JP2009528322A - フリバンセリンによる弁膜性心疾患の治療又は予防 - Google Patents

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Abstract

本発明は、治療上有効量のフリバンセリンを投与することを含む、弁膜性心疾患の治療又は予防の方法に関する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は、治療上有効量のフリバンセリンを投与することを含む、弁膜性心疾患(Valvular Heart Disease)の治療又は予防の方法に関する。
(発明の説明)
化合物1-[2-(4-(3-トリフルオロメチル-フェニル)ピペラジン-1-イル)エチル]-2,3-ジヒドロ-1H-ベンゾイミダゾール-2-オン(フリバンセリン)については、欧州特許出願EP-A-526434に塩酸塩の形態のものが開示されているが、以下の化学構造を有する。
Figure 2009528322
フリバンセリンは、5−HT1A及び5−HT2受容体に親和性を示す。そのため、フリバンセリンは、例えば、鬱病、精神分裂病及び不安症等の様々な疾病を治療又は予防するための有望な治療薬である。
さらに、実験によりフリバンセリンが前記疾病のみならず弁膜性心疾患の治療又は予防にも使用可能であることが明らかになった。
本発明において、「弁膜性心疾患」という用語は、心臓左側の僧帽弁及び大動脈弁並びに心臓右側の三尖弁及び肺動脈弁を含む心臓の4つの弁のうちの1つ以上の機能障害又は異常を指す。正常に機能している心臓では、この4つの弁(組織で構成されたフラップ)により血液が心室に逆流するのを防ぎ、一方で、心臓の活動に伴って肺や末梢循環に血液を送り出すことができる。
アメリカ心臓協会の2004年 Heart and Stroke Statistical Updateによると、米国では毎年弁膜性心疾患がおよそ20,000件の死亡原因となり、約42,000件の死亡件数で何らかの関連因子となっている。これらの死亡ケースの大半は、大動脈弁疾患(63%)と僧帽弁疾患(14%)が関与している。肺動脈弁及び三尖弁の障害による死亡のケースは、前者にくらべて稀である(それぞれ0.06%と0.01%)。
弁膜性心疾患には以下をはじめとする多くの種類がある。
a)弁狭窄症
心臓の1つ以上の弁が狭くなる、硬くなる、厚くなる、融着、閉塞が起こる状態。結果として、欠陥のある弁のところで速やかな血液の流れが妨げられ、抵抗が上昇することになる。どの弁かによって、大動脈弁狭窄症、僧帽弁狭窄症、肺動脈弁狭窄症、三尖弁狭窄症と診断される。
b)弁による逆流
心臓の弁の1つ以上が適切に閉じないため血液が逆漏れする状態。結果、血液の漏れの状態と重篤度によっては心拍周期ごとに流れる血液の量が増えたり、或いは、心臓が適切な血液量を循環させることができなくなることすらある。どの弁かによって、大動脈弁による逆流、僧帽弁による逆流、肺動脈弁による逆流、三尖弁による逆流の診断となる。
c)弁の中の1つの閉鎖
弁の中の1つが正常に発達せず、生まれたときに完全に閉鎖されている危険な状態。どの弁かによって、大動脈弁閉鎖症、僧帽弁閉鎖症、肺動脈弁閉鎖症、三尖弁閉鎖症と診断される。
d)僧帽弁逸脱
僧帽弁(左心房と左心室との間)の2つのフラップが適切に閉じることができず、そのため血液が漏れて左心室にもどる(僧帽弁による逆流)状態で、一般的でありそれほど危険な状態ではない。これは、フラップの一方又は両方が大きすぎることが原因であるか、或いは、フラップの筋肉による「ヒンジ部」が長すぎることが原因である。
したがって、本発明は、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよい、フリバンセリンの治療上有効量を投与することを含む、弁膜性心疾患の治療又は予防の方法に関する。
本発明の別の実施形態は、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよい、フリバンセリンの治療上有効量を投与することを含む、弁狭窄症の治療又は予防の方法に関する。
本発明の別の実施形態は、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよい、フリバンセリンの治療上有効量を投与することを含む、弁逆流の治療又は予防の方法に関する。
本発明の別の実施形態は、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよい、フリバンセリンの治療上有効量を投与することを含む、弁のなかの1つの閉鎖症の治療又は予防の方法に関する。
本発明の別の実施形態は、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよい、フリバンセリンの治療上有効量を投与することを含む、僧帽弁逸脱の治療又は予防の方法に関する。
本発明の別の実施形態は、前記症状のいずれかの治療又は予防用医薬品の製造のための、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよい、フリバンセリンの使用に関する。
フリバンセリンはその医薬的に許容できる酸付加塩の形態で使用してもよい。好適な酸付加塩としては、例えば、コハク酸、臭化水素酸、酢酸、フマル酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、乳酸、リン酸、塩酸、硫酸、酒石酸及びクエン酸から選択される酸の酸付加塩が挙げられる。前記酸付加塩の混合物を使用してもよい。前記酸付加塩のなかでは、塩酸塩及び臭化水素酸塩、とりわけ塩酸塩が好ましい。フリバンセリンを遊離塩基の形態で使用する場合は、WO03/014079に開示のフリバンセリン同質異像Aの形で使用することが好ましい。
フリバンセリンは、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩の形態であってもよく、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよいが、固体、液体又はスプレー状態の従来からの医薬調剤に混和させることができる。この組成物は、例えば、経口、直腸、非経口投与に適した状態、又は、鼻からの吸入に適した状態にして提供されるが、好適な剤形としては、例えば、カプセル剤、錠剤、被覆錠剤、アンプル剤、座剤、鼻スプレーが挙げられる。
従来から医薬組成物中で使用される賦形剤又は担体、例えば、タルク、アラビアゴム、ラクトース、ゼラチン、ステアリン酸マグネシウム、コーンスターチ、水性もしくは非水性賦形剤、ポリビニルピロリドン、脂肪酸の半合成グリセリド類、塩化ベンザルコニウム、リン酸ナトリウム、EDTA、ポリソルベート80等に有効成分を混和させればよい。組成物は投与単位に製剤化することが有利であり、それぞれの投与単位で有効成分の単回投与分を提供できるようにする。フリバンセリンの一日あたりの適切な用量範囲は、0.1〜400mg、好ましくは1.0〜300mg、より好ましくは2〜200mgである。投与単位あたり、0.01〜100mg、好ましくは0.1〜50mgのフリバンセリンが含有されていることが好都合である。
好適な錠剤は、例えば、公知の賦形剤である、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム又はラクトース等の不活性希釈剤、コーンスターチ又はアルギン酸等の崩壊剤、デンプン又はゼラチン等の結合剤、ステアリン酸マグネシウム又はタルク等の潤滑剤、及び/又は、カルボキシメチルセルロース、酢酸フタル酸セルロース又はポリ酢酸ビニル等の放出を遅らせる遅延剤と共に有効成分を混合することにより得ることができる。また、錠剤は複数の層で構成されてもよい。
被覆錠剤は、錠剤と同様に製造したコアを、錠剤の被覆に通常使用される物質、例えば、コリドン(collidone)又はセラック、アラビアゴム、タルク、二酸化チタン又は糖で被覆することにより製造することができる。また、遅延放出の達成又は不和合性の防止を目的に、コアを多数の層で構成してもよい。同様に、錠剤被覆部も上述した錠剤用賦形剤を用いて複数の層で構成して遅延放出を達成することができる。
本発明の有効成分又は有効成分の組成物を含むシロップ剤又はエリキシル剤は、サッカリン、シクラメート、グリセロール又は糖等の甘味剤や、例えば、バニリン又はオレンジ抽出物などの香味剤による風味相乗剤をさらに含有してもよい。また、カルボキシメチルセルロースナトリウム等の懸濁化剤又は増粘剤、脂肪アルコールとエチレンオキシドとの縮合物等の湿潤剤、又は、p−ヒドロキシベンゾエート等の防腐剤も含有させることができる。
注射用溶液は、通常の方法で、例えば、p−ヒドロキシベンゾエート等の防腐剤又はエチレンジアミン四酢酸のアルカリ金属塩等の安定化剤を加えて調製し、注射用バイアル又はアンプルに移しいれる。
1種以上の有効成分又は有効成分の組成物を含むカプセル剤は、例えば、ラクトース又はソルビトール等の不活性担体を有効成分とともに混合し、これをゼラチンカプセルに充填することによって調製すればよい。
好適な座剤は、例えば、この用途のために提供される担体、例えば中性脂肪又はポリエチレングリコール又はそれらの誘導体と一緒に混合することにより作製される。
下記実施例は本発明を例示するものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
医薬製剤の実施例
A) 錠剤 1錠あたり
フリバンセリン塩酸塩 100mg
ラクトース 240mg
コーンスターチ 340mg
ポリビニルピロリドン 45mg
ステアリン酸マグネシウム 15mg
740mg
微粉砕した有効成分、ラクトース及びコーンスターチの一部を一緒に混合する。この混合物を篩分けし、ポリビニルピロリドンの水溶液で湿らせて混練する。湿式粉砕して乾燥させる。この粒状物と残りのコーンスターチとステアリン酸マグネシウムとを篩にかけて混合する。混合物を圧縮して好適な形状及びサイズの錠剤を作製する。
B) 錠剤 1錠あたり
フリバンセリン塩酸塩 80mg
コーンスターチ 190mg
ラクトース 55mg
微結晶性セルロース 35mg
ポリビニルピロリドン 15mg
カルボキシメチルデンプンナトリウム
(sodium-carboxymethyl starch) 23mg
ステアリン酸マグネシウム 2mg
400mg
微粉砕した有効成分、コーンスターチの一部、ラクトース、微結晶性セルロース及びポリビニルピロリドンを一緒に混合する。この混合物を篩分けし、残りのコーンスターチと水と一緒にして粒状物を形成し、乾燥及び篩分けを行う。カルボキシメチルデンプンナトリウムとステアリン酸マグネシウムとを添加して混和させ、混合物を圧縮して好適なサイズの錠剤に形成する。
C) 被覆錠剤 被覆錠剤1錠あたり
フリバンセリン塩酸塩 5mg
コーンスターチ 41.5mg
ラクトース 30mg
ポリビニルピロリドン 3mg
ステアリン酸マグネシウム 0.5mg
80mg
有効成分、コーンスターチ、ラクトース、ポリビニルピロリドンを完全に混和させ、水で湿らせる。湿った固まりを1mmメッシュの篩に押しこみ、約45℃で乾燥させた後、粒状物を同じ篩に通す。ステアリン酸マグネシウムを混和させた後、直径6mmの凸状錠剤コアを錠剤成形機で圧縮する。こうして作製された錠剤コアを、糖及びタルクから本質的になる被覆剤を使って公知の方法で被覆する。ワックスを用いて得られた被覆錠剤の艶出しを行う。
D) カプセル剤 1カプセルあたり
フリバンセリン塩酸塩 150mg
コーンスターチ 268.5mg
ステアリン酸マグネシウム 1.5mg
420mg
有効成分とコーンスターチとを混合し、水で湿らせる。湿った固まりを篩にかけ乾燥させる。乾燥粒状物を篩分けし、ステアリン酸マグネシウムと混合する。得られた混合物をゼラチン製硬カプセル(1号サイズ)に充填する。
E) アンプル液
フリバンセリン塩酸塩 50mg
塩化ナトリウム 50mg
注射用蒸留水 5ml
水はそのままのpH値又はpH5.5〜6.5でもよいが、有効成分を前記の水に溶解させ、塩化ナトリウムを添加して等張性にする。得られた溶液を発熱物質なしの濾過器で濾過し、濾液を無菌状態下でアンプルに移し入れた後、滅菌を行い融着により封止する。
F) 座剤
フリバンセリン塩酸塩 50mg
固形脂肪 1650mg
1700mg
固形脂肪を溶融させ、粉砕した有効成分を40℃で均一に分散させる。これを38℃に冷やし、かるく冷却しておいた座剤の型の中に流し込む。
本発明の特に好適な実施形態では、フリバンセリンを特定のフィルム被覆錠剤の状態にして投与する。これらの好適な製剤例を以下に挙げる。下記のフィルム被覆錠剤はこの分野で公知の手順に従って製造することができる(WO03/097058参照)。
G)フィルム被覆錠剤
Figure 2009528322
コーティング
Figure 2009528322

Figure 2009528322
H)フィルム被覆錠剤
Figure 2009528322
コーティング
Figure 2009528322

Figure 2009528322
I)フィルム被覆錠剤
Figure 2009528322
コーティング
Figure 2009528322

Figure 2009528322
J)フィルム被覆錠剤
Figure 2009528322
コーティング
Figure 2009528322

Figure 2009528322
K)フィルム被覆錠剤
Figure 2009528322
コーティング
Figure 2009528322

Figure 2009528322
L)フィルム被覆錠剤
Figure 2009528322
コーティング
Figure 2009528322

Figure 2009528322

Claims (8)

  1. 弁膜性心疾患の治療又は予防の方法であって、遊離塩基、医薬的に許容できる酸付加塩、及び/又は、水和物及び/又は溶媒和物の形態であってもよいフリバンセリンの治療上有効量を投与することを含む、前記方法。
  2. 前記弁膜性心疾患が弁狭窄症である、請求項1記載の方法。
  3. 前記弁膜性心疾患が弁逆流である、請求項1記載の方法。
  4. 前記弁膜性心疾患が弁のなかの1つの閉鎖症である、請求項1記載の方法。
  5. 前記弁膜性心疾患が僧帽弁逸脱である、請求項1記載の方法。
  6. フリバンセリンが、コハク酸、臭化水素酸、酢酸、フマル酸、マレイン酸、メタンスルホン酸、乳酸、リン酸、塩酸、硫酸、酒石酸、クエン酸及びこれらの混合物から選択される酸により形成される塩から選択される医薬的に許容できる酸付加塩の形態で適用される、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  7. フリバンセリンがその同質異像Aの形態で適用される、請求項1〜5のいずれか1項記載の方法。
  8. フリバンセリンが、一日あたり0.1〜400mgの用量範囲で適用される、請求項1〜7のいずれか1項記載の方法。
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