JP2009529368A - カニューレを設けた縫合糸固定具システム - Google Patents

カニューレを設けた縫合糸固定具システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009529368A
JP2009529368A JP2008558244A JP2008558244A JP2009529368A JP 2009529368 A JP2009529368 A JP 2009529368A JP 2008558244 A JP2008558244 A JP 2008558244A JP 2008558244 A JP2008558244 A JP 2008558244A JP 2009529368 A JP2009529368 A JP 2009529368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suture
fixture
suture anchor
head
installation tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008558244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4922316B2 (ja
Inventor
ジョナサン マーティネク,
リチャード シー. レーマン,
Original Assignee
タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ filed Critical タイコ ヘルスケア グループ リミテッド パートナーシップ
Publication of JP2009529368A publication Critical patent/JP2009529368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4922316B2 publication Critical patent/JP4922316B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/84Fasteners therefor or fasteners being internal fixation devices
    • A61B17/86Pins or screws or threaded wires; nuts therefor
    • A61B17/864Pins or screws or threaded wires; nuts therefor hollow, e.g. with socket or cannulated
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • A61B2017/0409Instruments for applying suture anchors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • A61B2017/044Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors with a threaded shaft, e.g. screws
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/04Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for suturing wounds; Holders or packages for needles or suture materials
    • A61B17/0401Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors
    • A61B2017/0445Suture anchors, buttons or pledgets, i.e. means for attaching sutures to bone, cartilage or soft tissue; Instruments for applying or removing suture anchors cannulated, e.g. with a longitudinal through-hole for passage of an instrument
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/22Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for
    • A61B2017/22038Implements for squeezing-off ulcers or the like on the inside of inner organs of the body; Implements for scraping-out cavities of body organs, e.g. bones; Calculus removers; Calculus smashing apparatus; Apparatus for removing obstructions in blood vessels, not otherwise provided for with a guide wire

Abstract

関節鏡検査治療のためのシステムおよび関連方法は、肩の皮質骨に対する靭帯および/または腱の再付着に特に適している。縫合糸固定具システムは、縫合糸固定具、好適には、ねじ固定具を含み、組織内に縫合糸固定具を設置するための設置ツールを含む。縫合糸固定具は、長手方向軸を画定し、ガイドワイヤの受け入れおよび通過のための長手方向カニューレーションを有する。縫合糸固定具は、後端と前端と有し、縫合糸固定具の後端に隣接した固定具ヘッドを有する。固定具ヘッドは、縫合糸の受け入れのための少なくとも1つのアイレットと、アイレットの中の内部ボアとを含む。設置ツールは、本体と、本体から延びているドライバヘッドとを含む。本体は、外表面を含み、該外表面は、その中に長手方向リセスを有することにより、縫合糸を収容する。

Description

本開示は、整形外科手術に関し、特に、関節鏡検査法の肩の治療を行うためのシステムおよび方法に関する。
肩の関節鏡検査は、肩関節の内側または周囲の組織の治療を含む。処置は、一般的には、例えば、関節鏡を用いた内視鏡的視覚化の下で行われており、該関節鏡は、皮膚内の小さな切り傷の中に導入される。様々な小さな直径の器具が、組織の中に配置されることにより、所望の外科処置を行う。視覚化を強化し、処置の間の器具の操作を容易にするように関節を膨張させるために、食塩水が肩の中にポンプ注入され得る。
関節鏡検査を必要とする一般的な肩の創傷は、肩を不安定にする、断裂したもしくは損傷した軟骨輪(関節唇)もしくは靭帯、断裂した回旋腱板、または断裂したもしくは損傷した二頭筋腱を含む。これらの創傷のそれぞれが、骨に対する軟組織の再付着、例えば、靭帯または腱の再付着を必要とする。付着を実現するために、縫合糸、ねじ、ステープル、くさび、およびプラグを含む様々な固着デバイスおよび固着の方法が知られている。これらの固着デバイスの大部分が、意図した目的に対して概ね適していることを証明されている。
従って、本開示は、関節鏡検査治療、特に、肩の治療におけるさらなる改善に向けられている。一実施形態において、関節鏡検査治療のためのシステムおよび関連方法は、肩の皮質骨に対する靭帯および/または腱の再付着に特に適している。この好適な実施形態に従って、縫合糸固定具システムは、縫合糸固定具、好適には、ねじ固定具を含み、組織内に縫合糸固定具を設置するための設置ツールを含む。縫合糸固定具は、長手方向軸を画定し、ガイドワイヤの受け入れおよび通過のための長手方向カニューレーション(cannulation)を有する。縫合糸固定具は、後端と前端と有し、縫合糸固定具の後端に隣接した固定具ヘッドを有する。固定具ヘッドは、縫合糸の受け入れのための少なくとも1つのアイレットと、アイレットの中の内部ボアとを含む。
設置ツールは、本体と、本体から延びているドライバヘッドとを含む。本体は、外表面を含み、該外表面は、その中に長手方向リセスを有することにより、縫合糸を収容する。ドライバヘッドは、対応するように、縫合糸固定具の固定具ヘッドの内部ボアの中に受け入れられるような寸法にされ、それにより縫合糸固定具の長手方向軸周りの設置ツールの動き、例えば、回転運動が、縫合糸固定具の対応する動き、例えば、回転運動をもたらす。設置ツールも、ガイドワイヤの受け入れおよび通過のための長手方向カニューレーションを画定し得る。
1つの好適な実施形態において、固定具ヘッドは、好適には、それぞれの縫合糸の受け入れのための第1および第2のアイレットを含む。この配置を用いて、設置ツールの外表面は、固定具ヘッドの第1および第2のアイレットのそれぞれから延びているそれぞれの縫合糸を受け入れるために、第1の長手方向リセスおよび第2の長手方向リセスを含む。縫合糸固定具が設置ツールに据え付けられたときには、設置ツールの第1の長手方向リセスおよび第2の長手方向リセスは、固定具ヘッドの第1のアイレットおよび第2のアイレットと概ね整列している。さらに、ドライバヘッドが固定具ヘッドの中に据え付けられたときには、設置ツールのドライバヘッドは、ドライバヘッドの外表面のそれぞれと、固定具ヘッドの内部ボアの内側表面との間に第1のクリアランスおよび第2のクリアランスを画定するような寸法にされ得る。クリアランスは、縫合糸の縫合部分を収容し、設置ツールの外表面における長手方向リセスのそれぞれと概ね整列している。
アイレットと、設置ツールの長手方向リセスと、リセスの中の縫合糸との配置が、システムのプロファイルを顕著に減少させ、それにより制限された手術範囲の中でのシステムの操作を容易にする。さらに、縫合糸がリセスの中に収容されると、挿入ツールの操作および/または回転の間の縫合糸のもつれの可能性が、大幅に最小化される。
患者の骨の範囲の中で、骨の組織に軟組織を付着させる方法がまた開示される。該方法は、
患者の骨の範囲、好適には、肩の範囲の内側の標的にアクセスするステップと、
肩の範囲の内側の標的に対してガイドワイヤを配置するステップと、
カニューレを設けた固定具、好適には、ねじ固定具をガイドワイヤの上に据え付けるステップであって、該カニューレを設けた固定具は、そこに接続された少なくとも1つの縫合糸を有する、ステップと、
カニューレを設けた固定具をガイドワイヤに沿って内側の標的に前進させるステップと、
カニューレを設けた固定具を内側の標的の骨の組織の中に固定するステップと、
少なくとも1つの縫合糸を用いて軟組織をカニューレを設けた固定具に固定するステップと
を包含する。
本開示の好適な実施形態は、図面を参照することによってさらに容易に理解される。
本開示の縫合糸固定具システムは、関節鏡検査処置における使用を意図しており、腱、靭帯などを含む軟組織を硬い皮質骨に固定する特別な用途を有する。システムは、肩、背中、踵、肘などにおいて行われる手術と関連して使用され得、肩の治療、特に、関節鏡検査法の肩の治療に特別な用途を有する。かかる肩の治療手術は、限定するものではないが、断裂したもしくは損傷した軟骨輪(関節唇)もしくは靭帯の再付着、断裂した回旋腱板の再付着、または断裂したもしくは損傷した二頭筋腱の再付着を含む。他の処置も想定されている。
ここで、図面を参照すると、同様な参照番号は、いくつかの図を通して似た要素または同様な要素を識別し、図1〜図3は、それぞれ斜視図で、本開示の原理に従った新しい縫合糸固定具システムを例示する。縫合糸固定具システム10は、概して、3つのコンポーネントを含み、すなわち、ねじ固定具12と、骨の中にねじ固定具12を据え付ける挿入ツール14と、軟組織をねじ固定具12に固定するためにねじ固定具12に接続された一対の縫合糸16とを含む。
ねじ固定具12は、固定具本体18を含み、該固定具本体18は、長手方向軸「a」を画定し、先端20と後端22とを有する。固定具本体18は、長手方向カニューレーション24を含み、該長手方向カニューレーション24は、固定具本体18の長さを延びている。カニューレーション24は、ガイドワイヤを受け入れるような寸法にされている。固定具本体18は、先端20に隣接したねじヘッド26をさらに含む。ねじヘッド26は、内部ボア30を画定する内壁部分28を含み、内部ボア30は、カニューレーション24と連絡している(図4)。ねじヘッド26は、第1および第2の直径方向に対向するアイレット32をさらに含み、該第1のアイレット32および第2のアイレット32は、ねじヘッド26の外壁を貫通して延びている。内部ボア30は、挿入ツール14と協働するような寸法にされている。内部ボア30は、例えば、正方形、長方形、三角形、その他任意の多角形の配置を含む様々な幾何形状を取り得るが、好適な実施形態においては、内部ボア30は、概して、六角形の構成である。第1のアイレット32および第2のアイレット32は、縫合糸16を受け入れるように適合されている。
再び図1〜図3を参照すると、固定具本体18は、外側スレッド34を有し、該外側スレッド34は、ねじヘッド26の近くから始まり、先端22において終了する。外側スレッド34は、固定具本体18の長さに沿って続き得るか、または、代替的に、複数のスレッド部分を画定するために中断され得る。外側スレッドは、骨の中の事前に雌ねじを切られたボアの中での前進のために構成され得ることが想定されているが、外側スレッド34は、好適には、セルフタッピンである。外側ねじ34は、スレッド内に複数の溝または切り抜き36をさらに含む。溝36は、アンカ本体の最初のセルフタッピンの前進の間に骨の組織を収集することにより、固定プロセスを容易にする。
縫合糸16は、任意の生体適合性材料から製作され得る。縫合糸16に対する好適な材料は、合成生体吸収性材料、例えば、糖脂質、ラクチド、トリメチレンカーボネート、ジオキサノン、カプロラクトン、またはそれらの混合物を含む。縫合糸16のコンポーネントに対する他の適切な材料は、非吸収性材料、例えば、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリスルホン、アクリル樹脂を含む。
さらに図1〜図3を参照して、挿入ツール14が考察される。挿入ツール14は、本体38を含み、該本体38は、長手方向軸「b」を画定し、本体38の端にドライバヘッド40を有する。図面においては、本体38の遠位端部分だけが例示されているということに留意されたい。本体38は、本体38の外表面に一対の長手方向リセス42を含み、該一対の長手方向リセス42は、本体38の長さの少なくとも一部分に沿って、好適には、本体38の全長に沿ってドライバヘッド40から延びている。長手方向リセス42は、本体38の外表面から取り除かれる円弧部分を画定する。円弧部分の半径は、好適には、縫合糸16の直径に少なくとも近似することにより、システム10の使用中に縫合糸が長手方向リセスの中に完全に収容されることを確実にする。好適には、長手方向リセス42は、示されているように、直径方向に対向する関係で配置され、図1に示されているように、固定ねじ12が挿入ツール14に据え付けられるときに、固定ねじ14のアイレット32と整列する。
図3および図4に最良に描かれているように、ドライバヘッド40は、第1の断面寸法「d1」および第2の断面寸法「d2」を有する概ね長方形の断面を画定し、それぞれが、長手方向軸「b」を横断している。第2の断面寸法「d2」は、第1の断面寸法「d1」よりも大きい。ドライバヘッド40は、対向する外表面44と、対向する外表面46と、表面44と表面46とを相互接続する面取り面48とを含む。ドライバヘッド40が、ねじヘッド26の中に据え付けられたときには、クリアランスまたはギャップ50が、外表面44とねじヘッド26の内表面部分30との間に画定される(図4)。クリアランス50は、ねじヘッド26のアイレット32のそれぞれと概ね長手方向に整列し、かつ、挿入ツール14の長手方向リセス42のそれぞれと概ね長手方向に整列している。クリアランス50の中の内表面部分30と表面44との間の距離はそれぞれ、縫合糸16の直径と少なくとも等しいか、または好適には、縫合糸16の直径よりもわずかに大きくなるような寸法にされることが好ましい。この配置を用いると、縫合糸16は、システム10の操作中に、クリアランスエリア50の中を滑動し得る。さらに、システム10の全体的な軸方向のプロファイルが、長手方向リセス42によって減少されることにより、最小侵襲性の処置または腹腔鏡的処置の間の使用を容易にする。
挿入ツール14は、挿入ツール14の長さに沿って延びている長手方向カニューレーション52をさらに画定する。長手方向カニューレーション52は、ガイドワイヤを受け入れるような寸法にされている。
肩の中の分離した軟組織の治療の間のシステム10の使用が、ここで考察される。システムの使用に関する以下の考察は、肩の中の関節鏡検査処置の能力の観点で考察され、特に、肩の中の皮質骨に対する軟組織、例えば、腱または靭帯の再付着を利用する処置の能力の観点で考察される。かかる腱または靭帯は、関節唇、回旋腱板、二頭筋腱であり得る。
ここで図5を参照すると、内側の標的範囲が、肩に隣接した組織内の小さな切り傷を通ってアクセスされている。標的範囲を視覚化するために当該分野において一般的であるように、関節鏡が利用され、関節鏡は、カニューレを通って導入され得る。次に、処置を行うためにより多くの空間を提供するように関節を膨張させるために、食塩水が肩関節の中にポンプ注入され得る。皮質骨150に接触するように、ガイドワイヤ100が肩関節を通って前進させられる。ガイドワイヤ100は、残りの器具の前進を容易にするためにガイドワイヤ100を確実に固定するように、皮質骨150の中に少なくとも部分的に埋め込まれ得る。ガイドワイヤ100は、皮質骨100の中に打ち込まれ得るか、またはドリルがカニューレを介して導入されることにより、ガイドワイヤの遠位端の受け入れのために穴を開け得る。ガイドワイヤ100は、任意的に、再付着される腱/靭帯を貫通して打ち込まれ、次に、上に記述されたように皮質骨に固定され得る。
ガイドワイヤ100が皮質骨150の中で固定されると、カニューレを設けたドリル(図示せず)が、ガイドワイヤ100に沿って前進させられ、ねじ固定具12の次の配置のために、標的の皮質骨150の中に穴をあけ得る。タッピン器具を用いることが所望される場合には、皮質骨の中の穴は、雌ねじを切られ得る。据え付けられた挿入ツール14を有するねじ固定具12は、ガイドワイヤ100の上に配置され、ガイドワイヤ100は、ねじ固定具12のカニューレーション24および挿入ツール14のカニューレーション52のそれぞれの中に収容される。
ここで図6を参照すると、挿入ツール14を回転させることによって、ねじ固定具12の対応する回転運動をもたらして皮質骨150の中でねじ固定具12を前進させ、その結果、ねじ固定具12が、皮質骨150における穴の中に配置される。ねじ固定具12が骨の中で適切に固定されると、ガイドワイヤ100が取り除かれる。次に、縫合糸16が、腱/靭帯200を通過させられ、(糸結びによって)結ばれることにより、靭帯200をねじ固定具12および皮質骨150に固定する。所望される場合には、縫合糸16は、腱/靭帯200を通過させられ、次に、縫合糸固定具16の上に装填され得、皮質骨の中へのねじ固定具12の配置が続くことが理解される。さらなる代替案として、据え付けられた縫合糸16を有するねじ固定具12は、腱/靭帯200を貫通して押し込まれ、皮質骨150の中を前進させられ得、次に、縫合糸16を結ぶことが続く。時と共に、充分な組織の成長/再成長が生じることにより、生来の腱/靭帯200を皮質骨に付着させる。
理解されるように、挿入ツール14およびねじ固定具12の前進および回転の間、縫合糸16は挿入ツール14の長手方向リセス42の中に収容されている。その結果、システムの全体的なプロファイルが減少される。さらに、縫合糸16が長手方向リセス42の中に収容されていると、挿入ツール14の回転運動の間、縫合糸のもつれの可能性が非常に減少する。
本発明は、特定の実施形態を参照して、特に示され、かつ、記述されてきたが、形式および詳細に関する様々な改変および変更が、本発明の範囲および精神を逸脱することなく、本発明に行われ得ることが、当業者によって理解される。例えば、肩の治療に対するシステムおよび方法が、ねじなし固定具を組み込み得、すなわち、外側ねじスレッドのない固定具を組み込み得る。この目的のために適切な固定具が、Sanderらに対する、同一人に譲渡された米国特許第5,720,753号、およびLarsenらに対する同第5,948,000号に開示されており、各特許の内容は本明細書において参考として援用される。’753号特許および’000号特許に開示された固定具は、骨を係合するために、固定手段を有する膨張可能な脚を組み込み、駆動要素の非回転の長手方向の動きによって配備され得る。本発明の肩の治療のシステムおよび方法における使用に適合され得る別の固定具が、Wileyに対する米国特許第5,980,558号に開示されており、該特許の内容は、本明細書において参考として援用される。’558号特許に開示された固定具は、骨の中に駆動するための硬いスピアと、複数の翼を組み込み、該複数の翼は、配備の際、駆動器具と骨を係合する。
限定するものではないが、上に提案されたもののような他の改変が、本発明の範囲内で想定される。
図1〜図3は、本開示の縫合糸固定具システムの斜視図である。 図1〜図3は、本開示の縫合糸固定具システムの斜視図である。 図1〜図3は、本開示の縫合糸固定具システムの斜視図である。 図4は、図1の切断線4−4に沿って取られた断面図であり、ねじ固定具のねじヘッドの中の挿入ツールの配置を例示している。 図5〜図6は、肩の治療の際の縫合糸固定具システムの使用に関する好適な方法を例示している。 図5〜図6は、肩の治療の際の縫合糸固定具システムの使用に関する好適な方法を例示している。

Claims (17)

  1. 縫合糸固定具システムであって、該縫合糸固定具システムは、
    長手方向軸を画定し、かつ、ガイドワイヤの受け入れおよび通過のための長手方向カニューレーションを有する縫合糸固定具であって、該縫合糸固定具は、後端と前端とを有し、該縫合糸固定具は、それの該後端に隣接する固定具ヘッドを含み、該固定具ヘッドは、縫合糸の受け入れのための少なくとも1つのアイレットと、内部ボアとを含む、縫合糸固定具と、
    組織の中に該縫合糸固定具を設置するための設置ツールであって、該設置ツールは、本体と、該本体から延びているドライバヘッドとを含み、該本体は、外表面を含み、該外表面は、その中に長手方向リセスを有することにより、該縫合糸を収容し、該ドライバヘッドは、対応するように、該縫合糸固定具の該固定具ヘッドの該内部ボアの中に受け入れられるような寸法にされ、それにより該縫合糸固定具の長手方向軸周りの該設置ツールの動きが、該縫合糸固定具の対応する動きをもたらす、設置ツールと
    を備えている、縫合糸固定具システム。
  2. 前記縫合糸固定具は、外側ねじを含み、それにより前記設置ツールの回転運動が、該縫合糸固定具の対応する回転運動と、組織の中での前進とをもたらす、請求項1に記載の縫合糸固定具システム。
  3. 前記固定具ヘッドは、それぞれの縫合糸の受け入れのための第1のアイレットおよび第2のアイレットを含む、請求項1に記載の縫合糸固定具システム。
  4. 前記設置ツールの外表面は、前記固定具ヘッドの第1のアイレットおよび第2のアイレットのそれぞれから延びているそれぞれの縫合糸を受け入れるために、第1の長手方向リセスおよび第2の長手方向リセスを含む、請求項3に記載の縫合糸固定具システム。
  5. 前記縫合糸固定具が、前記設置ツールに据え付けられたときには、該設置ツールの前記第1の長手方向リセスおよび前記第2の長手方向リセスは、前記固定具ヘッドの前記第1のアイレットおよび前記第2のアイレットと概ね整列している、請求項4に記載の縫合糸固定具システム。
  6. 前記設置ツールのドライバヘッドが、前記固定具ヘッドの中に据え付けられたときに、該ドライバヘッドは、該ドライバヘッドの前記外表面のそれぞれと、該固定具ヘッドの内部ボアの内側表面との間に第1のクリアランスおよび第2のクリアランスを画定するような寸法にされ、該クリアランスは、前記縫合糸の縫合部分を収容し、かつ、該設置ツールの該外表面における前記長手方向リセスと概ね整列している、請求項5に記載の縫合糸固定具システム。
  7. 前記設置ツールのドライバヘッドが、前記固定具ヘッドの中に据え付けられたときに、該ドライバヘッドは、該ドライバヘッドの前記外表面と、該固定具ヘッドの内部ボアの内側表面との間にクリアランスを画定するような寸法にされ、該クリアランスは、前記縫合糸の縫合部分を収容し、かつ、該設置ツールの該外表面における前記長手方向リセスと概ね整列している、請求項1に記載の縫合糸固定具システム。
  8. 前記設置ツールは、前記ガイドワイヤの受け入れおよび通過のための長手方向カニューレーションを画定する、請求項1に記載の縫合糸固定具システム。
  9. 患者の骨の中で、骨の組織に軟組織を付着させる方法であって、該方法は、
    患者の骨の範囲の内側の標的にアクセスするステップと、
    該骨の範囲の該内側の標的に対してガイドワイヤを配置するステップと、
    カニューレを設けた固定具を該ガイドワイヤの上に据え付けるステップであって、該カニューレを設けた固定具は、そこに少なくとも1つの縫合糸を接続される、ステップと、
    該カニューレを設けた固定具を該ガイドワイヤに沿って該内側の標的に前進させるステップと、
    該カニューレを設けた固定具を該内側の標的の骨の組織の中に固定するステップと、
    少なくとも1つの縫合糸を用いて軟組織をカニューレを設けた固定具に付着させるステップと
    を包含する、方法。
  10. 前記カニューレを設けた固定具は、ねじ固定具であり、該カニューレを設けた固定具を固定する前記ステップは、該ねじ固定具を回転させることにより、前記骨の組織の中で該ねじ固定具を係合し、そして前進させることを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記カニューレを設けた固定具を固定する前記ステップは、該カニューレを設けた挿入ツールを前記ねじ固定具および前記ガイドワイヤに据え付け、該挿入ツールを回転させることにより、該ねじ固定具の対応する回転運動をもたらすことを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記カニューレを設けた挿入ツールは、それの外表面に少なくとも1つの長手方向リセス含み、該挿入ツールの該少なくとも1つの長手方向リセスの中に前記少なくとも1つの縫合糸の一部分を配置するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ねじ固定具は、そこに接続される第1の縫合糸および第2の縫合糸を有し、前記カニューレを設けた固定具を固定する前記ステップは、該第1の縫合糸および該第2の縫合糸を該ねじ固定具に固定することを含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記カニューレを設けた挿入ツールは、それの前記外表面に第1の長手方向リセスと第2の長手方向リセスとを含み、該挿入ツールの対応する長手方向リセスの中に前記各縫合糸の一部分を配置するステップを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記ガイドワイヤを配置する前記ステップは、該ガイドワイヤを前進させることにより、前記骨の組織と接触させることを含む、請求項9に記載の方法。
  16. 前記ガイドワイヤを前進させる前記ステップは、前記骨の組織の中に該ガイドワイヤの少なくとも一部分を埋め込むことを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記内側の標的は、前記患者の肩の範囲を含み、アクセスする前記ステップは、該肩の範囲にアクセスすることを含む、請求項9に記載の方法。
JP2008558244A 2006-03-09 2006-03-09 カニューレを設けた縫合糸固定具システム Expired - Fee Related JP4922316B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2006/008546 WO2007102829A1 (en) 2006-03-09 2006-03-09 Cannulated suture anchor system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009529368A true JP2009529368A (ja) 2009-08-20
JP4922316B2 JP4922316B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=38475168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008558244A Expired - Fee Related JP4922316B2 (ja) 2006-03-09 2006-03-09 カニューレを設けた縫合糸固定具システム

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1993449A4 (ja)
JP (1) JP4922316B2 (ja)
AU (1) AU2006339575B2 (ja)
CA (1) CA2641105C (ja)
WO (1) WO2007102829A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101797861B1 (ko) * 2016-07-01 2017-11-14 인제대학교 산학협력단 인체의 뼈 치료 유닛
JP2021511848A (ja) * 2017-12-01 2021-05-13 クロスローズ エクストリミティ システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 付加的な関節安定化の構造体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011056701A1 (en) * 2009-10-28 2011-05-12 Smith & Nephew, Inc. Threaded suture anchor
US10426460B2 (en) 2016-07-05 2019-10-01 Mortise Medical, LLC Compression and tension instruments and methods of use to reinforce ligaments

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0824281A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Ikufumi Yamada 先の溶けるスクリュー
JPH0866410A (ja) * 1994-08-26 1996-03-12 Ikufumi Yamada 分離可能なスクリュー
JPH0924051A (ja) * 1995-05-08 1997-01-28 Ikushi Yamada 骨の固定連結具
JP2000232984A (ja) * 1999-01-21 2000-08-29 Ethicon Inc 多数本の縫合線を有する縫合線アンカー
JP2002527121A (ja) * 1997-10-30 2002-08-27 エチコン・インコーポレーテツド 縫合糸アンカー挿入システム
JP2003010198A (ja) * 2001-05-17 2003-01-14 Ethicon Inc 縫合糸固定部材及び固定方法
JP2006006955A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Ethicon Inc 縫合糸固定インサータ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5258016A (en) * 1990-07-13 1993-11-02 American Cyanamid Company Suture anchor and driver assembly
US6319270B1 (en) * 1996-08-05 2001-11-20 Arthrex, Inc. Headed bioabsorbable tissue anchor
US6517542B1 (en) * 1999-08-04 2003-02-11 The Cleveland Clinic Foundation Bone anchoring system
US6685728B2 (en) * 2002-01-25 2004-02-03 Stryker Endoscopy Threaded suture anchor and method of use
GB0300450D0 (en) * 2003-01-09 2003-02-12 Xiros Plc Fixation device for use in surgery
WO2006009910A2 (en) * 2004-06-17 2006-01-26 The Regents Of The University Of California Time-resolved optometric fluorescence detection for skin diagnostics
DE602005010506D1 (de) * 2004-06-18 2008-12-04 Arthrex Inc Knotenloser Knochenanker

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0824281A (ja) * 1994-07-12 1996-01-30 Ikufumi Yamada 先の溶けるスクリュー
JPH0866410A (ja) * 1994-08-26 1996-03-12 Ikufumi Yamada 分離可能なスクリュー
JPH0924051A (ja) * 1995-05-08 1997-01-28 Ikushi Yamada 骨の固定連結具
JP2002527121A (ja) * 1997-10-30 2002-08-27 エチコン・インコーポレーテツド 縫合糸アンカー挿入システム
JP2000232984A (ja) * 1999-01-21 2000-08-29 Ethicon Inc 多数本の縫合線を有する縫合線アンカー
JP2003010198A (ja) * 2001-05-17 2003-01-14 Ethicon Inc 縫合糸固定部材及び固定方法
JP2006006955A (ja) * 2004-06-28 2006-01-12 Ethicon Inc 縫合糸固定インサータ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101797861B1 (ko) * 2016-07-01 2017-11-14 인제대학교 산학협력단 인체의 뼈 치료 유닛
JP2021511848A (ja) * 2017-12-01 2021-05-13 クロスローズ エクストリミティ システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 付加的な関節安定化の構造体
JP7250789B2 (ja) 2017-12-01 2023-04-03 クロスローズ エクストリミティ システムズ リミテッド ライアビリティ カンパニー 付加的な関節安定化の構造体

Also Published As

Publication number Publication date
CA2641105A1 (en) 2007-09-13
CA2641105C (en) 2013-11-19
EP1993449A4 (en) 2012-03-07
AU2006339575A1 (en) 2007-09-13
WO2007102829A1 (en) 2007-09-13
JP4922316B2 (ja) 2012-04-25
AU2006339575B2 (en) 2013-07-18
EP1993449A1 (en) 2008-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8403957B2 (en) Cannulated suture anchor system
US6045573A (en) Suture anchor having multiple sutures
US11571200B2 (en) Method for knotless fixation of tissue
US11833026B2 (en) Fixation member with separate eyelet and methods of use thereof
US6554852B1 (en) Multi-anchor suture
US8814935B2 (en) Interference screw driver assembly and method of use
US8663279B2 (en) Swivel anchor for knotless fixation of tissue
AU784963B2 (en) Threaded suture anchor
US8460309B2 (en) Suture anchor inserter
JP2009101142A (ja) 二重ねじ山カニューレ状縫合糸アンカー
JP7175614B2 (ja) 結び目のない縫合糸アンカーのための方法及びシステム
US11141146B2 (en) Methods and devices for knotless suture anchoring
US20100076487A1 (en) Kit Containing Combination Absorbable Staple and Non-absorbable Suture, And Method Of Using Same
JP4922316B2 (ja) カニューレを設けた縫合糸固定具システム
JP2022169473A (ja) 結び目のない縫合糸アンカー

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees