JP2009539306A - 非呼状況での移動体通信デバイスによる雑音低減 - Google Patents

非呼状況での移動体通信デバイスによる雑音低減 Download PDF

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Abstract

好ましい実施形態では、本発明は、デジタル信号プロセッサ(DSP)、スピーカ出力ノード、ローカル・オーディオ・ソース、およびアナログ・フロント・エンド(AFE)を有する移動体通信デバイスであって、(1)DSPが、デバイスの使用者の近くのマイクロフォンによって捕捉された音に対応する第1の音声信号を受信し、(2)デバイスが呼モードで動作している場合、DSPが、AFEへの伝送の前に第1の音声信号から抽出するために第1の音声信号から背景雑音信号を導出し、かつ(3)デバイスが非呼モードで動作している場合、DSPが、(i)ローカル・オーディオ・ソースによって供給されたローカル音声信号から抽出された第1の音声信号に実質上対応するスピーカ出力信号を生成し、(ii)スピーカ出力ノードを介してスピーカへ、スピーカ出力信号を供給する。

Description

本発明は一般に、移動体通信デバイスに、および特に移動体通信デバイスの使用者によって聞かれる雑音の低減に関する。
移動体通信デバイスの重要な機能は、ワイヤレス・ネットワーク上で人の声を十分に伝送することである。移動体通信デバイスを使用した声の伝送を改善するための一方法は、移動体通信デバイスによって使用者の声とともに伝送される背景雑音を低減させるように、信号をフィルタリングすることである。背景雑音を低減させるためのいくつかの技術は、人の声と典型的な背景雑音の間の、周波数スペクトルなどの特徴の公知の違いを基にしている。いくつかの技術は、使用者の口の近くと遠くなどの、異なる位置の音声サンプルの間で測定される差を基にしている。雑音抑制技術、移動体通信デバイスを使用した声の伝送を改善するために、エコーキャンセリングなどの他の方法とともに使用されている。
雑音フィルタリングは、信号の符号化および復号などの他の信号処理作業と同様に、移動体通信デバイス内の1つまたは複数のデジタル信号プロセッサ(DPS)によって通常行われる。DSPは、特定用途集積回路(ASIC)、ASICの一部、プログラマブル回路、ソフトウェア・コード、または上記のいずれかを含む組合せなどの様々な方式で実施され得る。
一実施形態では、本発明は、デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロフォン入力ノード、スピーカ出力ノード、アナログ・フロント・エンド、およびアンテナを備える移動体通信デバイスであって、呼モードおよび非呼モードで動作するように構成されている移動体通信デバイスである。マイクロフォン入力ノードは、そのマイクロフォン入力ノードに接続され、かつ移動体通信デバイスの使用者の近くに位置されたマイクロフォンによって捕捉された音に対応する第1の音声信号を受信するように構成されている。移動体通信デバイスが呼状態で動作している場合、(a)DSPが、(i)第1の音声信号から背景雑音信号を導出し、背景雑音信号が、使用者の近くの背景雑音を実質上特徴付け、(ii)第1の音声信号と背景雑音信号の反転の和に実質上等しい第2の音声信号を生成し、かつ(iii)第2の音声信号をアナログ・フロント・エンドに提供し、(b)アナログ・フロント・エンドが、第2の音声信号を受信し、かつアンテナによる無線ネットワークへの伝送のために、対応する第1の無線周波数信号を生成し、(c)アンテナが、無線ネットワークから、対応する受信された音声信号を生成する、アナログ・フロント・エンドへの伝送のために第2の無線周波数信号を受信し、(d)DSPが、受信された音声信号に基づいて、スピーカ出力ノードを介してスピーカにスピーカ出力信号を供給する。移動体通信デバイスが、非呼モードで動作している場合、DSPが、(i)少なくとも第1の音声信号に基づいてスピーカ出力信号を生成し、かつ(ii)スピーカ出力信号をスピーカ出力ノードを介してスピーカに供給する。
本発明の他の態様、特徴および利点が、以下の詳細な説明、添付の特許請求の範囲、および類似の符号が類似の、または同一の要素を識別する添付の図面から、より完全に理解されよう。
移動体通信デバイスは、電話の呼容量の強化を提供するために開発されており、したがって、1つの目標は、伝送パスの一部がワイヤレスである、発話者から聴取者への人の声の十分な伝送であった。使用者の声をより良好に伝送するための技術の一分類は、発話者の声ではない背景雑音の、伝送される信号内での抑制を含む。このような一技術は、発話者の音から十分絶縁されたマイクロフォンを使用する、および、聴取者への伝送の前に発話者の声に対して背景音を低減させるためにデジタル処理を使用する、電話の周囲での背景音のサンプリングを含む。この技術の単純なバージョンは、捕捉され結合された信号から(捕捉され結合された信号に背景音信号の反転を加えたものに等しい)背景音信号を抽出することを含む。背景信号を伴った発話者の声を含む。
図1は、本発明の一実施形態による移動体通信デバイスの簡略ブロック図を示している。移動体通信デバイス101は、DSP102、アナログ・フロント・エンド105、内部オーディオ・ソース107、アンテナ106、マイクロフォン入力ノード104、スピーカ出力ノード109、およびオプションの外部オーディオ・ソースジャック113を備える。DSP102は、ノイズ・キャラクタライザ110、ノイズ・サプレッサ111、受信された音声プロセッサ112、アナログ・フロント・エンド105から送受信される通信信号を符号化および復号するための考えられる他の回路(図示せず)を備える。アナログ・フロント・エンド105は、アンテナ106とDSP102の間の通信および翻訳リンクを提供する。オプションの外部オーディオ・ソースジャック113は、外部ローカル・オーディオ・デバイス(たとえば、MP3プレーヤー)の、移動体通信デバイス101との接続を可能にする。マイクロフォン入力ノード104は、マイクロフォン103をDSP102と接続する。スピーカ出力ノード109は、スピーカ108をDSP102と接続する。マイクロフォン103およびスピーカ108は、外部ステレオヘッドフォン・マイクロフォン・セット(図示せず)の形態で一緒に構成されてもよい。
図2は、移動体通信デバイス101が呼接続された場合の移動体通信デバイス101の動作を示す、簡略ブロック図である。使用者の声およびいずれかの背景雑音がマイクロフォン103によって捕捉され、マイクロフォン103が、それが拾った音エネルギーを電気音声信号103aに変換する。音声信号103aは、アナログまたはデジタルであってよい。音声信号103aは、マイクロフォン入力ノード104を介してDSP102に供給され、DSP102は、音声信号103aがデジタル・ドメインにまだ変換されていない場合、音声信号103aをデジタル信号に変換するためのA/D変換器(図示せず)をオプションで備える。音声信号103aのデジタル・バージョンが、ノイズ・キャラクタライザ110およびノイズ・サプレッサ111の両方へ供給される。
ノイズ・キャラクタライザ110が、マイクロフォン103によって拾われた音声信号103aから背景雑音を導出し、背景雑音を実質上特徴付ける背景雑音信号110aを生成する。ノイズ・キャラクタライザ110が、使用者が話していない時間中にマイクロフォン103によって拾われた音をサンプリングすること、人の声および/もしくは背景雑音の既知の特徴に基づいた導出、または背景雑音信号を供給するために、使用者の声から十分隔離された第2のマイクロフォン(図示せず)を使用することなどの、1つまたは複数の方法によって背景雑音信号110aを生成する。
ノイズ・サプレッサ111が、背景雑音信号110aを受信し、(たとえば背景雑音信号110aを反転させて、反転された信号を音声信号103aに加えることによって)音声信号103aから背景雑音信号110aを抽出し、かつ雑音抑制された音声信号111aを生成する。雑音抑制された音声信号111aが、アナログ・フロント・エンド105へ供給される。
アナログ・フロント・エンド105は、雑音抑制された音声信号111aに対応する信号を、使用者と聴取者(図示せず)を接続するワイヤレス・ネットワーク(図示せず)へ送信する、DSP102とアンテナ106の間の介在物として作用する。アナログ・フロント・エンド105は、デジタルおよびアナログドメインの間で音声信号を変換するための、アナログ・オーディオ・ブロック(図示せず)を備える。アナログ・フロント・エンド105はまた、音声信号を、アンテナ106を介して送信される対応する無線周波数信号に変換する、または対応する無線周波数信号から変換する、アナログ・ラジオ・ブロック(図示せず)を備える。ここで使用されるときの無線周波数という用語は、移動体通信デバイスから無線ネットワークへのワイヤレス伝送のために適したいずれかの周波数を全体として称する。アナログ・フロント・エンド105は、パス106aを介してアンテナ106と接続されている。アナログ・フロント・エンド105が、音声信号に対応する、アンテナ106からの入射無線周波数信号を受信した場合、アナログ・フロント・エンド105が、入射無線周波数信号をデジタルの受信音声信号105aに変換して、DSP102内に位置されている受信オーディオ・プロセッサ112へ供給する。
受信オーディオ・プロセッサ112は、音量制御などの、当技術分野で公知の手段を通じて信号を強化または制御するために、信号105aを処理する。受信オーディオ・プロセッサ112はまた、信号105a内の雑音を抑制するために、声および/または雑音の既知のスペクトル特性を基にしてもよい。受信オーディオ・プロセッサ112は、スピーカ出力ノード109を介して、スピーカ108へスピーカ出力信号108aを供給し、スピーカ108が音声信号を可聴音信号に変換する。スピーカ出力信号108aは、DSP102によって、またはDSP102の外部のD/A変換器(図示せず)によってデジタルからアナログに変換されてもよい。
DSP102がハードウェアとして実装されている場合、ノイズ・キャラクタライザ110、ノイズ・サプレッサ111、受信オーディオ・プロセッサ112、および1つまたは複数のオプションのA/DおよびD/A変換器(図示せず)が、DSP102の1つまたは複数の物理的な構成要素を共有してもよい。これらのブロックは、必ずしもそれらの物理的な構造を定義するためではなく、それらの機能の説明を容易にするために別々に符号付けされ、説明されている。スピーカ108は、ヘッドフォン、イヤピース、外部スピーカ、または使用者への音声情報の適切な伝達装置の形態であってよい。
移動体通信デバイスは、ますます、人対人の音声通信サービスに加えてオーディオ機能を提供するようになっている。使用者が電話の会話に携わっていないときに通常使用されるこのようなオーディオ機能の例は、ビデオ、音楽、および会話録音(たとえばポッド・キャスト)の音声信号を聴取する能力を含む。これらの音声信号は移動体通信デバイスにとってローカルなソースから受信されてもよい。このローカル・オーディオ・ソースは、内部オーディオ・ソースであってよい、またはローカル・オーディオ・ソースは有線で、または無線で(たとえば、Bluetooth(登録商標)技術によって)移動体通信デバイスと接続された、外部オーディオ・ソースであってよい。ローカル・オーディオ・ソースが外部デバイスである場合、ローカル・オーディオ・ソース107は、単純なパス・スルーとして機能してもよい、または、音量、バランス、均質化などを調節するために、外部デバイスからの信号を処理してもよい。呼中ではなく、使用者がローカル・オーディオ・ソースからの音声を聞いている場合、移動体通信デバイス、および特にDSPは、ワイヤレス通信ネットワークとやりとりする通信信号を処理することに携わっていない可能性が高い。したがって、非呼状況では、構成要素および処理出力が、使用者の近傍での認知される背景雑音の低減を含む、雑音フィルタリングのためにより容易に使用可能である。
図3は、呼接続されておらず、内部オーディオ・ソース107から音声信号を供給されている場合の、移動体通信デバイス101が使用者によって聞かれる背景雑音を低減させるために使用される移動体通信デバイス101の動作を示す、簡略ブロック図である。
非呼状況では、図3に示すように、移動体通信デバイス101は、電話呼に携わっていないが、呼を発するまたは受ける、およびスタンバイ・メンテナンス情報(たとえば、時間、ネットワーク・ステータス、電話ステータスなど)、または比較的簡単なメッセージ(たとえば、文字メッセージ、インスタント・メッセージなど)を送受信する準備ができている。DSPは、移動体通信デバイスが、ページング・チャネルを、それに対して入ってくる呼がないかどうか監視している、サービング・コールおよびネイバリング・セルを周期的に監視しているときに、アナログ・フロント・エンド105を介して通信信号を周期的に処理するために使用されてもよい。このように、非呼状況では、アナログ・フロント・エンド105が、アンテナ106を介して無線ネットワークと連通することができ、アナログ・フロント・エンド105およびアンテナ106が、介在モードで動作する。
オプションで、移動体通信デバイス101は、いずれの無線ネットワークから接続解除されることが可能であり、ここではアンテナ106は、情報信号を送信または受信しない。したがって、接続解除された状況では、アンテナ106およびアナログ・フロント・エンド105が、隔離されたモードであり、このことは、バッテリの電力消費を低減させることを助けることができ、デバイスからの伝送が望ましくない場合、(たとえば、伝送が近くにある他のデバイスの通常動作に干渉するとき)アンテナ106を介して情報を伝送することなく、移動体通信デバイスの非呼機能の使用も可能にする。このようにして、非呼状況では、DSP102は、アナログ・フロント・エンド105からのおよび/またはアナログ・フロント・エンド105への大量のデータを処理することに携わらず、使用者が内部オーディオ・ソース107から受信されたローカル音声信号107aを聞いているときの雑音抑制などの、他の使用のためにより容易に使用可能である
内部オーディオ・ソース107は、フラッシュROMなどの不揮発半導体メモリ、ハード・ディスク・ドライブなどの磁気メモリ、ミニチュア・デジタル・ビデオ・ディスクなどの光学メモリ、またはたとえば、外部オーディオ・ソース(図示せず)を外部オーディオ・ソースジャック113に差し込むことによって信号113aを介して内部オーディオ・ソース107と接続され得るいずれかの適切なオーディオ・ソースであってよい。内部オーディオ・ソース107によって供給されるコンテンツは、事前に記録された音声(たとえば、ミニDVD、リムーバブル・フラッシュROMデバイス)、ダウンロードおよび保存された音声、記録および保存された音声(たとえば、マイクロフォン103を使用して記録された音)、作曲された音声(たとえば、キーパッドを使用して通信デバイス101上で作曲された音)、または他のいずれかの適切な音声であってよい。内部オーディオ・ソース107は、DSP102の一部であるノイズ・サプレッサ111に音声信号107aを供給する。音量制御または均質化などの使用者によって事前設定または設定され得るパラメータを処理することが、ノイズ・サプレッサ111の提供の前に音声信号107aに付加されてもよい。
ノイズ・キャラクタライザ110が、マイクロフォン入力ノード104を介してマイクロフォン103から、背景雑音を含む音声信号103aを受信する。ノイズ・キャラクタライザ110が、信号の特徴またはオプションの使用者入力(たとえば、雑音低減の所望のレベル)に基づいて音声信号103aを処理してもよい。ノイズ・キャラクタライザ110が、背景雑音信号110aをノイズ・サプレッサ111に供給する。ノイズ・サプレッサ111が、ローカル音声信号107aから背景雑音信号110aを抽出して、雑音反転された音声信号111bを生成し、この反転信号116bが、受信オーディオ・プロセッサ112に供給される。
受信オーディオ・プロセッサ112が、信号の特徴またはオプションの使用者入力(たとえば、音量制御)に基づいて雑音反転された音声111bを処理してもよい。受信オーディオ・プロセッサ112は、スピーカ出力ノード109を介して、スピーカ108に、雑音反転された音声信号111bに対応するスピーカ出力信号108aを供給する。そしてスピーカ108は、電子音声信号108aを使用者によって聞かれることが可能である音信号に変換する。使用者は、ローカル音声信号107aと音声信号103aの反転の和に実質上対応するスピーカ出力信号108a、ならびに音声信号103aに実質的に対応する背景雑音を聞く。したがって、全体的な効果は、背景雑音およびその反転が、互いにほぼ相殺して、使用者が、ローカル音声信号107aにほぼ等しい音を聞く。
スピーカ出力信号108aが、DSP102内のD/A変換器(図示せず)によって、またはDSP102の外部のD/A変換器(図示せず)によってデジタル形態からアナログ形態へ変換されてもよい。好ましい実施形態では、スピーカ108は、使用者によって着用されたステレオヘッドフォンの形態である。好ましい実施形態では、マイクロフォン103は、使用者の耳(図示せず)が可能な限り厳密に背景雑音をサンプリングすることができるヘッドセットの側面上など、ヘッドフォン108上にまたはそれに近接して配置されている。各ヘッドフォンがマイクロフォンを有する場合など2つのマイクロフォンが使用されている場合、平均的な雑音低減を両耳に供給するためにマイクロフォンからの信号が結合されることが可能である、または、各信号が各耳(図示せず)に別個の雑音低減を供給するために別個に処理されることが可能である。さらに、たとえば、内部音声信号107aがステレオ音声信号である場合、DSP102は、左側の音声および雑音信号と、右側の音声および雑音信号とを別個に処理することができ、各側の信号は、本明細書の他の箇所に一般的に記載されているように処理される。
ノイズ・サプレッサ111はまた、たとえば、内部オーディオ・ソース107が電源をオフにされている場合、もしくは接続解除されている場合、または移動体通信デバイス101内に含まれない場合、あるいはその他の形で使用不可能である場合、内部オーディオ・ソース107からローカル音声信号107aを受けることなく使用者に静寂を供給するように動作することが可能である。ノイズ・サプレッサ111は、背景雑音信号110aに基づいて、雑音反転された音声信号111bを生成することができ、そして背景雑音信号110aは、音声信号103aに基づいており、ここで、雑音反転された音声信号111bは、使用者によって聞かれる背景雑音の量を低減させ、それによって使用者に相対的な静寂を提供するために使用される。
代替となる実施形態(図示せず)では、スピーカ出力信号108aが、受信オーディオ・プロセッサ112からスピーカ出力信号108aを送信するスピーカ出力ノード109からヘッドフォン108への伝送のために、ワイヤレス信号(たとえば、Bluetooth(登録商標)技術を使用して)に変換される。同様に、代替となる実施形態(図示せず)では、音声信号103aが、ノイズ・キャラクタライザ110へのさらなる伝送のためにマイクロフォン103からマイクロフォン入力ノード104への伝送のために、ワイヤレス信号(たとえば、Bluetooth(登録商標)技術を使用して)に変換される。
代替となる実施形態(図示せず)では、スピーカ108およびマイクロフォン103がともに、マイクロフォン103がイヤピース108を移動体通信デバイス101と接続する電線に沿って位置されている、モノオーラル・イヤピースの形態である。代替となる実施形態(図示せず)では、マイクロフォン103が、移動体通信デバイス101の一体型マイクロフォンである。代替となる実施形態(図示せず)では、スピーカ108が、移動体通信デバイス101の一体型スピーカである。代替となる実施形態(図示せず)では、移動体通信デバイス101が、2つ以上のマイクロフォンを備え、それらのうちのいずれかが、マイクロフォン103として使用されることが可能である。代替となる実施形態(図示せず)では、移動体通信デバイスが、2つ以上のスピーカを備え、それらのうちの1つまたは複数が、スピーカ108として使用されることが可能である。
図2に示した実施形態の代替となる実装形態では、ノイズ・キャラクタライザ110が、背景雑音信号を反転させ、反転された背景雑音信号110aをノイズ・サプレッサ111に供給する。ノイズ・サプレッサ111が、雑音抑制された音声信号111aを生成するために、反転された背景雑音信号110aを音声信号103aに加える。図3に示した実施形態の代替となる実装形態では、ノイズ・キャラクタライザ110が、背景雑音信号を反転させ、反転された背景雑音信号110aをノイズ・サプレッサ111に供給する。ノイズ・サプレッサ111が、雑音反転された音声信号111bを生成するために、反転された背景雑音信号110aにローカル音声信号107aを加える。
図4に示した代替となる実装形態では、音声信号103aが、ノイズ・キャラクタライザ110をバイパスして、ノイズ・サプレッサ111に直接加えられる。ノイズ・サプレッサ111が次に、雑音反転された音声信号111bを生成するために、ローカル音声信号107aから音声信号103aを抽出する。図5に示す代替となる実装形態では、ノイズ・サプレッサ111が、スピーカ出力信号108aを生成し、受信オーディオ・プロセッサ112をバイパスして、信号108aをスピーカ108に供給する。スピーカ108が、スピーカ出力信号108aを使用者によって聞かれることが可能である音信号に変換する。ここで、聞くことは、たとえば、ローカル音声信号107aがノイズ・サプレッサ111に供給されない場合静寂を聞くことを含む。代替となる実施例では、ノイズ・キャラクタライザ110は、背景雑音信号を反転させて、反転された背景雑音信号110aをノイズ・サプレッサ111に供給する。ノイズ・サプレッサ111が、反転された背景雑音信号110aをローカル音声信号107aに加えて、スピーカ出力信号108aを生成する。図6に示す代替となる実装形態では、音声信号103aが、ノイズ・キャラクタライザ110をバイパスして、ノイズ・サプレッサ111に供給され、ノイズ・サプレッサ111が、受信オーディオ・プロセッサ112をバイパスして、スピーカ108への供給のためのスピーカ出力信号108aを生成する。
代替となる実施形態では、DSP102が、デジタルアナログ変換を次に行わないアナログ・フロント・エンド105への伝送の前に雑音抑制された音声信号111aをデジタルからアナログへ変換する。代替となる実施形態では、DSP102が、受信した音声信号105aをアナログからデジタルへ変換し、このようにして、アナログ・フロント・エンド105が、アナログデジタル変換を行わない。
本発明は、単一の集積回路(ASICまたはFPGAなど)、マルチ・チップ・モジュール、シングル・カード、またはマルチ・カード回路パックとしての考えられる実装形態を含む、回路ベースの処理として実施されてもよい。当業者ならわかるように、回路要素の様々な機能もまた、ソフトウェアプログラム内の処理工程として実施されてもよい。このようなソフトウェアは、たとえば、デジタル信号プロセッサ、マイクロ・コントローラ、または汎用コンピュータに採用されてもよい。
本発明は、方法、およびこれらの方法を実施するための装置の形態で具現化されてもよい。本発明はまた、磁気記録媒体、光記録媒体、半導体メモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、ハードドライブ、またはその他の任意の機械読取可能なストレージ媒体などの有形の媒体内に具現化されたプログラム・コードの形態で具現化されてもよく、そのプログラム・コードが、コンピュータなどのマシンによってロードおよび実行されると、そのマシンは、本発明を実施するための装置となる。本発明はまた、たとえば、ストレージ媒体内に格納されているか、マシンにロードされるか、および/またはマシンによって実行されるか、あるいは電気配線またはケーブルを介して、光ファイバを通って、または電磁放射を介してなど、何らかの伝送媒体またはキャリアを介して送信されるかを問わず、プログラム・コードの形態で具現化されてもよく、そのプログラム・コードが、コンピュータなどのマシンによってロードおよび実行されると、そのマシンは、本発明を実施するための装置となる。プログラム・コード・セグメントは、汎用プロセッサ上で実施されると、プロセッサと合同して、特定の論理回路と同様に動作する独自のデバイスを提供する。
別段の記載がない場合は、各数値および範囲は、「約」または「およそ」という単語は、値または範囲の値に先行するかのように、近似的であると解釈されたい。
本発明の本質を説明するために説明および例示された部品の詳細、材料、および配置における様々な変更が、添付の特許請求の範囲に記載されている本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって行われてもよいことをさらに理解されたい。
添付の方法クレームでの工程は、もしもある場合は、それらの工程のいくつかまたはすべてを実施するための特定の順序を請求項の記述がその他の形で示唆していない限り、対応するラベルとともに特定の順序で列挙されているが、それらの工程は、その特定の順序で実施されることに限定されることを必ずしも意図されていない。
特許請求の範囲中での図の番号および/または図の符号の使用は、特許請求の範囲の解釈を容易にするために、特許請求された主題の1つまたは複数の考えられる実施形態を特定するように意図されている。このような使用は、これらの特許請求の範囲の範囲を対応する図面に示した実施形態に必ずしも限定するものと解釈されるべきではない。さらに、本明細書での特定の用語および語句は、示された実施形態の説明を容易にする目的のためのものであり、限定としてみなされるべきではない。
代替となる実施形態の、特定の図面または前に説明した実施形態に対する説明の参照は、特定の図面または前に説明した実施形態に、代替形態を限定するものではない。説明された代替となる実施形態は、示された、または説明された他の代替となる実施形態のうちの1つまたは複数と全体的に結合されてもよい。
「一実施形態」または「実施形態」に対する本明細書での参照は、実施形態とともに説明された特定の機能、構造または特徴が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることが可能であることを意味している。明細書中の様々な場所での「一実施形態では」という語句の出現は、必ずしもすべてが同実施形態を参照しているわけではなく、別個のまたは、代替となる実施形態も、他の実施形態を必ずしも相互に排除するわけではない。同じことが、「実装態様」という用語にも適用される。
本発明の一実施形態による移動体通信デバイスの簡略ブロック図である。 デバイスが呼に接続されている場合の図1の移動体通信デバイスの動作を示す、簡略ブロック図である。 デバイスが呼に接続されていない場合の図1の移動体通信デバイスの動作を示す、簡略ブロック図である。 デバイスが呼に接続されていない場合の図1の移動体通信デバイスの代替となる動作を示し、ノイズ・キャラクタライザがバイパスされている、簡略ブロック図である。 デバイスが呼に接続されていない場合の図1の移動体通信デバイスの代替となる動作を示し、受信オーディオ・プロセッサがバイパスされている、簡略ブロック図である。 デバイスが呼に接続されていない場合の図1の移動体通信デバイスの代替となる動作を示し、ノイズ・キャラクタライザおよび受信オーディオ・プロセッサがバイパスされている、簡略ブロック図である。

Claims (21)

  1. デジタル信号プロセッサ(DSP)、マイクロフォン入力ノード、スピーカ出力ノード、アナログ・フロント・エンド、およびアンテナを備える移動体通信デバイスであって、呼モードおよび非呼モードで動作するように構成され、
    前記マイクロフォン入力ノードが、前記マイクロフォン入力ノードに接続され、かつ前記移動体通信デバイスの使用者の近くに位置されたマイクロフォンによって捕捉された音に対応する第1の音声信号(たとえば、103a)を受信するように構成され、
    前記移動体通信デバイスが前記呼モードで動作している場合、
    (a)前記DSPが、(i)前記第1の音声信号から背景雑音信号(たとえば、110a)を導出し、前記背景雑音信号が、前記使用者の近くの背景雑音を実質上特徴付け、(ii)前記第1の音声信号と前記背景雑音信号の反転の和に実質上等しい第2の音声信号(たとえば、111a)を生成し、かつ(iii)前記第2の音声信号を前記アナログ・フロント・エンドに提供し、
    (b)前記アナログ・フロント・エンドが、前記第2の音声信号を受信し、かつ前記アンテナによる無線ネットワークへの伝送のために、対応する第1の無線周波数信号を生成し、
    (c)前記アンテナが、前記無線ネットワークから、対応する受信された音声信号(たとえば、105a)を生成する、前記アナログ・フロント・エンドへの伝送のために第2の無線周波数信号を受信し、
    (d)前記DSPが、前記受信された音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介してスピーカにスピーカ出力信号(たとえば、108a)を供給し、
    前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードで動作している場合、前記DSPが、(i)少なくとも前記第1の音声信号に基づいてスピーカ出力信号(たとえば、108a)を生成し、かつ(ii)前記スピーカ出力信号を前記スピーカ出力ノードを介してスピーカに供給する、
    移動体通信デバイス。
  2. 前記DSPが、ノイズ・キャラクタライザ、ノイズ・サプレッサ、および受信オーディオ・プロセッサを備え、
    前記移動体通信デバイスが、前記呼モード(たとえば、図2)にある場合、
    前記ノイズ・キャラクタライザが、前記第1の音声信号から前記背景雑音信号を導出し、前記ノイズ・サプレッサが、前記背景雑音信号および前記第1の音声信号を使用して、前記第2の音声信号を生成し、かつ
    前記受信オーディオ・プロセッサが、前記アナログ・フロント・エンドからの前記受信された音声信号を処理し、かつ前記受信された音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカへ供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項1に記載の発明。
  3. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モード(たとえば、図3)にある場合、
    前記ノイズ・キャラクタライザが、前記第1の音声信号に基づいて、前記ノイズ・サプレッサに背景雑音信号(たとえば、110a)を供給し、
    前記ノイズ・サプレッサが、少なくとも前記背景雑音信号に基づいて出力音声信号(たとえば、111b)を生成し、かつ
    前記受信オーディオ・プロセッサが、前記出力音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカに供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項2に記載の発明。
  4. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成された、ローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ、前記出力音声信号が、前記ローカル音声信号から抽出された前記背景雑音信号に実質上対応している、請求項3に記載の発明。
  5. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モード(たとえば、図3)にある場合、
    前記ノイズ・キャラクタライザが、前記第1の音声信号に基づいて、前記ノイズ・サプレッサに提供するための雑音反転された音声信号(たとえば、110a)を生成し、
    前記ノイズ・サプレッサが、少なくとも前記雑音反転された音声信号に基づいて、出力音声信号(たとえば、111b)を生成し、かつ
    前記受信オーディオ・プロセッサが、前記出力音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカに供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項2に記載の発明。
  6. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成されているローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ、前記出力音声信号が、前記雑音反転された音声信号に前記ローカル音声信号を加えたものに実質上対応している、請求項5に記載の発明。
  7. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モード(たとえば、図4)にある場合、
    前記ノイズ・サプレッサが、少なくとも前記第1の音声信号に基づいて、出力音声信号(たとえば、111b)を生成し、かつ
    前記受信オーディオ・プロセッサが、前記出力音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカに供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項2に記載の発明。
  8. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成されているローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ、前記出力音声信号が、前記ローカル音声信号から抽出された前記第1の音声信号に実質上対応している、請求項7に記載の発明。
  9. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モード(たとえば、図5)にある場合、
    前記ノイズ・キャラクタライザが、前記ノイズ・サプレッサに前記第1の音声信号に基づいて背景雑音信号(たとえば、110a)を供給し、
    前記ノイズ・サプレッサが、少なくとも前記背景雑音信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカに供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項2に記載の発明。
  10. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成されているローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ前記スピーカ出力信号が、前記ローカル音声信号から抽出された前記背景音声信号に実質上対応している、請求項9に記載の発明。
  11. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モード(たとえば、図5)にある場合、
    前記ノイズ・キャラクタライザが、前記第1の音声信号に基づいて雑音反転された音声信号(たとえば、110a)を生成し、
    前記ノイズ・サプレッサが、少なくとも前記雑音反転された音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカに供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項2に記載の発明。
  12. 前記移動体通信デバイスが前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成されたローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ、前記スピーカ出力信号が、前記雑音反転された音声信号に前記ローカル音声信号を加えたものに実質上対応している、請求項11に記載の発明。
  13. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モード(たとえば、図6)にある場合、前記ノイズ・サプレッサが、少なくとも前記第1の音声信号に基づいて、前記スピーカ出力ノードを介して前記スピーカに供給するための前記スピーカ出力信号を生成する、請求項2に記載の発明。
  14. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成されているローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ、前記スピーカ出力信号が、前記ローカル音声信号から抽出された前記第1の音声信号に実質上対応している、請求項13に記載の発明。
  15. 前記移動体通信デバイスが、前記非呼モードでローカル音声信号(たとえば、107a)を供給するように構成されているローカル・オーディオ・ソースをさらに備え、かつ前記スピーカ出力信号もまた、前記ローカル音声信号に基づいている、請求項1に記載の発明。
  16. 前記ローカル・オーディオ・ソースが、前記移動体通信デバイスの内部にある、請求項15に記載の発明。
  17. 前記ローカル・オーディオ・ソースが、外部にあり、かつ接続ジャックを介して前記移動体通信デバイスと接続されている、請求項15に記載の発明。
  18. 前記移動体通信デバイスが前記非呼モードにある場合、前記DSPが、前記ローカル音声信号から抽出された前記第1の音声信号に実質上対応する前記スピーカ出力信号を生成する、請求項15に記載の発明。
  19. 前記スピーカから前記スピーカ出力ノードへのパスの一部分が、ワイヤレスである請求項1に記載の発明。
  20. 前記マイクロフォンから前記マイクロフォン入力ノードへの前記パスの一部分が、ワイヤレスである請求項1に記載の発明。
  21. 少なくとも2つのモードでの動作を有するワイヤレス送受信機であって、
    マイクロフォンおよびスピーカと結合されたプロセッサであって、前記マイクロフォンが第1の音声信号を供給するプロセッサと、
    アンテナと結合されたアナログ・フロント・エンド(AFE)であって、(i)前記アンテナに第2の音声信号に基づいた第1の無線信号を供給するように、および(ii)前記アンテナからの第2の無線信号に基づいて第3の音声信号を生成するように構成されている、アナログ・フロント・エンドとを備え、
    第1のモードでは、
    前記プロセッサが、(i)前記第1の音声信号から背景雑音信号を導出し、前記背景雑音信号が、前記マイクロフォンの近くの前記背景雑音を特徴付け、(ii)前記第1の音声信号と前記背景雑音信号の組合せとして前記第2の音声信号を生成し、(iii)前記第3の音声信号に基づいて、電気スピーカのためのスピーカ信号を生成し、かつ前記AFEが、前記第2の音声信号に基づいて前記第1の無線信号を生成し、
    第2のモードでは、
    前記プロセッサが、前記第1の音声信号に基づいて前記スピーカ信号を生成する、
    ワイヤレス送受信機。
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