JP2009529387A - コラーゲン刺激のためのポータブルアプリケーター - Google Patents

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    • A61N2/00Magnetotherapy
    • A61N2/02Magnetotherapy using magnetic fields produced by coils, including single turn loops or electromagnets

Abstract

パルスシグナル療法のためのポータブルアプリケーターが、支持体(10)、および支持体(10)の中または上に配置される少なくとも2つのシグナル発生配列(30)を含む。少なくとも2つのシグナル発生配列(30)は直列に接続され、および少なくとも2つのシグナル発生配列(30)のそれぞれは、並列に接続された少なくとも2つのシグナル発生ユニット(20)を含む。

Description

本発明は、たとえば、皮膚加齢または熱傷関連傷害による皮膚変化の治療におけるパルスシグナル療法に使用されるポータブルアプリケーター、および特にコラーゲン再生の刺激のためのパルスシグナル療法における使用のためのポータブルアプリケーターに関する。
したがって、コラーゲンを含む体組織が刺激されるように、体の正しい位置に適当な強さで、およびある時間にわたって適当な頻度で、パルス磁場が加えられることが必須である。
ヒトの皮膚はいくつかの層、すなわち角質(表皮)、真皮および皮下組織から成る。皮膚は、コラーゲン線維から成る一般構造の帯膜に接する。帯膜に続いて、(体の領域に応じて)筋肉系、骨、軟骨または脂肪がある。真皮は弾性の皮膚層であり、主に構造タンパク質のコラーゲンおよびエラスチンから成る。真皮は、特に、コラーゲン繊維の密なネットワークを含み、それは弾性の結合組織で満たされている。軟骨は支持組織であり、水および細胞間物質に富む軟骨細胞から成る。軟骨の細胞外マトリクスは、60から80%の水から成る。細胞間物質は、基礎物質(プロテオグリカンおよび糖タンパク質)および線維(コラーゲン)から構成される。プロテオグリカン、糖タンパク質およびコラーゲンは、軟骨細胞によって産生される。コラーゲンはネットワークを構築し、そこにプロテオグリカンおよび糖タンパク質が貯蔵および固定される。
数種類のコラーゲンが存在する。すべてのコラーゲンは、3重らせんの形で互いに絡み合った3本のポリペプチド鎖から構築される点が共通している。I、II、III、VおよびVI型のコラーゲン分子は、「線維性コラーゲン」と呼ばれ、同様の分子構造を有する。IX、XIIおよびXIV型のコラーゲン分子は、いわゆる「線維付随性コラーゲン」であって、非コラーゲンドメインで中断される複数の3重らせんドメインを含む。数種類のコラーゲン分子は顕著に異なる。V型コラーゲン分子はアラニン濃度が低く、しかしアルカリ性アミノ酸の濃度が高い。それらはまた、四量体で配列する。VIII型は強いプロテアーゼである。IX型はII型コラーゲンの表面に見られる。XI型コラーゲン分子は非常に長い球状の延長を持つ短い3重らせんである。VII型コラーゲン分子は、XIIおよびXIV型コラーゲンと同様に、3つのフィンガーを持つドメインのN末端領域を有する。
異なる皮膚層の構造は、加齢に伴って変化する。各皮膚層は薄くなり、脂肪層は減り、および真皮の構造タンパク質は崩壊する。これらの変化は皺として目に見える。
現在の技術状況では、皺のあるまたは加齢した皮膚の処置のためには、磁場療法による皮膚の脱色といった既知の処理がある。この処理は、たとえば、発明者をマーコール(R.Markoll)とする米国特許第5,669,868号に記載される。
この処理の間に、皮膚は20ガウス未満の磁場に曝露される。磁場は矩形波形を持つパルスシグナルによって生じる。コラーゲンの産生は磁場の適用によって刺激される。米国特許第5,669,868号では、磁場は環状コイルで発生され、その中に治療すべき身体部分が配置される。
本発明の課題の一つは、すでに利用可能な装置よりも効果的なコラーゲン再生の刺激を可能にするパルスシグナル療法での使用のためのポータブルアプリケーターを提供することである。
この課題は、請求項1に記載の特性を有するポータブルアプリケーターによって解決される。
本発明は、コラーゲン再生の刺激が必要である位置へ正確に、増加した処理範囲が提供されるという考えに基づく。この態様によると、本発明は、支持体および、支持体の中または上に配置される少なくとも2つのシグナル発生配列を有する、ポータブルアプリケーターを含む。これらの少なくとも2つのシグナル発生配列は直列に接続され、および2つの配列のそれぞれが、並列に接続された少なくとも2つのシグナル発生ユニットを含む。
アプリケーターによって、および本発明によると、コラーゲン再生が必要である身体の部分へ正確に、増加した処理領域が提供されうる。処理を必要とする身体の部分は、コイルの間に置かれる必要は無く、および「反対パッド」は必要でない。これは、対向する2つのコイル(処理すべき身体の部分がその間に置かれる)はもはや必要無いことを意味する。本発明のアプリケーターは、したがって、該当する身体部分への磁場のより効果的なおよび標的化された使用を可能にする。
さらに、有利なことに、ポータブルアプリケーターは、たとえばケースまたは台車で、容易に運搬されうる。目的の身体部分での適当な固定のために、アプリケーターは、ストラップ、ベルト、粘着テープ、面ファスナーなどといった、固定のための追加の要素を有しうる。
ポータブルアプリケーターの各シグナル発生配列は、好ましくは、並列に接続された3個のシグナル発生ユニットを含む。3個のシグナル発生ユニットの並列接続は特に有益であり、なぜならこの数は、シグナル発生ユニット間の最適な磁界分布を可能にし、それがアプリケーターの最適な使用を確実にするためである。
有芯コイルが好ましくはシグナル発生ユニットとして使用される。皮膚への磁場の浸透の大きい深さを確実にするために、任意に、コイルは支持体の表面構造に対して縦軸を垂直に配列すべきである。
好ましい一実施形態によると、シグナル発生ユニットは、25ガウス(G)より小さい、好ましくは10〜20ガウスのパルス磁場を発生する。この桁の磁場強度では、磁場が脂肪層を貫通して軟骨に至るのに十分な強さであることが保証されうる。したがって、軟骨細胞および(結合)組織が、付加された磁場によって効果的に刺激され、およびコラーゲンの産生が自動的に同時に刺激される。
シグナル発生ユニットは、好ましくは保護体に埋め込まれる。好ましい一実施形態では、保護体がシグナル発生ユニットの直接上にカバーの形で配置される。別の好ましい一実施形態では、保護体はキャップとして作られ、シグナル発生ユニットを覆う。
好ましくは、保護体は、好ましくは生体適合材料製のコーティングに包まれる。皮膚に優しい材料でできたコーティング(すなわちポータブルアプリケーターの身体に直接触れる部分)が特に好ましい。非常に好ましくは、コーティングはネオプレン(Neoprene)(登録商標)から作られるべきである。別の好ましい一実施形態によると、コーティングはラテックスによって作られる。
支持体は、好ましくは、シグナル発生配列が埋め込まれる絶縁ゲル製である。ゲルの使用は、処理すべき身体部分の形への最適な適応性を提供する。
好ましい一実施形態によると、支持体は可塑性(malleable)である。好ましくは、支持体は処理すべき身体部分に適応可能であり、およびその形状を取る。首および胸の上部の処理に適応可能であるように支持体を設計することが考えられる。
別の好ましい一実施形態によると、支持体はフェースマスクとして成形される。アプリケーターをフェースマスクとして設計することによって、人の皺のあるまたは皺になりやすい範囲を磁場に直接曝露でき、そのようにしてコラーゲン再生の特に効率的な刺激を達成する。
好ましくは、支持体は数個の部品で構築される。好ましい実施形態は、支持体を2個の対象な部品と捉える。特に好ましい一実施形態では、支持体の数個の部品は柔軟でありおよび/または互いに弾力的に接続される。それによって、さまざまな人の異なる顔の形状にかかわらず、マスクの最適の取り付けが保証される。さらに、支持体の部品の柔軟なまたは弾性の接続は、その取扱を改善する。マスクはたとえば、曲げるかまたはたたむことができ、そのため輸送または保存において場所を取りすぎない。
本発明の使用の一つは、請求項12に示す特性によって特徴づけられる。本発明のこの態様は、特に、皮膚の化粧法のための上記のアプリケーターの使用に関する。化粧法は、健康および老化防止法および、創傷および瘢痕の化粧法を含む。
本発明の別の可能な使用が、請求項13の特性によって示される。本発明のこの態様は、皮膚の治療処置における上記のアプリケーターの使用に関する。皮膚の治療処置は、たとえば、創傷の治癒またはより小さいかまたは「より滑らかな」 瘢痕の形成を加速または促進することによる、治療目的のための創傷 および 瘢痕の処置を包含する。
好ましくは、II、IX、XIおよびX型コラーゲンの再生は、アプリケーターの使用によって有益に促進される。これらのコラーゲン型の再生は、皮膚の外観の改善に特に寄与する。
本発明によると、装置は請求項15で特徴づけられる。本発明のこの別の態様によると、上記のアプリケーターおよび、制御シグナル(制御モジュール)のシグナル発生ユニットへの入力のための装置を含む、パルスシグナル療法のための装置が提供される。アプリケーターおよび制御モジュールは好ましくは単一の小型ユニットとして提供されるべきであり、すなわちアプリケーターは制御モジュールと固定接続されているおよび/またはアプリケーターおよび制御モジュールは共通の筐体内の一体ユニットとして提供される。このユニットは、輸送の便のために、ケース内または台車上に配置されうる。もう一つの可能性は、制御モジュールがアプリケーターから分離可能であることである。加えて、この可能な設計では、装置は輸送の便のために、ケースまたは台車で提供されうる。
好ましくは、制御シグナルは定流電圧で最大速度毎秒30パルス、特に毎秒1から12パルス、より好ましくは毎秒5から12を有し、および電圧の急激な上昇および急激な落ち込みを有する矩形波パルス形となる。電圧は好ましくは24Vである。
有利には、制御モジュールは操作の期間を通じてパルス幅を低減させ、および操作の期間を通じてパルス量を増加させる。
本発明の別の有利な実施形態および本発明の改善は従属請求項に記載される。本発明は、本発明の請求項、図面および説明に別々に列記された特性の組み合わせである設計もまた含む。
順に、付属の図面で本発明は純粋に例示的に記載される。
本発明によると、ポータブルアプリケーターは、特に図1の例に示す通り、支持体10および、支持体10の中または上に配置された少なくとも2つのシグナル発生配列30を含む。シグナル発生30の少なくとも2つの配列は直列に接続され、およびシグナル発生30の少なくとも2つの配列のそれぞれは、並列に接続された少なくとも2つのシグナル発生ユニット20を含む。それぞれ並列に接続された少なくとも2つのシグナル発生ユニット20をさらに含む、直列に接続された2つのシグナル発生30の使用によって、現在使用されている方法よりも効果的な、コラーゲン再生の刺激が達成される。アプリケーターは、本発明によると、増加した治療範囲(すなわち、より密に集中したかまたは局所化された、およびより高い強度の磁場)が、コラーゲン再生の刺激が必要である正確な場所に適用できることを可能にする。
好ましくは、単一のシグナル発生ユニット20の磁場は互いに重なり合い、それによって単一のシグナル発生ユニット間の距離はそれぞれの使用に適応される。重なりのために、個別の磁場は増幅され、および小型のシグナル発生ユニットを用いて小さな空間内で強い磁場を生じることが可能になる。本発明は、しかし、シグナル発生ユニット20の磁場が互いに重なり合わなければならない使用に限定されない。必要に応じて、各シグナル発生ユニット20は、磁場が重なり合わないように互いに遠く離れて配置されうる。一般的に、シグナル発生ユニット20は、皮膚の広範処置中には互いに離れて配置され、および定期処置中には互いにより近く配置される。皮膚の広範処置は、たとえば瘢痕の化粧法または治療処置と考えることができる。瘢痕は単一の「集団」と捉えることができ、およびその処置はより広い磁場、すなわち、より集中していない磁場を必要とする。下記により詳細に記載される、本発明の実施形態1は、広範処置に特に適するアプリケーターである。
一方、目の下のように、小さい範囲内に多数の「集団」がある場合には、点状の磁場、すなわち非常に集中した磁場が、より適当な処置である。下記により詳細に記載される、実施形態2および3は、本発明に記載の、集中した、または非常に標的を絞った、および集約的な処置のための設計の例である。これらの設計例は、シグナル発生ユニット20が処理すべき身体部分の必要に会わせて配置されうることを示す(たとえば、図4、6および7を参照)。たとえば、シグナル発生ユニット20は、目の下の範囲では互いに非常に接近して配置され、なぜならその範囲では非常に小さい空間内に多数の集団があるためであり、一方、額では、シグナル発生ユニット20は互いにより遠く離れて配置され、なぜならこの範囲はより低濃度の集団を含むためである。
シグナル発生ユニット間の距離はしたがって、処理すべき皮膚表面の構造的構成に、およびしたがって、特定の処理要件に、適応されうる。さらに、シグナル発生ユニットの距離は、各シグナル発生ユニットの磁場の重なりが望まれるかどうか、および重なりのサイズがどのくらいの大きさであるべきかに応じて選択されうる。個々のシグナル発生ユニットの磁場の重なりが望まれる場合、磁場のサイズおよび強さといった、使用されるシグナル発生ユニットの特性を考慮しなければならない。個々のシグナル発生ユニット間の好ましい距離は、シグナル発生ユニットの直径の0.5倍(たとえば目の下の範囲)ないし3倍(たとえば額の範囲)となる。当業者は、単一のシグナル発生ユニット間の距離は、必要条件および使用されるコイルの種類に応じて変化しうることを理解する。
本発明にしたがっておよび付属の図面に関連して、好ましい実施形態のより詳細な記載を下記に示す。
実施形態1
図1は、本発明に記載のポータブルアプリケーターの第一の設計の概略図である。この設計では、アプリケーターは可塑性である(表面アプリケーター)。表面アプリケーターは、支持体10および、多数のシグナル発生ユニット20を含む。シグナル発生ユニットの制御シグナルの入力を調節する装置もまた提供されるが、しかし図1には示されない。目的の身体部分への適当な固定のために、アプリケーターは、ストラップ、ベルト、粘着テープ、面ファスナーなどといった通常の固定具を備えることができる。
図1に示す支持体10は、矩形波形を有する柔軟な回路基板から作られる。支持体10の材料およびその形状は、図1に示す設計に限定されない。支持体10は任意の適当な材料から作ることができ、および、たとえば、処理すべき身体部分にかかわらず、任意の適当な形状に成形されうる。可塑性支持体10は、たとえば、角の丸い四角形、楕円形、または腎臓形で提供されうる。形状は、各身体部分への支持体10の最適な適用を確実にするため、支持体10が置かれるかまたは包む身体部分に適応されうる。支持体が硬質の材料から作られる場合、各身体部分の形状へのより良好な適合性を可能にするため、支持体は数個の部品で構築されうる。これらの部品は次いで、継ぎ手または他の手段、たとえばストラップ、面ファスナーなどによって互いに結合されうる。可塑性アプリケーターはまた、首および胸部上側といった範囲に使用されうる。
支持体(10)が構成される材料は、硬質および柔軟および/または弾性でありうる。図1に示す柔軟な回路基板の他にまた、剛性のおよび/または固い回路基板、柔軟なおよび/または弾性の材料および網、ゴム製の可塑性ユニットおよびその組み合わせが考慮されうる。好ましくは、支持体はネオプレン(Neoprene)(登録商標)製となる。支持体10のための他の好ましい材料は、ラテックスおよび、GRP、PPおよび/またはPVCといった合成材料を含む。さらに別の可能性は、支持体をゼラチン質の塊から作ることである。これは、シグナル発生ユニットまたは処理コイルが好ましくはマスクに埋め込まれ、マスクは好ましくは処理すべき身体部分の形に成形され、目の範囲の処理に使用されるのと電気的に同様な絶縁ゲルで充填されることを意味する。この場合、支持体は処理すべき身体部分の形状へ特に適合可能となる。支持体10に使用される材料に応じて、シグナル発生ユニット20は支持体10上に配置されるかまたは支持体10に埋め込まれる。
シグナル発生ユニット20を外的因子(機械的、熱的および/または化学的)に対してよりよく保護するために、これらのユニットを保護体(図示せず)内に入れることができ、または、代替的に、前記保護体で囲むことができる。保護体は、一つ以上のシグナル発生ユニット20を覆うことができ、および、たとえば、シグナル発生ユニット20に取り付け可能なキャップの形に作ることができる。「保護体」の語は、たとえば、保護塗料および他のコーティング材料を含む、シグナル発生ユニット20の保護に適するすべての材料を含む。
支持体10を、覆うかまたは、代替的に、コーティングすることができる。支持体10のコーティング(図示せず)は、単層または多層でありうる。コーティングは、たとえば、3層から成ることができ、それによって、処理すべき身体部分に適合可能な可塑性材料(たとえば液体、ゲル、泡など)の追加の層が、内側および外側被覆層の間に配置されうる。支持体10のコーティングに適する材料は、布、薄紙、ネオプレン(Neoprene)(登録商標)、ゴム、たとえばGRP、PPおよびまたは/PVCといった合成材料、およびこれらの材料の任意の組み合わせを含むがそれらに限定されない。コーティングは患者の皮膚と直に接するため、コーティングの材料は特に皮膚に優しくあるべきである。
原則として、エアコイルおよび有芯コイルの2種類のコイルがある。エアコイルは磁場を増幅すべき磁性伝導コイルが無く、および非常に小さいインダクタンスしか提供しない。低い内部抵抗で、適用可能なインダクタンスを伝導するためには、大きいワイヤ断面を有するコイルが必要であるが、しかしこれらは本出願の目的には適しない。大きいインダクタンスを達成する磁化可能な材料(たとえばフェライトまたは鉄粉)製の芯を有する相対的に小さいコイルが、シグナル発生ユニット20としての健康/老化防止用途における使用に好ましい。この種類の芯はコイルのインダクタンスを増加させる。
シグナル発生ユニット20の構造的形状は、好ましくは固定/放射状である。個別のコイルはそれぞれ、たとえば、下記の特性値を有しうる:試験周波数10kHz、最大0.08ADC、20℃にて、10.000μH、許容値+/−10%。より深い皮膚層への、すなわち筋膜への、磁場の大きい到達進度を確実にするため、コイルは縦軸を支持体の表面構造に対して垂直に配列されるべきである。
シグナル発生ユニット20への制御シグナル入力のための装置(図示せず)は、好ましくは下記の技術データを有する制御モジュールとなる:入力100〜200VAC、50−60Hz、消費電力最大2.2A;出力24VDC、最大−30Hz。制御モジュールの外部設計、すなわちそのフレームは、特定の必要性に適合するように作ることができる。制御モジュールがポータブルである場合、それはまた、たとえば追加の運搬用ハンドルを有しうる。他のモジュールと一緒にモジュールユニットに一体化される計画の制御モジュールの場合、そのフレームは、モジュールユニットにおける固定のための追加の装置を含みうる。
図2は、図1に示す表面アプリケーターの配線の概略図である。装置制御シグナルの入力のための装置はまた図2で図示されない。この実施形態では、48個のシグナル発生ユニット20が支持板10に配置される。3個のシグナル発生ユニット20がシグナル発生配列30を形成し、そのため(この実施形態では)計16個のシグナル発生配列30が提供されている。シグナル発生配列30の3個のシグナル発生ユニット20は並列に接続され、およびすべてのシグナル発生配列30は直列に接続される。この特に好ましい実施形態は、3個のシグナル発生ユニット20のシグナル発生配列30に関するが、当業者は、シグナル発生配列30は異なる量のシグナル発生ユニット20を有しうることを理解する。シグナル発生配列30が2個、4個、またはより多数のシグナル発生ユニットを含む型を考えることが可能である。
図2の概略図では、表面アプリケーターは連結可能な部品2個に分割されている。それぞれの側に、接続AまたはBが配置される。共通接続Cもまた提供される。図2に示されるが、別の部品は、同数のシグナル発生配列30を有する必要は無い。制御モジュールを有する可塑性アプリケーターの電気接続のための接続ケーブルは、(好ましくは支持体の既存のコーティングを通じて)支持体10上の接続A、BおよびCに使用される任意の点に加えることができる。
本発明によると、シグナル発生ユニット20は、強さ25ガウス未満、好ましくは10〜20ガウスの磁場を発生する。結果として生じる磁場の強さは、身体に面するとされるアプリケーターの側面上で測定され、およびアプリケーターへの距離に関係して小さくなる。
実施形態2
図3に示すアプリケーターの設計は、本発明によると、特に美顔術のために考えられる。図1および2に示される、実施形態1のものと同一のおよび類似の部品は、同一の引用符号で示される。さらに、2つの実施形態間の違いのみが記載される。機能および形態に関する2つの設計間の類似性に関しては、上記の実施形態1の記載を参照。
図3の実施形態2の概略図では、アプリケーター(フェースマスク)は、分割線Iで顔右半面1および顔左半面2に分割された支持体10を特徴とする。好ましくは、フェースマスクの各半面1、2は、直列に接続された8個のシグナル発生配列30を有し、そのそれぞれが並列に接続された3個のシグナル発生ユニット20から成る。それは、フェースマスクの各側面1、2が24個のシグナル発生ユニット20を有し、およびしたがってフェースマスク上に合計48個のシグナル発生ユニット20があることを意味する。シグナル発生ユニットは顔の皺のあるまたは皺になりやすい範囲の狙った刺激のために配置される。支持体10上のシグナル発生ユニット20の配列は、マスクが付けられる際、シグナル発生ユニット20が、処置される人の顔の皺のあるまたは皺になりやすい範囲に直接位置するようになっている。
図示される顔半面1、2は、この実施形態によるとサイズが等しくないが、しかしそれらはまた同一の寸法を有しうる(たとえば、図4参照)。図3に示されるフェースマスクは一繋がりとして作られている。支持体用におよび最終的な保護体および/またはコーティング用に可能な材料は、実施形態1の説明で既に考察されている。
図3に示されるフェースマスク、およびさらに考察すべき他の可能なフェースマスク設計は、好ましくは着色したガラス繊維強化プラスチック(GRP)のような合成材料製となる。製造はモノコック法によることができ、それによって、のり付けしおよび接続したシグナル発生ユニット20とのシェルの間の空隙が、フォーム/シェルの安定化のために、一成分ポリウレタン(PU)フォームで充填される。マスクの好ましい製造工程は、深絞りおよび射出成形を含む。
図4に示すフェースマスクは、図3に示す実施形態2の改変である。図4に見られる通り、分割線IIはフェースマスク顔右半面1および顔左半面2を分割する。好ましくは、両半面1、2は同一のサイズ、すなわち同一の表面積を有する。しかし、2つの顔半面1、2はまた、異なるサイズを有しうる。いくつかのシグナル発生ユニット20が、各顔半面1、2に配置される。図4に示す設計では、シグナル発生ユニット20は支持体10上に、分割線IIに関して対称に配列される。それは、各顔半面1、2が、分割線IIに関して対称に配列された、それぞれ3個のシグナル発生ユニット20を含む8個のシグナル発生配列30を有することを意味する。個々のシグナル発生ユニット20の配列は個別の必要性に適合されうる;非対称配列または各顔半面1、2上に異なる数のシグナル発生ユニット20を有する配列が可能である。
図4に示すマスクは、図3に示す設計とは異なり、数個の部品に作られる。図示するマスクは2個の部品を有するが、しかしこの設計の部品の数は必ずしも2個に限定されない。マスクの2個の部品(または両方の顔半面1、2)は、最適の適合およびマスクの容易な取り扱いを保証するために、互いに関節で連結されうる。「関節でつながった(articulated)」の語はここでは、一またはいくつかの方向へ、互いに相対的に、異なる部品の回転、羽ばたき、折りたたみまたは旋回を可能にするすべての種類の接続を含む。関節、蝶番、旋回ピンなどを含む接続可能性の任意の公知の手段を、この目的のために考慮でき、複数部品の配列のためには、インターフェイス範囲の中および/または上の顔半面の接続のために、単一部品間の関節でつながった接続だけでなく、(代替的にまたは加えて)バンド、ストラップおよび他の弾性の因子または材料といった弾性の接続もまた考慮されうる。
本発明に記載の、図3および4に示す実施形態2のフェースマスクは、本発明によると、制御モジュール(図示せず)への接続を提供するための3つの接続A、BおよびCそれぞれを含む。接続Aは、フェースマスクの顔右半面1のシグナル発生ユニット20のために提供される。接続Bは、顔左半面2のシグナル発生ユニット20のために提供され、および接続Cは共通接続である。図5は、本発明に記載の、図4に示すフェースマスク設計の配線の模式例を示す。
図5で見られる通り、本発明に記載のフェースマスクは、マスクの各側面1、2上に、それぞれ並列に接続された3個のシグナル発生ユニット20を有する、直列に接続された8個のシグナル発生配列30を含む。3個のシグナル発生ユニット20の並列接続で、シグナル発生ユニット20間の磁場分布は最適である。さらに、シグナル発生配列30の3個すべてのシグナル発生ユニット20は、好ましくは同一のインダクタンスを有し、そのため、並列に接続された3個のシグナル発生ユニット20のそれぞれが同一の電圧を有する。図5に示す通り、支持体10上に配置されるすべてのシグナル発生ユニット20は同一のインダクタンスを有する。したがって、各顔半面1、2上にシグナル発生ユニット20が同数あるため、同一の量の電気が、顔半面1、2の両方に流れる。
実施形態3
図6および7は、本発明に記載のアプリケーターの実施形態3の異なる図を示す。実施形態2と同様に、実施形態3もまた美顔術のためである。しかし、実施形態3のフェースマスクは、下記により詳細に記載される通り、より広い分野の処理のために計画される。図3、4および5に示す実施形態2のものと同一のおよび類似の部品は、同一の引用符号で示される。さらに、2つの設計間の違いのみが記載される。機能および形態に関する2つの設計間の類似性に関しては、上記の実施形態2の記載を参照。
図6は、実施形態3に記載のフェースマスクの側面図を示す。特に、図6は、人の顔に装着された、マスクの右半面1のみを示す。図7は、一方、実施形態3に記載のフェースマスクを平面図で示し、および顔半面1、2の両方を示す。上記の実施形態2と同様に、実施形態3もまた、1個または数個の部品として作られうる。多部品のマスク(図7参照)が選択されるならば、個々の部品は、関節および/または弾性の要素(図示せず)によって互いに接続されうる。マスクの多部品の配列およびマスクの各部品の関節でつながったおよび/または弾性の接続によって、その最適の適合および容易な取り扱いが保証されうる。
さらに、右および左半面1、2の支持体10の、数個の部品としてのおよび異なる材料を用いての構築が考慮されうる。各顔半面1、2の外側は、その上に12個の追加のシグナル発生ユニット20がそれぞれ配置され、たとえば、残りの48個のシグナル発生ユニット20が配置される各顔半面1、2の内側に使用されたのとは異なる材料から作ることができる。もう一つの可能性は、内側または外側を、次いでそれを他方に固定するために、弾性の材料から作ることである。これは、各部品の間に追加の関節でつながったまたは弾性の接続無しで、フェースマスクの最適な適合を保証する。
実施形態2の48個のシグナル発生ユニット20に加えて、実施形態3は24個の追加のシグナル発生ユニット20を含む。追加のシグナル発生ユニット20は(マスクの中央から見て)図6および7の点線の外側にある。4個のシグナル発生配列30が、支持体10上の各顔半面1、2に配置される。シグナル発生配列30はそれぞれ3個のシグナル発生ユニット20を含む。本発明に記載のアプリケーターの実施形態3は、処理範囲を広げ、そのため、より効果的な処理を達成するために顔面の境界を磁場に直接曝露できる。
図8は、図7に示す設計3の配線の模式図を示す。図8で見られる通り、より広い処理範囲を有するフェースマスクが3つの接続した区画に分割される。設計2でそうであるように、設計3もまた接続AおよびBを、シグナル発生配列30の各部品について有する。これらのシグナル発生配列30それぞれが、実施形態2のフェースマスクのシグナル発生配列30の量に等しく、すなわち接続AおよびBは48個のシグナル発生ユニット20について提供される。より広い処理範囲のために、共通接続Cが、残りの24個のシグナル発生ユニット20、すなわち各顔半面1、2上の12個のシグナル発生ユニット20について提供される。これら接続の制御モジュールへの接続は図示されない。
本発明に記載のアプリケーターの使用法
本発明に記載の、皮膚の化粧法のためのポータブルアプリケーター(または装置)の使用法およびその設計の下記の説明は、単に例として示される。
「皮膚の化粧法」の語はここでは、健康および老化防止法、および創傷および瘢痕の化粧法をいう。「健康法」の語はここでは、特に、皮膚の感受性を改善しおよびより光沢のある肌色を達成するための皮膚の化粧法をいう。「老化防止法」の語はここでは、特に、皺の深さの低減および、皮膚の張りおよび締まりの増加のための皮膚の化粧法をいう。一般的に、老化防止化粧法は皮膚のより清潔なおよびより張りのある外観を生じる。さらに、創傷および瘢痕および皮膚脱色の化粧法は、本発明に記載のアプリケーターの使用と考えられる。「皮膚脱色」の語は、たとえば肝斑によって引き起こされた、天然に生じる皮膚の脱色、およびたとえば血腫、打撲といった外傷の結果として生じたかまたは外科手術その他の結果として生じた皮膚脱色をいう。化粧法はすべての年齢に適する。高齢者は、特に、通常は筋肉がより少なく、そのため処理される身体部分へ最大のエネルギー力が伝達される。
皮膚の化粧法のために、すなわちコラーゲン再生の刺激のために、電磁シグナルが用いられる。周波数が1ないし30Hzでありおよび磁場強度が25ガウス未満、好ましくは10ないし20ガウスであるインパルス変調パルス直流は電磁シグナルを生じる。本発明に記載のポータブルアプリケーターを用いる皮膚の化粧法によって、特にII、IX、XIおよびX型コラーゲンの再生が刺激される。
本発明によると、パルスシグナル療法における使用のための装置が提供される。この装置は、上で詳細に記載されるアプリケーター、および制御シグナル(制御モジュール)のシグナル発生ユニットへの入力のためのコントローラーを含む。好ましい実施形態は、アプリケーターおよび制御モジュールを小型ユニットとして捉える。この場合、アプリケーターは制御モジュールと密に結合されており、たとえば、ネジ止めされうる。共におよび/またはアプリケーターおよび制御モジュールは共通フレーム内の一体ユニットでありうる。モジュールは、輸送の便のために、ケースまたは台車に入れて提供されうる。
別の好ましい一実施形態によると、制御モジュールはアプリケーターから取り外し可能である。この実施形態はまた、輸送の便のために、ケースまたは台車に入れて提供されうる。
操作期間中に、制御モジュールはシグナル発生ユニット20に制御シグナルを入力し、制御シグナルは速度最大毎秒30パルス、好ましくは毎秒1から12パルス、およびより好ましくは毎秒5から12パルスのインパルス変調パルス電流であり、および電圧の急激な上昇および急激な低下を伴う矩形波パルス形を示す。操作時間の経過につれて、パルス幅は減少し、およびパルス量は増加する。「パルス幅」の語はここでは、パルス持続時間をいい、一方「パルス量」は単位時間当たりのパルス数をいい、データはそれぞれ接続側ごとに与えられる。
好ましくは、化粧法は1回当たり1時間前後続き、処理の合計時間は9から12回を含む。任意に、制御シグナルの放出は、1時間の全期間を通じて起こり、最初の5分間には最大のパルス幅および最低のパルス量が放出される;6分めから10分目までは、より小さいパルス幅およびより高いパルス量が放出される;および11分目から60分目までは、最小のパルス幅および最高のパルス量が放出される。任意に、1分目から5分目までのパルス幅は40〜25ms、および好ましくは35〜30ms;6分目から10分目までは30〜20ms、および好ましくは26〜22ms;および11分目から60分目までは20〜10ms、および好ましくは17〜13msとなる。パルス量は1分目から5分目までは5から8、および特に6となり;6分目から10分目までは8から10、特に9となり;および11分目から60分目までは10から12、特に11となる。パルス幅およびパルス量の経時的な逆行性挙動によって、いわゆる負荷サイクルは全時間にわたる最大を通過する;負荷サイクルの最大は特に6分目と10分目の間に出現する。
負荷サイクルは、矩形波シグナルのサイクル持続時間に対する、活性化状態(パルス持続時間)の長さの比率をいう。結果として得られる値に、100%を掛けて、負荷サイクルが百分率で得られる。好ましい設計では、負荷サイクルは1分目から5分目までは15〜21%、特に17〜20%、;6分目から10分目までは20〜25%、特に21〜23%;および11分目から60分目までは14〜20%、特に15〜17%である。
皮膚の温度は、生じる磁場のためにわずかに上昇するが、しかし皮膚の熱が不快になるほどまでではない。本発明の設計2のフェースマスクを用いた各1時間の2回の処理後に記録された、皮膚表面上の測定温度値はたとえば、下記の通りである:上唇中央約33℃、左および右頬約32℃、額中央約30℃。
治療目的のための上記のアプリケーターの使用もまた考慮されている。「皮膚の治療法」の語はここでは、たとえば創傷治癒の、またはより小さなまたは「より滑らかな」瘢痕の形成の、加速または促進といった、治療目的での創傷および瘢痕の処理を含みうる。皮膚の治療法は上記の例に限定されず、および、コラーゲン再生の刺激が皮膚の外観に対してまたは治癒過程に対して正の効果を有しうる、治療目的のためのすべての種類の皮膚処理を含みうる。
皮膚の処理における本発明の化粧としてのおよび治療としての前述の利益の他に、ポータブルアプリケーター(または装置)は一連の他の医療用途に等しく適する。ポータブルアプリケーターはたとえば、下記の疾患の治療に使用されうる:骨粗鬆症、手根管症候群、腱炎、新しい骨折、および疲労骨折、無菌壊死、線維筋肉痛、モートン症候群(Morton’s syndrome)、重度熱傷、てんかん、片頭痛など。
上記の実施形態は単なる例であり、および本発明はそれらに決して限定されない。本発明の目的は下記の請求項によって示される通り定義される。
図1は、本発明に記載のアプリケーターの第1の実施形態の概略図である。 図2は、図1に記載の第1の実施形態の配線の概略図である。 図3は、本発明に記載のアプリケーターの第2の実施形態の概略図である。 図4は、第2の実施形態の改変の概略図である。 図5は、本発明に記載の、図4に示す、アプリケーターの第2の実施形態の配線の概略図である。 図6は、本発明に記載のアプリケーターの第3の実施形態の側面図である。 図7は、本発明に記載のアプリケーターの第3の実施形態の平面図である。 図8は、図7に記載の、第3の実施形態の配線の概略図である。

Claims (18)

  1. 支持体(10);
    支持体(10)の中または上に配置される少なくとも2つのシグナル発生配列(30)であって、少なくとも2つのシグナル発生配列(30)が直列に接続され、および少なくとも2つのシグナル発生配列(30)のそれぞれが、並列に接続された少なくとも2つのシグナル発生ユニット(20)を含むもの
    を有する、パルスシグナル療法のためのポータブルアプリケーター。
  2. シグナル発生配列(30)のそれぞれが、並列に接続された3個のシグナル発生ユニット(20)を含む、請求項1に記載のポータブルアプリケーター。
  3. シグナル発生ユニット(20)が有芯コイルである、請求項1または2に記載のポータブルアプリケーター。
  4. シグナル発生ユニット(20)が磁場強度25G未満のパルス磁場を発生する、前記請求項のいずれかに記載のポータブルアプリケーター。
  5. シグナル発生ユニット(20)が保護体に埋め込まれている、前記請求項のいずれかに記載のポータブルアプリケーター。
  6. 支持体(10)がコーティングで囲まれている、前記請求項のいずれかに記載のポータブルアプリケーター。
  7. 支持体(10)が絶縁ゲルであって、そこにシグナル発生配列(30)が埋め込まれている、請求項6に記載のポータブルアプリケーター。
  8. 支持体(10)が可塑性である、前記請求項のいずれかに記載のポータブルアプリケーター。
  9. 支持体(10)がフェースマスクとして作られる、請求項1から7のいずれかに記載のポータブルアプリケーター。
  10. 支持体(10)が数個の部品に作られる、請求項8または9に記載のポータブルアプリケーター。
  11. 支持体(10)の数個の部品が、関節でつながったおよび/または弾性の方法で互いに接続されている、請求項10に記載のポータブルアプリケーター。
  12. 皮膚の化粧法のための、請求項1から11のいずれかに記載のアプリケーターの使用。
  13. 皮膚の治療処理のための、請求項1から11のいずれかに記載のアプリケーターの使用。
  14. II、IX、XIおよびX型コラーゲンの再生が刺激される、請求項12または請求項13に記載の使用。
  15. 請求項1から11のいずれかに記載のアプリケーターおよび、シグナル発生ユニット(20)への制御シグナルの入力用の装置を有する、パルスシグナル療法のための装置。
  16. 制御シグナルが、最大速度毎秒30パルス、好ましくは毎秒1から12パルス、およびより好ましくは毎秒5から12パルスのパルス直流電圧であり、および電圧の急激な上昇および急激な低下を伴う矩形波パルス形である、請求項15に記載の装置。
  17. 制御モジュールが操作時間を通じてパルス幅を減少させおよび操作時間を通じてパルス量を増加させる、請求項16に記載の装置。
  18. 制御モジュールがアプリケーターから取り外し可能である、請求項15から17のいずれかに記載の装置。
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