JP2009529289A - 高速双方向信号伝送の非対称制御 - Google Patents

高速双方向信号伝送の非対称制御 Download PDF

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Abstract

高速双方向信号伝送の非対称制御を備えたシステム(10)は、スレーブデバイス(110)と、例えば、複数の双方向データ経路(114)を介して前記スレーブデバイスに結合されたマスタデバイス(105)とを有する。前記マスタデバイスは、前記マスタデバイスと前記スレーブデバイス間のデータ転送を制御しうる。より詳細には、前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスから1つまたは複数の一方向データ経路(112)を介して受信される情報に基づいて受信器特性を適応的に変更した後に、送信特性を適応的に変更しうる。

Description

本発明は通信リンクに関し、より詳細には、双方向リンクを介した通信に関する。
多くのシステムは、従来の高速双方向信号伝送方式を使用しており、この方式では、チャネルを介して送信される信号の振幅および位相を制御する作業が、通信リンクの両端に等しく分けられている。このようなシステムでは、リンクの両端の送信器と受信器が非常に似た機能を有することができるように、リンクの制御が対称的でありうる。
このようなシステムの例としてメモリシステムが挙げられ、このシステムには、複雑なマスタデバイス(メモリコントローラなど)と単純なスレーブデバイス(メモリデバイスなど)が存在する。双方向データ転送は、スレーブへの転送時のデータの書き込みと、スレーブからの転送時のデータの読み出しとに相当する。
高いデータ速度での転送を可能にするために、双方向データバスの両端の受信器に、クロック位相リカバリ機構が実装されうる。大きな高周波損失または反射を示すチャネルでは、シンボル間干渉(ISI)の影響からデータアイクロージャを防ぐために、チャネルが等化されうる。また、高いデータ転送速度を有するリンクでは、ビット誤りが発生する可能性が非常に高いことがある。このため、通常は誤り検出手段が実装される。上で説明したように、従来、このような機能はリンクの両端に実装されうる。しかし、双方向に伝搬するデータ波形のアナログ特性の制御を維持すると共に、スレーブデバイスを簡略化することが望ましいと考えられる。
高速双方向信号伝送の非対称制御を備えたシステムの各種実施形態が開示される。例えば、一実施形態では、前記システムは、スレーブデバイスと、複数の双方向データ経路を介して前記スレーブデバイスに結合されたマスタデバイスと、を有する。前記マスタデバイスは、前記マスタデバイスと前記スレーブデバイス間のデータ転送を制御しうる。より詳細には、前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスから1つまたは複数の双方向データ経路を介して受信される情報に基づいて受信器特性を適応的に変更した後に、送信特性を適応的に変更しうる。
一実装では、前記情報には、前記マスタデバイスによって前記双方向データ経路を介して送信されるデータに対応するCRC情報が含まれうる。更に、前記マスタデバイスは、前記CRC情報に応じて、前記マスタデバイスの受信器サンプルクロックの位相アライメントを適応的に変更しうる。
別の実装では、前記情報には、前記スレーブデバイスによって前記複数の双方向データ経路で受信されるデータ信号遷移のエッジ位置に対応するデータアイ情報が含まれうる。前記マスタデバイスは、前記CRC情報および前記データアイ情報に応じて、前記マスタデバイスによって前記複数の双方向データ経路を介して送信されるデータの位相アライメントを適応的に変更しうる。
更に別の実装では、前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスに所定パターンを送信し、前記複数の双方向データ経路の各経路について、前記対応するCRC情報および前記データアイ情報に基づいて、前記マスタデバイス内のデータ経路等化係数を適応的に変更しうる。
本発明は、さまざまに変形されたり、代替形態を取りうるが、その特定の実施形態が、例として図面に図示され、かつ本明細書に詳細に記載される。本出願にわたり、「しうる」、「してもよい」との文言は、許容を示す意味(すなわち、可能性がある、可能であること)で用いられており、義務的な意味(すなわち必須)ではない点に留意されたい。
図1を参照すると、双方向データ転送の非対称制御を備えたシステムの一実施形態のブロック図が示される。システム10は、複数の信号経路およびコネクタ150を介してスレーブデバイス110A〜110nに結合されているマスタコントローラ105を備える。図に示すように、信号経路には、双方向(bidir)データ経路114、コマンド経路116および巡回冗長符号(CRC)およびアイ統計情報経路112が含まれる。「スレーブデバイス110n」は、任意の数のスレーブデバイスを例示してもよいことを示す点に留意されたい。また、数字と文字を含む参照符号を付された要素が、数字のみによって参照されることもある点にも留意されたい。例えば、スレーブデバイス110Aは、必要に応じて「スレーブデバイス110」と呼ばれることもある。
図中の実施形態では、マスタコントローラ105は、送信ユニット106、受信ユニット107、および送信ユニット106と受信ユニット107の両方に結合されている制御ユニット108を備える。一実装では、システム10は、メモリサブシステムの例であってもよい。このため、マスタコントローラ105はメモリコントローラであり、スレーブデバイス110A〜110nはメモリデバイスなどであり、例えば、メモリデバイスのダイナミックアクセスメモリ(DRAM)の一員であるデバイスなどである。このため、コネクタ150は、複数のスレーブデバイス110などのメモリデバイスを含むメモリモジュールなどで用いられているコネクタなどである。更に、コマンド経路116はアドレスおよび制御の情報を伝達し、双方向データ経路114は双方向にデータを伝達しうる。CRCおよびアイ統計経路112は、スレーブ110からマスタコントローラ105にCRC情報を伝達しうる。図2の説明に関連して下記に詳述するように、CRCおよびアイ統計経路112は、スレーブデバイス110によって生成されるデータ信号位相情報も伝達しうる。なお、一般に、システム10は、双方向データ経路を使用するシステムであればどのようなタイプのものも例示することができる。
一実施形態では、CRCおよびアイ統計経路112は2つの信号経路を含むが、任意の数の信号経路を使用することができる。双方向データ経路114は、多くの8ビット(バイト幅)のデータ経路を含みうる。例えば、データ経路全体は64ビット幅であるが、データ経路がバイトサイズの部分に分割されている。データ経路全体が任意の数のデータビットを有してもよく、異なるサイズの部分に分割されてもよい。
上で説明したように、多くの従来のシステムは、例えば、クロック位相リカバリ、チャネル等化、誤り検出などの制御機能を両方の通信デバイスに実装することによって、高速の双方向通信を制御している。しかし、下記に詳述するように、スレーブデバイス110は簡略化することができる。このため、マスタコントローラ105は、送信データの信号特性(例えば位相および等化、電圧オフセットなど)を動的かつ適応的に調整することができる制御機能を備え、スレーブデバイス110から受信した情報に基づいて、スレーブデバイス110が正確にデータを読み出せるようにすることができる。更に、マスタコントローラ105は、マスタコントローラ105が、スレーブデバイス110が送信したデータを受信することができるように、内部受信器の特性を調整することができる。
詳細には、高いデータ速度では、バス中の異なる信号用の送信経路の遅延が不確実であるために、受信器のサンプルクロックをビット単位で位相調整を行う必要がある。この回路をスレーブデバイス110に使用せずに済むように、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス内部で生成されるサンプルクロックと整合するように自身の伝送信号の位相を調整し、これにより、スレーブでの複雑な移相回路を使用せずに済むようにする。
このため、送信ユニット106は、スレーブデバイス110から情報を受信し、これを、自身の送信位相の調整に使用しうる。よって、スレーブデバイス110は、時に「バン−バン位相検出器」とも呼ばれる位相検出器(図2に示す)を使用して、データ遷移のエッジ位置に関する統計値を蓄積することができるアイ統計およびCRC生成論理118を備えうる。この検出器からの早い信号/遅い信号が蓄積され、一方向CRC信号経路112を介してマスタコントローラ105に送信される。一実装では、スレーブデバイス110は、受信されたそれぞれの「ビットレーン」またはデータ経路について、この情報をマスタコントローラ105に送信しうる。
更に、高いデータ速度においては、スレーブデバイス110またはマスタコントローラ105がビット誤りを受信する確率が非常に高くなる。このため、被保護ブロック内の複数のビット誤りを確実に検出する誤り検出コードにより、転送を保護することが必要となりうる。リンクでいずれかの方向に誤りが検出されると、マスタコントローラ105はオペレーションを再試行することによって誤りを訂正しうる。
一実施形態では、複数のビット誤り検出を提供するために、CRCコードが使用されうる。詳細には、図2に示すように、スレーブデバイス内の論理とマスタコントローラ105への誤りの報告を簡略化するために、スレーブデバイス110は、自身が生成中のデータか自身が受信中のデータに基づいてCRCを計算する。このため、マスタコントローラ105にCRC情報を送り返すために、1つ以上の一方向CRC信号経路12が使用されうる。図2に示すように、CRC生成ユニット230は、自身の内部データに基づいてCRCを計算し、CRCデータをマスタコントローラ105に送り返す。
一実施形態では、CRCが、マスタコントローラ105に到着したときに、CRCが保護しているデータブロックと同時にCRCが利用可能となるように、CRC情報が、スレーブデバイス110からマスタコントローラ105に転送中のデータと並列に計算され送信されてもよい。
なお、マスタコントローラ105からスレーブデバイス110への転送時には、スレーブデバイス110が内部にデータを受信し、CRCを計算して、CRCをマスタコントローラ105に送信するために、固有の遅延が多少発生する。しかし、図5の説明に関連して後で詳述するように、この遅延が、ライトからリードおよびリードからライトのバスの遷移において、データバス上に挿入されるギャップと重複されることがある。
図2を参照すると、図1のスレーブデバイスの一実施形態のより詳細な態様を例示する図が示される。スレーブデバイス110は、bidirデータ経路114の1つの信号経路と、フリップフロップ(FF)208への入力とに結合されたデータ入力バッファ209を含む論理118を備える。FF208の出力は、スレーブコア論理255に結合されている。スレーブコア論理255からのデータ出力信号は、FF206の入力にも結合されている。FF206の出力は、データ出力バッファに結合され、これは同じ信号経路に結合されている。FF207の入力も、bidirデータ経路114の信号経路に結合されている。FF207の出力は、アイ算出ユニット225に結合されている。アイ算出ユニット225の出力は、マルチプレクサ250の入力の一方に結合されている。データ入力信号とデータ出力信号はCRCユニット230にも結合されており、その出力はマルチプレクサ250の入力のもう一方に結合されている。マルチプレクサ250の出力は、FF205の入力に結合されている。FF205の出力はバッファ211に結合され、バッファ211はCRCおよびアイ統計信号経路112の信号経路の1つに結合されている。スレーブサンプルクロック信号は、FF205〜208の各クロック入力に結合されている。
図中の実施形態では、FF207とFF208は、それぞれ、バッファ209の出力でのアナログ電圧信号を、データ信号のエッジおよび中央部でサンプリングする。この2つのサンプルはアイ算出ユニット225に入力され、アイ算出ユニットは受け取ったデータアイに関する各種統計値を計算しうる。マスタコントローラ105によって送信されるデータの位相を調整するために、すべてのエッジ遷移が、アイ算出ユニット225内のカウンタ/レジスタ226に蓄積されうる。一実装では、早いエッジおよび遅いエッジにより、レジスタ226がそれぞれインクリメント、デクリメントされ、これが、送信データの位相のスケール調整された指標(scaled index)となりうる。以下に詳しく説明するように、送信器の等化と、マスタコントローラ105の入力受信器のオフセットを調整するために、追加の統計値が蓄積されてもよい。
一実施形態では、位相情報は、受信された各データビットに対して蓄積される。この位相情報は、データ経路ごとに、16ビットのバーストで蓄積されうる。レジスタ226は4ビットカウンタであり、遷移の早遅に応じて、インクリメントまたはデクリメントされうる。スレーブデバイス110は、16ビットのバースト毎に、4ビットカウンタ値の正負を示すために、データ経路につき1ビットをマスタコントローラ105に送信しうる。遷移エラー情報を受信すると、制御ユニット108は、送信データの位相を制御するために、この遷移情報を更に蓄積しうる。よって、スレーブデバイス110がデータにロックされるまで、送信ユニット106は送信データの位相を調整または訂正しうる。
上で説明したように、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110によって送信されるデータを正確に受信するために、受信器回路を調整しうる。一実施形態では、受信ユニット107は、図2に示す位相検出器と類似のバン−バン位相検出器を備えうるサンプルクロック調整論理103を備える。よって、マスタコントローラがスレーブユニット107からデータを受信中に、受信ユニット107は、スレーブデバイス110によって送信されるデータをより最適に受信するために、バン−バン位相検出器を使用して、自身のローカルサンプルクロックを調整しうる。この点については、図3の説明に関連して、下で更に詳細に説明する。
送信データの位相調整と、受信ユニット107内の受信サンプルクロックの調整に加えて、データ経路チャネルの等化が必要となることもある。詳細には、(図1に示すように)同じチャネルに接続している複数のスレーブデバイス110によって引き起こされるチャネルの高周波損失および/または反射により、データ経路の等化が必要となることもある。データ経路の等化により、スレーブデバイス110の受信器論理のアイオープニングを最適化することができる。このため、一実施形態では、送信ユニット106は位相および等化ユニット103を備え、このユニットは、複数の係数を有する有限インパルス応答(FIR)フィルタを使用して、自身の出力デジタル−アナログ変換器ステージを駆動する。
一実施形態では、FIRフィルタの係数は、個々のデータ経路の特性に合わせて、トレーニングまたは適応的に変更されうる。送信ユニット106が自身の等化を調整することができるように、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110の各入力に現れるISIに対応する誤り情報を、スレーブデバイス110から受信する。
スレーブデバイス110内の必要な論理を簡略化または削減するために、送信ユニット106内の等化器ユニット103は、チャネルの等化の程度を決定するためにデータ段階をサンプリングするスレーブデバイス110内の論理118も使用しうる。スレーブデバイス110が、受信されたアイ振幅のエラー値を生成できるようにするために、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110の入力受信しきい値を、あるオフセットだけ変更させうるコマンドを、スレーブデバイス110に送信する。このオフセットは、正確に等化されたチャネルにおいて誤り率が約50%となるように選択され、この50%の誤り率からのずれは、マスタコントローラ105が送信ユニット106内で実行している等化の誤りを、マスタコントローラ105に対して知らせうる。別の実施形態では、図2に示すように、マスタコントローラ105は、インターフェイス内の他の信号経路を介して、スレーブデバイス110に受信しきい値を直接供給することによって、これを提供してもよい。
一実装では、マスタコントローラ105は16ビットのブロックを送信し、スレーブデバイス110は、この16ビットのブロックの15番目のビットに対してサンプリングした値を報告する。マスタコントローラ105は、15番目のビットを除いたこのブロックの全データビットのランダムなデータを送信し、これは、スレーブデバイス110が自身の受信器内で使用しているオフセット値と一致させるように選択された所定値である。マスタコントローラ105は、自身が送信しているデータ値を知っているため、係数毎にこれらのデータ値を使用して、スレーブデバイス110によって戻される誤りビットの符号に応じて、各係数の値を調整しうる。その後、送信係数が、例えば、符号−符号LMS適応アルゴリズムなどのアルゴリズムを使用して、トレーニングされる。トレーニングされる係数の数は、チャネルのパルスレスポンスのテイルの長さの関数となりうる。
一実装では、マスタコントローラ105は、4タップの判定帰還型等化器(DFE)を使用して、分岐式のデータバスによって生じるスレーブデバイススタブによる反射を含みうるチャネルの送信応答にヌルを含むパルス応答を訂正しうる。しかし、別の実施形態では、別のタップ数を使用して、例えば、チャネルのラウンドトリップによって発生しうる任意の反射をカバーしてもよいことが考察される。
図3は、図1および図2に示した実施形態の動作を示すフローチャートである。詳細には、上で説明したように、マスタコントローラは、スレーブデバイスが正確に受信できるデータを送信し、スレーブデバイスが送信するデータを正確に受信できるように、自身の送信特性と受信特性を適応的に変更するように構成されうる。
図1〜図3と、図3のブロック300の始点を合わせて参照すると、リセットまたは電源投入の状態後、コントローラ105の受信ユニット107は、CRC経路112の少なくとも2つのデータ経路を受信するためにトレーニングされうる。このため、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110内の所定の位置に、既知の第1のトレーニングパターンを書き込む(ブロック305)。この書き込みが行われると、スレーブデバイス110は、受信したデータに基づいて、CRCを生成し、CRC経路112を介してスレーブデバイスに送信する。マスタコントローラ105はCRCを受信し、受信ユニット107がCRCデータにロックされているかどうかを判定する(ブロック310)。マスタがCRCデータにロックされていない場合、制御ユニット108は、受信ユニット103の位相および等化を調整させ(ブロック311)、再送すべきパターンを書き込む(ブロック305)。
マスタコントローラ105が、受信ユニット107がCRCデータにロックされていると判定した場合(ブロック310)、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110が正確に受信することができるデータを送信するために、送信ユニット106をトレーニングしようと試みる。詳細には、マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110に第2のトレーニングパターンを送信する(ブロック315)。一実装では、第2のトレーニングパターンは、データ経路の等化が必要ではないパターンであってもよい。例えば、11001100bbなどのパターンが使用されうる。マスタコントローラ105は、スレーブデバイス110から受信したCRCデータおよびエッジ統計値に基づいて、スレーブデバイス110が書き込みデータに正確にロックされているかどうかを判定する(ブロック320)。マスタコントローラ105が、スレーブがデータにロックされていないと判定した場合、制御ユニット108によって、送信データの位相が再調整され、パターンが再送される(ブロック315)。
しかし、CRCおよびアイ統計量情報により、スレーブデバイス110が送信データにロックされていることが示された場合(ブロック320)、マスタコントローラ105は、bidirデータ経路114のデータ経路を等化しようと試みうる。一実施形態では、マスタコントローラ105は、bidirデータ経路114を介して、スレーブデバイス110に第3のトレーニングパターンを送信する(ブロック325)。一実装では、第3のパターンはよりランダム化されたパターンであってもよい。この場合も、マスタコントローラ105は、受信したCRCデータに基づいて、複数タップフィードフォワードイコライザ(FFE)の係数が収束されているかどうかを判定しうる(ブロック330)。更に、送信データの位相アライメントが、係数の調整中に移動することもあり、このため、位相が再確認され、トレーニングパターン2を使用して調整されうる(ブロック335および340)。このため、図に示すように、2つの係数が収束し、送信データの位相が整合されるまで、マスタコントローラ105は、反復的に係数を適応させ位相を追跡しうる(ブロック330)。
送信データ位相が整合され、送信データ経路が等化されると、bidirデータ経路114でデータを確実に受信するために、受信ユニット107の特性が調整され、トレーニングされる。このため、マスタコントローラ105は、第4のパターンを送信し、これが、例えば、スレーブデバイス110内の記憶場所(図示せず)に記憶される(ブロック345)。マスタコントローラ105は、その後、スレーブデバイス110から第4のパターンの読み出しを実行する。このパターンは公知であるため、スレーブデバイス110から送信されるデータを確実に受信するために、制御ユニット108によって、受信ユニット106の位相および等化が調整されうる(ブロック350)。マスタコントローラ105が、受信器がトレーニングされないと判定した場合(ブロック355)、マスタコントローラ105はパターンデータの追加の読み出しを開始して、追加の調整が行われうる(ブロック350)。受信ユニット106がトレーニングされると、システム10は通常動作を開始することができ、通常動作中に、マスタコントローラ105はスレーブデバイス110に対する読み出しおよび書き込みを実行しうる。
ブロック361に進み、システム10の通常動作中に、位相がドリフトすることがある。読み出しおよび書き込みが発生しており、データ経路でデータが転送されている限り、マスタコントローラ105によって位相アライメントが継続的に確認されうる。しかし、バストラフィックで大きなギャップが生ずると、位相が検知不能にドリフトすることがある。よって、所定の時間を超える読み出しおよび書き込みのギャップが存在する場合、マスタコントローラ105はダミーの読み出しサイクルおよび書き込みサイクルを開始して、送信ユニット106および受信ユニット107の位相のトレーニングを続ける。
詳細には、一実施形態では、例えば、制御ユニット108は、連続する読み出し間、および連続する書き込み間の経過時間をタイマーを使用して測定しうる(ブロック362)。書き込みタイマーが切れた(2つの書き込み間の経過時間が長すぎる)場合(ブロック363)、制御ユニット108は、1つ以上のダミーの書き込みサイクルを発生させ、その際、第2のトレーニングパターンがスレーブデバイス110に書き込まれうる。制御ユニット108は、受信したCRCおよびアイ統計値に基づいて、送信ユニット106の位相を調整させうる(ブロック365)。
同様に、読み出しタイマーが切れた(2つの読み出し間の経過時間が長すぎる)場合(ブロック366)、制御ユニット108は、1つ以上のダミーの読み出しサイクルを発生させ、その際、スレーブデバイス110から第4のトレーニングパターンが読み出されうる。制御ユニット108は受信ユニット107の位相を調整させうる(ブロック367)トレーニングまたは確認が行われると、動作はブロック361などのように通常どおり進みうる。なお、別の実施形態では、マスタコントローラ105は、経時タイマー以外の要因に依存するダミーの読み出しサイクルおよび書き込みサイクルを開始してもよい。例えば、マスタコントローラ105は、受信データまたはCRCビットの誤り率に基づいて、送信ユニット106および受信ユニット107の再トレーニングを開始してもよい。
スレーブデバイス入力のオフセット訂正
スレーブデバイス110の受信器で使用されるオフセットの極性を変えることによって、マスタコントローラ105は、16ビットのバーストの15番目ビットでサンプリングした、誤り率に論理1または論理0について偏りがあるかどうかを判定することができる。この偏りは、スレーブデバイス110の受信器の入力オフセットを示しうる。マスタコントローラ105は、自身の送信波形を上下にシフトさせることにより、このオフセットを補償しうる。一実装では、送信ユニット106は、スレーブデバイスの受信器の入力オフセットの最大で±50mV補正することができる。
データのスクランブル
損失のあるチャネルを介して高いデータ速度でデータを転送する際に、データパターンによっては、他のパターンよりもビット誤りの発生確率が高いものがある。更に、対象のチャネルのほとんどは、複数本のパラレルワイヤから構成されており、これらがバス内のデータ経路間で大きなクロストークを示すことがある。このクロストークは、プリント回路基板上の平行な導体間の結合、アレイ、コネクタ、パッケージ、ソケットを介した結合などで発生しうる。同様に、シングルエンド形スイッチングシステムの場合、クロストークは、複数の出力が同時に切り替わる結果発生することもある。
図4を参照すると、スクランブル論理を備えた図1のシステムの一実施形態を示すブロック図が示される。なお、図4のマスタコントローラ105は、以下に説明する機能に加えて、図1のマスタコントローラ105のすべての機能を備えうる。同様に、図4のスレーブデバイス110は、図1のスレーブデバイス110のすべての機能を備えうる。しかし、説明を簡潔にするため、その機能についてここで繰り返し説明することはしない。転送されるデータがランダムであることが保証されないため、有害なデータパターンが、被害を受けるラインと、その重要な攻撃者(significant aggressor)上で転送される可能性がある。これによってリンクのビット誤り率が不適切に上昇するのを防ぐために、各経路でデータがスクランブルされうる。一実装では、データが、排他論理和(XOR)関数を使用して、擬似ランダム2進シーケンス(PRBS)の出力と組み合わされうる。
一実施形態では、マスタコントローラ105とスレーブデバイス110は、同じPRBSジェネレータを備え、これらがトレーニング中に初期化されうる。データフローの方向に応じて、リンクの一端では既知のPRBSによってデータがスクランブルされ、他端では自身のローカルPRBSジェネレータによってこれが逆スクランブルされる。このため、マスタコントローラ105は、スクランブラ/逆スクランブラ405を備え、これはXORブロック415に結合されたPRBSジェネレータ410を備える。同様に、スレーブデバイス110は、スクランブラ/逆スクランブラ430を備え、これはXORブロック440に結合されたPRBSジェネレータ435を備える。
データ経路間の相関を回避するために、各経路が、異なるPRBSによってスクランブルされ、これにより、周波数ドメインにおいて有害なクロストークデータパターンが有効に不明瞭となり(smearing out)、その影響を正規分布によって統計的に評価できるようになる。また、データをスクランブルすることにより、LMS適応アルゴリズムが、適応中のタップ係数について偏った統計値を有さないように、生成されるデータパターンは、周波数ドメインにおいてスペクトルがホワイトノイズ様になることが保証されうる。
一実施形態では、実装コストを最小限に押さえるために、PRBSジェネレータ410および435のそれぞれは、複数のタップを有するマスタのPRBSジェネレータから実装することができる。経路毎に重複しないPRBSを生成するために、異なるジェネレータタップが、各データ経路からのデータとXOR演算されうる。タップの選択は、各経路に使用されるシーケンス間の差を最大化するように行われうる。
スレーブデバイス110がメモリデバイスである実施形態では、データがスクランブルされた状態で記憶されてもよく、これにより、メモリデバイスにスクランブル機能を実装するためのコストを削減することができる。マスタコントローラ105がスクランブルされたデータを確実にデコードできるようにするために、スクランブルシードが、データの記憶アドレスのハッシュから計算されてもよく、これにより、逐次的なメモリアクセスパターンが頻繁に発生する場合であっても、バスを介して転送されるデータを統計的にランダムな状態に維持することができる。
一実装では、スクランブラのPRBSにアクセス対象のブロックのアドレスを事前に読み込ませ、次にPRBSジェネレータを、ある固定のステージ数だけシフトさせることによってアドレスのハッシュが生成され、これにより、メモリとの間で転送される各データブロックについて一意的なシードを作成するために、アドレスがランダム化される。なお、ワード順序が重要であるシステムでは、最初のアドレスアクセスがブロック境界で発生しない場合に発生するラッピングについて、逆スクランブルで確実に考慮されるように、更に注意を払う必要がある。このような場合、そのデータブロックに対して適切にラッピングされたスクランブルパターンが計算されうる。
また、スクランブルされたデータをメモリデバイスに記憶する際に、当然、メモリデバイス制御レジスタへのアクセスがスクランブルされない点にも留意されたい。よって、有害なデータパターンの可能性を最小限に押さえるために、メモリデバイス制御レジスタのビット値の意味を適切に定義することにより、制御情報の転送もランダムデータの挙動を示すことを保証することが望ましいこともある。例えば、論理1があるビット位置ではある意味を有し、別の位置では反対の意味を有するように、メモリデバイス制御レジスタビットが変更されうる。このため、同じ論理値を有するビットが、よりランダムになるように分散されうる。
スレーブからマスタへのレーテンシの短縮
バス効率に対する影響を最小限に押さえると共に、CRCから十分な誤り保護範囲を得るために、CRCが計算されるブロック全体に、データがグループ化されうる。スレーブデバイス110からマスタコントローラ105への転送時には、データブロックおよびCRCがすべて受信されるまで、ブロックのデータが正しいことを確認することはできない。しかし、これにより、システムの前方向の進捗(forward progress)において重要なワードである可能性があるブロックの先頭部分のレーテンシが増大してしまう。
図5を参照すると、バイトグループ全体の例示的なエンコード方式を示す図が示される。一実施形態では、この重要なワードとブロックの残りとの間に追加のインラインエラーコードを挿入することによって、重要なワードが更に保護されうる。例えば、図5に示すように、ブロックの先頭で重要なワード(例えばバイト0)を繰り返すことによって、追加の誤り検出情報が実装されうる。重要なワードを2回送信することによって、マスタコントローラ105は、2つのコピーの間で各ビットが同じであることを検証することができ、この重要なワードの誤り率が実質的に低下され、このため、ブロックの完全なCRCを受信する前に、重要なワードが正しいとみなせるようになる。換言すると、リードオペレーション中に、スレーブデバイス110は、読み出しブロックの最初の2つのビートまたはビットタイミングに重要なワードを送信することができる。
図5の実施形態では、2つのCRC信号経路が、16ビットのバーストを使用して8つのデータ経路を保護している。重要なワードの2つのコピーのための空きを作るために、バイト3が、読み出しブロックの最初の4ビートの間にCRC経路に出力される。これにより、重要なワードの送信後に、読み出しCRCを計算できるようになる。書き込み時には、CRC計算には時間を要し、このため計算に12ビットタイミングが充てられており、ライトからリードへのターンアラウンドの重複が、バスのターンアラウンド遅延で発生する。CRCは読み出しおよび書き込み間に方向を変えることはない点に留意されたい。図に示すように、このエンコード方式は追加の帯域を提供しており、これが、書き込みデータのアイ統計値を出力するために使用されうる。また、複数のスレーブデバイスが存在する場合、マスタコントローラ105の制御装置が、読み出しまたは書き込みを行っているスレーブデバイスを変更する際に、ギャップ(すなわちバブル)を挿入することが必要となりうる点にも留意されたい。
バイトグループ全体のスキュー管理
スレーブデバイス110とマスタコントローラ105を簡略化するために、スレーブデバイス110、マスタコントローラ105およびPCBルーティングの設計において、バイトグループ内のデータ経路間のスキューを制御することができる。一実施形態では、バイトグループ内のビット間の最大スキューが、3.2Gb/sで0.1UI以内に制御されてもよく、これにより、グループ内の異なるデータ経路を等化のために同等に扱うことが可能となる。
このようにスキューを制御することによって、同時スイッチング出力(SSO)によって生成されるノイズが、受信データのアイエッジで正確に整合され、これによって、アイクロージャへのその影響が最小限に押さえられる。しかし、これによっても、マスタコントローラが送信中に受信するCRCデータへのSSOの影響は改善されず、このため、得られる小さなデータアイを正確に受信するには、マスタに追加の負荷がかかりうる。しかし、内部的に終端され、CRC受信ビットの信号グラウンドに対して参照される入力受信器のための外部の基準電圧を有するマスタコントローラに、よってこれが緩和されうる。これにより、SSOノイズがコモンモードノイズに変換され、これが、CRCビットについて入力受信器によって除外されうる。
メモリへのバイトモード書き込み
一部のメモリのアプリケーションでは、バースト指向のトランザクションでのリード/モディファイ/ライトオペレーションを回避するために、メモリコントローラとメモリデバイス間でバイト書き込み機能をサポートすることが望ましいことがある。よって、マスタコントローラ105がメモリコントローラであり、スレーブデバイス110がメモリデバイスである実施形態では、マスクされた書き込みを使用してバイト書き込みが実装されうる。図6を参照すると、マスクされたライトオペレーションの実施形態を示す図が示される。マスク書き込みのための追加の帯域は、マスク情報を格納している8ビットの短いバーストを、書き込みデータペイロードの先頭に追加することによって得られる。
マスタコントローラ105は、通常、変更されないメモリの内容を知らないため、マスク情報中のビット誤りによって、メモリ内のデータが誤って変更されてしまうことがある。この課題を解消するために、マスタコントローラ105は4つの連続するビットタイミングに対してマスク情報を送信し、スレーブデバイス110はデータをサンプリングするために3番目のビットタイミングを使用する。詳細には、一実施形態では、デバイス仕様により、3番目のビットタイミングが安定であることが保証される。しかし、別の実施形態では、マスク情報が、それ以外の個数の連続するビットタイミングに対して送信されてもよい。このため、他のビットタイミングが安定なことが保証されてもよく、スレーブデバイス110はデータのサンプリングにこの安定なビットタイミングを使用しうる。
シングルエンド形スイッチングI/Oトポロジ
図7は、シングルエンド型スイッチング双方向信号伝送方式を使用するシステムの一実施形態の図である。図1のシステムなどのシングルエンド形スイッチング信号伝送方式の場合には、パッドI/Oキャパシタンスの最小化と、オンダイVDDの制御は、非常に重要な設計パラメータである。単純な電圧モード送信器受信器ターミネータとオンダイのシャントレギュレータとの組み合わせは、電源消費とI/O構造の簡略化との適切な妥協案となりうる。
このため、システム700は集積回路(IC)デバイス701を備え、これは複数の双方向信号経路を含むバス114を介してICデバイス711に結合されている。IC701は、双方向信号経路のそれぞれに対して、その信号経路に結合されたドライバ回路を有する。図7に示すように、例示的なドライバ回路は、デバイスI/O601、602および603として示されているが、説明を簡単にするために、デバイスI/O601の詳細な態様のみを説明する。このように、デバイスI/O601は、トランジスタT1およびT2を有する相補型金属酸化膜半導体(CMOS)ドライバ回路を実施している。tx[0]入力は、ドライバ回路の入力に結合されている。出力は、バス714の信号経路と、受信信号経路rx[0]とに結合されている。なお、ドライバ回路602および603は、デバイスI/O601と実質的に同じ回路を備えうる。
図中の実施形態では、デバイスI/O601は、実質的に等価なドライバ(例えばデバイスI/O613)によって終端されている送信ライン(例えば714の信号経路)への約VDD/2の電圧振幅を有する電圧モードドライバであり、これが、ダイパッドをグラウンドに駆動して、受信器をグラウンドに終端させている。なお、図中の実施形態では、2つのICデバイス(チップ)への供給電圧は、例えば1.5Vと1.0Vなどの異なる電圧であってもよい。
また、IC701は、平均直流電圧を超えるオンダイVDDの遷移を検出する、クランプ604として示されるシャントレギュレータ回路も備える。更に、インダクタL1、L2および電圧源V1を有する電力分配ループが示される。なお、インダクタL1およびL2はパッケージング、リード長などに起因しうる内在性のインダクタンスのモデルを表し、電圧源V1は、VDD供給のモデルを表しうる。
ダイVDDの遷移が平均直流電圧を超えると、増幅器A1はトランジスタT3をオンにし、トランジスタT3は、誘導型の電力分配ループ(例えばL1、V1、L2)を通る電流の流れを維持する。これにより、正電圧のオーバーシュートが効果的にクランプされる。一部の実施形態では、このクランプと、(上で説明した)スクランブルされたデータの送信との組み合わせにより、オンダイVDDのノイズを50%超、低減することができる。バスのターンアラウンド(例えばライトからリードへ、およびリードからライトへの遷移)中のノイズを最小化するために、クランプトランジスタT3が短時間オンにされてから、送信器のスイッチングが有効にされうる。これにより、オンダイVDDデカップリングコンデンサC1から電流が引き出され、デカップリングコンデンサC1は、電力分配ループを通る電流の流れを増加させうる。クランプトランジスタT3がオフにされてから先頭ビットが送信され、これにより、オンダイVDDの誘導型のリングが生じ、この結果、シャントレギュレータ604がクランプされて、送信器の起動時のオンダイVDDの低下がごくわずかな値になることが保証される。
図に示すように、ICデバイス711は、実質的に同一の回路を有し、このためICデバイス701と実質的に同様に動作する。したがって、簡潔を期するために、ICデバイス711の動作については記載しない。
なお、スイッチングI/Oの平均電力は、この手法によって大きく変わることはないが、1または0を駆動するために電源から定電流を引き出すドライバは、平均スイッチング電力の約2倍消費することがある。
なお、図7に示すIC701およびIC711は、2つのチップ間に双方向信号伝送方式を使用することができる2つのデバイスであれば、どのようなものでも例示することができる。しかし、一実施形態では、IC701およびIC711は、図1〜図6の説明に関連して上記の実施形態で説明した、マスタコントローラ105とスレーブデバイス110を例示することができる。
上の実施形態についてかなり詳細に記載したが、上記の開示を完全に理解できれば、数多くの変形例および変更例が当業者にとって自明でああろう。添付の特許請求の範囲は、このような変形例および変更例を全て包含するものと解釈されることが意図される。
本発明は、一般にマイクロプロセッサに適用可能である。
双方向データ転送の非対称制御を備えたシステムの一実施形態のブロック図。 図1のスレーブデバイスの一実施形態のより詳細な態様を示す図。 図1および図2に示した実施形態の動作を示すフローチャート。 スクランブルおよび逆スクランブル論理を備えた図1のシステムの実施形態の更に詳細を示すブロック図。 バイトグループ全体の例示的なエンコード方式の実施形態を示す図。 マスクされたライトオペレーションのエンコード方式の実施形態を示す図。 シングルエンド型スイッチング双方向信号伝送方式の一実施形態を示す図。

Claims (10)

  1. スレーブデバイス(110)と、
    前記スレーブデバイスに結合されたマスタデバイス(105)と、を有し、前記マスタデバイスは、前記マスタデバイスと前記スレーブデバイス間のデータ転送を制御するように構成されており、
    前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスから受信される情報に基づいて受信器特性を適応的に変更した後に、送信特性を適応的に変更するように構成されているシステム(10)。
  2. 前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスから受信される前記情報に応じて、前記マスタデバイスの受信器サンプルクロックの位相アライメントを適応的に変更するように構成され、前記スレーブデバイスから受信される前記情報には、1つ以上の一方向CRCデータ経路(112)を介して送信される巡回冗長符号(CRC)情報が含まれ、前記CRC情報は、前記マスタデバイスによって複数の双方向データ経路(114)を介して送信されるデータに対応している請求項1に記載のシステム。
  3. 前記スレーブデバイスから受信される前記情報には、前記1つ以上の一方向CRCデータ経路を介して送信されるデータアイ情報が含まれ、前記データアイ情報は、前記スレーブデバイスによって前記複数の双方向データ経路で受信されるデータ信号遷移のエッジ位置に対応している請求項2に記載のシステム。
  4. 前記マスタデバイスは、前記CRC情報および前記データアイ情報に応じて、前記マスタデバイスによって前記複数の双方向データ経路を介して送信されるデータの位相アライメントを適応的に変更するように構成されている請求項2に記載のシステム。
  5. 前記マスタデバイスは、前記スレーブデバイスに所定パターンを送信し、前記複数の双方向データ経路の各経路について、前記対応するCRC情報および前記データアイ情報に基づいて、前記マスタデバイス内のデータ経路等化係数を適応的に変更するように構成されている請求項3に記載のシステム。
  6. マスタデバイス(105)が前記マスタデバイスとスレーブデバイス(110)間のデータ転送を制御するステップと、
    前記マスタデバイスが、前記スレーブデバイスから受信される情報に基づいて受信器特性を適応的に変更した後に、送信特性を適応的に変更するステップと、を含む方法。
  7. 前記マスタデバイスが、前記スレーブデバイスから受信される前記情報に応じて、前記マスタデバイスの受信器サンプルクロックの位相アライメントを適応的に変更するステップを更に有し、前記スレーブデバイスから受信される前記情報には、1つ以上の一方向CRCデータ経路(112)を介して送信される巡回冗長符号(CRC)情報が含まれ、前記CRC情報は、前記マスタデバイスによって複数の双方向データ経路(114)を介して送信されるデータに対応している請求項6に記載の方法。
  8. 前記スレーブデバイスから受信される前記情報には、前記1つ以上の一方向CRCデータ経路を介して送信されるデータアイ情報が含まれ、前記データアイ情報は、前記スレーブデバイスによって前記複数の双方向データ経路で受信されるデータ信号遷移のエッジ位置に対応している請求項17に記載の方法。
  9. 前記マスタデバイスが、前記CRC情報および前記データアイ情報に応じて、前記マスタデバイスによって前記複数の双方向データ経路を介して送信されるデータの位相アライメントを適応的に変更するステップをさらに含む請求項19に記載の方法。
  10. 前記マスタデバイスが、前記スレーブデバイスに所定パターンを送信するステップと、前記複数の双方向データ経路の各経路について、前記対応するCRC情報および前記データアイ情報に基づいて、前記マスタデバイス内のデータ経路等化係数を適応的に変更するステップと、をさらに含む請求項20に記載の方法。
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