JP2009531095A - ばね力蓄積装置、家具及び閉鎖装置 - Google Patents

ばね力蓄積装置、家具及び閉鎖装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、基部(13)と、可動部(14)と、の間に固定されるばね力蓄積装置(15)に関する。可動部(14)は、基部(13)に対して移動可能であり、可動部(14)は、コイルスプリング機構(50)のねじりコイル部のような、少なくとも1つのコイルスプリングのねじれにより作動される。ばね力蓄積装置は、ねじれが生じた場合には、コイルスプリング機構(50)を支持するために、コイルスプリング機構(50)における内部空間(89)に係合するか、または、内部空間を貫通するロッド状の支持装置を備えている。少なくとも1つのベアリング装置が、支持装置(48)上に回転可能に取り付けられており、少なくとも1つのねじりコイル部(55)は、ねじれが生じた場合に、ベアリング装置を用いて支持される。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、基部と、この基部に対して相対的に移動する可動部と、の間に配置され、且つ、可動部を移動させると、コイルスプリング機構における少なくとも1つのコイルスプリング状のねじりコイル部のねじれによって、ばね力が蓄積されるコイルスプリング機構を備えたばね力蓄積装置、このようなばね力蓄積装置の1つを備えた家具及閉鎖装置に関する。
例えば、仕切りゲートの場合には、この種のばね力蓄積装置がバランサとして取り付けられている。コイルスプリング機構には、ゲートすなわち可動部を移動させると、ねじれによってばね力を蓄積する、または、ばね力を放出するねじりばねが設けられている。理想的な状態の場合、このねじりばねは、ばね軸を通じてゲートに一定の力を常に伝えているため、ゲートはどのような位置でも自由に止められる。
ねじりばねのコイルの直径は、ねじれの力を蓄積することができるだけの大きさが十分確保されていなければならない。ねじれが次第に大きくなると、ねじりばねには傾斜部分が生じ、ねじりばねの延出方向に対して直交する方向に歪み、波型になる。ねじりばねが波形になると、ねじりばねの隣接するコイル間で摩擦が発生する。また、ばね力蓄積装置の中には、ばね力をねじりばねに蓄積する回転軸が、ねじりばねに挿入されているものもある。ねじれ荷重が加わりねじりばねが波型に歪むと、ねじりばねは回転軸で擦れることになる。その結果、摩擦によるロスが発生する。
従って、本発明は、スムーズに作動するばね力蓄積装置、及び、ばね力を蓄積可能な構造の装置を提供することを課題としている。
この課題を解決するため、上述したようなばね力蓄積装置に、コイルスプリングの内部空間にはめ込まれるか、または、この内部空間を貫通し、ねじれが発生した場合にコイルスプリングを支持する棒状の支持装置を設け、この支持装置に、少なくとも1つの回転支持装置を回転可能に取り付け、ねじれが発生した場合はこの回転支持装置によって、ねじりコイル部の少なくとも一部を支持している。
このような支持装置は、コイルスプリング機構の長手方向の端部から内部空間の中まで延出している。例えば、コイルスプリング機構の第1端部は、コイルスプリング機構の第2端部から発生したねじれによるばね力をばね力蓄積装置に蓄積するときに、回転しないよう固定されており、また少なくとも1つのねじりコイル部がねじれ荷重を蓄積するようにされている。回転支持装置が設けられることにより、少なくとも1つのねじりコイル部は、ねじれた場合でも支持装置にて支持され、実質的に摩擦もなく回転する。少なくとも1つの回転支持装置は、支持装置を軸として回転するが、その場合、遊びがあっても、または遊びがなくても回転できるようにされている。
コイルスプリング機構には、例えば、ねじりばね、または、ねじりコイル部が多数含まれており、また、これらの部分、すなわち各ねじりばねの間、または、各ねじりコイル部の間には、それぞれ1つの回転支持装置が配置され、さらに、この回転支持装置は支持装置上に回転するように保持されている。支持装置は、例えば、コイルスプリング機構を貫通する固定ロッド、または、回転軸とされている。コイルスプリング機構にねじれ荷重がかかった場合、この支持装置は、回転支持装置のための、いわゆるガイドとなる。このためコイルスプリング機構は波形に変形しにくくされている。
ねじりコイル部の軸方向側の隣には、それぞれ1つの回転支持装置が配置されている。例えば、1つの回転支持装置毎に、本発明のコイルスプリング機構のねじりコイル部を2つ配置することも可能である。回転支持装置とねじりコイル部とを、コイルスプリング機構の延出方向に、交互に入れ替わるように配置してもよい。また、少なくとも1つのねじりコイル部を、軸方向に間隔をあけて配置される少なくとも2つの回転支持装置を超えて延出させることも可能である。
コイルスプリング機構の一方の端部は、可動部と連結して運動を伝達できるようにされているのに対し、他方の端部は、基部に対して移動しないよう固定されており、また、少なくとも1つのねじりコイル部は、コイルスプリング機構の、このような両端部の間に延出している。
可動部は、基部との相対的な高さを変更できるようにされている。このような高さ調整が可能なモデルの場合、ばね力蓄積装置は、高さ調整を行う際のバランサとして機能する。
本発明のばね力蓄積装置は、具体的には、家具に使用できることが有利な点とされている。本発明のばね力蓄積装置は、ばね力を蓄積するための追加の構成要素を構成する。高さ調整が可能なライティングデスク等では一般によく用いられる電動モーター等が、本発明においては不要とされる。本発明のばね力蓄積装置では、ライティングデスクの天板等の可動部が下向きの力を受ける場合、その力を蓄積する。その後、ライティングデスクの天板等の可動部が再び上向きの力を受ける場合には、蓄積した力を放出する。ばね力蓄積装置は、家具の鉛直な支柱間を結ぶ一種の梁のような形で設けられている。ばね力蓄積装置は、可動部の近傍、または、可動部に直接接触させて取り付けることができ、または、基部等に設けることも可能である。本発明の家具は、ライティングデスク等、具体的には、オフィス家具を構成する。本発明の家具は、具体的には、子供、または、児童向けの家具の分野に適している。
家具の1つ、あるいは、複数の鉛直支柱または脚部の内部に、ばね力蓄積装置と可動部と、を連結するギア機構を配置した変形された形態の場合には、特に優れた効果が得られる。これらの鉛直支柱に伸縮性を持たせると、さらに優れた効果が得られる。例えば、外側の嵌合部品を内側の被嵌合部品の中に入れ、この両者間で伸縮できるようにし、この場合、内側の被嵌合部品に設けたスリットに固定ボルトを挿入し、ギア機構と外側の嵌合部品とを連結する。このスリットの幅は狭い方が好ましく、具体的には8mm未満にし、手や指を挿入できないようにすることが好ましい。このようにすることで怪我を防止しうる。
本発明の別の利用分野として、例えば、建物の出入り口等の開口部を閉鎖する装置として利用することが考えられる。ばね力蓄積装置を、仕切りドア、回転ドア、シャッターといった可動部用のバランサとして使用するものである。この閉鎖装置は、シャッター付きのローラコンテナというような家具等の閉鎖装置に用いることも可能である。
回転支持装置及びねじりコイル部は、それぞれ独立した部品を連結した構造とすることも可能である。例えば、回転支持装置は、回転スリーブ要素及び/またはリングベアリングで構成し、一方、ねじりコイル部はコイルスプリングで構成するようなものである。この場合、コイルスプリング及び/または回転支持装置を複数個取り付けることも可能である。
特に好適なのは、コイルスプリング機構の少なくとも一部を個別の部品とし、この個別の部品に、少なくとも1つのねじりコイル部と、少なくともその一部が回転支持装置を構成する少なくとも1つのコイル支持部と、を設ける方法である。
当然のことながら、上述の各形態を互いに組み合わせ、1つのスリーブ状の回転支持装置と、2つのコイルスプリングと、を連結することも可能である。その場合、これら2つのコイルスプリングの少なくとも一方に、ねじりコイル部を設けておくことも可能である。
それ自体で1つの独立した発明とされる本発明のねじりコイルスプリングには、少なくとも1つのコイル支持部と、ねじりコイル部と、が配置されており、またこれら2つの部分が個別に、コイルスプリングの延出方向に互いに隣接して交互に配置されている点が特徴とされている。少なくとも1つのねじりコイル部のコイルの直径は、少なくとも1つのコイル支持部の直径より大きくされている。このため、ねじれが加わった場合、ねじりコイル部の方がコイル支持部より大きなねじれ荷重を受け止められるようにされている。これに対し、コイル支持部にはねじれによる荷重がかからず、かかっても極めて小さいため、コイル支持部は、支持装置上に保持され回転する。そのため、いわゆる、くびれ構造、すなわちコイルスプリングの少なくとも1つのコイル支持部にくびれて細くなった部分ができ、また、ねじりコイル部には直径の太い部分が生じる。例としてねじりコイル部の直径は、コイル支持部のコイル直径のほぼ2倍近くにもなる。
少なくとも1つのねじりコイル部のコイルは、軸方向において、互いに間隔があけられている点も特徴とされている。コイルスプリング機構の長手方向にとられているこの間隔は、圧縮スプリングの構造と一致している。ねじれ荷重がかかっても、少なくとも1つのねじりコイル部のコイルは、軸方向に間隔があけられているため、少なくとも初期状態、または、通常のねじれ荷重が加えられた範囲では、互いに擦れて磨耗することがない。
少なくとも1つのねじりコイル部のコイルの直径は様々に異なる点も特徴とされている。コイルの直径は、例えば、回転支持装置の近傍の領域から遠ざかるに連れて次第に大きくされ、その後、また次の回転支持装置に至るまでの間、ねじりコイル部の直径は小さくされる。直径の拡大と縮小とが直線的に行われる点も特徴とされており、このため外形が円錐形にされている。外形を球状、双曲面あるいはその他の形状にすることも可能である。また、ねじりコイル部の外形に段差を設けること等も考えられる。例えば、各回転支持装置から始まる部分ではコイルの直径をまずは急激に大きくし、ねじりコイル部の中間の領域では一定、または、ほぼ一定にすることも可能である。コイルスプリング機構が単体構造になっており、回転支持装置がコイル支持部と一体にされているような場合には、ねじりコイル部のコイルの直径が、コイル支持部のコイルの直径に滑らかに移行するようにすると有利である。
少なくとも1つのコイル支持部では、コイル間の軸方向の間隔が、少なくとも1つのねじりコイル部のコイルの場合より狭くされている点も特徴とされている。コイル支持部のコイルは、巻かれて引張ばねのようにされている。コイルスプリングにねじれ荷重がかかっていない段階でも、コイルは既に互いに接触しうる。コイルスプリングに予めねじれによる張力をかけておき、この張力よりコイル支持部のコイルを互いに接触させること等も考えられる。その場合には、コイルスプリングの張力が完全に除去された段階では、コイル支持部のコイルが互いに接触することはない。
コイル支持部のコイルの直径は、コイルスプリング機構にねじれ荷重がかかった場合、ねじれ荷重がかかっていない場合、及び、ねじれ応力による荷重がかけられている場合等の何れの場合も基本的には一定にされており、このような点も有利な点とされている。支持コイルが寄せ集められて固まった状態となるように巻かれている上記を変形した形態のような場合でもそれは当てはまる。ばね力蓄積装置を使用する際に発生する少なくとも通常のねじれ荷重がかけられる場合には、コイルの断面が一定で変わらないため、各コイル支持部は、支持装置上に保持され、自由に回転する状態、または、摩擦のほとんどない状態で回転できるようにされている。
回転の特性を向上させる手段となるのが、少なくとも1つのコイル支持部の内周面に取り付けられているスライド要素である。回転支持装置またはコイル支持部の内周面にスライド可能な被覆を取り付けることも可能である。
スライド要素の内側にはリムが取り付けられており、このリムが、棒状の支持装置上をスライドする。スライド要素の外周面には、ねじ状の突起が設けられており、またこの突起は、コイル支持部の隣接するコイル間にはまり込む。スライド要素は、コイル支持部の中に、挿入可能にされている。リングまたはスリーブ状にされたスライド要素の少なくとも1つの端壁には、1つまたは複数の突起が設けられており、これらの突起が、各コイル支持部の隣接するコイルと係合される点も特徴とされている。回転を制限する突起があるため、スライド要素が誤って抜けないようにされている。
スライド要素をコイル支持部に接着することも可能である。
スライド要素は、負荷付与リングまたは負荷付与スリーブとされており、取り付けた状態では、コイル支持部の内周面を押し付ける構造にされていることも有利な点の1つである。例えば、スライド要素またはコイルスプリング機構の延出方向に1つのスリットを設けてもよい。また、例えば、合成樹脂製のスライド要素、または、金属めっきされたスライド要素も好ましい。
スライド要素には、コイル支持部の内側の断面が狭くなることを制限する効果もある。このため、コイル支持部が、支持装置を軸として回転する場合、コイル支持部と支持装置との間に遊びがあっても、また遊びがなくても、コイル支持部が回転できる点も有利である。
また、回転支持装置に、回転スリーブ要素またはリングベアリングを少なくとも1つ取り付けておくとよい。各リングベアリングは、例えば、ボールベアリング、または、ローラベアリングとするとよい。回転スリーブ要素、または、リングベアリングが、軸方向にスライドするようにコイル支持部に取り付けられていることが特徴とされている。少なくとも1つのねじりコイル部は、この回転スリーブ要素またはリングベアリングで支持されている。このため、ねじりコイル部を、上記のくびれ構造か、または、従来のコイルスプリング、すなわちコイルの直径がコイルスプリングの延出方向で同一にされているコイルスプリングで形成することも可能である。通用、コイルスプリングは、ねじられると波型の形状に変形しようとする。しかし、コイルスプリングは、例えば、回転スリーブ要素、または、リングベアリングによって支持され、棒状の支持装置上で回転し続ける。リングベアリング、または、回転スリーブ要素の軸に関する遊びは、ねじりばねの歪みを抑制する効果がある。
ねじりコイル部は、ねじれ荷重が全くかかっていないか、ほとんどかかっていない場合、回転スリーブ要素、または、リングベアリングとの間で、半径方向に隙間が生じる。ねじりコイル部のねじれが予め規定した量に達し、及び/または、ねじりコイル部が波型に歪んできた場合、このねじりコイル部は、リングベアリング/回転スリーブ要素によって支持される。
少なくとも2つの回転スリーブ要素、または、リングベアリングの間に、少なくとも1つのスペース要素を配置するとよい。このスペース要素は、例えば、支持装置が貫通するパイプの一部としてもよい。このスペース要素がばねとされ、しかも、支持装置が貫通するばねとされれば一層好ましい。
このような支持装置が、ホルダ装置に対して回転できるようにベアリングで支持された回転軸によって形成されていることもまた特徴とされている。回転軸は、回転軸の両端部においてばね力蓄積装置のケースに取り付けられて、回転するようにされている。当然のことながら、この回転軸の他の場所に回転ベアリングを取り付けることも考えられる。
コイルスプリング機構は、ひねられた状態が生じるように、例えば、ホルダ装置に対して、その第1端部で固定されている。ホルダ装置は、端部を回転しないよう固定しておくための装置であるが、このホルダ装置は、ばね力蓄積装置のケースによって形成されているか、または、ばね力蓄積装置のケースに取り付けられている。
コイルスプリング機構の第2端部は、回転軸に対して回転しないよう回転軸に取り付けられている。回転軸の一方の端部または両端部は、可動部に力を伝達する動力伝達部とされていることも特徴とされている。このため、力は回転軸を通じてコイルスプリング機構の中に蓄積され、また、回転軸から力を再び取り出すことができる。また、回転軸をケースの内部空間内に配置し、例えば、このケース内に力の伝達要素を貫通させ、この伝達要素を回転軸に対して回転しないよう連結する方法も考えられる。
本発明のコイルスプリング機構の場合、互いに反対方向に巻かれた2つのコイルスプリングを設け、これら2つのコイルスプリングの各第2端部を、連結要素で互いに連結しておくことも可能である。連結要素には、例えば、支持装置にベアリングで支持されて回転する回転スリーブが用いられる。この連結要素は、動力伝達部とされており、この動力伝達部を通じてコイルスプリング機構にねじれを蓄積し、また、逆に蓄積されたばね力をコイルスプリング機構から取り出すことができることも特徴とされている。
ギア機構、具体的には、ワイヤまたはチェーンを使用したギア機構を設け、これらのギア機構を、ばね力蓄積装置を備えた可動部、及び/または、ばね力蓄積装置と連結させておくとよい。ギア機構は減速ギア、または、増速ギアの何れを用いてもよい。特に好適なのは、このギア機構が、可動部の直線運動、具体的には、高さ調整による直線運動を、コイルスプリング機構において、第2端部を回転させる回転運動に変換する、またはその逆の変換を行うようにされている場合である。
コイルスプリング機構に、ねじれ応力を様々に調整する調整装置が設けられることは有利である。この調整装置には、コイルスプリング機構が固定されている回転ホルダが取り付けられ、回転ホルダは、回転可能とされると共に、少なくとも2箇所の回転位置で固定されうる。回転ホルダの回転位置を固定することにより、コイルスプリング機構にねじれ応力を与え、ばね力蓄積装置が、例えば、可動部のその時々の重量に対応できるようにされている。
このような調整装置には、回転ホルダを動作させるリダクションギア機構、具体的には、ウオームギア機構、及び/または、回転ホルダが回転しないよう固定するロック装置が取り付けられており、この点も特徴とされている。
調整装置にはさらに、コイルスプリング機構のその時々におけるねじれ応力を表示する表示装置も取り付けられている。この表示装置には、例えば、回転ホルダまたはコイルスプリング機構と連動するギアカウンタが取り付けられている。このギアカウンタは、多数の回転位置で停止する。このため、回転ホルダまたはコイルスプリング機構に設けられ、適切な突起でギアカウンタに係合する固定ボルトで、容易に連結できるようにされている。ギアカウンタ、及び、回転ホルダひいてはコイルスプリング機構は、減速ギアで連結され、回転ホルダの回転が、わずかなギアカウンタの回転をもたらすようにされていることも特徴とされている。当然のことながら、増速ギアによるものも考えられる。
調整装置の回転ホルダが、棒状の支持装置にベアリングで支持されて回転するようにされていることも特徴とされている。この回転ホルダを、ケース、または、ばね力蓄積装置のホルダ装置にて、ベアリングで支持することも当然のことながら可能である。
本発明のばね力蓄積装置は、ばね力蓄積装置に、基部または可動部により保持されて回転されうるようにするためのベアリング機構が設けられていることを特徴としている。このベアリング機構が設けられることにより、ばね力蓄積装置は、ベアリングで保持されたまま移動されることが可能となり、基部または可動部に取り付けられたばね力蓄積装置の歪みを防止できるようにされている。また、このようなベアリング機構が設けられていることで、コイルスプリング機構の長手方向の軸と平行な回転軸を軸とした回転運動が可能にされている。さらには、コイルスプリング機構の長手方向の軸と平行な軸方向の運動も、このベアリング機構によって可能とされており、こうしたことも特徴とされている。このようなベアリング機構は、例えば、ホルダ装置、具体的にはケースまたはばね力蓄積装置に設けられうる。(ばね力蓄積装置が取り付けられている場所によって異なるけれども、)例えば、基部または可動部に設けられたベアリングまたは運動軸と係合する運動軸またはベアリングが存在する。ばね力蓄積装置にばね力を蓄積すること、または、ばね力を放出させることによって得られる回転運動は、ベアリング機構が「可動」であることにより可能とされているが、ばね力を蓄積したり、放出させることは、動力伝達部、または、コイルスプリング機構の第2端部によって制限されている点もまた特徴とされている。例えば、棒状の支持装置またはこの棒状の支持装置と連結された動力伝達部により、上記のような回転運動が制限されうる。軸方向の運動は、ばね力蓄積装置が設けられる鉛直支柱または脚部によって制限されている。
コイルスプリング機構の第2端部を固定する、脱着可能な固定装置が取り付けられることも特徴とされている。ユーザは、可動部の領域に設けられている操作装置から、この固定装置を操作することができる。このような操作装置には、例えば、ボーデンケーブルが取り付けられている。このような固定装置によって、ばね力蓄積装置、または、コイルスプリング機構を固定または解除することができるようにされている。
ばね力蓄積装置には輸送用の安全装置が取り付けられており、この安全装置が設けられることにより、ばね力蓄積装置の輸送のために、ねじれ応力がかけられた状態のコイルスプリング機構でも、回転しないよう確実に固定できることも特徴とされている。輸送用の安全装置は、例えば、コイルスプリング機構の第2端部に作用する。
次に、図面を用いて本発明の実施形態を詳細に説明する。
家具10、例えば、オフィス家具は、作業板11が、基台12に対して高さを調整可能にされている。このような作業板11は、基部13を構成する基台12との相対的な位置関係を変更できる可動部14である。作業板11の鉛直方向の動きは、本発明のばね力蓄積装置15により支持される。このばね力蓄積装置15は、重量のバランサにされており、また本発明では、ユーザが支持しない、または、ユーザがほとんど支持しなくても、作業板11を様々な高さで保持できるようにされている。図1においては、実線は、作業板11が上方にある場合を示し、また破線は、同じ作業板11が下方にある場合をそれぞれ表している。
ばね力蓄積装置15は、例えば、基台12の構成要素となる。例えば、ばね力蓄積装置15は、基台12の2本の鉛直な支柱、または、支柱16の間を跨ぐように配置されている。支柱16は脚部17の上に配置されている。脚部17は前方に延出し、C字型の形状を形成している。T字型のような脚部も考えられるであろう。支柱16は長さを調整できるように、好ましくは、例えば、順にはめ込むことができるようにされており、作業板11の高さを調整できるようになっている。上柱部19は、支柱16の下柱部18と接触している。本発明の場合、上柱部19には、例えば、ケース部(Korpus)20が取り付けられており、図面ではその側面21が示されている。
作業板11は、ケース部20に対し傾斜させることも可能であるが、図面ではそのように作業板11が傾斜して配置された装置は示されていない。ケース部20には、別の構成要素、例えば、図面には図示されていないけれども、引き出し、及び、その他同種の構成要素を配置することも可能である。この場合、家具10は、ケース部20、及び、ケース部20の上にある作業板11を含む全体を高さ調整できるようにされている。
ばね力蓄積装置15と可動部14とは、ギア機構22を介して連結されており、運動を伝達できるようにされている。支柱16は、例えば、板金等の金属製、及び/または、合成樹脂製である。支柱16の内部は中空にされている。支柱16の内部が中空にされることにより、空間が確保される。各支柱16の空間は、それぞれ1つのギア機構22を配置できるようにされている。図1の家具10の場合、ギア機構22は右側の支柱16の内部に配置され、ユーザからアクセスできないよう保護された空間23内に取り付けられている。
ギア機構22は、可動部14の位置が下げられるときの直線運動を、回転運動に変換してばね力蓄積装置15に伝達し、ばね力蓄積装置15は、ばね力を蓄える。これとは逆方向の場合、ばね力蓄積装置15からギア機構22にトルクが伝達され、このギア機構22はそのトルクを、可動部14を保持する上向きの直線的な力に変換する。
上柱部19には、1つまたは複数のキャッチ24が取り付けられており、またこのキャッチ24は、下柱部18にある鉛直方向のスリット25に係合し、さらにチェーン26に連結されている。例えば、キャッチ24は、上柱部19に設けられた孔に挿入され、さらに、チェーン26のキャッチ部27に挿入されている。キャッチ部27はまたチェーン26用のチェーン結合部にもなっている。
チェーン26は、鉛直の支持部材30にベアリングで支持されており、回転する下スプロケット28と、上スプロケット29と、の間に渡されている。支持部材30は、金属板等の板状にされており、横結合部31によって互いに連結されている。下スプロケット28、及び、上スプロケット29は、支持部材30の間にサンドイッチ状に配置される。本発明では、この両スプロケット28,29の少なくとも一方が、チェーン26の張力を調整するため鉛直方向に動くようにされている。
また、ギア機構22の上端部32には支持ローラ33が配置されており、この支持ローラの上部が、上柱部18の内面に接触するようにされている。支持ローラ33は、互いに相反する方向を向いて、上柱部19の略四角形の外形を形成する幅の狭い端面を支持している。上柱部19は、前方に突出したケース部20によって鉛直方向だけでなく水平方向にも負荷が加わるが、支持ローラ33が設けられることにより、上柱部19が傾斜することを防止できるようにされている。上柱部19にかかる負荷が等しいか、または、釣り合っていれば、支持ローラ33を、必ずしも必要としない。
本発明では、図1の左側の支柱16にも、ギア機構22のようなギア機構、及び/または、支持ローラ33のような支持ローラを備えた支持ローラ機構が配置されている。また、支持ローラ33に替えて、例えば、スライド機構を取り付けることも可能である。
本発明の場合、スリット25は非常に狭く、具体的には、8mm以下にされており、ユーザ、具体的には、子供が指を挿入できないようにされている。そのため怪我の心配も不要である。従って、家具10は、少年、または、子供用の家具としても使用できる。
上述したように、両支柱16の一方のみにギア機構22を配置することも可能である。以下では、両方の支柱16に、それぞれ1つのギア機構22が取り付けられているものとして説明を進める。
ばね力蓄積装置15は、2つのギア機構22に連結され、力が伝達されるようにされている。これらの両方のギア機構を連結し回転しないようにするため、下スプロケット28の受容部(Aufnahmen)35とばね力蓄積装置15の受容部(Aufnahmen)36と、にはそれぞれボルト34が挿入される。
力を伝達する受容部36は、ばね力蓄積装置15の回転軸37の前端部に取り付けられている。回転軸37は、ばね力蓄積装置15の延出方向38に延びており、このばね力蓄積装置のケース39にベアリングを介して支持され回転するようにされている。回転軸37の長さ方向の端部40,41が、ケース39のベアリング42,43で支持され、回転軸37は、回転するようにされている。ベアリング42,43は、ケース39の中間部46の両端部を密閉するキャップ44,45の内側に配置されている。中間部46は、例えば、鋳造金属製の鋳物部品である。キャップ44,45は、例えば、ボルト47により、中間部46に締結される。
回転軸37は、コイルスプリング機構50のコイルスプリング49のための棒状の支持装置48を構成する。この支持装置48は、コイルスプリング49の内部空間89を貫通している。可動部14を動かすと、この可動部の直線運動がギア機構22によって回転運動に変換され、回転運動が、コイルスプリング機構50に伝達されてばね力が蓄積される。コイルスプリング49は、ケース39及び回転軸37のそれぞれに固定され、回転しないようにされている。例えば、コイルスプリング49の第1端部51は、ケース39に対して回転しないように配置されうるホルダ装置53に連結される。また、コイルスプリング49は、コイルスプリング49の第2端部52の領域で回転軸37と連結される。このため、回転軸37の回転運動が、ホルダ装置53で支持されているコイルスプリング49のねじれとなる。
こうしたねじれが発生すると、コイルスプリングは基本的には波型に変形する。すなわち延出方向38に対して直交する方向、または、棒状の支持装置48と直交する方向に変形する。波型の変形は支持装置48によって制限される。また、本発明の場合、コイルスプリング49の構造自体が1つの独立した発明とされているが、このようなコイルスプリングの構造自体が、波型の変形を打ち消し、具体的には、支持装置48でのコイルスプリングの均等な回転をもたらす。
棒状の支持装置48または回転軸37により支持されるために用いられるのは、コイルスプリング機構50の回転支持装置54である。また、ねじれを蓄積する、または、蓄積されたばね力を適用するために用いられる部分が、コイルスプリング機構50のねじりコイル部55である。回転支持装置54は、コイルスプリング49のコイル支持部56を含んでいる。ねじりコイル部55のコイル57の直径は、コイル支持部56のコイル58の直径より大きくされている。
また、コイル支持部56のコイル58は、寄せ集められて固まった状態となるように巻かれている。すなわち、コイル58は、コイルスプリング49にねじれ荷重がかかっていない状態であっても、または、荷重がかかっている場合でも、可動部14が外側に移動された位置、つまり、図1においては、上方の位置に配置された場合にかかる標準のねじれ荷重がかけられる範囲内でも、コイル58同士が互いに接触する点も特徴とされている。一方コイル57は、延出方向38の軸方向に互いに間隔があけられている。
コイル支持部56の内側断面は、ねじれの力を受けて狭くなることはなく、仮に狭くなっても極めてわずかあり、コイル支持部56が支持装置48、または、回転軸37上で自由に回転できなくなるようなことはない。そのため、支持装置48は、コイルスプリング49を貫通しているものの、コイルスプリング49は、基本的には自由に回転することができ、摩擦によるロスもなく、ばね力蓄積装置15がロックされるようなこともない。
コイル支持部56のスライド特性は、コイル支持部56の内側の各周囲60に配置されているスライド要素59によって改善する。スライド要素59は、コイル支持部56に挿入される、例えば、合成樹脂製のスリーブになっている。
スライド要素59をコイル支持部56等に接着しておくことも可能である。本発明の場合、スライド要素59は、負荷付与リングまたは負荷付与スリーブとされている。スライド要素59には、長手方向に延びるスリット61が設けられているため、スライド要素を押し縮めることもでき、また、組み立てた場合には、スライド要素59は、コイル支持部56の内周面に押し付けられうる。
また、スライド要素59の固定には、スライド要素59の外面に設けられた突起62,63が用いられる。この突起62は、1つのスライド要素の外周面64に配置されるねじ状の突起であり、組み立てた状態では、コイル支持部56における隣接し合うコイル58の間にはまり込む。スライド要素59はコイル支持部56にはめ込むことができ、また、コイルスプリング49にねじれ荷重がかかっている場合には、コイル支持部56が突然外れる可能性を有するけれども、このような事態は、突起63によって防止できるようにされている。これは、突起63の、スライド要素59の前端面の部分が外周面64から外方向に突出し、突起62と同様にコイル58の間で噛み合うことによるものである。
スライド要素59の内周面には、延出方向38に延びるリム65が設けられており、このリム65により、スライド要素59のスライド特性が向上し、また締付スリーブとしての機能においては、圧縮が容易になる。
ねじりコイル部55のコイル57の直径は、回転支持装置54毎に次第に拡大して最大直径となるが、その後は次第に縮小し再び直線状になる。従って、コイルスプリング49は円錐形または部分的にテーパ状にされている。
各端部51,52は、コイル支持部56または回転支持装置54とされているため、ホルダ装置53による力の放出を容易にするか、または、ホルダ装置53への力の伝達が容易となる。また本実施形態の場合には、回転軸37を用いることにより、力の放出または力の伝達が可能となる。
コイルスプリング49の第1端部51は、ホルダ装置53に固定され、ケース39に対して相対的に回転しないようにされている。第2端部52は、固定装置67のホルダ装置66に固定され、やはり回転しないようにされている。このホルダ装置66は、回転しないように、回転軸37と、例えば、クランプ固定といった方法で連結されている。一方、ホルダ装置53をケース39に取り付ける場合には、このケースに対して回転するようにも、また回転しないように取り付けることも可能である。ホルダ装置53は、コイルスプリング49のねじれ応力を様々に調整する調整装置70の回転ホルダ68とされている。回転軸37は、回転ホルダ68を貫通しており、また、ホルダ装置66に対してとは異なり、この回転ホルダに対して回転できるようにされている。回転ホルダ68は、ベアリング69によって回転軸37に取り付けられて回転する。
コイルスプリング49を回転しないように保持するため、ホルダ装置53,66の端壁には、両端部51,52を受ける溝部71,72が設けられている。さらに、この両端部51,52は、それぞれ少なくとも1つのボルト73で保持されている。このボルト73は、溝部71,72を貫通し、半径方向外側に配置される外周面74,75まで達しており、コイルスプリング59の隣接する2つのコイルの間に収まるようにされている。溝部71は、外側を外周面74で、また、内側を内周面76で境界が規定されている。溝部72は、内周面75、及び、ホルダ装置66を貫通する回転軸37によって境界が規定されている。
ホルダ装置66の外周面79に設けられているフランジ状の突起77,78には、それぞれ少なくとも1つの凹部80,81がある。また、固定装置67のラッチ82,83、及び、家具10、または、ばね力蓄積装置15の輸送のために、ねじれ応力がかけられた状態のコイルスプリング機構50が回転しないよう確実に固定する輸送用の安全装置84のラッチが、これらの凹部に入り込む。これらのラッチ82,83は、突起77,78の外周面全体に渡ってほぼ均等に配分されている凹部80,81に、半径方向外側から係合し、ホルダ装置66が回転しないよう固定する。
ラッチ83は、ケース39またはキャップ45の側面に開けられた孔85に挿入される。このラッチ83は、輸送用の安全装置84がかけられていない状態でも、ケース39の外面から外へ突出することはない。
ケース39の上面には、固定装置67を操作するための操作装置88のボーデンワイヤ87を取り付ける固定部品86が取り付けられている。ボーデンワイヤ87は、ばね力蓄積装置15から可動部14、すなわち、例えば、ユーザがこのボーデンワイヤを容易に操作可能な作業板11、の上面、または、側面を通り抜ける。
本実施形態の場合、2種のピニオンギア状の突起77,78が取り付けられている。固定装置、及び、輸送用の安全装置のラッチが、コイルスプリング機構のための回転するホルダ装置の凹部に係合するように構成することも可能である。さらには、例えば、回転するホルダ装置に突起を設け、その突起をラッチ要素の凹部に係合させて、回転しないようにすることも考えられる。
操作装置88は、スプリング機構、具体的には、固定部品86、及び/または、ボーデンワイヤ87内のばね107、を備えている。このばねにより、ラッチ82は自動的にロック位置に入り、ホルダ装置66を回転しないよう固定する。
調整装置70は、回転ホルダ68を動作させるギア機構90を備えている。このギア機構90は、例えば、ウオームギア等のリダクションギアとされている。ウオームギア軸91は、回転ホルダ68またはホルダ装置53の外周面93に設けられているギア92と係合する。ウオームギア軸91は、延出方向38に対して直角にされている。ウオームギア軸91は、キャップ45にベアリングで支持され回転するように構成されている。ケース39を貫通するウオームギア軸91の少なくとも1つの端部には、例えば、キャップスクリュー等、ギア機構90用の操作装置104が取り付けられている。ウオームギア軸91は、キャップ45に挿入された安全リング94により、ケース39に確実に固定されている。
調整装置70の表示装置95には、コイルスプリング49のその時々のねじれ応力が表示される。表示装置95を動作させるため、回転ホルダ68の外周面93には、回転ホルダ68から半径方向に突出した固定ボルト96が少なくとも1つ取り付けられている。この固定ボルト96は、コイルスプリング49の受容溝部71または受容部と、ピニオンギア92と、の間にあるフランジ状の突部97に取り付けられている。固定ボルト96は、ギアカウンタ98の外周面全体に渡って配置されている凹部99と係合することで、表示装置95のギアカウンタ98を動作させる。凹部99は、ギアカウンタ98の前端面から突出したピン状の突起106によって形成されている。
ギアカウンタ98は、ケース39にベアリングで支持されて回転する。実質的に、ギアカウンタ98は停止する位置を有している。すなわち、ギアカウンタ98は、固定ボルト96による回転毎に、1つ分回転位置を移動する。ギアカウンタ98の外周面には、コイルスプリング49のねじれ応力を表す、例えば、数字または記号等による、マーキングが施されている。これらのマーキングは、例えば、キャップ45の上面に設けられた窓100等から見えるようにされている。ギアカウンタ98、及び、フランジ状の突部97は、固定ボルト96と共にリダクションギアを形成しており、このリダクションギア機構により、回転ホルダ68が回転する度に、ギアカウンタ98は、停止位置を1つ移動するようにされている。
通常、ばね力蓄積装置15は、基本的には支柱16の間に配置され、移動しないようにされうる。しかし、ベアリング機構101によって移動できるように支持しておくことも可能である。ベアリング機構101を設けることで、ばね力蓄積装置15は、長手方向、または、延出方向38と平行な回転軸105を軸とした回転運動だけでなく、延出方向38と平行な軸方向の運動も可能とされる。
ケース39の少なくとも1つの端壁103は、支柱16が軸方向に移動されうるよう、支柱16と間隔があけられている。
ベアリング機構101のベアリングボルト102は、端壁103から突出している。ベアリングボルト102は、支柱16の、図面では表されていないベアリングホルダと係合されている。ベアリングボルト102は、両端部40,41まで間隔があるため、ケース39は、ベアリングボルト102を軸として予め定めた分だけ回転することができ、また同時に、ベアリングボルト102の延出方向38、または、長手方向へ移動することも可能とされている。そのため、回転軸37が回転している場合、または、回転軸37に荷重がかかっている場合でも、ばね力蓄積装置15は移動することができ、それにより、変形を防止することができる。
図12〜図14で示される第2の実施形態では、ばね力蓄積装置15に替わり、本発明の別の形態のばね力蓄積装置115が用いられている。このばね力蓄積装置115は、ねじれの力を蓄積するために適したコイルスプリング149を回転可能に支持するという別の概念を実現したものとされている。このばね力蓄積装置115には一部、ばね力蓄積装置15と同様の構成要素が用いられているため、参照番号も同じ番号を使用し、また、これらの構成要素の詳細については説明を省略する。類似した構成要素には、ばね力蓄積装置15の場合のように、100番台の参照番号を可能な限り付してある。
コイルスプリング49と異なり、コイルスプリング149にはくびれがなく、むしろ、コイルの直径はその延出方向全体に渡りほぼ一定にされている。コイルスプリング149の両端部151,152は、ねじれの力を蓄積するため、ホルダ装置166と回転ホルダ168により、例えば、突起186等により、固定され回転しないようにされている。これらの両構成要素166,168の機能は、構成要素66,68の機能と一致している。コイルスプリング149は、一例として、実質的に連続的なねじりコイル部を備えている。
ねじれが加わると、コイルスプリング149には傾斜部が生じ、コイルスプリング149は、波型に変形する。そのときに回転支持装置154が作用し、この回転支持装置の作用により、コイルスプリング149は、コイルスプリング149の内部空間189に配置されている支持装置48上に回転可能な状態で支持される。回転支持装置154は、ボールベアリング182等のリングベアリング180を備えており、ねじれ荷重がかかった場合でも、コイルスプリング149は、このリングベアリング上で支持される。
リングベアリング180は、軸方向に間隔181をあけて設置されており、また支持装置48上を軸方向にスライドするように構成されている。リングベアリング180の内側にあるベアリングリング187の内径は、支持装置48等の外径より大きくされている。軸に関する遊びは、コイルスプリング149がリングベアリング180上で支持されている場合の歪みを軽減する機能をもたらす。また支持装置48上のリングベアリング180に軸に関する遊びがあることにより、リングベアリング180の取り付け作業も容易となる。当然のことながら、接着、または、クランプ固定等の方法で回転支持装置180を、支持装置48上に堅固に固定することも可能である。
リングベアリング180とリングベアリング180との間には、軸方向の間隔181をおよそ固定するスペース要素183が配置されており、このスペース要素183は、回転支持装置154の軸に関する遊びも確保できるように構成されている。スペース要素183は、例えば、ばね184等である。これらのばね184は、リングベアリング180の内側のベアリングリング187で保持されている。支持装置48は、これらのばね184の内部を貫通している。
ねじられていない状態の場合、コイルスプリング149は、リングベアリング180から一定の間隔185だけ離れる。コイルスプリング149の内周は、リングベアリング180の、外側のベアリングリング188の外周より大きくされている。このコイルスプリングに対して、ねじれ荷重がかけられた段階、具体的には、初期荷重がかけられた段階、または、ねじれの力が蓄積された段階になると、ようやくコイルスプリング159の内周面の全体または一部が、リングベアリング180の外周面と接触する。しかし、ボールベアリング182が設けられているために、コイルスプリング149は支持装置48上で支持され、ねじれの力がかけられた状態でも回転することができる。
本発明の家具の斜視図である。 部分的に図1の切断線A−Aに沿って切断した断面にされた、図1の家具の側面図である。 図2の一部の拡大図である。 図1で示した家具の、第1のばね力蓄積装置の斜視図である。 図3のばね力蓄積装置のケースを透明にしたばね力蓄積装置の図である。 図3の切断線B−Bに沿って切断した、図3のばね力蓄積装置の断面図である。 図5の切断線C−Cに沿って切断した、図5のばね力蓄積装置の断面図である。 図5の切断線D−Dに沿って切断した、図5のばね力蓄積装置の断面図である。 図5の切断線E−Eに沿って切断した、図5のばね力蓄積装置の断面図である。 図4のばね力蓄積装置で用いられたコイルスプリングを支持するためのスライド要素の斜視図である。 図9のスライド要素の側面図である。 図1及び図2の家具に用いられた少なくとも1つの鉛直支柱に取り付けられるギア機構の斜視図である。 図1の家具に用いられた第2のばね力蓄積装置の部分的に切り欠かれた斜視図である。この図において、ケースは透明にされている。 は、図12の一部であるV1の拡大図である。 図12のばね力蓄積装置の部品図であり、この図において、コイルスプリングは切り欠かれていない。 図12のばね力蓄積装置を、およそ適切に、図12の切断線B−Bに沿って切断した断面図である。

Claims (33)

  1. 基部(13)と、該基部(13)に対して相対的に移動する可動部(14)と、の間に設けられ、前記可動部(14)を操作されると、コイルスプリング機構(50)のコイルスプリング状にされた少なくとも1つのねじりコイル部(55)がねじれることにより、ばね力を蓄積する前記コイルスプリング機構(50)を備え、
    前記コイルスプリング機構(50)の内部空間(89,189)に係合するか、または前記内部空間(89,189)を貫通し、前記ねじりコイル部(55)がねじれた場合に、前記コイルスプリング機構(50)を支持する棒状の支持装置(48)が設けられており、
    さらに、前記支持装置(48)は、少なくとも1つの回転支持装置を保持しており、前記ねじりコイル部(55)がねじれた場合には、少なくとも1つの前記回転支持装置により、少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)が支持される
    ことを特徴とするばね力蓄積装置。
  2. 少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)が、2つの前記回転支持装置(54,154)の間に配置される、及び/または、少なくとも1つの前記回転支持装置(54,154)が2つの前記ねじりコイル部(55)の間に配置される
    ことを特徴とする請求項1のばね力蓄積装置。
  3. 少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)は、少なくとも1つの前記回転支持装置(54,154)にて支持される
    ことを特徴とする請求項1または2のばね力蓄積装置。
  4. 少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)のコイル(57)は、軸方向に互いに間隔(A)があけられている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つのばね力蓄積装置。
  5. 少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)における、少なくとも2つのコイル(57)の直径(D)は異なる
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つのばね力蓄積装置。
  6. 少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)の前記コイル(57)の前記直径(D)は、少なくとも1つの前記回転支持装置(54,154)の近傍の領域から離れるにつれて徐々に大きくされる
    ことを特徴とする請求項5のばね力蓄積装置。
  7. 少なくとも1つの前記回転支持装置(54,154)は、前記コイルスプリング機構(50)のコイル支持部(56)を備えており、
    前記コイル支持部におけるコイル(58)の直径(d)は、少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)の直径より小さく、さらに、前記コイル(58)同士は接続して一体化され、少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)にねじれによるばね力が蓄積される場合に、少なくとも1つの前記コイル支持部(56)にかかるねじれ荷重よりも大きな荷重を蓄積することができ、
    前記コイル支持部(56)は、前記支持装置(48)にて支持され回転可能にされる
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1つのばね力蓄積装置。
  8. 前記コイルスプリング機構(50)は、前記ねじりコイル部(55)と、前記コイル支持部(56)と、が交互に並べて配置される1つのコイルスプリング(49)により形成される
    ことを特徴とする請求項7のばね力蓄積装置。
  9. 少なくとも1つの前記コイル支持部(56)における前記コイル(58)の軸方向に隣接するコイル間の間隔(a)は、少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)のコイル(57)の軸方向に隣接するコイル間の間隔より狭くされる
    ことを特徴とする請求項7または8のばね力蓄積装置。
  10. ねじれ荷重がかかる前記コイルスプリング機構(50)にばね力がほとんど蓄積されていない状態であっても、少なくとも1つの前記コイル支持部(56)の軸方向のコイル(58)同士は互いに接触する
    ことを特徴とする請求項7〜9の何れか1つのばね力蓄積装置。
  11. 少なくとも1つの前記コイル支持部(56)の内周面には、スライド要素(59)が少なくとも1つ取り付けられる、及び/または、少なくとも1つの前記コイル支持部(56)の内周面には、スライド可能な被覆が施される
    ことを特徴とする請求項7〜10の何れか1つのばね力蓄積装置。
  12. 少なくとも1つの前記スライド要素(59)の外周面(64)には、ねじ状の突起(62)が設けられており、前記突起(62)は、少なくとも1つの前記コイル支持部(56)の隣接する前記コイル(58)の間にはまり込むようにされた
    ことを特徴とする請求項11のばね力蓄積装置。
  13. 少なくとも1つの前記スライド要素(59)は、負荷付与リングまたは負荷付与スリーブとされており、取り付けられた状態では、少なくとも1つの前記コイル支持部(56)の内周面に押し付けられる
    ことを特徴とする請求項11または12のばね力蓄積装置。
  14. 少なくとも1つの前記スライド要素(59)は、少なくとも1つの前記コイル支持部(56)の内側の断面が狭くなることを制限する
    ことを特徴とする請求項11〜13の何れか1つのばね力蓄積装置。
  15. 少なくとも1つの前記回転支持装置(54,154)の内部には、回転スリーブ要素またはリングベアリング(180)、具体的には、ボールベアリング(182)またはローラベアリング、が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1〜14の何れか1つのばね力蓄積装置。
  16. 少なくとも1つの前記回転スリーブ要素またはリングベアリング(180)は、前記支持装置(48)上を軸方向にスライドされる
    ことを特徴とする請求項15のばね力蓄積装置。
  17. 少なくとも1つの前記ねじりコイル部(55)は、ねじれ荷重が実質的にかかっていない場合、少なくとも1つの前記回転スリーブ要素またはリングベアリング(180)との間で、半径方向に隙間(185)を有する
    ことを特徴とする請求項15または16のばね力蓄積装置。
  18. 少なくとも2つの前記回転スリーブ要素またはリングベアリング(180)同士の間には、スペース要素(183)が、少なくとも1つ取り付けられる
    ことを特徴とする請求項15〜17の何れか1つのばね力蓄積装置。
  19. 前記スペース要素(183)は、具体的には、前記支持装置(48)により貫通されるばね(184)を備える
    ことを特徴とする請求項18のばね力蓄積装置。
  20. 棒状の前記支持装置(48)は、ケース(39)または当該ばね力蓄積装置(15,115)の基台にベアリングで支持されて回転する回転軸(37)によって構成される
    ことを特徴とする請求項1〜19の何れか1つのばね力蓄積装置。
  21. 前記コイルスプリング機構(50)の一方の端部(52)領域は、前記回転軸(37)に固定されて前記回転軸(37)に対して回転しないようにされており、前記回転軸(37)の少なくとも一方の端部(40,41)は、可動部(14)に力を伝達する動力伝達部とされる
    ことを特徴とする請求項20のばね力蓄積装置。
  22. 当該ばね力蓄積装置は、ギア機構(22)、具体的には、ワイヤ及び/またはチェーンを用いたギア機構を伴って用いられ、
    前記ギア機構は、可動部(14)と当該ばね力蓄積装置(15,115)との間、または、当該ばね力蓄積装置(15,115)と基部(13)との間に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜21の何れか1つのばね力蓄積装置。
  23. 当該ばね力蓄積装置には、前記コイルスプリング機構(50)のねじれ応力を変更するために調整装置(70)が設けられており、前記調整装置には、少なくとも2つの回転位置で固定可能に回転し、且つ、前記コイルスプリング機構(50)が固定される回転ホルダ(68,168)が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1〜22の何れか1つのばね力蓄積装置。
  24. 前記調整装置(70)には、リダクションギア機構(90)、具体的には、前記回転ホルダ(68,168)を動作させるウオームギア機構、が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項23のばね力蓄積装置。
  25. 前記調整装置(70)には、さらに、前記コイルスプリング機構(50)のその時々のねじれ応力を表示する表示装置(95)が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項23または24のばね力蓄積装置。
  26. 前記回転ホルダ(68,168)は、棒状の前記支持装置(48)上に配置されて回転される
    ことを特徴とする請求項23〜25の何れか1つのばね力蓄積装置。
  27. 当該ばね力蓄積装置は、ベアリング機構(101)を備えており、
    当該ばね力蓄積装置は、前記ベアリング機構(101)により、前記基部(13)または可動部(14)により回転可能に支持され、さらに、前記ベアリング機構(101)により、前記コイルスプリング機構(50)の長手方向の軸と平行な回転軸を軸とした回転運動、及び/または、前記コイルスプリング機構(50)の長手方向の軸と平行な軸方向の運動、が可能とされる
    ことを特徴とする請求項1〜26の何れか1つのばね力蓄積装置。
  28. 前記コイルスプリング機構(50)の一方の前記端部(52)を固定するための脱着可能な固定装置(67)が取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1〜27の何れか1つのばね力蓄積装置。
  29. 前記固定装置(67)は、具体的には、可動部(14)の領域に取り付けられた、ユーザが操作することにより前記コイルスプリング機構(50)の固定及び/または解除を行う操作装置(88)を備える
    ことを特徴とする請求項28のばね力蓄積装置。
  30. 当該ばね力蓄積装置には輸送用の安全装置(84)が取り付けられており、前記安全装置が設けられることにより、当該ばね力蓄積装置(15,115)の輸送のためにねじれ応力がかけられた状態の前記コイルスプリング機構(50)であっても、回転しないよう確実に固定できる
    ことを特徴とする請求項1〜29の何れか1つのばね力蓄積装置。
  31. 前記可動部(14)は、前記基部(13)に対する相対的な高さを変更できるようにされており、前記ばね力蓄積装置(15,115)は、可動部(14)の高さを変更するときのバランサになる
    ことを特徴とする請求項1〜30の何れか1つのばね力蓄積装置。
  32. 請求項1〜31の何れか1つのばね力蓄積装置(15,115)を備え、
    高さ調整が可能な前記可動部(14)、具体的には、家具(10)の作業板(11)により構成される
    家具、具体的には、オフィス家具、及び/または、子供用家具、及び/または、ライティングデスク。
  33. 請求項1〜28の何れか1つのばね力蓄積装置(15,115)を備え、
    前記ばね力蓄積装置が、前記可動部(14)、具体的には、開口部を閉鎖する仕切りゲート、または、シャッターのためのバランサとなる、
    開口部、具体的には、建物の開口部を閉鎖する閉鎖装置。
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