JP2009541848A - コンピュータマイクロジョブを中断せずに実行するようスケジュールするための方法、システムおよび装置 - Google Patents
コンピュータマイクロジョブを中断せずに実行するようスケジュールするための方法、システムおよび装置 Download PDFInfo
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Abstract
Description
この発明は、コンピュータ処理環境でソフトウェアアプリケーションを実行することに関する。特に、この発明の実施例は、マイクロジョブの実行が他のアプリケーションおよびジョブの性能に重大な影響を与えないように、アプリケーションのコンピュータ処理または入出力ジョブをマイクロジョブに分割すること、ならびに、マイクロジョブの実行を低いコンピュータリソース利用の期間に割当てることに関する。
初期のメインフレームコンピュータにおいては、ジョブのバッチでソフトウェアプログラムを動作させるという概念は標準的なものであった。コンピュータの数が制限されていたため、ユーザは、コンピュータが他の何らかのより重要なジョブに用いられていないときにジョブをコンピュータ上で動作させるようスケジュールしなければならなかった。このようなシステムにおいては、各々のジョブは、中断することなく次のジョブを続けてコンピュータ上で走って(run)完了するようスケジュールされていた。利用可能なコンピュータ時間が限られているので、優先順位のより高いアプリケーションを遅らせることのないように、優先順位のより低いジョブを「時間外」に動作させる必要があった。
ユーザの時間が取られてしまい、ユーザがエラーを起こしやすくなる。
以下の記載においては、この発明を完全に理解できるようにするために、説明の目的で、多数の具体的な詳細が提供される。しかしながら、これらの具体的な詳細なしにこの発明が実施可能であることが明らかとなるだろう。他の例においては、周知の構造および装置は、この発明を不必要に曖昧にすることを避けるために、ブロック図の形で示される。
大多数のコンピュータは、常にそれら自体のリソース容量のすべてを利用しているとは限らない。これは典型的には、1日24時間、週7日にわたり使用頻度が高いように見えるコンピュータ、および毎日わずかな間しか立ち上げられないコンピュータについても当てはまる。したがって、コンピュータ時間およびリソースが無駄になる。たとえば、24時間にわたって、かなり多用され、かつ活動時に短時間のスパイクを有し得るコンピュータシステムは、平均して約5〜20パーセントのリソースしか使用していない可能性がある。
いはずである。
タリソース利用が1つ以上の遊休基準に準拠しているかどうか判断する。こうして、MJS対応のデフラグ用プログラムは、コンピュータリソース利用がそれまでのところ、マイクロジョブを進めることができるほど十分に低いかどうかを判断した。リソース利用が高すぎる場合、マイクロジョブの実行は延期される。第1のマイクロジョブが実行された後、MJS対応のデフラグ用プログラムは、必ずしも第2のマイクロジョブを直ちに実行する必要はない。逆に、次のマイクロジョブの実行は、他のアプリケーションが同じリソースを必要とする場合、時間の経過とともに分散する可能性がある。
図1は、この発明の実施例に従った、マイクロジョブを実行するためのアーキテクチャ100を示す図である。各々のMJS対応のアプリケーション115(1)〜115(n)は、そのコンピュータ処理ジョブ(またはジョブ)をマイクロジョブ125に分割して実行する。たとえば、アプリケーションプログラマは、実際にはコンピュータ処理ジョブが分割されたものであるマイクロジョブ125を実行する許可をMJS110に要求する呼出をアプリケーションコードにおける適切な位置で行い得る。マイクロ−コンピュータ処理ジョブは、一実施例に従って、次のマイクロジョブ125が実行されるまでの実行の一時休止を安全に可能にしつつ単一の単位として完了され得る、実質的により小さい(たとえば最小の)作業単位である。実行の一時休止を安全に可能にするというのは、特定のマイクロジョブの実行を、すべてのマイクロジョブの実行から生じる結果に影響を及ぼすことなく遅らせることができるという意味である。マイクロジョブ125を小さく維持することにより、MJS対応のアプリケーション115は一度に少量のコンピュータリソースしか使用できなくなる。このため、マイクロジョブ125を実行すると、この発明の一実施例に従って、コンピュータシステムにおける他のアプリケーションの性能に重大な影響を及ぼさないように、十分に少量のリソースが消費される。たとえば、MJS対応のアプリケーション115(1)〜115(n)は、バックアップ、索引付け、ソフトウェア更新、ウイルスおよび有害ソフトスキャン、ならびにフラグメンテーション解消などのメンテナンスを実行し得る。しかしながら、MJS対応のアプリケーション115(1)〜115(n)はメンテナンス以外のソフトウェアであってもよい。
に応答する。MJSの判断は、一実施例においては、リソース利用に基づいたジョブのスケジュールをいつ行なうかに基づいている。一例として、MJSはディスク使用率を分析し得る。マイクロジョブを有するアプリケーション以外のアプリケーションがそのディスクを使用している場合、MJSは、当該他のアプリケーションが終わるのを待ってからマイクロジョブをスケジュールする。MJSはディスクI/O利用を監視し続け、ディスクI/Oへのアクセスを求めている他のアプリケーションがなければ、別のマイクロジョブをスケジュールできるようにする。しかしながら、別のアプリケーションがディスクI/Oの利用を求めている場合、MJSは別のマイクロジョブをスケジュールできないようにする。このとき、当該他のアプリケーションはディスクI/Oを利用することができる。
リケーション115は、異なるマイクロジョブ125に異なるリソース閾値レベルを指定することができる。たとえば、MJS対応のアプリケーション115は、一実施例に従って、各マイクロジョブ125で異なるリソース閾値レベルを指定する。したがって、細分化されたリソース管理が可能である。MJS110がリソース利用を計算する場合、この発明の一実施例に従うと、測定されるのは、MJS対応のアプリケーション以外のプロセスのリソース利用である。CPU利用閾値が20パーセントに設定される以下の例を用いて説明する。MJS対応のアプリケーションを実行可能にする前にCPU利用が20パーセント未満である場合、CPU利用は、マイクロジョブが実行されると20パーセント超まで増加し得る。この20パーセントを超える増加は、この例ではCPUリソース利用違反とはみなされない。同様の原理がネットワークおよびディスクI/Oリソースに当てはまる。
図3は、この発明の一実施例に従った、マイクロジョブを用いてMJS対応のアプリケーションを実行するためのプロセス300のステップを示すフローチャートである。ステップ301において、MJS対応のアプリケーションプログラムが起動される。一実施例においては、コンピュータシステムが立ち上がるとMJS対応のアプリケーションプログラムが起動される。MJS対応のアプリケーションは、実行すべきジョブを有していない場合、動作させるべきジョブを有するまで遊休状態のままとなる。この遊休状態では、MJS対応のアプリケーションは、時折の監視などのいくつかの機能を果たし得る。ステップ302において、MJS対応のアプリケーションは、記憶媒体のデフラグ、またはウイルススキャンなどの実行すべきジョブを有する。ジョブは、単一のディスクおよびそこに記憶されるファイルをデフラグすることであってもよく、MJS対応のアプリケーションは継続的にそのディスクをデフラグする。
S対応のアプリケーションは、実行すべき他のプロセスを待たずに複数のマイクロジョブを実行しようとし得る。たとえば、所要のコンピュータシステムリソースが遊休状態にあるとMJS110が判断した場合、MJSは、複数のマイクロジョブによって利用されるリソースを別のプロセスが利用することなく、MJS対応のアプリケーションがその複数のマイクロジョブを続けて実行できるようにし得る。
この発明の実施例は、MJS対応のアプリケーションがMJSとインターフェイス接続できるようにするためのAPIである。例示的なAPIは、CPU、ディスクおよびネットワークについて以下のリソース閾値パラメータを有する。
・保留ディスクI/Oカウント閾値
・ネットワーク利用閾値
各マイクロジョブについて上述のパラメータが指定され得る。換言すれば、異なるマイクロジョブには異なるリソース閾値パラメータを割振ることができる。たとえば、ネットワークを使用するマイクロジョブについては、ネットワーク閾値が使用され得る。しかしながら、ネットワークを使用しないマイクロジョブについては、ネットワーク閾値はゼロであり得る。したがって、この発明の実施例に従って、細分化されたリソース管理が提供される。
・ネットワーク利用ウィンドウ
CPU利用ウィンドウパラメータが規定するタイムウィンドウにわたってCPU利用が計算される。たとえば、最新のnミリ秒にわたるCPU利用が平均化される。ネットワーク利用ウィンドウが規定するタイムウィンドウにわたって、ネットワーク利用が計算される。これらのパラメータはMJSに内在し得る。しかしながら、MJS対応のアプリケーションはこれらのパラメータをオーバーライドし得る。保留ディスクI/Oはどの時点においても絶対的なものであるので、計算する必要はない。
MJSは、すべてのマイクロジョブが実行された後のシステム遊休時間として規定される「遊休時間」を追跡する。上述のように、MJS対応のアプリケーションは、MJSを用いてマイクロジョブを待ち行列に入れることができる。MJS待ち行列にマイクロジョブがない場合、MJSは指定された必須の遊休時間だけ待ってから立上がり、MJS対応のアプリケーションが付加的な作業を行なうことを認可する。たとえば、MJS対応のデフラグ用プログラムは、最初にいくつかのマイクロジョブを実行してディスクドライブをデフラグし、次いでMJSマイクロジョブスケジューラによって休止され得る。指定された必須の遊休時間の後、MJSは、MJS対応のデフラグ用プログラムを呼出して付加的な作業を認可する。たとえば、MJS対応のデフラグ用プログラムは、メモリの解放などのクリーンアップジョブを実行し得る。必須の遊休時間は、MJS対応のアプリケーションによって調整され得るデフォルトパラメータであり得る。
・最大待ち時間
リソース利用が現在高すぎてマイクロジョブを実行できないとMJSが判断した場合、MJSは、指定された待ち時間だけ待ってから、リソース利用を再確認する。待ち時間パラメータは、リソース利用が高すぎるとMJSが判断するたびに増加させることができる。たとえば、MJSは、最大待ち時間に達するまで待ち時間パラメータを増加させることができる。これらのパラメータは、MJS対応のアプリケーションが最初に始動されるときにMJS対応のアプリケーションによって指定され得る。MJS対応のアプリケーションは、動作時間中にこれらのパラメータを調整することができる。
MJS対応のアプリケーションは一実施例に従ったデフラグ用プログラムである。図4は、この発明の一実施例に従った、マイクロジョブを用いるMJSデフラグ用プログラムのプロセス400のステップを示す。プロセス400は、デフラグ用プログラムの少なくとも一部がマイクロジョブの概念を使用することのできる一方法の例を示す。この例において、MJS対応のアプリケーションは、APIを介してMJSとのインターフェイスを取る。しかしながら、上述のとおり、MJSはMJS対応のアプリケーションに統合されてもよく、APIは不要となる。
ァイルは、他のアプリケーションの性能に重大な影響を及ぼさないほど十分に小さな断片にして移動され得る。
一実施例においては、MJSは、コンピュータ処理ジョブを自動的にマイクロジョブに分割する。たとえば、MJSは、MJS対応でないアプリケーションプログラムに巻付けられたシェルとして作動する。したがって、シェルMJSは完全なソフトウェアアプリケーションであり、それを通じて如何なる実行形式のファイルをも動作させることできる。シェルMJSは、コンピュータ処理ジョブを実行形式のファイルからマイクロジョブに自動的に分割する。換言すれば、この実施例においては、アプリケーションプログラマはアプリケーションをマイクロジョブに分割する必要がない。
図5は、本発明の実施例が実現され得るコンピュータシステム500を図示するブロック図である。プロセス300およびプロセス400のステップは、システム500の1つ以上のコンピュータ読取可能媒体の命令として記憶され、コンピュータシステム500のプロセッサ上で実行される。コンピュータシステム500は、情報を通信するためのバス502または他の通信メカニズムと、バス502に結合され情報を処理するためのプロセッサ504とを含む。コンピュータシステム500はまた、プロセッサ504によって実行されるべき情報および命令を記憶するための、バス502に結合されるランダムアクセスメモリ(RAM)または他の動的記憶装置などのメインメモリ506を含む。メインメモリ506はまた、プロセッサ504によって実行されるべき命令の実行中に、一時変数または他の中間情報を記憶するために用いられ得る。コンピュータシステム500はさらに、バス502に結合される、プロセッサ504のための静的情報および命令を記憶するための読出専用メモリ(ROM)508または他の静的記憶装置を含む。情報および命令
を記憶するための、磁気ディスクまたは光学ディスクなどの記憶装置510が設けられ、バス502に結合される。コンピュータシステム500は、プロセッサ504をいくつ有していてもよい。たとえば、コンピュータシステム500は一実施例においてはマルチプロセッサシステムである。プロセッサ504は、コアをいくつ有していてもよい。一実施例においては、プロセッサ504はマルチコアプロセッサ504である。コンピュータシステム500は、ハイパースレッドマシン内で用いられ得る。
をロードし、モデムを用いて電話線で命令を送ることができる。コンピュータシステム500にローカルなモデムが電話線上のデータを受信し、赤外線送信機を用いてそのデータを赤外線信号に変換することができる。赤外線検出器は赤外線信号で搬送されるデータを受信することができ、適切な回路構成が当該データをバス502に乗せることができる。バス502は、データをメインメモリ506に搬送し、そこからプロセッサ504が命令を取出して実行する。メインメモリ506が受けた命令は、プロセッサ504による実行の前または後に、記憶装置510に任意で記憶され得る。
Claims (41)
- 機械によって実現される方法であって、
複数のマイクロジョブの各々について、
特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップと、
前記特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの前記利用が1つ以上の遊休基準に準拠するという判断に少なくとも部分的に基づいて、前記特定のマイクロジョブを実行させるステップとを含む、方法。 - コンピュータ処理ジョブを前記複数のマイクロジョブに分割するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- コンピュータ処理ジョブを前記複数のマイクロジョブに分割するステップは、前記コンピュータ処理ジョブを開始するアプリケーションプログラムによって実行される、請求項2に記載の方法。
- コンピュータ処理ジョブを複数のマイクロジョブに分割するステップは、前記コンピュータ処理ジョブを開始するアプリケーションプログラム以外のソフトウェアプロセスによって実行される、請求項2に記載の方法。
- 特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップは、オペレーティングシステムによって実行される、請求項1に記載の方法。
- 特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップは、オペレーティングシステムの外部でマイクロジョブスケジューラによって実行される、請求項1に記載の方法。
- 各マイクロジョブの実行の間に待つべき最小限の時間量を指定する待ち時間に基づいて前記マイクロジョブのうち少なくとも1つの実行を遅らせるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記待ち時間を指定するアプリケーションプログラムをさらに含む、請求項7に記載の方法。
- 前記待ち時間を指定するステップは、前記マイクロジョブのうち異なるマイクロジョブのために異なる最小限の時間量を指定するステップを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記1つ以上の遊休基準は1つ以上のリソース利用閾値に基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記1つ以上のリソース利用閾値を指定するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
- 前記マイクロジョブのうち異なるマイクロジョブのために異なるリソース利用閾値を指定するステップをさらに含む、請求項10に記載の方法。
- 前記特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの前記利用が1つ以上の遊休基準に準拠するという判断に少なくとも部分的に基づいて前記特定のマイク
ロジョブを実行するステップは、さらに、他のジョブがコンピュータリソースを利用できるようにする前に実行可能にされるマイクロジョブの数を制限することに基づいている、請求項1に記載の方法。 - 実行可能にされるマイクロジョブの数を制限することは、前記アプリケーションプログラム以外のプロセスによってコンピュータリソース利用を調べることによって決定される、請求項13に記載の方法。
- 前記コンピュータ処理ジョブを開始するアプリケーションに割当てるべきメモリの量を決定するステップをさらに含み、前記メモリの量を決定するステップは、全体として前記アプリケーションについてのメモリ要件に基づくのではなく、前記アプリケーションのマイクロジョブを実行するのに必要な、はるかに少ないメモリの量に基づいている、請求項1に記載の方法。
- メモリの量を決定するステップはさらに、前記コンピュータシステムにおいて利用可能な前記メモリの量に基づいている、請求項15に記載の方法。
- 前記マイクロジョブはコンピュータプロセスの一部であり、各マイクロジョブの実行は、前記コンピュータプロセスの残りの部分の結果に影響を及ぼすことなく遅らせることができる、請求項1に記載の方法。
- 命令の1つ以上のシーケンスを搬送するコンピュータ読取可能媒体であって、前記命令の1つ以上のシーケンスは、1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のプロセッサに、
複数のマイクロジョブの各々について、
特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップと、
前記特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの前記利用が1つ以上の遊休基準に準拠するという判断に少なくとも部分的に基づいて前記特定のマイクロジョブを行なうステップとを実行させる、コンピュータ読取可能媒体。 - 前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、コンピュータ処理ジョブを前記複数のマイクロジョブに分割するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、各マイクロジョブの実行の間に待つべき最小限の時間量を指定する待ち時間に基づいて前記マイクロジョブのうち少なくとも1つの実行を遅らせるステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 各マイクロジョブの実行の間に待つべき最小限の時間量を指定する待ち時間に基づいて前記マイクロジョブのうち少なくとも1つの実行を遅らせるための前記命令は、前記マイクロジョブのうち異なるマイクロジョブのために異なる最小限の時間量を指定するステップを実行するための命令を含む、請求項20に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップを実行するための前記命令は、特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上のリソース利用閾値に基づいて1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップを実行するための命令を含む、請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のリソース利用閾値を指定するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項22に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記マイクロジョブのうち異なるマイクロジョブについて異なるリソース利用閾値を指定するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項22に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの前記利用が1つ以上の遊休基準に準拠するという判断に少なくとも部分的に基づいて前記特定のマイクロジョブを行なうステップを実行するための前記命令は、他のジョブがコンピュータリソースを利用できるようにする前に実行可能にされるマイクロジョブの数を制限することにさらに基づいて、前記特定のマイクロジョブを行なうステップを実行するための命令を含む、請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、アプリケーション以外のプロセスによってコンピュータリソース利用を調べることにより他のジョブがコンピュータリソースを利用できるようにする前に実行可能にされるマイクロジョブの前記数を制限することを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項25に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記アプリケーションに割当てるべきメモリの量を決定するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含み、メモリの量を決定するステップは、前記アプリケーションのマイクロジョブを実行するための最小限のメモリ要件に基づいている、請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- メモリの量を決定する前記ステップを実行するための前記命令は、前記コンピュータシステムにおいて利用可能な前記メモリの量に基づいてメモリの量を決定する前記ステップを実行するための命令をさらに含む、請求項27に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- 前記マイクロジョブはコンピュータプロセスの一部であり、各マイクロジョブの実行は、前記コンピュータプロセスの残りの部分の結果に影響を及ぼすことなく遅らせることができる、請求項18に記載のコンピュータ読取可能媒体。
- システムであって、
1つ以上のプロセッサと、
前記1つ以上のプロセッサに通信可能に結合されたコンピュータ読取可能媒体とを含み、前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、
複数のマイクロジョブの各々について、
特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップと、
前記特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの前記利用が1つ以上の遊休基準に準拠するという判断に少なくとも部分的に基づいて前記特定のマイクロジョブを実行するステップとを、
前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令の1つ以上の記憶されたシーケンスが記憶されている、システム。 - 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、
コンピュータ処理ジョブを前記複数のマイクロジョブに分割するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項30に記載のシステム。 - 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、各マイクロジョブの実行の間に待つべき最小限の時間量を指定する待ち時間に基づいて前記マイクロジョブのうち少なくとも1つの実行を遅らせるステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項30に記載のシステム。
- 各マイクロジョブの実行の間に待つべき最小限の時間量を指定する待ち時間に基づいて前記マイクロジョブのうち少なくとも1つの実行を遅らせるための前記命令は、前記マイクロジョブのうち異なるマイクロジョブのために異なる最小限の時間量を指定するステップを実行するための命令を含む、請求項32に記載のシステム。
- 特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップを実行するための前記命令は、1つ以上のリソース利用閾値に基づいて、特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの利用が1つ以上の遊休基準にいつ準拠するかを判断するステップを実行するための命令を含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記1つ以上のリソース利用閾値を指定するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項34に記載のシステム。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記マイクロジョブのうち異なるマイクロジョブのために異なるリソース利用閾値を指定するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項34に記載のシステム。
- 前記特定のマイクロジョブを動作させるのに必要な1つ以上のリソースの前記利用が1つ以上の遊休基準に準拠するという判断に少なくとも部分的に基づいて前記特定のマイクロジョブを実行するステップを実行させるための前記命令は、他のジョブがコンピュータリソースを利用できるようにする前に実行可能にされるマイクロジョブの数を制限することにさらに基づいて前記特定のマイクロジョブを行なうステップを実行するための命令を含む、請求項30に記載のシステム。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、アプリケーション以外のプロセスによってコンピュータリソース利用を調べることにより他のジョブがコンピュータリソースを利用できるようにする前に実行可能にされるマイクロジョブの数を制限するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含む、請求項37に記載のシステム。
- 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記1つ以上のプロセッサによって実行されると、前記アプリケーションに割当てるべきメモリの量を決定するステップを前記1つ以上のプロセッサに実行させる命令をさらに含み、メモリの量を決定するステップは、前記アプリケーションのマイクロジョブを実行するための最小限のメモリ要件に基づいている、請求項30に記載のシステム。
- メモリの量を決定する前記ステップを実行するための前記命令は、前記コンピュータシステムにおいて利用可能な前記メモリの量に基づいてメモリの量を決定する前記ステップを実行するための命令をさらに含む、請求項39に記載のシステム。
- 前記マイクロジョブはコンピュータプロセスの一部であり、各マイクロジョブの実行は、前記コンピュータプロセスの残りの部分の結果に影響を及ぼすことなく遅らせることができる、請求項30に記載のシステム。
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