JP2009528102A - 自己膨張するプロテクタ、特に傘 - Google Patents

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Abstract

自己膨張するプロテクタ、特に傘は、柔軟な材料から作られた膨張可能なシース(11)をもつ。シース(11)の内部は使用の前に真空排気され、気体物質をその中に化学反応によって、生成することができ、気体物質がシース(11)の内部を膨張させる。化学反応は、クエン酸によって溶解されたソーダ顆粒に存在することができる。クエン酸を、使用者によって、例えば、所定の破断点でシース(11)の外部に加えられた圧力によって、又は所定の引裂点で引き裂かれることによって、破裂するように作られた容器に収容することができ、その結果、化学反応が起動される。自己膨張バルーンも、このようにして作ることができる。

Description

本発明は、請求項1の前段による自己膨張するスクリーニングシールド、特に傘に関する。本発明は、請求項10の特徴による自己膨張するバルーンにも関する。
日常使用される従来の傘は、一般に、しばしば扱うのに不便な、比較的かさばる装置である。これらは、特に使用されていないとき、すなわち、予想された雨がまだ降り始めない限り、又は、雨が止んでしまったときに厄介である。さらに、それらが簡単に持ち運び可能でないことのために、しばしば置き去りにされ、又は忘れられる。そしてこのことは、雨が予期されないときは、傘を持たないことにつながる場合が多い。結局、雨が降り出した場合には、人はたいてい無防備であるか又はカバンなどの物品や上着等の衣類などを頭の上に保持して、その場しのぎで、雨に対して自分を防御しようとするが、その結果、これら物品及び衣料品が損傷をうける。
この基本的な問題は長い間知られていたので、閉じたときに従来の傘の場合より実質的により少ないスペースしか必要としない部分的に伸縮式の傘が、ずっと昔に設計されたが、それでもその傘は比較的大きくかさばる。これらは人が携帯するカバンなどの中に納めることができるが、これら傘のかなりの重量は、いらいらするほど重い。バッグを携帯しない場合には、後者の種類の傘も同様に運ぶのに実用的でない。
前に要約された問題は、地球の気候状況の変化が地域の気象状況を一方の極端から他方の極端へとより急激に変えるように導くことがあることによって、さらに悪化する。したがって、数時間、又はそれよりさらに短い時間の間に、気象状況、特に雨の可能性は根本的に変化しうる。よって、実際上任意の戸外の状況において、突然の雨に対して自分を防御できる必要性が生じる。
公開された従来の技術から、傘の取り扱いの容易さを改善する1つの目的は、その嵩高さを削減すること、すなわち傘のかさばった部品の数及び/又はサイズを減らすことであると理解することができる。従来の傘の嵩高さは、特にハンドル部材、中央支持ロッド及びスクリーニング材料に張力を加える径方向のストラットによる。したがって、さらなる発展形の1つの目的は、これら要素を、その機能がほぼ同等である他の要素で置き換えることでなければならない。
したがって、いくつかの文書において、使用のために膨張され、そうでない場合には、折りたたまれた形態で、実用的な方法で携帯することができる、膨張可能な傘として傘を構成することが提案された。気体で満たされたエンベロープは、金属ストラットによって一般に張力を加えられ、したがって必要な剛性を保証するスクリーニング材料に取って代わる。
特許文献1は、圧縮空気カートリッジに結合された膨張可能な傘形状又は円板形状の空気チェンバを備える傘又は日除けを記載している。押しボタンで起動できる弁によって、カートリッジから空気チェンバへの空気の供給を制御することが可能である。傘又は日除けがもはや必要でなくなったとき、空気が、空気チェンバから弁によって放出され、傘又は日除けは折りたたまれて、ケースに詰められる。
特許文献2では、1回だけの使用のためのコンパクトな自己膨張する傘が提案されている。傘はケースを備え、ケースの底部は、傘を使用するとき、ハンドル部材の役割をする。ケースの内部において、この底の近くに加圧された沸騰液体で満たされた圧力容器が配置される。前記容器の上方に、膨張可能なシールディングスクリーンが、ケースの内部に折りたたまれた状態でしまい込まれる。使用のとき、圧力容器の閉塞要素が、外部機械的作用によって取り壊されて、液体がこのように作られた開口を通って漏れ、それによって膨張し、気体物質としてスクリーニングシールドの膨張可能なチャンバ内に導かれる。空気チャンバが膨張される結果、スクリーニングシールドがケースの上部から押し出されて、その完全なサイズにまで開く。傘は1回の使用後、捨てられる。
いくつかの理由で、前に述べた問題を解決するためのこれらの様々なアプローチは、幅広い使用を確立できなかった。第1に、提案された傘は、ハンドル部材、ケース又は気体生成デバイスなどのかさばった要素を含み、その結果、閉じた状態においてかさばりすぎ、多くのスペースを必要としすぎる。換言すれば、標準的な伸縮性のポケット傘と比べて、決定的な技術的進歩は、このようなアプローチで達成できていない。第2に、それらの中に提供された、スクリーニングシールドを膨張するための気体生成デバイスは、設計において複雑すぎ、製造するのに高価すぎ、その結果、このようにして製造された膨張可能な傘、特に、1回だけの使用のためのものは、魅力的な価格で提供できていない。
独国実用新案20 2004 002 172 U1号明細書 米国特許出願公開第3,889,700号明細書
したがって、本発明の目的は、使用されないときにスペースをとらず、より少ない製造努力で製造することもできる自己膨張する傘を特定することである。本発明の目的は、より詳細には、本質的に、いかなるかさばった要素ももはや含まない自己膨張する傘を規定することである。
これらの目的は請求項1の特徴部分の特徴によって達成される。有利な展開形及び本発明の構成は、サブクレームで説明される。
本発明による自己膨張するスクリーニングシールドは、柔軟な材料で作られた膨張可能なエンベロープを含み、気体物質を化学反応によってエンベロープの内部で生成することができる。一実施形態では前記スクリーニングシールドは傘である。他の実施形態では前記スクリーニングシールドは日除けである。
したがって、本発明は、膨張のために使用されるべき媒体を、使用しないときには、圧縮空気カートリッジ又は容器内に密封された加圧沸騰液体のいずれかの形態である気密の容器に密封しなければならないので、シールディングエンベロープを膨張させるための気体を提供又は生成するために公開された従来の技術で提案されたデバイスは、常に、設計において容積が大きすぎ、したがってかさばりすぎるという基本的な理解が生じる。
したがって、本発明の1つの本質的な考え方は、かさばった容器を使用する必要を取り除くいくつかの他の方法で、傘を膨張させるための気体物質を提供することである。このことは、本発明によって可能になる。
本発明の考えは、一定の起動物質を蓄えるためのベースを提供し、その助けで、強固な圧力容器を貯蔵所として使用することなく、気体物質が生成される。他の有利な点は、個々のチャンバを、前記起動物質によって、別々に気体で満たすことができることである。より詳細には、2つ以上の化学物質を、エンベロープの内部で互いに空間的に分離して化学反応の起動物質として配置でき、使用の場合、化学起動物質を互いに接触させることによって化学反応を起動することができる。基本的に、このことは、化学起動物質を強固な、気密な容器に収納する必要をなくす。本質的に、初期状態では、それらを容器に収納することさえも全く必要ない。
しかし、例示的かつ有利な一実施形態は、化学物質の少なくとも1つが、圧力の効果で外部から開けることができる容器に収納され、したがって、その中に収納された化学物質が放出され、それぞれの他の化学物質に接触することをもたらす。そして例えば、容器が、エンベロープの内部の画定した位置に配置され、マーキングが、前記位置に最も近い、エンベロープの外壁の位置に付けられるように配置構成できる。所定の切断点としても構成できるマーキングは、使用の場合に、マークされた場所を押すように使用者に示す役割をし、したがって、圧力の効果で容器を開ける。容器は、例えば、柔軟な外部スキンを備え、したがって、容器を、機械的圧力の効果によって、破裂させることができ、その中に収納された化学物質が漏れることができる。他の実施形態では、容器を張力で開けられるように、構成することができる。
一実施形態では、複数の分離した空気チャンバが提供され、各空気チャンバは、そのチャンバに特定した化学反応による空気で満たされる。一実施形態では、2つのそのようなチャンバがあり、別の実施形態では3つのチャンバ、別の実施形態では4つのチャンバ、さらに、別の実施形態では5つのチャンバがある。一実施形態では、シールディングスクリーンは1つのチャンバで満たされ、一方、ハンドルは別のチャンバで満たされる。このようにして、使用者は、第1に、第1反応で、シールディングスクリーンを開け、それから、第2反応を起動することによって、ハンドルを「開ける」。別の実施形態では、シールディングスクリーンは、例えば、チャンバの間に材料が提供された状態で、空気チャンバを部分的にだけ取り付けられる。一実施形態では、チャンバは、シールディングスクリーンを開けるためのフレームが、通常、配置されるところに配置される。これは、シールディングスクリーンがそれらの間で開くように、チャンバが星形状の構成で取り付けられることを意味する。各チャンバが化学物質の特定の混合物に割り当てられて、チャンバを、このように気体で別々に満たすこともできる。複数の圧力カートリッジを使用することができないので、この利点は従来の技術にはない。
化学反応のための起動物質に関して、第1化学物質は、固体を含むか又は固体からなることができ、第2化学物質は、液体を含むか又は液体からなることができ、これらの物質が接触すると、液体によって溶解された固体の中に化学反応が存在し、気体物質が反応生成物の1つとなることができる。実用的な一実施形態では、固体は、炭酸ナトリウム(洗濯ソーダ)ないしは炭酸水素ナトリウム(重ソウ)を含むか又はそれからなることができ、第2化学物質は、酸を含むことができる。前記固体が酸の中で溶解されるとき、気体のCOが反応生成物として生成される。クエン酸(実行可能にはレモンジュースの成分)又は酒石酸を酸として使用することができる。
第1及び第2化学物質用に上で提案された材料の選択の代替として、液体に溶解させることができる別の固体を、第1化学物質用に選択することができ、したがって、固体が液体に溶解されるとき、CO又はOなどの気体物質が放出される。例えば、固体を発泡散剤の一種によって、液体を、最も簡単な場合、水によっても提供することができ、したがって、気体物質の生成を伴う化学反応の所望の結果を同様に達成することができる。
好ましくは、固体は、粉末又は顆粒の形態で存在すべきであり、したがって、それは、できる限り大きい、液体にさらされた自由表面をもつ。
好ましい一実施形態では、好ましくは結晶相にある(例えば4.88g(58ミリモル))バルクの炭酸水素ナトリウム、及びクエン酸と水の溶液、好ましくは、例えば薄いプラスチックバッグ(例えば6×6cmの体裁)に密封された3.78g(19.7ミリモル)のクエン酸及び16ミリリットルの水が携帯ハンドルとして構成されたループ内に提供される。前述の量は1.3リットルの気体の体積を作り出し、体積1リットルのシールディングスクリーン内で、前記シールディングスクリーンを開くのに必要なわずか0.3バールの過剰圧力を生み出す。
一般に、X=V(p+Δp)/22.4;
ここでXは(気体/酸/塩基の)モル数
Vはシールディングスクリーンの体積[リットル]
pは大気圧(1バール)
及びΔpは過剰圧力[バール]である。
多塩基の酸(例えばクエン酸)の場合は、モル数Xは、塩基度(クエン酸の場合は3)で割られなければならない。塩基の場合、同じ原則がそれに応じて適用される。
利点は、物質の組合せを、制限なくこの形式で蓄えることができることであり、このことは、特に使い捨てシールディングスクリーンの場合に重要である。使用するときには、プラスチックバッグは、好ましくは、例えば、指で圧力を加えることによって、破裂するように作られ、さらなる外因性反応なしでCOの生成が引き起こされ、したがって、スクリーニングシールドを開かせる。液体のバッグを開ける一種の引き綱を取り付けることもできる。
特に好ましい一実施形態では、以下の反応が実行される。
3NaHCO+C=3CO+CNa+3H
言葉では、
炭酸水素ナトリウム+クエン酸=二酸化炭素+クエン酸ナトリウム+水
炭酸水素ナトリウムは、炭酸ナトリウムと比べて2倍、効果的であるので、炭酸水素ナトリウムが好ましい。さらに、炭酸水素ナトリウムは、炭酸ナトリウムほどアルカリ性が強くないので、より安全であり、より環境にやさしい。
他の可能な酸は、例えば、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸、アミド硫酸又はフマル酸である。選択の基準は、危険物質の分類の中で最も低い可能なレベルである。クエン酸を含めた前述の酸は、「刺激剤」として分類され、一方、例えば、酢酸は「腐食剤」である。危険物質として低い分類は有利である。したがって、「刺激剤」として分類された酸が好ましい。
チャンバ内の過剰圧力Δpは、好ましくは0.1バールより大きく、より好ましくは0.1と2バールの間であり、さらに、より好ましくは0.2と1バールの間であり、特に好ましくは0.3と0.5バールの間である。より高い圧力を、より強い材料の場合に使用することができる。
好ましい一実施形態では、着色物質又は染料は、スクリーニングシールド内を伝搬する気体(CO)によって運ばれ、前記着色物質又は染料は蛍光性又は燐光性であり、あるいは他の何らかの方法で光を放つようになっている。
柔軟なループの形態のハンドル部材は、エンベロープの外壁上の位置に備えることもできる。
本発明によって、また関連のある場合には、前に詳述された展開及び実施形態によって、それはもはやかさばったスペースをとる部品をもたないので、自己膨張するスクリーニングシールドを、初期状態で、非常にスペースをとらないサイズに折りたたむことが可能である。
折りたたまれた形態では、自己膨張するスクリーニングシールドを、上着又はズボンのポケットに入れて容易に携帯することができる。必要なとき、エンベロープの外部スキンのマーキングに圧力を加えることによって、それを作動することができ、したがって、化学反応がその内部で開始される。エンベロープの内部又は膨張されるべきチャンバの内部の真空のために、初期状態のとき、化学反応で生成された気体物質は、エンベロープ又はチャンバへと非常に急激に流れ込み、これらを非常に速く膨張させ、その結果、スクリーニングシールド又は傘が極めて短時間のうちに利用できる。スクリーニングシールドは、1回だけの使用と考えられるので、それがもはや必要なくなるとすぐに、それを廃棄することができる。使用後、スクリーニングシールドを膨張するのに使用された化学物質は、全く無害であり、水には中性であり、水資源に危険をもたらさず、生分解性である。
一実施形態では、車両のエアバッグに使用されるような材料が使用される。空気チャンバは、スレッド又は横のコネクタを内部にもつことができる。上側又は下側を、あるいは横側を連結することができる。空気チャンバは、ボウル形状でよい。撥水性の材料が好ましい。スクリーニングシールドは、二重壁構造をもってもよい。スクリーニングシールドの部分は、炭素ナノチューブを含んでもよい。これらをスクリーニングシールド材料内に埋め込むことができる。ケブラー繊維も使用できる。
ポリエチレンテレフタレート(PET)も好ましい材料である。Mylar(登録商標)などのポリエチレンテレフタレートポリエステルフィルム(BOPET:二軸延伸のポリエチレンテレフタレート)は特に好ましい。Mylar(登録商標)は、なかでも、高い張力、耐化学薬品性、プラスチック安定性及び半透明性又は透明性によって特徴付けられ、電気絶縁体である。これらの特性は本発明のスクリーニングシールドにとって有利である。
スクリーニングシールドは、例えば、縫製、溶着又は接着で作られる。気密性は、材料の選択及び製造の両方のために重要である。
シーム及び材料を、それらが気体の体積の圧力に耐え、気体が漏れないように選択しなければならない。
さらに、ハンドルを、スレッドによってスクリーニングシールドに連結することができる。好ましい連結は、スクリーニングシールドの外側エッジとハンドルの間で最も長い経路を提供するものである。径方向の分布が好ましい。
スクリーニングシールドの材料は着色されていてもよく、又は透明でもよい。それは燐光性でもよく、又は蛍光性でもよい。スクリーニングシールドの材料は信号色をもつことができる。
一実施形態では、スクリーニングシールドは、水がスクリーニングシールドの下を流れることを防止するエッジをもつ。別の実施形態では、膨らみを形成する空気チャンバがスクリーニングシールドのエッジの周りに円の形状で提供される。
一実施形態では、化学物質を保つチャンバは所定の破断点をもつ。化学物質がバッグ内にある場合には、前記バッグは有孔とすることができる。特に好ましい一実施形態は、折りたたまれた状態のとき、スクリーニングシールドがロッド形状であるものである。この場合、所定の破断点は好ましくはロッドの中央に提供され、したがって、ロッドの所定の破断点を単に押すことによって、又は壊すことによって、化学反応が起動される。
一実施形態では、スクリーニングシールドの材料は、それが接着又は溶着された後で、折紙の技術を使用して折りたたまれる。
特に好ましい一実施形態では、スクリーニングシールドの材料は、それ自体、生分解性である。
次に、本発明は実施形態及び図面を参照して、より詳細に説明される。
図1は、本発明による自己膨張する傘の第1実施形態の上方からの斜視図を示す。自己膨張する傘10は、柔軟な材料、例えば、ポリプロピレンなどの適切なプラスチック材料から作られた膨張可能なエンベロープ11を本質的に含む。適切なフィルム材料も、代替として使用することができる。使用されないとき、すなわち膨張の前に、エンベロープ11の内部は真空であり、したがって、それを非常に小さいスペースに折りたたむことができる。エンベロープ11は、膨張したとき、それは図1に示されるようなドームの形状をとるように作られ、雨に対して防御するものとして、それを人の頭の上方に保つことができる。図2に示されるような下方から、ある角度で見られた斜視図では、柔軟な材料で作られたループ13が、ドームの凹面側の中央部分に取り付けられていることがわかり、そのループを通して、使用するときに手を置くことができ、したがって、傘10を安定して、信頼性高く、携帯する人の頭の上方に保持することができる。傘10を様々なサイズに作ることができる。最も小さい実施形態では、ドームの直径は、覆うべき使用者の頭に、ちょうど十分な大きさである。それより幾分大きい実施形態では、ドームは、使用者の肩の領域も同様に覆うようなサイズの直径をもつことができる。
エンベロープ11は、上方から見ると円形状でよく、その寸法及び境界を外側に見ることができる中央チャンバ12を含むことができる。傘10を作動しかつ膨張するための気体物質の生成が、中央チャンバ12内で行われる。
図3及び図4では、中央チャンバ12は、それぞれ断面図及び上面図で示されている。中央チャンバ12の内部で、クエン酸又はレモンジュースを含む容器12.2は、底面12.1に取り付けられる。容器12.2の横方向に隣接して、洗濯ソーダ(炭酸ナトリウム)又は重曹(炭酸水素ナトリウム)からなる顆粒又は粉末12.3が配置される。マーキング12.4がエンベロープ11の外側の凸面側に付けられる。エンベロープ11の外壁を、容器12.2を加圧し破裂させることができるように、この容器12.2のところまで、このマーキングのところで押し込むことができる。マーキング12.4の代替として、エンベロープ11の外側スキンを全面的に透明に、又は中央チャンバ12の領域のみを透明にしてもよく、したがって、使用者は容器12.2を視覚的に認めることができ、容器12.2が、強制的に破裂させられた後、気体の生成プロセスを観察することもできる。
容器12.2は、小さいエンベロープ又はプラスチックから形づくられ、クエン酸又はレモンジュースで満たされたバッグから構成されてもよく、バッグは、四角い形状で、1つ又はいくつかの横の境界で溶着される。加圧されたとき、エンベロープは好ましくはこのシームの1つ又はいくつかで裂ける。図4に示されるように、容器12.2が一方の側だけで破裂し、したがって、内容物が一方向だけに、すなわち顆粒12.3の方向に漏れるように、適切な対策を講じることができる。示されるように、容器12.2は、3つの横の境界でさらに補強され、床側12.1に連結される。加圧されたとき、したがって、容器12.2は、左側だけ破裂する。そこには、生成に関連するシームを配置することができ、あるいは孔などの所定の破断点を、代替として、又は追加として、容器12.2の外側被布に提供することができる。
容器12.2が破裂した後、その中に収納された液体は、中央チャンバ12及びエンベロープ11の残りの内部の内側の真空のために、急速に漏れる。しかしながら、化学反応、すなわち炭酸(水素)ナトリウムの顆粒12.3の溶解を引き起こすために、レモンジュースができるだけ完全に方向づけられた方法で顆粒12.3の上に流れることが保証されなければならない。これを、例えば、容器12.2内のスペース及び炭酸(水素)ナトリウムの顆粒12.3を膜12.5で覆うことによって達成することができる。前記膜12.5は化学反応によって生成された気体物質、すなわち本実施形態では気体COに対して透過性の材料からなり、あるいは、代替として、気体物質だけがそれを通って通過できる密な細孔の網状組織を備える。したがって、傘10が使用される前には、顆粒12.3は、チャンバ12及びエンベロープ11の残りの内部に入ることはできず、また容器12.2を強制的に破裂させた後に、液体が顆粒12.3に接触せずに漏れることもないことが保証される。この目的のために、液体は、膜12.5の細孔を通過できないことを保証する表面張力を有することができる。
選択された実施形態では、顆粒は、洗濯ソーダ、すなわち化学式がNaCOである炭酸ナトリウムから、又は重曹、すなわち化学式がNaHCOである炭酸水素ナトリウムからなる。本実施形態では、炭酸(水素)ナトリウムの顆粒を溶解するために使用される酸は、化学式がCであるクエン酸である。レモンジュースは5〜7%のクエン酸を含むので、最も簡単な場合、容器12.2がレモンジュースを収納することも可能である。炭酸(水素)ナトリウムの顆粒がクエン酸に溶解されるとき、気体のCOが反応生成物として生成される。この化学反応の式は以下の通りである。
3NaCO+2C=3HO+3CO+2CNa
すなわち言葉で表すと、
炭酸ナトリウム+クエン酸=水+二酸化炭素+クエン酸ナトリウム
しかし、別の酸、例えば、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、アミド硫酸又はフマル酸、を使用して、顆粒を溶解させることも可能である。
このように生成された気体のCOが、膜12.5の細孔を通ってチャンバ12に、そしてそこからエンベロープ11の残りの内部へ非常に速く漏れ、したがってエンベロープ11を膨張させる。エンベロープ11のベース部分は、中央チャンバ12の領域の必要な安定性及び強度を保証するために、エンベロープ11の外側スキンの残りよりも、前記領域において幾分厚くてよい。図3に示されるように、柔軟な材料から作られたループ13は、前記ベース部分に外部から取り付けられる。ループ13は、好ましくは、ポリプロピレンなどの適切なプラスチック材料の薄い、スペースをとらない層からなる。エンベロープ11の外部エッジも図3に示されている。見てわかるように、上部エンベロープ部分11.1を、この領域で周辺シーム11.3に沿って下部エンベロープ部分11.2と互いに溶着することができる。
同時に、図4は折りたたまれたスクリーニングシールドの上面図である。製造中に、中央チャンバ12の周りに表された四角が生じるように、製品は折りたたまれ、エンベロープ11及びループ13は、示された四角の後で、画面内に適当な方法で一緒に折りたたまれ、前記四角に連結される。それらの実際の比率は、図3及び4に示されるものにほぼ対応することができる。したがって、四角のパックを、衣類のポケットに容易に携帯することができる。しかし、望むならば、特に、スクリーニングシールドが偶発的に起動されることを避けるために、四角のパックを適合されたケースに保持することができる。
図5は、本発明による自己膨張する傘の第2実施形態の上方から、所定の角度で見た斜視図を示す。図1に示された第1実施形態とは違って、自己膨張する傘20は、中央チャンバ22から径方向に突き出すいくつかの膨張可能な溝21.1を備えるエンベロープ21を有し、その溝の間に、エンベロープを形成しない単層領域21.2が延在する。この種の傘20は、製造するのが幾分複雑ではあるが、使用の際に、溝21.1だけを、したがって、より少ない体積しか、生成された気体物質で満たす必要がないので、速く膨張させることができる。チャンバ22は、第1実施形態の図3及び図4のチャンバ12と実質的に全く同じ形状をもつ。図3に示された図は、図5の傘20を通る断面図としても役立ち、断面は、チャンバ22及びそれから延びる2つの溝21.1を通る。
図5に示されるように、7つの溝21.1の代わりに、より多くの溝又はより少ない溝、例えば、2つまた3つの溝だけを使用することもできる。
1回の使用の後、本発明の自己膨張する傘は廃棄することができる。したがって、環境にやさしい材料が好ましい。
本発明は、自己膨張するバルーンにも関し、そのバルーンでは、上で説明された傘の場合と同じ原理があてはまり、自己膨張する傘に関連して上で説明されたように、すべての他の詳細及び特徴を適用することができる。例えば、特にフォイル材料で作られたフォイルバルーンの形態であり、使用の前は、その内部が真空である、簡単なおもちゃのバルーンを作ることができる。クエン酸などの酸で満たされた容器を、そのようなバルーンの内部に配置することができ、炭酸(水素)ナトリウムの顆粒などの固体をその外部に配置することができる。容器を、前に説明したように、エンベロープの内部の一定の場所に安定させ、その外側に適切にマークを付けることができる。しかし、エンベロープ内で、容器を自由に移動可能にすることもできる。バルーンが十分に小さい場合、外側から、容器が配置されている場所を感じることができる。炭酸(水素)ナトリウムの顆粒を、同様に、前に説明したように、エンベロープの内部の一定の場所に固定することができ、あるいは、エンベロープの内部で自由に移動可能に配置することもできる。バルーンが十分に小さいならば、そのような場合も、顆粒は、ほとんど完全に液体で覆われる。バルーンの外部スキンを、適切な場所で加圧することによって、容器を破裂させることができ、したがって、バルーンが、化学反応によって生成された気体によって膨張する。
最も簡単な実施形態では、バルーンは2つの部分、特にフォイルを含むことができ、フォイルは、それぞれの周辺リムで互いに溶着され、エンベロープが容器及び顆粒で満たされ、そうでない場合は真空が内部で優勢であるように、閉じたエンベロープを形成する。2つのフォイルは互いに合同であり、すなわち、それらを、互い同士の上に完全に重ね合わさるように置くことができる。膨張したとき、フォイルが動物などの形を作ることもできる。最も簡単な場合、フォイルは形状として円でもよく、したがって、膨張したバルーンは実質的に球又は地球の形となる。エンベロープの外面に広告メッセージを印刷することによって、バルーンを広告媒体として使用することもできる。
自己膨張するスクリーニングシールド又は傘の膨張した状態の第1実施形態の(上方から、ある角度で見られた)斜視図である。 図1に示されたような第1実施形態の(下方からの)斜視図である。 自己膨張する傘のエンベロープの中央チャンバの断面図である。 最上部に配置された中央チャンバを備える、折りたたまれた傘の上面図である。 本発明による自己膨張する傘の第2実施形態の(上方から、ある角度で見られた)斜視図である。
符号の説明
10、20 傘
11、21 膨張可能なエンベロープ
11.1 上部エンベロープ部分
11.2 下部エンベロープ部分
11.3 周辺シーム
12、22 中央チャンバ
12.1 底面
12.2 容器
12.3 顆粒又は粉末
12.4 マーキング
12.5 膜
13 ループ
21.1 溝
21.2 単層領域

Claims (10)

  1. 柔軟な材料からなる膨張可能なエンベロープ(11)を含む自己膨張するスクリーニングシールドであって、気体物質を前記エンベロープ(11)の内部で化学反応によって生成することができる自己膨張するスクリーニングシールド。
  2. 2つ以上の化学物質が、前記エンベロープ(11)内部で互いに空間的に分離されて配置され、前記化学反応は、前記化学物質を互いに接触させることによって、開始することができることを特徴とする請求項1に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  3. 前記化学物質の少なくとも1つが、圧力又は張力の効果で開くことができる容器(12.2)内に収容されていることを特徴とする請求項2に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  4. 第1化学物質が固体を含むか又は固体からなり、第2化学物質が液体を含むか又は液体からなり、前記固体を前記液体によって溶解することができ、前記気体物質が結果として生じる反応生成物の1つであることを特徴とする請求項2又は3に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  5. 前記第1化学物質が炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムであり、前記第2化学物質が酸を含み、よって、前記化学反応から生じる前記反応生成物が気体のCOであることを特徴とする請求項4に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  6. 前記第2化学物質がクエン酸を含むか又はクエン酸からなることを特徴とする請求項5に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  7. 前記容器(12.2)が前記エンベロープ(11)内部の画定された位置に配置され、マーキング(12.4)が前記位置に最も近い前記エンベロープ(11)の前記外壁の場所に付けられることを特徴とする請求項3から6の一項に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  8. 前記容器(12.2)が所定の破断点及び/又は所定の引裂点をもつことを特徴とする請求項3から7の一項に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  9. 柔軟なループの形態のハンドル部材(13)が、前記エンベロープ(11)の前記外壁上の所定の位置に取り付けられていることを特徴とする請求項1から8の一項に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
  10. 前記スクリーニングシールドが傘であることを特徴とする請求項1から9の一項に記載の自己膨張するスクリーニングシールド。
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