JP2009527406A - 排水装置 - Google Patents
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Abstract
開いた位置と閉じた位置との間で旋回できるように車両本体に配置された2つの屋根部品(1,2)から構成された車両屋根用の排水装置には、旋回自在に据え付けられた堅固な屋根部品(1,2)と相互作用する弾性のある排水ラインが形成されている。排水ラインは、故障のない動作を目的として、分離装置(8)により互いに連結された2つのセクションに分割されており、個々のセクションは屋根部品(1,2)の旋回運動の間は実質的に剛体として移動する。分離装置(8)は、屋根部品(1,2)を支持する連結片の旋回運動の結果、雨水が排水ラインから正しく排出される開いた位置と、雨水が収集容器(6)を含む収集領域に保持される閉じた位置との間で切り換えられる。排水ラインを屋根部品(1,2)の旋回運動の間にそれ自体が変形を受けない少なくとも2つのセクションに分割することで排水ラインの変形がなく、信頼性の高い構造の排水装置を提供する。
Description
本発明は、請求項1の序文(プリアンブル)に係わる車両屋根用の排水装置に関するものである。
DE 101 37 031には、ハードトップ型車両の折り畳み式屋根用の排水装置が開示されており、この構造において、屋根が開いた位置では、後部窓がトランク内への格納位置に旋回でき、後部窓への側部領域に隣接した屋根ピラー、Cピラーは、同様に旋回できる。排水用のチャネルは後部窓の下側端部に沿って延在し、Cピラーまで続いており、また下側領域で収集樋に連結されている。収集樋は、上記のCピラーに取付られているため、前記屋根の開閉動作の間にその旋回動作の影響を受ける。排水を正しく行うため柔軟性のある排水ホースが収集樋から出ている。この排水装置における問題は、屋根の各折り畳み動作の間に、一端が収集樋に連結され且つ他端がシャーシ上に固定された連結点に連結された排水ホースが、大きく移動して変形することである。
リンケージシステム(連結機構)により回動でき且つ閉じた位置と収容された位置との間を旋回できる堅固な屋根部品からなる排水用の車両屋根における特別な課題は、開く動作が始まる前に屋根の外表面に存在する残り水を信頼性高く集めて正しく排出し、特にこの残り水が乗り手の区画(車両内部)に入らないことである。屋根部品の折り畳み動作と上記の残り水の排水とは、実質的に同時に行われるため、排水は動作の各段階において可能であることを前提とし、上記の水を排出する場所は各屋根部品の動作経路を考慮して位置決めする必要がある。
EP 1 275 545には、2つの固定され且つ回動自在に配置されると共に、車両を横切る方向から見て、それらの隣接端部に沿ってシーリングプロフィールが延在する屋根部品を備えた車両屋根が開示されている。上記シーリングプロフィールは同時に屋根部品の表面水用の収集溝を形成し、この表面水は屋根部品の折り畳み動作の間にこの屋根部品から格納位置の方向に流れる。対照的に、屋根が閉じた状態では、この収集溝は機能しない。一方が他方の内側で入れ子になっている2つの略U形状の断面プロフィール(輪郭)をそれぞれ形成している各収集溝は、互いに対向しており、これらによって、各屋根部品の開く状態への動作の各段階において、それらの表面から流れる水が信頼性高く集められることが保証される。収集溝から始まり、水はまず最初にシーリングプロフィールの側部端部に位置する成型品を介して、屋根部品を支えるリンケージシステム(連結機構)に取付られた排水ホースに流れ込む。このことは、屋根の全ての折り畳み動作は大きな機械的な負荷、特に排水ホースの変形に関連していることを意味する。上記ホースが置かれた特定の態様、特にホースを支える連結機構の各部品の相対運動にもよるが、少なくとも水の流れの障害となるホースの座屈は、個々のケースにおいて屋根の折り畳み動作の間において信頼性高く防止することはできない。連結機構の特定のデザイン、特にその構成部品の運動学および/または配置およびこれにホースを連結したことにより過度の変形を招き、これが裂けの発生、さらには剪断による破壊の原因となるという別の問題もある。
DE10137031号公報
EP1275545号公報
以上の背景技術を考慮して、本発明の目的は、当初に説明した形式の排水装置であって、従来技術に関連した欠点を解消しつつ、特に排水ホースに加わる機械的なストレスを低減しつつ、少なくとも1つ、通常は2以上の回動自在に連結された、堅固な屋根部品からなる故障のない車両屋根の排水が可能である排水装置をデザインすることにある。この目的は、請求項1の特徴項の各特徴による排水装置により達成される。
請求項1に係わる排水装置によれば、回動自在に配置された屋根部品に割り当てられたシーリングプロフィールの収集チャネル(収集水路)に隣接する排水ラインは、少なくとも1つの分離装置を使用して少なくとも2つセクション(部分ないし区域)に分割されていることを必須要件とする。前記分離装置の目的は、2つのセクションに分割された前記排水ラインによる屋根部品の旋回運動の間に排水ラインへの機械的なストレスを低減し、これにより回動運動の間において変形が実質的に生じることがなく、よって、最初に説明した従来技術とは逆に、例えば、裂け、剪断などによる座屈、さらには破壊のような、過度の変形による故障を生じることがない。上記の各セクションは、折り畳み動作を起こすために旋回自在に配置された車両屋根の構成要素(構造エレメント)に従って選択されるが、それ自体は剛性のあるもの(剛体)である。分離装置はいずれの場合も2つのセクションの間に交点(共通部分)を形成し、また閉じた位置と通路位置(通過位置)との間で切り換えられる。このため、分離装置は、相対的に旋回する2つの構成要素の間に配置され、また構成要素の旋回動作を緩衝する効果をもたらす。これにより、特定の動作状態、例えば屋根の折り畳みの間には、排水ラインを通る通路を遮断する可能性は生じない。
請求項2の特徴によれば、少なくとも1つの収集領域は、上記の収集チャネルと分離装置との間に配置されており、屋根部品から表面水を収集して留めるために、前記収集領域は分離装置の開いた位置に設けられている。対照的に、分離装置がその閉じた位置ないし通路位置に切り換えられ、屋根部品が閉じた位置となる際に生じる状態になると、直ちに蓄えられた水は収集領域から流出する。
請求項3の特徴によれば、収集領域は、好ましくは、収集容器により形成できる。収集容器は、表面水が流出する流れの向きから見て、分離装置の前部の適宜な位置に配置される。
請求項4の特徴によれば、成型品は収集チャネルと排水ラインとの間に配置され、前記成型品は、例えば、複数の収集チャネルと排水ラインとの間の連結要素を形成する。最初に説明した収集容器は、好ましくは例えば、前記成型品に一体化しても良い。しかしながら、連結ポイントの機能とは無関係である成型品を、収集領域の一部として収集容器用に設けることもできる。
請求項5の特徴によれば、排水ラインは、ホースにより公知の方法で形成され、屋根部品の旋回のためのリンケージ(連結片)に取付られている。前記セクションの寸法決めは、それ自体がいずれの場合でも剛性のある連結片の各セクションの寸法決めに応じて行われる。分離装置の起動のために必要な切り換え動作は、好都合なことに、屋根部品を支える連結機構の旋回(回動)動作から生じる。
請求項6の特徴によれば、分離装置は、屋根部品の回動(旋回)のために設けられた旋回軸の近傍、つまり連結片、この場合は屋根リンケージ(屋根連結片)の2つのレバー要素の交点の近傍に配置される。これは分離装置の特定の形状に関して有利であり、分離装置は、それが閉じた位置では、前記分離装置により橋渡しされた排水ラインの各セクションの端点の対応する運動を許容しなければならない。これに関して、分離装置は、開いた位置と閉じた位置との間における切り換え動作、特にこの目的で必要とされる切り換え動作が、屋根連結片のこれら部品により、あるいは屋根連結片に直接取付られた構成要素により少なくとも一部が引き起こされるという条件で配置されることが重要であり、これら部品ないし構成要素は、屋根部品の動作の間に相対的な動作を行い、この動作から上記の切り換え動作が生じる。
請求項7の特徴は、分離装置に直接的に焦点を当てたものであり、これによれば、分離装置は、屋根部品の旋回を引き起こす屋根連結片の異なる連結片に取付られた2つの構成要素を有している。この構成によれば、構成要素の別の構造的な構成条件すなわち構造から生じる効果や状態は、2つの連結片の相対的な旋回動作が切り換え運動に変換され、これにより分離装置はその閉じた位置とその通路位置との間で切り換えられることである。
請求項8と9の特徴は、分離装置の特定の構造に焦点を当てたものである。これによれば、その構成要素の一方がバルブを含んでおり、そのバルブディスク(円板弁)は、前記バルブディスクに一体形成されたタペットを介して2つの構成要素の他方によって開いた位置と閉じた位置との間で移動自在である。上記の構成要素の他方は、収集板により形成されており、この収集板は、2つの連結片の回動動作の結果として、タペットを支持するようになり、このため、バルブディスクをその開いた位置と閉じた位置との間で移動させることができる。
請求項10と11の特徴によれば、上記した構成要素の両方には、排水ラインのセクションを形成するホースを連結するための連結ブランチ(連結分岐部)が設けられている。
請求項12の特徴によれば、構成要素内に配置されたバルブのバルブディスクはバネにより作動し、このバネを介して前記バルブは、その切り換え位置の一方の方向、例えばその閉じた位置の方向に、弾性的なプレストレス(元応力)が与えられる。
本願発明の基本的な概念は、好適にはホースの形態で提供され且つ複数、例えば2つの回動自在に据え付けられた堅固な屋根部品と相互作用する弾性のある排水ラインを、分離装置による互いに連結された2つのセクションに分割し、これにより、屋根部品の旋回動作の間に、実質的に剛性のある物体(剛体)として移動する個々のセクションが、1つの分離装置だけを使用するように制限されることがなく、排水ラインの2つのセクションが形成される、故障のない動作を行うことにある。運動学上の構成条件言い換えれば運動から生じる効果や状態によれば、特に多くの回動自在な連結片は、2以上の分離装置を有してなり、このため、3以上のセクションは、屋根部品の旋回動作に応じて閉じた位置と開いた位置との間で切り換えでき、正確には、容器で受容することで生じる表面水の一時的な貯蔵をすることが好ましい。ストレスの点から適切である態様の排水ラインの形状および配置は、このタイプの排水装置の寿命を増大する。
次に、添付図面に図式的に示した実施例を参照して本発明を詳細に説明する。
図1および2において、2つの堅固な屋根部品から構成される折り畳み式屋根の、車両の移動方向から見て、前方(前部)の屋根部品は符号1で示されており、この屋根部品と後方(後部)の屋根部品2とで、図1に示された閉じた位置にある屋根表面が構成されている。2つの屋根部品1,2は、屋根連結片3によって公知の態様でシャーシつまり車体(図示せず)に回動自在に連結されている。図1に示した閉じた位置から完全に開いた位置まで移行するためには、まず、図2に示した全ての後部屋根部品2が前部屋根部品1の方向に旋回され、次いでこれら2つの屋根部品1,2は、車両のトランク内に「パッケージ」としてコンパクトな態様で旋回される。
以下において、2つの屋根部品1,2の折り畳み動作の運動学は省略する。
車両の長手方向の領域に対して横方向に延在すると共にその2つの横端部の少なくとも一方が成型品5の内側に開口しているシーリングプロフィール4は、2つの屋根部品1,2の間の連結部の位置に配置されている。シーリングプロフィール4は、2つの屋根部品1,2の間の連結部の領域におけるシール(密閉部)を形成し、同時に、少なくとも1つの成型品5の方向において、その表面に到達する雨水を排出するようにデザインされている。よって、成型品5は、上記表面の雨水を集めおよび正しく排出するように機能する。
収集容器6には成型品5が連結されており、この収集容器の出力側には少なくとも1つの柔軟なホース7が連結されており、上記ホースは分離装置8(詳細は以下に説明)を経て別の柔軟なホース9に導かれており、一方、このホースは水を正しく排出すために設けられ且つ配置されている。
後部屋根部品2の後部縁(境界)に配置されたシーリングプロフィール10は、シーリングプロフィール4と同様に、浸透する表面の水を(図示しない方法で)集めるために設けられており、またこれは、必要に応じて成型品5にこれらの間に配置したホースを介して連続的に連結することができる。
図1は、閉じた位置にある2つの屋根部品1,2を示している。この閉じた位置では、各屋根部品に到達した雨水はシーリングプロフィール4を経て収集チャネル(図示せず)に集められ、ホース7,9を経て排出される。収集容器6および分離装置8は上記の各ホースのコース上に配置されており、この分離装置は、2つの屋根部品が閉じた位置では、開いた位置にあり、妨害されることなく水の通過を許容する。
開いた位置から図1に示す閉じた位置への移行は、まず最初に、図2に示したように後部屋根部品2が前部屋根部品1上を旋回し、2つの屋根部品は次いでトランク内の受容コンパートメント内にパッケージとして旋回される。本発明によれば、分離装置8の閉じた位置への移行は上記の開く動作に関連しており、この結果、折り畳み動作の開始前に屋根部品1,2上にすでに存在していた表面水は、分離装置が閉じた位置への移行の結果として、シーリングプロフィール4の収集チャネルを経て少なくとも1つの収集容器6に受容され収集される。
収集容器6の寸法およびその配置は、開く動作の結果として、屋根部品から取れた表面水が車両の内部に入らずに収集容器6に一時的に貯えられるように、事前に準備される。しかしながら、一時的な貯蔵は収集容器に限定されず、シーリングプロフィール4の領域を含む、分離装置の上流側の全てのラインセクション(直線部分)に追加的に設けることもできる。このため、一般的には、水が貯蔵される収集領域が設けられる。
屋根部品1,2は、図1に示された閉じた位置に戻る移行が次いで起きる場合には、収集容器ないし収集領域に集められた水は、分離装置8が再度開くことにより正しく流れ去る。
図3は、分離装置8の空間的な配置を拡大した説明図であり、内部の排水装置の各部品は水を導くことを意図したものである。分離装置は、前部連結片11に取付られたホース7と、後部連結片12に取付られたホース9との間における連結要素を形成している。前部および後部連結片11,12は、位置13に配置された旋回点(図示せず)の回りで互いに回動自在に配置されており、また回動は、屋根が閉じた位置から開いた位置およびその逆に移行する際に起こる。この旋回運動は、同時に、以下に詳細に説明するように、分離装置8をその開いた位置と閉じた位置との間で切り換えるために使用される。
図3は、屋根が閉じた位置にある状態を示したものであり、矢印14は屋根の表面に対する雨水の流出方向を示している。図3および以下の図面において、図1および2に対応する各機能要素は同じ符号を付けてあり、これらに関する繰り返しの記述は省略する。
後部連結片12の下側端部において、ホース9が開口する流出システム(装置)は全体を符号15で示してある。
図4は、ホース7,9の間の分離装置8を拡大して示したものである。分離装置8は、バルブ(弁)から構成されており、そのハウジング16は前部連結片11に取付られており、また後部連結片12に取付られた収集板17を相互作用する。
ハウジング16にはホース7用の連結分岐部18が設けられており、この連結分岐部はシリンダ19を介して出口開口部20に導かれ、出口開口部20に対面するシリンダ19の内壁は、シリンダ19内に矢印23の方向にスライド自在に収容されたバルブディスク(円板弁)22のための弁座として作られている。
その下側端部がバルブの閉じた位置(図4に示した)において、収集板17の基部25の上部に所定の距離で配置されたタペット24は、バルブディスク22に、シリンダ19の長手軸に対して同心状に延在すると共に出口開口部20から突出する態様で、一体形成されている。
ホース9が連結された連結分岐部26は、収集板17のベース(基部)領域内に開口している。バルブディスク22は、シリンダ19内に配置されると共に同様にシリンダ19内で同心状に延在するバネ27によって、閉じた位置に保持されている。
屋根部品1,2の開いた位置に割り当てられた分離装置8の閉じた位置(図4に示した)から開始した場合に、屋根部品1,2の閉じる動作が開始されると、これは前部および後部連結片11,12の互いの相対的な旋回運動に関連し、正確には収集板17がハウジング16に向かって本質的に矢印23の方向に移動する効果をもたらし、タペット24と基部25との間で最終的に接触するようになる。ハウジング16の方向において、収集板17がさらに移動することでバルブないしバルブディスク22が開く位置に最終的に移行する結果、ホース7,9との間の連続的な連結が提供される。屋根部品1,2の閉じた位置は分離装置8の開いた位置に対応するので、屋根部品に降った雨水はホース7,9を経て流出システム(流出装置)15の方向に妨げられることなく流れる。連結片11,12のお互いの相対的な位置の結果として、分離装置は、結果的にその開いた位置に保持される。
対照的に、連結片11,12の旋回の結果として、屋根部品1,2がそれらの開いた位置に再度移行することで収集板17がハウジング16から離れ、これによりバルブディスク22の閉じる運動が生じ、この運動はバネ27の作動下で、出口開口部20の方向に開始される。この段階でシーリングプロフィール4を介して上記した収集領域内、特に収集容器6に入る表面水は、このため、屋根の開く段階の間にその中に貯蔵される。このような貯蔵は、シーリングプロフィール4自体でも同様に起こり、また別のラインエレメントでもこれと分離装置との間でも起こる。
以上の説明から、本発明の排水装置を備えた折り畳み式屋根は、便利で故障のない動作、特に屋根部品の折り畳み動作の間における水の浸透(浸入)がない動作を行うことができるものである。さらに、既存の排水ラインが成型品5から流出装置15まで各セクションに分割され、これらの長さおよびプロフィールは連結片11,12に従って提供され、上記の分離装置は上記セクション間の固定エレメントを形成し、連結片11,12を連結する共通の旋回軸の近くに配置され且つ位置13に配置されている。このため、屋根部品1,2の折り畳み動作の間、連結片11,12に取付られたホース7,9は変形を受けることがなく、連結片11,12と共に実質的に固定された物体として移動する。
Claims (12)
- 閉じた位置と開いた位置または格納された位置との間で、回動自在に車両本体に配置された少なくとも2つの堅固な屋根部品(1,2)を有し、各屋根部品(1,2)が、収集チャネルを介して排水ラインに連結されたシーリングプロフィール(4)によって少なくとも一部が囲まれている車両屋根用の排水装置において、
排水ラインは、閉じた位置と通路位置との間で切り換えられる少なくとも1つの分離装置(8)によって、少なくとも2つのセクションに分割されており、および
前記各セクションは、屋根部品が開いた位置と閉じた位置との間で回動動作する間に本質的に剛性があると共に相対的に移動自在である車両屋根の構成要素に応じて選択される、ことを特徴とする排水装置。 - 前記収集チャネルと分離装置(8)との間の連結経路上に少なくとも1つの収集領域が配置されており、および
車両屋根が開く動作の開始の間および開いている状態の間においては排水ラインが遮断され、および屋根部品(1,2)にある残余の表面水が、収集されて収集領域に留まるように収集領域と分離装置(8)とが配置されている、ことを特徴とする請求項1に記載の排水装置。 - 収集領域が、収集容器(6)からなる、ことを特徴とする請求項2に記載の排水装置。
- 収集チャネルと排水ラインとの間の連結ポイントは、収集容器が(6)が固定された成型品部品(5)によって形成される、ことを特徴とする請求項2または3に記載の排水装置。
- 排水ラインの前記各セクションは、屋根部品(1,2)が回動するためのもので且つ屋根部品を支持する連結片(11,12)の部品に取付けられたホース(7,9)によって形成されている、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載の排水装置。
- 分離装置(8)は、屋根部品(1,2)の回動のために設けられた旋回軸の近くに配置されており、これにより、分離装置(8)の両側に隣接する排水ラインの各セクションが車両屋根の開閉動作に拘わらず変形しない、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載の排水装置。
- 分離装置(8)は2つの構成要素から構成され、構成要素の一方が第1の連結片(11)に固定され且つ他方が第2の連結片(12)に固定されており、および
2つの連結片(11,12)の相対的な回動動作は、切換動作に変換されるように各構成要素が構成されて配置され、これにより、分離装置(8)は閉じた位置と通路位置との間で切り換えられる、ことを特徴とする請求項5または6に記載の排水装置。 - 前記構成要素の一方は、バルブを含むハウジング(16)から構成されており、バルブ内にはバルブディスク(22)が、開いた位置と閉じた位置との間で移動自在に配置されている、ことを特徴とする請求項7に記載の排水装置。
- 前記構成要素の他方は、ハウジング(16)から距離をあけて配置された収集板(17)から構成されており、および
タペット(24)は、バルブディスク(22)に取付けられると共に収集板(17)と相互作用し、収集板(17)のタペット(24)に向かう方向あるいはこれから離れる方向における相対運動の結果として、バルブディスク(22)が開いた位置と閉じた位置との間で移動自在となる、ことを特徴とする請求項7または8に記載の排水装置。 - 2つの構成要素の一方に、ホース(7)接続用の連結分岐部(18)が一体形成されている、ことを特徴とする請求項7から9のいずれか1に記載の排水装置。
- 2つの構成要素の他方に、ホース(9)接続用の連結分岐部(26)が一体形成されている、ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1に記載の排水装置。
- バルブディスク(22)のその開く位置の方向への移動は、スプリング(27)の復元力と反対に働く、ことを特徴とする請求項8から11のいずれか1に記載の排水装置。
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