JP2010006481A - クレーンの免震支持装置 - Google Patents

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【課題】通常運転時におけるクレーンの支持を安定化させつつ、地震等の大きな振動の発生時には構築物側の水平方向変位の影響がマストに及ぶことを防止し得、又、装置の大型化を回避してスペース的な面における制約も少なくすることができるクレーンの免震支持装置を提供する。
【解決手段】構築物12から張り出すステー材13の先端に、クライミングクレーン1のマスト2の外周を取り囲むように配設されるステー枠14を連結すると共に、マスト2の外周に支持枠15を嵌着し、支持枠15とステー枠14との間に、水平方向変位吸収手段16と、通常運転時には荷重を支持して水平方向変位吸収手段16の変形を拘束し且つ構築物12又はクライミングクレーン1に作用する水平方向加速度が設定値以上となった時には塑性変形して水平方向変位吸収手段16の変形を許容するトリガー手段17とを介装する。
【選択図】図2

Description

本発明は、クレーンの免震支持装置に関するものである。
従来より、クライミングクレーン等のクレーンにより構築物を建設する際には、クレーンの転倒防止を図ったり、作業時のクレーンの揺れを低減するために、構築物とクレーンとを剛体としてのステーで連結する方法が一般に用いられている。
図8は従来のクライミングクレーンにおいて構築物に対しマストを連結した状態を示す概略図であって、クライミングクレーン1は、上方へブロック2aを順次継ぎ足し可能なマスト2の頂部に、昇降ユニット3を介して旋回体4を旋回自在に配置し、該旋回体4上にジブ5を起伏自在に取り付け、前記旋回体4に、後方へ延びるカウンタフレーム6を一体に設け、該カウンタフレーム6上に、吊荷用フック7を吊り下げるワイヤロープ8を巻上げ下げするための巻上装置9と、ジブ5の起伏用のワイヤロープ10を巻上げ下げするための起伏装置11とを設置してなる構成を有している。
そして、建設された構築物12とマスト2との間には、鉄骨材料のような充分な剛性を有するステー材13が掛け渡されるように設けられ、これにより、地震時や強風時、或いは吊荷の地切り時等において、クライミングクレーン1のマスト2に加わる振れ荷重は、前記ステー材13を介して構築物12に分散されて支承されるようになっている。
尚、前述の如きステー材13の代わりにシリンダ型のダンパーを用いることにより、地震時や強風時、或いは吊荷の地切り時等においてクライミングクレーン1のマスト2に生じる振動や衝撃が構築物12に伝わることを低減するようにした装置を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特開平9−58975号公報
しかしながら、前述の如く、単にステー材13によって構築物12とクライミングクレーン1のマスト2とを連結するのでは、特に、前記構築物12が免震構造の場合、地震時等に水平方向へおよそ300〜500[mm]程度の変位が生じるため、クライミングクレーン1の揺れが過大となり、該クライミングクレーン1のマスト2に対し強度面で悪影響を及ぼす虞があった。
又、シリンダ型のダンパーによって構築物12とクライミングクレーン1のマスト2とを連結すれば、たとえ構築物12が免震構造であったとしても地震時等に生じる水平方向への変位を吸収することは可能であるが、その分だけシリンダ型のダンパーのストロークを長くして大型のものを採用する必要が生じると共に、構築物12とクライミングクレーン1との間隔も広くとらなければならず、スペース的な面においても制約が大きくなるという問題を有していた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、通常運転時におけるクレーンの支持を安定化させつつ、地震等の大きな振動の発生時には構築物側の水平方向変位の影響がマストに及ぶことを防止し得、又、装置の大型化を回避してスペース的な面における制約も少なくすることができるクレーンの免震支持装置を提供しようとするものである。
本発明は、構築物に沿って立設されたマストを該構築物と連結することにより、補助的に支持するようにしたクレーンの免震支持装置であって、
前記構築物から張り出すステー材と、
該ステー材の先端に連結されるステー枠と、
前記マストの外周に嵌着される支持枠と、
該支持枠と前記ステー枠との間に介装される水平方向変位吸収手段と、
通常運転時には荷重を支持して前記水平方向変位吸収手段の変形を拘束し且つ前記構築物又はクレーンに作用する水平方向加速度が設定値以上となった時には塑性変形して前記水平方向変位吸収手段の変形を許容するトリガー手段と
を備えたことを特徴とするクレーンの免震支持装置にかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く構成すると、通常運転時には、構築物に沿って立設されたマストは、前記構築物から張り出すステー材と、該ステー材の先端に連結されるステー枠と、前記マストの外周に嵌着される支持枠と、該支持枠と前記ステー枠との間に介装される水平方向変位吸収手段及びトリガー手段とを介して構築物に連結され、トリガー手段が荷重を支持して水平方向変位吸収手段の変形を拘束しているため、クライミングクレーンは極めて安定した状態で支持される。
これに対し、地震等の大きな振動の発生時において、前記構築物又はクライミングクレーンに作用する水平方向加速度が設定値以上となると、前記トリガー手段が塑性変形し、前記水平方向変位吸収手段によって水平方向の変位が吸収される形となる。
この結果、従来の如く、単にステーによって構築物とクライミングクレーンのマストとを連結するのとは異なり、たとえ構築物が免震構造であって地震時等に水平方向への変位がおよそ300〜500[mm]程度となったとしても、クライミングクレーンの揺れ、支持部の相対変位を許容範囲内に収めることが可能となり、該クライミングクレーンのマストに対し強度面で悪影響を及ぼす心配がなくなり、しかも、シリンダ型のダンパーによって構築物とクライミングクレーンのマストとを連結するのに比べ、コンパクトな構造で、構築物とクライミングクレーンとの間隔も広くとらなくて済み、スペース的な面においても制約が少なくなる。
更に、前記支持枠とステー枠との間に水平方向変位吸収手段を介装するようにしてあるため、地震波の方向によらず、一定の免震特性が得られ、安定しており、又、ステー材の部分には特に水平方向変位吸収手段を組み込む必要がないため、該ステー材としては、既設のものを使用することも可能となる。
前記水平方向変位吸収手段を積層ゴム、バネ、又はダンパーとすることができる。
本発明のクレーンの免震支持装置によれば、通常運転時におけるクレーンの支持を安定化させつつ、地震等の大きな振動の発生時には構築物側の水平方向変位の影響がマストに及ぶことを防止し得、又、装置の大型化を回避してスペース的な面における制約も少なくすることができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図5は本発明を実施する形態の一例であって、図中、図8と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図8に示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図1〜図5に示す如く、構築物12から張り出すステー材13の先端に、クライミングクレーン1のマスト2の外周を取り囲むように配設されるステー枠14を連結すると共に、前記マスト2の外周に支持枠15を嵌着し、該支持枠15と前記ステー枠14との間に、水平方向変位吸収手段16と、通常運転時には荷重を支持して前記水平方向変位吸収手段16の変形を拘束し且つ前記構築物12又はクライミングクレーン1に作用する水平方向加速度が設定値以上となった時には塑性変形して前記水平方向変位吸収手段16の変形を許容するトリガー手段17とを介装した点にある。
本図示例の場合、前記水平方向変位吸収手段16は、図2、図3及び図5に示す如く、多数のゴム板と鋼板とを交互に積層した積層ゴム本体16aを、取付フランジ16bと取付フランジ16cとで挟持してなる積層ゴム16Aとし、該積層ゴム16Aの取付フランジ16bを、前記ステー枠14の上面に対し固定すると共に、前記積層ゴム16Aの取付フランジ16cを、前記支持枠15の下面に対し固定し、マスト2の周囲四箇所に前記積層ゴム16Aが配設されるようにしてある。尚、前記水平方向変位吸収手段16は、積層ゴム16Aに限らず、例えば、バネやダンパー等を用いることも可能である。
又、前記マスト2と支持枠15との間には、図4に示す如く、楔18を打ち込むことにより、前記マスト2の外周に支持枠15を嵌着するようにしてある。尚、前記マスト2と支持枠15との間に楔18を打ち込む代わりに、偏心ローラやジャッキを介在させることにより、前記マスト2の外周に支持枠15を嵌着するようにしても良い。
更に又、前記トリガー手段17は、図5に示す如く、前記積層ゴム16Aの積層ゴム本体16aを挟持する取付フランジ16b,16c間を連結するように取り付けられたU字状の鋼材からなる鋼棒ダンパー19によって構成してある。
次に、上記図示例の作用を説明する。
通常運転時には、構築物12に沿って立設されたマスト2は、前記構築物12から張り出すステー材13と、該ステー材13の先端に連結され且つマスト2の外周を取り囲むように配設されるステー枠14と、前記マストの外周に嵌着される支持枠15と、該支持枠15と前記ステー枠14との間に介装される水平方向変位吸収手段16及びトリガー手段17とを介して構築物12に連結され、トリガー手段17が荷重を支持して水平方向変位吸収手段16を構成する積層ゴム16Aの変形を拘束しているため、クライミングクレーン1は極めて安定した状態で支持される。
これに対し、地震等の大きな振動の発生時において、前記構築物12又はクライミングクレーン1に作用する水平方向加速度が設定値以上となると、前記トリガー手段17としての鋼棒ダンパー19が塑性変形し、前記積層ゴム16Aによって水平方向の変位が吸収される形となる。
この結果、従来の如く、単にステー材13によって構築物12とクライミングクレーン1のマスト2とを連結するのとは異なり、たとえ構築物12が免震構造であって地震時等に水平方向への変位がおよそ300〜500[mm]程度となったとしても、クライミングクレーン1の揺れ、支持部の相対変位を許容範囲内に収めることが可能となり、該クライミングクレーン1のマスト2に対し強度面で悪影響を及ぼす心配がなくなり、しかも、シリンダ型のダンパーによって構築物12とクライミングクレーン1のマスト2とを連結するのに比べ、コンパクトな構造で、構築物12とクライミングクレーン1との間隔も広くとらなくて済み、スペース的な面においても制約が少なくなる。
更に、前記支持枠15とステー枠14との間に水平方向変位吸収手段16を介装するようにし、該水平方向変位吸収手段16としての積層ゴム16Aを全て、取付フランジ16bと取付フランジ16cとが水平方向に配置されるようにしてあるため、地震波の方向によらず、一定の免震特性が得られ、安定しており、又、ステー材13の部分には特に水平方向変位吸収手段16を組み込む必要がないため、該ステー材13としては、既設のものを使用することも可能となる。
こうして、通常運転時におけるクライミングクレーン1の支持を安定化させつつ、地震等の大きな振動の発生時には構築物12側の水平方向変位の影響がマスト2に及ぶことを防止し得、又、装置の大型化を回避してスペース的な面における制約も少なくすることができる。
一方、前記トリガー手段17としては、図5に示すような鋼棒ダンパー19を用いる代りに、図6に示す如く、対向配置される固定フランジ20b,20c間に断面形状が円形の湾曲した鉛柱20aの両端を固着してなる鉛ダンパー20によって構成することができる。但し、前記鉛ダンパー20の固定フランジ20b,20cは、前記積層ゴム16Aの取付フランジ16b,16cと平行となるよう配置する必要がある。
又、前記トリガー手段17は、図5に示すような鋼棒ダンパー19や図6に示すような鉛ダンパー20を用いる代りに、前記ステー枠14から張り出すブラケット(図示せず)と支持枠15から張り出すブラケット(図示せず)とをつなぎ且つ前記構築物12又はクライミングクレーン1に作用する水平方向加速度が設定値以上となった時の剪断力で破断されるシヤピン(図示せず)によって構成することもできる。
図7は本発明を実施する形態の他の例であって、図中、図1〜図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図1〜図5に示すものと同様であるが、本図示例の特徴とするところは、図7に示す如く、構築物12から張り出すステー材13の先端に連結されるステー枠14を、クライミングクレーン1のマスト2の外周を取り囲むように配設する代わりに、コ字状の一対の枠とし、該コ字状のステー枠14の上下方向中間位置に、水平方向変位吸収手段16としての積層ゴム16Aを介して中間支持枠15aを配設し、該中間支持枠15aと前記マスト2の外周に嵌着される支持枠15とをピン21にて連結した点にある。
図7にはトリガー手段17は図示していないが、該トリガー手段17は、図5に示す如く、前記積層ゴム16Aの積層ゴム本体16aを挟持する取付フランジ16b,16c間を連結するように取り付けられたU字状の鋼材からなる鋼棒ダンパー19、或いは、図6に示す如く、対向配置される固定フランジ20b,20c間に断面形状が円形の湾曲した鉛柱20aの両端を固着してなる鉛ダンパー20、或いは、前記ステー枠14から張り出すブラケット(図示せず)と支持枠15から張り出すブラケット(図示せず)とをつなぎ且つ前記構築物12又はクライミングクレーン1に作用する水平方向加速度が設定値以上となった時の剪断力で破断されるシヤピン(図示せず)によって構成することができる。
図7に示す例の場合、通常運転時には、構築物12に沿って立設されたマスト2は、前記構築物12から張り出すステー材13と、該ステー材13の先端に連結されるコ字状のステー枠14と、該コ字状のステー枠14の上下方向中間位置に配設される中間支持枠15aと、該中間支持枠15aにピン21にて連結され且つ前記マストの外周に嵌着される支持枠15と、前記中間支持枠15aと前記ステー枠14との間に介装される水平方向変位吸収手段16及びトリガー手段17(図5及び図6参照)とを介して構築物12に連結され、トリガー手段17が荷重を支持して水平方向変位吸収手段16を構成する積層ゴム16Aの変形を拘束しているため、クライミングクレーン1は極めて安定した状態で支持されるのに対し、地震等の大きな振動の発生時において、前記構築物12又はクライミングクレーン1に作用する水平方向加速度が設定値以上となると、前記トリガー手段17としての鋼棒ダンパー19(鉛ダンパー20、或いは、シヤピン)が塑性変形し、前記積層ゴム16Aによって水平方向の変位が吸収される形となる。
この結果、図7に示す例の場合も、従来の如く、単にステー材13によって構築物12とクライミングクレーン1のマスト2とを連結するのとは異なり、たとえ構築物12が免震構造であって地震時等に水平方向への変位がおよそ300〜500[mm]程度となったとしても、クライミングクレーン1の揺れ、支持部の相対変位を許容範囲内に収めることが可能となり、該クライミングクレーン1のマスト2に対し強度面で悪影響を及ぼす心配がなくなり、しかも、シリンダ型のダンパーによって構築物12とクライミングクレーン1のマスト2とを連結するのに比べ、コンパクトな構造で、構築物12とクライミングクレーン1との間隔も広くとらなくて済み、スペース的な面においても制約が少なくなり、更に、前記中間支持枠15aとステー枠14との間に水平方向変位吸収手段16を介装するようにし、該水平方向変位吸収手段16としての積層ゴム16Aを全て、取付フランジ16bと取付フランジ16cとが水平方向に配置されるようにしてあるため、地震波の方向によらず、一定の免震特性が得られ、安定しており、又、ステー材13の部分には特に水平方向変位吸収手段16を組み込む必要がないため、該ステー材13としては、既設のものを使用することも可能となる。
こうして、図7に示す例においても、図1〜図5に示す例と同様、通常運転時におけるクライミングクレーン1の支持を安定化させつつ、地震等の大きな振動の発生時には構築物12側の水平方向変位の影響がマスト2に及ぶことを防止し得、又、装置の大型化を回避してスペース的な面における制約も少なくすることができる。
尚、本発明のクレーンの免震支持装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す概略図である。 本発明を実施する形態の一例を示す要部側面図であって、図1のII部相当図である。 本発明を実施する形態の一例におけるステー材とステー枠と水平方向変位吸収手段とを示す要部平面図であって、図2のIII−III矢視相当図である。 本発明を実施する形態の一例における支持枠を示す要部平面図であって、図2のIV−IV矢視相当図である。 本発明を実施する形態の一例におけるトリガー手段として用いることの可能な鋼棒ダンパーを示す斜視図である。 トリガー手段として用いることの可能な鉛ダンパーを示す側面図である。 本発明を実施する形態の他の例を示す要部斜視図である。 従来のクライミングクレーンにおいて構築物に対しマストを連結した状態を示す概略図である。
符号の説明
1 クライミングクレーン(クレーン)
2 マスト
3 昇降ユニット
4 旋回体
5 ジブ
12 構築物
13 ステー材
14 ステー枠
15 支持枠
15a 中間支持枠(支持枠)
16 水平方向変位吸収手段
16A 積層ゴム
17 トリガー手段
18 楔
19 鋼棒ダンパー
20 鉛ダンパー

Claims (2)

  1. 構築物に沿って立設されたマストを該構築物と連結することにより、補助的に支持するようにしたクレーンの免震支持装置であって、
    前記構築物から張り出すステー材と、
    該ステー材の先端に連結されるステー枠と、
    前記マストの外周に嵌着される支持枠と、
    該支持枠と前記ステー枠との間に介装される水平方向変位吸収手段と、
    通常運転時には荷重を支持して前記水平方向変位吸収手段の変形を拘束し且つ前記構築物又はクレーンに作用する水平方向加速度が設定値以上となった時には塑性変形して前記水平方向変位吸収手段の変形を許容するトリガー手段と
    を備えたことを特徴とするクレーンの免震支持装置。
  2. 前記水平方向変位吸収手段を積層ゴム、バネ、又はダンパーとした請求項1記載のクレーンの免震支持装置。
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