JP2010000630A - 切断機 - Google Patents

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伸康 古居
Tadashi Inagaki
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Abstract

【課題】整流子とブラシとの摺接部分への粉塵の侵入を効果的に抑制する。
【解決手段】モータハウジング5の後面には、モータ20の冷却用空気の吸気口26,26・・が形成されており、吸気口26における、冷却用空気の流入方向で整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分の上流側となるエリアには、当該エリアからの冷却用空気の流入を阻止する閉塞部27が設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、モータ駆動で回転する切断刃によって被切断材を切断するカッタやマルノコ等の切断機に関する。
切断機としては、例えば特許文献1に開示の如く、平面視矩形のベース上に、ハウジング内にモータを収容して前方に円盤状の切断刃を備えた本体を設置し、ベースの下方に突出する切断刃によって被切断材の切断を可能としたカッタが知られている。このようなカッタにおいては、ハウジングの後面に吸気口を形成して、出力軸に設けたファンの回転によって冷却用空気を吸気口から吸い込み、ハウジングの正面側や側面に設けた排気口から排出することで、モータの冷却を図るようにしている。
特開2006−88559号公報
整流子モータの場合、ハウジング内の後方部では、出力軸に設けた整流子に摺接するブラシが収容される。従って、ハウジング後面の吸気口から冷却用空気を吸い込む際に、作業中に生じた粉塵も共に吸い込まれると、粉塵が整流子とブラシとの摺接部分に侵入することがあり、これによって整流不良を生じさせたり、ブラシ寿命を短くさせたりしてしまう。
そこで、本発明は、整流子とブラシとの摺接部分への粉塵の侵入を効果的に抑制でき、好適な整流作用やブラシ寿命が維持可能となる切断機を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、吸気口における、冷却用空気の流入方向で整流子とブラシとの摺接部分の上流側となるエリアに、当該エリアからの冷却用空気の流入を阻止する閉塞部を設けたことを特徴とするものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、閉塞部を簡単に形成するために、閉塞部をハウジングと一体に形成したことを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、整流子とブラシとの摺接部分への粉塵の侵入をより効果的に抑制するために、閉塞部における冷却用空気の通過側の端面に、冷却用空気を整流子とブラシとの摺接部分から離れる方向へ案内する傾斜面を形成したことを特徴とするものである。
請求項1に記載の発明によれば、閉塞部の採用により、整流子とブラシとの摺接部分への粉塵の侵入を効果的に抑制でき、好適な整流作用やブラシ寿命が維持可能となる。また、閉塞部は必要最小限のエリアに設けられるため、モータの冷却効率の低下も抑えられる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、ハウジングとの一体成形によって閉塞部が簡単に形成可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、傾斜面によって整流子とブラシとの摺接部分への粉塵の侵入がより効果的に抑制可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、切断機の一例であるカッタの斜視図で、カッタ1は、平面視矩形状のベース4上に、円盤状の切断刃3を有する本体2を備えている。本体2は、モータを収容した有底筒状のモータハウジング5の前方(図1の右下方向)に、減速機構を収容した筒状のギヤハウジング6を連結し、そのギヤハウジング6の前方にブレードケース7を連結してなり、ブレードケース7内に突出させた図示しないスピンドルに切断刃3を装着して、切断刃3の下方部分をベース4の下方に突出させている。8は、本体2の上方に設けられ、スイッチ9を備えたハンドル、10,10・・は、ギヤハウジング6とブレードケース7との間に形成された排気口である。
また、本体2の一方の側端は、連結板11に軸12によって上下方向へ回転可能に軸着されており、連結板11が、ベース4上に立設されて円弧状のガイド溝14を有する扇状のガイド板13に、ツマミネジ15によってガイド溝14に沿った任意の位置で固定可能に軸着されている。一方、本体2の他方の側端側では、同様にベース4上に立設された扇状のガイド板13に対して円弧状のデプスガイド16が軸着されており、そのデプスガイド16に、ブレードケース7がツマミネジ17によって連結されている。よって、デプスガイド16に沿ってツマミネジ17による連結位置を変えて、本体2を軸12を中心に回転させることで、ベース4からの切断刃3の突出量(切込量)が変更可能となる。また、両側のガイド板13,13における連結板11とデプスガイド16との固定位置を変更することで、本体2を傾動させて、ベース4に対する切断刃3の角度が変更可能となる。
一方、図2は本体2の背面図、図3はモータハウジング5の後方部の縦断面図で、モータハウジング5内の後端中央には、キャップ状のベアリングボックス18が、側面には、半径方向で筒状のホルダ部19,19が夫々一体形成されている。ベアリングボックス18には、モータハウジング5に収容されるモータ20の出力軸21の後端がボールベアリング22を介して軸支される一方、ホルダ部19には、先端にカーボンブラシ24を保持するブラシホルダ23が装着されて、ブラシホルダ23の装着状態で、カーボンブラシ24を出力軸21に設けられた整流子25に当接させている。
また、モータハウジング5の後面には、モータハウジング5内を外部と連通させる左右に長い吸気口26,26・・が、上下に所定間隔をおいて複数穿設されている。出力軸21の前端には、図示しないファンが設けられて、出力軸21の回転に伴うファンの回転により、吸気口26,26・・から冷却用空気を吸い込んでモータハウジング5内を通過させ、排気口10,10・・から排出させることで、モータ20の冷却を可能としている。
但し、ここでは、吸気口26,26・・のうち、図2で見てベアリングボックス18の右上と左下とに当たる左右四箇所の各吸気口26には、ベアリングボックス18の周縁から当該吸気口26の一部を閉塞する閉塞部27が、ベアリングボックス18と一体形成されている。このようにベアリングボックス18の右上と左下との点対称位置に限ったのは、ここでは出力軸21の回転方向が図2で見て右回りであって、冷却用空気がモータハウジング5の後方から当該右回り方向に沿った渦巻き状に流れながらモータハウジング5内に吸い込まれることから、その流入方向において整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分の上流側となるエリアを閉塞することで、当該摺接部分への冷却用空気の直接の流入阻止を図ったものである。
さらに、各閉塞部27の外端部には、冷却用空気の流入方向の下流側(モータハウジング5の内部側)へ行くに従って徐々に外側へ突出する傾斜面28が付与されて、図3に矢印で示すように、傾斜面28際を流れる冷却用空気を、整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分から離れる方向(出力軸21の軸心から離れる方向)へ案内可能としている。
以上の如く構成されたカッタ1においては、ベース4を被切断材上にセットした状態で、スイッチ9を押し操作してモータ20を駆動させると、出力軸21が回転して切断刃3が回転する。よって、被切断材上でベース4をスライドさせることで、切断刃3による被切断材の切断が可能となる。
また、出力軸21の回転に伴い、前述のように吸気口26,26・・から冷却用空気が吸い込まれてモータハウジング5内を通過し、モータ20を冷却することになるが、閉塞部27が形成された吸気口26では、冷却用空気は、閉塞部27の外側の開口部分を通ってモータハウジング5内に進入することになる上、傾斜面28によって整流子25から離れる方向へ案内されるため、矢印のように整流子25の外側を通過してモータハウジング5内を流れる。よって、冷却用空気が整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分へ直接流入することが殆ど無くなるため、たとえ冷却用空気と共に切断によって発生した粉塵が吸い込まれることがあっても、当該摺接部分への粉塵の侵入が抑制される。
このように、上記形態のカッタ1によれば、吸気口26における、冷却用空気の流入方向で整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分の上流側となるエリアに、当該エリアからの冷却用空気の流入を阻止する閉塞部27を設けたことで、整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分への粉塵の侵入を効果的に抑制でき、好適な整流作用やブラシ寿命が維持可能となる。また、閉塞部27は必要最小限のエリアに設けられるため、モータ20の冷却効率の低下も抑えられる。
ちなみに、上記形態の閉塞部27を設けたカッタ1と閉塞部27を設けないカッタとで被切断材の切断試験を行い、カーボンブラシ24の寿命を比較したところ、閉塞部27を設けた場合では、設けない場合よりも2割程度の長寿命化が確認できた。
一方、上記形態では、閉塞部27をモータハウジング5と一体に形成しているので、閉塞部27が簡単に形成可能となっている。
また、閉塞部27における冷却用空気の通過側の端面に、冷却用空気を整流子25とカーボンブラシ24との摺接部分から離れる方向へ案内する傾斜面28を形成したことで、当該摺接部分への粉塵の侵入がより効果的に抑制可能となる。
なお、閉塞部は、整流子とブラシとの摺接部分への冷却用空気の直接の侵入を阻止できるものであれば、冷却用空気の流入方向に合わせて大きさや形状は適宜変更可能である。
また、傾斜面も角度の変更は可能であるし、閉塞部の大きさによっては傾斜面を設けなくても差し支えない。
さらに、上記形態のように閉塞部をモータハウジングと一体形成せずに、閉塞部の全体形状に相当する別体の閉塞部材をモータハウジングの後面に、係止部同士の係合やネジ結合等の取付手段を利用して取り付けることで、閉塞部を形成するようにしてもよい。このような閉塞部材を採用すれば、閉塞部のない既存の切断機に対して閉塞部を簡単に付与することができる。
その他、切断機としてはカッタに限らず、マルノコ等の他の機種でも本発明は採用可能である。
カッタの斜視図である。 本体の背面図である。 モータハウジングの後方部の縦断面図である。
符号の説明
1・・カッタ、2・・本体、3・・切断刃、4・・ベース、5・・モータハウジング、7・・ブレードケース、10・・排気口、18・・ベアリングボックス、20・・モータ、21・・出力軸、23・・ブラシホルダ、24・・カーボンブラシ、25・・整流子、26・・吸気口、27・・閉塞部、28・・傾斜面。

Claims (3)

  1. モータを収容したハウジングの前方に、前記モータの駆動で回転する切断刃を設ける一方、前記ハウジング内の後方部に、前記モータの出力軸に設けた整流子に摺接するブラシを設け、前記ハウジングの後面に、前記モータの冷却用空気の吸気口を形成した切断機であって、
    前記吸気口における、前記冷却用空気の流入方向で前記整流子とブラシとの摺接部分の上流側となるエリアに、当該エリアからの前記冷却用空気の流入を阻止する閉塞部を設けたことを特徴とする切断機。
  2. 前記閉塞部を前記ハウジングと一体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の切断機。
  3. 前記閉塞部における前記冷却用空気の通過側の端面に、前記冷却用空気を前記整流子とブラシとの摺接部分から離れる方向へ案内する傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の切断機。
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