JP2010005757A - マニピュレータ - Google Patents

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Shigeo Hirose
茂男 廣瀬
Hiroyuki Kuwabara
裕之 桑原
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Abstract

【課題】3次元空間的上で広い可動範囲に亘ってリンクの関節点におけるモーメントを補償する補償機構を容易に実現することができるマニピュレータを提供する。
【解決手段】ベースリンク3と、ベースリンク3の一端に第1の回転軸を有する第1の関節点Sを介して他端が接続された中継リンク4と、中継リンク4の長手方向に平行な第2の回転軸を有する第2の関節点Sを介して中継リンク4の一端に接続された2自由度平行リンク構造からなる第1乃至第4のアームリンク6,7,8,9を有するアーム部5とを備え、第1の関節点Sにおける第1の回転軸及び第2の関節点Sにおける第2の回転軸回りの、第1のアームリンク6と第2のアームリンク7と第4のアームリンク9のモーメントの釣り合いが取れている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、3次元空間的な自由度を持ち、3次元空間上でどのような姿勢においてもリンクの回転軸におけるモーメントを補償するマニピュレータに関するものである。
従来、ロボットアーム等のマニピュレータは、アーム自身の質量を支えるために、アームの質量に対して十分に大きな出力を有するアクチュエータを用いていた。このため、従来のマニピュレータでは、アクチュエータで無駄なエネルギーが消費されていた。また、近年マニピュレータは、人間と共存し、例えば人に給仕するロボット等に用いられる場合、安全性を考慮して、アクチュエータの出力が小さいことが望まれている。
そこで、従来のマニピュレータでは、特許文献1及び特許文献2に示すようにバネなどの弾性部材や、特許文献3に示すようにカウンターウエイトにより、各重量によるモーメントの釣り合いをとり、マニピュレータの自重を補償することで、アクチュエータで消費する無駄なエネルギーを軽減し、アクチュエータの出力を小さくする方法がとられていた。
しかしながら、これらのマニピュレータは、2次元平面上の釣り合いをとり、マニピュレータの自重を補償するものであり、3次元空間上の釣り合いをとり、マニピュレータの自重を補償するものではなかった。
特開2003−181789号公報 特開平6−170780号公報 特開2004−291215号公報
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、3次元空間上でどのような姿勢においてもリンクの回転軸におけるモーメントを補償するマニピュレータを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための手段として、本発明に係るマニピュレータは、ベースリンクと、上記ベースリンクの一端に第1の回転軸を有する第1の関節点を介して他端が接続された中継リンクと、上記中継リンクの長手方向に平行な第2の回転軸を有する第2の関節点を介して上記中継リンクの一端に接続された2自由度平行リンク構造からなるアーム部とを備え、上記アーム部は、第1乃至第4のアームリンクを有し、上記第1のアームリンクは、一端に中継リンク側に垂直に折り曲げられた第1の折曲部が形成されるとともに、一端から所定の位置で、上記中継リンクの第2の関節点に接続され、上記第2のアームリンクは、一端に中継リンク側に垂直に折り曲げられた第2の折曲部が形成されるとともに、一端から所定の位置で、上記中継リンクの第2の関節点に接続され、上記第3のアームリンクは、上記第1のアームリンクと平行に位置され、一端が第3の関節点を介して上記第2のアームリンクと第2の関節点より他端側で接続され、上記第4のアームリンクは、上記第2のアームリンクと平行に位置され、一端が第4の関節点を介して上記第1アームリンクと第2の関節点より他端側で接続され、上記第4の関節点と上記第4のアームリンクの他端との間に位置する第5の関節点を介して第3のアームリンクの他端が接続され、上記第1の回転軸及び上記第2の回転軸回りの、上記第1のアームリンクと上記第2のアームリンクと上記第4のアームリンクとのモーメントの釣り合いが取れている。
本発明によれば、マニピュレータは、第1の回転軸及び第2の回転軸回りの、第1のアームリンクと第2のアームリンクと第4のアームリンクとのモーメントの釣り合いが取れているので、3次元空間上でいかなる姿勢においても、リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができる。
以下、本発明が適用されたマニピュレータについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明が適用されたマニピュレータ1は、例えば、図1に示すような人に給仕するロボット10等のアームとして用いられ、本体部10a等に搭載される。このマニピュレータ1は、図1中の3次元座標上において、アームを左右に上げる等のx軸周りの動きや、アームを前後に振る等のy軸周りの動きや、アームを左右に振る等のz軸周りの動きや、これらを組み合わせた動き等、3次元空間上を動かすことが可能である。そして、このマニピュレータ1は、アームが3次元空間上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、リンクの回転軸におけるモーメントを補償することができる。
このようなマニピュレータ1は、図2乃至図5に示すように、基台2に形成されているベースリンク3と、ベースリンク3の一端に第1の回転軸を有する第1の関節点Sを介して他端が接続された中継リンク4と、中継リンク4の長手方向に平行な第2の回転軸を有する第2の関節点Sを介して中継リンク4の一端に接続された2自由度平行リンク構造からなるアーム部5とを備える。なお、図2及び図3は、マニピュレータ1の構成を示す図であり、図4は、図2を簡略して示した図であり、図5は、図2を物理モデル化して示した図である。
ベースリンク3は、例えばマニピュレータ1が搭載されるロボット10の本体部10a等に設けられた基台2に形成されており、中継リンク4に対して位置が固定されている。
中継リンク4は、ベースリンク3と平行に位置しており、他端がベースリンク3の第1の回転軸を有する第1の関節点Sに接続されている。また、中継リンク4は、一端が第1の関節点Sの第1の回転軸の軸方向と直交するとともに長手方向に平行な第2の回転軸を有する第2の関節点Sを介してアーム部5と接続されている。中継リンク4は、図2及び図3に示すようなベースリンク3に設けられた第1の駆動機構12によって、図5に示すような第1の関節点Sにおける3次元座標上において、x軸中心にyz平面上でベースリンク3に対して傾けられる。
第1の駆動機構12は、図2及び図3に示すように、例えば、ベースリンク3の他端近傍に取り付けられた第1の駆動モータ12aと、この第1の駆動モータ12aの回転軸に設けられた第1のプーリ12bと、第1の関節点Sの第1の回転軸に設けられた第2のプーリ12cと、第1のプーリ12b及び第2のプーリ12cに亘って設けられた第1のタイミングベルト12dとからなる。第1の駆動機構12は、第1の駆動モータ12aを駆動させることで、タイミングベルト12dを介して、例えば図4(A)の状態から図4(B)の状態となるように、中継リンク4をベースリンク3に対して傾ける。
以下、第1の関節点Sを原点として、第1の回転軸の軸方向をx軸方向とし、水平方向をy軸方向とし、鉛直方向をz軸方向として説明していく。また、中継リンク4のベースリンク3に対する傾き、即ち、第1の関節点Sにおけるyz平面の水平方向(y軸方向)に対する回転角度を、θとして説明していく。
アーム部5は、2自由度平行リンク構造からなる複数のアームリンクから構成されており、具体的には、図5に示すような物理モデルで示される第1乃至第4のアームリンク6、7、8、9から構成される。
第1のアームリンク6は、図5に示すように、アーム部5を構成する第3のアームリンク8と平行に位置しており、一端から所定の位置で、中継リンク4の一端に設けられた第2の関節点Sに接続される。また、第1のアームリンク6は、一端に中継リンク4側に垂直に折り曲げられた第1の折曲部6aが形成され、他端に第4の関節点Sを介して第4のアームリンク9が接続されている。第1のアームリンク6は、第1の折曲部6aに設けられた第2の駆動機構13によって、図5に示すような第2の関節点Sにおける3次元座標上において、y軸中心にz平面上で、y軸を中心に傾けられる。
第2の駆動機構13としては、図2及び図3に示すように、例えば、第1の折曲部6aに取り付けられた第2の駆動モータ13aと、この第2の駆動モータ13aの回転軸に設けられた第3のプーリ13bと、第2の関節点Sの第2の回転軸に設けられた第4のプーリ13cと、第3のプーリ13b及び第4のプーリ13cに亘って設けられた第2のタイミングベルト13dとからなる。第2の駆動機構13は、第2の駆動モータ13aを駆動させることで、第2のタイミングベルト13dを介して、第2の関節点Sにおける3次元座標上において、y軸中心にz平面上で、第1のアームリンク6を、y軸を中心に傾ける。
以下、第2の関節点Sを原点として、第2の関節点Sの第2の回転軸の軸方向をy軸方向とし、このy軸方向と直交し水平方向と平行な方向をx軸方向とし、y軸方向とx軸方向両方に直交する方向をz軸方向として説明していく。また、第1のアームリンク6の傾き、即ち、第2の関節点Sにおけるz平面の鉛直方向(z軸方向)に対する回転角度をθとして説明していく。
また、第1の折曲部6aは、図3に示すように、第1のアームリンク6との接点とは反対側の先端に、例えばロボット10の本体部10a等に設けられたアクチュエータで先端に接続されたワイヤ14aを所定の力で引っ張る等、補償力付与手段14により、鉛直下方向に第1の補償力が付与される。なお、以下、図5に示すような物理モデルにおいては、第1のアームリンク6の第2の関節点Sから一端側へ所定の位置に、第2の駆動機構13が設けられた第1の折曲部6aとは異なる、中継リンク4側に垂直に折り曲げられた第3の折曲部6bが形成されていることとし、この第3の折曲部6bの先端に、上述したような補償力付与手段14により、鉛直下方向に第1の補償力が付与されるものとして説明していく。
第2のアームリンク7は、アーム部5を構成する第4のアームリンク9と平行に位置しており、一端から所定の位置で、中継リンク4の一端に設けられた第2の関節点Sに接続される。また、第2のアームリンク7は、一端に中継リンク4側に垂直に折り曲げられた第2の折曲部7aが形成され、他端に第3の関節点Sを介して第3のアームリンク8の一端が接続される。第2のアームリンク7は、第2の折曲部7aに設けられた第3の駆動機構15によって、図5に示すような第2の関節点Sにおける3次元座標上において、y軸中心にz平面上で、y軸を中心に傾けられる。
第3の駆動機構15としては、図3に示すように、例えば、第2の折曲部7aに取り付けられた第3の駆動モータ15aと、この第3の駆動モータ15aの回転軸に設けられた第5のプーリ15bと、中継リンク4に設けられた第6のプーリ15cと、第5のプーリ15b及び第6のプーリ15cに亘って設けられた第3のタイミングベルト15dとからなる。第3の駆動機構15は、第3の駆動モータ15aを駆動させることで、第3のタイミングベルト15dを介して、第2の関節点Sにおける3次元座標上において、y軸中心にz平面上で、第2のアームリンク7を、y軸を中心に傾ける。
以下、第2のアームリンク7の傾き、即ち、第2の関節点Sにおけるz平面の水平方向(x軸方向)に対する回転角度をθ23として説明していく。
また、第2の折曲部7aは、図3に示すように、第2のアームリンク7との接点とは反対側の先端に、例えばロボット10の本体部10a等に設けられたアクチュエータで先端に接続されたワイヤ14aを所定の力で引っ張る等、補償力付与手段14により、鉛直下方向に第2の補償力が付与される。なお、以下、図5に示すような物理モデルにおいては、第2のアームリンク7の第2の関節点Sから一端側へ所定の位置に、第3の駆動機構15が設けられた第2の折曲部7aとは異なる、中継リンク4側に垂直に折り曲げられた第4の折曲部7bが形成されていることとし、この第4の折曲部7bの先端に、上述したような補償力付与手段14により、鉛直下方向に第2の補償力が付与されるものとして説明していく。
第3のアームリンク8は、上述したように第1のアームリンク6と平行に位置しており、一端が第3の関節点Sを介して第2のアームリンク7と第2の関節点Sより第2のアームリンク7の他端側で接続されており、他端が第5の関節点Sを介して第4のアームリンク9と接続されている。以下、図5に示すように、第3のアームリンク8の両端の長さが第1のアームリンク6の第2の関節点Sから第4の関節点Sまでの長さと同じ長さであるので、両端の長さを、lとする。
第4のアームリンク9は、上述したように第2のアームリンク7と平行に位置しており、一端が第4の関節点Sを介して第1のアームリンク6と第2の関節点Sより第1のアームリンク6の他端側で接続されており、他端である先端部Tには荷重11が設けられている。また、第4のアームリンク9は、第4の関節点Sと先端部Tとの間に位置する第5の関節点Sを介して第3のアームリンク8の他端と接続されている。
また、第4のアームリンク9は、第2の関節点Sにおいて第1のアームリンク6が鉛直方向に対してθ傾くように駆動するとともに、第2のアームリンク7が水平方向に対してθ23傾くように駆動することにより、2自由度平行リンク構造によって、第1のアームリンク6に対してなす角を有して傾けられる。
以下、第1のアームリンク6と第4のアームリンク9とのなす角をθとして説明していく。
以上のような構成を有するマニピュレータ1は、第1の回転軸を有する第1の関節点Sにおいて、第1の回転軸を中心に、中継リンク4がベースリンク3に対してθ傾くように駆動し、更に、第1の回転軸の軸方向と直交する中継リンク4の長手方向に平行な第2の回転軸を有する第2の関節点Sにおいて、第2の回転軸を中心に、第1のアームリンク6が鉛直方向に対してθ傾くように駆動するとともに、第2のアームリンク7が水平方向に対してθ23傾くように駆動して、アーム部5の2自由度平行リンク構造により、第1のアームリンク6と第4のアームリンク9とのなす角がθとなるような構成を有する3自由度アームである。
このようなマニピュレータ1は、各リンクの各寸法及び重量が次のようにして設計されることで、第1の関節点S及び第2の関節点Sにおける3次元直交座標上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができる。
先ず、図6に示すように、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていない状態で、第1の関節点S及び第2の関節点Sにおける3次元直交座標上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができることを検討する。すなわち、図5に示すようなマニピュレータ1において、荷重11、第1の補償力F、第2の補償力Fがすべて0の場合について検討する。
更に、第1の関節点Sの第1の回転軸周りで釣り合いがとれること、第2の関節点Sの第2の回転軸周りで釣り合いがとれることを、それぞれ検討する。
先ず、第2の関節点Sの第2の回転軸周りの釣り合いについて図7を用いて検討する。図7は、図6に示すようなマニピュレータ1の第2の関節点Sにおけるz平面を示したものである。
図7において、中継リンク4のベースリンク3に対する傾き、即ち、第1の関節点Sにおけるyz平面の水平方向(y軸方向)に対する回転角度を、θとし、第1のアームリンク6の一端から第2の関節点Sまでの長さをlm2とし、第1のアームリンク6の他端から第2の関節点Sまでの長さをlとし、第1のアームリンク6の傾き、即ち、第2の関節点Sの第2の回転軸を中心に鉛直方向に対する回転角度をθとし、第1のアームリンク6の一端から他端までの長さlm2+lの重量と、第1の折曲部6aの重量と、第2の駆動機構13等の第1のアームリンク6に関連する第1のアームリンク6に設けられた関連部材との重量とを合わせてMとする。
また、第2のアームリンク7の一端から第2の関節点Sまでの長さをlm3とし、第2のアームリンク7の他端から第2の関節点Sまでの長さをlとし、第2のアームリンク7の傾き、即ち、第2の関節点Sの第2の回転軸を中心に水平方向に対する回転角度をθ23とし、第2のアームリンク7の一端から他端までの長さlm3+lの重量と、第3の折曲部7aの重量と、第3の駆動機構15等の第2のアームリンク7に関連する第2のアームリンク7に設けられた関連部材との重量とを合わせてMとする。
また、第4の関節点Sから第4のアームリンク9の先端部Tまでの長さをlmrとし、第1のアームリンク6と第4のアームリンク9とのなす角をθとし、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていないときの、第4のアームリンク9の重量をMとする。また、第3のアームリンク8の重量は、他のアームと比較して非常に軽量なため0とみなす。
また、第2の回転軸回りにおいて、第1のアームリンク6の一端から第2の関節点Sまでの長さをlm2の回転角度θ方向に働くモーメントをτm2とし、第2のアームリンク7の一端から第2の関節点Sまでの長さをlm3の回転角度θ23方向に働くモーメントをτm3とし、第4のアームリンク9の回転角度θ23方向に働くモーメントをτPrとし、第1のアームリンク6の他端から第2の関節点Sまでの長さlの回転角度θ方向に働くモーメントをτP4とすると、これら各質点によるモーメントτm2、τm3、τPr、τP4は、下記の(7)式、(8)式、(9)式及び(10)式のようにして求められる。
τm2=lm2sinθ・gcosθ ・・・(7)式
τm3=lm3sinθ23・gcosθ ・・・(8)式
τPr=lmrcosθ23・gcosθ ・・・(9)式
τP4=lsinθ・gcosθ ・・・(10)式
このとき力の釣り合いがとれているとすると、下記の(11)式及び(12)式が成立する。
τm2=τP4 ・・・(11)式
τm3=τPr ・・・(12)式
そして、上記の(11)式及び(12)式に、それぞれ上記の(7)式乃至(10)式を代入すると、下記の(13)式及び(14)式が成立する。
m2sinθ・gcosθ=lsinθ・gcosθ
・・・(13)式
m3sinθ23・gcosθ=lmrcosθ23・gcosθ
・・・(14)式
そして、上記の(13)式及び(14)式を整理すると、下記の(15)式及び(16)式が成立する。
m2=l ・・・(15)式
m3=lmr ・・・(16)式
上記の(15)式及び(16)式から明らかなように、マニピュレータ1は、各リンクの各寸法及び重量が、上記の(15)式及び(16)式を満たすように設計されることで、θ、θ、θ23、θに関わらず、すなわち、第2の関節点Sにおけるz平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができる。
次に、第1の関節点Sの第1の回転軸周りの釣り合いについて図8を用いて検討する。図8は、第1の関節点Sの第1の回転軸を回転軸としてθ傾くように駆動された中継リンク4と、この中継リンク4の第2の関節点Sを介して接続されたアーム部5とを、第1の関節点Sにおけるyz平面に投影したものである。
図8において、第1のアームリンク6の一端から第2の関節点Sまでの長さlm2がyz平面に投影されたときの長さを、lm2(yz)とし、第2のアームリンク7の一端から第2の関節点Sまでの長さlm3がyz平面に投影されたときの長さを、lm3(yz)とし、第4のアームリンク9の先端から第2の関節点Sまでの長さ(l+lmr)がyz平面に投影されたときの長さを、lmr(yz)とすると、これら各アームリンク6、7、8、9の第1の関節点Sにおけるyz平面に投影された長さlm2(yz)、lm3(yz)、lmr(yz)は、下記の(17)式、(18)式及び(19)式で表される。
m2(yz)=lm2cosθ ・・・(17)式
m3(yz)=lm3cosθ23 ・・・(18)式
mr(yz)=lcosθ+lmrsinθ23 ・・(19)式
そして、図8において、中継リンク4の長さをl'とし、第1の折曲部6aの一端からMの重心までの長さをl'm2とし、第2の折曲部7aの一端からMの重心までの長さをl'm3とし、各質点M、M、Mによる第1の回転軸回りのモーメントをそれぞれ、τm2、τm3、τmrとすると、これらの各質点によるモーメントτm2、τm3、τmrは、下記の(20)式、(21)式及び(22)式のようにして求められる。
τm2=(lm2(yz)sinθ+(l'm2−l')cosθ)Mg ・・(20)式
τm3=(lm3(yz)sinθ+(l'm3−l')cosθ)Mg ・・(21)式
τmr=(lmr(yz)sinθ+l'cosθ)Mg ・・(22)式
このときモーメントの釣り合いがとれているとすると、下記の(23)式が成立する。
τm2+τm3=τmr・・・(23)式
そして、上記の(23)式に、それぞれ上記の(20)式、(21)式及び(22)式を代入すると、下記の(24)式が成立する。
(lm2cosθsinθ+(l'm2−l')cosθ)M
+(lm3sinθ23sinθ+(l'm3−l')cosθ)M
=((lcosθ+lmrsinθ23)sinθ+l'cosθ)M
・・・(24)式
そして、上記の(24)式を整理すると、下記の(25)式が成立する。
((lm2−l)cosθ+(lm3−lmr)sinθ23)sinθ
+((l'm2−l')M+(l'm3−l')M−l')cosθ=0
・・・(25)式
上記の(25)式がθ、θ、θ23、θに関わらずに成立するためには、下記の(26)式、(27)式及び(28)式が成立すればよい。
m2=l ・・・(26)式
m3=lmr ・・・(27)式
(l'm2−l')M+(l'm3−l')M=l' ・・・(28)式
上記の(26)式、(27)式及び(28)式から明らかなように、マニピュレータ1は、各リンクの各寸法及び重量が、上記の(26)式、(27)式及び(28)式を満たすように設計されることで、θ、θ、θ23、θに関わらず、すなわち、第1の関節点Sにおけるyz平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができる。
したがって、マニピュレータ1は、上記の(15)式と上記の(26)式とが同じ式であり、上記の(16)式と上記の(27)式とが同じ式であるので、各リンクの各寸法及び重量が、下記の(1)式、(2)式及び(3)式を満たすように設計されることで、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていない場合、θ、θ、θ23、θに関わらず、第1の関節点Sにおけるyz平面上及び第2の関節点Sにおけるz平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができ、これにより、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができる。
m2=l ・・・(1)式
m3=lmr ・・・(2)式
(l'm2−l')M+(l'm3−l')M=l' ・・・(3)式
また、マニピュレータ1は、第1の折曲部6aに第2の駆動モータ13aが設けられ、第2の折曲部7aに第3の駆動モータ15aが設けられることで、第2の駆動モータ13a及び第3の駆動モータ15aの重量を、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償するためのカウンターウエイトの代わりに用いることができ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償するためのカウンターウエイトやバネ等の弾性部材を設ける必要がなく、部品点数の削減を図ることができる。
次に、図9に示すように、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されている状態で、第1の関節点S及び第2の関節点Sにおける3次元直交座標上でいかなる姿勢においても、第3の折曲部6b及び第4の折曲部7bに鉛直下方向に第1の補償力及び第2の補償力を付与することで、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができることを検討する。
図9において、第1のアームリンク6の第2の関節点Sから第3の折曲部6bの第1の接点までの長さをlf2とし、この第1の接点から第1の補償力の作用点までの長さをl'f2とし、第3の折曲部6bに鉛直下方向に付与された第1の補償力をFとする。
また、第2のアームリンク7の第2の関節点Sから第4の折曲部7bの第2の接点までの長さをlf3とし、この第2の接点から第2の補償力の作用点までの長さをl'f3とし、第4の折曲部7bに鉛直下方向に付与された第2の補償力をFとする。
また、第4の関節点Sから第4のアームリンク9の他端側である先端に付与された荷重11までの長さをlとし、荷重11の重量をMとする。
そして、これまでの検討で使用したM、M、Mに働く重力Mg、Mg、Mgを、それぞれF、F、Mgに置き換え、lm2、lm3、l'm2、l'm3、lmrを、それぞれlf2、lf3、l'f2、l'f3、lに置き換えることで、これまでの検討で導いた上記の(1)式、(2)式及び(3)式をそのまま用いることができる。すわなち、上記の(1)式、(2)式及び(3)式を用いて、下記の(4)式、(5)式及び(6)式が成立する。
f2=lg ・・・(4)式
f3=lg ・・・(5)式
(l'f2−l')F+(l'f3−l')F=l'g ・・・(6)式
したがって、以上のような構成を有するマニピュレータ1は、各リンクの各寸法、重量及び付与する補償力が、上記の(4)式、(5)式及び(6)式を満たすように設計されることで、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていても、θ、θ、θ23、θに関わらず、第1の関節点Sにおけるyz平面上及び第2の関節点Sにおけるz平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができるとともに、各リンクの自重以外の付与された荷重11によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを第1及び第2の補償力によって補償することができ、これにより、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができる。
すなわち、マニピュレータ1は、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていない場合、θ、θ、θ23、θに関わらず、第1の関節点Sにおけるyz平面上及び第2の関節点Sにおけるz平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができるので、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されている場合、各リンクの自重以外の荷重11によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを第1及び第2の補償力によって補償すればよく、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができる。
なお、図10に示すように、ベースリンク3が第1のベースリンク3aと第2のベースリンク3bからなるようにしてもよい。
第1のベースリンク3aは、他端が例えばマニピュレータ1が搭載されるロボット10の本体部10a等の基台2に形成されている。また、第1のベースリンク3aは、一端に、第1の関節点Sの第1の回転軸に対して、第2の関節点Sの第2の回転軸の軸方向とは異なる方向に直交する第3の回転軸を有する第6の関節点Sを介して第2のベースリンク3bの他端が接続されている。
第2のベースリンク3bは、Z軸と平行に位置しており、一端に第1の回転軸を有する第1の関節点Sを介して中継リンク4が接続されている。第2のベースリンク3bは、例えば第1のベースリンク3a又は第2のベースリンク3bに設けられた図示しない駆動機構によって、第1の関節点Sにおけるz軸中心にxy平面上で第1のベースリンク3aに対して傾けられるものとなる。
以上のような構成を有するマニピュレータ1は、第2のベースリンク3bが、第6の関節点Sにおけるz軸中心にxy平面上で第1のベースリンク3aに対して傾けられたとしても、上述した図7に示すような第2の関節点Sにおけるz平面上において、力学的な作用が働くことはなく、また、図8に示すような第1の関節点Sにおけるyz平面上においても、力学的な作用が働くことはない。
したがって、マニピュレータ1は、各リンクの各寸法及び重量が、上記の(1)式、(2)式及び(3)式を満たすように設計されることで、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていない場合、θ、θ、θ23、θに関わらず、第1の関節点Sにおけるyz平面上、第2の関節点Sにおけるz平面上及び第6の関節点Sにおけるz軸中心にxy平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができ、これにより、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができる。
また、マニピュレータ1は、各リンクの各寸法、重量及び付与する補償力が、上記の(4)式、(5)式及び(6)式を満たすように設計されることで、第4のアームリンク9の先端部Tに荷重11が付与されていても、θ、θ、θ23、θに関わらず、第1の関節点Sにおけるyz平面上、第2の関節点Sにおけるz平面上及び第6の関節点Sにおけるz軸中心にxy平面上でいかなる姿勢においても、各重量によるモーメントの釣り合いがとれ、各リンクの自重によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを補償することができるとともに、各リンクの自重以外の付与された荷重11によって発生するリンクの回転軸におけるモーメントを第1及び第2の補償力によって補償することができ、これにより、無駄なエネルギーの消費を防ぐことができる。
本発明が適用されたマニピュレータの使用例を示した図である。 本発明が適用されたマニピュレータの構成を示した正面図である。 本発明が適用されたマニピュレータの構成を示した背面図である。 本発明が適用されたマニピュレータの構成を簡略して示した図である。 本発明が適用されたマニピュレータの物理モデルを示した図である。 本発明が適用されたマニピュレータの荷重が付与されていない状態での物理モデルを示した図である。 荷重が付与されていない状態での、第2の関節点におけるz平面を示した図である。 第1の関節点の第1の回転軸を回転軸としてθ傾くように駆動された中継リンクと、この中継リンクの第2の関節点を介して接続されたアーム部とを、投影した第1の関節点におけるyz平面を示した図である。 本発明が適用されたマニピュレータに荷重が付与されている状態での物理モデルを示した図である。 第1の関節点Sの第1の回転軸に対して、第2の関節点Sの第2の回転軸の軸方向とは異なる方向に直交する第3の回転軸を有する第6の関節点を有するベースリンクを備える本発明が適用されたマニピュレータの物理モデルを示した図である。
符号の説明
1 マニピュレータ、2 基台、3 ベースリンク、3a 第1のベースリンク、3b 第2のベースリンク、4 中継リンク、5 アーム部、6 第1のアームリンク、6a 第1の折曲部、6b 第3の折曲部、7 第2のアームリンク、7a 第2の折曲部、7b 第4の折曲部、8 第3のアームリンク、9 第4のアームリンク、10 ロボット、10a 本体部、11 荷重、12 第1の駆動機構、13 第2の駆動機構、14 補償力付与手段、15 第3の駆動機構

Claims (4)

  1. ベースリンクと、
    上記ベースリンクの一端に第1の回転軸を有する第1の関節点を介して他端が接続された中継リンクと、
    上記中継リンクの長手方向に平行な第2の回転軸を有する第2の関節点を介して上記中継リンクの一端に接続された2自由度平行リンク構造からなるアーム部とを備え、
    上記アーム部は、第1乃至第4のアームリンクを有し、
    上記第1のアームリンクは、一端に上記中継リンク側に垂直に折り曲げられた第1の折曲部が形成されるとともに、一端から所定の位置で、上記中継リンクの第2の関節点に接続され、
    上記第2のアームリンクは、一端に上記中継リンク側に垂直に折り曲げられた第2の折曲部が形成されるとともに、一端から所定の位置で、上記中継リンクの第2の関節点に接続され、
    上記第3のアームリンクは、上記第1のアームリンクと平行に位置され、一端が第3の関節点を介して第2の関節点より他端側で上記第2のアームリンクと接続され、
    上記第4のアームリンクは、上記第2のアームリンクと平行に位置され、一端が第4の関節点を介して第2の関節点より他端側で上記第1アームリンクと接続され、上記第4の関節点と上記第4のアームリンクの他端との間に位置する第5の関節点を介して第3のアームリンクの他端が接続され、
    上記第1の回転軸及び上記第2の回転軸回りの、上記第1のアームリンクと上記第2のアームリンクと上記第4のアームリンクとのモーメントの釣り合いが取れているマニピュレータ。
  2. 上記中継リンクの長さをl'とし、
    上記第1のアームリンクの一端から上記第2の関節点までの長さをlm2とし、
    上記第1のアームリンクの他端から上記第2の関節点までの長さをlとし、
    上記第1の折曲部の長さをl'm2とし、
    上記第1のアームリンクの一端から他端までの長さの重量と、上記第1の折曲部の重量とを合わせてMとし、
    上記第2のアームリンクの一端から上記第2の関節点までの長さをlm3とし、
    上記第2の折曲部の長さをl'm3とし、
    上記第2のアームリンクの一端から他端までの長さの重量と、上記第2の折曲部の重量とを合わせてMとし、
    上記第4のアームリンクの長さをlmrとし、
    上記第4のアームリンクの重量をMとした場合、
    下記の(1)式、(2)式及び(3)式が概略満たされるように形成される請求項1記載のマニピュレータ。
    m2=l ・・・(1)式
    m3=lmr ・・・(2)式
    (l'm2−l')M+(l'm3−l')M=l' ・・・(3)式
  3. 更に、上記第1のアームリンクには、一端近傍に上記中継リンク側に垂直に折り曲げられた第3の折曲部が形成され、
    上記第3の折曲部には、鉛直下方向に第1の補償力が付与され、
    更に、上記第2のアームリンクには、一端近傍に上記中継リンク側に垂直に折り曲げられた第4の折曲部が形成され、
    上記第4の折曲部には、鉛直下方向に第2の補償力が付与され、
    上記第4のアームリンクの他端側である先端に荷重が付与される場合、
    上記第1のアームリンクの第2の関節点から上記第3の折曲部との第1の接点までの長さをlf2とし、
    上記第1の接点から上記第1の補償力の作用点までの長さをl'f2とし、
    上記第3の折曲部に鉛直下方向に付与された上記第1の補償力をFとし、
    上記第2のアームリンクの第2の関節点から上記第4の折曲部との第2の接点までの長さをlf3とし、
    上記第2の接点から上記第2の補償力の作用点までの長さをl'f3とし、
    上記第4の折曲部に鉛直下方向に付与された上記第2の補償力をFとし、
    上記第4の関節点から上記第4のアームリンクの他端側である先端に付与された上記荷重までの長さをlとし、
    上記荷重の重量をMとした場合、
    下記の(4)式、(5)式及び(6)式が概略満たされるように形成される請求項2記載のマニピュレータ。
    f2=lg ・・・(4)式
    f3=lg ・・・(5)式
    (l'f2−l')F+(l'f3−l')F=l'g ・・・(6)式
  4. 上記ベースリンクは、第1のベースリンクと、第2のベースリンクからなり、
    上記第1のベースリンクには、一端に、上記第1の関節点の第1の回転軸に対して、上記第2の関節点の第2の回転軸の軸方向とは異なる方向に直交する第3の回転軸を有する第6の関節点を介して上記第2のベースリンクの他端が接続され、
    上記第2のベースリンクは、一端に、上記第1の回転軸を有する第1の関節点を介して上記中継リンクの他端が接続される請求項2又は請求項3のうち一記載のマニピュレータ。
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