JP2010002666A - 画像形成装置 - Google Patents

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裕之 前田
Hideki Mekata
秀樹 女鹿田
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祐介 阿久根
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正治 原島
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Abstract

【課題】通常の現像モードでは高画質の印字を維持することができる一方、カバレッジが低くトナー消費量が少ないトナーセーブモードでは、画質を低下させることなく現像ローラやその他の消耗品の寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置においては、制御が開始されると、まずオペレータによってマニュアル操作で現像モードが選択される(ステップS1)。ここで、通常モードが選択された場合は(ステップS2)、現像ローラの回転速度は正規の回転速度に設定され、この正規の回転速度で印字が開始される(ステップS3)。他方、低印字モードが選択された場合は(ステップS4)、現像ローラの回転速度は、正規の回転速度より低い所定の回転速度に設定され、この低い回転速度で印字が開始される(ステップS5)。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像データに対応する静電潜像がその表面に形成される感光体と該感光体上の静電潜像をトナーで現像する現像ローラとを有する画像形成手段が設けられているプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
レーザ光等の照射により画像データに対する静電潜像がその表面に形成される感光体と、感光体上の静電潜像をトナーで現像する現像ローラとを有する画像形成手段が設けられた画像形成装置は一般に知られている(例えば、特許文献1参照)。また、この種の画像形成装置おいて、印字面積の少ない画像を印字し、又は高品質な印字を必要としない画像を印字するときには、通常の印字におけるトナーの消費モード(以下「通常トナーモード」という。)に比べてトナーの消費量が少ないモード(以下「トナーセーブモード」という。)を設け、トナーボトルの寿命を延ばすようにした画像形成装置も知られている。なお、特許文献1に記載された画像形成装置では、感光体と現像ローラの速度比を変更することにより、現像特性を調整して画像の濃度調整を行うようにしている。
特開平11−38750号公報(段落[0014]、図1)
しかしながら、このようなトナーセーブモードが設けられた画像形成装置では、トナーの消費量は低減することができるものの、現像装置の寿命は現像ローラ等の機能部品の摺動による劣化に依存することが多いので、現像装置の寿命を有効に延ばすことは困難であるといった問題がある。また、現像装置の構成要素である現像ローラ等の回転機器の回転により、トナーの劣化や飛散が生じ、またかぶり等に起因するトナーの消費や画質の低下が生じるといった問題もある。
本発明は上記従来の問題を解決するためになされたものであって、通常トナーモードでは高画質の印字を維持することができる一方、カバレッジが低くトナー消費量が少ないトナーセーブモードでは、画質を低下させることなく現像ローラやその他の消耗品の寿命を延ばすことができる画像形成装置を提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するためになされた本発明に係る画像形成装置には、画像データに対応する静電潜像がその表面に形成される感光体(ないしは感光体ドラム)と静電潜像をトナーで現像する現像ローラとを有する画像形成手段(ないしは作像手段)が設けられている。画像形成手段は、想定される印字のカバレッジの高低に応じた複数(例えば、2つ、3つ、……)の現像モードを有している。さらに、この画像形成装置には、宛名書き等の低いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(以下「低カバレッジモード」という。)が選択ないしは設定されたときには、写真画像印字、グラフィックス印字等の高いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(以下「高カバレッジモード」という。)が選択ないしは設定されたときに比べて、感光体に対する現像ローラの回転速度が遅くなるよう画像形成手段を制御する制御手段が設けられている。
本発明に係る画像形成装置においては、該画像形成装置にトナーの色が互いに異なる複数の画像形成手段が設けられ、画像形成手段毎に画像モードを選択することができるようになっていて、制御手段が、各画像形成手段を個別的に制御することができるようになっていてもよい。
本発明に係る画像形成装置においては、該画像形成装置に画像データのカバレッジを検出するカバレッジ検出手段が設けられ、制御手段が、カバレッジ検出手段の検出結果に基づいて感光体に対する現像ローラの回転速度を決定するようになっていてもよい。
また、本発明に係る画像形成装置においては、該画像形成装置にトナーの色が互いに異なる複数の画像形成手段と、各画像形成手段に対して個別に配設されそれぞれ各画像形成手段の画像データのカバレッジを検出する複数のカバレッジ検出手段とが設けられ、制御手段が、カバレッジ検出手段の検出結果に基づいて、画像形成手段毎に個別に、感光体に対する現像ローラの回転速度を決定するようになっていてもよい。
本発明に係る画像形成装置によれば、高カバレッジモード(例えば、通常トナーモード)では高画質の印字を維持することができる。他方、トナー消費量が少ない低カバレッジモード(例えば、トナーセーブモード)では、画質を低下させることなく現像ローラやその他の消耗品の寿命を延ばすことができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施の形態(本発明を実施するための最良の形態)を具体的に説明する。図1は、本発明に係るタンデム方式の画像形成装置の全体構成を模式的に示した側面図である。また、図2は、図1に示す画像形成装置の構成要素である、現像ローラを備えた現像ユニットと感光体ドラムを備えた潜像担持体とで構成される1つの画像形成手段を拡大して模式的に示した側面図である。
図1及び図2に示すように、画像形成装置100(例えば、電子写真方式のカラープリンタ、複写機等)には、無端の転写ベルト105が設けられている。そして、転写ベルト105の下側には、転写ベルト105の伸長方向ないしは移動方向(図1中における位置関係では左右方向)に沿って一列に、黒のトナーの画像を形成するための現像ユニット109(K)及び潜像担持体110(K)を備えた画像形成手段と、シアンのトナーの画像を形成するための現像ユニット109(C)及び潜像担持体110(C)を備えた画像形成手段と、マゼンタのトナーの画像を形成するための現像ユニット109(M)及び潜像担持体110(M)を備えた画像形成手段と、イエローのトナーの画像を形成するための現像ユニット109(Y)及び潜像担持体110(Y)を備えた画像形成手段とが配設されている。
なお、以下では、適宜、これらの各色の現像ユニット109(K)、109(C)、109(M)、109(Y)を「現像ユニット109」と総称する。また、適宜、各色の潜像担持体110(K)、110(C)、110(M)、110(Y)を「潜像担持体110」と総称する。
これらの一列に並ぶ現像ユニット109及び潜像担持体110の下側には、各潜像担持体110に個別に画像光(例えば、レーザ光)を照射する露光装置(図示せず)が配設されている。さらに、この露光装置(図示せず)の下側には、記録媒体である用紙102を収容している給紙トレイ101が配設されている。
画像形成装置100には、給紙トレイ101上にセットされた用紙102を転写ベルト105に向かって搬送するための給紙ローラ103及び搬送ローラ104が設けられている。そして、転写ベルト105の一端(図1中における位置関係では右端部)に近接ないしは密接して、転写ベルト105上のトナー画像を用紙102に転写させるための転写ローラ106が設けられている。また、転写ベルト105の上記一端の上方には、用紙102に転写されたトナー画像を用紙102に定着させる定着ローラ107と、トナー画像が定着された用紙102を該画像形成装置100外に排出するための排紙ローラ108とが配設されている。なお、画像形成装置100内には、該画像形成装置100を構成する種々の機器を制御するためのコントローラ120が設けられている。
各現像ユニット109には、それぞれ、回転速度を変更することが可能な現像ローラ111が設けられている。他方、各潜像担持体110には、それぞれ、回転可能な感光体ドラム112が設けられている。ここで、現像ローラ111と感光体ドラム112とは互いに近接ないしは密接して配置されている。そして、感光体ドラム112の周面ないしは表面には、露光装置(図示せず)から照射される画像光によって静電潜像が形成され、この感光体ドラム112上の静電潜像は、現像ローラ111により、黒、シアン、マゼンタ又はイエローのトナーを用いて現像される。
画像形成装置100においては、コントローラ120がパソコン等からプリント指示を受信すると、ローラ103、104、106、107、108、111及び番号を付していないその他のローラが回転駆動される。その結果、給紙トレイ101上にセットされた用紙102は、給紙ローラ103と、搬送ローラ104と、転写ローラ106と、定着ローラ107と、排紙ローラ108とによって搬送される。
これと同時に、現像ユニット109及び潜像担持体110を備えた画像形成手段(すなわち、作像部)によりトナー画像が形成され、印字が開始される。すなわち、現像ユニット109のうち、印字すべき画像の色特性に応じて選択される現像ユニット109が現像位置に移動し、この現像ユニット109内の現像剤が、対応する潜像担持体110に移行してモノクロ又はカラーのトナー画像が形成される。このトナー画像は転写ベルト105に転写される。転写ベルト105上の未定着のトナー画像は、さらに転写ローラ106によって用紙102に転写される。用紙102に転写されたトナー画像は、定着ローラ107によって(例えば、加熱により)用紙102上に定着される。トナー画像が定着された用紙102は、排紙ローラ108によって画像形成装置100外に排出される。
この画像形成装置100の画像形成手段109、110は、想定される印字のカバレッジの高低に応じた複数の現像モードを有し、これらの現像モードのいずれかを選択して用いることができるようになっている。なお、本明細書において「カバレッジ(印字)」とは、用紙等の記録媒体上における、トナーが付着している領域の面積の印字可能領域の面積に対する割合である。そして、この画像形成装置100では、コントローラ120は、低いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(低カバレッジモード)が設定されたときには、高いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(高カバレッジモード)が設定されたときに比べて、感光体ドラム112に対する現像ローラ111の回転速度が遅くなるよう画像形成手段109、110を制御する。
ここで、各画像形成手段109、110に対して現像モードを一括的ないしは一律に選択するようにし、コントローラ120が各画像形成手段109、110の画像ローラ111の回転速度を一括的ないしは一律に制御するようにしてもよい。また、各色の画像形成手段109、110に対して現像モードを個別的に選択するようにし、コントローラ120が各色の画像形成手段109、110の画像ローラ111の回転速度を個別的ないしは並行的に制御するようにしてもよい。
図示していないが、画像形成装置100には、画像データに基づいて印字濃度ないしは画像データのカバレッジを検出するカバレッジ検出手段(ないしは印字濃度検出手段)が設けられ、コントローラ120は、カバレッジ検出手段の検出結果に基づいて、感光体ドラム112に対する現像ローラ111の回転速度を決定するようになっている。ここで、各画像形成手段109、110に対して包括的に1つのカバレッジ検出手段を設け、コントローラ120がこのカバレッジ検出手段の検出結果に基づいて各画像形成手段109、110の現像ローラ111の回転速度を一律に決定するようにしてもよい。また、各画像形成手段109、110に対してそれぞれ個別的にカバレッジ検出手段を設け、コントローラ120がこれらのカバレッジ検出手段の検出結果に基づいて各画像形成手段109、110の現像ローラ111の回転速度を個別的ないしは並行的に決定するようにしてもよい。
コントローラ120は、コンピュータを備えた画像形成装置100の総合的な制御装置であって、画像形成装置100の種々の制御を行う。しかしながら、画像形成装置100を動作させるための普通の制御は当業者にはよく知られており、またこのような画像形成装置100の普通の制御は本発明の要旨とするところでもないのでその説明を省略し、以下では、コントローラ120によって行われる、本発明に係る、想定される印字のカバレッジの高低に応じて現像ローラ111の回転速度を切り替える制御(以下「現像ローラ回転速度切替制御」という。)の制御手順のみを説明する。
(第1の現像ローラ回転速度切替制御)
まず、図3に示すフローチャートに従って、画像形成装置100が現像モードとして、通常のカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(以下「通常モード」という。)と、通常モードより低いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(以下「低印字モード」という。)とを選択することが可能な場合についての現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を説明する。なお、この第1の現像ローラ回転速度切替制御では、オペレータがマニュアル操作で各画像形成手段109、110に対して現像モードを一律に選択し、コントローラ120が各画像形成手段109、110の画像ローラ111の回転速度を一律に制御する。
図3に示すように、第1の現像ローラ回転速度切替制御では、制御が開始されると(スタート)、まずオペレータによってマニュアル操作で現像モードが選択される(ステップS1)。ここで、通常モードが選択された場合は(ステップS2)、現像ローラ111の回転速度は正規の回転速度に設定され、この正規の回転速度で印字が開始される(ステップS3)。他方、低印字モードが選択された場合は(ステップS4)、現像ローラ111の回転速度は、正規の回転速度より低い所定の回転速度に設定され、この低い回転速度で印字が開始される(ステップS5)。
この後、印刷ジョブないしは印字ジョブが完了したか否かが判定される(ステップS6)。そして、印刷ジョブが完了していなければ(NO)、ステップS1〜S6が繰り返し実行され、完了していれば(YES)、今回の制御ルーチンは終了する(エンド)。かくして、この第1の現像ローラ回転速度切替制御によれば、通常モードでは高画質の印字を維持することができ、低印字モードでは、画質を低下させることなく現像ローラ111やその他の消耗品の寿命を延ばすことができる。
(第2の現像ローラ回転速度切替制御)
次に、図4に示すフローチャートに従って、画像形成装置100が現像モードとして、通常モードと、低印字モードと、通常モードよりは低く低印字モードよりは高いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モード(以下「中印字モード」という。)とを選択することが可能な場合についての現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を説明する。なお、この第2の現像ローラ回転速度切替制御では、オペレータがマニュアル操作で各画像形成手段109、110に対して現像モードを一律に選択し、コントローラ120が各画像形成手段109、110の画像ローラ111の回転速度を一律に制御する。
図4に示すように、第2の現像ローラ回転速度切替制御では、制御が開始されると(スタート)、まずオペレータによってマニュアル操作で現像モードが選択される(ステップS11)。ここで、通常モードが選択された場合は(ステップS12)、現像ローラ111の回転速度は正規の回転速度に設定され、この正規の回転速度で印字が開始される(ステップS13)。低印字モードが選択された場合は(ステップS14)、現像ローラ111の回転速度は、正規の回転速度より低い所定の回転速度に設定され、この低い回転速度で印字が開始される(ステップS15)。また、中印字モードが選択された場合は(ステップS16)、現像ローラ111の回転速度は、正規の回転速度より低く低印字モードの場合の回転速度より高い所定の中程度の回転速度に設定され、この中程度の回転速度で印字が開始される(ステップS17)。
この後、印刷ジョブないしは印字ジョブが完了したか否かが判定される(ステップS18)。そして、印刷ジョブが完了していなければ(NO)、ステップS11〜S18が繰り返し実行され、完了していれば(YES)、今回の制御ルーチンは終了する(エンド)。かくして、この第2の現像ローラ回転速度切替制御によれば、通常モードでは高画質な印字を維持することができ、低印字モードでは画質を低下させることなく現像ローラ111やその他の消耗品の寿命を延ばすことができる。また、中印字モードでは、低印字モードの場合より高画質の印字を行いつつ、現像ローラ111やその他の消耗品の寿命をそれ相応に延ばすことができる。
(第3の現像ローラ回転速度切替制御)
以下、図5に示すフローチャートに従って、画像形成装置100が現像モードとして、通常モードと低印字モードとを選択することが可能な場合についての現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を説明する。なお、この第3の現像ローラ回転速度切替制御では、コントローラ120が、カバレッジ検出手段(図示せず)によって検出される画像データの印字濃度ないしはカバレッジに基づいて、自動的ないしは機械的に各画像形成手段109、110に対して現像モードを一律に選択し、かつ、各画像形成手段109、110の画像ローラ111の回転速度を一律に制御する。
図5に示すように、第3の現像ローラ回転速度切替制御では、制御が開始されると(スタート)、まず画像データが取得される(ステップS21)。続いて、ステップS21で取得された画像データに基づいて、画像の印字濃度ないしはカバレッジが検出ないしは算出され、この印字濃度が所定の低印字濃度(しきい値)以下であるか否かが判定される(ステップS22)。
そして、ステップS22で印字濃度が低印字濃度以下でないと判定された場合(NO)、すなわち印字濃度がしきい値より高い場合は、コントローラ120によって自動的に通常モードが選択され(ステップS23)、現像ローラ111の回転速度は正規の回転速度に設定され、この正規の回転速度で印字が開始される(ステップS24)。他方、ステップS22で印字濃度が低印字濃度以下であると判定された場合(YES)、すなわち印字濃度がしきい値以下である場合は、コントローラ120によって自動的に低印字モードが選択され(ステップS25)、現像ローラ111の回転速度は、正規の回転速度より低い所定の回転速度に設定され、この低い回転速度で印字が開始される(ステップS26)。
この後、印刷ジョブないしは印字ジョブが完了したか否かが判定される(ステップS27)。そして、印刷ジョブが完了していなければ(NO)、ステップS21〜S27が繰り返し実行され、完了していれば(YES)、今回の制御ルーチンは終了する(エンド)。かくして、この第3の現像ローラ回転速度切替制御によれば、通常モードでは高画質の印字を維持することができ、低印字モードでは、画質を低下させることなく現像ローラ111やその他の消耗品の寿命を延ばすことができる。
(第4の現像ローラ回転速度切替制御)
以下、図6に示すフローチャートに従って、画像形成装置100が現像モードとして、通常モードと低印字モードとを選択することが可能な場合についての現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を説明する。なお、この第4の現像ローラ回転速度切替制御では、コントローラ120が、黒、シアン、マゼンタ及びイエローの各画像形成装置109、110に対して個別的に設けられた各カバレッジ検出手段(図示せず)によって検出される画像データの各色の印字濃度ないしはカバレッジに基づいて、自動的ないしは機械的に各色の画像形成手段109、110に対して現像モードを個別的に選択し、かつ、各色の画像形成手段109、110の画像ローラ111の回転速度を個別的に制御する。
図6に示すように、第4の現像ローラ回転速度切替制御では、制御が開始されると(スタート)、まず画像データが取得される(ステップS31)。続いて、ステップS31で取得された画像データに基づいて、画像のイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の印字濃度ないしはカバレッジが検出ないしは算出され、これらの各色の印字濃度が、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン及び黒の所定の低印字濃度(しきい値)以下であるか否かが、個別的ないしは並行的に判定される(ステップS32〜S35)。
そして、ステップS32でイエローの印字濃度が低印字濃度以下でないと判定された場合(NO)、すなわち印字濃度がしきい値より高い場合は、イエローの現像ユニット109(Y)について自動的に通常モードが選択され(ステップS36)、その現像ローラ111の回転速度が正規の回転速度に設定され、この正規の回転速度でイエローの印字が開始される(ステップS37)。他方、ステップS32でイエローの印字濃度が低印字濃度以下であると判定された場合(YES)、すなわち印字濃度がしきい値以下である場合は、イエローの現像ユニット109(Y)について自動的に低印字モードが選択され(ステップS38)、その現像ローラ111の回転速度が、正規の回転速度より低い所定の回転速度に設定され、この低い回転速度でイエローの印字が開始される(ステップS39)。
さらに、マゼンタ、シアン及び黒の現像ユニット109(M)、109(C)、109(K)についても、それぞれ、イエローの現像ユニット109(Y)の場合と同様に、各色の印字濃度が低印字濃度(しきい値)以下であるか否かに応じて(ステップS33〜S35における判定)、通常モード又は低印字モードが選択され(ステップS36、S38)、現像ローラ111の回転速度が正規の回転速度又はこれより低い所定の回転速度に設定され(ステップS37、S39)、マゼンタ、シアン又は黒の印字が開始される。
この後、印刷ジョブないしは印字ジョブが完了したか否かが判定される(ステップS40)。そして、印刷ジョブが完了していなければ(NO)、ステップS31〜S40が繰り返し実行され、完了していれば(YES)、今回の制御ルーチンは終了する(エンド)。かくして、この第4の現像ローラ回転速度切替制御によれば、通常モードでは高画質な印字を維持することができ、低印字モードでは、画質を低下させることなく現像ローラ111やその他の消耗品の寿命を延ばすことができる。
本発明に係るタンデム方式の画像形成装置の全体構成を模式的に示す側面図である。 図1に示す画像形成装置の構成要素である、現像ユニットと潜像担持体とで構成される1つの画像形成手段を拡大して模式的に示す側面図である。 図1に示す画像形成装置における第1の現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置における第2の現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置における第3の現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を示すフローチャートである。 図1に示す画像形成装置における第4の現像ローラ回転速度切替制御の制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置、101 給紙トレイ、102 用紙、103 給紙ローラ、104 搬送ローラ、105 転写ベルト、106 転写ローラ、107 定着ローラ、108 排紙ローラ、109 現像ユニット、110 潜像担持体、111 現像ローラ、112 感光体ドラム、120 コントローラ。

Claims (4)

  1. 画像データに対応する静電潜像がその表面に形成される感光体と上記静電潜像をトナーで現像する現像ローラとを有する画像形成手段が設けられ、
    上記画像形成手段が、想定される印字のカバレッジの高低に応じた複数の現像モードを有している画像形成装置であって、
    低いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モードが選択されたときには、高いカバレッジの印字を行うことが想定された現像モードが選択されたときに比べて、上記感光体に対する上記現像ローラの回転速度が遅くなるよう上記画像形成手段を制御する制御手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 該画像形成装置に、トナーの色が互いに異なる複数の画像形成手段が設けられ、画像形成手段毎に現像モードを選択することができるようになっていて、
    上記制御手段が、各画像形成手段を個別的に制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 該画像形成装置に、画像データのカバレッジを検出するカバレッジ検出手段が設けられていて、
    上記制御手段が、上記カバレッジ検出手段の検出結果に基づいて、上記感光体に対する上記現像ローラの回転速度を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 該画像形成装置に、トナーの色が互いに異なる複数の画像形成手段と、各画像形成手段に対して個別に配設されそれぞれ各画像形成手段の画像データのカバレッジを検出する複数のカバレッジ検出手段とが設けられていて、
    上記制御手段が、上記カバレッジ検出手段の検出結果に基づいて、上記画像形成手段毎に個別に、上記感光体に対する上記現像ローラの回転速度を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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