JP2009528079A - ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、負荷支持金属表面(20)に磁気的に取り付けられ、複数のマグネット固定場所(6、7)を持つフレームを有するブラケット(1)の製造方法に関する。
【解決手段】 製造方法は、a)平面マグネット(4、5)を流動性があり硬化可能な接着材料を用いて前記マグネット固定場所のそれぞれに取り付ける工程と;b)平面金属シートを前記平面マグネットに磁気的に取り付ける工程と;c)フレームと金属シートを互いに押圧して硬化する前に接着材料に圧力を印加することにより、全てのマグネットを金属シートが形成する共通面に正確に並べる工程と;d)接着材料が硬化して各マグネットが前記マグネット固定場所に固定されるようにする工程を含む。

Description

本発明は、マグネットにより負荷支持用金属表面に取り外し可能に取り付け可能なブラケットおよびこのようなブラケットの製造方法に関する。
「冷蔵庫用マグネット」と呼ばれる装置はよく知られている。一般に、これらは、単に装飾用の又は別の用途で役に立つ非磁性素子とともに冷蔵庫のドアなどの金属表面に取り付けるためのマグネットを含む。例えば、小さな品物をつるすためのペンホルダやフックとして機能する冷蔵庫用マグネットが知られている。しかし、一定の重量を超える品物を保持すると冷蔵庫用マグネットがすぐに金属表面からすべり落ちるか品物と一緒に表面から落ちてしまうので、一定の重量を超える品物を保持する場合には使えないということでこのような冷蔵庫用マグネットの利便性は限られている。さらに、より軽量の品物や非磁性素子の重量未満の品物であっても、時間が経つと冷蔵庫用マグネットは徐々に金属表面からすべり落ちてしまう傾向にある。
国内の、オフィスや小売店の環境では、ディスプレイ、棚ユニット、吊りレールやフックなどのブラケットは、本、衣類、靴などを地面から立ち上げた位置で保持するのに用いられる。このようなユニットは典型的には、ネジやその他の永久取り付け手段によって内壁などの鉛直表面に固定される。
しかしながら、壁面に取り外し可能に取り付け可能なブラケットは、ある位置から容易に取り外しでき別の位置に再び取り付けできるようにすれば、ブラケットの配置の自由度が増すので望ましい。通常、こうしたブラケットは強度が低く、より強度を上げるとブラケットの再配置に時間がかかり煩わしくさせるような複雑な取り付け手段が必要になる。
原則として、冷蔵庫用マグネットは金属表面に取り外し可能に取り付けできるようなブラケットになるようにブラケット形状を取る。しかしながら、実際は、ディスプレイ、本、衣類、靴などを保持するのに望ましいブラケットのタイプは重すぎるため、上記で概略を述べた問題点により、冷蔵庫用マグネットの非磁性部を形成することができない。さらに、ブラケット自体が十分軽くても、ブラケットは壁から滑り落ちるか壁から離れずに保持できるのは非常に軽量な品物だけとなる。さらに、十分に軽量な品物を保持するためだけに使用する十分軽量なブラケットであっても、時間が経てば壁表面から徐々に滑り落ちることが多いという問題が残る。これは、選択したブラケットの位置を維持しようとすると、定期的に手でブラケットの位置を調整しなければならないということになるので望ましくない。
本発明は、本、衣類、靴などを支持するのに好適で、表面に磁気的に取り付け可能なブラケットを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、本発明の第1の態様によれば、負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられ、共通面上に複数のマグネット固定場所を持つフレームを有するブラケットの製造方法であって、この製造方法は
a)平面マグネットを流動性のある硬化可能な接着材料を用いて前記マグネット固定場所の各々に取り付ける工程と;
b)平面金属シートを前記平面マグネットに磁気的に取り付ける工程と;
c)フレームと金属シートを互いに押圧して、硬化する前に接着材料に圧力を印加することによって、金属シートが形成する共通面上に全てのマグネットを正確に並べる工程と;
d)接着材料を硬化して各マグネットを各前記マグネット固定場所に固定する工程を含む。
このように、全てのマグネットは正確に共通面内に並べられ、接着材料にある隙間や気泡は取り払われることにより、マグネットとフレームのマグネット固定場所との間を十分に付着接触させる領域を確保する。
本発明のこの態様の方法により製造されるブラケットを負荷支持金属表面に取り付けると、マグネットと負荷支持金属表面間の磁気引力が、ブラケット自体の重量にブラケットに保持される品物の重量が合わさることによる下向きの回転力に抗してブラケットを定位置に保持する。
複数のマグネットを共通面上に正確に並べることによって、ブラケットは、上記の力によって表面を滑り落ちるか引き離されることなく、サイズと強度が同じ1つの磁気表面を含むブラケットよりはるかに重い負荷を支持することが可能となる。
従来技術とは異なり、マグネットをほぼ完全に整列させるとは、マグネット面が負荷支持金属表面にほぼ一致して2つの間に効率的かつ効果的な磁気引力を与えるという意味である。
工程a)と工程b)を逆転させてもよい。
流動性のある硬化可能な接着材料は、各平面マグネットの表面がマグネット固定場所に設けられる前に前記マグネット固定場所に設けられることが好ましい。
工程c)の圧力はフレームの重量で印加されてもよい。
各平面マグネットにすべり抵抗材料を設ける工程を更に含んでよい。
この工程は工程b)の前に行われ、工程b)において、すべり抵抗材料からなる層はマグネットと金属シートとの間に介在するようにする。
又は、この工程を工程d)の後に行うこともできる。
すべり抵抗材料は、本方法によって製造されるブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、負荷支持金属表面と平面マグネットとの間の摩擦を増加させる。これにより下向きの力に対する抵抗をさらに向上させて、ブラケットが金属表面を滑り落ちるのを防ぐ。
工程b)において、すべり抵抗材料からなる層をマグネットと金属シートの間に介在させなければならないということにより、確実に、すべり抵抗材料をマグネットに塗っても共通面上でのマグネットのほぼ完全な整列に影響を及ぼさないようにする。
すべり抵抗材料は平面マグネットの回りに形成されるケーシング、エンベロープ、又はスリーブの一部であることが好ましい。
流動性のある硬化可能な接着材料は粘着材料であり、工程a)は、各前記平面マグネットを各前記マグネット固定場所に付着させて平面マグネットをマグネット固定場所に取り付ける工程を含むことが好ましい。
代替的に、又はそれに加えて、工程a)は、各前記平面マグネットのケーシング、エンベロープ、又はスリーブを各前記マグネット固定場所に接着させて平面マグネットをマグネット固定場所に取り付けることを含んでもよい。
ある場合では、前記マグネット固定場所は1つ以上のグループとして配置され、それぞれのグループは1つ以上のペアを含み、前記ペアに取り付けられるマグネットは互いに反対の極で対向するように配置される。
この構成が、ブラケットと負荷支持金属表面との磁気引力の強度を向上させるということがわかった。この構成では、極が(平らな表面上ではなく)マグネットの反対側の端面に配置される平面マグネットを使用が必要であると理解されよう。
ある場合には、1つ以上のグループが正方形構成で配置される2つのこのようなペアを含む。
本発明の第2の態様によれば、負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられるブラケットであって、ブラケットは
共通面に設けられる複数のマグネット固定場所を持つフレームと;
前記マグネット固定場所の各々に固定される平面マグネットと;
ブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、各平面マグネットと各負荷支持金属表面との間に介在するように各平面マグネットの平らな表面の少なくとも一部に設けられるすべり抵抗材料からなる層を含むブラケットが提供される。
すべり抵抗材料が金属表面と平面マグネットとの間の摩擦を増加させることにより、下向きの力に対する抵抗を向上させて、ブラケットが金属表面を滑り落ちるのを防ぐ。
すべり抵抗材料からなる層は平面マグネットのコーティングとして形成してもよい。
代替的に、すべり抵抗材料からなる層は、平面マグネットを各前記マグネット固定場所に固定する前に、平面マグネットの回りに形成されるスリーブ、エンベロープ、又はケーシングの一部であってもよい。
すべり抵抗材料からなる層は接着剤によって平面マグネットに付着されるようにしてもよい。
この場合、すべり抵抗材料からなる層に厚さの少なくとも一部について接着剤を含浸させて、すべり抵抗材料からなる層が平面マグネットの前記平らな表面に付着するための接着層を設けることが好ましい。
接着剤からなる別の層を用いてすべり抵抗材料からなる層を平面マグネットの平らな表面に付着させる場合、ブラケットを使用中に接着層が薄い層に裂ける(つまり、すべり抵抗材料からなる層から分離する)。すべり抵抗材料からなる層に接着剤を含浸させるということは、接着剤からなる別の層の必要性、よって層間剥離という問題を回避できる。
すべり抵抗材料からなる層の厚さは0.5ミリメートルから0.55ミリメートルの間であるのが好ましい。
すべり抵抗材料からなる層のショアー硬さは67から70の間であるが好ましい。
材料の硬度、したがって材料の密度があまりにも高いと、マグネットは材料を圧迫することができないので、すべり抵抗が減少する。硬度が低すぎると、材料は使用中につぶれて破れることもある。
前記平面マグネットの前記平らな表面が露出するための開口がすべり抵抗材料からなる層に形成されてもよい。
平面マグネットの平らな表面の一部が露出しているので、すべり抵抗材料からなる層が引き続きすべり抵抗を与えつつ平面マグネットを金属表面に磁気的に取り付ける強度が向上する。
開口は実質的に円形であり、開口は実質的に平面マグネットの前記平らな表面と同心であることが好ましい。よって、平面マグネットの平らな表面上にあるすべり抵抗材料からなる層は環状リングとなる。開口の直径は約5ミリメートルから10ミリメートルの間、好ましくは8ミリメートルであるのがよい。
ブラケットは、各マグネットを各前記マグネット固定場所に固定することにより、固定後全てのマグネットが共通面上で正確に並ぶための固定手段を更に含んでよい。
本発明のこの態様の方法により製造されるブラケットを負荷支持金属表面に取り付けると、マグネットと負荷支持金属表面間の磁気引力が、ブラケット自体の重量にブラケットに保持される品物の重量が合わさることによる下向きの回転力に抗してブラケットを定位置に保持する。
複数のマグネットを共通面上に正確に並べることによって、ブラケットは、上記の力によって表面を滑り落ちるか引き離されることなく、サイズと強度が同じ1つの磁気表面を含むブラケットよりはるかに重い負荷を支持することが可能となる。
固定手段は、各前記平面マグネットを各前記マグネット固定場所に取り付けるための流動性のある硬化可能な接着材料を含んでよい。
流動性のある硬化可能な接着材料は、各前記平面マグネットを各前記マグネット固定場所に付着させるための粘着材料であってよい。
代替的に、又はそれに加えて、流動性のある硬化可能な接着材料は、各前記平面マグネットのケーシング、エンベロープ、又はスリーブを各前記マグネット固定場所に接着させてもよい。
フレームは小文字の「h」の形状で形成され、マグネット固定場所は小文字「h」の各足の底に設けられてもよい。
フレームは2つ以上の連結した小文字「h」の形状で形成されてもよい。
こうして、ブラケットが鉛直方向の負荷支持金属表面に取り付けられて使用されると、支持手段は、品物が吊るされる水平方向に延びる表面を与える。この配置により、上記で言及した下向きの回転力に対する抵抗が向上する。
ブラケットは所定の方向で負荷支持金属表面に取り付けられるものであり、複数のマグネット固定場所は、それぞれ3つ以上のマグネット固定場所からなる1つ以上のグループとして設けられ、各グループのマグネット固定場所は、所定の方向でブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、実質的に鉛直方向に並ぶことが好ましい。
複数のマグネットを実質的に鉛直方向に並べることによって、ブラケットは、上記の力によって表面から滑り落ちるか引き離されることなく、はるかに重い負荷を支持することが可能となる。
フレームは、負荷分散部によって各グループのマグネット固定場所を接続するよう形成されてもよい。
この場合、負荷分散部は、ブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき鉛直方向に略円弧状の断面を有していてもよい。
ある場合では、前記マグネット固定場所は2つ以上のグループとして配置され、それぞれのグループは1つ以上のペアを含み、前記ペアに取り付けられるマグネットは互いに反対の極で対向するように配置される。
この構成により、ブラケットと負荷支持金属表面との磁気引力の強度を向上させるということがわかった。この構成では、極が(平らな表面上ではなく)マグネットの反対側の端面に配置される平面マグネットの使用を必要とすると理解されよう。
ブラケットは、共通面上で個々に離れた複数のパネルであって、各パネルの上に複数の前記マグネット固定場所が設けられ、平面マグネットが前記マグネット固定場所の各々に固定されるパネルと;別個のマグネット固定パネルから延びる負荷運搬手段を更に含んでよい。
個々に離れたパネルは、負荷運搬手段がそこから延びる領域でのみ互いに接続されていることが好ましい。
本発明の第3の態様によれば、負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられるブラケットであって、ブラケットは
共通面に設けられる個々に離れた複数のパネルであって、各パネルに複数のマグネットが固定されてなる複数のパネルを有するフレームと;
別個のマグネット固定パネルから延びる負荷運搬手段を含む。
個々に離れたパネルは、負荷運搬手段がそこから延びる領域でのみ互いに接続されていることが好ましい。
負荷運搬手段がそこから延びる場所以外ではマグネット固定パネルは互いに離れているので、ブラケットを金属表面に取り付ける磁束も複数の部分に分離する。したがって、一つの部分がブラケットを金属表面に取り付けられない場合でも、残りの1つ又は複数の部分がブラケットを金属表面に取り付ける機能を果たす。
負荷運搬手段は棚を含む又は、複数の棒を含んでよい。
ブラケットは、各マグネットを各前記個々の離れたパネルに固定することにより、固定後全てのマグネットが共通面上で正確に並ぶようにするための固定手段を更に含むことが好ましい。
ブラケットは、ブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、すべり抵抗材料からなる層が各平面マグネットと各負荷支持金属表面の間に介在するように、各平面マグネットに設けられるすべり抵抗材料からなる層を更に含むことが好ましい。
それぞれの実施形態に共通な構成部分には同一記号を付している。
図1と図2に、本発明の第1の態様および本発明の第2の態様によって製造されるブラケット1を示す。明確にするために、本発明の第2の態様のすべり抵抗部材は図1と図2では図示しない。
ブラケット1は、鉛直になっている磁化可能な(金属製)シート、壁、又は表面20に磁気で取り付け可能である。ブラケットのフレームは、第1と第2の棒状部8と9によって接続される上部ディスク6と下部ディスク7を含み、ディスク6、7の壁に対向する表面が共通面上にほぼ位置するようになっている。
図1に示すように、第1の棒状部8は上部ディスク6の壁に面していない表面の中心から垂直方向に延び、当接部10で終端する。第2の棒状部9は上部ディスク6に近い点から第1の棒状部8から垂直方向に(図示のように鉛直方向に)延びている。第2の棒状部9は、その端部近くで直角に曲がり、第2の棒状部9の端部9aがL字形の底部をなすようなL字形を形成する。この端部9aは、第1の棒状部8に平行に延び下部ディスク7の壁に面していない表面の中心まで延びそこで終端する。
フレームはこうして小文字「h」形に形成され、ディスク6、7の形状のマグネット固定位置が小文字「h」の各足の底部に設けられる。マグネット固定位置としてのディスク6、7には、それぞれ平面マグネット4、5が取り付けられている。
図3は、図1と図2に示すブラケット1のマグネットとマグネット固定位置部の拡大図である。これらは、ディスク6とマグネット4の間に設けられる一層の接着又は粘着性材料11によりディスク6に取り付けられるマグネット4の形状を取る。マグネット5は同様にしてディスク6に取り付けられる。
接着材料11は、マグネットとディスク7の間を適切に接合する好適な粘着性又はプラスチック材料の形状を取ればよい。例えば、加熱すると可鍛性があるが、室温では硬く硬化するプラスチック材を用いればよい。図3では、明確にするために接着材料11からなる層の厚さが強調されている。
接着材料は、アクリル系構造用接着剤Apollo A5068接着剤とA5068B活性剤といった2つの部分を含む成分系が好ましい。接着剤はメチルメタクリレートを含有する。
この種の接着剤であれば、一方の成分を一方の表面にコーティングでき、他方の成分を他方の表面にコーティングできる。この種の成分系の扱い時間は12分から25分の間で、完全に硬化するには24時間かかる。接着表面は汚れがなく、乾燥して、脱脂されているのが好ましい。
本発明の発明者等は、マグネット表面を正確に共通面に並べることにより、ブラケットは同様なサイズと強度であるが、それほど正確に並べられていないマグネットを含むブラケットより十分重い負荷を支持することが可能となることを発見した。特に、このようなブラケットは負荷支持金属表面20に取り付けられても滑り落ちず、シートからすぐに引き離されることもないことを発見した。
しかし、マグネットとマグネット固定位置との間の接着層の厚さを調整することが困難であるとわかった。さらに、マグネットとマグネット固定位置との接着は、ブラケットに負荷がかかっている最中にその分離するのを防ぐのに十分なものでなければならないということもわかった。
本発明は、マグネットを確実に共通面に正確に並べながら、マグネットとマグネット固定位置との間に強い接着状態をもたらすことができるような方法を提供するものである。
上記のブラケットを形成するための本発明の方法の一例を図4a乃至4cを参照しながら以下で説明する。
最初に、ディスク6、7の壁に面している表面を略共通面上に置いた状態で、ディスク6、7、棒状部8と9、と当接部10を組み立ててフレームを形成する。もちろん、フレームはプラスチック材料で一体成形することもできる。
マグネット4、5それぞれの平らな表面をアルコールで洗う。必要であれば、マグネットに接着する接着面を持つテープや皮膜などの形状のすべり抵抗表面を、マグネット4、5のそれぞれの汚れを取った壁に面する表面に設け、必要なら形を整えるようトリミングをしてもよい(図5a参照)。代替的に、図6に示すように、マグネットをすべり抵抗材料からなるスリーブやエンベロープ内に内包してもよい。すべり抵抗表面は、図5a、5bと6に関連して後でより詳細に説明する。本発明の第1の態様の方法では、すべり抵抗表面の適用は必ずしも必須ではないことが理解できよう。
ブラケット1のフレームが組立てられると、ディスク6、7の壁に面する表面を水平に保ち上向きにして、フレームが保持される。その後、図4aに示すように、接着剤11をディスク6、7の壁に面する表面に塗り、マグネット4、5それぞれの壁に面さない表面を接着剤11の上方で、それぞれディスク6、7の中心に配置する。上述の2つの成分からなる接着剤が使われると、接着剤はマグネット表面に塗られ、活性剤がディスクに塗られる。
図4aから理解できるように、この段階では、接着剤11は滑らかな層を形成していない。例えば、隙間や気泡がそれぞれの表面間に存在することもある。さらに、ディスク6、7の壁に面する表面が略同一面上に並べられた状態で、接着剤11を配置するということは、マグネット4、5の壁に面する表面がこの段階では互いにほぼ異なる面に置かれているということを意味する。
使用される接着材料11としては、流動性を有し、硬化可能な接着材料11であるものが選ばれる。よって、図4bに示すように、未硬化の接着剤11はマグネット4、5を定位置に保持して、マグネット4、5の壁に面する表面が水平で下向きになるようにブラケットを反転させることができる。一旦ここに位置付けされると、ブラケットは真平らな表面を持つ金属シート51に磁気的に取り付けられる。金属シート51はその真平らな表面がマグネットの作用でひずまないだけ十分に丈夫でなければならない。
図4cからわかるとおり、ブラケットの重量でマグネット4、5を、その壁に面する表面(すべり抵抗面12)が共通面上に正確に並べられる位置まで押し込める。さらに、マグネット4、5とディスク6、7間が十分に接着するように、接着剤がブラケットの重量の圧力下で流れるにしたがい接着層11内の隙間や気泡を外に出す。
その後、接着層11が十分に硬化するまでブラケットを放置する。その結果、上記のブラケット形成方法により、マグネット表面を共通面上に正確に並べつつ、マグネット4、5とマグネット固定場所(ディスク)6、7間を十分に接合することが可能となる。
ブラケットの重量が上記目的に十分なものではない場合、シート51に対してブラケットを押圧してさらに重量を加えても良い。
なお、マグネットは所定位置で金属シート51上にまず交互に配置し、その後マグネット固定位置がマグネットと並ぶようにフレームを配置することもできる。金属シート51をフレームの下に置いたものとして方法を説明してきたが、図4cの状態と比べてフレームを反転させて、金属シートをフレームの上に設けることも可能である。
上述の方法は別のブラケットも同一の目的が達成されるよう改良することが容易であることは当業者であれば理解されよう。
特に図6を参照して、マグネットがすべり抵抗材料からなるスリーブやエンベロープ内に内包される場合、ブラケットを金属シート51に対して押圧した場合、スリーブ12’のへり14と、マグネット4の露出部と、マグネット固定位置6との間が十分接触するように十分粘着性のある材料を用いなければならない。
なお、接着層11の代わりにプラスチック材料からなる層を用いても良い。この場合、あらかじめ加熱されているか、可鍛性が生じるような温度までそのままで加熱されるマグネット固定位置にプラスチック材料を塗る。マグネットの壁に面しない表面をその後プラスチック材料の中央に配置し、ブラケットを反転させて、プラスチック材料が硬化温度まで冷却される前に平らな表面に押圧する。
上記の方法では、接着/プラスチック材料からなる層をマグネット固定位置に塗り、その後マグネットを接着/プラスチック材料より上に配置する。代替的に、接着/プラスチック材料からなる層をマグネットに塗った後、マグネット固定位置を接着/プラスチック材料の上に配置することもできる。例えば、マグネットを所定位置でシート51上に配置し、接着材料かプラスチック材料をマグネットの壁に面さない表面に塗り、マグネット固定位置をマグネット上の接着材料上に配置することもできる。
本実施形態で用いるマグネット4、5は、オランダ国Geldropインダストリパーク3のサンダース・マグネット・サービス(Sanders Magnet Service)で販売する等級N38の永久ネオジムマグネットである。このマグネットはディスク形で厚さ約2ミリメートル、直径約22ミリメートルである。マグネットの材料の磁力は時間の経過とともにごくわずかに変化し、損失は年1×10パーセント未満と推定される。さらに、マグネットの最大動作温度は80℃で、無視できる損失で最低−100℃まで下がり、動作温度範囲は−20℃から80℃である。
平面マグネット4、5のN極とS(反対)極は、(平らな表面にあるより)マグネットの対向する周縁にあるのが好ましい。マグネット4、5がディスク6、7に固定されると、一方のマグネットの一つの極が他方のマグネットの反対極に対向するように配置するのが好ましい。例えば、それぞれのマグネット4、5のN極が上を向き、上部マグネット4のS極が下部マグネット5のN極に対向する。
本実施形態ではディスク形(円形で平らな)マグネットを用いているが、壁に面する表面として用いられる平らな表面を少なくとも一つ有して、マグネット固定位置に接合可能である限りは、その他の形状のマグネットを用いても良い。
通常、マグネットは磁力が強くなればなるほど弱いマグネットより大きく、より高価になるので、ブラケットで用いるマグネットの強さは支持可能な重量の所要の上限に応じて選択するようにすればよい。
この点において、図1乃至3に示すブラケットは非常にうまく機能している。しかし、好適なマグネットを選択しないと、ブラケットは時間の経過とともに金属壁20から滑り落ちることもある。
本発明の第2の態様はこの問題に対処するものである。図5aは、本発明の第2の態様を実施するためのブラケットの一部の拡大側面図である。この実施形態のブラケットは、図1乃至3に示すブラケットに類似している。しかし、図5aに示すように、ブラケットが時間の経過とともに滑り落ちることがないより弱いマグネットを使えるようにするためには、すべり抵抗材料12からなる層を、すべり抵抗材料の接着層13を介してマグネット4、5それぞれの壁に面する表面に接着させる。
図5bは、すべり抵抗材料をより詳細に示している。すべり抵抗材料は、厚さ0.5ミリメートルから0.55ミリメートルのポリウレタンゴム(エラストマー)膜12である。ショアー硬さが67から70の膜が特に効果的であることがわかってきた。より硬い材料を用いると、スリップ抵抗効果が薄れ、より軟らかい材料を用いると、膜が時間の経過とともに破れやすい。この点において、アクリル系接着剤は、膜をマグネットに接着させるのにはあまり効果的ではないことがわかってきた。
粘着粒子が膜の厚さの約半分まで分散させるようにポリウレタンゴム膜に表面13を通して接着剤15を含浸させるとよりよい効果が得られることがわかった。膜を含浸した接着剤により表面13が接着表面となり、マグネット4、5の壁に面する表面に強固に接着する。
ウレタンゴム膜をすべり抵抗材料として用いるとして図5aを説明してきたが、その他の材料を用いても良い。例えば、ラテックスやシリコンなどのゴム様材料を用いることもできる。さらに、すべり抵抗材料を接着剤に含浸させる代わりに、接着剤からなる別の層を設けてもよい。例えば、接着ゴム4000シリーズを用いて膜をマグネットに接着させても良い。さらに、使用されるすべり抵抗材料がマスキングテープの形状を取り、マスキングテープはすべり抵抗材料からなる層と接着裏当て層を含む。しかし、すべり抵抗材料を別個の接着裏当て層と用いるより、すべり抵抗材料を含浸接着剤と用いるほうが好ましい。なぜなら、ブラケットを使用中にすべり抵抗材料が薄い層に裂ける(つまり、すべり抵抗材料からなる層が接着層と分離する)という問題を回避できるからである。
すべり抵抗材料をマグネットの周囲に設ける(これはマグネットが円形以外の形状をとる場合でも適用可能である)ようにすべり抵抗材料を環状リングの形状を取ると、さらに性能が向上することがわかってきた。厚さ0.4ミリメートルから0.5ミリメートル(好ましくは0.5ミリメートル)のポリウレタンエラストマー膜リングはスリップを防ぐのに特に効果的であることがわかってきた。直径約22ミリメートルのマグネットの場合、リング状膜の円形開口は直径約8ミリメートルの中ほどで、マグネットの直径に合うように直径は約22ミリメートルであることが好ましい。
マグネットに直接すべり抵抗材料をコーティングすることによってもすべり抵抗表面を得られる。又は、図6に示すように、マグネットをすべり抵抗材料からなるスリーブやエンベロープ内に内包してもよい。本実施形態において、マグネット4はすべり抵抗材料からなるスリーブ12’に内包される。マグネットはスリーブ12’のへり14によりスリーブ12’内に保持されているので、接着層13は必ずしも設ける必要はない。しかし、この場合、接着層11が少なくともマグネット4の露出部分とディスク6に接着し、好ましくはへり14にも接着することが重要である。
このように、マグネット4をスリーブ12’内で移動ができないようにすることで、スリーブ内部からの摩耗を減少させる。同時に、スリーブはブラケットのフレームに対して移動できないようにされている。これによって、マグネットの壁に面する表面最外層(すなわちスリーブが与えるすべり抵抗表面)が確実に共通面上で並ぶようになる。
明確にするために、層11、12、12’と13は強調して示している。よって図5bと6は原寸に比例するものではない。
使用時、本発明の第1の態様の方法または本発明の第2の態様によるブラケット1は、壁20の鉛直方向の金属表面に配置される。こうしてブラケットはマグネット4、5と壁20の金属表面との間の磁力によって定位置に保持される。このように、第1の棒状部8はその後表面20から垂直方向に延び衣類ハンガーなどの品物を支持するためのフックとして機能する。当接部10は、第1の棒状部8に支持される品物がその端部から落ちるのを防ぐ。代替的に、2つ以上のブラケットを地上から同一の高さで離間させて取り付け、さらに別の品物を配置できるような棚を支持するようにしてもよい。この場合、当接部10によって棚が第1の棒状部8から滑り落ちるのを防ぐ。
マグネット4をマグネット5より上方で鉛直方向に並ぶように設けながら、ブラケットを所定の方向でシート20の鉛直方向の金属表面に配置することにより、本発明のブラケットは従来より重い負荷までも支持でき、特に本発明のように並んではいないが、より強く大型のマグネットを用いたフレームによって支持される負荷と同等の負荷を支持することができる。
実際、ブラケットは、鉛直方向上下に配列された2つ以上のマグネットを有するように変更することができる。また、ブラケットを鉛直方向上下に配列された2つ以上のマグネットからなる複数のグループを有するように変更すれば、さらに支持強度を増やすことができる。
図1に示すブラケットは、垂直軸方向に回転力を印加することにより、金属壁20から引き離すことができる。このようにすることによって、ブラケットを容易に移動することができる。
図7aと7bは、本発明の第2の態様の別の実施形態を示す図である。
図7aを参照して、フレームは、平らな長円形金属プレート19の形状をしており、長円形プレート19は長円形の中心で垂直方向下に垂れる細長い棒24を有している。長円形プレートの短辺にはそれぞれ同一形状と同一強度の長円形マグネット21が接着され、マグネットにはそれぞれ、壁に面する表面にすべり抵抗材料22が設けられている。使用時、負荷支持金属表面に取り付けられると、ブラケットの上下端部に位置する。明確にするために、マグネットとすべり抵抗材料で用いる接着剤は示していないが、本実施形態では上述のものと同じ形状でよい。マグネットの特別の強度とサイズを有していれば、図7aのブラケットは7キログラムの重みを棒24に吊り下げても負荷支持金属表面20から外れないことがわかった。
図7bにおける寸法とマグネットの強度は図7aに示したものと同じである。本実施形態において、フレームは、平らな長円形金属プレート19’の形状をしており、長円形プレート19’は長円形の中心で垂直方向下に垂れる細長い棒24を有している。長円形プレートの短辺にはそれぞれ同一形状と同一強度の長円形マグネット21が接着され、マグネットにはそれぞれ、壁に面する表面にすべり抵抗材料22が設けられている。上記平らな領域間では、金属プレート19’が屈曲して曲線又は円弧断面を有する部分23が設けられる。明確にするために、マグネットとすべり抵抗材料に用いる接着剤は示していないが、本実施形態では上述のものと同じ形状でよい。
図7bに示すブラケットは、円弧状部23を除けば図7aに示すブラケットと同一であるということが理解できる。図7aで使用したマグネットと同一の強度で同一のサイズであれば、図7bのブラケットは、17キログラムの重みを棒24に吊り下げても負荷支持金属表面20から外れないことがわかった。円弧状部23はわずかに収縮するように見える。
図7aのブラケットと比較して、マグネット21とシート20との磁気引力でマグネットがより整列されるように、棒24に印加される負荷は円弧状部23によって分散するか、何らかの方法でその領域が与える引っ張り力をプレート19’の一方の端部に位置づけると思われる。円弧状部23は負荷分散機能として別の形状を取ることが可能であることは理解されよう。
本発明のブラケットは、壁又は天井表面に磁気的に取り付けられる。その表面の種類は例えば塗装された、又は壁に貼られた金属シートなど多くの形状を取ることができる。ここで用いる「負荷支持金属表面」という用語はマグネットを磁気的に取り付けることができるあらゆる負荷支持表面を指している。よって、金属層又は積層金属シートを含む負荷支持表面は、1つ以上の非金属層で覆われているとしても金属表面を構成するものとなる。
負荷支持金属表面はその表面を介して磁気漏れを減少させるのに十分な厚さをもっているのが好ましい。これによって、シートへの磁気引力を向上させることができ、ブラケットが固定された場所と反対側のシートの裏側に金属粒子が広範に付着するかどうかの試験によって図式化できる。
図8a、8b、9a、9bは、本発明の第3の態様を実施するブラケットを示す図である。これらのブラケットは本発明の第3の態様を説明するためのものであるが、本発明の第1の態様を実施することによっても製造することができるものである。
図8aと8bはそれぞれ、金属表面又は壁にマグネットを介して取り付けられるブラケット30の正面図と側面図である。ブラケット30は、棚34と壁取り付けパネル31を含む。棚34は壁取り付けパネル31の底部から延び、壁取り付けパネル31の壁に面する表面から離れ、実質的に壁取り付けパネル31の全幅にわたり延びている。壁取り付けパネル31は鉛直チャネル33によって3つのより小型のパネル32に分離される。これらのそれぞれの小型パネル32はコーナーに固定された平面マグネット35を有する。マグネット自体は図8aの図では見えないが、図8aでは位置36が点線の輪郭で示されている。平面マグネット35は、共通面内で正確に並ぶように壁取り付けパネル31の壁に面する表面に固定されている。
鉛直チャネル33は、ブラケットを金属表面に取り付ける磁束を3つの部分に分離する。したがって、一つの部分がブラケットを金属表面に取り付けられない場合でも、残りの2つの部分がブラケットを金属表面に取り付ける機能を果たす。例えば、パネル32のうちの1つ上にある平面マグネット35をパネルのなんらかのわずかなひずみによって正確に平面に整列させられない場合、このパネルがブラケットを金属表面に取り付ける際の磁力が減少する。しかし、このパネルは他のパネルと分離しているので、このパネルのひずみはその他のパネルでのマグネットの正確な平面整列には影響を及ぼさず、よってこれらのパネルがブラケットを金属表面に取り付ける際の磁力には影響を及ぼすことはない。一方、壁取り付けパネル31が1つの連続するパネルからなる場合、このパネルの1つの小さな領域でのわずかなひずみがそこに固定されたマグネット全ての正確な平面整列に影響を及ぼし、よってブラケットを金属表面に取り付ける際の磁力にパネル全体にわたり影響を及ぼすこととなる。
図8aと8bのフレームは、連続するプラスチックシート又は金属シート(又はその他の好適な材料からなるシート)を直角に折り曲げて壁取り付けパネル31と棚34を形成し、その後鉛直チャネル33を切断してパネル31を小型パネル32に分離することによって形成してもよい。代替的に、フレームは、小型パネル32を棚34の後方に別々に取り付けることによって形成することもできる。その他の製造手段については当業者には容易に明らかになろう。
図9aと9bはそれぞれ、図8aと8bに示すブラケット30と同様なブラケット40の正面図と側面図であるが、棚34が壁取り付けパネル31の底部近くから壁に面する表面から離間するように延びる複数の棒44に代わっている点がブラケット30とは異なる。この実施形態では、棚34に接続するパネル32の代わりにパネル31は、棒44が延びる領域にブラケットの幅に渡り延びて、パネル32を接続する連続部分45からなる。
これらの実施形態の棚34又は複数の棒44(負荷支持手段)は、負荷支持手段が延びた領域にパネルが接続されている限り、壁取り付けパネル31の底部又は頂部に設けてもよいし、又はその間の任意の高さに設けてもよい。
本発明の第3の態様の上記実施形態には3つの小型パネル32が設けられる。しかし、1つ以上の任意の数のこのようなパネルを設けてもよい。
平面マグネットは、その表面が面する壁の上のすべり抵抗表面にもうければよい。この場合、図8a、8b、9a、9bのブラケットは本発明の第2の態様を実施する。
上記さまざまな代替の実施形態の別の実施形態で、マグネット固定場所が1つ以上のグループとして配置され、各グループは1つ以上のペアを含み、前記のペアに取り付けられるマグネットは互いに対向する別の極を有するように配置される。こうしたグループの一例が図10aに示されている。この場合、一対のマグネットが、ブラケットが所定の方向で負荷支持金属表面に取り付けられると、実質的に鉛直方向に並んだマグネット固定場所に取り付けられる。一方のN極が他方のS極に対向するように、2つのN極は上向きでS極は下向きになる。任意の数のこのようなグループを設けることができる。
正方形構成のこうしたグループの別の例が図10bに示されている。この場合、図10aに示す一対のマグネットが図示のとおり反転したこのようなマグネットの別のペアの側方に置かれる。よって、N極がS極と対向する。任意の数のこのようなグループを任意の数のペアで設けることができる。
この構成によりブラケットと負荷支持金属表面間の磁気引力強度が向上することがわかった。この構成では、極が(平らな表面上ではなく)マグネットの反対側の端面に配置される平面マグネットを使用しなければならないと理解されよう。
本発明の発明者らはこのように配置されるマグネットのグループは、そのグループのマグネットと全体のサイズが同一の一つのマグネットより大きな強度を有するということを発見した。
本実施形態では、ディスク形(円形平面)マグネットを用いているが、壁に面する表面として用いられる少なくとも一つの平らな表面を持ちマグネット固定場所に接着できる限りは、マグネットはその他の形体や形状を取ってもよい。
本発明の第1の態様のブラケット又は本発明の第2の態様のブラケットは、平面マグネットが固定される複数のマグネット固定場所をフレームが備えている限り、さまざまな形体をとってもよいことが当業者には理解されよう。例えば、フレームは1つ以上の棒、1つ以上の金属シート、矩形ブロックなどからなるものでもよい。フレームは、マグネットとマグネット固定場所との間を適切に接着するものであれば、その他の材料で製造してもよい。
本発明の第1の態様、または本発明の第2の態様を実施するためのブラケットの側面図である。 図1に示すブラケットの背面図である。 図1に示すブラケットの壁取り付け手段の拡大側面図である。 本発明の第1の態様を実施するための方法に関わる工程を示す図である。 本発明の第1の態様を実施し、本発明の第2の態様を実施するための方法によって製造されるブラケットの一部の拡大側面図である。 すべり抵抗層の拡大側面図である。 本発明の第1の態様および本発明の第2の態様を実施するための別のブラケットの一部の拡大側面図である。 本発明の第1の態様および本発明の第2の態様を実施するためのさらに別のブラケットの一部の拡大側面図である。 本発明の第1の態様、および本発明の第2と第3の態様を実施するためのさらに別のブラケットの一部の拡大側面図である。 本発明の第1の態様、および本発明の第2と第3の態様を実施するためのさらに別のブラケットの一部の拡大側面図である。 本発明の実施の形態用のマグネットの好ましい配置を示す図である。

Claims (39)

  1. 負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられ、複数のマグネット固定場所を持つフレームを有するブラケットの製造方法であって、前記製造方法は
    a)平面マグネットを流動性のある硬化可能な接着材料を用いて前記マグネット固定場所の各々に取り付ける工程と;
    b)平面金属シートを前記平面マグネットに磁気的に取り付ける工程と;
    c)フレームと金属シートを互いに押圧して、硬化する前に接着材料に圧力を印加することによって、金属シートが形成する共通面に全てのマグネットを正確に並べる工程と;
    d)接着材料を硬化して各マグネットを各前記マグネット固定場所に固定させる工程を含むことを特徴とするブラケットの製造方法。
  2. 請求項1に記載の方法であて、工程a)と工程b)を逆転させることを特徴とするブラケットの製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、流動性のある硬化可能な接着材料は、各平面マグネットの表面がマグネット固定場所に設けられる前に前記マグネット固定場所に設けられることを特徴とするブラケットの製造方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の方法であって、工程c)の圧力はフレームの重量で印加されることを特徴とするブラケットの製造方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の方法であって、工程b)の前に、各平面マグネットにすべり抵抗材料を設ける工程を更に含み、工程b)において、すべり抵抗材料はマグネットと金属シートとの間に介在することを特徴とするブラケットの製造方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、すべり抵抗材料からなる層は平面マグネットの回りに形成されるケーシング、エンベロープ、又はスリーブの一部であることを特徴とするブラケットの製造方法。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の方法であって、流動性のある硬化可能な接着材料は粘着材料であり、工程a)は、各前記平面マグネットの表面を各前記マグネット固定場所に付着させて平面マグネットをマグネット固定場所に取り付ける工程を含むことを特徴とするブラケットの製造方法。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載の方法であって、工程a)は、各前記平面マグネットのケーシング、エンベロープ、又はスリーブを各前記マグネット固定場所に接着させて平面マグネットをマグネット固定場所に取り付けることを含むことを特徴とするブラケットの製造方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の方法であって、工程a)において、平面マグネットを、各マグネットの少なくとも1つの極が隣接する平面マグネットの反対の極に対向するようにマグネット固定場所に取り付けることを特徴とするブラケットの製造方法。
  10. 実質的に添付の図面に記載され、負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられることを特徴とするブラケットの製造方法。
  11. 負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられるブラケットであって、前記ブラケットは、
    共通面上に設けられる複数のマグネット固定場所を持つフレームと;
    前記マグネット固定場所の各々に固定される平面マグネットと;
    ブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、各平面マグネットと各負荷支持金属表面との間に介在するように各平面マグネットの平らな表面の少なくとも一部に設けられるすべり抵抗材料からなる層を含むことを特徴とするブラケット。
  12. 請求項11に記載のブラケットであって、すべり抵抗材料からなる層は、平面マグネットが各前記マグネット固定場所に固定される前に、平面マグネットの回りに形成されるスリーブ、エンベロープ、又はケーシングの一部であることを特徴とするブラケット。
  13. 請求項11又は12に記載のブラケットであって、すべり抵抗材料からなる層は接着剤によって平面マグネットに付着されることを特徴とするブラケット。
  14. 請求項13に記載のブラケットであって、すべり抵抗材料からなる層にその厚さの少なくとも一部について接着剤を含浸させて、すべり抵抗材料からなる層が平面マグネットの前記平らな表面に付着するための接着層を設けることを特徴とするブラケット。
  15. 請求項11に記載のブラケットであって、すべり抵抗材料からなる層は平面マグネットのコーティングとして形成されることを特徴とするブラケット。
  16. 請求項11から15のいずれかに記載のブラケットであって、すべり抵抗材料からなる層の厚さは0.5ミリメートルから0.55ミリメートルの間であることを特徴とするブラケット。
  17. 請求項11から16のいずれかに記載のブラケットであって、すべり抵抗材料からなる層のショアー硬さは67から70の間であることを特徴とするブラケット。
  18. 請求項11から17のいずれかに記載のブラケットであって、前記平面マグネットの前記平らな表面が露出するための開口がすべり抵抗材料からなる層に形成されることを特徴とするブラケット。
  19. 請求項18に記載のブラケットであって、開口は実質的に円形であることを特徴とするブラケット。
  20. 請求項18又は19に記載のブラケットであって、開口は実質的に平面マグネットの前記平らな表面と同心であることを特徴とするブラケット。
  21. 請求項11から20のいずれかに記載のブラケットであって、各マグネットを各前記マグネット固定場所に固定することにより、固定後全てのマグネットが共通面上で正確に並ぶようにするための固定手段を更に含むことを特徴とするブラケット。
  22. 請求項21に記載のブラケットであって、固定手段は、各前記平面マグネットを各前記マグネット固定場所に取り付けるための流動性のある硬化可能な接着材料を含むことを特徴とするブラケット。
  23. 請求項22に記載のブラケットであって、流動性のある硬化可能な接着材料は、各前記平面マグネットの表面を各前記マグネット固定場所に付着させるための粘着材料であることを特徴とするブラケット。
  24. 請求項22又は23に記載のブラケットであって、流動性のある硬化可能な接着材料は、各前記平面マグネットのケーシング、エンベロープ、又はスリーブを各前記マグネット固定場所に接着させるためのものであることを特徴とするブラケット。
  25. 請求項11から24のいずれかに記載のブラケットであって、前記フレームは小文字の「h」の形状で形成され、マグネット固定場所は小文字「h」の各足の底に設けられることを特徴とするブラケット。
  26. 請求項25に記載のブラケットであって、前記フレームは2つ以上の連結した小文字「h」の形状で形成されることを特徴とするブラケット。
  27. 請求項11から26のいずれかに記載のブラケットであって、前記フレームは所定の方向で負荷支持金属表面に取り付けられるものであり、複数のマグネット固定場所は、それぞれ2つ以上のマグネット固定場所からなる1つ以上のグループとして設けられ、各グループのマグネット固定場所は、所定の方向でブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、実質的に鉛直方向に並ぶことを特徴とするブラケット。
  28. 請求項27に記載のブラケットであって、前記フレームは、負荷分散部によって各グループのマグネット固定場所を接続するよう形成されることを特徴とするブラケット。
  29. 請求項28に記載のブラケットであって、前記負荷分散部は、ブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき鉛直方向に略円弧状の断面を有することを特徴とするブラケット。
  30. 請求項11から29のいずれかに記載のブラケットであって、前記平面マグネットは、各平面マグネットの1つの極が隣接する平面マグネットの反対の極に対抗するようにマグネット固定場所に取り付けられることを特徴とするブラケット。
  31. 請求項11から30のいずれかに記載のブラケットであって、共通面上に設けられる個々に離れた複数のパネルを有するフレームであって、各パネルの上に複数の前記マグネット固定場所が設けられ、平面マグネットが前記マグネット固定場所の各々に固定されてなるフレームと;
    別個のマグネット固定パネルから延びる負荷運搬手段を更に含むことを特徴とするブラケット。
  32. 請求項31に記載のブラケットであって、個々に離れたパネルは、そこから負荷運搬手段が延びる領域でのみ互いに接続されていることを特徴とするブラケット。
  33. 負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられるブラケットであって、
    共通面上に設けられる個々に離れた複数のパネルであって、各パネルに複数のマグネットが固定されてなる複数のパネルを有するフレームと;
    別個のマグネット固定パネルから延びる負荷運搬手段を含むことを特徴とするブラケット。
  34. 請求項33に記載のブラケットであって、前記の個々に離れたパネルは、そこから負荷運搬手段が延びる領域でのみ互いに接続されていることを特徴とするブラケット。
  35. 請求項33又は34に記載のブラケットであって、前記負荷運搬手段は棚を含むことを特徴とするブラケット。
  36. 請求項33又は34に記載のブラケットであって、前記負荷運搬手段は複数の棒を含むことを特徴とするブラケット。
  37. 請求項33から36のいずれかに記載のブラケットであって、各マグネットを各前記個々の離れたパネルに固定することにより、固定後全てのマグネットが共通面上で正確に並ぶようにするための固定手段を更に含むことを特徴とするブラケット。
  38. 請求項33から37のいずれかに記載のブラケットであって、前記ブラケットが負荷支持金属表面に取り付けられるとき、各平面マグネットと各負荷支持金属表面の間に介在するように各平面マグネットに設けられるすべり抵抗材料からなる層を更に含むことを特徴とするブラケット。
  39. 実質的に添付の図面に記載され、負荷支持金属表面に磁気的に取り付けられることを特徴とするブラケット。
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