JP2010002479A - メガネレンズ用装飾体およびメガネ用装飾体装着具 - Google Patents
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Abstract
【課題】メガネのレンズに磁石により係止された装飾体および磁石の落下による紛失を防止することができるメガネレンズ用装飾体を提供する。
【解決手段】 装飾体30が組み込まれた台座20とレンズ裏面用磁石40とがチェーン部10a,10bに取り付けられている。メガネのレンズ70に装着された状態で、例えば装飾体30が何かに接触してレンズ70上での台座20とレンズ裏面用磁石40との位置関係がずれて、装飾体30およびレンズ裏面用磁石40が落下しても、台座20およびレンズ裏面用磁石40は、メガネフレーム装着部65によってメガネのフレームに装着されたチェーン部10bを介して、当該フレームに吊り下げられた状態になる。
【選択図】 図1
【解決手段】 装飾体30が組み込まれた台座20とレンズ裏面用磁石40とがチェーン部10a,10bに取り付けられている。メガネのレンズ70に装着された状態で、例えば装飾体30が何かに接触してレンズ70上での台座20とレンズ裏面用磁石40との位置関係がずれて、装飾体30およびレンズ裏面用磁石40が落下しても、台座20およびレンズ裏面用磁石40は、メガネフレーム装着部65によってメガネのフレームに装着されたチェーン部10bを介して、当該フレームに吊り下げられた状態になる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、メガネレンズに装着する装飾体に関するものである。
近年、メガネには機能性に加えて高い装飾性が求められている。
このような要求に応じて、例えば、メガネのフレームに様々な装飾性を持たせること以外に、メガネレンズの任意の位置に磁石により、装飾体を係止させる技術がある(特許文献1)。
この技術は、第1の磁石を両面粘着テープによりメガネレンズの裏面の所望の位置に貼り付け、それに相対するレンズの表面の位置に、装飾物が固定された第2の磁石を回動自在に磁着するものである。
特開2000−318395号公報
このような要求に応じて、例えば、メガネのフレームに様々な装飾性を持たせること以外に、メガネレンズの任意の位置に磁石により、装飾体を係止させる技術がある(特許文献1)。
この技術は、第1の磁石を両面粘着テープによりメガネレンズの裏面の所望の位置に貼り付け、それに相対するレンズの表面の位置に、装飾物が固定された第2の磁石を回動自在に磁着するものである。
しかしながら、上述した従来のメガネ用装飾体では、装飾体が他の物体に当たったときなどに、上記第1の磁石と第2の磁石との位置がずれて装飾体がメガネレンズから落下し、紛失してしまう可能性があるという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メガネのレンズに磁石により係止された装飾体が落下により紛失することを防止することができるメガネレンズ用装飾体およびメガネ用装飾体装着具を提供することにある。
上述した従来の問題点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体は、メガネレンズに装着される装飾体であって、前記メガネレンズの一方の面に係止される台座と、前記台座に固定された装飾体本体と、前記メガネレンズの他方の面の前記台座が係止された位置と相対する位置に前記台座との間の磁力によって係止される係止体と、メガネのフレームに着脱自在に装着され、前記台座と前記係止体とが取り付けられた線状体とを有する。
第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体では、前記線状体の他端がメガネのフレームに装着される。また、台座がメガネレンズの一方の面の所望の位置に置かれ、メガネレンズの他方の面の相対する位置に係止体が台座と引き合う姿勢で置かれる。
そして、係止体と台座とが磁力により引き合う力によって台座と係止体がメガネレンズに押し付けられ、それによって生じる摩擦力によって間がメガネレンズ上に台座と係止体が係止される。
ここで、線状体の一端が前記台座に一端が固定され、他端がメガネのフレームに着脱自在に装着される。そのため、前記装飾体が他の物体に当たるなどしてメガネレンズから落下した場合でも、前記装飾体が取り付けられた台座と係止体とは前記線状体によってメガネのフレームに吊り下げられた状態となる。そのため、装飾体および係止体を紛失することはない。
そして、係止体と台座とが磁力により引き合う力によって台座と係止体がメガネレンズに押し付けられ、それによって生じる摩擦力によって間がメガネレンズ上に台座と係止体が係止される。
ここで、線状体の一端が前記台座に一端が固定され、他端がメガネのフレームに着脱自在に装着される。そのため、前記装飾体が他の物体に当たるなどしてメガネレンズから落下した場合でも、前記装飾体が取り付けられた台座と係止体とは前記線状体によってメガネのフレームに吊り下げられた状態となる。そのため、装飾体および係止体を紛失することはない。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体は、前記線状体の一端に前記台座が固定され、前記線状体の他端に、前記フレームに着脱自在に装着されるメガネフレーム装着部が設けられており、前記線状体上の前記台座と前記メガネフレーム装着部との間に前記係止体が固定されている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記台座は、ドーナツ形状であり、その中空部内に前記装飾体の一部が埋め込まれている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体は、前記台座および前記係止体の各々に、相互に磁力によって引き合う永久磁石が設けられている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記台座は、ドーナツ形状であり、その中空部内に前記装飾体の一部が埋め込まれている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体は、前記台座および前記係止体の各々に、相互に磁力によって引き合う永久磁石が設けられている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記係止体には、装飾体が埋め込まれている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記線状体は、チェーンであり、前記メガネフレーム装着部は、前記チェーンに沿って移動可能に当該チェーンを貫通させた貫通孔を備えており、その表面に設けられた係止部に、前記チェーンの一端が取り付けられている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記メガネフレーム装着部には、装飾体が埋め込まれている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記線状体の長さは、5〜30cmである。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記線状体は、チェーンであり、前記メガネフレーム装着部は、前記チェーンに沿って移動可能に当該チェーンを貫通させた貫通孔を備えており、その表面に設けられた係止部に、前記チェーンの一端が取り付けられている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記メガネフレーム装着部には、装飾体が埋め込まれている。
好適には、第1の観点の発明のメガネレンズ装飾体の前記線状体の長さは、5〜30cmである。
第2の観点の発明のメガネ用装飾体装着具は、メガネレンズに装飾体を装着するために用いられるメガネ用装飾体装着具であって、前記メガネレンズの一方の面に係止され、前記装飾体が固定される台座と、前記メガネレンズの他方の面の前記台座が係止された位置と相対する位置に前記台座との間の磁力によって係止される係止体と、メガネのフレームに着脱自在に装着され、前記台座と前記係止体とが取り付けられた線状体とを有する。
本発明によれば、メガネのレンズに磁石により係止された装飾体が落下により紛失することを防止することができるメガネレンズ用装飾体およびメガネ用装飾体装着具を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係るメガネ用装飾体について説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係るメガネ用装飾体1の正面の外観図である。図2は図1に示すメガネ用装飾体1の装飾体30が固定された台座20の背面と、その側面の外観を説明するための図である。図3は、図1に示すメガネ用装飾体1をメガネ3に装着した状態の断面構造を説明するための図である。
<第1実施形態>
図1は、本発明の実施形態に係るメガネ用装飾体1の正面の外観図である。図2は図1に示すメガネ用装飾体1の装飾体30が固定された台座20の背面と、その側面の外観を説明するための図である。図3は、図1に示すメガネ用装飾体1をメガネ3に装着した状態の断面構造を説明するための図である。
図1に示すように、メガネ用装飾体1は、例えば、チェーン部10a,10b、台座20、装飾体30、レンズ裏面用磁石40およびメガネ装着用ボール部60を有する。
ここで、チェーン部10、台座20、は、例えば、金(Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)やその他の金属などで構成される。
ここで、チェーン部10、台座20、は、例えば、金(Au)、銀 (Ag)、白金 (Pt)やその他の金属などで構成される。
ここで、台座20が本発明の台座の一例であり、装飾体30が本発明の装飾体本体の一例であり、レンズ裏面用磁石40が本発明の係止体の一例であり、チェーン部10a,10bが本発明の線状体の一例である。
メガネ用装飾体1は、メガネのレンズの表面に永久磁石が組み込まれた台座20を置き、それに相対するレンズの裏面にレンズ裏面用磁石40を置くことで、台座20とレンズ裏面用磁石40とによって磁力によりレンズを挟み込み、レンズ表面の所望の位置に装飾体30を係止させるものである。
メガネ用装飾体1では、チェーン部10bの一端がレンズ裏面用磁石40の係止具42に取り付けられ、チェーン部10bの他端が台座20の係止具22に取り付けられている。
また、チェーン部10aの一端が台座20の係止具22に取り付けられ、チェーン部10aの他端にメガネフレーム装着部65が設けられている。
メガネ用装飾体1では、チェーン部10bの一端がレンズ裏面用磁石40の係止具42に取り付けられ、チェーン部10bの他端が台座20の係止具22に取り付けられている。
また、チェーン部10aの一端が台座20の係止具22に取り付けられ、チェーン部10aの他端にメガネフレーム装着部65が設けられている。
そのため、装飾体30等が何らかの衝撃が加わり、レンズ上での台座20とレンズ裏面用磁石40との位置関がずれて、台座20およびレンズ裏面用磁石40が落下しても、台座20およびレンズ裏面用磁石40は、メガネフレーム装着部65によってメガネのフレームに装着されたチェーン部10a,10bを介して、メガネのフレームに吊り下げられた状態になる。そのため、装飾体30、台座20およびレンズ裏面用磁石40を紛失することを回避できる。
以下、メガネ用装飾体1の各構成要素について詳細に説明する。
図1に示すように、メガネ用装飾体1では、チェーン部10bの一端がレンズ裏面用磁石40の係止具42に取り付けられ、チェーン部10bの他端が台座20の係止具22に取り付けられている。
また、チェーン部10aの一端が台座20の係止具22に取り付けられ、チェーン部10aの他端にメガネフレーム装着部65が設けられている。
図1に示すように、メガネ用装飾体1では、チェーン部10bの一端がレンズ裏面用磁石40の係止具42に取り付けられ、チェーン部10bの他端が台座20の係止具22に取り付けられている。
また、チェーン部10aの一端が台座20の係止具22に取り付けられ、チェーン部10aの他端にメガネフレーム装着部65が設けられている。
チェーン部10a,10bは、例えば、金属や合成樹脂などで形成されている。
チェーン部10aの長さは、例えば、約3〜20cmであり、好適には約7cmである。チェーン部10bの長さは、例えば、約2〜10cmであり、好適には約4cmである。
チェーン部10a,10bの長さは、レンズ上に装飾体30を配置する自由度と、チェーン部10a,10bの長さへの要求に応じて決定される。
チェーン部10aの長さは、例えば、約3〜20cmであり、好適には約7cmである。チェーン部10bの長さは、例えば、約2〜10cmであり、好適には約4cmである。
チェーン部10a,10bの長さは、レンズ上に装飾体30を配置する自由度と、チェーン部10a,10bの長さへの要求に応じて決定される。
メガネフレーム装着部65は、メガネ装着用ボール部60によってチェーン部10bをリング状にすることで形成される。
メガネ装着用ボール部60は、中心点を通る貫通孔60aを有し、この貫通孔60aにチェーン部10aが移動可能な状態で貫通している。
メガネ装着用ボール部60は、係止具62と貫通孔60aとの間に位置するチェーン部10aの一部によって形成されるメガネフレーム装着部65のリングの大きさを調整するために用いられる。メガネフレーム装着部65は、メガネのフレームに装着される。
指などでメガネ装着用ボール部60をチェーン部10aに沿って移動させて台座20に近づけると上記リングが大きくなり、係止具62に近づけると上記リングが小さくなる。
ユーザは、指などでメガネ装着用ボール部60をチェーン部10aに沿って移動させて上記リングを大きくした状態で、当該リング内にメガネのフレームに通し、図4に示すように、フレーム3のレンズ側の所定位置で上記リングを小さくする。これにより、フレーム3からメガネフレーム装着部65が容易に外れないようにすることができる。
メガネ装着用ボール部60は、中心点を通る貫通孔60aを有し、この貫通孔60aにチェーン部10aが移動可能な状態で貫通している。
メガネ装着用ボール部60は、係止具62と貫通孔60aとの間に位置するチェーン部10aの一部によって形成されるメガネフレーム装着部65のリングの大きさを調整するために用いられる。メガネフレーム装着部65は、メガネのフレームに装着される。
指などでメガネ装着用ボール部60をチェーン部10aに沿って移動させて台座20に近づけると上記リングが大きくなり、係止具62に近づけると上記リングが小さくなる。
ユーザは、指などでメガネ装着用ボール部60をチェーン部10aに沿って移動させて上記リングを大きくした状態で、当該リング内にメガネのフレームに通し、図4に示すように、フレーム3のレンズ側の所定位置で上記リングを小さくする。これにより、フレーム3からメガネフレーム装着部65が容易に外れないようにすることができる。
レンズ裏面用磁石40は、永久磁石であり、例えば、台座20と略同じ外径の円盤形状をしている。
レンズ裏面用磁石40の外周には、係止具42が設けられている。
係止具42には、チェーン部10bの端部のリングが取り付けらている。
レンズ裏面用磁石40の外周には、係止具42が設けられている。
係止具42には、チェーン部10bの端部のリングが取り付けらている。
台座20は、例えば、略ドーナッツ形状であり、外周面の所定箇所に係止具22が固定されている。係止具22には、チェーン部10bの端部のリングと、チェーン部10aの端部のリングとが取り付けられている。
図2に示すように、台座20の外周面には、周方向に沿って等間隔に4箇所にダイヤモンドである装飾体30を係止するツメ(爪)24a,24b,24c,24dが設けられている。
ツメ24aの側面には係止具22が設けられている。台座20の厚みは例えば約1.5mmである。
図2に示すように、台座20の外周面には、周方向に沿って等間隔に4箇所にダイヤモンドである装飾体30を係止するツメ(爪)24a,24b,24c,24dが設けられている。
ツメ24aの側面には係止具22が設けられている。台座20の厚みは例えば約1.5mmである。
ダイヤモンドは、通常、略円錐体にカットされるため、頂点側を図2に示すように台座20の開口部20xに嵌めこむことで、台座20および装飾体30の総厚みを薄くでき、優れたデザインが得られる。
なお、本実施形態では、装飾体30としてのダイヤモンドを4箇所のツメ24a,24b,24c,24dで係止する場合を例示したが、4箇所以外の複数個所のツメで形成してもよい。また、装飾体30はダイヤモンド以外であってもよいし、装飾体30の種類に応じて台座20に装飾体30を係止させる構造は適宜決定される。
なお、本実施形態では、装飾体30としてのダイヤモンドを4箇所のツメ24a,24b,24c,24dで係止する場合を例示したが、4箇所以外の複数個所のツメで形成してもよい。また、装飾体30はダイヤモンド以外であってもよいし、装飾体30の種類に応じて台座20に装飾体30を係止させる構造は適宜決定される。
台座20の内部には、永久磁石が組み込まれている。また、台座20自体を永久磁石で形成してもよい。
以下、メガネのフレーム3へのメガネ用装飾体1の装着方法を説明する。
ユーザは、前述したように、指などでメガネ装着用ボール部60をチェーン部10aに沿って台座20に向けて移動させて上記リングを大きくした状態で、メガネフレーム装着部65のリングの開口部にメガネのフレーム3に通し、図4に示すように、フレーム3のレンズ側の所定位置で上記リングを小さくする。これにより、チェーン部10aの一端がメガネのフレーム3に取り付ける。
ユーザは、前述したように、指などでメガネ装着用ボール部60をチェーン部10aに沿って台座20に向けて移動させて上記リングを大きくした状態で、メガネフレーム装着部65のリングの開口部にメガネのフレーム3に通し、図4に示すように、フレーム3のレンズ側の所定位置で上記リングを小さくする。これにより、チェーン部10aの一端がメガネのフレーム3に取り付ける。
次にユーザは、図3および図4に示すように、台座20を装飾体30が表側に位置するようにメガネのレンズ70の表面の所望の位置に置き、それを保持した状態で、レンズ裏面用磁石40と台座20との間で引き合う方向に磁力が働く面を、メガネのレンズ70の裏面の相対する位置に置く。具体的には、台座20のレンズ表面に接合される面がS極の場合にはレンズ裏面用磁石40のN極の面をレンズ裏面に接合する。一方、台座20のレンズ表面に接合される面がN極の場合にはレンズ裏面用磁石40のS極の面をレンズ裏面に接合する。
これにより、メガネのレンズ70を介して台座20とレンズ裏面用磁石40とが磁力により引き合い、台座20とレンズ表面との間、並びにレンズ裏面用磁石40とレンズ裏面との間に、それぞれ台座20およびレンズ裏面用磁石40の位置を重力に抗して保持するのに十分な摩擦力が発生する。
上述したメガネ用装飾体1では、メガネのレンズ70に装着された状態で、例えば装飾体30が何かに接触してレンズ70上での台座20とレンズ裏面用磁石40との位置関係がずれて、装飾体30およびレンズ裏面用磁石40が落下しても、図5に示すように、台座20およびレンズ裏面用磁石40は、メガネフレーム装着部65によってメガネのフレームに装着されたチェーン部10を介して、当該フレームに吊り下げられた状態になる。そのため、装飾体30、台座20およびレンズ裏面用磁石40を紛失することを回避できる。
また、メガネ用装飾体1は、図1等に示すようにデザイン性を有しており、装飾体30と一体となって優れたデザインを提供できる。
<第2実施形態>
上述した第1実施形態では、台座20の係止具22に、チェーン部10aの端部のリングとチェーン部10bの端部のリングとを取り付けた場合に、すなわち、レンズ裏面用磁石40とメガネ装着用ボール部60との間に台座20が介在する場合を例示した。
図6は、本発明の第2実施形態に係るメガネ用装飾体101の正面の外観図である。
図6に示すように、メガネ用装飾体101は、レンズ裏面用磁石40の係止具42にチェーン部10aの端部のリングとチェーン部10bの端部のリングとが取り付けられている。すなわち、台座20とメガネフレーム装着部65との間にレンズ裏面用磁石40が介在している。
上述した第1実施形態では、台座20の係止具22に、チェーン部10aの端部のリングとチェーン部10bの端部のリングとを取り付けた場合に、すなわち、レンズ裏面用磁石40とメガネ装着用ボール部60との間に台座20が介在する場合を例示した。
図6は、本発明の第2実施形態に係るメガネ用装飾体101の正面の外観図である。
図6に示すように、メガネ用装飾体101は、レンズ裏面用磁石40の係止具42にチェーン部10aの端部のリングとチェーン部10bの端部のリングとが取り付けられている。すなわち、台座20とメガネフレーム装着部65との間にレンズ裏面用磁石40が介在している。
メガネ用装飾体101によっても、第1実施形態のメガネ用装飾体1と同様に、台座20とレンズ裏面用磁石40との間の磁力により、メガネのレンズ70に装飾体30を係止できる。
<第3実施形態>
図7は、本発明の第3実施形態に係るメガネ用装飾体201の正面の外観図である。
図7に示すように、メガネ用装飾体201は、チェーン部10bの一端部に台座20を取り付け、チェーン部10bの他端部に台座220を取り付けている。台座220の表面には装飾体230が埋め込まれている。
ここで、台座220には、永久磁石が組み込まれており、台座20の裏面と台座220の裏面とをメガネレンズ上の対向する位置に配置することで、台座20と台座220との間に発生する磁力によって、レンズ上の所定の位置に係止する。
図7は、本発明の第3実施形態に係るメガネ用装飾体201の正面の外観図である。
図7に示すように、メガネ用装飾体201は、チェーン部10bの一端部に台座20を取り付け、チェーン部10bの他端部に台座220を取り付けている。台座220の表面には装飾体230が埋め込まれている。
ここで、台座220には、永久磁石が組み込まれており、台座20の裏面と台座220の裏面とをメガネレンズ上の対向する位置に配置することで、台座20と台座220との間に発生する磁力によって、レンズ上の所定の位置に係止する。
メガネ用装飾体201によっても、第1実施形態と同様の効果を得るえことができる。
また、メガネ用装飾体201によれば、第1実施形態のレンズ裏面用磁石40の代わりに、装飾体230が埋め込まれた台座220を用いることで、より高い装飾性を発揮できる。
また、メガネ用装飾体201によれば、第1実施形態のレンズ裏面用磁石40の代わりに、装飾体230が埋め込まれた台座220を用いることで、より高い装飾性を発揮できる。
<第4実施形態>
図8は、本発明の第4実施形態に係るメガネ用装飾体301の正面の外観図である。
図8に示すように、メガネ用装飾体301は、第2実施形態と同様に、チェーン部10bの一端部に台座20を取り付け、チェーン部10bの他端部に台座220を取り付けている。台座220の表面には装飾体230が埋め込まれている。
メガネ用装飾体301は、さらにメガネ装着部360に、装飾体330が埋め込まれている。メガネ装着部360は、例えば、円盤状であり、チェーン部10bが貫通する貫通孔が設けらている。
図8は、本発明の第4実施形態に係るメガネ用装飾体301の正面の外観図である。
図8に示すように、メガネ用装飾体301は、第2実施形態と同様に、チェーン部10bの一端部に台座20を取り付け、チェーン部10bの他端部に台座220を取り付けている。台座220の表面には装飾体230が埋め込まれている。
メガネ用装飾体301は、さらにメガネ装着部360に、装飾体330が埋め込まれている。メガネ装着部360は、例えば、円盤状であり、チェーン部10bが貫通する貫通孔が設けらている。
メガネ用装飾体301によっても、第1実施形態と同様の効果を得るえことができる。
また、メガネ用装飾体301によれば、メガネ装着部360に装飾体330が埋め込まれていることで、より高い装飾性を発揮できる。
また、メガネ用装飾体301によれば、メガネ装着部360に装飾体330が埋め込まれていることで、より高い装飾性を発揮できる。
<第5実施形態>
図9は、本発明の第6実施形態のメガネ用装飾体において、台座20とレンズ裏面用磁石40とをメガネのレンズ70に係止した状態での断面構成図である。
図9に示すように、本実施形態では、台座20に接着シートあるいは接着剤82を介して宝飾物84を固定している。
図9は、本発明の第6実施形態のメガネ用装飾体において、台座20とレンズ裏面用磁石40とをメガネのレンズ70に係止した状態での断面構成図である。
図9に示すように、本実施形態では、台座20に接着シートあるいは接着剤82を介して宝飾物84を固定している。
本実施形態のメガネ用装飾体によっても高い装飾効果を発揮できる。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、チェーン部10a,10b上の装飾体を配置する位置および数は任意である。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、チェーン部10a,10b上の装飾体を配置する位置および数は任意である。
上述した実施形態では、チェーン部10aをメガネ3のフレームに装着する手段として図1に示すメガネフレーム装着部65を例示したが、その他に、図10に示すように、リング状のシリコン部材403にドーナツ状の調整部材405を通した構造にしてもよい。
図10に示す構造によれば、ユーザが指など調整部材405の位置を図中矢印の向きに移動して、シリコン部材403と調整部材405によって形成される輪の大きさを調整する。
図10に示す構造によれば、ユーザが指など調整部材405の位置を図中矢印の向きに移動して、シリコン部材403と調整部材405によって形成される輪の大きさを調整する。
また、チェーン部10aとメガネ3のフレームとを、凹凸により嵌め合形式で連結してもよい。
また、上述した実施形態で台座20をドーナツ状に形成した場合を例示したが、これはドーナツ状以外の形状であってもよい。
また、上述した実施形態において台座20などに装飾体30を、上記特許公開公報に示されるように回転可能に固定してもよい。
また、上述した実施形態では、台座およびレンズ裏面用磁石40の双方に永久磁石を用いた場合を例示したが、何れか一方を永久磁石とし、他方を強磁性体としてもよい。
また、上述した実施形態では、チェーン部10aと10bとを個別に設けた場合を例示したが、これらを一つのチェーン部で実現してもよい。
上述した実施形態では、台座の機能と永久磁石の機能とを一つのモジュールによって実現した場合を例示したが、本実施形態では、これらの機能を異なるモジュールで実現している。
本発明は、メガネレンズに装飾体を装着する場合に適用可能である。
1,101,201,301,401…メガネ用装飾体
3…メガネ
10a,10b…チェーン部
20…台座
24a,24b,24c,24d…ツメ
30,230,30a,30b,30c,330…装飾体(ダイヤモンド)
40…レンズ裏面用磁石
60…メガネ装着用ボール部
82…両面接着シート
403…シリコン部材
405…調整部材
3…メガネ
10a,10b…チェーン部
20…台座
24a,24b,24c,24d…ツメ
30,230,30a,30b,30c,330…装飾体(ダイヤモンド)
40…レンズ裏面用磁石
60…メガネ装着用ボール部
82…両面接着シート
403…シリコン部材
405…調整部材
Claims (9)
- メガネレンズに装着される装飾体であって、
前記メガネレンズの一方の面に係止される台座と、
前記台座に固定された装飾体本体と、
前記メガネレンズの他方の面の前記台座が係止された位置と相対する位置に前記台座との間の磁力によって係止される係止体と、
メガネのフレームに着脱自在に装着され、前記台座と前記係止体とが取り付けられた線状体と
を有するメガネレンズ用装飾体。 - 前記線状体の一端に前記台座が固定され、前記線状体の他端に、前記フレームに着脱自在に装着されるメガネフレーム装着部が設けられており、
前記線状体上の前記台座と前記メガネフレーム装着部との間に前記係止体が固定されている
請求項1に記載のメガネレンズ用装飾体。 - 前記台座は、ドーナツ形状であり、その中空部内に前記装飾体の一部が埋め込まれている
請求項1に記載のメガネレンズ用装飾体。 - 前記台座および前記係止体の各々に、相互に磁力によって引き合う永久磁石が設けられている
請求項1〜3のいずれかに記載のメガネレンズ用装飾体。 - 前記係止体には、装飾体が埋め込まれている
請求項1〜4のいずれかに記載のメガネレンズ用装飾体。 - 前記線状体は、チェーンであり、
前記メガネフレーム装着部は、前記チェーンに沿って移動可能に当該チェーンを貫通させた貫通孔を備えており、その表面に設けられた係止部に、前記チェーンの一端が取り付けられている
請求項2〜4のいずれかに記載のメガネレンズ用装飾体。 - 前記メガネフレーム装着部には、装飾体が埋め込まれている
請求項1〜6のいずれかに記載のメガネレンズ用装飾体。 - 前記線状体の長さは、5〜30cmである
請求項1〜7のいずれかに記載のメガネレンズ用装飾体。 - メガネレンズに装飾体を装着するために用いられるメガネ用装飾体装着具であって、
前記メガネレンズの一方の面に係止され、前記装飾体が固定される台座と、
前記メガネレンズの他方の面の前記台座が係止された位置と相対する位置に前記台座との間の磁力によって係止される係止体と、
メガネのフレームに着脱自在に装着され、前記台座と前記係止体とが取り付けられた線状体と
を有するメガネ用装飾体装着具。
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