JP2009538449A - エタンデュ値が大きいディジタル映写システム - Google Patents
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Abstract
Description
背景技術の欄で述べた通り、従来のLCOS型マイクロディスプレイデバイス利用電子映写機は、その効率が低く10%にも達しないのが普通であった。これはエタンデュ値により記述される幾何光学的条件によるものであり、複数個のランプを用いて照明出力を高め輝度を上げようという試みも出射光増強にはあまり効果がなかった。
E=πA/{4(f/#)2} (1)
で計算することができる。この式中、Aはパネルの面積であり、f/#は照明光円錐のFナンバーである。
照明装置側エタンデュ値=変調器側エタンデュ値
をほぼ成り立たせることで、LCOS型液晶を利用した従来の映写機では到底得られない高効率を実現することができる。
Fナンバーがf/2.3の場合:
NA・DSLM(mm)=8.56(偏向反転器無)又は4.28(偏向反転器有)
Fナンバーがf/4の場合:
NA・DSLM(mm)=4.92(偏向反転器無)又は2.48(偏向反転器有)
となる。
図2〜図4に示した映写機50には光源20に関わる利点もある。まず重要なのは、光源20としてはどのような種類のものを何個用いてもよく、従って市販ランプを光源20として用い低価格化や大量生産を容易に達成できることである。例えば、米国マサチューセッツ州ウェルズレイ所在のPerkinElmer Inc.から入手できるCermaxキセノンアークランプは、高圧ガス封入型であるため従前の管球ランプに比べそのアークギャップが狭く、従って小エタンデュ値システムに対し多量の光を供給できることからマイクロディスプレイデバイス利用映写機で重宝されてきたが、従前のキセノン管球ランプに比べ生産量が少ないため値が張りがちである。これに対して、そのエタンデュ値が大きな大型液晶パネルを使用する図2〜図4に示した構成では、よりもアークギャップが広い従前のキセノン管球ランプでも好適に用いることができ、しかもそのシステム効率を高水準にすることができる。このように市場に広く流通しているランプを使用できることは、大型TFT液晶パネルを使用するメリットの一つである。
空間光変調器に達するまで光の偏向状態が良質に維持されるよう努めることは、1500:1超という高さの所要コントラスト比を実現する上で、重要なことである。照明光の偏向度を高めるための偏光器を追加するとしたら、むら補正器12、偏向反転器、或いはテレセントリックレンズ62の後段がよいであろう。エネルギ密度が高い場合や偏光器に対し角度条件の充足が厳しく要求される場合には、その偏光器として非吸光性偏光器例えばワイヤグリッド偏光器を用い、そのワイヤを空間光変調器側に向けて配置するのが望ましい。エネルギ密度が低く空間的にゆとりがある場合は、価格や入手の容易さを考慮し、吸光色素等の膜を用いた偏光器や、ヨウ素偏光器や、DBEF(登録商標;以下表記省略)膜等の散光反射性偏光膜を初めとするより複雑な構造の偏光器を、用いるのが望ましい。いずれにしても、光学部品に対する照明光の影響に十分注意を払うことが重要である。
本発明の利点の一つは、補償器を設ける必要が(ほとんど)ないことである。本件技術分野で周知の通り、膜型の補償器即ち補償膜は数種類ある。そのうち光軸が膜面と平行な一軸膜はAプレート、垂直な一軸膜はCプレートと呼ばれる。その屈折軸が全三次元に亘り相違する二軸膜はOプレートと呼ばれることが多い。また、膜面内でXY複屈折を呈する膜(不等方性媒体から形成されていてXYリターダンスを伴う膜)を以てAプレートと呼び、補償器内ビーム伝搬方向に光軸沿いZ複屈折を呈する膜を以てCプレートと呼ぶこともある。一軸膜の素材には、neがnoより大きい正複屈折素材とneがnoより小さい負複屈折素材とがあるので、A,Cどちらのプレートにもそのne及びnoの値で決まる正負の二種類がある。また、本件技術分野で周知の通り、Cプレートがポリマの一軸圧縮や酢酸セルロースの注型で形成されるのに対し、Aプレートはポリビニルアルコールやポリカーボネート等といったポリマ膜のストレッチングで形成される。本発明の場合、空間光変調器60r、60b及び60gとして大きな液晶パネルを使用するので角度に対する感度を抑えられることができ、従ってCプレート型補償器は(ほとんど)必要なくなる。同様に、その屈折率がX,Y,Zの各方向で異なる二軸膜を使用して所要リターデーションを実現し、ひいては総コントラスト比を高めることもできる。
マイクロディスプレイデバイスに代えて大きなTFT液晶パネルを用いることは、光路上に配置されている各種光学部品例えば空間光変調器に作用するエネルギ密度との関連で、非常に重要である。マイクロディスプレイデバイスを使用する装置でエネルギ密度が問題になるのは、主に、吸光発熱が多すぎると破壊される部品があるからである。マイクロディスプレイデバイス利用高輝度映写機では、このエネルギ密度問題があるために、高温耐性があるが高価な部品を使用するか、高性能の除熱装置を設ける必要があった。例えば、吸光性薄膜偏光器を用いたのでは高エネルギ光ビームに耐えきれないので、より熱に強いワイヤグリッド偏光器を用いねばならなかった。
前掲の図2中、テレセントリックレンズ62は照明光を補正しテレセントリックな光に変換するレンズである。テレセントリックレンズとは、そのレンズの実空間(対物空間)、像空間又はその双方における光挙動をテレセントリック化するレンズのことであり、テレセントリック化とは、被写体又は像を過ぎるあらゆる光線(主光線)をコリメートし、その方向を光軸に対し平行にすることをいう。テレセントリックレンズの入射瞳及び出射瞳のうちコリメートされた方の空間にある瞳は無限遠に位置するので、テレセントリックレンズ透過光のうちそちらに抜ける光の角度分布はかなり均一になる。図2に示した実施形態では、像空間のみ(特に液晶パネル近傍)のみで光挙動をテレセントリック化し、出射瞳のみを無限遠に引き離している。本実施形態でこうしたテレセントリック化が重要なのは、照明光路が色別分離されているためもしそれを怠ると色偽像(偽色)が生じかねないからである。また、空間光変調器たる液晶パネルに角度ばらつきがあると、空間光変調器から出射される変調光に別の角度からの変調光が混ざり、表示画面上に色むらが発生するため、これも多液晶パネル映写機では重要である。また、レンズ62として球面レンズを用いてもよいが、図示例では非球面レンズたるフレネルレンズを用いている。更に、フレネルレンズ等のレンズ62でテレセントリック化する構成ではなく、1個又は複数個の反射性素子でテレセントリック化する構成にしてもよい。反射性素子には、横方向色収差やモアレの干渉縞が発生しない、その製造が容易であり例えばプラスチックの成型で大型のものも形成できる、といった利点がある。そして、レンズ62によるテレセントリック化は本映写機を実現する上で確かに重要だが、ダイクロイック膜を有するビームスプリッタ内により細い光ビームを入射できるようにするため、テレセントリック性を若干犠牲にすることもまた有益である。そのようにする場合には、画面上でとるべきサイズに合うよう、ビームエキスパンダを用いその光ビームの太さを適宜調整するとよい。
モアレの干渉縞は、図17に示すフレネルレンズ84を大型液晶パネルのような繰り返し構造と併用するときに生じうる一種の偽像である。その発現を抑えるには、例えば、照明光を十分にデフォーカス(ピンぼけ)にしてフレネルレンズによる像の形成を抑え、強度ビートの発生を防げばよい。また、空間パターン間に周波数ビートが(ほとんど)生じないよう複数個のシリンダレンズを適当な角度差を付けて回転させてもよい。残留する縞は、図25に示すように非常に小さな散乱角を有する散光層146を設けることで、除去することができる。加えて、フレネル視野レンズ84を対応する液晶パネルから引き離すことによっても、モアレの干渉縞を抑え目に付かないようにすることができる。
図2〜図4に示した実施形態では、空間光変調器60r、60g及び60bとして透光性TFT液晶パネル、例えば5インチ以上の対角寸法を有するものを用いている。この種の液晶パネルは、例えば2048×1080又は4096×2160ピクセルといった高解像度にすることができるので、ディジタル映写等に好適に使用することができる。また、透光性TFT液晶パネルは従来から直視型パネルとして使用されているが、本実施形態における空間光変調器60r、60g及び60bは投射用であるので、より簡略化した構成のパネルを使用することができる。まず、図7Aに、空間光編著器として使用できる従来の液晶パネル118を示す。このパネル118はディスプレイ向けに製造されたものであり、液晶層120、それに付随する制御電極(薄膜トランジスタ122やITO層124を含む)、並びに色フィルタアレイ132を、ガラス板126とガラス板126の間に挟み込んだ構造を有している。その前後にある偏光膜128は吸光性シートであり、性能が劣化するので高熱が加わらないようにしなければならない。吸光性があるということは、光の吸収によって偏光膜128自体が損傷し、またコントラスト比やスペクトル透過率が低下するにとどまらず、熱の伝搬によって液晶層120の性能にも影響が及び、最終的にはその高熱でコントラスト比及び画質にむらが生じるということである。また、補償膜130はコントラスト比を高める膜であり、通常は、ディスプレイを二次元的に囲み全180°の範囲内のどこから直視しても十分なコントラスト比になるよう構成されているので、これを設けることによって対ディスプレイ視角を拡充することができる。図示は省略しているが、散光層、偏向の再生を支援する層、バックライトユニットから供給される照明光を均す層等、その他の補助膜を有するディスプレイも数多くある。そして、このパネル118と併用されるバックライトユニットとしては、例えば冷陰極蛍光管で発生させた光を内部全反射性光学部品即ち光導波路によって出射する構成のもの、即ち比較的均一な光をパネル118に向けて出射できるものを使用する。
直視型液晶デバイスのNAはマイクロディスプレイデバイスのNAに比べ高いので、ピクセル間境界線が画面上に偽像を呈することがある。また、そのデバイスを直視型ディスプレイとして使用するなら問題にならないようなものでも、大きな画面上に画像を拡大表示するとそうした偽像がひときわ目に付くようになる。この偽像は一般にスクリーンドア偽像と呼ばれており、高画質が求められるディジタル映写機では容認できないものである。これを抑えるには、例えば、各動画フレームを投映しているときに、個々のピクセルの減りと、それを囲むピクセル間境界線との境目を、各ピクセルの像を境界線間距離の約1/2に亘り偏倚させることで、ぼかすようにすればよい。人間の目は像を経時平均して捉えるので、このようにして各ピクセルの光エネルギを境界線上にも拡散させると、そのピクセルの像が境界線の全体に亘り拡がって見えるようになる。投映時偏倚分の制御は、その駆動信号の波形やタイミングの調整によって行うことができ、その波形としては例えば正弦波や矩形波を使用できる。この手法はディザリングとして知られており、特許文献22(発明者:Ramanujan;特許権者:本願出願人)に記載の通り、印刷の分野ではしばしば縁をぼかし或いは解像度を高める手段として使用されている。また、ディザリングの実行手法としては、液晶パネルを動かす手法、投射レンズを動かす手法、傾斜型プラノオプティカルプレートやオプティカルウェッジを光路上で回動させる手法等、様々な手法を採用できる。例えば、相直交する二方向から投射レンズの直前にワイヤグリッド偏光器を出し入れし、それによって各ピクセルの上下及び左右境界線双方を均しぼかすようにしてもよい。特に、図27に示す例では、摩擦レス屈曲回動ベアリング139を用い二軸ジンバルマウント上にディザ板138を実装しておき、モータ上のカム、圧電プッシャ、ソレノイド等のディザリングアクチュエータを制御してディザ板138を枢動させることにより、ディザリング動作を実行している。ディザリング動作における枢動範囲は、図示例の場合5°未満でよい。
図示しないが、3個の空間光変調器60r、60g及び60bは例えば所定の配置枠を有する位置決めアセンブリ内に実装されている。このアセンブリは、各変調器をいずれもほぼ同一面上に正しく位置決めするアセンブリである。このアセンブリを用いると、例えば、変調器60r、60g及び60bにおけるピクセル寸法を通常の直視型液晶パネルにおけるピクセル寸法100〜250μmにした場合でも、それらの変調器60r、60g及び60bを他の光学部品に対して所期通りに位置合わせし、現場で投射レンズの焦点を調整して正しく結像する状態にすることは、機械的には難しくないことである。このように現場可換ユニット化して使用するモジュール方式は、ディジタル映写機では有益なことである。例えば、液晶パネル等のアセンブリ内光学部品が損傷乃至陳腐化したときに、損傷していない又はより高性能の光学部品が組み込まれたアセンブリに交換することができる。マイクロディスプレイデバイス利用型映写機における交換はこれほど容易ではない。
まず、先に図14を参照して説明した通り、液晶パネル型空間光変調器60の寸法は、映写機50に対し求められる性能を満たす最適な寸法にすることができる。これは、従来用いられていた小型LCOS液晶利用映写機とは対照的である。具体的には、この映写機50で使用する変調器60のサイズは、通常のラップトップディスプレイより大きなサイズ、例えば約5〜20インチ又はそれ以上の対角寸法にすることができる。また、初期の液晶パネルはまことに応答が遅かったが、地道な改良によって100%以上もの応答速度向上が達成されており、更なる応答速度向上の見込みも立っている。ただ、4msec未満といった優れた応答時間も報告されているとはいえ、ディジタルシネマで要求される水準は高いので、個々のパネルで使用されるあらゆる符号値に対し応答時間をうまくバランスさせ、動偽像の発現を抑えることが肝要である。更に、シャッタリング即ちシャッタを用いたブランキングを実行し、コマの切り替わりの際に遮光するようにするとなおよい。
図8に、図2〜図4に示した実施形態における投射光学系の一例構成を示す。この図に示す例では、その直径がかなり大きなレンズ素子からなる投射レンズ70を用いている。例えば図9中で左端に位置している第1レンズ素子の直径は、変調済成分色光ビームを余さず捉えることができるよう、空間光変調器60r、60g及び60bの対角寸法とほぼ等しく設定されている。このように大きなレンズ素子をガラスで形成することは従来から難しいとされているが、注目すべきことに、これら空間光変調器及びレンズ素子が大きい割にそれらで処理する光は弱く、また要求される光学的表面品質も割合に低水準である。従って、成型等でも容易に製造できる薄いガラス製又はプラスチック製のレンズ素子を用いることができる。更に、フレネルレンズ、回折光学系、勾配屈折率レンズ、反射光学系等も採用に値する。
図17に、本発明の一実施形態に係る映写機50を示す。この映写機は光路毎に投射光学系を分けた構成であり、投射レンズ70r、70g及び70bが順に赤色光、緑色光及び青色光の投射を担っている。また、各光路上には、投射レンズ70r、70g及び70bのうち対応するものに向けてその色の光を収束させるフレネル視野レンズ84が配されている。図18はこの実施形態における光学部品配置を示す斜視図である。この実施形態の利点の一つは、さほど大きなレンズ素子が必要にならないことである。従ってその製造がかなり容易であり、マイクロディスプレイデバイス利用型映写機に比べコスト的にも優れている。また、図示例では投射レンズ70r、70g及び70bを上下に並べて配置しているが、他の並べ方をすること、例えば左右に並べることや同一の円上に並べることも可能である。上下に並べる利点は、画面上でのアスペクト比を単一のアナモルフィックレンズで変えられる点にある。まず、ディジタルシネマでは、画面上でのアスペクト比を1.85から2.39の範囲内で映画毎に設定できる。従って、画面上でのアスペクト比が空間光変調器のアスペクト比と合わないときがある。そうした場合、例えば画面の縁に空白を入れて(レターボクシングして)アスペクト比を合わせればよいが、それでは本来使用できるはずのピクセルが無駄になってしまう。そこで、これを光学的処理で正すため、相直交する二軸間で像の倍率が異なるアナモルフィックレンズを使用する。上述の実施形態で複数個の投射レンズを上下に並べているのは、1個のアナモルフィックレンズアタッチメント)(シリンドリカルレンズ群)で像の幅を伸縮できるようにするためである。
立体映写は3D上映とも呼ばれており、映画上映の分野で多大な関心を獲得している。また、その関心は、劇場へのディジタル映写機の普及が進むにつれて増してきている。そのなかで最も高い画質が得られるシステムは、一方のレンズを透過する偏向状態の光が他方のレンズでは阻止されるよう左右のレンズが構成された眼鏡を看者に装着させ、右目用偏光と左目用偏光を送って右目・左目間に別々の像を届けるものである。この種の立体映写システムでは、通常、左旋偏光と右旋偏光を利用し左右の目に異なる像を送る。それら、偏向状態が異なる二種類の光が相互作用すると有色偽像(偽色)が生じるが、映写機出射光の偏向状態を液晶の作用で全波長に亘り回転させる偏向変換器を設ければ、その有色偽像をより好適に抑えることができる。また、本発明では、大型液晶パネルを空間光変調器として用いているので、その液晶の性質に応じた傾向で既に偏向されている光を変調系から得ることができる。従って、偏向変換器を投射レンズに併設し又は内蔵させ適宜制御することで、右目に適した偏向状態の光と左目に適した偏向状態の光を時分割で発生させることができ、DMD利用型映写機即ち偏向変換を行う前に偏向を施さねばならない映写機に比べ出射光束が多くなる。また、出射光束が少ない既存の映写機ではディジタル3D映写用大型スクリーンを僅かに5フィート・ランベルトにしか照らすことができない。この照度は、既存のディジタルシネマ投射規格即ち14フィート・ランベルトをかなり下回っており、既存の映写機ではこれを達成できないことが明らかである。これに対し、本発明の映写機であれば、大きなエタンデュ値を有する光学系を利用してそうした高い画像形成性能を実現することができる。
Claims (58)
- a)多色偏光を発生させる照明装置と、
b)その光路上でその多色偏光から略テレセントリックな多色偏光ビームを発生させるレンズ素子と、
c)その多色偏光ビームを複数本のテレセントリックな成分色光ビームに分割する色成分分離器と、
d)それらの成分色光ビームを変調して複数本の変調済成分色光ビームを発生させる複数個の透光性空間光変調器と、
e)それらの変調済成分色光ビームを共通光軸沿いに再結合して変調済多色光ビームを発生させる色成分結合器と、
f)その変調済多色光ビームを表示画面に向ける投射レンズと、
を備え、各透光性空間光変調器のエタンデュ値を照明装置のエタンデュ値に対して15%以内の差に止め又は照明装置のエタンデュ値より大きな値にしたディジタル映写機。 - 請求項1記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個の表面にその対角寸法が約5インチ以上の活性領域があるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済多色光ビームの光束が5000ルーメン超のディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、上記レンズ素子がフレネルレンズを含むディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上にもレンズ素子を備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上に補償器を備えるディジタル映写機。
- 請求項6記載のディジタル映写機であって、その補償器と投射レンズの間に偏光検光器を備えるディジタル映写機。
- 請求項6記載のディジタル映写機であって、成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上にも補償器を備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上に偏向回転器を備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置と光学的に結合したむら補正器を備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置がLED、LEDアレイ、キセノンランプ、レーザ及び水銀ランプのうち少なくともいずれかを有するディジタル映写機。
- 請求項10記載のディジタル映写機であって、そのむら補正器がレンズレットアレイを有するディジタル映写機。
- 請求項10記載のディジタル映写機であって、そのむら補正器がインテグレーティングバーを有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置が、多色偏光のうち少なくとも一部が通る偏向回転器を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、色再現用の反射性色フィルタアレイを備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が薄膜トランジスタを有する透光性液晶変調器であるディジタル映写機。
- 請求項16記載のディジタル映写機であって、その薄膜トランジスタが有機薄膜トランジスタであるディジタル映写機。
- 請求項16記載のディジタル映写機であって、その薄膜トランジスタがカーボンナノチューブを含むディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置がワイヤグリッド偏光器を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上に偏光器を備えるディジタル映写機。
- 請求項20記載のディジタル映写機であって、その偏光器が吸光性偏光器又は反射性偏光器であるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、多色偏光ビームの光路上に散光反射性偏光膜を備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上に散光性光学部品を備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、その透光性空間光変調器のうち少なくとも1個の表面にその対角寸法が約10インチ以上の活性領域があるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、その透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が非晶質基板上に形成された液晶空間光変調器であるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、色成分分離器が、成分色光ビームを少なくとも3本発生させ、透光性空間光変調器が、それら少なくとも3本の成分色光ビームを変調し少なくとも3本の変調済成分色光ビームを発生させるため少なくとも3個あり、色成分結合器が、それら少なくとも3本の変調済成分色光ビームを共通光軸沿いに再結合して変調済多色光ビームを発生させるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が抗反射被覆を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置から透光性空間光変調器までの光路長が、透光性空間光変調器のうち少なくとも2個の間で異なるディジタル映写機。
- 請求項9記載のディジタル映写機であって、その偏向回転器が積層偏光器を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、投射レンズがアナモルフィックレンズを含むディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が塵埃阻止部材を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置が管球ランプを有するディジタル映写機。
- 請求項32記載のディジタル映写機であって、照明装置が、その管球ランプを側方から結像させる部材を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、照明装置が、その発光波長域が異なる少なくとも2個のLEDを有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、モータ、圧電アクチュエータ及びソレノイドのうち少なくともいずれかを含むディザリングアクチュエータを少なくとも1個備えるディジタル映写機。
- 請求項35記載のディジタル映写機であって、ディザリングアクチュエータのうち少なくとも1個が、ガラス製のプラノオプティカルプレートを傾斜させるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済成分色光ビームのうち少なくとも1本の光路上にブルアフィルタを備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済多色光ビームの光路上にブルアフィルタを備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済多色光ビームの光路上に偏向回転用のオプティカルウェッジを備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済多色光ビームの光路上に板状の偏向回転器を備えるディジタル映写機。
- 請求項40記載のディジタル映写機であって、その偏向回転器が共通光軸に対し傾斜を有するディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、多色含有光ビームの光路上にシャッタを備えるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、変調済多色光ビームを凸状反射面方向に送る凹状反射面を備えるディジタル映写機。
- 請求項43記載のディジタル映写機であって、その凸状反射面が投射レンズの合焦面近傍にあるディジタル映写機。
- 請求項43記載のディジタル映写機であって、その凸状反射面が非球面であるディジタル映写機。
- 請求項43記載のディジタル映写機であって、その凹状反射面がトロイダル面であるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が単一の現場可換ユニットとして実装されたディジタル映写機。
- 請求項35記載のディジタル映写機であって、そのディザリングアクチュエータのうち少なくとも1個がワイヤグリッド偏光器を傾斜させるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が磁性フォトニック結晶変調器であるディジタル映写機。
- 請求項1記載のディジタル映写機であって、実装時の投射レンズ間隔を狭める潜望鏡構造を少なくとも1個備えるディジタル映写機。
- a)レンズ素子を用いテレセントリックな多色偏光ビームを発生させる照明装置と、
b)その多色偏光ビームを複数本のテレセントリックな成分色光ビームに分割する色成分分離器と、
c)少なくとも
i)成分色光ビームのうち1本目の光路上に配置されその成分色光ビームを変調して1本目の変調済成分色光ビームを発生させる第1透光性空間光変調器、並びに
ii)成分色光ビームのうち2本目の光路上に配置されその成分色光ビームを変調して2本目の変調済成分色光ビームを発生させる第2透光性空間光変調器
を有する色別変調系と、
d)それらの変調済成分色光ビームを共通光軸沿いに再結合して変調済多色光ビームを発生させる色成分結合器と、
e)その変調済多色光ビームを表示画面に向けられるようその共通光軸に対し同軸配置された投射レンズと、
を備え、第1透光性空間光変調器のエタンデュ値を照明装置のエタンデュ値に対して15%以内の差に止めたディジタル映写機。 - 請求項51記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が磁性フォトニック結晶変調器であるディジタル映写機。
- a)レンズ素子を用いテレセントリックな多色偏光ビームを発生させる照明装置と、
b)その多色偏光ビームを複数本のテレセントリックな成分色光ビームに分割する色成分分離器と、
c)少なくとも
i)成分色光ビームのうち1本目の光路上に配置されその成分色光ビームを変調して1本目の変調済成分色光ビームを発生させる第1透光性空間光変調器、並びに
ii)成分色光ビームのうち2本目の光路上に配置されその成分色光ビームを変調して2本目の変調済成分色光ビームを発生させる第2透光性空間光変調器
を有する色別変調系と、
d)それらの変調済成分色光ビームを共通光軸沿いに再結合して変調済多色光ビームを発生させる色成分結合器と、
e)変調済多色光ビームを凸状反射面方向に送る凹状反射面と、
f)変調済多色光ビームを表示画面に向けられるよう共通光軸に対し同軸配置された投射レンズと、
を備えるディジタル映写機。 - 請求項53記載のディジタル映写機であって、その凸状反射面が投射レンズの合焦面近傍にあるディジタル映写機。
- 請求項53記載のディジタル映写機であって、その凸状反射面が非球面であるディジタル映写機。
- 請求項53記載のディジタル映写機であって、その凹状反射面がトロイダル面であるディジタル映写機。
- 請求項53記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が非晶質基板上に形成された透光性液晶デバイスであるディジタル映写機。
- 請求項53記載のディジタル映写機であって、透光性空間光変調器のうち少なくとも1個が磁性フォトニック結晶変調器であるディジタル映写機。
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