JP2009537258A - 使い捨て個人用品 - Google Patents

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チャリシュマ モーヒニ ウィクラマシンハ
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    • A61L15/00Chemical aspects of, or use of materials for, bandages, dressings or absorbent pads
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Abstract

例えばオムツ(10)などの使い捨て個人用品は、ビスコース毛羽(34)内に分散された澱粉粒子(32)で形成された吸収コア(20)を備えている。このコアは、吸収性を向上させるために、わずかな比率の高吸収性ポリマー(SAP)も備えてもよい。この個人用品は、外被(36)と、疎水層(26)と、生物分解可能なフィルム(24)と、親水層(38)とをさらに備えている。

Description

発明の詳細な説明
[発明の分野]
本発明は、使い捨て個人用品と、使い捨て個人用品とともに使用される吸収構成物とに関する。本発明は、特に、体内の排泄物を吸収するのに使用するために発明されたが、体内の排泄物を吸収するのに使用するためだけに発明されたのではなく、一般的には、例えば、幼児用オムツ、婦人用衛生用品、そして失禁用品などのような、使い捨て用品を含んでいる。
[発明の背景]
例えば尿などのような廃棄された体液を吸収するのに使用される物品は、世界中で大量に使用されている。一般的に、これらの物品は、現代の有用品及び必需品として一層普及してきている使い捨てオムツの形態となっている。
大量の幼児用使い捨てオムツが毎年使用されており、これらの用品の廃棄が問題となっている。市販の使い捨てオムツの多くは、主として、環境内で容易に分解しない高分子化学製品で構成されている。
従来技術の使い捨てオムツに関連する、さらなる問題は、これらの用品における大量の化学製品に起因して、使用者にしばしば発疹や皮膚アレルギーが生じるということである。これらの用品の吸収性を最大限にするという要求のため、例えばポリアクリル酸ポリマーなどの化学製品の添加量が増加してきており、関連する問題をさらに悪化させている。
従来技術のオムツの多くは、プラスチック材料製であるため、履き心地が良くなく、そして、皮膚に対して柔らかい表面を提供しない。さらに、これらの従来技術のオムツは、皮膚への自然な空気の流れを妨げる。
効果的な吸収レベルを有する使い捨て個人用品であって、環境にも優しく、使用者の皮膚に接触しても、拒否反応を概ね生じない使い捨て個人用品が必要である。
したがって、従来技術に関連する問題を、克服もしくは少なくとも部分的に緩和することが本発明の目的である。
本明細書において、「使い捨て」という用語は、吸収性物品であって、洗濯することを意図していない、あるいはその他に、吸収性物品として回復させるもしくは再利用することを意図していない吸収性物品を表すために使用されている。吸収性物品は、1度の使用後に廃棄されることが意図されており、そして、好ましくは、環境に優しい方法で廃棄されることが意図されている。
「個人用品」という語句は、廃棄された体液もしくは他の体内の老廃物を吸収するのに使用される用品もしくは物品を含むことを意図しており、オムツ、おしめ、吸収性パンツ、トレーニングパンツ、成人用失禁用品、女性用衛生用品、そして胸パッドを含んでいる。この語句は、体内から排出された老廃物に接触し得るベッド、椅子、幼児用寝台を保護するものとして使用される用品に及ぶことも意図されている。
この明細書における従来技術の参照は、例示目的のためだけになされるものであり、このような従来技術がオーストラリアもしくは他の地域において周知の一般的知識の一部であることを認めたものとして見なされるものではない。
[発明の概要]
本発明は、ビスコースの吸収層を備える使い捨て個人用品を提供する。ビスコースは、例えば無漂白のビスコースなどの未処理のビスコースであることが好ましい。ビスコースは、ビスコース毛羽の形態であることが好ましい。ビスコースは、圧縮されたビスコースであってもよい。
吸収層は、吸収コアを形成する澱粉をさらに備えていることが好ましい。ビスコースは、吸収コアを形成する澱粉で覆われていてもよい。好ましい変形形態として、澱粉は、ビスコース内に分散された澱粉粒子の形態である。澱粉粒子は、ほぼ粉末砂糖粒子の大きさの小さな顆粒状粒子であることが好ましい。吸収コアにおける澱粉の相対的な重さの比率は、およそ7%であることが好ましい。
吸収コアは、廃棄された液状物質の吸収に役立つ澱粉と混合された、少量の、高吸収性ポリマー(SAP)、もしくはポリアクリル酸、もしくはポリアクリル酸塩をさらに備えてもよい。乳幼児用オムツの場合、SAPは、吸収コアの重さのおよそ3%未満の分量が吸収コア内に存在するのが好ましい。成人用オムツ及び失禁用品の場合、SAPは、およそ7〜20%の分量が吸収コア内に存在するのが好ましい。
吸収コアは、ビスコース:澱粉:SAPの相対的な重さの比率がおよそ90%:7%:3%の構成物を有していることがより好ましい。
吸収コアは、尿、及び血液もしくは使用者の体からの他の老廃物が排出された際に、尿、及び血液もしくは使用者の体からの他の老廃物を好適に収集するように、形状が実質的に長方形であることが好ましい。
吸収コアに使用される澱粉は、ポリマー組成をコーンスターチに結合させることによって形成されていることが好ましい。
吸収コアは、ティッシュペーパーの層に囲まれてもよい。
用品は、外被の形態である外層をさらに備えてもよい。外被は、吸収コアと用品における他の構成要素とを保持するための被覆を形成する役目を果たす。外被は、綿、もしくはビスコース、もしくは絹、もしくはウールのうちのいずれか1つもしくは複数で形成されているのが好ましい。外被は、例えばフェルトビスコース繊維などの不織布フェルト繊維の形態であることが好ましく、無漂白であってもよいし、漂白されてもよいし、部分的に漂白されてもよい。フェルトビスコース繊維は、ニードルフェルトであってもよいし、ランダムレイド、もしくはパラレルレイド、もしくはクロスレイドを含む、不織布繊維に使用されるいずれか1つの形態であってもよい。不織布フェルトビスコース繊維の使用は、柔らかで滑らかな感触を皮膚に与える。
用品は、さらに、使用者の皮膚に液体を寄せ付けないのに役立つ疎水層を使用者の皮膚付近に備えてもよい。用品は、吸収コアに吸収された廃液が皮膚の方へ戻ってしまうことを防止するのに役立つ親水層を上記疎水層の下にオプションとして含んでもよい。用品は、防水と、用品内における液体の保持とに役立つ、生物分解可能なシートフィルムも備えてもよい。生物分解可能なフィルムは、水分が外被を通して染み出てしまうことを防止するのに役立つように、一般的には、吸収コア付近に配置される。
本発明のさらなる好ましい形態では、本発明は、使い捨て個人用品であって、吸収コアを備え、吸収コアがビスコースと澱粉とを備えている使い捨て個人用品を提供する。澱粉は、澱粉粒子の形態であり、澱粉粒子がビスコース内に分散されていることが好ましい。澱粉粒子は、吸収コアの相対的な重さのおよそ7%の分量が存在していることが好ましい。吸収コアは、同様にビスコース内に分散された、わずかな比率のSAPをさらに備えてもよい。
またさらに、本発明は、使い捨て個人用品であって、外被と、使用者の皮膚付近の疎水層と、外被と疎水層との間の吸収コアとを備え、吸収コアがビスコースと澱粉とを備えている使い捨て個人用品を提供する。澱粉は、ビスコース内に分散された澱粉粒子の形態であることが好ましい。用品は、上記疎水層の下に配置された内側親水層をさらに備えてもよい。
本発明は、使い捨て個人用品のための構成物であって、無漂白のビスコースを含む吸収層を備える構成物をさらに提供する。吸収層は、吸収コアを形成する澱粉をさらに備えてもよい。澱粉は、ビスコース内に配置された粒子の形態であることが好ましい。
本明細書全体において、文脈上、他の意味に解釈すべき場合を除き、「備える(comprise)」という用語、もしくは例えば「備える(comprises)」あるいは「備えている(comprising)」などのように変化した用語は、記載された整数値もしくは整数値群の包含を意味しており、他のあらゆる整数値もしくは整数値群の除外を意味していないことは理解されるであろう。同様に、「好ましい(preferably)」という用語、もしくは例えば「好ましい(preferred)」などのように変化した用語は、記載された整数値もしくは整数値群が好ましいものの、本発明の作用に不可欠ではないことを意味していることは理解されるであろう。
本発明の実施形態における、オムツの概略平面図である。 図1におけるオムツを通る概略断面図である。 広げられた状態の図1におけるオムツを外側から見た斜視図である。 広げられた状態の図1におけるオムツを内側から見たときの斜視図である。 着用時状態の図3,4におけるオムツの斜視図である。
[発明に係る実施形態の説明]
ここで、ほんの一例として、添付の図面を参照しながら、本発明を説明する。
図面に示されているのは、幼児用オムツ10であり、幼児用オムツ10は、1対の成形された脚部12と、1対の伸縮性のあるカフ部14とを備えている。図2において最もよく分かり得るように、カフ部14は、オムツ10の長さにわたる3列の伸縮材15を有しているので、カフ部14の縁部は、幼児の脚に密着する。図2において最もよく見えるように、さらに2列の伸縮材15をオムツ10におけるカフ部14の延長部に設け、脚における所定位置にオムツを保持するのを補助してもよい。
図3に示すように、オムツは、当該オムツの外部における上縁部を超えて延在しているバンド状部17を備えている。バンド状部17には、使用中にオムツを締め付けるためにテープ部18に取り付けるための、付着性のあるタブ部16が設けられている。
使用の際、幼児(図示せず)は、図4に示すような、広げられた状態のオムツ10の上に置かれ、当該幼児の脚は、脚部12に配置され、当該幼児の背中は、オムツ10の内部における上縁部28の上に寝かされる。オムツ10の内側下部30は、幼児の腹部に向けて上方に折り返され、バンド状部17は、当該バンド状部17上における第1のタブ16がテープ部18と重なるように、オムツの前部の周りに引き寄せられる。オムツを締め付けるために、第1のタブ16には、図5に示すように、使用するときに、テープ部18を締め付けて、オムツ10を確実に保持できるようにするための接着部(図示せず)が設けられている。
オムツ10は、図2に示すように、ビスコース毛羽内に分散された澱粉粒子32で構成された吸収コア20を有している。澱粉粒子32は、一般的な砂糖粒子と同じくらいの大きさの小さな顆粒状粒子である。吸収コアは、(どの図面にも示されていない)高吸収性ポリマー(SAP)も含んでいる。吸収コア20における、ビスコース:澱粉:SAPの相対的な重さの比率は、およそ90%:7%:3%である。SAPの存在は、用品の吸収性を向上させるのに役立つものの、存在しているのは、このような比較的少量であるため、従来技術のオムツに見られる、SAPの通常の副作用は、顕著ではない。従来技術のオムツにおける通常のSAPのレベルは、およそ40%である。多量のSAPが、上述のような健康問題及び環境問題を引き起こしてきている。本発明に係る用品の場合、SAPの含有量は、通常、およそ3%に過ぎない。したがって、本発明において使用されるSAPの分量は、液体の吸収に役立つのに十分なレベルであるものの、体の水分の脱水症状を引き起こすほど高いレベルではない。
乳幼児に使用されるオムツの場合、SAPの一般的な存在の比率は、およそ3%以下である。成人用のオムツ、もしくは尿漏れ防止パッド、もしくは生理用品の場合、吸収する必要がある液体の体積がより大きいため、吸収コアは、およそ7〜20%のSAPを含んでいることが好ましい。
ビスコース毛羽に分散された澱粉粒子の存在は、用品における液体の吸収作用に効果的な手段をもたらす。水もしくは廃液が澱粉粒子にかかると、分子間の極性反発が発生し、粒子の膨張と、水もしくは液の吸収とをもたらす。
粒子状の澱粉は、水分と接触する表面積の増大をもたらし、オムツの吸収容量の増大に役立つ。ビスコース毛羽34内に澱粉粒子32を加えることの効果は、高い吸収率を発揮可能なスポンジのように作用する材料が新たに作り出されることである。澱粉は、複数の「膨張−収縮」サイクルを維持することができる。
ビスコースは、再生繊維である。再生された形態のセルロース繊維は、ビスコースを生成するために使用される。ビスコースは、「乾燥」しているときに、通常、およそ10%の水分を含んでおり、湿気を感じる前に、最大およそ21%の水分を吸収することが可能である。したがって、ビスコースは、オムツと、液体を吸収する必要がある用品のような他のものとに使用するのに都合のよい材料をもたらす。
吸収コアにおける主要な吸収性のある成分は、澱粉粒子状の澱粉である。吸収コアに使用される澱粉は、ポリマー組成をコーンスターチ分子に結合させることによって形成されることが好ましい。澱粉の性質により、澱粉は、最大で自重の300倍の水を吸収することができる。粒子状の余分な澱粉は、実質的に生物分解可能であり、堆肥にすることが可能である。
吸収コア20は、ティッシュペーパー22の層によって囲まれている。
オムツ10には、不織布フェルトビスコース形態の外被36が設けられている。ただし、不織布フェルトビスコース以外の材料も適合し得る。外被は、柔らかく、使用者の皮膚にとって快適な感触を有している。この繊維の性質によって、通気性がもたらされるとともに、使用者の皮膚の周りに容易に空気が流れる。外被36の感触は、使用者の体にとって非常に滑らかで、動きを容易にするとともに、体への自然な空気の流れをもたらす。外皮の天然繊維構造は、最大限の健康上の利益と、最大限の環境上の利益とを提供する。
また、オムツ10は、不織布材料の疎水層26と、内側親水層38とを有している。疎水層26は、使用者の皮膚付近に実質的に乾燥した領域を提供する。疎水層26は、一般的には、接着された不織布繊維である。伸縮材15もまた、疎水性であり、同様に、接着された不織布繊維で形成されることが可能であるので、皮膚付近の乾燥を維持するのにさらに役立つ。
オムツ10には、また、生物分解可能なシートフィルム24が好適に設けられており、シートフィルム24は、防水に役立つとともに、吸収した液体をオムツ10内部に保持するのに役立つ。生物分解可能なシート24は、図2において見ることができるように、一般的に、吸収コア20付近に配置され、水分が外被を通して染み出ることを防止するのに役立つ。フィルム24は、植物油を基にした生産物であり、通気性があり、且つ、防水性のあるフィルム層であるので、オムツ10の全体設計にとって有益である。あるいは、フィルム24は、例えば天然ワックス、もしくはワックスを基にした水などのワックス状であってもよい。
使い捨て個人用品の好ましい実施形態を詳細に説明してきたが、好ましい実施形態が、以下の点を含む、従来技術よりも優れた複数の利点をもたらすことは明らかであろう。
(i)好ましい実施形態は、実質的に天然もしくは再生/再構成された材料もしくは繊維で構成された効果的な個人用品を提供するので、廃棄による環境への悪影響は最小限である。
(ii)個人用品は、使用者にとって効果的、且つ健康な用品を提供する材料及び繊維で形成されている。
(iii)本発明は、天然材料と再生材料とを使用することで、環境的に優しく、概してアレルギーのない構成物及び用品を提供する。
(iv)不織布ビスコース製の柔らかい外被は、皮膚に対して柔らかい感触を与える。繊維によって、使用者の皮膚の周りにおける、空気の循環及び通気性が容易になっている。
(v)生物分解可能なフィルム層の使用は、液体をオムツ内に保持することに役立つのと同時に、自然環境に優しい用品の要件に適合することにも役立つ。
従来技術の当業者にとっては、本発明の基本的な発明概念から逸脱することなく、上述の実施形態に対して、既述の変更及び改良に加え、種々の変更及び改良を施し得ることは容易に分かるであろう。例えば、個人用品の外被は、ビスコース以外の、例えば綿、もしくはレーヨン、もしくは絹、もしくはウール、もしくはこれらの混合物などのような、柔らかい感触を同様に用品に与える材料で構成されてもよい。
したがって、本発明の範囲が、説明した特定の実施形態に限定されないことは理解されるであろう。

Claims (35)

  1. ビスコースを含む吸収層を備えることを特徴とする使い捨て個人用品。
  2. 請求項1に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記ビスコースは、無漂白のビスコースである
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  3. 請求項1または請求項2に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記ビスコースは、ビスコース毛羽の形態である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記ビスコースは、圧縮されたビスコースである
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収層は、吸収コアを形成する澱粉をさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  6. 請求項5に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記ビスコースは、前記吸収コアを形成する前記澱粉で覆われている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  7. 請求項5に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記澱粉は、澱粉粒子の形態である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  8. 請求項7に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記澱粉粒子は、前記ビスコース内に分散されている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアにおけるビスコース:澱粉の相対的な重さの比率は、およそ90%:7%である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  10. 請求項5〜9のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアは、前記澱粉と混合された、高吸収性ポリマー(SAP)、もしくはポリアクリル酸、もしくはポリアクリル酸塩をさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  11. 請求項10に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアには、およそ3%未満の分量の前記SAPが存在している
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  12. 請求項10に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアには、およそ7〜20%の分量の前記SAPが存在している
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  13. 請求項10に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアは、ビスコース:澱粉:SAPの相対的な重さの比率がおよそ90%:7%:3%である構成物を有している
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  14. 請求項5〜13のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアは、形状が実質的に長方形である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  15. 請求項5〜14のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記澱粉粒子は、ほぼ粉末砂糖粒子の大きさの小さな顆粒状粒子である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  16. 請求項5〜15のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記澱粉は、ポリマー組成をコーンスターチに結合させることによって形成されている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  17. 請求項5〜16のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアは、ティッシュペーパーの層に囲まれている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  18. 請求項1〜17のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    該用品は、外被の形態である外層をさらに備え、
    前記外被は、綿、もしくはビスコース、もしくは絹、もしくはウールのうちの少なくとも1つのいずれかを備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  19. 請求項18に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記ビスコースは、不織布フェルト繊維の形態である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  20. 請求項19に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記フェルト繊維は、ニードルフェルト繊維である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  21. 請求項1〜20のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    該用品は、使用者の皮膚付近に疎水層をさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  22. 請求項21に記載の使い捨て個人用品であって、
    該用品は、前記疎水層の下に親水層をさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  23. 請求項5〜22のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    該用品は、前記吸収コア付近に配置された生物分解可能なシートフィルムをさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  24. 使い捨て個人用品であって、
    吸収コアを備え、
    該吸収コアは、ビスコースと澱粉とを備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  25. 請求項24に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記澱粉は、澱粉粒子の形態であり、
    該粒子は、前記ビスコース内に分散されている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  26. 請求項25に記載の使い捨て吸収用品であって、
    前記吸収コアの相対的な重さのおよそ7%の分量の前記澱粉粒子が存在している
    ことを特徴とする使い捨て吸収用品。
  27. 使い捨て個人用品であって、
    外被と、
    使用者の皮膚付近の疎水層と、
    前記外被と前記疎水層との間の吸収コアと
    を備え、
    前記吸収コアは、
    ビスコースと、
    澱粉と
    を備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  28. 請求項27に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記澱粉は、前記ビスコース内に分散された澱粉粒子の形態である
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  29. 請求項27または請求項28に記載の使い捨て個人用品であって、
    前記吸収コアは、SAPをさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  30. 請求項27〜29のいずれかに記載の使い捨て個人用品であって、
    該用品は、前記疎水層の下に配置された親水層をさらに備えている
    ことを特徴とする使い捨て個人用品。
  31. 使い捨て個人用品のための構成物であって、
    無漂白のビスコースを含む吸収層を備えている
    ことを特徴とする構成物。
  32. 請求項31に記載の構成物であって、
    前記吸収層は、吸収コアを形成する澱粉をさらに備えている
    ことを特徴とする構成物。
  33. 請求項32に記載の構成物であって、
    前記澱粉は、前記ビスコース内に配置された粒子の形態である
    ことを特徴とする構成物。
  34. 実質的に、添付の図面のうちの少なくとも1つを参照してここに説明され、該添付の図面のうちの少なくとも1つに図示されたような、使い捨て個人用品。
  35. 実質的に、添付の図面のうちの少なくとも1つを参照してここに説明され、該添付の図面のうちの少なくとも1つに図示されたような、構成物。
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