JP2009544134A - カーソル制御用の単純な多方向キー - Google Patents
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- H01H25/002—Switches with compound movement of handle or other operating part having an operating member rectilinearly slidable in different directions
Abstract
多方向キーは、キーのボタン・ディスクが移動させられる方向に応じて、複数の金属指状部のうちの特定の金属指状部を複数の接触部のうちの面している接触部に押しつけるよう動作する。指状部は、環状部から延びる突起部であり、上記組合せは金属シートでできており、ディスクの平面から曲げられて、ボタンが移動させられるとボタンと係合する。その結果、多方向キーは、非常に単純な構成を有し、製造が非常に安くつく。
Description
本発明は、多方向キーによるユーザ入力を有する装置に関する。本発明は、多方向キーにも関する。
カーソル、強調表示、又は別の表示(以下、併せてカーソルとして表す)を移動させるための多方向入力装置の種々の実施例が存在している。前述の実施例には、コンピュータマウス及びジョイスティックが含まれる。マウス又はジョイスティックは、別個の装置として実現するか、又は、あるいは、データ処理装置に、又は別の付属品に物理的に一体化されているものとして実現することが可能である。前述の装置の例には、ハンドヘルド型リモコン、ラップトップ型コンピュータや、パームトップ型コンピュータが挙げられる。付属品の例には、キーボードがある。一体化されたマウスの制御機構は、圧力接触設計、又は力感応型抵抗器(FSR)を使用した多方向キーとして実現することが可能である。FSR実現形態では、ユーザは自分の親指を使用して圧力を固定位置のディスクに印加してマウス移動を起動させる。一体化されたジョイスティックの場合、ユーザは、カーソル移動の制御のために、親指を使用して、留められたスティックを転がす。
多方向キーの既知の例を以下に簡単に説明する。
特開2004−031177号には、ハウジングの上面における環状穴を貫通する多方向入力キーが開示されている。ユーザは、上部の平面内にキーを摺動させることが可能であり、その移動は、穴の壁によって制限される。キーは、ユーザがキーを解除すると中立位置へキーを戻すようにハウジング内の固定位置と係合する可撓性キーシート上に位置する。キーシートの底部は、輪郭が作られ、4つ(主方向毎に1つ)の接触部を有する膜スイッチ構成と係合する。特定の方向にキーを摺動させると、輪郭が作られた底部により、接触部のうちの関連付けられた接触部が塞がれる。
特開2004−171924号には、ハウジング内を摺動することが可能な多方向入力キーが開示されている。上記キーは、より低い部分の平面内に配置された可撓性の2つの導電エレメント間の中立位置に保持された、より低い部分を有する。キーを特定の方向に押すことにより、上記エレメントのうちの1つがハウジングの壁に対して変形する。各エレメントは、壁内の2つの電気接触部のうちの1つに接触することが可能である。上記接触部のうちの何れが接触しているかは、エレメントの変形に依存する。エレメントの変形は同様に、キーが押される方向に支配される。
多方向キーの更なる例は、JP59206932、JP09134248、及びJP5204539に開示されている。
本発明の目的の1つは、特に、低コスト・アプリケーションに適した(、大量生産される安価なリモコン装置などにおける、)多方向キーの単純で頑丈な代替的設計を提供することである。
本願の発明者は、よって、請求項1記載の装置、及び前述の装置において使用するための多方向キーを提案する。効果的な実施例は、従属請求項において扱っている。本発明は、リモコン装置、ラップトップ型コンピュータ、パームトップ型コンピュータ、携帯電話機、及びその他のハンドヘルド型装置に特に関係する。
本発明は、更に詳細に、例として、添付図面を参照して説明する。
図を通して、同じ参照番号は、同様な、又は対応する構成を示す。
図1は、装置102(ここでは、リモコン装置)と、ディスプレイ・モニタ104を有するデータ処理システムとを含む、本発明におけるシステム100の図である。リモコン102は、とりわけ、ディスプレイ・モニタ104上のカーソル106の移動を制御するよう動作する。前述のシステムは、当該技術分野において知られており、ここでは更に詳細に説明しない。リモコン102は、カーソル106の制御のために多方向キー110を収容するユーザインタフェース108を有する。キー110は、特定の方向におけるキーの移動をこの特定の方向を表す信号に変換するためのリモコン102のハウジングに対して移動可能である。
図2及び図3は、動作中に使用されるキー110の実施例を示す。キー110は、プリント回路基板(PCB)206によって画定された第1の平面内に複数の接触部202、204を含む。キー110は、接触部202、204のうちの個別の接触部に、指状部208、210の個別のうちの指状部それぞれが面する複数の指状部208、210を更に含む。キー110は、PCB206に対して平行に移動可能であり、指状部208、210間の部分214を有する構成部分212も有する。参照符号400、414及び416を有する構成は、図4を参照して以下に更に記載する実現形態の細部に関する。図3に示すように、部分214は、構成部分212が移動させられる方向に依存して、面している接触部204に対して、指状部のうちの特定の指状部(ここでは指状部210)を押しつけるよう構成される。指状部208及び210、並びに接触部202及び204は、導電材料を含む。指状部208及び210は、互いに通電可能に接続されており、接地されている。あるいは、指状部208及び210は、互いに接続し、他の1つ又は複数の電気部品(図示せず)に接続することが可能である。PCB206内の接触部202及び204は、非ゼロ電圧を有するので、接触部202、204と、接地されている指状部208、210との間に電位差が存在している。指状部210及び接触部204が互いに接触すると、電流が接触部204と指状部210との間で流れ始める。構成部分212の移動の方向はしたがって、電流を導通している接触部202及び204のうちの適切な接触部を識別することによって判定することが可能である。
指状部が弾性材料、又は弾力のある材料でできている場合、構成部分212は解放されると、それに面している接触部に対して先行して押しつけられた指状部によって部分214に対して作用する復元力により、中立位置を、より容易に呈する。
図4は、指状部208及び210を作成するための単純かつ安価な実現形態である。図4には、金属シートでできており、特定の輪郭を有するエレメント400を示す。エレメント400の形状は、環状部402の外周から放射方向に延びる突起部404、及び環状部402から延びる更なる突起部406を有する環状部402のような形状である。突起部404の外側部分は、図2及び図3の指状部208及び210などの指状部を形成するように環状部402の平面から曲げられる。更なる突起部406は、エレメント400をPCB206に留め、接地との電気接続(図2及び図3に示す)、又は他の1つ又は複数の電気的構成部分(図示せず)として機能するよう使用される。構成部分212は、エレメント400の環状部402を通って延びる軸414を有する。軸414は、環状部402の内径よりも細く、よって、構成部分212の横方向の移動(図2及び図3の側方の移動)を制限する役目を担う。更に、軸414は、環状部402の内径よりも広い底部416を有し、構成部分212の上部はPCB206内の穴よりも広い。これは、構成部分212の軸方向の移動(図2及び図3の上下方向の移動)を制限する。構成部分212が、加熱すると容易に変形するプラスチック材料でできている場合、キー110は、エレメント400をPCB206の底部に入れ、エレメント212を、穴212を介してPCB206に入れ、エレメント400に入れ、軸414の底部部分を変形させて部分416を形成することにより、組み立てることが極めて単純である。他の実現形態(例えば、構成部分212及びエレメント400を、部分416を介してエレメント400をスナップ式で嵌め込む(部分416は次いで、環状部402の内径の穴を通るのに十分小さな断面に弾力的に変形することが可能である)か、又は構成部分212及びエレメント400をねじ又は接着剤等によって接続することによって接続することが可能である構成)も実現可能である。
Claims (5)
- 複数の方向のうちの特定の方向への移動を前記特定の方向を表す信号に変換するための、ハウジング内の多方向キーを有する装置であって、前記キーは、
第1の平面内の複数の接触部と、
複数の指状部であって、前記指状部のうちの個別の指状部それぞれが、前記複数の接触部のうちの個別の接触部に面している指状部と、
前記平面に対して平行に移動可能であり、前記指状部間に部分を有する構成部分とを含み、前記部分は、前記構成部分が移動させられる方向に応じて、前記接触部のうちの前記面している接触部に対して前記指状部のうちの特定の指状部を押しつけるよう構成された装置。 - 請求項1記載の装置であって、前記指状部及び前記接触部は導電材料を有し、前記指状部は互いに通電可能に接続される装置。
- 請求項2記載の装置であって、前記指状部は、前記導電材料の単一のシ―トの第2の平面から曲げられたストリップを有する装置。
- 請求項1記載の装置であって、リモコン装置、ラップトップ型コンピュータ、パームトップ型コンピュータ、及び携帯電話機のうちの少なくとも1つを含む装置。
- 請求項1、2又は3に記載の装置において使用される多方向キー。
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