JP2010005315A - たくし上げカーテンの生地取付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フレーム21から複数枚のカーテン生地を吊下支持し、カーテン生地を昇降装置で昇降可能としたたくし上げカーテンにおいて、カーテン生地を、フレーム21の前面と、フレーム21に回動可能に支持した取付辺34から吊下支持し、取付辺34はフレーム21の係止部36に対し、該フレーム21の後方若しくは前方から掛止め可能とした。
【選択図】図3
Description
図12に示すフレーム6では、取付辺9が回動可能であるので、梱包時には取付辺9を収容部7a,7bの下縁に沿う方向に回動させた状態とすれば、取付辺9への無用な外力が作用し難いので、変形も生じ難い。
請求項3では、前記抜け止め部材は、前記フレームの下縁部にあてがって回動可能とした主板と、前記主板の下面に設けたつまみ片と、前記主板の上面に設けられ、該主板の回動操作に基づいて前記フレームのリブに係合する固定片とを備えた。
請求項5では、前記掛止部を半円弧状に形成するとともに、該円弧の中心を回動中心として前記係止部に回動可能に支持して、前記取付辺の回動時の掛止部と前記抜け止め部材との間隔を一定とした。
次に、前記カーテン生地22a,22bをフレーム21に取り付ける構成を説明する。
前記フレーム21の前面には、同フレーム21の全長に亘って面ファスナー44が取着され、前記取付辺34の前面には同取付辺34の全長に亘って面ファスナー45が取着される。
上記のように構成されたたくし上げカーテンでは、組み立て時にはフレーム21の収容部26a,26b内に前記昇降コード巻取り装置27、速度調整装置28、ストッパ29を組み込み、取付辺34をフレーム21に取着する。そして、収容部26bに少なくとも2つの抜け止め部材38を取着し、図6に示すように、取付辺34を収容部26aの開口部に沿う方向に回動した状態で梱包する。
(1)フレーム21と取付辺34からカーテン生地22a,22bを吊下支持して、二重タイプのたくし上げカーテンを構成することができる。
(2)フレーム21の梱包時には、取付辺34を収容部26aの開口部に沿う方向に回動させることができる。従って、梱包して運搬するとき、取付辺34の変形を未然に防止することができる。
(3)取付辺34の下端を係止部36より室内側として、取付辺34を鉛直線に対し27度以上傾けると、係止部36に対し取付辺34の掛止部37を後方から取着することができる。従って、取付辺34とフレーム21との組み立て作業時に必要とするスペースを前記従来例に比して縮小することができる。
(4)フレーム21に取付辺34を取着した後に、収容部26bの開口部に抜け止め部材38を取着することにより、取付辺34のフレーム21からの脱落を防止することができる。
(5)抜け止め部材38は、固定片40を収容部26b内に位置させて主板39を下方からリブ35c,35dにあてがい、この状態で主板39を回動することにより、固定片40をリブ35c,35dに係合させて、抜け止め部材38を収容部26bの開口部に容易に固定することができる。
(6)収容部26bに抜け止め部材38を取着した状態でも、取付辺34を前方へ回動することができるので、抜け止め部材38を取着した状態で梱包することができる。
(7)取付辺34を回動させても、掛止部37と抜け止め部材38の斜辺41aとの間隔を一定に維持することができるので、取付辺34の回動角に関わらず、取付辺34のフレーム21からの脱落を防止することができる。
・フレーム21の係止部36と取付辺34の掛止部37は、取付辺を後方から掛止め可能とし、かつ取付辺を回動可能に支持する構成であれば、上記の形状に限定されるものではない。
・抜け止め部材38と同様な機能を、フレーム21の端部に取着される操作装置31あるいはキャップに備えてもよい。
・図8に示すように、フレーム21aの下面に形成された係止部36aに取付辺34を後方から取着し、その係止部36aの後方においてフレーム21aの下面に形成されたリブ46に抜け止め部材38を取着するようにしてもよい。
・図9に示すように、フレーム21b下面に形成された係止部36bに取付辺34を前方から取着し、その係止部36bの後方においてフレーム21bの下面に形成されたリブ47に抜け止め部材38を取着するようにしてもよい。
するようにしてもよい。
・図10(a)に示すように、収容部48a,48bを上下方向に積み重ねたフレーム49の後端部下縁に係止部36を形成し、その係止部36から取付辺34を吊下支持するようにしてもよい。係止部36と掛止部37はともに半円弧状であるが、図10(b)に示すように、取付辺34を水平方向に回動させた状態でのみ、係止部36に着脱可能とする。
Claims (6)
- フレームから複数枚のカーテン生地を吊下支持し、前記カーテン生地を昇降装置で昇降可能としたたくし上げカーテンにおいて、
前記カーテン生地を、前記フレームの前面と、前記フレームに回動可能に支持した取付辺から吊下支持し、前記取付辺を前記フレームの係止部に掛止め可能とするとともに、前記係止部からの前記取付辺の脱落を阻止する抜け止め部材を前記フレームに取着したことを特徴とするたくし上げカーテンの生地取付装置。 - 前記フレームの下端部を上方へ屈曲して前記係止部を設け、前記取付辺の上端部を下方へ屈曲して前記係止部に掛止め可能とした掛止部を設けたことを特徴とする請求項1記載のたくし上げカーテンの生地取付装置。
- 前記抜け止め部材は、
前記フレームの下縁部にあてがって回動可能とした主板と、
前記主板の下面に設けたつまみ片と、
前記主板の上面に設けられ、該主板の回動操作に基づいて前記フレームのリブに係合する固定片と
を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載のたくし上げカーテンの生地取付装置。 - 前記つまみ片は、前記固定片が前記リブに係合するとき、前記取付辺の掛止部に近接して該取付辺の前記係止部からの脱落を阻止することを特徴とする請求項3記載のたくし上げカーテンの生地取付装置。
- 前記掛止部を半円弧状に形成するとともに、該円弧の中心を回動中心として前記係止部に回動可能に支持して、前記取付辺の回動時の掛止部と前記抜け止め部材との間隔を一定としたことを特徴とする請求項3又は4記載のたくし上げカーテンの生地取付装置。
- 前記取付辺を前記係止部に回動可能に取着するとともに、該取付辺を水平方向に回動させた状態でのみ前記係止部に着脱可能とし、前記フレームには前記係止部より下方まで延設される昇降装置を取着して前記抜け止め部材としたことを特徴とする請求項1記載のたくし上げカーテンの生地取付装置。
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