JP2010003803A - 電気化学デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の積層体を直列又は並列に接続して構成される電気化学デバイスであって、製造工程が複雑化することなく、特性のバラツキが生じにくく、構造的な不具合が生じた場合でも、特性劣化をくい止めやすい電気化学デバイス及びその製造方法を提供する。
【解決手段】この電気化学デバイス10は、少なくとも2枚の電極21,22と、各電極間に配置されたセパレータ23と、各電極間に充填された電解質とを有する積層体20a、20b、20cが複数配置され、各積層体の一部の電極どうしが引出電極24を介して互いに連結されており、互いに連結された複数の積層体が共通の封止体31、32に封入されると共に、前記引出電極が通る部分で封止されることにより、各積層体が個別に封止されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池や電気二重層キャパシタ等の電気化学デバイス及びその製造方法に関する。
例えば、携帯電話,デジタルスチルカメラ,ノートパソコン等の電気機器や、ハイブリッド電気自動車においては、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池、更に電気二重層キャパシタやレドックスキャパシタ等の電気化学キャパシタなどの、電荷を蓄積することができる、いわゆる電気化学デバイスが広く用いられている。
従来のこの種の電気化学デバイスとして、例えば、下記特許文献1には、2以上のセルを電気的に直列につないで積層させた構成が示されている。1つ1つのセルに含まれる電解質溶液が隣接する他のセルに含まれる電解質溶液と接触しないように、セルを1つずつ独立に封止した後、封止体の外部に引き出された電極を接続する構成が採用されている。
また、下記特許文献2には、正極電極形成層を配置した集電体部と、負極電極形成層を配置した集電体部とを、セパレータを介して交互に積層して構成された積層体と、該積層体を電解液に含浸し、密封するフレキシブルな外装ケースとで構成された薄型形状の積層電気二重層キャパシタにおいて、電極形成層を配置しない部分を略長方形又は略正方形の形状を有する集電体の主面の中間部分に1箇所以上設けることで、集電体の中間部分に電極形成層を配置しない構造とし、該電極層を配置しない中間部分で折り曲げ可能とした積層電気二重層キャパシタが開示されている。
特表2004−515083号公報 特開2006−339414号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたように、複数のセル又はデバイスを直列又は並列につないで構成される電気化学デバイスでは、複数のセルを電気的に接続する工程が必要となり、製造作業性が悪かった。また、各セルの製造時の容量や抵抗などの特性バラツキによって、デバイス全体の特性バラツキが大きく影響され、また、特定のセルに対して負荷が集中しやすく、使用過程での各セルの劣化が生じやすかった。
また、特許文献2に記載された積層電気二重層キャパシタでは、集電体の中間部分に電極形成層を配置しない構造として、該電極層を配置しない中間部分で折り曲げ可能としているが、1つの外装ケースで密封された構造をなしているので、電解液の漏洩など構造的な不具合が生じた場合、特性劣化をくい止めることができず、最終的にはオープン不良となる可能性があった。また、デバイス面積が広くなると温度上昇などによる膨張が大きくなりやすいという問題があった。
したがって、本発明の目的は、複数の積層体を直列又は並列に接続して構成される電気化学デバイスであって、製造工程が複雑化することなく、特性のバラツキが生じにくく、構造的な不具合が生じた場合でも、特性劣化をくい止めやすい電気化学デバイス及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の電気化学デバイスは、少なくとも2枚の電極と、各電極間に配置されたセパレータと、各電極間に充填された電解質とを有する積層体が複数配置され、各積層体の一部の電極どうしが引出電極を介して互いに連結されており、互いに連結された複数の積層体が共通の封止体に封入されると共に、前記引出電極が通る部分で封止されることにより、各積層体が個別に封止されていることを特徴とする。
本発明の電気化学デバイスによれば、1つの電気化学デバイスを構成する複数の積層体が引出電極を介して互いに連結されて、共通の封止体に封入されているので、複数のセルを電気的に接続する工程が不要となると共に、各積層体に対する製造条件が共通化するため、特性のバラツキが生じにくくすることができる。また、各積層体は、引出電極が通る部分で封止されることにより、個別に封止されているので、いずれかの積層体において構造的な不具合が生じた場合でも、その不具合が他の積層体に波及することはないので、特性劣化をくい止めやすく、オープン不良となることを防止できる。
本発明の電気化学デバイスにおいて、前記各積層体は、4枚以上の電極がセパレータを介して交互に積層され、各電極は、積層方向に沿って交互に極性が変わるように配置され、各電極から、極性の同じものどうしで整合し、極性が異なるものどうしで位置をずらして、突出片が延出されており、同じ極性の電極の前記突出片どうしが連結されていることが好ましい。この態様によれば、各積層体における電極面積を広くとることができるので、電気化学デバイスのキャパシティを大きくすることができる。
また、前記突出片は、各電極の周縁の斜めに対向する位置から、各電極の極性の異なるものどうしで位置が左右反対になるように延出されており、同じ極性の電極の前記突出片どうしが連結されることにより、各極性の電極の突出片どうしがたすき掛けされた状態で連結されるように構成されていることが好ましい。この態様によれば、一方の極性の電極は、他方の極性の電極のたすき掛けされた突出片により、他方の極性の電極は、一方の極性の電極のたすき掛けされた突出片により、それぞれ保持されるので、製造工程の途中や製造後においても、積層された電極やセパレータがずれにくく、信頼性の高い電気化学デバイスを提供することができる。
本発明の好ましい態様によれば、前記積層体の隣接するものどうしを連結する引出電極は、各積層体を電気的に直列に接続している。この態様によれば、各積層体を電気的に直列に接続することにより、出力電圧の高い電気化学デバイスを提供できる。
本発明の別の好ましい態様によれば、前記積層体の隣接するものどうしを連結する引出電極は、各積層体を電気的に並列に接続している。この態様によれば、各積層体を電気的に並列に接続することにより、キャパシティの大きな電気化学デバイスを提供できる。
また、本発明の更に別の好ましい態様によれば、前記積層体は、所定間隔をおいて1列に配置され、前記封止体は、その周縁部の他に、隣接する各積層体の間で封止されて、前記各積層体が個別に封止されている。この態様によれば、積層体が1列で配列され、比較的幅狭なタイプの電気化学デバイスを提供できる。
本発明の更に別の好ましい態様によれば、前記積層体は、複数列をなして各列どうしで整合して所定間隔で配置され、前記封止体は、その周縁部の他に、各列の間及び各列における隣接する積層体の間で封止されて、前記各積層体が個別に封止されている。この態様によれば、積層体が複数列をなすと共に各列どうしで整合して所定間隔で配置されているので、1つの電気化学デバイスに含まれる積層体の数を増やし、電気化学デバイスの性能を高めることができる。
一方、本発明の電気化学デバイスの製造方法は、少なくとも2枚の電極と、各電極間に配置されたセパレータと、各電極間に充填された電解質とを有する積層体が複数配置され、各積層体の一部の電極どうしが引出電極を介して互いに連結されており、互いに連結された複数の積層体が共通の封止体に封入されると共に、前記引出電極が通る部分で封止されることにより、各積層体が個別に封止された電気化学デバイスの製造方法において、前記電極及び前記セパレータに、それぞれ突出片を形成して、該突出片に連結された連結帯を介して、前記電極及び前記セパレータをそれぞれシート状にして供給し、前記電極のシートと前記セパレータのシートとを交互に積層すると共に、この積層体を挟むように前記封止体のシートを被覆し、個々のデバイスに分離して前記電解質を充填して前記封止体で封止するか、又は前記電解質を充填して前記封止体で封止して個々のデバイスに分離することを特徴とする。
本発明の電気化学デバイスの製造方法によれば、上記構成上の特徴を有する電気化学デバイスを、ロールトゥロールで作業性良く製造することができる。
本発明の電気化学デバイスは、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池、更に電気二重層キャパシタやレドックスキャパシタ等の電気化学キャパシタなどの、電荷を蓄積すると共に、その電荷を必要に応じて放出するためのもので、携帯電話,デジタルスチルカメラ,ノートパソコン等の電気機器や、ハイブリッド電気自動車等に、好適に利用される。
以下、本発明を電気化学デバイスの一種である電気二重層キャパシタに適用した実施形態を挙げて説明する。図1〜10には、電気二重層キャパシタに適用した本発明の電気化学デバイスの第1実施形態が示されている。
図1に示すように、この電気化学デバイス10は、一方の極性の電極21と、他方の極性の電極22とを、それらの間にセパレータ23を介して交互に積層してなる3つの積層体20a、20b、20cを有している。この場合、積層体20a、20bの最上部に位置する電極22どうしは、ストリップ状に伸びる引出電極24を介して連結されている。同様に、積層体20b、20cの最下部に位置する電極21どうしも、ストリップ状に伸びる引出電極24を介して連結されている。そして、この3つの積層体20a、20b、20cの外周を、共通の封止体31,32で覆って構成されている。
図2は、上記3つの積層体20a、20b、20cを、共通の封止体31,32で封止した状態の平面図であり、封止体31,32に設けられた開口部33,34(図1参照)により、後述する態様で、電極21,22の一部が露出して、外部電気部品への接続のための露出端子を構成するようになっている。また、各積層体20a、20b、20cの間の部分を、引出電極24に交差するラインBに沿って封止されており、各積層体20a、20b、20cが個別に封止された状態となっている。
各電極21,22は、集電体21a、22aと、その片面もしくは両面の所定の領域に形成された分極性電極21b、22bとで構成されている。なお、図1には明示されていないが、最外側に配置された電極21,22には、その内側に位置する片面にのみ分極性電極21b、22bが形成されており、中間に配置された電極21,22には、その両側に分極性電極21b、22bが形成されている。また、一方の極性の電極21の集電体21aには、図1中右上辺の左側と左下辺の右側から突出する突出片21cが形成されている。他方の極性の電極22の集電体22aには、図1中右上辺の右側と左下辺の左側から突出する突出片22cが形成されている。また、セパレータ23は、図1中の右上辺及び左下辺の中央からそれぞれ突出する突出片23aを有している。
上記集電体21a、22aとしては、例えば金属箔、導電性ゴム、金属繊維シート、金属メッシュ等を用いることができ、その金属としては、アルミニウム,タンタル,ニオブ,チタン,ハフニウム,ジルコニウム,亜鉛,タングステン,ビスマス,アンチモン等の、いわゆるバルブ金属(弁金属、バルブメタルともいう)が好ましく用いられる。また、分極性電極21b、22bとしては、表面積の大きな活性炭等の多孔質材料や、炭素繊維等が用いられる。分極性電極21b、22bは、集電体21a、22aの表面にコーティング等の手段によって付着形成されている。
セパレータ23は、極性の異なる一対の電極21,22の間に配置される。そして、図1中の右上辺と左下辺の中央部に突出片23aを有している。セパレータ23は、対向する一対の極性の異なる電極21,22どうしを絶縁すると共に、一対の電極21,22間の電解質中のイオンを移動可能とする部材であり、例えばポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、セルロース、アラミド樹脂等、或いは、それらを混合させた多孔性ポリマーフィルムや不織布等で形成することができる。
図3は、上記電極21,22及びセパレータ23を積層した積層体20a、20b、20cを示している。一方の極性の電極21の集電体21aから突出する突出片21cどうし、及び他方の極性の電極22の集電体22aから突出する突出片22cは、上下に整合している。また、セパレータ23の突出片23aも、上下に整合している。
図4は、上記電極21,22の上下に整合する突出片21c、22cどうしを接合して連結した状態を示している。突出片21c、22cどうしの接合は、例えば平行抵抗溶接、スポット溶接、超音波接合、レーザー溶接等の方法で行なうことができる。一方の極性の電極21の突出片21cどうしは、右上辺左側と左下辺右側とで連結されて、それらの間に位置する電極22やセパレータ23をたすき掛けにして斜めに囲んで保持する。他方の極性の電極22の突出片22cどうしは、右上辺右側と左下辺左側とで連結されて、それらの間に位置する電極21やセパレータ23を上記たすき掛けとは交差する方向のたすき掛けにして斜めに囲んで保持する。電極21、22の突出片21c、22cを上記のように連結することによって、電極21、22及びセパレータ23の積層状態が安定して保持され、それぞれの重なり位置がずれることを防止できる。
なお、電極21,22の上下に整合する突出片21c、22cどうしを接合するだけでなく、セパレータ23の突出片23aどうしを接合してもよい。セパレータ23の突出片23aどうしを接合することにより、電極21、22及びセパレータ23の動きをより制限して、互いの重なり位置のずれ防止効果を高めることができる。
図5〜7は、封止体31、32で上記積層体20を被覆した状態を示し、図5は図4のV−V矢示線に沿った断面図、図6は図4のVI−VI矢示線に沿った断面図、図7は図4のVII−VII矢示線に沿った断面図である。各電極21,22はセパレータ23を介して対向配置され、その対向する内面にそれぞれ分極性電極21b、22bが形成されている。一方の極性の電極21の突出片21cは、図4、6に示すように、積層体20aの左下辺の右側で連結された部分が、封止体31、32の開口部33に整合し、開口部33を通して露出した端子をなしている。また、他方の極性の電極22の突出片22cは、図4,5に示すように、積層体20cの左下辺の左側で連結された部分が封止体31、32のもう1つの開口部34に整合し、開口部34を通して露出した端子をなしている。なお、図5、6では、開口部33、34と各端子部をなす突出片21c、22cとが離れた状態となっているが、実際には、電極21,22及びセパレータ23は薄いシートからなっており、開口部33、34の内側内周が、対応する突出片21c、22cに溶着又は接着により接合されてシールされた状態となっている。なお、開口部33、34は、封止体31,32のいずれか一方だけに設けることもできる。また、封止体31に開口部33、封止体32に開口部34を設けることもでき、あるいはその逆にすることもできる。更に、封止体31,32に開口部を設けることなく、突出片21c、22cを封止体31,32の接合部端縁から突出させて端子とすることもできる。
更に、図7に示すように、積層体20aと積層体20bとを連結する他方の極性の電極22の集電体22aどうしが引出電極24によって連結されており、この引出電極24の部分で封止体31,32が溶着又は接着によって接合されている。同様に、積層体20bと積層体20cとを連結する一方の極性の電極21の集電体21aどうしが引出電極24によって連結されており、この引出電極24の部分で封止体31,32が溶着又は接着によって接合されている。その結果、各積層体20a、20b、20cは、封止体31,32によってそれぞれ個別に封止されている。
封止体31,32としては、非透湿性と十分な強度を有するものであればよく、特に限定されないが、例えば、金属箔をラミネートされた合成樹脂フィルムなどが好ましく使用される。金属箔としては、アルミニウム等が好ましく、合成樹脂フィルムとしては、例えばポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂、あるいはこれらの積層物(例えば、ナイロンをベース材とし、シーラントとしてポリプロピレンを積層させ、これらをポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合樹脂等で挟み込んだ構成)が好ましく用いられる。封止体31,32どうしを熱溶着によって接合する場合には、少なくとも内面に熱溶着可能な樹脂層が設けられるようにすることが好ましい。
封止体31,32で積層体20を封止する前に、積層体20の各電極21,22の間に電解質が充填される。電解質としては、特に限定されないが、例えばテトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレート(EtNBF)や、下式(i)で示される化合物等が採用される。
[RN]・・・(i)
(式中、R〜Rは、不飽和結合,エーテル結合,アミド結合,又はエステル結合を有してもよい炭素数1〜6のアルキル基、又は、分子中に窒素原子を有してもよい炭素数4〜6のシクロアルキル基を表し、Xは、ClO 、BF 、PF 、(CFSO、CFSO 、CSO のような陰イオンを表す。)
上記電解質がプロピレンカーボネート(PC)、アセトニトリル、メトキシアセトニトリル、3−メトキシプロピオニトリル、γ−ブチロラクトン、ブチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、エチレンカーボネート、スルホラン、3−メチルスルホラン等の溶媒により溶解されることにより、電解液が形成されて、これが極性の異なる一対の電極21,22間に充填されるようになっている。なお、弗素を含む電解質は、水分が侵入すると弗酸を生じ、集電体21a,22aを腐食させる虞れがあるため、封止体31,32で厳密に封入する必要がある。
こうして得られた電気化学デバイス(この実施形態では電気二重層キャパシタ)10は、突出片21c、22cが露出した端子部に正負の電圧を印加することにより、表面積の大きな活性炭等の多孔質材料や、炭素繊維等からなる分極性電極21b、22bの表面に、正極の場合には負のイオンが集積し、負極の場合には正のイオンが集積して、電気二重層が形成され、容量の大きなキャパシタとして作用するので、充放電可能な電池として利用することができる。なお、この実施形態の電気化学デバイス10は、各積層体20a、20b、20cのそれぞれに、一対の電極21,22とセパレータ23とで構成されるキャパシタが2層ずつ存在し、2層のキャパシタが並列に接続された構造をなし、また、各積層体20a、20b、20cどうしは直列に接続されているので、電気化学デバイス10全体としては、図10に示すような回路構成となる。図10におけるCは、一対の電極21,22とセパレータ23とで構成されるキャパシタを表している。
そして、本発明の電気化学デバイス10においては、図2に示したように、封止体31,32が、引出電極24に交差するラインBに沿って各積層体20a、20b、20cの間の部分を封止されて、各積層体20a、20b、20cが個別に封止されているので、いずれかの積層体において構造的な不具合が生じた場合でも、その不具合が他の積層体に波及することはないので、特性劣化をくい止めやすく、オープン不良となることを防止できる。また、1つの電気化学デバイスを構成する複数の積層体が引出電極を介して互いに連結されて、共通の封止体に封入されているので、複数のセルを電気的に接続する工程が不要となると共に、各積層体に対する製造条件が共通化するため、特性のバラツキが生じにくくすることができる。
次に、図8,9を参照して、上記電気化学デバイス10の製造方法について説明する。
図8において、41は、一方の極性の電極21の集電体21aを形成するための第1集電体シート41aを巻いた第1集電体ロールであり、42は、他方の極性の電極22の集電体22aを形成するための第2集電体シート42aを巻いた第2集電体ロールであり、43は、セパレータ23を形成するためのセパレータシート43aを巻いたセパレータロールである。この実施形態では、2つの第1集電体ロール41と、2つの第2集電体ロール42と、3つのセパレータロール43が用いられる。
第1集電体ロール41から引き出された第1集電体シート41a、及び第2集電体ロール42から引き出された第2集電体シート42aには、その幅方向中央部に表面積の大きな活性炭等の多孔質材料や、炭素繊維等からなる分極性電極21b、22bが塗布形成される。この場合、積層体20の中間部に配置される第1集電体シート41a、第2集電体シート42aには、その両面に分極性電極21b、22bが形成され、外側に配置される第1集電体シート41a、第2集電体シート42aには、その内面にのみ分極性電極21b、22bが形成される。また、セパレータロール43から引き出されたセパレータシート43aは、第1集電体シート41aと第2集電体シート42aとの間に配置される。
そして、最下方に位置する第1集電体シート41aは金型51aにより、その上方に位置するもう1つの第1集電体シート41aは金型51bにより、最上方に位置する第2集電体シート42aは金型52aにより、その下方に位置するもう一つの第2集電体シート42aは金型52bにより、更にセパレータシート43aは金型53により、それぞれ図示する形状となるように打抜き成形される。
こうして成形された各シート41a、42a、43aを、図示するように積層する。なお、図示を省略したが、実際には、最上層の第2集電体シート42aの外側には、更に封止体31を形成するシートが配置され、最下層の第1集電体シート41aの外側には,封止体32を形成するシートが配置されて、上記各シート41a、42a、43aの積層物の外側を覆うようになっている。
図9に示すように、各シート41a、42a、43aを積層した状態で、例えば最上面に位置する、金型52aにより打抜き成形された第2集電体シート42aは、積層体20aを構成する集電体22a1と、積層体20bを構成する集電体22a2と、積層体20cを構成する集電体22a3と、各集電体22a1、22a2、22a3の上辺右側及び下辺左側から延出された突出片22cと、これらの突出片22cを連結する連結体44と、連結体44に所定間隔で設けられた送り孔45とを有し、送り孔45によって位置制御しつつ送られるようになっている。第1集電体シート41a及びセパレータシート43においても同様であり、それぞれの突出片21c、23aが連結帯44によって連結され、連結帯44に設けられた送り孔45によって位置制御しつつ送られるようになっている。このように、各シート41a、42a、43aの両側を連結帯44によって支持しつつ搬送することにより、安定して搬送できると共に、正確に位置合わせすることができる。この状態で、上下に整合する突出片21c、22cを、平行抵抗溶接、スポット溶接、超音波接合、レーザー溶接等の方法で接合する。
そして、図8,9には図示していないが、図1に示した封止体31、32となるシートを積層物の外側に被せて覆い、図2に示したラインA,Bの部分で封止体31,32を封止し、図9中の破線C,Dでカットすることにより、個々のデバイスに分離することができる。なお、図2に示したラインAのいずれか一辺を残して封止体31,32を封止し、上記封止されていない開口部から電解質を充填した後、残りの一辺を封止することによって、電解質を充填封止することができる。また、電解質の充填は、個々のデバイスに分離する前に充填してもよく、個々のデバイスに分離した後に充填してもよい。このように、本発明の電気化学デバイス10は、ロールトゥロールで各シートを安定して供給し、正確に位置合わせして積層し、作業性よく製造することができる。
図11〜19には、本発明の電気化学デバイスの第2実施形態が示されている。なお、前記第1実施形態と実質的に同じ部分には同じ符号を付して、その説明を省略することにする。
図11に示すように、この電気化学デバイス10aは、一方の極性の電極21と、他方の極性の電極22とを、それらの間にセパレータ23を介して交互に積層してなる2つの積層体20a、20bを有している。それぞれの電極21,22は、第1実施形態と同様に、集電体21a、22aと、その片面もしくは両面の所定の領域に形成された分極性電極21b、22bとを有している。この実施形態では、それぞれの積層体20a、20bにおいて、電極21が2枚、電極22が2枚、セパレータ23が3枚で構成されている。
そして、各積層体20a、20bに対応して、積層方向の中央寄りに配置された左右の電極21は、引出電極24を介して連結されているが、積層方向の最下部に配置された左右の電極21は、互いに分離されている。また、各積層体20a、20bに対応して、積層方向の最上部に配置された左右の電極22は、互いに分離しているが、積層方向の中央寄りに配置された左右の電極22は、引出電極24を介して連結されている。電極21の引出電極24と、電極22の引出電極24は、互いに反対方向に位置して、重ならないようになっている。更に、同じ高さに配置された左右のセパレータ23は、互いに分離されている。電極21、22は、それぞれ突出片21c、22cを有している。また、セパレータ23は、突出片23aを有している。
図13は、上記電極21,22及びセパレータ23を積層した積層体20a、20bを示している。一方の極性の電極21の集電体21aから突出する突出片21cどうし、及び他方の極性の電極22の集電体22aから突出する突出片22cどうしは、上下に整合している。また、セパレータ23の突出片23aも、上下に整合している。
図14は、上記電極21,22の上下に整合する突出片21c、22cどうしを、前述したような方法で接合して連結した状態を示している。一方の極性の電極21の突出片21cどうしは、右上辺左側と左下辺左側とで連結され、それらの間に位置する電極22やセパレータ23を囲んで保持している。同様に、他方の極性の電極22の突出片22cどうしは、右上辺右側と左下辺右側とで連結されて、それらの間に位置する電極21やセパレータ23を囲んで保持している。電極21、22の突出片21c、22cを上記のように連結することによって、電極21、22及びセパレータ23の積層状態が安定して保持され、それぞれの重なり位置がずれることを防止できる。
図12は上記2つの積層体20a、20bを、共通の封止体31,32で封止した状態の平面図、図15は図14のXV-XV矢示線に沿った断面図、図16は図14のXVI-XVI矢示線に沿った断面図である。これらの図に示されるように、封止体31,32に設けられた開口部33,34から、対応する突出片21c、22cが露出して、外部電気部品への接続のための露出端子を構成するようになっている。また、各積層体20a、20bの間の部分を、引出電極24に交差するラインBに沿って封止されており、各積層体20a、20bが個別に封止された状態となっている。
こうして得られた電気化学デバイス(この実施形態では電気二重層キャパシタ)10aは、突出片21c、22cが露出した端子部に正負の電圧を印加することにより、分極性電極21b、22bの表面に、正極の場合には負のイオンが集積し、負極の場合には正のイオンが集積して、電気二重層が形成され、容量の大きなキャパシタとして作用するので、充放電可能な電池として利用することができる。この実施形態の電気化学デバイス10aは、各積層体20a、20bのそれぞれに、一対の電極21,22とセパレータ23とで構成されるキャパシタが2層ずつ存在し、2層のキャパシタが並列に接続された構造をなし、また、各積層体20a、20bどうしも並列に接続されているので、電気化学デバイス10a全体としては、図19に示すような回路構成となる。
この電気化学デバイス10aにおいても、図12、15、16に示したように、封止体31,32が、引出電極24に交差するラインB(図12参照)に沿って各積層体20a、20bの間の部分を封止されて、各積層体20a、20bが個別に封止されているので、いずれかの積層体において構造的な不具合が生じた場合でも、その不具合が他の積層体に波及することはないので、特性劣化をくい止めやすく、オープン不良となることを防止できる。また、1つの電気化学デバイスを構成する複数の積層体が引出電極を介して互いに連結されて、共通の封止体に封入されているので、複数のセルを電気的に接続する工程が不要となると共に、各積層体に対する製造条件が共通化するため、特性のバラツキが生じにくくすることができる。
図17,18には、上記電気化学デバイス10aの製造方法が示されている。この電気化学デバイス10aにおいても、一方の極性の電極21の集電体21aを形成するための第1集電体シート41aと、他方の極性の電極22の集電体22aを形成するための第2集電体シート42aと、セパレータ23を形成するためのセパレータシート43aとが、図示しない第1集電体ロール、第2集電体ロール、及びセパレータロールから引出されて積層されるようになっている。
第1実施形態と同様に、第1集電体ロールから引き出された第1集電体シート41a、及び第2集電体ロールから引き出された第2集電体シート42aには、それらの片面又は両面に分極性電極21b、22bが塗布形成される。また、セパレータロールから引き出されたセパレータシート43aは、第1集電体シート41aと第2集電体シート42aとの間に配置される。
そして、第1集電体シート41a、第2集電体シート42a、及びセパレータシート43aは、図示しない金型により、それぞれ図示する形状となるように打抜き成形される。こうして成形された各シート41a、42a、43aを、図示するように積層する。なお、図示を省略したが、実際には、最上層の第2集電体シート42aの外側には、封止体31を形成するシートが配置され、最下層の第1集電体シート41aの外側には,封止体32を形成するシートが配置されて、上記各シート41a、42a、43aの積層物の外側を覆うようにする。
この場合、図18に示すように、各シート41a、42a、43aは、それらの突出片21c、22c、23aに連結された連結帯44に設けられた送り孔45によって、位置制御しつつ安定して搬送すると共に、正確に位置合わせすることができる。この状態で、上下に整合する突出片21c、22cを前述した方法で接合し、図11に示した封止体31、32となるシートで覆い、図12に示したラインA,Bの部分で封止体31,32を封止し、図18中の破線C,Dでカットすることにより、個々のデバイスに分離することができる。このように、この電気化学デバイス10aも、ロールトゥロールで各シートを安定して供給し、正確に位置合わせして積層し、作業性よく製造することができる。
図20には、本発明の電気化学デバイスの第3実施形態が示されている。この電気化学デバイス10bは、第2実施形態の電気化学デバイス10aに対して、端子取出し位置が異なっている。すなわち、この電気化学デバイス10bでは、封止体31に設けた開口部33,34が、各電極21,22の引出電極24上に設けられている。この場合、各積層体20a、20bを個別に封止するため、引出電極24を通るラインBで封止する際に、開口部33,34の周縁部を引出電極24に封着させることができる。こうして、引出電極24を開口部33,34から露出させて露出端子とすることもできる。
図21〜28には、本発明による電気化学デバイスの第4実施形態が示されている。
図21に示すように、この電気化学デバイス10cは、一方の極性の電極21と、他方の極性の電極22とを、それらの間にセパレータ23を介して交互に積層してなる4つの積層体20a、20b、20c、20dを有している。それぞれの電極21,22は、第1実施形態と同様に、集電体21a、22aと、その片面もしくは両面の所定の領域に形成された分極性電極21b、22bとを有している。
そして、各集電体21a、22aは、積層体20aを構成する集電体21a1、22a1と、積層体20bを構成する集電体21a2、22a2と、積層体20cを構成する集電体21a3、22a3と、積層体20dを構成する集電体21a4、22a4とを有している。そして、積層方向の中央寄りに配置された集電体21a1と集電体21a2、集電体21a3と集電体21a4、集電体22a1と集電体22a2、並びに集電体22a3と集電体22a4は、それぞれ引出電極24aを介して連結されている。引出電極24aの位置は、集電体21aと集電体22aとで反対側になっている。また、最上層に位置する電極21の集電体22a2と集電体22a3は、引出電極24bを介して連結されている。
更に、図21において、各電極21の右上辺左側及び左下辺左側からは、突出片21cが延出されている。同様に、各電極22の右上辺右側及び左下辺右側からは、突出片22cが延出されている。更に、セパレータ23の右上辺及び左下辺の中央からは、突出片23aが延出されている。
図22は、上記電極21,22及びセパレータ23を積層した積層体20a、20b、20c、20dを示している。一方の極性の電極21の集電体21aから突出する突出片21cどうし、及び他方の極性の電極22の集電体22aから突出する突出片22cどうしは、上下に整合している。また、セパレータ23の突出片23aも、上下に整合している。
図23は、上記電極21,22の上下に整合する突出片21c、22cどうしを、前述したような方法で接合して連結した状態を示している。一方の極性の電極21の突出片21cどうしは、右上辺左側と左下辺左側とで連結され、それらの間に位置する電極22やセパレータ23を囲んで保持している。同様に、他方の極性の電極22の突出片22cどうしは、右上辺右側と左下辺右側とで連結されて、それらの間に位置する電極21やセパレータ23を囲んで保持している。電極21、22の突出片21c、22cを上記のように連結することによって、電極21、22及びセパレータ23の積層状態が安定して保持され、それぞれの重なり位置がずれることを防止できる。
図25は、上記4つの積層体20a、20b、20c、20dを、共通の封止体31,32で封止した状態の平面図であり、封止体31,32に設けられた開口部33,34から、対応する突出片21c、22cが露出して、外部電気部品への接続のための露出端子を構成するようになっている。また、各積層体20a、20b、20c、20dの間の部分を、引出電極24a、24bに交差するラインBに沿って封止されており、各積層体20a、20b、20c、20dが個別に封止された状態となっている。
こうして得られた電気化学デバイス(この実施形態では電気二重層キャパシタ)10cは、突出片21c、22cが露出した端子部に正負の電圧を印加することにより、分極性電極21b、22bの表面に、正極の場合には負のイオンが集積し、負極の場合には正のイオンが集積して、電気二重層が形成され、容量の大きなキャパシタとして作用するので、充放電可能な電池として利用することができる。この実施形態の電気化学デバイス10cは、積層体20a、20b、20c、20dのそれぞれに、一対の電極21,22とセパレータ23とで構成されるキャパシタが2層ずつ存在し、2層のキャパシタが並列に接続された構造をなしている。また、積層体20a、20bどうし、並びに積層体20c、20dどうしも並列に接続されている。更に、積層体20a、20bと、積層体20c、20dとは、引出電極24bを介して直列に接続されているので、電気化学デバイス10c全体としては、図28に示すような回路構成となる。
この電気化学デバイス10cにおいても、図24、25に示したように、封止体31,32が、引出電極24a、24bに交差するラインBに沿って各積層体20a、20bの間の部分を封止されて、各積層体20a、20bが個別に封止されているので、いずれかの積層体において構造的な不具合が生じた場合でも、その不具合が他の積層体に波及することがなく、特性劣化をくい止めやすく、オープン不良となることを防止できる。また、1つの電気化学デバイスを構成する複数の積層体が引出電極を介して互いに連結されて、共通の封止体に封入されているので、複数のセルを電気的に接続する工程が不要となると共に、各積層体に対する製造条件が共通化するため、特性のバラツキが生じにくくすることができる。
図26,27には、上記電気化学デバイス10cの製造方法が示されている。この電気化学デバイス10cにおいても、一方の極性の電極21の集電体21aを形成するための第1集電体シート41aと、他方の極性の電極22の集電体22aを形成するための第2集電体シート42aと、セパレータ23を形成するためのセパレータシート43aとが、図示しない第1集電体ロール、第2集電体ロール、及びセパレータロールから引出されて積層されるようになっている。
第1実施形態と同様に、第1集電体ロールから引き出された第1集電体シート41a、及び第2集電体ロールから引き出された第2集電体シート42aには、それらの片面又は両面に分極性電極21b、22bが塗布形成される。また、セパレータロール43から引き出されたセパレータシート43aは、第1集電体シート41aと第2集電体シート42aとの間に配置される。
そして、第1集電体シート41a、第2集電体シート42a、及びセパレータシート43aは、図示しない金型により、それぞれ図示する形状となるように打抜き成形される。こうして成形された各シート41a、42a、43aを、図示するように積層する。なお、図示を省略したが、実際には、最上層の第2集電体シート42aの外側には、封止体31を形成するシートが配置され、最下層の第1集電体シート41aの外側には,封止体32を形成するシートが配置されて、上記各シート41a、42a、43aの積層物の外側を覆うようにする。
この場合、図27に示すように、各シート41a、42a、43aは、それらの突出片21c、22c、23aに連結された連結帯44に設けられた送り孔45によって、位置制御しつつ安定して搬送すると共に、正確に位置合わせすることができる。この状態で、上下に整合する突出片21c、22cを前述した方法で接合し、図21に示した封止体31、32となるシートで覆い、図25に示したラインA,Bの部分で封止体31,32を封止し、図27中の破線C,Dでカットすることにより、個々のデバイスに分離することができる。このように、この電気化学デバイス10cも、ロールトゥロールで各シートを安定して供給し、正確に位置合わせして積層し、作業性よく製造することができる。
実施例1
図8,9に示される製造方法により、図1〜7に示される電気化学デバイス(電気二重層キャパシタ)を製造した。
各集電体シート41a、42aとしては、厚さ22μmのアルミ箔(住軽アルミ箔株式会社製)を用いた。
次に、分極性電極を形成するため、多孔性炭素、エラストマーバインダ(日本ゼオン株式会社製)、カーボンブラック(電気化学工業株式会社製)、カルボキシメチルセルロース(関東化学株式会社製)を100:3:5:2の質量比で混練し、これに水を加えて固形分濃度が37%のペーストを準備した。得られたペーストを集電体シート41a,42aの片面又は両面に、3つの積層体における各集電体上の大きさが17mm×14mm×厚さ9μmとなるように塗布した。得られた集電体シートを図8の金型51a、51b、52a、52bで打抜き、3つの積層体の各集電体の積層部分の大きさが17mm ×14mmとなるようにした。
セパレータシート43aとしては、セルロースセパレーター(ニッポン高度紙工業株式会社製)を用いた。このシートを図8の金型53で打抜き、3つの積層体の各セパレータの大きさが19mm×16mmとなるようにした。
封止体31,32としては、アルミラミネートフィルム(大日本印刷株式会社製)を用いた。このシートを3つの積層体を共通に包むことができる大きさとして24mm×57mmとなるように打抜いて、各封止体31,32とした。
こうして形成した各シートを積層し、上下に整合する突出片21c、22cどうしを溶接した。この積層体を180℃、0.01〜10Paの減圧下で約12時間乾燥させた。そして、内部に有機電解液(三洋化成工業株式会社製)を充填し、図2に示すラインA,Bで、封止体31,32を封止して、電気化学デバイス(電気二重層キャパシタ)を得た。
こうして得た電気化学デバイス(電気二重層キャパシタ)について、静電容量をEIAJ RC−2377に記載の定電流放電法により測定した。また、等価直列抵抗をEIAJ RC−2377に記載の交流インピーダンス測定法により測定した。
その結果、電圧7.5Vまで安定に動作し、静電容量は0.08F、等価直列抵抗(1kHz)は420mΩであった。
本発明の電気化学デバイスの第1実施形態を示す分解斜視図である。 同電気化学デバイスの平面図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層した状態を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結した状態を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結し、封止体で封止した状態であって、図4のV−V矢示線に沿った断面図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結し、封止体で封止した状態であって、図4のVI−VI矢示線に沿った断面図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結し、封止体で封止した状態であって、図4のVII−VII矢示線に沿った断面図である。 同電気化学デバイスの製造工程における各シートの積層方法を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの製造工程における各シートの積層状態を示す平面図である。 同電気化学デバイスの回路図である。 本発明の電気化学デバイスの第2実施形態を示す分解斜視図である。 同電気化学デバイスの平面図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層した状態を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結した状態を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結し、封止体で封止した状態であって、図14のXV−XV矢示線に沿った断面図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結し、封止体で封止した状態であって、図4のXVI−XVI矢示線に沿った断面図である。 同電気化学デバイスの製造工程における各シートの積層方法を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの製造工程における各シートの積層状態を示す平面図である。 同電気化学デバイスの回路図である。 本発明の電気化学デバイスの第3実施形態を示す平面図である。 本発明の電気化学デバイスの第4実施形態を示す分解斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層した状態を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結した状態を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの電極及びセパレータを積層し、電極の突出片を連結し、封止体で封止した状態であって、図23のXXIV−XXIV矢示線に沿った断面図である。 同電気化学デバイスの平面図である。 同電気化学デバイスの製造工程における各シートの積層方法を示す斜視図である。 同電気化学デバイスの製造工程における各シートの積層状態を示す平面図である。 同電気化学デバイスの回路図である。
符号の説明
10 電気化学デバイス
20a、20b、20c、20d 積層体
21 一方の極性の電極
21a 集電体
21b 分極性電極
21c 突出片
22 他方の極性の電極
22a 集電体
22b 分極性電極
22c 突出片
23 セパレータ
23a 突出片
24、24a、24b 引出電極
31,32 封止体
33、34 開口部
41 第1集電体ロール
41a 第1集電体シート
42 第2集電体ロール
42a 第2集電体シート
43 セパレータロール
43a セパレータシート
44 連結帯
45 送り孔

Claims (8)

  1. 少なくとも2枚の電極と、各電極間に配置されたセパレータと、各電極間に充填された電解質とを有する積層体が複数配置され、各積層体の一部の電極どうしが引出電極を介して互いに連結されており、互いに連結された複数の積層体が共通の封止体に封入されると共に、前記引出電極が通る部分で封止されることにより、各積層体が個別に封止されていることを特徴とする電気化学デバイス。
  2. 前記各積層体は、4枚以上の電極がセパレータを介して交互に積層され、各電極は、積層方向に沿って交互に極性が変わるように配置され、各電極から、極性の同じものどうしで整合し、極性が異なるものどうしで位置をずらして、突出片が延出されており、同じ極性の電極の前記突出片どうしが連結されている請求項1記載の電気化学デバイス。
  3. 前記突出片は、各電極の周縁の斜めに対向する位置から、各電極の極性の異なるものどうしで位置が左右反対になるように延出されており、同じ極性の電極の前記突出片どうしが連結されることにより、各極性の電極の突出片どうしがたすき掛けされた状態で連結されるように構成されている請求項2記載の電気化学デバイス。
  4. 前記積層体の隣接するものどうしを連結する引出電極は、各積層体を電気的に直列に接続する請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気化学デバイス。
  5. 前記積層体の隣接するものどうしを連結する引出電極は、各積層体を電気的に並列に接続する請求項1〜3のいずれか1つに記載の電気化学デバイス。
  6. 前記積層体は、所定間隔をおいて1列に配置され、前記封止体は、その周縁部の他に、隣接する各積層体の間で封止されて、前記各積層体が個別に封止されている請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気化学デバイス。
  7. 前記積層体は、複数列をなして各列どうしで整合して所定間隔で配置され、前記封止体は、その周縁部の他に、各列の間及び各列における隣接する積層体の間で封止されて、前記各積層体が個別に封止されている請求項1〜5のいずれか1つに記載の電気化学デバイス。
  8. 少なくとも2枚の電極と、各電極間に配置されたセパレータと、各電極間に充填された電解質とを有する積層体が複数配置され、各積層体の一部の電極どうしが引出電極を介して互いに連結されており、互いに連結された複数の積層体が共通の封止体に封入されると共に、前記引出電極が通る部分で封止されることにより、各積層体が個別に封止された電気化学デバイスの製造方法において、前記電極及び前記セパレータに、それぞれ突出片を形成して、該突出片に連結された連結帯を介して、前記電極及び前記セパレータをそれぞれシート状にして供給し、前記電極のシートと前記セパレータのシートとを交互に積層すると共に、この積層物を挟むように前記封止体のシートを被覆し、個々のデバイスに分離して前記電解質を充填して前記封止体で封止するか、又は前記電解質を充填して前記封止体で封止して個々のデバイスに分離することを特徴とする電気化学デバイスの製造方法。
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