JP2010004198A - レベルシフト回路及びパワー半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低耐圧トランジスタを使用して構成可能であり、CMOSプロセスに適した回路構成を有するレベルシフト回路を提供する。
【解決手段】レベルシフト回路10が有するトランジスタM5は、V_BOOTとV_LXの間に結合され、ハイサイドNMOSトランジスタMAのゲートを駆動するための出力信号を生成する。V_BOOTは、ブートストラップ回路11によってV_LXを基準に生成される。V_LXは、トランジスタMAのソース電位である。PMOSトランジスタM3は、ソースとバックゲートがV_BOOTに、ドレインがトランジスタMAのゲートに結合される。クランプ・トランジスタM11は、ゲートがトランジスタMAのソースに、ソースとバックゲートがトランジスタM3のドレインに結合される。クランプ・トランジスタM12は、ゲートがトランジスタMAのソースに、ソースとバックゲートがトランジスタM3のゲートに結合される。
【選択図】図2

Description

本発明は、パワー半導体装置が有するハイサイドNMOSトランジスタを駆動するための出力信号を生成するレベルシフト回路に関する。
降圧型DC/DCコンバータ等のパワー半導体装置は、電源電位とグランド電位との間に直列に接続された2つのスイッチング素子を有し、これら2つのスイッチング素子を相補的にオン/オフする。電子機器の小型化や長時間駆動を追及するために、これら2つのスイッチング素子のうちのハイサイド(高電位)側にはNMOS(N-channel Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタが使用されている。NMOSトランジスタは、PMOS(P-channel Metal-Oxide Semiconductor)トランジスタに比べて実装面積が小さく、オン抵抗等の特性が良好である。このため、ハイサイド側のスイッチング素子にNMOSトランジスタを使用することによって、スイッチング素子の実装面積の低減と高効率化が達成できる。
ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位は、グランド電位(0V)から電源電位VCC(例えば5V)近くまで変化する。したがって、ハイサイドNMOSトランジスタを駆動するためには、ブートストラップ回路と、レベルシフト回路が必要である。ブートストラップ回路は、電源電圧より高電位V_BOOT(例えば、2VCC=10V)を生成し、これをレベルシフト回路やハイサイドNMOSトランジスタを直接的に駆動する駆動バッファ等に供給する。また、レベルシフト回路は、ハイサイドNMOSトランジスタのオン・オフ制御のためのPWM(Pulse Width Modulation)制御信号の電圧振幅を変換する。具体的には、レベルシフト回路は、グランド電位(0V)から電源電位VCC(例えば5V)の間でレベル変化するPWM制御信号を、グランド電位(0V)から高電位V_BOOTの最大値(例えば10V)の間でレベル変化する出力信号に変換する。
レベルシフト回路は複数のスイッチング・トランジスタを用いて構成されている。このため、レベルシフト回路内の各トランジスタのゲート・ソース間電圧及びドレイン・ソース間電圧が所定の耐圧レベルを超えないよう配慮しなければならない。図4に示す従来のレベルシフト回路は、高耐圧トランジスタの使用を必要とする。一方、図5に示す従来のレベルシフト回路は、高電位V_BOOTとグランド電位との最大電位差に比べて相対的に低耐圧なトランジスタを使用して構成可能である。以下、図4及び5に示す従来のレベルシフト回路について簡単に説明する。
図4のレベルシフト回路50aは、特許文献1に開示されている。レベルシフト回路50aは、入力端子501に入力されるPWM制御信号の電圧振幅を増大させた出力信号を出力端子502に供給する。NMOSトランジスタM1及びM2のソース及びバックゲートは、グランド電位に接続されている。NMOSトランジスタM1のゲートには入力端子501に与えられたPWM制御信号が供給される。一方、NMOSトランジスタM2のゲートには、インバータ503によって反転されたPWM制御信号が供給される。よって、トランジスタM1及びM2は、一方がオンするときには他方がオフする。つまりトランジスタM1及びM2は、相補的に動作する。
PMOSトランジスタM3及びM4のソース及びバックゲートは、ハイサイドNMOSトランジスタの駆動のために昇圧された電源電位VDD(例えば10V)に接続されている。トランジスタM3のドレインはトランジスタM4のゲートに、トランジスタM4のドレインはトランジスタM3のゲートに交差して接続されている。同時に、トランジスタM3のドレインは、ハイサイドNMOSトランジスタを駆動するためのPMOSトランジスタM5のゲートと、上述したNMOSトランジスタM1のドレインに接続されている。また、トランジスタM4のドレインは、NMOSトランジスタM2のドレインに接続されている。
図4のレベルシフト回路50aに与えられる電源電位VDDが10Vである場合、トランジスタM3及びM4のゲート・ソース間電圧VGS及びドレイン・ソース間電圧VDSの最大値は、約10Vである。また、トランジスタM1及びM2のドレイン・ソース間電圧VDSの最大値も約10Vである。したがって、トランジスタM1〜M4は、10V以上の高耐圧トランジスタとしなければならない。高耐圧トランジスタの使用は、チップ面積の増大、製造工程の増加を招き、レベルシフト回路の製造コストの増大要因となる。
一方、図5に示すレベルシフト回路50bは、図4に示したレベルシフト回路50aの改良として、特許文献1に開示されている。レベルシフト回路50bは、4つのクランプ・トランジスタM51〜M54を有する。PMOSトランジスタM51及びNMOSトランジスタM53は、上述したトランジスタM3のドレイントとトランジスタM1のドレインとの間に直列に接続されている。また、PMOSトランジスタM52及びNMOSトランジスタM54は、上述したトランジスタM3のドレイントとトランジスタM1のドレインとの間に直列に接続されている。トランジスタM51〜M54のゲートは、ツェナーダイオード504を介して電源電位VDDに結合されており、一定のバイアス電圧V_BIAS(例えば、VDD/2)でバイアスされている。
図5のレベルシフト回路50bでは、4つのクランプ・トランジスタM51〜M54の働きによって、トランジスタM1及びM2のドレイン電位は、V_BIAS(厳密にはV_BIAS−閾値電圧Vth)以下にクランプされる。また、トランジスタM3及びM4のドレイン電位は、V_BIAS(厳密にはV_BIAS+閾値電圧Vth)以上にクランプされる。つまり、V_BIASを適切に設定することによって、レベルシフト回路50bは、トランジスタM1〜M4のゲート・ソース間電圧VGS並びにドレイン・ソース間電圧VDSが過度に大きくなることを抑制できる。したがって、レベルシフト回路50bは、電源電位VDDとグランド電位との最大電位差に比べて相対的に低耐圧なトランジスタを使用して構成することができる。
特開平11−205123号公報(図2、図8)
図5に示した従来のレベルシフト回路50bは、クランプ・トランジスタM51〜54をバイアスするために、クランプ・トランジスタM51〜54のゲートに一定のバイアス電圧V_BIASを供給するツェナーダイオード504を必要とする。よって、レベルシフト回路50bをCMOSプロセスによって製造する場合に、ツェナーダイオードを他のトランジスタ類と同一チップ上に混載することが難しいという問題がある。
本発明の第1の態様にかかるレベルシフト回路は、電源電位とグランド電位の間に直列に接続されたハイサイド・スイッチング素子としてのハイサイドNMOSトランジスタ及びローサイド・スイッチング素子と、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に対して所定のレベルだけ高電位側にシフトさせた第1の電位を生成するブートストラップ回路とを有するパワー半導体装置に結合して使用される。当該レベルシフト回路は、駆動トランジスタ、第1のPMOSトランジスタ、PMOS型の第1及び第2のクランプ・トランジスタを有する。
ここで、前記駆動トランジスタは、ソース・ドレイン経路が前記第1の電位と前記ソース電位との間に結合され、前記ハイサイドNMOSトランジスタのゲートを駆動するための出力信号を生成する。前記第1のPMOSトランジスタは、ソース及びバックゲートが前記第1の電位に結合され、ドレインが前記駆動トランジスタのゲートに結合される。前記第1のクランプ・トランジスタは、ゲートが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に結合され、ソース及びバックゲートが前記第1のPMOSトランジスタのドレインに結合される。さらに、前記第2のクランプ・トランジスタは、ゲートが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に結合され、ソース及びバックゲートが前記第1のPMOSトランジスタのゲートに結合される。
上述したように、本発明の第1の態様にかかるレベルシフト回路は、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位を前記第1及び第2のクランプ・トランジスタに対するバイアス電圧として利用している。ところで、ブートストラップ回路によって生成される第1の電位と基準電位である前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位との電位差は常時一定であり、これら2つの電位は互いに連動して変化する。
つまり、前記第1及び第2のクランプ・トランジスタに対するバイアス電圧は、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位の変化に追随して動的に変化する。よって、前記第1及び第2のクランプ・トランジスタは、前記第1のPMOSトランジスタのゲート電位並びにドレイン電位、及び前記駆動トランジスタのゲート電位を前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位以上にクランプすることができる。これにより、前記第1のPMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧並びにドレイン・ソース間電圧、及び前記駆動トランジスタのゲート・ソース間電圧が過度に大きくなることを抑制できる。したがって、本発明の第1の態様にかかるレベルシフト回路は、前記第1の電位と前記グランド電位との最大電位差に比べて相対的に低耐圧なトランジスタを使用して構成することができる。
また、特許文献1に開示されたレベルシフト回路50bは、レベルシフト動作を妨げることがないように、前記第1及び第2のクランプ・トランジスタに適切なバイアス電圧を供給するためのツェナーダイオード等のバイアス回路を必要とする。これに対して、本発明の第1の態様にかかるレベルシフト回路は、ツェナーダイオード等のバイアス回路を必要としないため、レベルシフト回路50bに比べて同一チップでの実現が容易である。
本発明の第2態様にかかるレベルシフト回路は、上述した第1の態様にかかるレベルシフト回路と同様に、電源電位とグランド電位の間に直列に接続されたハイサイド・スイッチング素子としてのハイサイドNMOSトランジスタ及びローサイド・スイッチング素子と、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位を高電位側にレベルシフトさせた第1の電位を生成するブートストラップ回路とを有するパワー半導体装置に結合して使用される。当該レベルシフト回路は、駆動トランジスタ、第1のPMOSトランジスタ、及びクランプ回路を有する。
ここで、前記駆動トランジスタは、ソース・ドレイン経路が前記第1の電位と前記ソース電位との間に結合され、前記ハイサイドNMOSトランジスタのゲートを駆動するための出力信号を生成する。前記第1のPMOSトランジスタは、ソース及びバックゲートが前記第1の電位に結合され、ドレインが前記駆動トランジスタのゲートに結合される。また、前記クランプ回路は、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位がバイアス電圧として供給され、前記第1のPMOSトランジスタのゲート電位及びドレイン電位を前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位以上にクランプする。
このように構成された本発明の第2の態様にかかるレベルシフト回路は、上述した第1の態様にかかるレベルシフト回路と同様に、前記第1の電位と前記グランド電位との最大電位差に比べて相対的に低耐圧なトランジスタを前記第1のPMOSトランジスタ及び前記駆動トランジスタとして使用することを可能とする。また、第2の態様にかかるレベルシフト回路は、特許文献1に開示されたレベルシフト回路に比べてCMOSプロセスに適した回路構成を実現できる。
本発明により、低耐圧トランジスタを使用して構成可能であり、CMOSプロセスに適した回路構成を有するレベルシフト回路を提供できる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
図1は、本発明の一実施形態にかかるレベルシフト回路10が適用されるパワー半導体装置1の回路ブロック図である。また、図2は、レベルシフト回路10の構成を示す回路ブロック図である。以下では、図1及び2を参照して、レベルシフト回路10の入力信号及び出力信号の特性と、レベルシフト回路10の具体的な構成について説明する。
図1に示す半導体パワー装置1は、電源電位VCCとグランド電位GNDとの間に直列に接続された、スイッチング素子としてのNMOSトランジスタMA及びMBを有する。このうち、ハイサイドNMOSトランジスタMAのドレインは、電源電位VCCに接続されている。トランジスタMAのソース及びバックゲートは、ローサイドNMOSトランジスタMBのドレインに接続されている。トランジスタMBのソースは、グランド電位GNDに接続されている。また、トランジスタMAのゲートは、後述する駆動バッファ12から供給されるハイサイド駆動信号によって駆動される。同様に、トランジスタMBのゲートは、後述する駆動バッファ13から供給されるローサイド駆動信号によって駆動される。
ブートストラップ回路11は、ハイサイドNMOSトランジスタMAがオフのときに、充電されるコンデンサ110を有している。ブートストラップ回路11は、電源電位VCCに接続されたダイオード111を介してコンデンサ110を充電する。ブートストラップ回路11は、コンデンサ110の充電電圧によって、トランジスタMAを駆動するために設けられたレベルシフト回路10及び駆動バッファ12を動作させる。具体的には、ブートストラップ回路11は、トランジスタMAのソース電位V_LXを所定の電圧レベルだけ昇圧させたブート電位V_BOOTを生成する。
レベルシフト回路10は、PWM制御信号を入力し、PWM制御信号の信号振幅を増大させた出力信号を生成する。レベルシフト回路10の出力信号は、ハイサイドNMOSトランジスタMAを駆動するために駆動バッファ12に供給される。
駆動バッファ12は、レベルシフト回路10の出力信号からハイサイド駆動信号を生成する。また、駆動バッファ12は、PWM制御信号を入力し、PWM制御信号からローサイド駆動信号を生成する。
ダイオード14及び15は、トランジスタMA及びMBを過電圧から保護する。
なお、本実施の形態では、説明の便宜上、電源電位VCC、グランドGND、ブート電位V_BOOT、PWM制御信号電位V_IN、レベルシフト回路10の出力信号電位V_OUT、ハイサイドNMOSトランジスタMAのソース電位V_LX、ハイサイド駆動信号電位V_HG、及びローサイド駆動信号電位V_LGに、以下の具体的な値を使用して説明する。
VCC :5V
GND :0V
V_IN :0〜5V
V_OUT :0〜10V
V_BOOT:5〜10V
V_LX :0〜5V
V_HG :0〜10V
V_LG :0〜5V
続いて図2を参照して、レベルシフト回路10の具体的な構成例について説明する。なお、説明の便宜のために、図2に示すレベルシフト回路10の構成要素の一部であるトランジスタM1〜M5及びインバータ503は、図5に示した従来のレベルシフト回路50bが有する対応要素と同一の符号を付している。
図2において、PMOSトランジスタM5及びNMOSトランジスタM7は、V_BOOTとV_LXの間に直列に接続されている。また、PMOSトランジスタM6及びNMOSトランジスタM8は、トランジスタM5及びM7とは並列に、V_BOOTとV_LXの間に直列接続されている。
トランジスタM6のゲートは、PMOSトランジスタM4のドレインに接続されている。つまり、PMOSトランジスタM5及び6のゲートは、PWM制御信号の信号電圧V_INに応じて互いに相補的に動作するトランジスタM3及びM4によって駆動される。このため、トランジスタM5及びM6もまた、PWM制御信号の信号電圧V_INに応じて、互いに相補的にオン・オフ動作を行う。なお、上述したように、トランジスタM5は、ハイサイドNMOSトランジスタMAを駆動するための出力信号を生成する駆動トランジスタである。
NMOSトランジスタM7のゲートは、PMOSトランジスタM6のドレインに接続されている。また、NMOSトランジスタM8のゲートは、PMOSトランジスタM5のドレインに接続されている。つまり、NMOSトランジスタM7及び8のゲートは、互いに相補的に動作するトランジスタM5及びM6によって駆動される。このため、トランジスタM7及びM8は、互いに相補的にオン・オフ動作を行う。
また、図2に示すレベルシフト回路10は、トランジスタM11〜M16を含むクランプ回路100を有する。トランジスタM11〜M16は、いずれもそのソース電位を所定の電位以上又は所定電位以下にクランプする。3つのクランプ・トランジスタM11、M13及びM15は、PMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM1の間に直列に接続されている。また、3つのクランプ・トランジスタM12、M14及びM16は、PMOSトランジスタM3とNMOSトランジスタM1の間に直列に接続されている。
クランプ・トランジスタM11及び12はいずれもPMOS型である。トランジスタM11及び12のゲートは、ハイサイドNMOSトランジスタMAのソース電位V_LXによってバイアスされている。トランジスタM11のソース及びバックゲートは、トランジスタM3のドレインに接続されている。また、トランジスタM12のソース及びバックゲートは、トランジスタM4のドレインに接続されている。つまり、トランジスタM11及び12は、トランジスタM3及びM4のドレイン電位を、V_LX以上、厳密にはV_LX+閾値電圧Vth以上にそれぞれクランプする。ここで、閾値電圧Vthは、トランジスタM11又は12がオンするために要するゲート・ソース間電圧である。
クランプ・トランジスタM13及び14はいずれもPMOS型である。トランジスタM13及び14のゲートは、グランド電位GND(0V)によってバイアスされている。トランジスタM13のソース及びバックゲートは、トランジスタM11のドレインに接続されている。また、トランジスタM14のソース及びバックゲートは、トランジスタM12のドレインに接続されている。つまり、トランジスタM13及び14は、トランジスタM11及びM12のドレイン電位を、0V以上、厳密には閾値電圧Vth以上にそれぞれクランプする。ここで、閾値電圧Vthは、トランジスタM13又は14がオンするために要するゲート・ソース間電圧である。
上述したトランジスタN11〜14とは異なり、クランプ・トランジスタM15及び16はいずれもNMOS型である。トランジスタM15及び16のゲートは、電源電位VCC(5V)によってバイアスされている。トランジスタM15のソース及びバックゲートは、NMOSトランジスタM1のドレインに接続されている。また、トランジスタM16のソース及びバックゲートは、NMOSトランジスタM2のドレインに接続されている。つまり、トランジスタM15及び16は、トランジスタM1及びM2のドレイン電位を、電源電位VCC(5V)以下、厳密には電源電位VCC−閾値電圧Vth以下にそれぞれクランプする。ここで、閾値電圧Vthは、トランジスタM15又は16がオンするために要するゲート・ソース間電圧である。
続いて以下では、本実施の形態にかかるレベルシフト回路10の動作について説明する。レベルシフト回路10の動作状態は、PWM制御信号電位V_INのレベル変化と、ハイサイドNMOSトランジスタMAのオン・オフ状態変化を境界として、以下に列挙する4つの状態S1〜S4に分類できる。状態S1〜S4の各々に対応する期間は、図3に示されている。図3は、レベルシフト回路10の入力信号及び出力信号を示す波形図である。
<状態S1>
V_INが0V。トランジスタMAがオフ。V_LXが0V。V_BOOTが5V。
<状態S2>
V_INが5V。トランジスタMAがオフからオンに切り替わる。V_LXが0V、V_BOOTが5Vに維持されている。
<状態S3>
V_INが5V。トランジスタMAがオン。V_LXが5V。V_BOOTが10V。
<状態S4>
V_INが0V。トランジスタMAがオンからオフに切り替わる。V_LXが5V、V_BOOTが10Vに維持されている。
状態S1では、トランジスタM1はオフ、M2はオン、M3はオン、M4はオフ、M5はオフ、M6はオン、M7はオン、M8はオフとなる。このため、レベルシフト回路10の出力信号電位V_OUTは、V_LXに応じて0Vである。なお、クランプ・トランジスタM11及びM12のゲートに対する印加電圧V_LXは0Vであるから、クランプ・トランジスタM11〜M16は全てオンしている。このため、レベルシフト回路10の基本的なレベルシフト動作に異常が生じることは無い。また、このとき、V_BOOTは5Vである。したがって、レベルシフト回路10内に耐圧の問題を生じる可能性のあるトランジスタは存在しない。
状態S2では、トランジスタM1はオン、M2はオフ、M3はオフ、M4はオン、M5はオン、M6はオフ、M7はオフ、M8はオンにそれぞれ切り替わる。これにより、レベルシフト回路10の出力信号電位V_OUTは、V_BOOTに応じて5Vに変化する。なお、状態S1と同様に、クランプ・トランジスタM11及びM12のゲートに対する印加電圧V_LXは0Vであるから、クランプ・トランジスタM11〜M16は全てオンしている。このため、レベルシフト回路10の基本的なレベルシフト動作に異常が生じることは無い。また、V_BOOTが5Vであるため、状態S2においても、レベルシフト回路10内に耐圧の問題を生じる可能性のあるトランジスタは存在しない。
状態S3では、PWM制御信号電位V_INに応じてハイサイドNMOSトランジスタMAがオン状態になったときに、V_LXが上昇し5Vとなるとともに、コンデンサ110によりV_BOOTが上昇し10Vとなる。
以下では、状態S3でのレベルシフト回路10内の各トランジスタのゲート・ソース間電圧VGS及びドレイン・ソース間電圧VDSについて詳細に検討する。状態3では、クランプ・トランジスタM11及びM12のゲート印加電圧は5Vである。ハイサイドMOSトランジスタMAがオンすることによって、そのソース電位V_LXが5Vに上昇したためである。したがって、図2中のA点、つまりトランジスタM3のドレイン電位、トランジスタM4のゲート電位、及びトランジスタM5のゲート電位は、5V(厳密には5+Vth [V])以上にクランプされる。また、図2中のB点、つまりトランジスタM4のドレイン電位、トランジスタM3のゲート電位、及びトランジスタM6のゲート電位は、5V(厳密には5+Vth [V])以上にクランプされる。よって、トランジスタM3のVGS及びVDS、トランジスタM4のVGS及びVDS、トランジスタM5のVGS、並びにトランジスタM6のVGSは、5V以上にならない。また、V_BOOTとV_LXの電位差は常に5Vであるため、トランジスタM5及びM6のVDS、並びにトランジスタM7及びM8のVGS及びVDSの耐圧も問題ない。したがって、状態S3において、トランジスタM3〜M8の耐圧が問題となることはない。
次に、状態S3におけるトランジスタM1及びM2のVGS及びVDSについて検討する。クランプ・トランジスタM15及びM16のゲート印加電圧は、電源電位VCC(5V)である。このため、図2中のG点及びH点、つまりトランジスタM1及びM2のドレイン電位は5V(厳密には5−Vth[V])以下にクランプされる。よって、トランジスタM1及びM2のVGS及びVDSの耐圧が問題になることもない。
なお、状態S3におけるクランプ・トランジスタM11及びM12のゲートに対する印加電圧V_LXは5Vである。また、V_BOOTは10Vである。このため、クランプ・トランジスタM11〜M16は全てオンしている。したがって、レベルシフト回路10の基本的なレベルシフト動作に異常が生じることは無い。
最後に、状態S4では、ハイサイドNMOSトランジスタMAがオフ状態に切り替わる。しかしながら、状態S4は、トランジスタMAがオフする際の過渡的な状態であるため、V_LXは5Vに維持され、V_BOOTは10Vに維持されている。状態S4では、トランジスタM1はオフ、M2はオン、M3はオン、M4はオフ、M5はオフ、M6はオン、M7はオン、M8はオフに切り替わる。これにより、レベルシフト回路10の出力信号電位V_OUTは、V_LXに応じて5Vに変化する。
状態S4では、状態S3と同様に、クランプ・トランジスタM11及びM12のゲート印加電圧は5Vである。したがって、図2中のA点及びB点の電位は、5V(厳密には5+Vth [V])以上にクランプされる。よって、状態S3と同様に、トランジスタM3〜M8の耐圧が問題となることはない。
また、クランプ・トランジスタM15及びM16のゲート印加電圧は、電源電位VCC(5V)である。このため、状態S3に関して述べたのと同様に、図2中のG点及びH点、つまりトランジスタM1及びM2のドレイン電位は5V(厳密には5−Vth[V])以下にクランプされる。このため、トランジスタM1及びM2のVGS及びVDSの耐圧が問題になることもない。
なお、状態S4におけるクランプ・トランジスタM11及びM12のゲートに対する印加電圧V_LXは5Vである。また、V_BOOTは10Vである。このため、クランプ・トランジスタM11〜M16は全てオンしている。したがって、レベルシフト回路10の基本的なレベルシフト動作に異常が生じることは無い。
上述したように、クランプ・トランジスタM11は、トランジスタM3のドレイン電位、トランジスタM4のゲート電位、及びトランジスタM5のゲート電位を、ハイサイドNMOSトランジスタMAのソース電位V_LX+閾値電圧Vth以上にクランプする。また、クランプ・トランジスタM12は、トランジスタM4のドレイン電位、トランジスタM3のゲート電位、及びトランジスタM6のゲート電位を、ハイサイドNMOSトランジスタMAのソース電位V_LX+閾値電圧Vth以上にクランプする。
ここで、トランジスタMAのソース電位V_LXは、ブートストラップ回路11によって生成されるV_BOOTの基準電位であり、V_BOOTとV_LXの電位差は常時一定(本実施の形態の具体例では5V)である。このため、クランプ・トランジスタM11及びM12は、トランジスタM3のVGS及びVDS、トランジスタM4のVGS及びVDS、トランジスタM5のVGS、並びにトランジスタM6のVGSの最大値を、V_BOOTのレベル変動に関わらず、実質的に一定の値である"V_BOOT−V_LX−Vth(本実施の形態の具体例では5−Vth[V])"に制限することができる。
よって、本実施の形態にかかるレベルシフト回路10は、電源電位VCCより高電位とされたV_BOOTに対応した高耐圧のトランジスタを使用する必要がない。上述した具体例では、トランジスタM1〜M8及びM11〜M16は、耐圧が10V以上の高耐圧のトランジスタである必要がなく、例えば耐圧が7V程度のトランジスタであればよい。
また、本実施の形態にかかるレベルシフト回路10は、図5に示した従来のレベルシフト回路50bが必要とするバイアス回路としてのツェナーダイオード504を必要としない。このため、レベルシフト回路50bに比べてCMOSプロセスに適した回路構成を実現できる。
加えて、特許文献1には明示的に示されていないが、ブートストラップ回路からレベルシフト回路50bに供給される電源電圧VDD(本実施の形態のV_BOOTに相当)の電圧レベルが変動する場合がある。VDDが変動した場合、ツェナーダイオードを設けただけでは変動したVDDに対応したVDD/2を生成することができない。このため、トランジスタM1及びM2のドレイン電位のクランプが不十分となり、トランジスタM1及びM2のドレイン・ソース間電圧がこれらの耐圧を越えるおそれがある。つまり、レベルシフト回路50bが電源電圧VDD(本実施の形態のV_BOOTに相当)の変動に十分に対応するためには、変動したVDDに対応したVDD/2を生成することが可能なバイアス調整回路をさらに必要とする。
これに対して、図2に示したレベルシフト回路10の具体的な構成では、クランプ・トランジスタM15及びM16は、電源電位VCCによってバイアスされている。一方、V_BOOTはVCCに基づいて生成される(図1を参照)。つまり、VCCとV_BOOTは互いに連動して変動し、電源電位VCCが増減した場合にはV_BOOTも一緒に増減する。このため、図2に示したレベルシフト回路10は、追加のバイアス調整回路を設けることなく、電源電位VCCの変動に対応することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態にかかるレベルシフト回路の適用例の1つであるパワー半導体装置の回路ブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるレベルシフト回路の回路ブロック図である。 図2に示したレベルシフト回路の入出力信号を示す波形図である。 従来のレベルシフト回路を示す回路ブロック図である。 従来のレベルシフト回路を示す回路ブロック図である。
符号の説明
1 パワー半導体装置
10 レベルシフト回路
11 ブートストラップ回路
12、13 駆動バッファ
100 クランプ回路
MA ハイサイドNMOS
MB ローサイドNMOS
M11〜M16 クランプ・トランジスタ

Claims (8)

  1. ハイサイド・スイッチング素子としてのハイサイドNMOSトランジスタ及びローサイド・スイッチング素子と、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に対して所定のレベルだけ高電位側にシフトさせた第1の電位を生成するブートストラップ回路とを有するパワー半導体装置に結合して使用されるレベルシフト回路であって、
    ソース・ドレイン経路が前記第1の電位と前記ソース電位との間に結合され、前記ハイサイドNMOSトランジスタのゲートを駆動するための出力信号を生成する駆動トランジスタと、
    ソース及びバックゲートが前記第1の電位に結合され、ドレインが前記駆動トランジスタのゲートに結合される第1のPMOSトランジスタと、
    ゲートが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に結合され、ソース及びバックゲートが前記第1のPMOSトランジスタのドレインに結合されるPMOS型の第1のクランプ・トランジスタと、
    ゲートが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に結合され、ソース及びバックゲートが前記第1のPMOSトランジスタのゲートに結合されるPMOS型の第2のクランプ・トランジスタと、
    を備えるレベルシフト回路。
  2. ソース及びバックゲートがグランド電位に結合され、PWM制御信号がゲートに供給される第1のNMOSトランジスタと、
    ソース及びバックゲートがグランド電位に結合され、前記PWM制御信号の反転信号がゲートに供給される第2のNMOSトランジスタと、
    ソース及びバックゲートが前記第1の電位に結合され、ドレインが前記第1のPMOSトランジスタのゲート及び前記第2のクランプ・トランジスタのソースに結合される第2のPMOSトランジスタとをさらに備え、
    前記第1のクランプ・トランジスタのソース・ドレイン経路は、前記第1のPMOSトランジスタのドレインと前記第1のNMOSトランジスタのドレインの間に結合され、
    前記第2のクランプ・トランジスタのソース・ドレイン経路は、前記第2のPMOSトランジスタのドレインと前記第2のNMOSトランジスタのドレインの間に結合される、
    請求項1に記載のレベルシフト回路。
  3. 前記第1のクランプ・トランジスタのドレインと前記第1のNMOSトランジスタのドレインの間に直列に接続されるPMOS型の第3のクランプ・トランジスタ及びNMOS型の第4のクランプ・トランジスタと、
    前記第2のクランプ・トランジスタのドレインと前記第2のNMOSトランジスタのドレインの間に直列に接続されるPMOS型の第5のクランプ・トランジスタ及びNMOS型の第6のクランプ・トランジスタとをさらに備え、
    前記第3及び第5のクランプ・トランジスタのゲートはグランド電位に結合され、
    前記第4及び第6のクランプ・トランジスタのゲートは電源電位に結合される、
    請求項2に記載のレベルシフト回路。
  4. 前記第3のクランプ・トランジスタのソース及びバックゲートは、前記第1のクランプ・トランジスタのドレインに結合され、
    前記第3のクランプ・トランジスタのドレインは、前記第4のクランプ・トランジスタのドレインに結合され、
    前記第4のクランプ・トランジスタのソース及びバックゲートは、前記第1のNMOSトランジスタのドレインに結合され、
    前記第5のクランプ・トランジスタのソース及びバックゲートは、前記第2のクランプ・トランジスタのドレインに結合され、
    前記第5のクランプ・トランジスタのドレインは、前記第6のクランプ・トランジスタのドレインに結合され、
    前記第6のクランプ・トランジスタのソース及びバックゲートは、前記第2のNMOSトランジスタのドレインに結合される、
    請求項3に記載のレベルシフト回路。
  5. ソースが前記第1の電位に結合され、ゲートが前記第2のPMOSトランジスタのドレインに結合される第3のPMOSトランジスタと、
    ソースが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソースに結合され、ドレインが前記駆動トランジスタのドレインに結合され、ゲートが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに結合される第3のNMOSトランジスタと、
    ソースが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソースに結合され、ドレインが前記第3のPMOSトランジスタのドレインに結合され、ゲートが前記駆動トランジスタのドレインに結合される第4のNMOSトランジスタと、
    をさらに備える、請求項2乃至4のいずれか1項に記載のレベルシフト回路。
  6. ハイサイド・スイッチング素子としてのハイサイドNMOSトランジスタ及びローサイド・スイッチング素子と、前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に対して所定のレベルだけ高電位側にシフトさせた第1の電位を生成するブートストラップ回路とを有するパワー半導体装置に結合して使用されるレベルシフト回路であって、
    ソース・ドレイン経路が前記第1の電位と前記ソース電位との間に結合され、前記ハイサイドNMOSトランジスタのゲートを駆動するための出力信号を生成する駆動トランジスタと、
    ソース及びバックゲートが前記第1の電位に結合され、ドレインが前記駆動トランジスタのゲートに結合される第1のPMOSトランジスタと、
    前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位がバイアス電圧として供給され、前記第1のPMOSトランジスタのゲート電位及びドレイン電位を前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位以上にクランプするクランプ回路と、
    を備えるレベルシフト回路。
  7. ハイサイド・スイッチング素子としてのハイサイドNMOSトランジスタ及びローサイド・スイッチング素子と、
    前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位を高電位側にレベルシフトさせた第1の電位を生成するブートストラップ回路と、
    ソース・ドレイン経路が前記第1の電位と前記ソース電位との間に結合され、前記ハイサイドNMOSトランジスタのゲートを駆動するための出力信号を生成する駆動トランジスタと、
    ソース及びバックゲートが前記第1の電位に結合され、ドレインが前記駆動トランジスタのゲートに結合される第1のPMOSトランジスタと、
    ゲートが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に結合され、ソース及びバックゲートが前記第1のPMOSトランジスタのドレインに結合されるPMOS型の第1のクランプ・トランジスタと、
    ゲートが前記ハイサイドNMOSトランジスタのソース電位に結合され、ソース及びバックゲートが前記第1のPMOSトランジスタのゲートに結合されるPMOS型の第2のクランプ・トランジスタと、
    を備えるパワー半導体装置。
  8. 第1の制御信号と前記第1の制御信号の電圧値よりも所定の電位だけ高電位側にシフトした電圧値を有する第2の制御信号とが供給され、第1の駆動制御信号が入力されるレベルシフト回路であって、
    前記第1の駆動制御信号の電圧レベルをレベルシフトした第2の駆動制御信号を出力する駆動トランジスタと
    レベルシフト用に前記第2の制御信号が供給され、且つ、前記第1の駆動制御信号に基づき制御される第1のトランジスタと
    前記第1の駆動制御信号が入力される第2のトランジスタと、
    前記第1および第2のトランジスタの間に挿入され、且つ、ゲートに前記第1の制御信号が印加される、前記第1のトランジスタのドレイン電位をクランプするためのクランプ用トランジスタと、
    を備えるレベルシフト回路。
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