))が係合し開くことが出来ない。ハンドルR(11)(またはハンドルL(10))を引き方向に操作するとロッド(9)が押し引き方向に従動して、ロッド(9)の中央部付近に配置されたカム3(3)を介してカム2(4)を従動させる。図9のようにロッド(9)の長穴とカム2(4)から出るピンから構成されるようなカムの例が考えられ、これらにより従動が可能になる。
カム3(3)は、ロッド(9)の押し引き方向の動作をカム2(4)に伝え、カム2(4)が回転移動するように従動させる。
カム2(4)は、ロッド(9)の押し引き方向の動作により回動を行える回転支点をもち、扉が閉じた状態で端部形状はロック爪L(5)とロック爪R(6)と接し、回動方向によりロック爪L(5)またはロック爪R(6)をロッド(9)の押し引き方向と直角方向へ押動できる形状となっている。
バネ等により付勢されているロック爪L(5)とロック爪R(6)は、カム2(4)と接することで扉が閉じているときは、ロック爪L(5)、ロック爪R(6)共に扉から飛び出した状態にあり、ロック溝L(15)とロック溝R(16)に係合している。扉からの飛び出し状態は、カム2(4)の回動に従動して変化し、図3のようにカム2(4)が時計回りに回転するとロック爪L(5)がロッド(9)の押し引き方向と直角方向へ押動されて扉内部に引き込み、ロック溝L(15)から係脱される。このことにより、ロック爪R(6)のみが係合している状態となり、ロック爪R(6)とロック溝R(16)の面同士が正対している方向にはロックして扉の開閉が不可であるが、R形状同士で乗り上げ可能な方向に対してはロック爪R(6)がロッド(9)の押し引き方向と直角方向へ押動されて扉内部に引き込み、係脱できる状態となる。カム2(4)が反時計回りに回転した場合は、上記のカム爪L(5)とカム爪R(6)、カム溝L(15)とカム溝R(16)がそれぞれ逆となる動きをする。
さらにカム1(2)も回動を行える回転支点をもち、カム2(4)の回動に従動して回動する形状となっている。またカム1(2)の回動に従動し、カム爪(1)を回動させることも出来る形状になっている。
カム爪(1)は回動を行える回転支点をもち、カム1(2)の回動に従動して回動する。また固定側にあてつくことによっても回動でき、カム爪(1)の回動に従動してカム1(2)、カム2(4)を回動することができ、ロック爪L(5)とロック爪R(6)の飛び出し状態を変化することができる。またカム爪(1)は、扉からの飛び出し量が最大となる位置(ロッド(9)の押し引き方向と直角方向を向いた位置)でロックする構造としておくことで、扉の開状態から閉状態へ戻りやすくできる。
ハンドルL(10)、ハンドルR(11)は、ハンドル・バネL(12)、ハンドル・バネR(13)により付勢され定位置に戻りやすくなっている。
扉側のロック爪、固定側のロック溝の形状を変える事によって「押さないと開かない扉」にも応用出来る。
本発明の一実施例における全体図である。 本実施例における、扉が閉まった状態の機構断面詳細図である。 本実施例における、扉の操作部を引いた状態の機構断面詳細図である。 本実施例における、扉の操作部から手を放し、開放状態の機構断面詳細図である。 本実施例における、扉が閉じ方向へ戻る状態(その1)の機構断面詳細図である。 本実施例における、扉が閉じ方向へ戻る状態(その2)の機構断面詳細図である。 本実施例における、扉が閉じ方向へ戻る状態(その3)の機構断面詳細図である 本実施例における、扉が閉じ方向へ戻る状態(その4)の機構断面詳細図である
符号の説明
A 扉
a 扉機構部
b 固定側溝部
1 カム爪
2 カム1
3 カム3
4 カム2
5 ロック爪L
6 ロック爪R
7 ロック爪バネL
8 ロック爪バネR
9 ロッド
10 ハンドルL
11 ハンドルR
12 ハンドル・バネL
13 ハンドル・バネR
14 カム溝
15 ロック溝L
16 ロック溝R


Claims (5)

  1. 一端を回動支点とし回動し、他端は可動側ロック部を備えた扉と、上記ロック部に係合する固定側ロック部からなる扉のロック機構であって、
    上記固定側ロック部は一対のロック溝を有し、上記可動側ロック部は上記固定側ロック部方向に付勢されて上記ロック溝に先端部が係合する一対のロック爪と、上記扉の両側に設けた操作部の操作により移動するロッドと、上記ロッドに従動して一方のロック爪を扉内に引き込むカムと、を有し、上記扉の引き方向に引いて上記ロッドを移動したとき、一方のロック爪を上記固定側ロック部の一方のロック溝から係脱させ、他方のロック爪を扉の引き力により付勢力に抗して、上記他方のロック溝から係脱させること、を特徴とする扉の係合係脱装置。
  2. 「請求項1」において、
    ロック爪は、一端は固定側ロック部方向に付勢するための部材に係合する形状をし、他端は引き方向には滑らかに固定側ロック部のロック溝を滑り上記ロック溝から係脱できる形状をし、押し方向には固定側ロック部のロック溝と正対する形状を有していること、を特徴とする扉の係合係脱装置。
  3. 「請求項1」、「請求項2」において、
    固定側ロック部は、ロック爪と係合するロック溝が有り、扉の回動に対して一方向はロック爪と正対し回動不可となる形状をもち、他方にはロック爪が係脱し回動可能となる形状を有すること、を特徴とする扉の係合係脱装置。
  4. 「請求項1」において、
    ロッドの両端は、扉の両側どちら側からの操作に対しても操作部の引き方向の操作のみに従動する形状または構造を有すること、を特徴とする扉の係合係脱装置。
  5. 「請求項1」、「請求項2」において、
    固定側ロック部方向への突出量を回動により可変可能なカム爪であって、カムは上記カム爪の回動に従動する形状または構造を有すること、を特徴とする扉の係合係脱装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010095888A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Toyo Exterior Co Ltd 内外双方向開閉自在の扉及びその扉用錠
JP2016132911A (ja) * 2015-01-19 2016-07-25 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 ラッチ装置及び電気錠システム

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