JP2010001586A - 頭部冷却具 - Google Patents

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Mitsuhiro Nakagawa
光弘 中川
Yasuki Matsui
康樹 松井
Masaki Honda
雅樹 本田
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Abstract

【課題】意匠性に優れ、屋外での使用が可能で、ヘアースタイルを乱すことのない頭部冷却具を提供すること。
【解決手段】シート上にモノフィラメント状物からなる多数の突起状物2aを林立状態に配設した基体2と、該基体2に配した冷却材3とからなり、前記基体2を介して頭髪部に直接保持させるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、頭部冷却具に関し、特に、頭部への取り付け、取り外しが容易である頭部冷却具に関するものである。
従来、頭部冷却具として、発熱した場合等に頭部の熱を冷ますための貼着型の熱冷まし用のシートが汎用されている。
この貼着型の熱冷まし用のシートは、基本的には、前頭部の皮膚に貼着して使用するものであり、表面から順に支持体、膏剤、剥離ライナーを積層してなる積層体で構成されている(例えば、特許文献1参照)。
膏剤は、基剤にハッカ油やメントール等の清涼剤や冷却剤が混入されている。
そして、この貼着型の熱冷まし用のシートは、簡便に発熱を抑えたり、夏場において頭部に冷感を得るために使用することができ利便性が高いものである。
特開平9−187474号公報
ところで、上記従来の頭部冷却具としての熱冷まし用のシートは、前頭部に貼り付けて使用するもので、室内で使用されることが前提とされており、屋外において日射病対策等を目的として使用するには意匠性等の点において問題があった。
本発明は、上記従来の頭部冷却具の有する問題点に鑑み、意匠性に優れ、屋外での使用が可能で、ヘアースタイルを乱すことのない頭部冷却具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の頭部冷却具は、シート上にモノフィラメント状物からなる多数の突起状物を林立状態に配設した基体と、該基体に配した冷却材とからなり、前記基体を介して頭髪部に直接保持させるようにしたことを特徴とする。
この場合において、前記冷却材を、不織布からなる外装材に高分子吸水ポリマーを封入して構成することができる。
また、高分子吸水ポリマーに導熱性材料を添加することができる。
さらに、基体を袋状体に構成し、冷却材を取り出し可能に設けることができる。
また、突起状物を部分的に欠落させるようにすることができる。
また、頭部冷却具の表面に装飾を施すことができる。
また、頭部冷却具を四角形以外の装飾的形状に形成することができる。
本発明の頭部冷却具によれば、シート上にモノフィラメント状物からなる多数の突起状物を林立状態に配設した基体と、該基体に配した冷却材とからなり、前記基体を介して頭髪部に直接保持するようにしたから、モノフィラメント状物からなる多数の突起状物が毛髪に絡みついて、基体を介して簡単に冷却材を頭部に保持させることができる。
また、この頭部冷却具は、モノフィラメント状物からなる多数の突起状物(例えば、面ファスナの雄部)が毛髪に絡んで保持されるだけであり、強く固定されることがないからヘアースタイルが乱れることがない。
また、冷却材を、不織布からなる外装材に高分子吸水ポリマーを封入して構成するときは、外気温度が上昇する夏場の外出先において、水道水等を利用して簡単に高分子吸水ポリマーに水分を保持させる(高分子吸水ポリマーを膨潤させる)ことができ、これにより、水分の蒸散作用による気化熱で頭部の温度を放熱させて頭部に冷感を与えることができる。
また、高分子吸水ポリマーに導熱性材料を添加するときは、頭部からの放熱効果を向上させることができる。
また、基体を袋状体に構成し、冷却材を取り出し可能に設けるときは、放熱効果の下がった冷却材を予備の冷却材と簡単に入れ替えることができる。
また、突起状物を部分的に欠落させるようにするときは、突起状物によって生じる冷却材と頭部との距離を短くし、頭部からの放熱効果及び冷却材から伝わる冷感を向上させることができる。
また、表面に装飾を施すことによって、意匠性に優れ、屋外において頭部に付けるファッションとして使用することもできる。
さらに、装飾を施すことによって、ノベルティ商品、ブランド商品として商品価値を高めることができる。
また、頭部冷却具の形状を、四角形以外の装飾的形状に形成するときは、キャラクター商品としての展開を行うことができる。
さらに、装飾的形状に合わせて表面に装飾を施すことによって、意匠的に優れたものとすることができる。
以下、本発明の頭部冷却具の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図2に、本発明の頭部冷却具の第1実施例を示す。
この頭部冷却具1は、合成繊維(モノフィラメント)等から形成したシート上にモノフィラメント状物からなる多数の突起状物2aを林立状態に配設した基体2と、該基体2に配した冷却材3とからなり、前記基体2を介して頭髪部に直接保持させるようにしたものである。
突起状物2aは、毛髪に絡み易い形状であれば特に限定されるものではないが、本実施例においては、先端をフック状にした、面ファスナの雄部を使用する。
また、モノフィラメントは、面ファスナの雄部と使用される形状、例えば、キノコ状、ループ状の上端を切り開いた形状等、種々の形状とすることができる。
冷却材3は、特に限定されるものではないが、本実施例においては、ポリエステル繊維等からなる不織布で形成した外装材31に高分子吸水ポリマー32を封入して構成するようにしている。
これによって、水道水等を利用して簡単に高分子吸水ポリマーに水分を保持させる(高分子吸水ポリマーを膨潤させる)ことができ、これにより、水分の蒸散作用による気化熱で頭部の温度を放熱させて頭部に冷感を与えることができる。
また、冷却材3に封入する高分子吸水ポリマー32に導熱性材料33を添加することができる。
導熱性材料33は、特に限定されるものではないが、酸化アルミニウム等の高い導熱性を有する粉体を用いることができる。
これによって、頭部からの放熱効果をさらに向上させることができる。
また、高分子吸水ポリマー32には、防腐剤、例えば、アルコール粉末等を添加することが好ましい。
なお、冷却材3には、保冷剤を封入したものを使用することもできる。
また、冷却材3に代えて、温熱資材、例えば、発熱体である鉄粉及び反応触媒を原料としたものを用いることによって頭部保温具として使用することもできる。
ところで、本実施例においては、図1(a)に示すように、突起状物2aを林立状態に配設した基体2に冷却材3を溶着等の適宜手段を用いて一体化するようにしている。
なお、基体2に、粘着剤等を用いて冷却材3を固定することもできる。
この頭部冷却具1は、毛髪に突起状物2aが絡むことによって、簡単に頭部の任意の箇所に取り付け、外出することができる。
屋外での使用に際して、帽子等を着用することによって、さらに冷感を増すことができる。
この場合、冷却材3を外出前に冷蔵庫等の保冷庫に保存しておくことによって、使用時の冷感が増すとともに、長時間の使用を可能とすることができる。
また、この頭部冷却具1は、毛髪部への固定力は強くなく、ヘアースタイルが乱れることもない。
さらに、室内での使用態様として、前髪を持ち上げた状態で固定することによって、化粧や顔剃り時に前髪が邪魔にならず、その際に頭部に冷感を得ることができる。
図3に、本発明の頭部冷却具の第2実施例を示す。
この頭部冷却具1は、基体2を袋状体21に構成し、冷却材3を取り出し可能に設けるようにしている。
基体2は、図3(b)に示すように、少なくとも1辺を開口部21aとし、冷却材3を簡単に出し入れできるように構成する。
そして、開口部21aには、冷却材3を内部に入れた状態で冷却材3が脱落することがないようにチャックや面ファスナ等の開閉部材を配設することが好ましい。
これによって、放熱効果の下がった冷却材3を予備の冷却材3と簡単に入れ替えることができる。
また、冷却材3が劣化した場合等でも、冷却材3の交換のみで基体2を再利用することができる。
なお、本実施例のその他の構成及び作用は、上記第1実施例と同様である。
図4に、本発明の頭部冷却具の第3実施例を示す。
この頭部冷却具1は、突起状物2aを部分的に欠落させるようにしている。
突起状物2aを配設する範囲及び欠落部2bの範囲は、特に限定されず、図4(a)に示すように、千鳥状に突起状物2aを配設する範囲と欠落部2bとを形成するほか、図4(b)に示すように、基体2の中央部分を欠落部2bとしてもよい。
なお、欠落部2bは、基体2に突起状物2aを配設しないようにして形成するほか、基体2ごと欠落させるようにすることもできる。
これによって、突起状物2aによって生じる冷却材3と頭部との距離を短くし、頭部からの放熱及び冷却材3から伝わる冷感を向上させることができる。
なお、本実施例のその他の構成及び作用は、上記第1実施例〜第2実施例と同様である。
図5に、本発明の頭部冷却具の第4実施例を示す。
この頭部冷却具1は、図5(a)に示すように、表面に装飾4aを施すようにしている。
装飾4aは、頭髪部に直接保持させたときに表面となる箇所に施すもので、基体2と冷却材3とを固定する際に、樹脂製シート4で冷却材3をカバーする場合には、樹脂製シート4の表面に模様を印刷して装飾4aとしたり、装飾品を取り付けることができる。
冷却材3の表面が不織布からなる外装材31の場合には、不織布を染料によって染め分けた模様としたり、ビーズ等の装飾品を取り付けることができる。
また、基体2を袋状体21にするときは、袋状体21の表面(突起状物2aを植え付けた面の反対面)に直接、装飾4aを施すこともできる。
また、頭部冷却具1は、図5(b)に示すように、四角形以外の装飾的形状4bに形成することもできる。
装飾的形状4bは、頭部冷却具1の形状をハート型に型抜きすることによって形成するほか、四角形に製作したものを裁断することによって所望の形状に形成することもできる。
また、頭部冷却具1は、図5(c)に示すように、装飾的形状4bを動物の顔や花の輪郭等となるように形成し、表面に動物の顔や花等を装飾4aとして施すこともできる。
これによって、意匠性に優れ、屋外において頭部に付けるファッションとして使用することができる。
また、ノベルティ商品、ブランド商品として商品価値を高めることができるとともに、キャラクター商品としての展開を行うこともできる。
なお、本実施例のその他の構成及び作用は、上記第1実施例〜第3実施例と同様である。
以上、本発明の頭部冷却具について、複数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例に記載した構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の頭部冷却具は、意匠性に優れ、屋外での使用が可能で、ヘアースタイルを乱すことがないという特性を有していることから、屋外等で使用する頭部冷却具の用途に好適に用いることができる。
本発明の頭部冷却具の第1実施例を示し、(a)は正面図、(b)は平面図である。 同頭部冷却具に使用する冷却材を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のX−X断面図、(c)は(b)のY部拡大図である。 同頭部冷却具の第2実施例を示し、(a)は正面図、(b)は冷却材の取り出しを説明する斜視図である。 同頭部冷却具の第3実施例を示す平面図で、(a)は突起状物の植え付け範囲及び欠落部の範囲を千鳥状にした例を、(b)は欠落部を基体の中央部に設けた例を示す。 同頭部冷却具の第4実施例を示し、(a)は表面に装飾を施した例を、(b)は装飾的形状に形成した例を、(c)は装飾的形状に形成し表面に装飾を施した例を示す。
符号の説明
1 頭部冷却具
2 基体
2a 突起状物
2b 欠落部
21 袋状体
3 冷却材
31 外装材
32 高分子ポリマー
33 導熱性材料
4a 装飾
4b 装飾的形状

Claims (7)

  1. シート上にモノフィラメント状物からなる多数の突起状物を林立状態に配設した基体と、該基体に配した冷却材とからなり、前記基体を介して頭髪部に直接保持させるようにしたことを特徴とする頭部冷却具。
  2. 前記冷却材を、不織布からなる外装材に高分子吸水ポリマーを封入して構成したことを特徴とする請求項1記載の頭部冷却具。
  3. 高分子吸水ポリマーに導熱性材料を添加したことを特徴とする請求項2記載の頭部冷却具。
  4. 前記基体を袋状体に構成し、冷却材を取り出し可能に設けたことを特徴とする請求項1、2又は3記載の頭部冷却具。
  5. 突起状物を部分的に欠落させるようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の頭部冷却具。
  6. 表面に装飾を施したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の頭部冷却具。
  7. 四角形以外の装飾的形状に形成したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の頭部冷却具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5266509B1 (ja) * 2012-09-18 2013-08-21 稔 京田 冷却帽子
CN110425645A (zh) * 2019-06-25 2019-11-08 漳州龙文区恩杰信息科技有限公司 一种防输出口水珠甩出可随时携带的可穿戴式空调器

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