JP2010003563A - リング位置矯正治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクター本体、フランジ部、防水用ゴムリング等の規格を変更することなく、防水用ゴムリングを正規位置に保持して、確実に防水効果が得られるようにする。
【解決手段】本発明によるリング位置矯正治具は、面対称となるように2分割された筒部(1a)と、面対称となるように2分割され、筒部(1a)の上部および/または下部に設けられる平板部(1b)と、2分割された筒部(1a)および平板部(1b)を、回動自在に軸支する蝶番(3)とを有し、平板部(1b)の中央に、リング(5)の外径にほぼ等しい直径の孔(1c)が形成され、筒部(1a)および平板部(1b)を閉回動したときに、リング(5)が孔(1c)に押されて中央に移動することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話基地局のアンテナコネクターに使用されるリング位置矯正治具に関するものである。
携帯電話の基地局では、アンテナに付いているコネクターに給電線を接続して高周波信号の伝送を行っている。この給電線の接続は図8に示すようにして行われる。
図8において、高周波信号の伝送を行う給電線10は、円筒状のコネクター本体8に接続されている。コネクター本体8の中心8aに中心コンタクト6の下側中心部6aを挿入し(図8(b))、中心コンタクト6の上側中心部6bに防水用ゴムリング5を載置する(図8(c))。その後、コネクター本体8の全体を上側に持ち上げるようにして、アンテナ(図示せず)に接続されている上側コネクター本体9の中心9aに中心コンタクト6の上側中心部6bを挿入する。
図9に示すように、コネクター本体8の上部には、縦断面が半円状の溝8bがコネクター本体8の上部中央に形成されている。同様に、コネクター本体9の下部には、縦断面が半円状の溝9bがコネクター本体9の下部中央に形成されている。防水用ゴムリング5は、コネクター本体8の溝8bに載置される(図8(c)、図9)。溝8bおよび溝9bは、防水用ゴムリング5の載置位置を決める役割と、防水用ゴムリング5との接触面積を大きくして防水効果を高める役割を果たす。
コネクター本体8の上側には、フランジ部81が回動自在に軸支されており、フランジ部81には3つのネジ穴81a〜81cが形成されている。同様に、コネクター本体9の下側には、フランジ部91が回動自在に軸支されており、フランジ部91には3つのネジ穴91a〜91cが形成されている。
上側コネクター本体9の中心9aに中心コンタクト6の上側中心部6bを挿入してから、フランジ部91に形成されたネジ穴91a〜91cとフランジ部81に形成されたネジ穴81a〜81cのそれぞれに、ボルト(図示せず)を挿通して反対側からそれぞれのナット(図示せず)で締め付け固定する。
なお、コネクター本体8、フランジ部81、コネクター本体9およびフランジ部91の形状は、防水用ゴムリング5を含めて規格化されており、変更することは出来ない。
特開2007−073269号公報 特開2005−259643号公報
上述した給電線の接続作業は、鉄塔上やビル屋上などの高所で行われるために、目視での確認が困難であることや、防水用ゴムリング5を溝8bに載置した後の横からの強風が原因で、ゴムリング5の載置位置が図9に示すように溝8bからずれてしまうことがある。この状態で、ネジ穴91a〜91cとネジ穴81a〜81cのそれぞれにボルトを挿通してそれぞれのナットで締め付けると、防水用ゴムリング5が溝8bや溝9bの角で切断され、防水効果が得られないことがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、コネクター本体、フランジ部、防水用ゴムリング等の規格を変更することなく、防水用ゴムリングを正規位置に保持して、確実に防水効果が得られるようにすることを目的とする。
この目的を達成するために、
請求項1の発明によるリング位置矯正治具は、
面対称となるように2分割された筒部(1a)と、
面対称となるように2分割され、筒部(1a)の上部および/または下部に設けられる平板部(1b)と、
2分割された筒部(1a)および平板部(1b)を、回動自在に軸支する蝶番(3)とを有し、
平板部(1b)の中央に、リング(5)の外径にほぼ等しい直径の孔(1c)が形成され、
筒部(1a)および平板部(1b)を閉回動したときに、リング(5)が孔(1c)に押されて中央に移動することを特徴とする。
請求項2の発明によるリング位置矯正治具は、請求項1において、
筒部(1a)の内径が、リングを載置しようとする部材(81)の外径に略等しいことを特徴とする。
請求項3の発明によるリング位置矯正治具は、請求項1または請求項2において、
2分割された筒部(1a)を閉じた状態に保持するクリップ(15)を有することを特徴とする。
請求項4の発明によるリング位置矯正治具は、請求項1において、
蝶番(3)が、横断面X字状の蝶番、U字状の弾性部材、またはV字状の弾性部材であることを特徴とする。
請求項5の発明によるリング位置矯正治具は、請求項1において、
筒部(1a)および平板部(1b)が3以上に分割され、
3以上に分割された筒部(1a)および平板部(1b)を、回動自在に軸支する2以上の蝶番(3)を有することを特徴とする。
本発明のリング位置矯正治具によれば、コネクター本体、フランジ部、防水用ゴムリング等の規格を変更することなく、防水用ゴムリングを正規位置に保持することで確実に防水効果を得ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明によるリング位置矯正治具の第1実施形態を示し、図1(a)は正面図、図1(b)は部分断面図、図1(c)は上面図である。図2は、本発明によるリング位置矯正治具の第1実施形態を示す斜視図である。
図1(a)および図1(b)に示すように、治具1は金属または樹脂で構成され、円筒部1aと円板部1bとを有する。円筒部1aの右側(図1(c))には部分的に平面部が形成され、蝶番3がネジ4により取り付け固定されている。円筒部1aおよび円板部1bは2つの半円筒部に分割されており、蝶番3により回動自在に軸支されている。
円板部1bには中央に孔1cが形成されている。孔1cの直径は防水用ゴムリング5の外径に略等しく、円板部1bの厚さは防水用ゴムリング5の厚さに近い値に設定されている。円筒部1aの内径はフランジ部81(図2)の外径に略等しく、蝶番3により軸支されている状態で閉回動したときに、円筒部1aの内周がフランジ部81の外周に係止する。
この構造により、図2に示すように、防水用ゴムリング5を溝8bに載置した後の横からの強風が原因で、防水用ゴムリング5の載置位置が溝8bからずれてしまった場合でも、図3に示すように、円筒部1aおよび円板部1bを開回動した状態でフランジ部81に載置して、円筒部1aの内周がフランジ部81の外周に係止するまで矢印A方向に閉回動すると、防水用ゴムリング5が孔1cに押されて移動し、防水用ゴムリング5を中央の溝8bに収めることが可能となる。
なお、図3では防水用ゴムリング5を明確に示すために省略されているが、円筒部1aおよび円板部1bを矢印A方向に閉回動する動作は、上側コネクター本体9(図8参照)の中心9aに中心コンタクト6の上側中心部6bを挿入して、上側フランジ部91に防水用ゴムリング5が接触する程度の位置で行われる。このことは、防水用ゴムリング5が孔1cに押されて移動するときに、防水用ゴムリング5が孔1cからはみ出ないことを意味する。
その後、円筒部1aおよび円板部1bを開回動させてフランジ部81から外し、フランジ部91に形成されたネジ穴91a〜91cとフランジ部81に形成されたネジ穴81a〜81cのそれぞれに、ボルト(図示せず)を挿通して反対側からそれぞれのナット(図示せず)で締め付け固定する。これにより、防水用ゴムリング5を正規位置である溝8bに収めてから上下から押さえることになるので、防水用ゴムリング5を損傷することなく確実に防水効果を得ることが可能となる。
図4は、本発明によるリング位置矯正治具の第2実施形態を示し、図4(a)は正面図、図4(b)は部分断面図、図4(c)は上面図である。図中、図1〜図3と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略する。
図4(a)および図4(b)に示すように、治具1の円筒部1aの外周部には、クリップ15が設けられている。また、蝶番13は、半円筒部に分割された円筒部1aおよび円板部1bの一方で中心部13aを形成し、他方で外周部13bを形成することで、ネジ4を省略した簡易構造になっている。クリップ15は、半円筒部に分割された円筒部1aおよび円板部1bを閉回動したときに、両者を固定して風や作業員の不意の接触から円筒部1aおよび円板部1bが開くのを防止している。他は、上述した第1実施形態と同様であり、重複した説明を省略する。
図5は、本発明によるリング位置矯正治具の第3実施形態を示し、図5(a)は正面図、図5(b)および図5(c)は上面図である。図中、図1〜図4と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略する。
第3実施形態では、図5(a)〜図5(c)に示すように、第1実施形態の蝶番3を横断面がX字状の蝶番23に置き換えている。X字状蝶番23の一端には操作部23bが設けられ、他端には2つの半円筒部に分割された円筒部1aおよび円板部1bが取り付けられている。操作部23bを開閉回動操作することにより、他端に取り付けられている円筒部1aおよび円板部1bが蝶番中心23aを中心にして開閉回動動作を行う。他は、上述した第1実施形態〜第2実施形態と同様であり、重複した説明を省略する。
なお、X字状の蝶番23の代りに、和鋏のようなU字状の弾性部材や、ピンセットのようなV字状の弾性部材を用いることもできる。
図6は、本発明によるリング位置矯正治具の第4実施形態を示し、図6(a)は正面図、図6(b)および図6(c)は上面図である。図中、図1〜図3と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略する。
第4実施形態では、図6(a)〜図6(c)に示すように、第1実施形態では1個であった蝶番3を2個用いている。また、円筒部1a、円板部1bおよび孔1cは、3つに分割されている。3つに分割された円板部1bおよび孔1cで、防水用ゴムリング5を巻き込むようにしてコネクター本体8の溝8bに載置する。これにより、防水用ゴムリング5を正規位置である溝8bに収めることが可能となる。
以上、本発明を実施の形態により説明したが、本発明の技術的思想によれば、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態においては、防水用ゴムリング5や孔1cは円形であるものとして説明したが、円形に限ることなく矩形や多角形であっても良い。また、円筒部1aおよび円板部1bも円形に限ることなく矩形や多角形であっても良い。
更に、防水用ゴムリング5は、横向きに載置するものとして説明したが、コネクター本体8およびコネクター本体9が横向きである場合には、それに合わせて防水用ゴムリング5は縦向きに配置するようにして良い。
更に、円板部1bは円筒部1aの下部に設けるものとして説明したが、上部に設けることも、上部および下部の両方に設けるようにしても良い。
リング位置矯正治具を示す正面図、部分断面図および上面図である。(実施例1) リング位置矯正治具を示す斜視図である。(実施例1) リング位置矯正治具を示す斜視図である。(実施例1) リング位置矯正治具を示す正面図、部分断面図および上面図である。(実施例2) リング位置矯正治具を示す正面図および上面図である。(実施例3) リング位置矯正治具を示す正面図および上面図である。(実施例4) リング位置矯正治具の用途を示す斜視図である。(従来例) リング位置矯正治具の用途を示す斜視図である。(従来例)
符号の説明
1 治具
1a 円筒部
1b 円板部
1c 孔
3 蝶番
4 ネジ
5 防水用ゴムリング
6 中心コンタクト
6a 下側中心部
6b 上側中心部
8 コネクター本体
8a 中心
8b 溝
9 コネクター本体
9a 中心
9b 溝
10 給電線
13 蝶番
13a 中心部
13b 外周部
15 クリップ
18 フランジ部
23 X字状蝶番
23a 蝶番中心
23b 操作部
81 フランジ部
81a ネジ穴
91 フランジ部
91a ネジ穴

Claims (5)

  1. 面対称となるように2分割された筒部(1a)と、
    面対称となるように2分割され、前記筒部(1a)の上部および/または下部に設けられる平板部(1b)と、
    2分割された前記筒部(1a)および前記平板部(1b)を、回動自在に軸支する蝶番(3)とを有し、
    前記平板部(1b)の中央に、リング(5)の外径にほぼ等しい直径の孔(1c)が形成され、
    前記筒部(1a)および前記平板部(1b)を閉回動したときに、前記リング(5)が前記孔(1c)に押されて中央に移動することを特徴とするリング位置矯正治具。
  2. 前記筒部(1a)の内径が、前記リングを載置しようとする部材(81)の外径に略等しいことを特徴とする請求項1に記載のリング位置矯正治具。
  3. 2分割された前記筒部(1a)を閉じた状態に保持するクリップ(15)を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリング位置矯正治具。
  4. 前記蝶番(3)が、横断面X字状の蝶番、U字状の弾性部材、またはV字状の弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載のリング位置矯正治具。
  5. 前記筒部(1a)および前記平板部(1b)が3以上に分割され、
    3以上に分割された前記筒部(1a)および前記平板部(1b)を、回動自在に軸支する2以上の蝶番(3)を有することを特徴とする請求項1に記載のリング位置矯正治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946679U (ja) * 1982-09-20 1984-03-28 昭和電線電纜株式会社 環状パツキング装着具

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