JP2009543717A - 有形物体の積層製造方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】有形物体の積層製造方法およびシステムを提供すること。
【解決手段】有形物体5の積層製造方法の方法サイクルは、液体の所定部分を固化して所定形状の固体層14を得て、固体層を構築形体6から分離し、分離した固体層と構築形体を相互に対して移動して相互に対して所定位置に配置する。固化の実行は、固体層と構築形体とが、固体層面70の全ての表面部分が同時に構築形体の液体接触面11と完全な接触係合することができないという意味で、不一致形状を有するように行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、請求項1の前提部分に記載の有形物体の積層製造方法に関する。また本発明は有形物体の積層製造システムに関する。
そのような方法は公知である。例えば、DE10256672A1から液体容器が透明底板を有し、その上面に分離層を有することは知られている。この底板の上部の空間には、上下に移動可能なキャリア・プレートが存在する。その移動の際、キャリア・プレートは液面の上下に渡る位置に到達することができる。有形物体の最初に形成された固体層はキャリア・プレートの下面に付着される。続いて形成された固体層はそれぞれ先に形成された固体層に付着される。
新しい層が固化する度毎に、最後に形成された固化層を底板の分離層から分離するために、キャリア・プレートはその上の先に固化した層とともに上方に移動される。そのような分離の度毎に分離された固体層は底板の分離層からある距離の所定の位置に移動され、分離された固体層と底板の分離層との間に液体を流入させている。この流入した液体を含む層の所定の領域を固化することにより、有形物体の次の固体層が得られる。
キャリア・プレートの上方分離移動にはキャリア・プレートに外力が働くことが必要である。この外力は製造されつつある有形物体の内部応力を増加させる。特に、断面が変化する物体において垂直引張応力は局所的に非常に高くなり得る。これらの応力が高すぎると、物体は変形、劣化または破断することがあり得る。既知の方法では、迅速分離には外力を高くする必要があるので、そのような迅速分離の際の有形物体の内部応力も高くなる。このように、既知の方法の欠点は、迅速に形成することができる物体はごく限られていることである。他の種類の物体、特に断面の変化が大きい物体は既知の方法では迅速に形成することができない。
ドイツ国特許出願公開第10256672号公報
本発明の目的は有形物体の迅速な製造を可能にすることである。
したがって、本発明の第1の態様によれば、請求項1に記載の方法が提供される。
さらに、本発明の第2の態様によれば、請求項11に記載のシステムが提供される。
本発明の具体的な実施の形態は従属請求項に記載されている通りである。
本発明の第1の態様による方法では、上記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの間に、固化が行われ、この固化は、固体層と構築形体とが固体層面の全表面部分が構築形体の液体接触面と同時に完全接触係合させることができないという意味で不一致形状を有するように行われる。このような不一致形状の利用による有利な効果は以下に説明するとおりである。
最後に形成された層を構築形体から高速分離する際、液体(樹脂)が固体層と構築形体との間の空間内の力/圧力と非平衡である時間がある。そのとき、この空間には減圧(真空または気体状液体)が生じており、液体を拡がる空間内に流入させる力となる。したがって、この場合、空間内の(低)圧力と、製造中の物体の層であって最後に形成された固体層に先立って固化された層に働く(高)圧力との間に圧力差が存在する(なお、既知の方法では、液面の上部および液面に隣接する空間は通常の周囲圧力、すなわち大気圧である。)。この圧力差の存在により、特に断面が(大きく)変動する物体について、固体層を構築形体から分離するのに必要な外力作用の多くがまかなわれていることになる。この外力作用の多くが働くことが、分離の際の物体における内部応力の増加の原因である。
そのような不一致形状を利用することにより、液体は、固体層と構築形体との間の拡がる空間をより速く充填する。すなわち、上述の同時完全接触係合が不可能であるため、分離工程の開始時に、空間はすでに液体によって部分的に充填されている。そこで、そのような不一致形状を利用することにより、圧力差が低減される。したがって、上記圧力差を抑制するために必要な外力作用の部分が低減され、その結果、必要とされる外力作用のその部分は物体の内部応力の増加に対する寄与分としては減少する。これにより、最大の許容可能な内部応力レベルを仮定すると、外力のより多くの部分を分離の際に生じる他の種類の抵抗を抑制するのに利用することが可能となる。換言すれば、不一致形状を利用すると、上述の圧力差の抑制に浪費される外力の一部分が小さくなり、そのため分離の促進を達成するのに外力のより大きな部分を利用することが可能となる。したがって、断面の変動が大きい物体でさえも(そして実際、その場合に特に)有形物体製造方法における分離工程を促進することができる。
分離の際、最後に形成された固体層と構築形体との間の接着力も抑制する必要がある。(なお、この接着は通常、構築形体上に固着防止層またはコーティングを用いることによりできるだけ低減される。)接着力は固体層と構築形体の接触面積に比例する。不一致形状を利用することにより、この接触面積は低減されるので、接着力も低減される。これにより、分離工程がさらに促進される。
さらに、不一致形状を利用すると別の有利な効果があり、以下に説明する。この方法によると、分離工程に引き続いて位置決め工程が行われるが、この位置決め工程では、分離された固体層と構築形体層とが相対的に移動されて相対的に所定の位置につく。通常、分離が完了した直後に、相対運動にいわゆる「オーバーシュート」が起きる。すなわち、位置決め工程の初期段階において、分離された固体層と構築形体が所望よりもさらに遠くに移動される。このオーバーシュートは位置決め工程のより後の段階において分離された固体層と構築形体とを再び相互に近づけるように移動することによって補償される。この補償運動の際に、この間に分離された固体層と構築形体との間の空間に流入した余剰液体をこの空間から再び押出さなければならない。この押出しは、特に構築形体が可撓性である場合、時間がかかる。
不一致形状を利用することにより、少なくとも以下のさらなる利点が得られる。分離工程の初期段階の間に克服されなければならない圧力差と接着力を低減することがそれぞれ達成され、その結果、オーバーシュートの程度が低減される。このオーバーシュートの発生が減ったことにより位置決めが促進される。これは位置決め工程において補償すべきオーバーシュートが減るからである。
したがって、有形物体製造方法における分離工程だけでなく、位置決め工程も促進することができる。
本発明の上述のおよび他の態様は以下に説明する実施の形態から明らかであり、それら実施の形態を参照して説明される。
本発明のさらなる詳細、態様および実施の形態は添付の図面を参照して説明されるが、それらは単なる例示に過ぎず本発明を限定するものではない。
本発明のシステムの一実施の形態の一例の概略側断面図である。 本発明の方法の一段階の間の図1のシステムの概略部分図である。 本発明の方法により得られる物体の個体層の一例の概略図である。 本発明のシステムの別の実施の形態の一例の概略部分側断面図である。 本発明のシステムの別の実施の形態の一例の概略部分側断面図である。 本発明のシステムのさらに別の実施の形態の一例の概略部分側断面図である。 本発明のシステムのさらに別の実施の形態の一例の概略部分側断面図である。
図1および図2を参照する。図1および図2は有形物体5を積層製造するためのシステム1の一例を示す。システム1は有形物体の積層製造方法の一例を実施することができる。製造中の有形物体5が図示されている。これは、例えば、製品その他の適切な物体のプロトタイプまたはモデルであってもよい。
システム1は液体容器2を備え、液体容器2は図示の例では液体3で液面4まで充填されている。システム1は、さらに、構築形体6を備え、構築形体6は液体容器2の液面4の下方に配置されている。図示の例では、構築形体6は容器2の底台7と、台7の上面に固着防止コーティング8を備える。構築形体6は、液体容器内の液体3と接触している液体接触面11を有する。他の多くの種類および形状の構築形体を代わりに利用することができる。
システム1はさらに液体3の所定の部分を固化する固化手段9を備える。固化が起きるのは、少なくとも、それらの部分が構築形体の液体接触面11と接触したときであり、それにより有形物体5の固体層14が得られるので、この固体層は所定の形状を有する。図示の例では、液体接触面11に隣接する液体層10の所定の領域が固化される。
固体層14は固体層面70(図2参照)を有し、固体層面70は構築形体6の液体接触面11と現に接触しているか、または接触していた固体層14の表面部分の全てを含む。図1および図2に示す例の状態では、この接触は実際には、固体層面70の大部分にわたって固体層面70と液体接触面11との間に存在する。この接触が現に存在しない固体層面70の部分については、この接触は、本方法の早期の段階において存在していたが、これについては後に説明する。
図1および図2に示す例においては、上述の構築形体6の液体接触面11と現に接触しているか、または接触していた固体層14の表面部分の全ては共に連続した固体層面70を形成している。しかしながら、固化手段9は種々の方法で液体3の異なる所定部分を固化することが可能であるので、種々のタイプの固体層が可能であり、例えば隙間を含む固体層も可能である。最後に述べた固体層の一例を図3に示す。図3では、固体層114の固体層面170は構築形体の液体接触面と接触しているか、または接触していた固体層114の表面部分170a、170bおよび170cを含む。この例では、表面部分170a、170bおよび170cは共に不連続固体層面170を形成している。
固化手段9としては液体の所定の部分を固化するのに適した任意の化学的または物理的プロセスを用いることができる。固化手段9は、例えば、液体中の固体反応生成物を生じる成分の化学反応を開始することができる。例えば、液体3は電磁放射線により硬化することができる液体樹脂、例えば、その重合を適切な波長の光を投射することにより活性化することができる光重合体であってもよい。液体は適切な種類のエネルギーにより固体に転換することができ、固化手段9は所定領域にエネルギーを選択的に供給することができるエネルギー源を備えていてもよい。このエネルギー源は、例えば、電磁放射線源を備えていてもよい。固化手段9は光15を投射することができる光源を備えていてもよく、この光15は、固化手段9の投射部を介して固体層14の所望の形状および寸法に対応したパターンで液体層10の所定領域に投射される。光その他の放射線15が液体容器2に入射することができるように、構築形体6は放射線15に透明な窓部を備えていてもよい。
システム1は、さらに、固体層14を構築形体6から分離する分離手段を備える。図示の例では、分離手段は構築形体6の上部に配置されたキャリア・プレート20を備える。図1に両頭矢印25で示すように、キャリア・プレート20は、キャリア・プレート・アクチュエータ21の動作により、構築形体6に対して上下に移動可能である。その移動の際、キャリア・プレート20は液面4の上下にわたる位置に到達し得る。有形物体5の最初に形成された固体層24はキャリア・プレート20の下面に付着される。引き続き形成された固体層34はそれぞれ先に形成された固体層に付着される。新しい層が固化される度毎にキャリア・プレートはその上に付着された固化された層と一緒に上方に移動され、その結果、最後に形成された固体層がその度毎に構築形体6から分離される。
そのような分離の度毎に、分離された固体層14はさらに構築形体6からある距離の所定位置に移動され、分離された固体層14と構築形体6との間に液体が流入される。次いで、この流入した液体を含む同様の液体層の所定の領域を同様に固化することにより、有形物体5の次の固体層が得られる。この位置決め運動の移動手段は、キャリア・プレート・アクチュエータ21により移動可能なキャリア・プレート20を備える。
明らかに、有形物体の積層製造方法は繰り返し方法であり、この方法では、固化、分離および位置決めの所望の時系列工程が共に本方法の単一のサイクルを構成している。
図1に示す例では、システム1は、さらに、コントローラ60を備える。図示の例では、コントローラ60は結線62を介してキャリア・プレート・アクチュエータ21に通信可能に接続され、キャリア・プレート・アクチュエータ21の動作を制御する。さらに、コントローラ60は結線63を介して固化手段9に接続され、固化手段9の動作を制御する。
コントローラ60は任意の適切な方法で実装することができる。コントローラ60により、キャリア・プレート・アクチュエータ21および固化手段9の動作の制御が相互に連動されて物体の製造を制御する。
構築形体6とそのような方法サイクルの間に得られた固体層14は、固体層側面70の全表面部分が構築形体6の液体接触側面11と同時に完全接触係合させることができないという意味で不一致形状を有する。
図1および図2に示す例では、この不一致形状は以下のようにして実現される。構築形体6はその液体接触面70の形状により形成された多数の凹部71(図2参照)を備える。そのような凹部は、例えば、直線状または曲線状の複数のチャネルであってもよい。また、唯一の凹部を設けることもできる。例えば、上から構築形体6を見た場合に螺旋形状を有するチャネルの形状の凹部であってもよい。方法サイクルの固化工程の間に、凹部71に含まれる液体3の部分は固化を妨げられる。したがって、この場合、固体層面70は凹部71に係合する突出部分を持たない。したがって、固体層面70は、構築形体6の液体接触面11と完全接触係合することができない。これは、得られた固体層14は、上述の意味で、構築形体6と不一致形状を有することを意味する。
したがって、分離工程の開始時に、凹部71は液体3で充填される。これらの充填された凹部71により、液体は、分離の際に、固体層14と構築形体6との間に拡がる空間を迅速に充填する。凹物71が液体容器2内の液体3の大部分と流体接続している場合は、このことはいっそうよく当て嵌まる。その場合は液体が凹部71を介して拡がっている空間に迅速に供給されるからである。
上述のようにそのような凹部をそのように利用すると、種々の種類の構築形体に対して迅速な充填が容易に実現できるという利点が得られる。
図示の例では、少なくとも1つの上述の方法サイクルの固化工程の間、固化は液体3の所定部分に放射線15を照射することにより実現される。構築形体は照射された放射線を部分的に遮断する放射線遮断手段を備える。放射線遮断手段は放射線15が凹部71内に含まれる液体の部分に到達するのを防止するように配置され、これらの部分が固化されるのを防止する。本例では、放射線遮断手段は、凹部71の境界に適用された放射線マスク72を備え、凹部71の液体内容物を覆って放射を受けないようにする。しかしながら、他の方法による放射線遮断も適用可能であり、例えば放射線源のさらに上流で、例えば固化手段の投射部により、放射線を遮断してもよい。そのような放射線遮断の解決手段は種々の種類の構築形体について容易に実現することができる。
本方法を実施する際はいつでも、構築形体6と構築中の物体5の間の相対運動を行うことができる。この相対運動は構築形体6の液体接触面11の領域に対して少なくとも接線成分を有する方向である。
例えば、上述の少なくとも1つの方法サイクルの固化工程の間、構築形体6は、構築中の物体5に対して、液体接触面11の接触領域に対する接線方向の成分を少なくとも有する方向に移動される。この接触領域は固化中の液体3の所定の部分の一つと接触している。図1および図2の例では、この移動は、構築形体を物体5に対して図1の両頭矢印73により示されるように水平方向に移動させることにより実現される。このような相対運動は、例えば、キャリア・プレート20をキャリア・プレート・コントローラ21の動作により移動することにより行うことができる。しかしながら、このような相対運動は、より一般的には、適切な構築形体アクチュエータの動作により構築形体6を移動することにより行うこともできる。
このようにして、マスク72が存在するためにそれ以外の方法では放射線15が到達しない液体層10の部分も放射線で照射することができる。この相対運動は、例えば振動運動であってもよい。しかしながら、他の種類のそのような相対運動も適用することができる。例えば、構築形体6を上述のようならせん状凹部構造を有する回転可能テーブルとして提供することができる。
本方法の固化工程は一または複数の一連の固化段階を備え、そのような固化段階において(マスクの存在で放射線が到達しなかったために)固化されなかった液体層の部分が次のそのような固化段階において固化されるようにすることも可能である。その場合、上述の接線方向成分を有する方向の相対運動は、例えば、異なる固化段階の中間段階において行うことができる。随意に、上述の異なる固化段階の中間段階の相対運動は構築形体6の液体接触面11の領域を横断する方向の一次的(分離)運動を含んでいてもよい。
さらに、方法サイクルの固化工程の間に(マスクの存在で放射線が到達しなかったために)固化されなかった液体層の部分が次の方法サイクルの固化工程において、すなわち、次の液体層の固化と共に、固化されるようにすることも可能である。このようにしても有形物体の層同士の間の機械的相互接続を改善することができる。
同様の相対運動を本方法の分離工程の間に適用することもできる。すなわち、上述の方法サイクルの少なくとも1サイクルの分離工程の間、構築形体6が構築中の物体5に対して、構築形体6の液体接触面11と固体層14の固体層面70との間の接触領域に対する接線成分を少なくとも有する方向に、移動される。これにより、分離中に、液体の固体層14と構築形体6との間に拡がる空間への迅速な充填が促進される。このことは分離工程を実行する速度に対して良い影響を与える。最後に述べた本方法の分離工程中の構築形体の相対運動は上述の「不一致形状」の特長と組み合わせて適用された場合だけでなく、そのような「不一致形状」の特長と組み合わせないで適用される場合も有利である。
さらに、本方法サイクルの少なくとも分離工程の一部分および/または位置決め工程の一部分、あるいはそれら双方の間、構築形体6の液体接触面11と固体層14の固体層面70との間に液体3のような液体を注入することが好適である。固体層14と構築形体6の間に拡がる空間は、例えば、液体3を用いて注入を行うと、より迅速に液体が充填される。液体3は凹部71に注入されるのが好ましいが、これは拡がっている空間に液体を非常に効率的に供給することになるからである。
次に、図4Aおよび図4Bを参照する。これらの図面は有形物体205の積層製造システム201の部分図である。システム201は、図1および図2の例と同様に、システム201の液体容器内の液体203と接触される液体接触面211を有する構築形体206と、放射線215を照射する固化手段209とを備える。参照符号214は、図1および図2の例と同様に、物体205の最後に形成された固体層を示し、固体層面270は、構築形体206の液体接触面211と現に接触しているか、または接触していた固体層214の表面部分の全てを含む。構築形体206と固体層214は、固体層側面270の全表面部分が構築形体206の液体接触側面211と同時に完全接触係合させることができないという意味で不一致形状を有する。図4Aおよび図4Bに示す実施の形態では、固体層面214が非平坦形状を有することで実現される。
固体層214が受けた固化は物体205を構築形体206に対して両頭矢印275により示すように一種の回転により移動することによって行われた。さらにこれを説明すると、図4Bは上述の回転移動の間の状態を示し、この状態では、物体205は構築形体206に対してある向きを有し、この向きは図4Aのものとは異なる。そのような回転の間に、固体層面270と接触面211との間の液体203の異なる部分が、それらの部分を放射線215に暴露することにより固化される。このようにして、固化層214が時間の経過の中で形成される。
再び、この実施の形態についても、上述の不一致形状を適用すると、分離が改善されるが、これは液体203が固体層214と構築形体206との間に拡がる空間をより迅速に充填するからである。実際、これは液体容器中の大部分の液体203を拡がっている空間により近づけるもう一つの例である。
次に図5Aおよび図5Bを参照する。これらの図面は有形物体305の積層製造システム301の部分図である。システム301は、上述の例と同様に、システム301の液体容器内の液体303と接触される液体接触面311を有する構築形体306と、放射線315を照射する固化手段309とを備える。参照符号314は、上述の例と同様に物体305の最後に形成された固体層を示し、固体層面370は、構築形体306の液体接触面311と現に接触しているか、または接触していた固体層314の表面部分の全てを含む。構築形体306と固体層314は、固体層側面370の全表面部分が構築形体306の液体接触側面311と同時に完全接触係合させることができないという意味で不一致形状を有する。図5Aおよび図5Bに示す実施の形態では、固体層面314が非平坦形状を、提供された構築形体306の凹部を形成する可能性のある領域以外の領域に、有することで実現される。(なお、図1および図2の例において適用された凹部のような凹部を任意に本実施の形態の構築形体306と図4Aおよび図4Bの実施の形態の構築形体206の双方に導入することもできる。)
固体層314が受けた固化は物体305を構築形体306に対して両頭矢印375により示すように一種の回転により移動することによって行われた。さらにこれを説明すると、図5Bは上述の回転移動の間の状態を示し、この状態では、物体305は構築形体306に対してある向きを有し、この向きは図5Aのものとは異なる。そのような回転の間に、固体層面370と接触面311との間の液体303の異なる部分が、それらの部分を放射線315に暴露することにより固化される。このようにして、固化層314が時間の経過の中で形成される。
再び、この実施の形態についても、上述の不一致形状を適用すると、分離が改善されるが、これは液体303が固体層314と構築形体306との間に拡がる空間をより迅速に充填するからである。実際、これは拡がっている空間に液体容器中の大部分の液体303をより近づけるもう一つの例である。
上述の説明において、本発明は実施の形態の特定の例を参照して説明したが、従属請求項に記載された本発明のより広い思想および範囲の範囲内でそれらに種々の改変や変更を加えることができることは明らかである。例えば、液体容器は図1に示したものよりも高くても低くてもよい。さらに、物体は任意の適切な寸法および形状を有していてもよい。
また、本発明の方法およびシステムは製造中の物体の下層の代わりに上層が各方法サイクルの間に固化されるように構成することができる。その場合、キャリア・プレートは製造中の物体の上の代わりに、下に配置することができる。一方、例えば、固化手段の光源を製造中の物体の下ではなく上に配置することができる。実際、本発明は重力に対して任意の向きで動作する積層製造方法およびシステムに適用可能である。
また、本発明はプログラム可能でないハードウェアに実装した物理的装置またはユニットに限定されず、適切なプログラムコードに従って操作することにより、所望の装置機能を実行することが可能なプログラム可能な装置およびユニットに適用することもできる。さらに、上記装置を多数の装置にわたって物理的には分散しているが機能的に単一の装置として動作するようにしてもよい。例えば、コントローラ60はキャリア・プレート・アクチュエータの動作を制御する別個の装置と、固化手段9の動作を制御するもう一つの装置を備えていてもよい。
また、機能的にそれぞれ別個の装置を形成する複数の装置を単一の物理的装置に統合してもよい。例えば、コントローラ60を単一の集積回路として実装してもよい。
しかしながら、他の改良、変形および選択肢も可能である。明細書および図面は、したがって、限定的にではなく例示的に解釈されるべきである。
請求項において、()内に付した任意の参照符号は請求項を限定するものと解釈してはならない。「備える」という用語は請求項中に記載された要素または工程以外の他の要素または工程の存在を排除するものではない。さらに、単語「一つの」または単数表示は「唯一の」を意味せず、複数である場合を排除しない。ある複数の手段が相互に異なる請求項においてそれぞれ記載されていることはこれらの手段の組み合わせを使用しても有利ではないことを示すものではない。

Claims (13)

  1. 有形物体(5;205;305)の積層製造方法であって、
    液体(3;203;303)を収容する液体容器(2)を用意し、
    前記液体容器内の前記液体に接触される液体接触面(11;211;311)を有する構築形体(6;206;306)を用意し、
    それぞれ下記工程を備える方法サイクルを繰り返し実行し、前記各方法サイクルは、
    −前記液体の所定部分を固化し、前記固化は、少なくとも、前記部分が前記構築形体の前記液体接触面と接触するときに起こり、前記有形物体の固体層(14;114;214;314)を得るようにし、前記固体層は前記構築形体の前記液体接触面(11)と現に接触しまたは接触していた表面部分(170a、170b、170c)の全てを含む固体層面(70;170;270;370)を有し、
    −前記固体層を前記構築形体から分離し、かつ
    −前記分離された固体層および前記構築形体を相互に移動して相互に対して所定の位置に配置し、前記液体の所定の部分を同様に固化することにより、同様に次のそのような固体層であって前記固体層に付着され前記固体層の前記固体層面に隣接したものを得る、サイクルであって、
    前記方法サイクルの少なくとも一つのサイクルの間、前記固化が行われ、前記固化は、前記固体層(14;114;214;314)および前記構築形体(6;206;306)が、前記固体層面(70;170;270;370)の前記全ての表面部分が、同時に前記構築形体(6;206;306)の前記液体接触面(11;211;311)と完全な接触係合することができないという意味で不一致形状を有するように行われることを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記不一致形状は、前記用意された構築形体(6)が、その前記液体接触面(11)の形状により形成された少なくとも1つの凹部(71)を備え、かつ
    前記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの前記固化工程の間、前記少なくとも1つの凹部内に含まれる液体の部分が固化を防止されることを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの間、前記固化は前記液体(3)の前記所定部分に放射線(15)を照射することにより実現され、前記放射線は前記少なくとも1つの凹部(71)に含まれる前記液体の前記部分に到達することを防止されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法であって、
    前記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの間、前記構築形体(6)が前記構築中の物体に対して、移動され、前記移動は、前記液体接触面(11)の接触領域に対する接線の成分(73)を少なくとも有する方向に行われ、前記接触領域は前記固化中の液体(3)の前記所定の部分の1つと接触していることを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法であって、
    前記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの間、前記構築形体が前記構築中の物体に対して移動され、前記移動は、前記構築形体の前記液体接触面(11)と前記固体層(14)の前記固体層面(70)との間の接触領域に対する接線の成分(73)を少なくとも有する方向に行われることを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法であって、
    少なくとも、前記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの分離工程の一部、または位置決め工程の一部、あるいはそれら双方の間、前記液体のような流体が前記構築形体の前記液体接触面と前記固体層の前記固体層面の間に注入されることを特徴とする方法。
  7. 請求項6に記載の方法であって、請求項2に従属する限りにおいて、
    前記流体は前記少なくとも1つの凹部(71)に注入されることを特徴とする方法。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法であって、
    前記不一致形状は前記固体層面(270)が非平坦形状を有することによって実現されることを特徴とする方法。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法であって、
    前記不一致形状は、前記液体接触面(311)が前記用意された構築形体の一つ以上の凹部を形成される可能性のある領域以外の領域に、非平坦形状を有することにより実現されることを特徴とする方法。
  10. 請求項8または9に記載の方法であって、
    前記方法サイクルの少なくとも1つのサイクルの間、相対的回転運動が前記構築形体(206;306)と前記構築中の物体(205;305)との間に行われることを特徴とする方法。
  11. 有形物体(5;205;305)の積層製造システムであって、
    液体(3;203;303)を収容する液体容器(2)と、
    前記液体容器内の前記液体に接触される液体接触面(11;211;311)を有する構築形体(6;206;306)と、
    前記液体の所定部分を固化する固化手段(9;209;309)であって、前記固化は、少なくとも、前記部分が前記構築形体の前記液体接触面と接触するときに起こり、前記有形物体の、所定の形状を有する固体層(14;114;214;314)を得るようにし、かつ前記固体層は前記構築形体の前記液体接触面(11)と現に接触しまたは接触していた表面部分(170a、170b、170c)の全てを含む固体層面(70;170;270;370)を有する、固化手段と、
    前記構築形体から前記固体層を分離する分離手段(21)と、
    移動手段(21)であって、前記分離された固体層および前記構築形体を相互に対して移動して相互に対して所定の位置に配置し、前記液体の所定の部分を同様に固化することにより、同様に次のそのような固体層であって前記固体層に付着され前記固体層の前記固体層面に隣接したものを得る、移動手段とを備え、
    前記構築形体(6;206;306)と、前記方法サイクルの少なくとも一つのサイクルの間に得られた前記固体層(14;114;214;314)とが、前記固体層面(70;170;270;370)の前記全ての表面部分が、同時に前記構築形体(6;206;306)の前記液体接触面(11;211;311)と完全な接触係合することができないという意味で、不一致形状を有することを特徴とするシステム。
  12. 請求項11に記載のシステムであって、前記不一致形状は前記構築形体(6)が前記液体接触面の形状により形成された少なくとも1つの凹部を備えることにより実現されることを特徴とするシステム。
  13. 請求項12に記載のシステムであって、
    前記構築形体は、前記液体(3)の前記所定部分に前記固化のために照射された放射線(15)を遮断する放射線遮断手段(72)を備え、前記放射線遮断手段は、前記放射線が前記少なくとも1つの凹部(71)内に含まれる前記液体の部分に到達して前記部分が固化されることを防止するように構成されていることを特徴とするシステム。
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