JP2009545221A - アンテナ用の、メッシュ平面において最適化された小型の直交偏波変換装置 - Google Patents

アンテナ用の、メッシュ平面において最適化された小型の直交偏波変換装置 Download PDF

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Abstract

アンテナ用の直交偏波変換装置(D)は、
(i)互いに直交した分極を有する、第1と第2のモードの主軸に従う伝播に対して適合し、円形ポート(AC)に連結された第1端と、そして第2端とを備える主要導波管(GP)と、
(ii)第1の補助軸に従う第1のモードの伝播に対して適合し、直列の連結スロット(FSP)を介して主要導波管の第2端に直列に連結された第1端と、直列ポート(AS)に連結された第2端とを備える第1の補助導波管(GA1)と、
(iii)並列の連結スロット(FPL)を介して、主要導波管に連結された、第2の補助軸に従う第2のモードの伝播に対して適合し、そして並列ポート(AP)に連結された第1端を備える第2の補助導波管(GA2)とを含む。
第1の補助導波管(GA1)と第2の補助導波管(GA2)とは重ねられる。
並列の連結スロット(FPL)は主要導波管(GP)の上部壁(PS)と第2の補助導波管(GA2)の下部壁(PI)との間に定義され、
一方から他方への第2モードの選択的伝達のため、主要導波管と第2の補助導波管との連結を可能にするように、そして第1のモードを主要導波管と第1の補助導波管との間に伝播させるように、主軸に対して方向付けられる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、場合によってはアレー・タイプである送信及び/又は受信アンテナの分野に関し、そしてとりわけ、そのようなアンテナを装備する直交偏波変換装置(又は「変換器」)に関する。
「アンテナ」は、ここで直交偏波変換装置に連結された単一の基本要素の放射源、及びアレー・アンテナの双方を意味すると理解される。
さらに、「アレー・アンテナ」は、ここで送信及び/又は受信において機能することができ、基本要素の放射源の配列と、選択されたダイヤグラムに従って基本要素の放射源により送信される(又は逆方向に、電波の形態で宇宙から受信する)無線周波数信号の振幅及び/又は位相を、能動システムを用いて制御するために適した、制御手段とを備えるアンテナを意味すると理解される。その結果、それは反射体システムの前に位置する、アレー・タイプの能動的又はもっと稀に受動的な、あるいは能動的又は受動的な放射源のアンテナである、(しばしば英語の頭字語DRAにより示される)いわゆる直接放射型アレー・アンテナと同等であり得る。
さらに、「直交偏波変換器」は、ここで当業者が頭字語OMTにより知っているであろうもの、すなわち第1の分極を有する第1の電磁モードで、あるいは第1のモードに直交する第2の分極を有する第2の電磁モードのいずれかで、(送信において)それに選択的に供給するか、又は(受信において)供給される角笛のような、基本要素の放射源に接続されるために設計された装置を意味すると理解される。第1と第2の分極は一般的に線形(水平(H)と垂直(V))である。しかしながら、適切な位相状態を作り出すために追加の構成要素を加えることにより、円形の分極もまた実現可能である。
そのような変換器は、例えば以下を含む:
−互いに直交し、(第1及び第2のモードに適合する円形ポートに連結され、基本要素の放射源に接続されるために設計された)第1端と、第2端とを備えた、第1と第2の分極を有する第1と第2の電磁モードの主要(無線)軸に従う伝播に対して適合する主要導波管と、
−第1の補助(無線)軸に従う、第1の電磁モードの伝播に対して適合した第1の補助導波管。第1の無線軸は、主要導波管の無線軸の同一線上にあるが、しかし必ずしもそれと合致する必要はない。第1の補助導波管は、直列の連結スロットを介して主要導波管の第2端へ直列に連結された第1端と、第1のモードに適合する直列ポートに連結された第2端とを備え、そして
−少なくとも1つの並列の連結スロットを介して主要導波管に連結され、第2のモードに適合する並列ポートに連結された第1端を備えた、第2の補助(無線)軸に従う第2の電磁モードの伝播に対し適合する、少なくとも1つの第2の補助導波管。
当業者が知っているように、アレー・アンテナにおいて、放射要素(又は基本要素の放射源)を挿入するために利用できるスペースは、運用上の必要性(適用される周波数帯域、性能の最適化、(DRAの場合は)アレーのローブによる損失の低減、(反射体アンテナ及びアレー・タイプの放射源の場合は)焦点のサンプリング)により固定される、アレーのメッシュ(又は基本パターン)の大きさに直接依存する。
ここで目指された2分極化の適用において、そして特に2分極化が線形である場合、直交偏波変換器(OMT)を当該の基本要素放射源の直後に置くことが必要である。ところでOMTが導波管技術で作られるとき、(主軸に直角な)メッシュの平面内におけるそれらの大きさは、急速にメッシュの大きさよりも大きくなる(典型的には1.2λ以上であり、ここでλは真空における動作波長である)。具体的に、最も一般的に用いられるOMTにおいて、少なくとも1つの第2補助導波管がエルボ管によって主要導波管(又はOMTの本体)に接続されるため、その結果メッシュの平面におけるそれらの大きさは典型的には約3λである。この場合、OMTの大きさとメッシュの大きさとの間には不適合が存在する。
IEEEのアンテナ及び伝播協会国際シンポジウム、1995年6月、AP−S.ダイジェスト、第1巻における、W.ステッフェによる書類「Ku帯域インテルサット用途のための新規小型OMJ」(the document by W.Steffe“A novel compact OMJ for Ku band intelsat applications”,IEEE Antennas and Propagation Society International Symposium,June 1995,AP−S.Digest,volume 1)において、小さくされたコンパクトさの直交偏波合成器(又はOMJs)を製作することが提案されている。このタイプのOMJは、正方形断面で、直列の連結スロットを介して(第1の電磁モードの伝播に適合する)、第1の補助導波管に直列に連結されるように設計された上述のタイプの主要導波管と、並列の連結スロットを介して主要導波管に連結され、第2のモードに適合する並列ポートに連結されるために設計された第1端を備える、第2の電磁モードの伝播に適合する、長方形断面の第2補助導波管とを含む。並列の連結スロットは、主要導波管の側壁と(その長方形断面の短辺の高さに等しい高さにわたって延びる)第2の補助導波管の側壁との間に定義されるため、その結果第2の補助導波管はメッシュの平面において、その長方形断面の長辺に等しい距離にわたって延びる。OMJは従ってメッシュの平面において、一般的には依然として大きすぎることが判明している約2λのスペースの要件を持つ。さらにポートの位置決めは、アンテナ全体の構造を大幅に複雑にし、質量及び大きさの最終結果を増大させる効果を有する。
完全に満足できる解決策は知られていない。本発明は従ってこの状況を改善することを目的とする。
このために、本発明は導入部分の最初に示され、そして:
−第1と第2の補助導波管は、それらの第1と第2の(無線)補助軸が、主要導波管の主要(無線)軸に平行であるように、上下に位置し、
−各並列の連結スロットが主要導波管の上部壁と第2の補助導波管の下部壁との間に定義され、一方で、第2のモードの片方から他方への選択的移動のため、主要導波管の第2補助導波管への連結を可能にするように、他方で、第1のモードを主要導波管と第1補助導波管との間に伝播させるように、主軸に対して方向付けられたタイプである、アンテナ(場合によりアレー・アンテナ)用の直交偏波変換装置を提案する。
言い換えれば、本発明は第2の補助導波管を主要導波管の横にではなく、(場合によっては僅かな横方向のずれと共に)上部に置き、次に第1と第2の補助導波管が同じ向きか或いは互いに直角の向きかによって、各並列の連結スロットを主軸に対して平行又は横方向の位置に定義することを提案している。
本発明による装置は、単独で又は組み合わせて入手し得る別の特徴を含んでもよく、とりわけ:
−その第2の補助導波管は、例えば第1端の反対側で、短絡を決定するように閉じられる第2端を含むことができ、
−第1の実施形態において、それは主軸に平行な長辺及びこの長辺よりも大幅に小さな長さの短辺を有し、一方で主要導波管の上部壁のほぼ中央に、他方で第2の補助軸に対して横方向にずれている第2の補助導波管の下部壁の領域内に定義される、長方形の並列連結スロットを含み得る。この場合、第1及び第2の補助導波管と直列及び並列ポートは、それらの長辺が互いに平行な(第1と第2の補助導波管が同じ向きを持つ状況に相当する)長方形横断面を有する。
第2補助導波管の下部壁の領域は、例えば、この第2の補助導波管の横壁近傍に位置し、
−第2の実施形態において、主軸及び第2の補助軸は上下にほぼ重ねられ得る。この場合、各並列の連結スロットは、主軸に直角な長辺及び長辺よりも大幅に小さい長さの短辺を伴う長方形を有し、主軸及び第2の補助軸に対して中心位置又は偏心位置に定義される。さらに、第1の補助導波管及び直列のポートは、それらの長辺が互いに平行な長方形横断面を有し、第2の補助導波管及び並列ポートは、それらの長辺が互いに平行で、(第1と第2の補助導波管が異なる向きを持つ状況に対応する)第1の補助導波管の長辺及び直列ポートに直角な長方形横断面を有する。
それは各スロットにより連結され、選ばれた距離だけ離れたエネルギーの一部分を変調するために、同一に又は異なるように選ばれた大きさの1つ、2つ、あるいは3つ(又はさらに多く)の長方形の並列連結スロットを含み得る。
本発明はまた上記に提示され、単一の基本要素の放射源に連結されたタイプの直交偏波変換装置を備えるアンテナを提案する。
本発明はまた上記に提示され、例えば六角形タイプの選ばれたメッシュを有する、アレー内に配置された基本要素の放射源にそれぞれ連結されたタイプの、多数の直交偏波変換装置を備えるアレー・アンテナを提案する。
本発明のさらなる特徴と利点は、以下の詳細な記述及び添付図を調べることにより明らかになるであろう。
本発明による直交偏波変換装置の第1の例示的実施形態を、斜視図で非常に概略的に示す。 図1に描かれている直交偏波変換装置の第1の例示的実施形態を、側面図(YZ平面)で非常に概略的に示す。 図1に描かれている直交偏波変換装置の第1の例示的実施形態を、上面図(XY平面)で非常に概略的に示す。 図1に描かれている直交偏波変換装置の第1の例示的実施形態を、XZ平面を通じた横断面図で非常に概略的に示す。 本発明による直交偏波変換装置の第2の例示的実施形態を、斜視図で非常に概略的に示す。 図5に描かれている直交偏波変換装置の第2の例示的実施形態を、側面図(YZ平面)で非常に概略的に示す。 図5に描かれている直交偏波変換装置の第2の例示的実施形態を、上面図(XY平面)で非常に概略的に示す。 図5に描かれている直交偏波変換装置の第2の例示的実施形態を、XZ平面を通じた横断面図で非常に概略的に示す。 アレー・アンテナ配列の(ここでは、例えば六角形の)メッシュの節点において、図1〜4に例示されているタイプの直交偏波変換装置の配置を、非常に概略的に示す。 アレー・アンテナ配列の(ここでは、例えば六角形の)メッシュの節点において、図5〜8に例示されているタイプの直交偏波変換装置の配置を、非常に概略的に示す。
添付図は本発明を補足するために役立ち得るだけでなく、必要であれば、その定義にも貢献出来るであろう。
本発明の目的は、望ましくは(場合によりアレー・タイプの)送信及び/又は受信アンテナ用の分離薄板(又は隔壁)無しで、最適化されたコンパクトさを有する、直交偏波変換装置の製作を可能にすることである。
以下において、限定されない例として、アンテナはいわゆる直接放射線タイプのアレー・アンテナ(又はDRA)であり、例えば能動型であると想定されるであろう。従ってそれは、各々が本発明による直交偏波変換装置Dに連結された、例えば角笛のような基本要素の放射源の配列と、選択されたダイヤグラムに従って基本要素の放射源により送信される(又は逆方向に、電波の形態で宇宙から受信する)無線周波数信号の振幅及び/又は位相を、アクティブ・システムを用いて制御するために適した、制御手段とを備える。しかしながら、本発明はこのタイプのアンテナに限定されない。それは実際、一方であらゆるタイプのDRA又は他のアレー・アンテナに、そしてとりわけ例えば能動的又は受動的で、再構成可能な又は不可能なFAFRタイプのアンテナの如き、反射体システムの前方に位置するアレー放射源に関し、他方で本発明による装置に連結された単一の基本要素の放射源に関する。
例えば、アレー・アンテナはKa帯域(18.2GHz〜20.2GHzで送信、又は27.5GHz〜30GHzで受信)あるいはKu帯域(10.7GHz〜12.75GHzで送信、又は13.75GHz〜14.5GHzで受信)においてマルチメディア通信衛星に搭載される。それにもかかわらず、本提案の装置はあらゆる他の周波数帯域に対して依然として適用可能である。さらに、放射される2つの分極は同じ周波数帯域内、又は異なる周波数帯域内にあり得る。
本発明による直交偏波変換装置Dの第1の例示的実施形態を説明するために、まず最初に図1〜4が参照されよう。
図1に概略的に例示されているように、本発明による直交偏波変換装置Dは、円形のポートACに連結された少なくとも1つの主要導波管(又は本体)GPと、主要導波管GP及び(図4にマークされている)直列ポートASへ直列に連結された第1の補助導波管GA1と、そして主要導波管GP及び(図4にマークされている)並列ポートAPへ並列に連結された第2の補助導波管GA2とを備える。
主要導波管GPは、(XZ平面における)その横断面の形状が例えば長方形又は正方形の平行6面体である。しかしながら、主要導波管GPが円形の場合もまた可能であるが、この解決策は現在望ましいものではない。それは、装置Dの主要な無線軸もまた定義する長手(Y)方向に延びる。その寸法は、互いに直交する第1の分極P1と第2の分極P2とをそれぞれ有する第1と第2の電磁モードにより、無線周波数(RF)信号の主要な(無線)軸Yに従った伝播を可能にするように選ばれる。
例えば、第1と第2の電磁モードは、それぞれTE10(基本モード)とTE01である。
例えば、第1の分極P1と第2の分極P2は線形タイプであり、P1は例えば垂直(V)でP2は水平(H)か、又はその逆である。しかしながら、本発明は必要な電気的位相条件を得るために適切な構成要素を追加することにより(例えばハイブリッド・カプラーを2つの長方形ポートの導波管に追加、あるいは主要円形導波管に対して偏波器を追加することにより)、円形の分極生成もまた可能にすることが観察されよう。
主要導波管GPは(YZ平面における)2つの「横」壁PL、(XY平面における)「下部」壁、及び(XY平面における)「上部」壁PSを備える。「横」、「下部」、及び「上部」の概念は、ここで図面を参照して理解されるべきであり、導波管の上部壁PSは、結果的に当該導波管の下部壁の上方に、そして前記導波管の2つの横壁PLに直角に位置する。勿論、これらの概念は単に説明を容易にするためだけに用いられ、一旦装置Dが(ここでは例としてアレー・タイプの)アンテナに組み込まれれば、主要導波管GP又は補助導波管GA1あるいはGA2の壁の最終方向に関係しない。
これらの横壁PL、下部壁及び上部壁PSは、第1端と第2端を備える主空洞を内部的に画定する。第1端は、(第1の分極P1及び第2の分極P2をそれぞれ有する)第1と第2のモードに適し、基本要素の放射源に接続されるように設計された、円形ポートACに連結される。いわゆる「直列」の連結スロットFSPは、第2端において定義される。それはむしろ長方形で、その長辺が例えばZ軸に平行であることが望ましい。
主要導波管GPの上部壁PSは、いわゆる「並列」の連結スロットFPL又はFPTの一部分を構成する、選ばれた形状の少なくとも1つの開口を含む。
第1の補助導波管GA1は、例えば長方形の(XZ平面における)横断面を有する、一般的に平行6面体の形状である(しかし他の形状、特に円形又は楕円形は想定され得る)。それは(第1の)補助的無線軸も定義する、長手方向(Y)に延びる。それは従って、いわば、主要導波管GPをY軸に従って延長する。その寸法は、第1の分極P1を有する第1の電磁モードによって、無線周波数(RF)信号の第1の補助(無線)軸に従う伝播を可能にするように選ばれる。
第1の補助導波管GA1は、(YZ平面における)2つの「横」壁、(XY平面における)「下部」壁、及び(XY平面における)「上部」壁を備える。これらの横壁、下部壁及び上部壁は、第1端と第2端を備える第1の補助空洞を内部的に画定する。第1端は、直列の連結スロットFSPを介して、主要導波管GPの第2端に直列に連結される。第2端は、第1の分極P1を持ちそしてXZ平面において定義される、第1のモードに適合した直列ポートASに連結される。
例えば、直列ポートASは長方形の形状を有する。図1〜4に描かれる第1の例示的実施形態において、直列ポートASはX軸に平行な長辺GC1と、Z軸に平行な短辺PC1とを有する。
第1の補助導波管GA1は、純粋な平行6面体ではない可能性があることに注意されたい。それは例示されるように、電気的性能を最適化するため(インピーダンス整合用のステップ変圧器)、導波管の横方向寸法において変化を生じるように、(Y方向に対して直角な平面において)選ばれた断面と(Y方向の)長さの、少なくとも2つの平行6面体形状の部分から部分的に成り得る。
第2の補助導波管GA2は、例えば、(XZ平面において)長方形の横断面を有する、一般的に平行6面体の形状である。それは(第2の)補助的無線軸もまた定義する、長手方向(Y)へ延びる。その寸法は、第2の分極P2を有する第2の電磁モードにより、無線周波数(RF)信号の第2の補助(無線)軸に従う伝播を可能にするように選ばれる。
第2の補助導波管GA2は、(YZ平面における)2つの「横」壁、(XY平面における)「下部」壁PI、及び(XY平面における)「上部」壁を備える。これらの横壁、下部壁PI、及び上部壁は、第1端と第2端を備える第2の補助空洞を内部的に画定する。第1端は、第2の分極P2を持ちそしてXZ平面において定義される、第2のモードに適合した並列ポートAPに連結される。第2端は、第2の補助空洞における電気的短絡を決定するために、(XZ平面において)端壁PTにより終わることが望ましい。
第2の補助導波管GA2の下部壁PIは、主要導波管GPの上部壁PSにおいて定義され、並列の連結スロットFPL又はFPTの補完的な部分を構成するものと同じ選ばれた形状の、少なくとも1つの開口を備える。
例えば、並列ポートAPは長方形の形状である。図1〜4に例示される第1の例示的実施形態において、並列ポートAPはX軸に平行な長辺GC2、及びZ軸に平行な短辺PC2を有する。
第1の補助導波管GA1と同様の仕方で、第2の補助導波管GA2は純粋な平行6面体ではない可能性があることに注意されたい。それは、例示されているように、平行6面体の形状であるが、電気的性能を最適化するためステップ変圧器を作り出すように、異なる大きさ(Y方向に対して直角な平面における断面、及びY方向の長さ)を有する、少なくとも2つの部分から成り得る。
第1の補助導波管GA1とまた同様の仕方で、主要導波管GPは純粋な平行6面体ではない可能性があることに注意されたい。それはインピーダンス整合のために、1つが平行6面体の形状で、もう1つが円筒形である少なくとも2つの異なる部分から成り得る。
第1の補助導波管GA1及び第2の補助導波管GA2は、それらの第1と第2の補助的無線軸が、主要導波管GPの主要な無線軸に平行であるように、上下に位置する。第2の補助導波管GA2も又それゆえ少なくとも部分的に、主要導波管GPの上部壁PSの上方に位置する。
主要導波管GP(及びその円形ポートAC)と、第1の補助導波管GA1及び第2の補助導波管GA2(並びにそれらの直列ポートASと並列ポートAP)は、互いに組み立てられる2つ又は3つの部分で作られ得ることに注意するのが重要である。しかしながら、それらは用いられる製作方法に全て依存する一体品の集合を構成することも又可能である。この場合、主要導波管GPの上部壁及び、第1の補助導波管GA1の上部壁は、それらが主要な空洞及び補助的空洞の一部分を定義することに貢献するにもかかわらず、第2の補助導波管GA2の下部壁PIと合致することは明らかである。
前に示したように、各並列の連結スロットFPL又はFPTは、主要導波管GPの上部壁PSと第2の補助導波管GA2の下部壁PIとの間に定義される。例えば、主要導波管GPの上部壁PSと第2の補助導波管GA2の下部壁PIとが、互いに相対して置かれるか、又は合致するとき、並列の連結スロットFPL又はFPTは、主要導波管GPの上部壁PS及び第2の補助導波管GA2の下部壁PIにおいて、互いに対応する2つの開口のみにより構成され得る。しかしながら、並列の連結スロットFPLあるいはFPTは又、互いに対応する2つの開口により、そしてこれら2つの開口の間にガイド機能を与える接続要素によっても構成され得る(この解決策は、接続要素の厚さ(又は長さ)を出来るだけ制限する試みのために、現在は好適なものでない)。
各並列の連結スロットFPL又はFPTは2つの理由により、選ばれた方法で主要な無線軸に対して方向付けられる。方向付けは、(第2の分極P2を有する)第2のモードが、受信(Rx)時に主要導波管GPから第2の補助導波管GA2へ、あるいは送信(Tx)時に第2の補助導波管GA2から主要導波管GPへ選択的に伝達されるように、まず最初に(主要導波管GPにより定義される)主空洞と、(第2の補助導波管GA2により定義される)第2の補助空洞との連結を可能にしなければならない。さらに、方向付けは(第1の分極P1を有する)第1のモードを、受信(Rx)時に主要導波管GPから第1の補助導波管GA1へ、あるいは送信(Tx)時に第1の補助導波管GA1から主要導波管GPへ強いて伝播させなければならない。
第2のモードの連結は、その長辺がY方向に平行な長手方向の長方形スロットの場合、並列の連結スロットFPLの長さによって、そして第2の補助導波管GA2の第2の補助無線軸に対する(X方向への)横偏倚によって強いられるか、あるいはその長辺がX方向に平行な横方向の長方形スロットの場合、長さ及び/又は並列の連結スロットFPTの数、及び/又はスロット間の距離、及び/又は第2の補助RF軸に対する各並列の連結スロットFPTの中心位置によって強いられる。
第2の補助導波管GA2の端壁PTに位置する短絡と、最も近い連結スロットFPL又はFPTとの間の距離もまた、調整パラメータの一部分を形成することに注意されたい。
幾つかの並列の連結スロットFPTの使用は、スロット間に出力を分散させることを可能にする。
さらに、各並列の連結スロットFPL又はFPTの狭さは、第1分極P1の励磁が最小化されることを可能にし、又は言い換えれば第1分極P1の拒絶レベルが固定されることを可能にする。これは分離薄板(又は隔壁)の使用が又ここで可能であるにもかかわらず、それが回避されることを可能にする。例えば、およそλ/10〜λ/20の間の厚さが選定され、ここでλは装置Dの動作波長である。
各並列の連結スロットFPL又はFPTの位置は、第2のモードに対応し、主要導波管GPの上部壁PS及び第2の補助導波管GA2の下部壁PIにおいて生じる、電流のラインとの連結を最適化するように選定される。
さらに、各並列の連結スロットFPL又はFPTの方向は、X方向において装置Dに求められるコンパクトさに依存する。2つのクラスの実施形態が想定され得る。
第1のクラスは、各並列の連結スロットFPLが「長手方向に」長方形(Y方向に平行な長辺(又は長さ))であり、主要導波管GPの主軸の上方に位置し、それに対して平行であり、同時に第2の補助導波管GA2の第2の補助無線軸に対して横方向に(X方向に)ずれている実施形態を1つにまとめる。
第2のクラスは、各並列の連結スロットFPLが「横方向に」長方形(X方向に平行な長辺(又は長さ))であり、そして主要導波管GPの主軸に対して、及び第2の補助導波管GA2の第2の補助軸に対して中心に置かれる(しかし又、偏倚(偏心)することもあり得る)、実施形態を1つにまとめる(主軸と第2の補助軸はそのとき上下に位置している)。「中心に置かれた位置」とはここで、第2の補助軸の両側において同じ横方向の延びを持つことを意味すると理解される。第2の補助RF軸に対する並列の連結スロットFPTの位置決めは、それらが送信する出力の少なくとも部分的な定義を可能にする。
第1のクラスは図1〜4に例示される第1の実施形態に対応する。この例において長方形で長手方向の、単一な並列の連結スロットFPLが示されているが、しかし次々に置かれ、Y軸に従って同じ方向を有する、それらの内の幾つか(少なくとも2つ)の使用を想定することができる。この場合、スロットの長さは必ずしも同一である必要はない。
第2の補助軸に対する、縦の連結スロットFPLの横方向(又は横断方向)へのずれが大きい程、第2のモードの電流ラインの連結は有効である。描かれている例(図4参照)において、縦の連結スロットFPLは、第2の補助導波管GA2の横壁近傍に位置する、第2の補助導波管GA2の下部壁PIの領域内へと開いている。従って連結は最適である。しかしながら、第2の補助軸に対する、縦の連結スロットFPLの横方向へのずれが大きい程、主要導波管GP及び第1の補助導波管GA1に対する、第2の補助導波管GA2の横方向ずれは大きいことに注意されたい。この第2の補助導波管GA2の横方向ずれは、大きくてもその幅(長辺)GC2の半分に等しい。その結果、装置Dの横方向(X方向)のスペース要件は、大きくても主要導波管GPの幅GC1と第2の補助導波管GA2の幅GC2の半分との合計、又はGC1+GC2/2に等しい。
この第1の実施形態において、並列の連結スロットFPLの「長手」方向のため、第1の補助導波管GA1と第2の補助導波管GA2、及び直列ポートASと並列ポートAPは、その長辺が全てX方向に平行な長方形の横断面を有する。その結果、第1の補助導波管GA1と第2の補助導波管GA2、及び直列ポートASと並列ポートAPは、全て同じ「横」方向(X方向において長辺GC1、GC2)を有する。
第2のクラスは図5〜8に描かれている第2の例示的実施形態に対応する。限定されない例として、同一の長方形で横方向形状の3つの並列の連結スロットFPTが示されているが、そのうちの1つ又は2つ、あるいは並列で3つを超える使用までも想定することが可能である。
横方向のスロットFPTの数がより多く、そして各横方向のスロットFPTの(X方向への)長さがより大きくなる程、第2モードの電流のラインの連結はより効果的になる傾向があろう。描かれている例(図5〜7参照)において、3つの横方向のスロットFPTは同じ長さであり、各々の対は等距離である。しかしながら、これは必要ではない(スロット間の距離は実際に変化し得る)。スロットの長さもまた調整パラメータであり得ることに注意されたい。
第2の補助軸はここで主軸上及び第1の補助軸上に正確に重ねられるため、第2の補助導波管GA2は従って完全に、又は殆ど完全に主要導波管GP及び第1の補助導波管GA1の上方に位置する。その結果、装置Dの(X方向における)横方向のスペース要件は、最大の横方向の延びを有する補助導波管又は主要導波管のスペース要件に等しい。少なくとも、装置Dの横方向のスペース要件は、従って実施形態の第2のクラスに関して最小である。
この第2の例示的実施形態において、各並列の連結スロットFPTの「横」方向のため、第1の補助導波管GA1及びその直列ポートASは、その長辺GC1がZ方向に平行な長方形横断面を有し、一方で第2の補助導波管GA2及びその並列ポートAPは、その長辺GC2がX方向に平行な長方形横断面を有する。第1の補助導波管GA1と第2の補助導波管GA2とは従って異なる向きを有し、直列ポートASと並列ポートAPについても同様である。
図9は第1のクラスに属し、アレー・アンテナ配列の六角形メッシュ(又は要素パターン)Miの一例の節点に位置する、7つの直交偏波変換装置Di1〜Di7を概略的に示す。
同様に、図10は第2のクラスに属し、アレー・アンテナ配列の六角形メッシュ(又は要素パターン)Miの一例の節点に位置する、7つの直交偏波変換装置Di1〜Di7を概略的に示す。
勿論、本発明による直交偏波変換装置Dは、アレー・アンテナ配置の別のタイプのメッシュ(又は要素パターン)Mi、例えば三角形、長方形、その他諸々(すなわち必ずしも周期的である必要のないパターン)を構成するように、それに関して違ったやり方で配置され得る。
さらに前述において、主要導波管GPが直列の補助導波管GA1と直列に連結され、並列の補助導波管GA2と並列に連結される一例の装置Dが記述されている。しかしながら、主要導波管GPは直列の補助導波管GA1と直列に連結され、そして1つ、2つ、3つ、又は4つの並列の補助導波管GA2と連結され得る。後者の場合、並列の補助導波管GA2は、その様々な(XY平面及びYZ平面に平行な)横壁において主要導波管GPと連結される。これは装置Dが1〜5の間で多数の周波数において動作することを可能にし得る。これらの様々な並列の補助導波管GA2は、それらの全ての連結スロットを必ずしもY軸に従った同じ側に置く必要はないことに注意されたい。さらに、主要導波管GPの空洞の横断面は又、前記連結スロットの様々な位置を考慮に入れるために、Y軸に従って変化し得る。
本発明による装置は、例えば単一周波数又は二重周波数の2分極化を必要とする、単一又は分離された放射源を有する場合のように、スペース要求の制約が主な制約ではない時にもまた使用され得る。
本発明は、上記に例としてのみ説明された直交偏波変換装置及び(場合によってはアレー・タイプの)アンテナの実施形態に限定されず、当業者が以下の請求項の範囲内で想定し得る全ての変形を含む。

Claims (5)

  1. アンテナ用の直交偏波変換装置(D)であって、
    (i)互いに直交した第1と第2の分極を有する、第1と第2の電磁モードの主軸に従う伝播に対して適合し、前記第1と第2のモードに適合する円形ポート(AC)に連結された第1端と、そして第2端とを備える主要導波管(GP)と、
    (ii)第1の補助軸に従う前記第1の電磁モードの伝播に対して適合し、直列の連結スロット(FSP)を介して主要導波管(GP)の前記第2端へ直列に連結された第1端と、前記第1のモードに適合する直列ポート(AS)に連結された第2端とを備える第1の補助導波管(GA1)と、
    (iii)少なくとも1つの並列の連結スロット(FPL、FPT)を介して、前記主要導波管(GP)に連結された、第2の補助軸に従う前記第2の電磁モードの伝播に対して適合し、前記第2のモードに適合する並列ポート(AP)に連結された第1端を備える第2の補助導波管(GA2)とを含み、
    前記第1の補助導波管(GA1)と第2の補助導波管(GA2)とが、それらの第1と第2の補助軸が前記主軸に平行であるように上下に位置し、
    各並列の連結スロット(FPL、FPT)が主要導波管(GP)の上部壁(PS)と第2の補助導波管(GA2)の下部壁(PI)との間に定義され、
    一方から他方への第2モードの選択的伝達のため、主要導波管(GP)と第2の補助導波管(GA2)との連結を可能にするように、そして前記第1のモードを主要導波管(GP)と第1の補助導波管(GA1)との間に伝播させるように、前記主軸に対して方向付けられ、
    前記主軸と第2の補助軸が上下にほぼ重ねられ、
    それが前記主軸に直角な長辺と、該長辺よりも大幅に小さい長さの短辺を伴う長方形を有し、そして前記主軸及び第2の補助軸に対して偏心した位置に定義される、少なくとも1つの並列の連結スロット(FPT)を備え、
    前記第1の補助導波管(GA1)及び前記並列ポート(AS)が、その長辺が互いに平行な長方形の横断面を有し、そして前記第2の補助導波管(GA2)及び前記並列ポート(AP)が、その長辺が互いに平行で、第1の補助導波管(GA1)と直列ポート(AS)との長辺に直角な、長方形の横断面を有することを特徴とする装置。
  2. 前記第2の補助導波管(GA2)が第1端とは反対の第2端を備え、短絡を決定するために閉じられることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 請求項1あるいは2のいずれか一項に記載の、単一の直交偏波変換装置(D)を備え、単一の基本要素の放射源に連結されることを特徴とするアンテナ。
  4. 請求項1あるいは2のいずれか一項に記載の、多数の直交偏波変換装置(D)を備え、選択されたメッシュを有するアレー内に配置された基本要素の放射源に、それぞれが連結されることを特徴とするアレー・アンテナ。
  5. 前記メッシュが六角形タイプであることを特徴とする、請求項4に記載のアレー・アンテナ。
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