JP2009530983A - Ofdmaシステムにおける下りリンク調整送信 - Google Patents

Ofdmaシステムにおける下りリンク調整送信 Download PDF

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Abstract

セルラー通信システムの下りリンクにおいて、SINR(信号対干渉比)を向上し、通信品質または通信レートを向上する方法。システムは直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムであり、1セットの端末には一つの調整送信グループが指定される。1セットの端末は、当該セットに対するスロット割り当てが、他のセクターまたはセルによる干渉を低減する所定の特殊処理となるように選択される。調整グループ内の全端末が全体として同じスロットを使用する。

Description

開示される実施形態は無線セルラー通信システム及び方法に関する。
関連出願の相互参照
本出願は、2006年3月20日出願の米国仮特許出願第60/783,936号の利益を主張するものであり、この米国仮特許出願を本明細書において参照することにより、当該出願の内容全体が本明細書に組み込まれる。
セルラーシステムの下りリンク(基地局から端末に向かう)経路において、セル群またはセクター群の境界に位置する、または境界近傍に位置する携帯電話機ユーザ(携帯電話機ユーザ及び携帯電話機は、本明細書では「端末」と表記する)の位置では通常、隣接するセル群またはセクター群から強い干渉を受けるので信号対干渉比(SINR)が小さくなる。これらの端末は多くの場合、これらの端末に対応する基地局との接続性が結果として悪くなる。
図1は、先行技術による携帯電話システムのブロック図である。図1には、通常の構成においてA,B,Cの記号が付された3つのセルが含まれる。各セルは1,2,及び3の記号が付された3つの対応セクターを含む。セル境界及びセクター境界は直線で指示される。各セクターは通常、セクター固有の一連の端末に利用される。
通常、一つのセルのエッジは、利用基地局A(図示せず)からの信号強度が一つ以上の隣接する基地局(基地局B、Cや図示しない基地局など)からの強度と同程度の大きさとなる境界を表わす。従って、基地局Bからの送信であって、当該基地局に固有の端末群と通信している基地局Bからの送信は、境界に位置する端末に対する干渉として現われるので、SINRが小さくなり、端末に送信するデータレートが低下する。
同様にして、一つのセクターのエッジは、送信ビームパターンによって、一つのセクターから送信が行なわれてスピルオーバー(領域外に漏れた電波)が別のセクターに干渉として発生し得る境界を表わす。従って、セクター1において通信を行なっている端末からは、セクター2及び3からの送信が干渉を起こす現象を観測し得る。直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムでは、時間及び周波数は通常、シンボル(時間tで表示される)及びサブキャリア(周波数kで表示される)と呼ばれるサブユニット群に分割される。OFDMAシステムは、複信方式の直交周波数多重接続システムとも呼ばれる。基地局は通常、複数の時間シンボル及びサブキャリアを割り当てて、データを基地局から端末群に送信する。或るセクター内の各端末には通常、利用可能なシンボル及びサブキャリアから成る異なるサブセットが割り当てられる。シンボル及びサブキャリアから成るこのようなサブセットは、本明細書では「スロット(slot)」と記載する。サブキャリアの数、シンボルの数、及び変調の大きさ(通常、SINRによって変わる)によって、端末に送信されるデータレートが決まる。
「周波数再利用が1回」のシステムでは、それぞれのセル及びセクターにおいて、サブキャリア群及びシンボル群の全てを、他のセルまたはセクターにおいて使用されるサブキャリア群及びシンボル群に関係なく自由に利用することができる。従って、このようなシステムでは、セクター群とセル群との間の干渉が、特にこれらのセクター及びセルの境界で非常に大きくなる。周波数再利用回数が1回よりも多い回数のシステムでは、干渉はセクター及びセルの境界で起こり難くなるが、別の場所で現われ得る。
セルラー通信システムにおける干渉の影響を表現する一つの方法は、以下の式1〜3によって表わされる。この例では、基地局Aはセクター1で割り当てられるサブキャリアk及び時刻tで信号を送信する。
k,t (1)=uk,t (1) …式1
上式で、uk,t (1)は、セクター1の或る端末に送信され、かつ単位エネルギーを有するデータシンボルである。基地局Aはセクター2で割り当てられる同じサブキャリアk及び時刻tで信号を送信する。
k,t (2)=uk,t (2) …式2
上式で、uk,t (2)は、セクター2の或る端末に送信されるデータシンボルである。セクター1の端末は時刻t及びサブキャリアkで、次式により表わされる信号を受信する。
k,t=hk,tk,t (1)+gk,tk,t (2)+wk,t …式3
上式で、端末と、当該端末に送信するアンテナ(セクター1における)との間のチャネルがhk,t及びgk,tである。端末では、チャネルの絶対値|gk,t|及び|hk,t|が同程度の大きさである場合に、当該端末宛てに送信されるメッセージuk,t (1)を復号化する非常に複雑な処理が行なわれる。
本明細書に記載された実施形態は、セルラー通信システムの下りリンクにおいてSINR(信号対干渉比)を向上し、ひいては通信品質または通信レートを向上する方法をもたらす。
本発明の一つの態様は、セルラー通信方法である。当該方法は、セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整することを備える。
一つの実施形態では、システムは直交周波数分割多重接続(OFDMA)システムである。一つの実施形態では、1セットの端末は調整送信グループ(本明細書では「調整グループ」とも記載される)として指定される。1セットの端末は、当該セットに対するスロット割り当てに、所定の特殊な処理を施して、他のセクターまたはセルによる干渉を低減する。調整グループ内の全ての端末が一括して同じスロットを使用するが、実施形態はこのような構成に制限されない。種々の実施形態は、WiMAX通信システムにおける使用に特に適する。WiMAX通信システムは、例えばIEEE 802.16のようなWiMAX規格に準拠する。この規格は、端末群が、下りリンクトラフィックに関して端末に必要とされる要件に従ってスケジューリングされる「ゾーン(zone)」を定義する。本明細書に開示されるように、ゾーンは、調整送信を処理するために「目的変更される」が、ゾーンは最初は、別の目的のために設定されている。定義される種々のゾーンは、端末群がチャネルを得るために使用する専用パイロットを含む。一つの実施形態では、送信プロトコルを必要に応じて変更して、当該プロトコルをセクター群全体で、またはセル群全体で一致させる。一旦、この一致(例えば、時間−周波数系列及び疑似−ランダム系列における一致)が確立されると、基地局は一つのセクターを当該ゾーンで使用して、別のセクターにおける当該ゾーンでの送信を強化することができる。
境界端末群は、或るセクター及び/又は或るセルの境界に位置する。従って、境界端末群は通常、非常に激しい輻輳を起こす。すなわちこれらの端末は、境界に位置しない端末よりも大きな干渉を受ける。輻輳端末(distressed terminal )のSINR(信号対干渉比)は非常に低いので、これらの端末は、システムの最低通信レートを満たすことができない。境界端末は通常、調整グループの構成メンバーである。しかしながら、輻輳を起こしていない「犠牲」端末も調整グループに含まれる。本明細書において使用する「犠牲端末(sacrificial terminal)」という表現は、端末のSINR(信号対干渉比)が非常に高いが、調整グループに位置している端末群を指す。本明細書に記載された実施形態に従って調整グループが種々の方法で処理されることにより、輻輳端末のSINR(信号対干渉比)が向上する。
一つの実施形態によれば、高出力のプッシュプル構成によって、輻輳を起こしていない端末の送信を犠牲にしながら、輻輳端末の送信を容易にする。各セクターではデータを、当該セクター固有の端末に一つの定義スロットで送信し、低いSINR(信号対干渉比)を示す一つの輻輳端末を一つ以上の犠牲端末と当該スロットでペアリングする。輻輳端末向けの送信電力を大きくし、それと同時に犠牲端末(群)の電力を小さくする。輻輳端末は高いSINR(信号対干渉比)を効果的に達成するが、これは、電力が大きくなる「プッシュ」への変化、及び干渉が小さくなる「プル」への変化が生じるからである。これとは異なり、犠牲端末のSINR(信号対干渉比)はかなり低下する。しかしながら、犠牲端末はそれでもなお、所望の最小許容レベルの、または品質のサービスを維持することができる。
図2は、別の実施形態の干渉除去方式の時間−周波数スケジュールを示す図であり、干渉除去方式では、輻輳端末に影響する干渉が除去される。例えば、輻輳端末を含むセクターにおいてのみ、定義スロットでの送信が行なわれる。他のセクターでは、送信が遮断される。この構成によって、輻輳端末のSINR(信号対干渉比)が直ぐに高くなるが、これは、干渉がほどんど無くなるからである。図2に示すように、左上の時間−周波数スロットは、セクター1の基地局A及び輻輳端末(「ユーザ」と表される)によって使用される。このスロットはセクター2では使用されない。左下の時間−周波数スロットは、セクター2の基地局A及び輻輳端末によって使用される。このスロットはセクター1では使用されない。上記説明したスロット群の右側には、セクター3における他の送信、及び基地局Bのためのスロットが位置する。この図は、セクター1の端末、またはセクター2の端末には干渉が生じないことを示している。
別の実施形態では、調整グループは、大きな輻輳を起こしている端末を一つだけ含み、一つの基地局が同じ信号を送信する。この同時送信方法によれば、端末は信号の複数の重畳コピーを受信するので、追加電力及び或る方式のダイバーシチ効果という利点を享受する。よって干渉が大幅に小さくなる。各基地局は、当該基地局による送信をスケーリング係数によって重み付けすることで、受信中の端末を支援する。
式4〜6は同時送信を詳細に示している。一例として、基地局Aがセクター1においてサブキャリアk及び時刻tで送信を行なう状況について考察する。
k,t (1)=hk,tk,t (1) …式4
上式で、uk,t (1)は、セクター1の端末に送信され、かつ単位エネルギーを有するデータシンボルである。基地局Aはセクター2においてサブキャリアk及び時刻tで送信を行なう。
k,t (2)=gk,tk,t (1) …式5
上式では、gk,tは、セクター2と端末との間のチャネルである。次に、端末はコヒーレントに合成された2つの送信を受信する。
k,t=(|hk,t+|gk,t)uk,t (1)+wk,t …式6
上式で、wk,tは、付加干渉(他のセルによる)及び雑音である。別の構成として、セクター1における送信は、例えばhk,t/|hk,t|を使用して「1」に正規化して表わすことができ、セクター2に関しても同様の処理を行なうことができる。この処理によって、或る方式のコヒーレント送信を構成することができ、下りリンクチャネルを基地局によって認識する必要が生じる。
図3は、同時送信方式の時間−周波数スケジュールを示す図である。基地局Aは左上の同じ時間−周波数スロットを使用してデータを(セクター1及びセクター2において)セクター境界の端末に送信している。
基地局が単にデータを2つのセクターにおいて、事前に重み付けを行なうことなく送信する同時送信方式では、端末は次式に従った受信を行なう。
k,t=(hk,t+gk,t)uk,t (1)+wk,t …式7
この方法では、基地局が下りリンクチャネルを認識する必要はない。
時間分割複信(TDD)システムでは、上りリンク(端末から基地局に向かう)送信、及び下りリンク送信は時間軸でスロット化され、これらの送信には同じ搬送周波数帯域が使用される。これらの送信は通常交互に、すなわち、まず下りリンクで、次に上りリンクで、次に再度下りリンクで、などのように或る所定の構成において行なわれる。同じ周波数帯域が使用されるので、どの端末が大きな干渉を隣接するセルまたはセクターから受けるかを判断するために利用可能な情報は、上りリンクに含まれることが多い。端末は干渉測定値またはチャネル品質指示値を供給したり、或いは基地局パイロット(「アクティブセット」と呼ばれる場合がある)に関する端末の情報を使用して、干渉発生源(群)に対する端末の1次チャネルの関係を求めることもできる。
周波数分割複信(FDD)システムでは、上りリンク送信及び下りリンク送信には異なる搬送周波数帯域が使用される。これらの搬送周波数帯域は通常、十分に離れているので、上りリンクにおける測定値を下りリンクに関して直接使用することにより、端末から観測されるチャネル品質を推定し、調整グループを求めるということはできない。この場合、端末は基地局に対して、これに制限されないが、端末におけるアクティブセットを含む干渉の性質及び発生源に関する全ての情報をレポートする。
別の実施形態では、輻輳端末及び犠牲端末が特定される。基地局は、異なる基地局及びセクターで観測される信号強度及びSINRについての端末レポートを使用して、調整グループに適する候補端末を求める。
一つの実施形態では、疑似ランダム系列群を一致させる。セクター群及びセル群は多くの場合、周波数パイロットまたは時間パイロットのいずれかに適用される固有の疑似ランダムビット系列(PRBS)によって特定され、保護される。従って、調整送信の利点を享受するために、セクター群またはセル群を調整して、これらのセクターまたはセルにおける系列が調整グループに関する系列と同じとなるようにする。一つの実施形態では、この構成は、或る時間−周波数スロットを割り当てることにより実現され、このスロットでは、調整グループは、同じPRBS(疑似ランダムビット系列)を使用する別の送信プロトコルを使用して処理される。
種々の実施形態では、上記した種々の方法を、複数のアンテナを用いるビーム形成(beamforming)によって強化する。複数のアンテナは、一つのセクターまたはセルの内部で局所的に利用することができる。複数のアンテナを局所的に利用することができない場合、これらのアンテナは複数のセクターまたはセルを跨って利用することもできる。例えば、一つの実施形態では、上記した高出力のプッシュプル構成を用い、ビームを誘導して、ビームが利用中のセクターの輻輳端末に向かい、かつ干渉セクターの輻輳端末から遠ざかるようにする。
上記説明した同時送信方法を用いる別の実施形態では、2つの異なるセクター(またはセル)から輻輳端末へのビームを調整する。図4は、ビーム形成を施してセクター2とセクター3との境界に位置する端末を支援することにより得られる利点を示すブロック図である。端末402はセクター2とセクター3との境界に位置して輻輳端末になっている。しかしながら、セクター3及びセクター2からのビーム404及び406を共に、端末402に振り向けることによりサービスを向上させることができる。
一つの実施形態では、ビーム形成効果を空間多重化によって強化する。例えば、上記したマルチアンテナビーム形成の他に、同じ調整グループの複数の端末が、同時直交ビームまたは同時準直交(quasi-orthogonal)ビームを使用して処理される。この実施形態では、端末群は互いに大きく干渉することがない。一つの実施形態では、空間多重伝送方式を使用し、この方式では、端末群は、それらの空間シグネチャに基づいて区別される。
上記説明した方法は、空間−時間符号化を複数のアンテナを使用して行なう実施形態において更に強化される。本明細書において使用されるように、空間−時間符号化とは、データを符号化し、可能であれば冗長性を使用し、その結果として得られる符号のシンボルを利用可能なアンテナを使用して送信する方法を指す。複数のアンテナは、これらのアンテナを局所的に利用することができない場合、複数のセクターまたはセルに跨って利用することができ、これらのアンテナを局所的に利用することができる場合、一つのセクターまたはセルの内部で利用することができる。
種々の実施形態では、パイロットサブキャリア(これらサブキャリアに基づいて、送信チャネルが通常、端末において得られる)はデータサブキャリアと同じ方法で処理される。
種々の実施形態は特に、IEEE 802.16のようなWiMax規格に準拠するシステムに適用することができる。これらの実施形態では、調整送信をWiMax規格内で種々の方法で行なう。WiMax規格は、端末群が下りリンクトラフィックに関するゾーン要件に従ってスケジューリングされる「ゾーン」を定義する。種々の実施形態では、WiMax規格によって定義されるゾーンは、調整送信グループを処理するために「目的変更される」。調整送信グループを処理するために「目的変更される」このような一つのゾーンが、いわゆる帯域−AMC(適応チャネル及び変調)ビーム形成ゾーンである。このゾーンは元々は別の目的に使用されていたものである。このゾーンの一つの注目すべき特徴は、端末群がチャネルを得るために使用する専用パイロットが使用されることである。パイロットを使用することにより、送信プロトコルをセクター群またはセル群に跨って、悪影響を及ぼすことなく変更することができる。一つの実施形態では、WiMax規格によって定義されるゾーンの目的を「調整送信ゾーン」として変更し、この調整送信ゾーンでは、セクター間調整送信またはセル間調整送信を使用することができる。
一つの実施形態を例示するための一つの例として、セクター1の基地局Aを利用している端末がセクター2との境界に位置し、かつ調整送信ゾーンを設定してこの端末を調整グループに含めることが望ましいと仮定する(上記説明したように)。時間−周波数スロットについての説明は別にして、このスロットを使用する帯域−AMCビーム形成ゾーンをセクター1及び2において指定する。
セクター2では通常、パイロット及びデータサブキャリアで行なわれるセクター2における送信を、セクター1において使用される系列とは異なる疑似ランダム系列でランダム化する。調整送信ゾーンを設定するために、セクター2において使用される疑似ランダム系列を変更してセクター1における系列とこの時間−周波数スロットで一致させる。一旦、時間−周波数及び疑似ランダム系列におけるこの一致が確立されると、基地局はセクター2を使用してセクター1における送信を、本明細書において上述した種々の方法を使用して強化することができる。専用パイロットを使用するので、端末は基地局の動作を認識することがなく、パイロット及びデータをこのゾーンにおいて正常に復号化する。
図5Aは、調整送信ゾーン方式の時間−周波数スケジュールを示す図である。一つの実施形態によるセクター1における送信が示される。帯域−AMCビーム形成ゾーンには、時間−周波数スロットが図示のように割り当てられる。ビーム形成ゾーンは、調整送信ゾーンとして使用される。この調整送信ゾーンの上部には、セクター2との境界のセクター1に位置する端末に割り当てられ、かつPRBS(疑似ランダムビット系列)1を使用するスロットが位置する。このスロットの直下には、セクター1の他の端末に割り当てられ、かつPRBS(疑似ランダムビット系列)1を使用するスロットが位置する。このスロットの下、かつビーム形成ゾーンの下部に、PRBS2またはPRBS3を使用するスロットが位置する。
図5Bは、調整送信ゾーン方式の別の時間−周波数スケジュールを示す図である。一つの実施形態によるセクター2における送信が示される。帯域−AMCビーム形成ゾーンには、時間−周波数スロットが図示のように割り当てられる。ビーム形成ゾーンは、調整送信ゾーンとして使用される。この調整送信ゾーンの上部には、セクター2との境界のセクター1に位置する端末に割り当てられ、かつPRBS(疑似ランダムビット系列)1を使用するスロットが位置する。このスロットの直下には、セクター2の端末に割り当てられ、かつPRBS(疑似ランダムビット系列)2を使用するスロットが位置する。このスロットの下、かつビーム形成ゾーンの下部に、PRBS3を使用するスロットが位置する。
種々の実施形態では、WiMaxシステムにおけるセクター群の間またはセル群の間で異なる疑似ランダム系列が所定のセクター群またはセル群、及び所定の時間−周波数スロット群の内部で同じになるように、調整送信ゾーンを、専用パイロットチャネルを有するゾーンの内部に設定する。例えば、上記したように、帯域−AMCビーム形成ゾーンは、調整送信ゾーンを、専用パイロットを使用するWiMaxシステムのようなシステムにおいて実現するように適合させる。別の実施形態では、部分使用型サブキャリアビーム形成ゾーン(PUSC−BF)を使用して、調整送信ゾーンを、専用パイロットを使用するWiMaxシステムのようなシステムにおいて実現する。調整送信のPUSC形態は、帯域−AMC形態と同様であるが、サブキャリアを主要グループに分類し、端末に割り当てる方法が異なっている。
更に別の実施形態では、マルチキャスト−ブロードキャストサービスゾーン(MBS)を使用して、調整送信ゾーンをWiMaxシステムにおいて用いる。WiMax規格は、MBSゾーンでは、疑似ランダム系列を全てのセクター及びセルを通じて同じにしてブロードキャスト送信を可能にする必要があることを規定している。ブロードキャストを送信するのではなく、調整送信がこのゾーンにおいて使用される。
セルラー通信方法を含むOFDMAシステムにおける下りリンク調整送信について以下に説明すると、当該方法は、セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整することを備える。
一つの実施形態では、前記下りリンク送信を調整することは、前記複数の端末を一つのグループとして指定することであって、一つの端末が一つのセルラー通信装置を含む、前記指定すること、前記グループ内の端末が関与する通信を優先的に処理することを含む。
一つの実施形態では、前記セルラー通信方法は直交周波数分割多重接続(OFDMA)方式である。
一つの実施形態では、前記下りリンク送信を調整することは、一つの端末のスロット割り当てを優先的に選択することを含み、ここで、一つのスロットは、前記端末のセクター内において利用可能なシンボル及び利用可能なサブキャリアのサブセットを含む。
一つの実施形態では、前記グループ内の前記複数の端末は一つの同じスロットを使用し、ここで、一つのスロットは、一つの端末のセクター内において利用可能なシンボル及び利用可能なサブキャリアのサブセットを含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、セクター境界及びセル境界のうちの少なくとも一方に位置する境界端末を含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、該複数の端末のうちの他の端末に対して信号対干渉比(SINR)が相対的に低い端末を含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末とを含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末とを含み、前記方法は更に、或るセクターにおいて、データを割り当てスロットで端末に送信すること、輻輳端末を一つ以上の犠牲端末とペアリングして、前記輻輳端末向けの送信電力を大きくするとともに、前記犠牲端末向けの送信電力を小さくすることを備える。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末とを含み、前記方法は更に、輻輳端末を含むセクターのスロット割り当てを、他のセクターにて送信が行われていないスロットに一致させるように選択することを備える。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、該複数の端末のうちの他の端末に比べて相対的に低いSINRを有する単一の端末を含み、前記方法は更に、複数の基地局が一つの同じ信号を前記単一の端末に送信すること、前記単一の端末が前記複数の基地局の各々から前記同じ信号のコピーを受信することを備える。
一つの実施形態では、前記複数の基地局の各々における送信が、スケーリング係数によって重み付けされる。
一つの実施形態では、前記複数の端末を指定することは、複数のセクターから複数の基地局のレポートを受信することであって、前記レポートは、前記複数のセクター内の端末に関する信号強度及びSINRのうちの少なくとも一方を含む、前記受信すること、前記レポートを分析して指定すべき複数の端末を決定することを含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、複数のセクター及び複数のセルに跨って分散され、前記方法は更に、前記複数のセクター及び前記複数のセルの疑似ランダムビット系列(PRBS)を一致させることを備える。
一つの実施形態では、前記一致させることは、その期間に渡って前記複数の端末が別の送信プロトコルを使用して扱われる時間−周波数スロットに、一つの同じPRBSを割り当てることを含む。
一つの実施形態では更に、前記方法が、通信中のセクター(serving sector)内の輻輳端末に向けてビームを誘導すること、干渉セクター(interfering sector)内の輻輳端末から遠ざかるようにビームを誘導することを備える。
一つの実施形態では、前記誘導することは、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成(beamforming)することを含む。
一つの実施形態では、前記誘導することは、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む。
一つの実施形態では、前記方法は更に、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末とを前記グループの複数の端末として指定すること、同時直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末とを前記グループの複数の端末として指定すること、同時準直交(quasi-orthogonal)ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、2つの異なるセクターから前記単一の端末へのビームを調整することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、2つの異なるセルから前記単一の端末へのビームを調整することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、前記符号化されたデータを、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、前記符号化されたデータを、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信することを備える。
一つの実施形態では、前記通信を処理することは、パイロットサブキャリアをデータサブキャリアと同じ方法で処理することを含む。
本明細書に記載されたOFDMAシステムにおける下りリンクの調整送信は更に、直交周波数分割多重接続(OFDMA)通信方法を含む。本方法は、セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整することを備える。
一つの実施形態では、前記下りリンク送信を調整することは、前記複数の端末を一つのグループとして指定することであって、一つの端末は一つのセルラー通信装置を含む、前記指定すること、前記グループ内の端末が関与する通信を優先的に処理することを含む。
一つの実施形態では、前記グループ内の前記複数の端末は一つの同じスロットを使用し、該一つのスロットは、一つの端末のセクター内において利用可能なシンボル及び利用可能なサブキャリアのサブセットを含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、セクター境界及びセル境界のうちの少なくとも一方に位置する境界端末を含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、信号対干渉比(SINR)が相対的に低い端末を含む。
一つの実施形態では、前記複数の端末は、犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末とを含む。
本明細書に記載されたOFDMAシステムにおける下りリンクの調整送信では更に、命令を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が利用され、該命令がセルラー通信システムにおいて実行されると、該命令によって通信方法が実行され、該方法が、セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整することを含む。
本明細書に記載されたOFDMAシステムにおける下りリンクの調整送信では更に、直交周波数分割多重接続(OFDMA)セルラー通信方法が行なわれ、本方法は、セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することを備え、前記調整することが、前記特定された輻輳端末を支援する時間−周波数スロットを指定することを含む。
一つの実施形態では、前記方法は更に、前記時間−周波数スロットを使用する送信ゾーンを特定することを備え、前記複数の端末は前記送信ゾーンにおいて、下りリンクトラフィックに関するそれぞれの端末の要件に従ってスケジューリングされる。
一つの実施形態では、前記送信ゾーンは、チャネルを得るために端末が使用する一つ以上の専用パイロットを含む。
一つの実施形態では、前記方法は更に、前記送信ゾーン内における複数のセクターのうちの一つ以上において使用される一つ以上の疑似ランダムビット系列(PRBS)を変更して、前記複数のセクターの前記PRBSを一致させることを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、前記送信ゾーンの一つのセクターを使用して、前記送信ゾーンの別のセクターでの送信を強化することを備える。
一つの実施形態では、前記送信ゾーンは、適応型チャネル変調(adaptive channel and modulation )(AMC)ビーム形成ゾーンである。
一つの実施形態では、前記送信ゾーンは、部分使用型サブキャリアビーム形成ゾーン(partially-used subcarrier beamforming zone)(PUSC−BF)である。
一つの実施形態では、前記送信ゾーンは、マルチキャスト−ブロードキャストサービスゾーン(multicast-broadcast service zone)(MBS)である。
一つの実施形態では、前記送信ゾーンにおいて、セクター間調整送信及びセル間調整送信のうちの少なくとも一つが可能である。
一つの実施形態では、前記輻輳端末は、前記複数の端末のうちの他の端末に比べてSINR(信号対干渉比)が相対的に低い端末からなる。
一つの実施形態では、前記方法は更に、或るセクターにおいて、データを指定スロットで端末に送信すること、輻輳端末を一つ以上の犠牲端末とペアリングして、前記輻輳端末向けの送信電力を大きくするとともに、前記犠牲端末向けの送信電力を小さくすることを備える。
一つの実施形態では、前記複数の端末は単一の輻輳端末を含み、前記方法は更に、複数の基地局が一つの同じ信号を前記単一の輻輳端末に送信すること、前記単一の輻輳端末が前記複数の基地局の各々から前記信号のコピーを受信することを備える。
一つの実施形態では、前記複数の基地局の各々における送信が、スケーリング係数によって重み付けされる。
一つの実施形態では、前記輻輳端末を特定することは、複数のセクターから複数の基地局のレポートを受信することであって、前記レポートは、前記複数のセクター内の端末に関する信号強度及びSINRのうちの少なくとも一方を含む、前記受信すること、前記レポートを分析して輻輳端末を決定することを含む。
一つの実施形態では、前記方法は更に、通信中のセクター内の輻輳端末に向けてビームを誘導すること、干渉セクター内の輻輳端末から遠ざかるようにビームを誘導することを備える。
一つの実施形態では、前記誘導することは、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む。
一つの実施形態では、前記誘導することは、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む。
一つの実施形態では、前記方法は更に、同時直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、同時準直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減することを備える。
一つの実施形態では更に、2つの異なるセクターから前記単一の輻輳端末へのビームが調整される。
一つの実施形態では更に、2つの異なるセルから前記単一の輻輳端末へのビームが調整される。
一つの実施形態では、前記方法は更に、送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、前記符号化されたデータを、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信することを備える。
一つの実施形態では、前記方法は更に、送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、前記符号化されたデータを、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信することを備える。
一つの実施形態では、前記通信を処理することは、パイロットサブキャリアをデータサブキャリアと同じ方法で処理することを含む。
本明細書に記載されたOFDMAシステムにおける下りリンクの調整送信では更に、命令を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体が利用され、該命令がセルラー通信システムにおいて実行されると、該命令によって直交周波数分割多重接続(OFDMA)通信方法が実行される。該通信方法は、セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することを備え、前記調整することが、前記特定された輻輳端末を支援する時間−周波数スロットを指定することを含む。
一つの実施形態では、前記方法が更に、前記時間−周波数スロットを使用する送信ゾーンを特定することを備え、前記複数の端末は前記送信ゾーンにおいて、下りリンクトラフィックに関するそれぞれの端末の要件に従ってスケジューリングされる。
一つの実施形態では、前記送信ゾーンは、チャネルを得るために端末が使用する一つ以上の専用パイロットを含む。
一つの実施形態では、前記方法が更に、前記送信ゾーン内における複数のセクターのうちの一つ以上において使用される一つ以上の疑似ランダムビット系列(PRBS)を変更して、前記複数のセクターの前記PRBSを一致させることを備える。
一つの実施形態では、前記方法が更に、前記送信ゾーンの一つのセクターを使用して、前記送信ゾーンの別のセクターでの送信を強化することを備える。
本明細書に記載された方法の種々の態様は、種々の回路のうちのいずれかの回路にプログラムされる機能として用いることができ、これらの回路として、フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)のようなプログラマブルロジックデバイス(「PLD」)、プログラマブルアレイロジック(「PAL」)デバイス、電気的にプログラマブルなロジック及びメモリデバイス、及び標準セルベースデバイスだけでなく、特定用途向け集積回路を挙げることができる。種々の実施形態は、メモリ(電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(EEPROM)のような)内蔵マイクロコントローラ、埋め込みマイクロプロセッサ、ファームウェア、ソフトウェアなどとして実現することもできる。更に、種々の態様は、ソフトウェアによる回路エミュレーションを内蔵するマイクロプロセッサ、離散論理(順序論理及び組み合わせ論理)、カスタムデバイス、ファジー(ニューラル)ロジック、量子デバイス、及び上記デバイスタイプ群のうちのいずれかのタイプの組み合わせとして具体化することができる。勿論、下位デバイス技術を種々のコンポーネントタイプとして提供することができ、例えば相補型金属酸化物半導体(「CMOS」)のような金属酸化物半導体電界効果トランジスタ(「MOSFET」)技術、エミッタ結合ロジック(「ECL」)のようなバイポーラ技術、ポリマー技術(例えば、シリコン共役ポリマー、及び金属共役ポリマー金属構造)、混載アナログ及びディジタルなどとして提供することができる。
本明細書に開示される種々の機能は、いずれかの数のハードウェア、ファームウェアの組み合わせを使用して記述することができる、および/または種々の機械読み取り可能な記録媒体、またはコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されるデータ及び/又は命令として記述することができ、これらの機能による動作、レジスタ転送、論理要素、及び/又は他の特徴に関して記述することができる。このようなフォーマット化データ及び/又は命令を格納することができるコンピュータ読み取り可能な記録媒体として、これらに制限されないが、種々の形態の不揮発性記憶媒体(例えば、光記憶媒体、磁気記憶媒体、または半導体記憶媒体)、及び搬送波を挙げることができ、搬送波を使用してこのようなフォーマット化データ及び/又は命令を、無線通信媒体、光通信媒体、または有線通信媒体、或いはこれらの媒体の組み合わせを通して伝送することができる。このようなフォーマット化データ及び/又は命令の搬送波による伝送の例として、これらには制限されないが、一つ以上のデータ転送プロトコル(例えば、ハイパーテキスト転送プロトコル(「HTTP」))、ファイル転送プロトコル(「FTP」)、簡易メール転送プロトコル(「SMTP」など)を使用するインターネット及び/又は他のコンピュータネットワーク経由の転送(アップロード、ダウンロード、emailなど)を挙げることができる。
例示した実施形態に関する上記の説明は、網羅的に行なわれるのではなく、本開示によって制限されるのでもない。特定の実施形態及び例について本明細書に記載して例示を行なったが、この関連技術分野の当業者が理解するように、種々の等価な変形を行なうことができる。本明細書にて提供される示唆は他の方法にも適用することができ、上述の方法のみに限定されるものではない。上述の種々の実施形態の要素及び作用を組み合わせて更に別の実施形態を提供することもできる。これらの変更及び他の変更を種々の方法に上記説明を考慮に入れて加えることができる。
添付の特許請求の範囲で使用した用語は、本明細書及び請求項に記載された特定の実施形態に制限されるものとして解釈されるべきではなく、請求項の内容に基づいて実行される全ての方法を含むものとして解釈される。従って、本方法は開示によって制限されるものではなく、本発明の範囲は請求項によってのみ規定される。所定の態様が所定の請求項の形態で提示されるが、本願発明者らは種々の態様をいずれの請求項の形態としても考案することができる。例えば、一つの態様のみが機械読み取り可能な記録媒体に格納される形で記載されているが、他の態様を同じようにして、機械読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。従って、本願発明者らは、出願後に更に別の請求項を付加して、他の態様に対応するこのような更に別の請求項の形態も策定する権利を保有する。
先行技術による携帯電話システムのブロック図である。 一つの実施形態による干渉除去方式の時間−周波数スケジュールを示す図である。 一つの実施形態による同時送信方式の時間−周波数スケジュールを示す図である。 一つの実施形態によるビーム形成を行なって端末を支援することにより得られる利点を示すブロック図である。 一つの実施形態による調整送信ゾーン方式の時間−周波数スケジュールを示す図である。 一つの実施形態による調整送信ゾーン方式の時間−周波数スケジュールを示す図である。

Claims (61)

  1. セルラー通信方法であって、
    セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、
    前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整すること、
    を備える方法。
  2. 前記下りリンク送信を調整することは、
    前記複数の端末を一つのグループとして指定することであって、一つの端末は一つのセルラー通信装置を含む、前記指定すること、
    前記グループ内の端末が関与する通信を優先的に処理すること
    を含む、請求項1記載の方法。
  3. 前記セルラー通信方法は直交周波数分割多重接続(OFDMA)方式である、請求項1記載の方法。
  4. 前記下りリンク送信を調整することは、一つの端末のスロット割り当てを優先的に選択することを含み、一つのスロットは、前記端末のセクター内において利用可能なシンボル及び利用可能なサブキャリアのサブセットを含む、請求項1記載の方法。
  5. 前記グループ内の前記複数の端末は一つの同じスロットを使用し、該一つのスロットは、一つの端末のセクター内において利用可能なシンボル及び利用可能なサブキャリアのサブセットを含む、請求項2記載の方法。
  6. 前記複数の端末は、セクター境界及びセル境界のうちの少なくとも一方に位置する境界端末を含む、請求項1記載の方法。
  7. 前記複数の端末は、該複数の端末のうちの他の端末に対して信号対干渉比(SINR)が相対的に低い端末を含む、請求項1記載の方法。
  8. 前記複数の端末は、
    犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、
    輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末と
    を含む、請求項1記載の方法。
  9. 前記複数の端末は、犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末とを含み、前記方法は更に、
    或るセクターにおいて、データを割り当てスロットで端末に送信すること、
    輻輳端末を一つ以上の犠牲端末とペアリングして、前記輻輳端末向けの送信電力を大きくするとともに、前記犠牲端末向けの送信電力を小さくすること
    を備える、請求項4記載の方法。
  10. 前記複数の端末は、犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末とを含み、前記方法は更に、輻輳端末を含むセクターのスロット割り当てを、他のセクターにて送信が行われていないスロットに一致させるように選択することを備える、請求項4記載の方法。
  11. 前記複数の端末は、該複数の端末のうちの他の端末に比べて相対的に低いSINRを有する単一の端末を含み、前記方法は更に、
    複数の基地局が一つの同じ信号を前記単一の端末に送信すること、
    前記単一の端末が前記複数の基地局の各々から前記同じ信号のコピーを受信すること
    を備える、請求項1記載の方法。
  12. 前記複数の基地局の各々における送信が、スケーリング係数によって重み付けされる、請求項11記載の方法。
  13. 前記複数の端末を指定することは、
    複数のセクターから複数の基地局のレポートを受信することであって、前記レポートは、前記複数のセクター内の端末に関する信号強度及びSINRのうちの少なくとも一方を含む、前記受信すること、
    前記レポートを分析して指定すべき複数の端末を決定すること
    を含む、請求項2記載の方法。
  14. 前記複数の端末は、複数のセクター及び複数のセルに跨って分散され、前記方法は更に、前記複数のセクター及び前記複数のセルの疑似ランダムビット系列(PRBS)を一致させることを備える、請求項1記載の方法。
  15. 前記一致させることは、その期間において前記複数の端末が別の送信プロトコルを使用して扱われる時間−周波数スロットに、一つの同じPRBSを割り当てることを含む、請求項14記載の方法。
  16. 請求項9記載の方法が更に、
    通信中のセクター内の輻輳端末に向けてビームを誘導すること、
    干渉セクター内の輻輳端末から遠ざかるようにビームを誘導すること
    を備える、方法。
  17. 前記誘導することは、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む、請求項16記載の方法。
  18. 前記誘導することは、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む、請求項16記載の方法。
  19. 請求項16記載の方法は更に、
    前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末とを前記グループの複数の端末として指定すること、
    同時直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減すること
    を備える、方法。
  20. 請求項16記載の方法は更に、
    前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末とを前記グループの複数の端末として指定すること、
    同時準直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減すること
    を備える、方法。
  21. 2つの異なるセクターから前記単一の端末へのビームを調整することを更に備える請求項11記載の方法。
  22. 2つの異なるセルから前記単一の端末へのビームを調整することを更に備える請求項11記載の方法。
  23. 請求項9記載の方法は更に、
    送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、
    前記符号化されたデータを、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信すること
    を備える、方法。
  24. 請求項9記載の方法は更に、
    送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、
    前記符号化されたデータを、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信すること
    を備える、方法。
  25. 前記通信を処理することは、パイロットサブキャリアをデータサブキャリアと同じ方法で処理することを含む、請求項2記載の方法。
  26. 直交周波数分割多重接続(OFDMA)通信方法であって、
    セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、
    前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整すること
    を備える方法。
  27. 前記下りリンク送信を調整することは、
    前記複数の端末を一つのグループとして指定することであって、一つの端末は一つのセルラー通信装置を含む、前記指定すること、
    前記グループ内の端末が関与する通信を優先的に処理すること
    を含む、請求項26記載の方法。
  28. 前記グループ内の前記複数の端末は一つの同じスロットを使用し、該一つのスロットは、一つの端末のセクター内において利用可能なシンボル及び利用可能なサブキャリアのサブセットを含む、請求項27記載の方法。
  29. 前記複数の端末は、セクター境界及びセル境界のうちの少なくとも一方に位置する境界端末を含む、請求項26記載の方法。
  30. 前記複数の端末は、信号対干渉比(SINR)が相対的に低い端末を含む、請求項26記載の方法。
  31. 前記複数の端末は、
    犠牲端末に対してSINRが低い輻輳端末と、
    輻輳端末に対してSINRが高い犠牲端末と
    を含む、請求項26記載の方法。
  32. 命令を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、該命令がセルラー通信システムにおいて実行されると、該命令によって通信方法が実行され、該方法が、
    セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、
    前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整することであって、前記セルラーネットワークは複数のセルを含み、各セルは複数のセクターを含む、前記下りリンク送信を調整すること
    を含む、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  33. 直交周波数分割多重接続(OFDMA)セルラー通信方法であって、
    セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、
    前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整すること
    を備え、前記調整することが、前記特定された輻輳端末を支援する時間−周波数スロットを指定することを含む、方法。
  34. 請求項33記載の方法は更に、前記時間−周波数スロットを使用する送信ゾーンを特定することを備え、前記複数の端末は前記送信ゾーンにおいて、下りリンクトラフィックに関するそれぞれの端末の要件に従ってスケジューリングされる、方法。
  35. 前記送信ゾーンは、チャネルを得るために端末が使用する一つ以上の専用パイロットを含む、請求項34記載の方法。
  36. 請求項35記載の方法は更に、前記送信ゾーン内における複数のセクターのうちの一つ以上において使用される一つ以上の疑似ランダムビット系列(PRBS)を変更して、前記複数のセクターの前記PRBSを一致させることを備える、方法。
  37. 前記送信ゾーンの一つのセクターを使用して、前記送信ゾーンの別のセクターでの送信を強化することを更に備える請求項36記載の方法。
  38. 前記送信ゾーンは、適応型チャネル変調(AMC)ビーム形成ゾーンである、請求項34記載の方法。
  39. 前記送信ゾーンは、部分使用型サブキャリアビーム形成ゾーン(PUSC−BF)である、請求項34記載の方法。
  40. 前記送信ゾーンは、マルチキャスト−ブロードキャストサービスゾーン(MBS)である、請求項34記載の方法。
  41. 前記送信ゾーンにおいて、セクター間調整送信及びセル間調整送信のうちの少なくとも一つが可能である、請求項34記載の方法。
  42. 前記輻輳端末は、前記複数の端末のうちの他の端末に比べてSINR(信号対干渉比)が相対的に低い端末からなる、請求項33記載の方法。
  43. 請求項42記載の方法は更に、
    或るセクターにおいて、データを指定スロットで端末に送信すること、
    輻輳端末を一つ以上の犠牲端末とペアリングして、前記輻輳端末向けの送信電力を大きくするとともに、前記犠牲端末向けの送信電力を小さくすること
    を備える、方法。
  44. 前記複数の端末は単一の輻輳端末を含み、前記方法は更に、
    複数の基地局が一つの同じ信号を前記単一の輻輳端末に送信すること、
    前記単一の輻輳端末が前記複数の基地局の各々から前記信号のコピーを受信すること
    を備える、請求項42記載の方法。
  45. 前記複数の基地局の各々における送信が、スケーリング係数によって重み付けされる、請求項44記載の方法。
  46. 前記輻輳端末を特定することは、
    複数のセクターから複数の基地局のレポートを受信することであって、前記レポートは、前記複数のセクター内の端末に関する信号強度及びSINRのうちの少なくとも一方を含む、前記受信すること、
    前記レポートを分析して輻輳端末を決定すること
    を含む、請求項32記載の方法。
  47. 請求項37記載の方法は更に、
    通信中のセクター内の輻輳端末に向けてビームを誘導すること、
    干渉セクター内の輻輳端末から遠ざかるようにビームを誘導すること
    を備える、方法。
  48. 前記誘導することは、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む、請求項47記載の方法。
  49. 前記誘導することは、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおける複数のアンテナを用いてビームを形成することを含む、請求項47記載の方法。
  50. 同時直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減することを更に備える請求項47記載の方法。
  51. 同時準直交ビームを使用して、前記通信中のセクター内の輻輳端末と前記干渉セクター内の輻輳端末との間の干渉を低減することを更に備える請求項47記載の方法。
  52. 2つの異なるセクターから前記単一の輻輳端末へのビームを調整することを更に備える請求項44記載の方法。
  53. 2つの異なるセルから前記単一の輻輳端末へのビームを調整することを更に備える請求項44記載の方法。
  54. 請求項42記載の方法は更に、
    送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、
    前記符号化されたデータを、セクター及びセルのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信すること
    を備える、方法。
  55. 請求項42記載の方法は更に、
    送信するデータの空間−時間符号化を行うこと、
    前記符号化されたデータを、一つ以上のセクターと一つ以上のセルとのうちの少なくとも一つにおいて利用することができる複数のアンテナを使用して送信すること
    を備える、方法。
  56. 前記通信を処理することは、パイロットサブキャリアをデータサブキャリアと同じ方法で処理することを含む、請求項35記載の方法。
  57. 命令を格納したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、該命令がセルラー通信システムにおいて実行されると、該命令によって直交周波数分割多重接続(OFDMA)通信方法が実行され、該方法が、
    セルラーネットワーク内における複数の端末の中から輻輳端末を特定すること、
    前記特定された輻輳端末に基づいて前記複数の端末への下りリンク送信を調整すること
    を備え、前記調整することが、前記特定された輻輳端末を支援する時間−周波数スロットを指定することを含む、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  58. 前記方法が更に、前記時間−周波数スロットを使用する送信ゾーンを特定することを備え、前記複数の端末は前記送信ゾーンにおいて、下りリンクトラフィックに関するそれぞれの端末の要件に従ってスケジューリングされる、請求項57記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  59. 前記送信ゾーンは、チャネルを得るために端末が使用する一つ以上の専用パイロットを含む、請求項58記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  60. 前記方法が更に、前記送信ゾーン内における複数のセクターのうちの一つ以上において使用される一つ以上の疑似ランダムビット系列(PRBS)を変更して、前記複数のセクターの前記PRBSを一致させることを備える、請求項59記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  61. 前記方法が更に、前記送信ゾーンの一つのセクターを使用して、前記送信ゾーンの別のセクターでの送信を強化することを備える、請求項60記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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