JP2009527051A - 金融分析をサポートするように構成されたシステム及び方法 - Google Patents

金融分析をサポートするように構成されたシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

複数の投資実績スコアを決定することと、複数の投資インデックス実績スコアを決定することと、投資インデックスの各々に応じて投資実績スコアの各々を評価することとを具備する方法。投資実績スコアの各々は、投資ポートフォリオの各投資に対応する。投資インデックス実績スコアの各々は各投資インデックスに対応する。各投資インデックスは投資実績スコアの各々に対応する。この方法は、クライアントの投資ポートフォリオの各投資に各々が対応するインデックスの集合を決定することと、インデックスに応じて総合投資インデックス実績スコアを決定することと、総合投資インデックス実績スコアに応じて投資ポートフォリオを評価することとを具備してもよい。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願とそれぞれ出願人が共通であって同じ日に出願された、出願番号《シリアル番号が付与された後でシリアル番号を記入するように補正》を持つ「金融コンサルティングサービスをサポートするように構成された決定支援プラットフォーム」、そして出願番号《シリアル番号が付与された後でシリアル番号を記入するように補正》を持つ「金融コンサルティングサービスをサポートするように構成された方法」という名称の米国非仮特許出願が、参考として本出願に取り入れられている。
本発明開示は、概して金融コンサルティング方法論、より詳しくは金融コンサルティングサービスをサポートするように構成されたシステム及び方法に関連する。
多くの金融専門家及び投資家らは、旧来の金融サービス業界では投資者の信用の失墜がかなり広がっていることに同意するだろう。この信用失墜の原因である状況には、金融アドバイザからの不充分なアドバイス、不備のある、及び/または不正確な情報に基づくアドバイス、略奪的な販売戦略、腐敗した金融機関が含まれる。この信用失墜を招いた状況は市場全体(つまりファンドの価値及び投資者の数)の衰退を引き起こし、これは、(商取引及び商品販売に基づく業界―旧来の金融業界―にダメージを与えるばかりでなく)株式市場及び企業の資金調達能力にかなりダメージを与える状況である。
商品の販売者と被雇用セールスマンは、概して商品情報を管理し、商品情報へのアクセスを制限することが多い。販売者は一般的に、自社商品を他社商品と比較して客観的に評価する実際的な方法を消費者が手に入れることを望まない。提供される商品を客観的に比較する(つまり相対的に評価する)このような能力があれば、金融商品を事実上、コモディティ化し、大規模商品販売者の多額の広告・販売予算にマイナスの影響を与えるだろう。Bureau of National Affairs社の2000年6月20日「金融計画ジャーナル(Financial Planning Journal)」に記載されたように、投資信託などの業界商品が取引対象商品にならなくなるというリスクに対する警戒は、投資会社協会(the Investment Company Institute)会員が直面する最優先課題の一つに挙げられていた。
旧来の金融サービス業界のブローカー及び他の商品セールスマンは、将来及び現在の個人投資家(つまり消費者)に継続的にアプローチして顧客に自社金融商品の購入を勧めている。概してこのようなブローカー及びセールスマンは、必ずしもその金融商品が必要とされているかリクエストがあったからではなく、それが仕事であるという理由で、消費者にアプローチしている。彼らが販売できる人なら誰にでも、特定機関の金融商品を売るために雇われているのである。
過去15年以上にわたって、商品販売に向けての個別のアドバイス及びガイダンスを敬遠する一般的傾向が金融サービス市場に見られる。これは、連続性の一端(つまりカスタマー側)ではある人が販売対象の顧客として扱われ、他端(つまりクライアント側)ではその人がアドバイス対象のクライアントとして扱われる、カスタマー‐クライアント連続性といえるものとして想定できる。この、連続性のカスタマー側へ近づこうとする傾向は、連続性のクライアント側に次第に大きな空洞を残すようになっている。
金融商品の数が常に増加し続ける(例えば13,000以上の投資信託、数千の保険商品)環境において、消費者は、これらの選択肢すべてに関する情報を入手するための実際的アプローチを持たず、たとえ必要な情報を入手できるとしても、(例えば自分にとってどれがベストかを調べるために)これらを比較するための実際的アプローチを持たない。この知識の欠如はしばしば、旧来の金融サービス業界によって利用されている。消費者の信任アドバイザ(代理人や公認会計士など)にはこれら多数の金融商品についての充分な知識と情報が欠如しているため、このような信任アドバイザでさえ、大抵は、この商品知識の欠如が利用されないようにクライアントを守るためにできることに限界がある。このような情報の量が圧倒的であるため、情報を入手できたとしてもこの限界が当てはまることが多い。
このような旧来の金融商品及びサービスについてのさらに別の限界は、マネーマネージャーを選択して推薦するのに使用される従来の関連プロセスが本質的に「不透明」だということである。こういったプロセスは一般的に開示されておらず、大抵はこのような商品またはサービスの受託者は、これらのマネーマネージャーが選択及び/または推薦される際の手段を記述及び説明したものを要求しない。このプロセスが本質的に不透明であることで、いくつかの濫用が発生する可能性があり、それを容易に検出する手段は制限される。
金融商品の消費者の大多数は、代理人またはCPA(公認会計士)(つまり商品販売予定を持たない者)などの信任アドバイザから投資決定に関するアドバイスを受けて、旧来の金融サービス業界に固有の販売圧力から解放されるというオプションがあれば、それを選ぶだろう。そのため、旧来の金融サービス業界では必ずしもプロフェッショナルではない信任アドバイザを介した金融コンサルティングサービスをサポートするように構成された方法及び装置があれば有益であろう。
本開示の一実施例によれば、方法は、インデックスの集合を決定することと、インデックスに応じて総合投資インデックス実績スコアを決定することと、総合投資インデックス実績スコアに応じて投資ポートフォリオを評価することとを包含する。インデックスの各々は、投資ポートフォリオの各投資に対応する。
本開示の別の実施例によれば、方法は、複数の投資実績スコアを決定することと、複数の投資インデックス実績スコアを決定することと、投資実績の各々を評価することとを包含する。投資実績スコアの各々は、投資ポートフォリオの各投資、及び各投資インデックスに対応する。各投資インデックスは、投資実績スコアの各々に対応する。
本開示の別の実施例によれば、方法は、投資ポートフォリオの配分投資に対応する資産クラスを決定することと、資産クラスにより表される配分投資と複数の未配分投資との間で相対的実績評価を実施することとを包含する。
これに対応して、クライアントのために金融サービスをサポートする従来のアプローチに関連する制限及び欠点を克服する解決法を提供することが、本発明開示の主な目的である。具体的には、ここに開示される方法は、クライアントの信任アドバイザであるが、旧来の金融サービス業界では必ずしもプロフェッショナルではない者を介した金融コンサルティングサービスのサポートを可能にする。さらにこのような方法は、客観的に数量化されたコンサルティング情報(投資選択肢など)を生成する。したがって、本発明開示による方法の実施例では、クライアントは客観的で先入観のない方法で決定を行うことができる。
さて、本発明開示の特定の実施例を見ると、本発明開示の少なくとも一つの実施例では、総合投資インデックススコアの決定には、投資ポートフォリオを計画するのに利用される基準に応じて投資インデックスを組み合わせることが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、総合投資インデックス実績スコアの決定には、投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて投資インデックスを組み合わせることが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、総合投資実績スコアが決定され、投資ポートフォリオの評価には、総合投資インデックス実績スコアに応じて総合投資実績スコアを評価することが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、複数の投資実績スコアが決定され、投資実績スコアの各々は、投資ポートフォリオの各投資に対応する。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、複数の投資インデックス実績スコアが決定される。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、複数の投資インデックス実績スコアの各々に応じて複数の投資実績スコアの各々が評価される。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、総合投資インデックススコアの決定には、投資ポートフォリオを計画するのに利用される基準に応じて投資インデックスを組み合わせることが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、総合投資インデックス実績スコアの決定には、投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて投資インデックスを組み合わせることが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、相対的実績評価の実施には、総合投資インデックス実績スコアに応じて投資ポートフォリオを評価することが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、相対的実績評価の実施には、複数の投資実績スコアを決定することと、複数の投資インデックス実績スコアを決定することと、投資インデックス実績スコアの各々に応じて投資実績スコアの各々を評価することとが含まれる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、相対的実績評価の実施には、総合投資実績スコアを決定することと、総合投資インデックス実績スコアを決定することと、総合投資インデックス実績スコアに応じて総合ポートフォリオ実績スコアを評価することとが含まれる。
本発明開示の以上及び他の目的及び実施例は、さらに検討することで容易に明白となるだろう。
本発明開示による情報フロー概略図100の実施例が、図1に示されている。情報フロー概略図の中のエンティティには、金融サービスクライアント102、信任アドバイザ104(つまり提携の信任アドバイザ)、金融サービスコンサルタント106、及び決定支援プラットフォーム108(つまりシステム)が含まれる。金融サービスクライアント102と信任アドバイザ104との間で、情報(クライアント背景情報及び/またはクライアント固有コンサルティング情報など)の伝達が行われる。同様に、信任アドバイザ104と金融サービスコンサルタント106と決定支援プラットフォーム108との間で、情報(クライアント背景情報及び/またはクライアント固有コンサルティング情報など)の伝達が行われる。
図1に示された情報フロー概略図100の実施例では、信任アドバイザ104は金融サービスコンサルタント106から独立した人物/法人であって、金融サービスコンサルタント106及び決定支援プラットフォーム108との直接的な関与から金融サービスクライアント102を遠ざける。(明示されていない)別の実施例では、信任アドバイザ104と金融サービスコンサルタントとは同じ人物(例えば代理人、CPA、あるいは家族)であって、同一の人物が、金融サービスクライアント102を決定支援プラットフォーム108との深い及び/または直接的な関与から遠ざける。(明示されていない)また別の実施例では、信任アドバイザ104と金融サービスコンサルタントとは、金融サービスクライアント102のために活動する共通の機関からの別の人物(共通の地方、国内、国際コンサルティング会社に雇われている代理人及びCPAなど)であって、共通の機関が、決定支援プラットフォーム108との深い及び/または直接的な関与から金融サービスクライアント102を遠ざける。(明示されていない)さらに別の実施例では、金融サービスクライアント102が自身の信任アドバイザ及び金融サービスコンサルタントとして機能することで、金融サービスクライアント102が決定支援プラットフォーム108と直接に関与する。
金融サービスクライアント102、信任アドバイザ(つまり提携の信任アドバイザ)、金融サービスコンサルタント106、及び/または決定支援プラットフォーム108の間の関与及び情報伝達が、ネットワークコンピュータシステムを介して実施されることをここで開示する。例えば、図9に示されたネットワークシステム400を介して、このような関与及び情報伝達がネットワークコンピュータシステムを介してサポートされる。インターネットは、このようなネットワークコンピュータシステムの一実施例である。そのため、このような関与及び情報伝達を可能にするためにウェブサイトが設けられることをここで開示する。このような関与及び情報伝達の特定の例には、情報獲得機能(クライアントからの背景情報の受理など)、サービス支払機能(サービスに対する支払の電子的受理)、分散処理機能(例えば、様々な決定支援機能が分散式に実施される)、コンサルティング情報配信機能(例えば、客観的数量化投資選択肢及びクライアント固有レポートなどのクライアント固有コンサルティング情報をクライアント及び/または信任アドバイザに提供すること)などが含まれる。
決定支援プラットフォーム108は、例えば、クライアント(例えばクライアントの生活実態、投資嗜好、金融状態、金融目標、リスク許容度など)、決定基礎情報(資産配分技術及びルールセットが含まれるがこれらに限定されない)、投資実績情報(有効な商品選択肢すべてとクライアント固有の過去の実績情報の両方)、関連する決定支援機能を実施するための文書フォーマットテンプレート情報についての情報にアクセスする、及び/または、このような情報を提供される。ひとつの実施例としては、ここで開示される決定支援機能を(例えば手作業で、及び/または決定支援プラットフォームにより)実行するのに利用される情報は、一つ以上のデータベースに記憶され、ここからアクセス可能である。後で詳述する決定支援機能の例には、クライアント固有テンプレートに包含される情報を入力、編集、及び/または決定することと、決定基礎情報に少なくとも部分的に応じたクライアント固有コンサルティング情報を決定すること(クライアント固有投資選択肢を決定することなど)とが含まれる。このような決定基礎情報の例には、規定の決定実施ルールに関する情報、投資効果選択に関する情報、クライアントの金融についての需要、希望、及び/または目標と投資機会との相互関連に関する情報が含まれる。投資実績情報の例には、投資のリターンに関連する情報、投資のリスクに関連する情報、投資の他の実績及び構造特徴(例えば、マネージャーの在職期間、回転率、内部料金/コスト構造など)に関連する情報、実績及び構造データの相対的分析の編集に関連する情報が含まれる。文書フォーマット情報の例には、規定文書のフォーマットに関連する情報、規定文書に含まれる内容、投資選択肢に関する情報の出力(このような情報を含む印刷文書の作成及び/またはこのような情報の表示など)に関連する情報が含まれる。決定基礎情報、投資実績情報、および文書フォーマット情報は、特定クライアントについてのクライアント固有コンサルティング情報の例であり、本発明開示による決定支援機能をサポートする。
本発明開示の少なくとも一つの実施例によれば、ここに開示される決定支援機能は、第1決定エンジン(ルールに基づくエキスパートシステムなど)と第2決定エンジン(投資選択最適化システムなど)とを備えた決定支援プラットフォームによって実行される。第1決定エンジンは、様々な情報(ルール、データセット、処理命令、実績基準など)を包含するクライアント固有プロファイルを表すクライアント固有テンプレートの作成をサポートする。クライアント固有テンプレートに包含されるこのような情報の例には、実績加重及びファクタ(例えばクライアントが希望する投資効果に対応するパラメータ)、規定のデータ及び/またはデータセット、データセットの操作(データセットの精製/縮小など)を指定するための論理的条件フィルタ、処理命令が含まれる。処理命令は、ファクタ、加重、およびフィルタの適切な利用などのタスクをサポートすることを可能にするとともに文書アセンブリ機能(自動レポート作成など)をサポートすることを可能にする情報と、投資情報の帰納的分析/評価に関係する情報を表す。クライアント固有テンプレートに包含される情報は、クライアント個々の需要、目標、希望と一致する形で投資選択を最適化する(つまり投資選択肢を作成する)ためのスコア付け・ランク付けプロセスをサポートする第2決定エンジンによって利用される。このような命令には、有効資産クラス間での投資の適切なパーセンテージ配分(つまり、資産配分)、実績ファクタの適切な合成、及び/またはこのようなファクタの適切な加重に関する情報が含まれる。スコア付け・ランク付けプロセスには、クライアントが希望する投資経験に最も適合する過去の実績を持つのはどの資産運用チームであるか(つまり、クライアントが希望するのはどんな投資効果であるか)を特定する際にクライアントの助けとなるように投資選択肢を評価することを可能にすることが含まれる。
決定支援プラットフォームによってサポートされるものとしてここに開示されたある決定支援機能を、決定支援プラットフォームによりこのような機能が実施されるのでなく、人が手作業で実施してもよいことをここに開示する。一例では、決定支援プラットフォームの第1決定エンジンによってサポートされるものとしてここに開示される機能が、人により手作業で少なくとも部分的にサポートされ、結果的に得られる情報が、続いて、決定支援プラットフォームの機能(決定支援プラットフォームの第2決定エンジンによりサポートされる機能など)をサポートすることを可能にするため決定支援プラットフォームに利用可能となる。特定の一例では、クライアント固有テンプレート情報は、決定支援プラットフォームの決定エンジンによってではなく、少なくとも部分的に手作業で作成される。
図2Aと図2Bは、本開示の実施例により、図1に図示された情報フロー概略図100について金融コンサルティングサービスをサポートする方法200を示す。金融サービスクライアントとの面談などを受けてクライアント背景情報を入手するため、オペレーション202が実施される。クライアント背景情報を入手した後、関連の及び/または必要なクライアント背景情報を決定支援プラットフォームに入力するためにオペレーション204が実施される。このような情報の入力は、この種の情報のアクセスを可能にするひとつの実施例である。
クライアント金融目的の入力を受けて、決定支援プラットフォームは、クライアント金融目的に対応する投資選択肢(適切な資産配分など)を決定するためのオペレーション206を実施する。投資選択肢(資産配分など)を決定した後、決定支援プラットフォームは、算出された投資選択肢の客観的ランク付け(つまり客観的定量化)を決定するためのオペレーション208(つまり、オペレーション206で算出された投資選択肢の様々な資産クラス内のすべての有効投資選択肢に、クライアントに固有の方法で客観的にスコア付け及びランク付けを行うオペレーション)を実施し、これにより客観的にランク付けされた投資選択肢を生成する。本発明開示の少なくとも一つの実施例では、客観的ランク付けの決定には、投資選択肢の各々について(詳細に後述する)実績スコアを客観的かつクライアント固有に決定することと、クライアント固有実績スコアから導出される情報に応じて投資選択肢をランク付けすることとが含まれる。
一実施例では、投資選択肢の決定には、数字情報、英数字情報、及び/または日付情報として表現されるおそらくは多数の実績及び構造ファクタのうち少なくとも一つに論理的条件フィルタを適用することが含まれる。例えば、このような条件フィルタは、クローズされた(つまり、新たな投資家からの投資を受け入れない)、あるいはクライアントにとって望ましくないか適切でない他の構造的または状況的特徴(すなわち、ファクタ)を持つ(例えば投資金額が規定の投資金額を超える)ファンドを除外するのに使用される。一実施例では、投資選択肢の決定には、クライアント固有テンプレートの様々な面(つまり様々なクライアント固有テンプレート情報)から導出される情報に応じて投資選択肢を決定することが含まれる。このような決定は、本発明開示の少なくとも一つの実施例では、決定支援プラットフォームの第1決定エンジンによって実施され、第1決定エンジンにより編集された結果情報は、続いて決定エンジンプラットフォームの第2決定エンジンに提供され、こうして第2決定エンジンによりスコア付け及びランク付けプロセスが実行されることが可能になる。一実施例では、クライアント固有テンプレートには、おそらくは多数のフィルタ及び加重のうち一つ以上が含まれ、一つ以上のフィルタ及び加重は、実績ファクタ情報、クライアント情報、投資機会情報、及び/または投資実績情報に適用される。
客観的ランク付けを決定した後、決定支援プラットフォームは、クライアント固有コンサルティング情報(例えば、投資選択肢、客観的定量化など)を提供するためのオペレーション210を実施する。一実施例では、このようなクライアント固有コンサルティング情報の提供には、決定支援プラットフォームの文書アセンブリエンジンによるクライアント固有投資レポートの準備及び出力が含まれる。別の実施例では、このようなクライアント固有コンサルティング情報の提供には、この種の情報の視覚的表示が含まれる。さらに別の実施例では、このような提供には、方法200の関連オペレーション(必ずしも、または明確に示されていない)のためにこの種の情報をアクセス可能にすることが含まれる。したがって、決定支援プラットフォームは、印刷及び/または電子文書(つまり印刷される及び/または電子表示されるように構成されたレポート)として情報を準備及び出力するように構成されることが好ましいことをここに開示する。
ここに開示されるクライアント固有投資レポートでは、客観的にランク付けされた投資選択肢などのクライアント固有コンサルティング情報が文書化される。このようなクライアント固有コンサルティング情報(客観的にランク付けされた投資選択肢など)は、クライアントの金融目的から導出される情報に応じた多数の変数について提示されることが好ましい。例えば、望ましい複数の投資効果及び計算された関連の実績スコアから導出される情報に応じた、投資選択肢の様々なシナリオが提示される。このような投資効果は、実績基準から導出される情報に応じたものである。概して、本開示発明による実績基準には、リターン、リスク、関連の業界規定による資産クラス、投資効果ルール、及びクライアント予想と相互関連する投資機会に関する基準が含まれる。実績基準及びその関連実績ファクタの特定の例が、下の表1に示されている。このような実績基準及びその関連実績ファクタを規定する詳細情報については詳しく記さないが、関連技術(金融システム及び方法論)の熟練者には理解できるだろう。
Figure 2009527051
クライアント固有投資レポートの少なくとも一つの実施例では、クライアント固有投資レポートには、様々な資産クラスの間での投資配分、様々な資産クラス内での投資選択肢の統計的/経年的実績、このような投資選択肢の総合実績スコアの分散、このような投資選択肢のクライアント固有スコア付け及びランク付けを示すチャート及び表が含まれる。少なくとも一つの実施例では、クライアント固有投資レポートには、このような有効投資代替手段の評価から導出される情報に応じた有効投資代替手段のクライアント固有評価が含まれる。
クライアント固有コンサルティング情報の検討後に、信任アドバイザ及び/または金融サービスコンサルタントは(クライアントとのコンサルティングにおいて)、投資選択肢の客観的ランク付けの基となる決定基準を見直すためのオペレーション212をサポートすることがある。このような見直しには、実績基準(例えばファクタの選択及び加重)の見直しと、クライアント金融目的と関連する情報の修正/明確化とが含まれる。信任アドバイザ及び/または金融サービスコンサルタントが決定基準のいずれかを見直すと、この方法では、見直された基準から導出される情報に応じて、投資選択肢を決定するためのオペレーション206及び客観的ランク付けを決定するためのオペレーション(つまりオペレーション208)に進む。信任アドバイザと金融サービスコンサルタントのいずれもどの決定基準も見直さないと、この方法では、クライアント固有コンサルティング情報(クライアント固有投資レポートの形などで)を金融サービスクライアントへ配信するのをサポートする(信任アドバイザが、決定支援プラットフォームによる情報の電子提出を開始するか、信任アドバイザが情報の提示を個人的にサポートするなど)ためのオペレーション214に続く。ファンドが配分される一つ以上の投資選択肢を金融サービスクライアントが選択した後(例えば信任アドバイザとのコンサルティングの後)、選択された投資選択肢を決定支援プラットフォームに入力するためのオペレーション216が(信任アドバイザまたは金融サービスクライアントなどにより)実施される。いったんファンドが配分されると、選択された投資選択肢は金融サービスクライアントの投資ポートフォリオを表す。
定期的に(例えば四半期ごとに)、投資ポートフォリオの相対的実績評価をサポートするためのオペレーション218が、決定支援プラットフォームを介して実施され、これにより、定期的な実績情報(つまりクライアント固有決定情報)が作成される。後で詳述するように、相対的実績評価は、選択された投資選択肢を質的及び客観的に評価するための情報を提供する。投資ポートフォリオの相対的実績評価をサポートした後、決定支援プラットフォームは、次回オペレーションのためのクライアント固有決定情報を提供するオペレーション220を実施する。次回オペレーションを可能にする一例には、信任アドバイザのリクエストでこのような定期的実績情報を包含する定期的実績レポートを出力することが含まれる。一実施例では、定期的実績レポートは、決定支援プラットフォームの文書アセンブリエンジンによって準備及び出力される。このようなクライアント固有決定情報を提供するためのオペレーション220を実施した後、金融サービスクライアントによる検討のためこのような情報の提供をサポートするオペレーション222を信任アドバイザが実施する。
本開示の決定支援プラットフォームは、信任アドバイザと金融サービスクライアントとの間で何も役割を果たさないことが好ましい。しかし他の実施例では、本開示の決定支援プラットフォームが信任アドバイザと金融サービスクライアントとの間で役割を果たす。例えば、決定支援プラットフォームは金融サービスクライアントからの情報の編集を直接にサポートするか、投資選択肢情報を金融サービスクライアントに直接提供してもよい。
図3は、投資選択肢を決定するためのオペレーション206の実施例を示す。オペレーション230は、クライアント背景情報にアクセスするため決定支援プラットフォームの実績基準決定エンジン(つまり第1決定エンジン)によって実施され、オペレーション232は、決定基礎情報にアクセスするため実績基準決定エンジンにより実施される。一実施例では、クライアント背景情報及び決定基礎情報は、実績基準決定エンジンにより一つ以上のデータベースからアクセスされる。
クライアント背景情報及び決定基礎情報がアクセスされると、対応の実績基準(投資効果パラメータなど)を決定するため実績基準決定エンジンを介してオペレーション234が実施される。対応の投資効果パラメータの例には、投資のリスクに関連するパラメータ、投資へのリターンに関連するパラメータ、投資の他の構造及び実績面に関連するパラメータ、様々な投資配分ルール、投資機会とクライアント金融予想との相互関連性に関するパラメータが含まれる。少なくとも一つの実施例では、投資効果パラメータのカテゴリには、投資配分パラメータが含まれる。実績基準決定エンジンは、投資効果パラメータの決定を受けて投資効果パラメータから導出される情報に応じて実績加重ファクタを決定するためのオペレーション236を実施する。例えば、リスク最小化とリターン最大化のため実績ファクタを計算及び適用するのにそれぞれ、.80と.20の実績ファクタ加重が使用できる。.80/.20の実績ファクタ加重比は、クライアントがリターン最大化よりもリスク最小化により関心があることがクライアント金融目的から分かるという状況に対応する。
実績ファクタ加重を決定した後、決定支援プラットフォームの投資選択肢決定エンジン(つまり第2決定エンジン)が、投資実績情報(リスク、リターン、他の構造及び実績情報など)にアクセスするためのオペレーション238を実施してから、投資選択肢決定エンジンは、クライアントの個別投資の需要、希望、及び/または目標に応じて投資選択肢を決定するためのオペレーション240を実施する。各決定エンジンは、各計算オペレーション中の人的介入を伴わずに、実績選択・加重ファクタの決定、投資効果パラメータの決定、有効投資選択肢の客観的スコア付け及びランク付けの決定をサポートすることが好ましい。
決定支援プラットフォームの実績基準決定エンジン(つまり第1決定エンジン)によりサポートされる機能(オペレーションなど)は、実績基準決定エンジンによってではなく代わりに人によって手作業でサポートされてもよいことがここに開示される。このような実施例では、手作業でサポートされる機能から得た情報が、次に投資選択肢決定エンジンの機能をサポートすることを可能にするために投資選択肢決定エンジンに利用可能となる。
図4は、投資ポートフォリオの相対的実績評価を実施するためのオペレーション218の実施例を示す。オペレーション260は、ポートフォリオ投資(つまり、クライアントのポートフォリオを現在包含する投資選択肢など)を決定するために実施される。ポートフォリオ投資の決定を受けて、ポートフォリオの個別投資の各々について対応の投資実績スコアを決定するためにオペレーション262が実施され、対応の総合投資実績スコアを決定するためにオペレーション264が実施される。総合投資実績スコアは、個別ポートフォリオ投資のすべての全実績を表す総合スコアである。
ポートフォリオ投資が決定された後、ポートフォリオ投資の各々に対応する比較投資インデックスを決定するためにオペレーション266が実施される。比較投資インデックスは、ポートフォリオ投資の各々(例えば、対応の資産クラス内で対応の実績ファクタを示すものなど)に適切に対応するインデックスである。比較投資インデックスの決定を受けて、比較投資インデックスの各々の対応投資インデックス実績スコアを決定するオペレーション268が実施され、対応の総合投資インデックス実績スコアを決定するためにオペレーション270が実施される。総合投資インデックス実績スコアは、個別投資インデックスのすべての全実績を表す総合スコアである。これらの個別及び総合投資インデックス実績スコアは、上述したオペレーション262,264で使用されたのと同じように(つまり同じ実績ファクタと同じ実績ファクタ加重とを用いて)計算される。様々な実績スコアを決定した後、関連のオペレーションのための情報を提供するため(例えばこのような定期的実績情報を印刷及び/または表示するため)、オペレーション220(図2B)が実施される。
総合投資インデックス実績スコアの決定には、対応の投資ポートフォリオ内でのファンドの実際配分から導出される情報、及び/またはリスクに関する基準とリターンに関する基準のうち少なくとも一方に応じて、各投資インデックスを組み合わせることが含まれると考えられる。同様に、総合投資実績スコアの決定には、対応の投資ポートフォリオ内でのファンドの実際配分から導出される情報、及び/またはリスクに関する基準とリターンに関する基準とのうち少なくとも一方に応じて、各ポートフォリオ投資を組み合わせることが含まれると考えられる。さらに、決定支援プラットフォームの決定エンジンシステム及び/または決定支援プラットフォームの文書アセンブリエンジンは、投資ポートフォリオの相対的実績評価を実施できるためのオペレーションステップ218の機能を実施できることがここに開示される。
したがって、クライアントのポートフォリオ内の各資産クラスでのすべての有効投資選択肢のスコア付け及びランク付けが実施される。クライアント投資選択肢を選択するためクライアントによって使用されるオリジナルのスコア付け及びランク付け分析で使用される同じ実績パラメータ及びパラメータ加重を用いて、スコア付け及びランク付けが実施される。特定のインデックスが関連する資産クラス内での投資選択肢とまったく同じ方法で、様々な関連資産インデックスがスコア付け及びランク付けされる。スコア付けプロセスは、クライアントの投資選択肢、他のすべての有効(未選択)投資選択肢、関連インデックスの各々について総合数値スコアを生成する。
これらの数値スコアが、スコア付けの結果を(例えば最高総合スコアから最低総合スコアまで)ソートするのに使用される時、すべての投資選択肢を関連のインデックスばかりでなく各資産クラス(選択と未選択の両方)と効果的かつ定量的に比較する。そのため、選択肢のうち最高スコア及び最高ランクのものは、その合成総合スコア(つまりスコア付けプロセスで使用される個別加重実績ファクタのすべての合成から生じるスコア)が、特定の資産クラスについてクライアントが希望する投資実績と最も適合する過去の実績(つまり、その資産クラスに望ましい実績であり、そのためにその資産クラスがポートフォリオに含まれる)が評価されるこれらの選択肢を示すものである。
投資インデックスは、個別ポートフォリオ投資に対応する資産クラスに対応してもよいことをここに開示する。このような場合、資産クラスにより表される配分投資(つまり選択され資金供給される投資選択肢)と複数の未配分投資(つまり資金供給のために選択されなかった投資選択肢の全部または一部)との間で相対的実績評価が実施されると考えられる。
図5は、対応の資産クラス301について示された実績スコアのグラフ表示を示すチャート300である。一例では、チャート300は定期的実績レポートに包含される。ポートフォリオ内の資産クラス303の各々についての総合実績スコア302が、第1形態のグラフ特徴(対応する第1カラーの水平バーなど)によって示されている。個別マネージャー及び/またはファンド304との関連で示されているのは、総合スコア305である。投資インデックス308の各々の実績スコア306は、第1形態のグラフ特徴に重ねられた第2形態グラフ特徴(第1カラーの別の記号など)で示される。総合投資実績スコア310は、第3形態のグラフ特徴(対応する第2カラーの垂直バーなど)で示されている。総合インデックススコア312は、第3形態のグラフ特徴に重ねられた第4形態のグラフ特徴(三角形など)によって示されている。このようにして、金融サービスクライアントが選択した投資選択肢が、適切なベンチマークとグラフ上で比較される。
図5のチャート300は、ポートフォリオを包含する個々のファンドの評価から生じるスコアをポートフォリオ全体とともに表す棒グラフを用いてポートフォリオ実績の概要を提供するように構成されている。チャート300は、「総合ポートフォリオ」スコア(すなわち「総合(composite)」の語に隣接するバー)を「総合インデックス」スコア(つまり「総合(composite)」の語に隣接するバーに重ねられた三角形)と比較することにより、ポートフォリオ実績全体を測るための手段を提供する。図のように、総合ポートフォリオバーは、総合インデックス三角形の位置よりも伸びている。プラスの差は、記載の実績目標を達成する際の総合インデックスを総合ポートフォリオが超えていることを示す。チャート300は同様に、個々の総合インデックス要素に関連する個々のポートフォリオ投資の実績を示す。
総合インデックススコア310のグラフ表示は、ポートフォリオの合成スコア(つまり以下の段落で詳述するもの)に比例し、そのスコアが投資ポートフォリオ全体の総合インデックススコア312と比較され得るように、実績目盛311上に位置している。実績目盛311は、このようなスコアを示すグラフ表示の相対位置に基づいて実績(スコアなど)を測るための手段として機能する。各資産クラス実績スコア302のグラフ表示は、個々のファンド(またはマネージャー)の総合スコアに比例し、各実績スコア302がそのファンドの関連インデックススコア306と比較され得るように実績目盛311上に位置している。ファンドの関連総合スコアインデックススコア306のグラフ表示は、各ファンドの実績を表す。
各個別ファンド及び関連の資産クラス303についての総合実績スコア302は、ポートフォリオ資産クラスの各々で実施される実績評価の概要を表す。加えて、個々の保有ファンドの実績スコアの合成は、総合投資実績スコア310の決定に使用される。関連インデックス308のスコアも同様に合成され、総合インデックススコア312の決定に使用される。一実施例では、このような合成は、個々のマネージャーの持株の現在市場価値、及びポートフォリオの合計値に対するこれら持株の比率を用いて実施される。例えば、マネージャーの持株の価値が$5,000,000であって合計ポートフォリオ値が$100,000,000であるという例では、総合ポートフォリオスコア302の5%がこのマネージャーの総合投資スコアに起因するものである。さらに、同じ5%の比率が、マネージャーの関連インデックススコアと総合インデックススコアの合成決定とに適用される。
ファンド及びそのマネージャーの実績は一般的に、特定の実績ファクタについて検討される。例えば、5年間にどのマネージャーが最高のリターンを得たかを見つけるには、5年平均リターンが分類される。しかし、マネージャーの実績を評価するため多数の実績ファクタ(つまり決定目的で使用される実績基準が)が同時に使用される時には、マネージャー/ファンドの実績全体を評価するのに使用される総合スコアが得られるように、各ファクタの実績の組合せが行われる。多数の実績基準(決定基準として機能的に使用される)が選択されると、投資者(つまり金融サービスクライアント)の特定の実績及び決定要件(例えば需要、目標、リスク許容度など)に合わせてマネージャー実績全体が規定されるように、実績基準の各々に個別の加重が割り当てられる。加重実績基準が総合スコアにどのように影響するかを視覚的に表示することは、総合スコアに最も影響を持つのはどの決定基準かを即座に識別するのに有益である。
図6Aのチャート314と図6Bの表316とは、図5のチャート300に示された情報を表す代替実施例を共同で示す。図6Aと図6Bに共同で示されたものと本質的に同じ情報が図5に提示されているが、図5のチャートによる提示は、(つまり、図6Aと図6Bの提示アプローチに比べて)より多くの情報量を与えられた量のスペースに提示できるという点で好都合である。
図5、図6A、および図6Bに示されたチャートは、投資家/金融サービスクライアントにより投資選択肢の客観的かつ相対的な評価を行うことができるように構成された情報の例であることがここに開示される。また、図5、図6A、および図6Bに示されたチャートに包含される情報の全部または一部を作成するためのオペレーション及び/またはアプローチは、このような情報を評価する及び/またはこのような情報の相対的評価を行なう例であることもここに開示される。
図7は、対応の総合スコアを各々がグラフ表示する複数のマルチセグメントバー327(異なるカラー区分を持つバーなど)を有する表325を示す。各マルチセグメントバー327の長さは対応の総合スコア329に比例し、比較目的のため、示された総合スコアのすべてに相対的である。各バー327の様々なセグメント330は、対応の加重実績基準の相対的実績を表す。各セグメント330の長さは、同じ資産クラス内の同等物のグループと比較した、実績基準の加重実績を表す。長いセグメントは、これに比例して総合スコアに対する影響が大きいことを表す。各バーのセグメントの順序は、表325のヘッダ部の実績基準ラベル331(5年リターンなど)の表示順序と一致する。しかし場合によっては、特定バーの特定セグメントが示されないことがあり、対応の実績基準のデータをマネージャーが持っていないこと、または最小加重及び/または低い実績の組合せによりこの実績基準が対応の総合スコアにほとんどまたは全く影響しないことを表す。
本発明開示による実績基準(つまり投資決定を行なうのに利用される基準)の相対的実績は、一つ以上の基準ポイントに関して評価することができる。すべての同等物に対する決定基準の相対的実績が第1基準ポイントである。例えば、図7の表325の5年平均リターンセグメントの長さを比較すると、最高レベルマネージャーにはほぼ35%の長さの差が見られ、これは同等物グループに関連するのと同じ実績の差と言い換えられる。同等物グループに関連する実績は、5年平均リターン値の目盛を用いて算出される。実績基準が等しい物すべてによってこの目盛が規定され、グループ内での相対的ランクを見つけるためこの目盛に各実績スコアが当てはめられる。実績のグラフ表示では各実績基準の目盛が考慮されるため、実績基準スコアの実績を即座に比較するのに有益である。こうして、マネージャー間の実績の大きな差を容易に識別できる。
総合実績スコアに関連する実績基準の相対的実績は、第2基準ポイントである。実績基準の相対的実績をすべてのバーに関して評価する時には、実績基準加重を参照しない。これは、各実績基準に割り当てられる加重は同等物のグループに等しく適用されるからである。しかし、各実績基準に割り当てられる加重は、総合スコアの決定に直接影響する。例えば、トップマネージャーのセグメントすべての長さを比較すると、加重の大部分は5年リターンと5年標準偏差に置かれていることが分かる。この例では、加重の80%がこれら二つの実績基準の組合せに置かれ、0から10の総合スコア目盛では、これら二つの実績基準は総合スコアに8ポイント追加することができるということを意味する。5年実績基準と異なり、3年リターンと3年標準偏差との組合せ加重は17.5%の加重に過ぎず、これは総合スコアに1.75ポイント追加する。各実績基準に割り当てられる加重は、総合スコアと表2のバーの対応セグメントの最大長とに実績基準が与え得る最大影響を規定する乗数として作用する。5年実績基準と3年実績基準とのサイズを比較することにより、加重の影響が容易に分かる。
図8Aは、本発明開示による実績評価をサポートするための加重アプローチ335の実施例を示す。加重アプローチ335は、各資産クラスにおいてマネージャーの実績評価が実施される方法を示し、使用された実績特徴と実績基準との関係を表す。マルチセグメント垂直バー337は、評価に使用された一まとまりの実績基準339と、各々に割り当てられる影響(つまり、加重)の程度とを示す。垂直バー337の実績基準339の各々は、これに関連する従属実績ファクタ341を一つ以上持つ。共通の実績基準339に関連する実績ファクタ341は特定の実績基準339に従属し、こうして場合によっては一まとまりの実績ファクタが得られる。
加重は実績ファクタ341に個別に割り当てられ、実績ファクタ341の各々がグループ内でどれほどの影響を持つかを示す。グループ内でいずれか一つの実績ファクタの加重を増加させると、グループ内の一つ以上の他の実績ファクタに割り当てられる加重がこれに対応して減少する。実際、グループ内の実績ファクタ加重すべての合計はつねに100%にならなければならない。実績ファクタ341のすべてが従属する実績基準339に適用される加重すべての合計にも同じことが当てはまる。
様々な実績基準339と実績ファクタ341との加重は、ここで言及する実績スコアに影響する。すなわち、実績スコアの各グループ分けは、実績スコアに直接影響するのである。実績基準339の一つに50%の加重が与えられたため、この実績基準は実績目盛の50%を支配する(例えば10ポイント目盛のうち5ポイント)。各実績基準339に従属する個々の実績ファクタ341は、実績スコアに間接的な影響を与える。間接的影響は、実績ファクタ341に割り当てられる加重と、これが従属する実績基準339の加重とを掛け合わせることによって決定される。
図8Bと8Cは、実績スコアを決定するのに加重を利用するアプローチを表す階層加重構造の実施例を示す。実際には、図8Bと8Cに示された加重構造と図8Aに示された加重アプローチ330とは、同じ目的を達成して同じタイプの情報を得るものである。違いは、単に提示の仕方である。
階層構造は、ツリー構造350のノード352がクラスと実績ファクタ(図8Bと8Cに「ファクタ」と記された)のいずれかであるツリー構造350を含む。ツリー構造350は、加重を実績ファクタに分散させるように機能する。実績ファクタに割り当てられる加重は、投資情報の評価(例えば上述した相対的実績評価)中に実施されるスコア付け及びランク付けに実績ファクタが与えるかもしれない潜在的影響を規定する。
実績ファクタはツリーの「葉」であり、対応のデータセット(つまり投資実績情報)に記録された実績データに直接対応する。実績ファクタは常に、ツリー350のいずれかの枝のエンドノード354である。図8Bに示されているように、「クラス1A」は「ファクタ2」(つまり「クラス1A」の子クラスノード)の親クラスノードであり、それ自体は「クラス1」(つまり「クラス1A」の親クラスノード)の子クラスノードであり、「ファクタ1」と「クラス1B」(つまり「クラス1A」の兄弟クラスノード)との兄弟クラスノードである。
クラスは、実績ファクタのグループ、あるいは実績ファクタとクラスとの何らかの組合せである。単独クラスは親クラスノードであるが、子クラスノードまたは兄弟クラスノードであってもよい。ファクタが親クラスノードであることは決してないかもしれないし、子クラスノードまたは兄弟クラスノードに過ぎないかもしれない。同じ親クラスノードに割り当てられる同じ階層レベルのノードは、合計すると100%になる。あるいは、合計が100%でない場合には、割り当てられた実績ファクタとクラスとの間の加重関係を維持しながら合計を100%まで減少させる。クラスに割り当てられる実績ファクタは一般的に類似しており、いくつかの共通テーマを持つ。クラスの目的は、親クラスに関係を持つ従属クラス及び実績ファクタすべての相対加重に影響を与える方法を設けることである。
ツリー350内のすべてのノード352は、割り当てられた及び/または算出された加重を持つ。これらの加重は手作業入力により、または他の何らかのタイプの決定プロセス(ここに開示される実績基準決定エンジンのプロセスなど)によって、テンプレートを介して割り当てられ得る。従属する親クラスノードに加重が関連性を持つように、すべてのノード352の加重を100%となるように標準化する必要がある。相対加重の標準化が済むと、クラスノードの各々について実際加重が算出され得る。
図8Cに示されているように、加重階層のノード352の相対加重に基づいて実際加重が算出される。実際加重は、投資情報の評価中に行なわれるスコア付け及びランク付けに影響する。各ノード相対加重に親ノードの実際加重が掛けられると、ノード352の各々の実際加重が得られる。親クラスノードの実際加重が、その子(つまり子クラスノード)の実際加重を算出するのに必要であるため、階層は、ツリー350の最高ノードからツリーの最低ノードまで処理される。次に実際加重が投資実績データに適用されて、対応のファクタ実績スコアが生成される。次にこれらの個別のファクタ実績スコアが組み合わされて総合実績スコアが得られる。
階層加重構造を用いることは、異なる荷重目盛の影響を合成できるという点で好都合である。このように加重の使用によって目盛を合成すると、多様なスコア付け方法を用いて実績ファクタ値を評価できる。例えば、このような合成により、合成投資インデックス実績スコアと、合成された対応する総合投資インデックス実績スコアとが計算される。図8Cに示されているように、合成されたツリー部分355は、合計すると各親ノード356の加重となる複数の実績ファクタ加重を表す。
図9は、本発明開示の実施例による、金融コンサルティングサービス機能をサポートするように構成されたネットワークシステム400(つまりデータ処理システム)を示す。システム400には、決定支援プラットフォーム402、決定支援プラットフォーム402に結合されたネットワークインタフェースデバイス404、及びネットワークインタフェースデバイス404に結合されたネットワークシステム406が含まれる。決定支援プラットフォーム402は、決定支援プラットフォーム402によってアクセス可能なデータベース構造407を具備する。したがって、決定支援プラットフォーム402と他のエンティティ(例えばクライアントのコンピュータ、金融サービスコンサルタントのコンピュータ、投資実績情報をダウンロードできるコンピュータなど)との間の情報の伝達が可能になり、このような金融コンサルティングサービス機能を実行するのに必要な情報のアクセス可能性が(このような機能がアクセス可能なウェブサイトへアクセスすることなどにより)得られる。
決定支援プラットフォーム402には、実績基準決定エンジン408(つまり第1決定エンジン)、投資選択肢決定エンジン410(つまり第2決定エンジン)、及び文書アセンブリエンジン412が含まれる。実績基準決定エンジン408は、ここで開示される実績加重ファクタの計算機能を実行するための手段の例である。このような実績加重ファクタの計算には、クライアント固有テンプレートに具備された情報(論理的条件フィルタ及び/または処理命令など)を含めることができる。
本発明開示の少なくとも一つの実施例によれば、第1決定エンジンは、初期配分機能をサポートする(例えば適切なクライアント固有の投資配分及び投資効果のパラメータをサポートする)ように構成されている。投資選択決定エンジン410は、ここに開示される投資選択肢計算機能の相対的スコア付け及びランク付け(つまり数量化)を実行するための手段の例である。決定支援プラットフォームの決定エンジンシステムは、実績基準決定エンジンと投資選択肢決定エンジンとを包含するものとここでは定義される。文書アセンブリエンジン412は、ここで開示されるように文書準備/出力機能を実行するための手段の例である。様々なエンジンは、別々の、または完全に統合されたソフトウェア/ハードウェアモジュールとしての物理的な形を取ることができると考えられる。
データベース構造407には、決定情報データベース(ルールセットを含むことができる)414、投資実績情報データベース416、クライアント情報及び文書レイアウト情報データベース418が含まれる。少なくとも一つの他の実施例では、別々のクライアント情報及び文書レイアウト情報データベースが設けられる。ここに開示された実績基準決定機能を実行するのに決定支援プラットフォーム402が依存する情報(ルールなど)は、決定情報データベース414に保管される。ここに開示されたスコア付け及びランク付け計算機能(つまり投資選択肢)を実行するのに決定支援プラットフォーム402が依存する情報は、投資実績情報データベース416に保管される。ここに開示された文書準備/出力機能を実行するのに決定支援プラットフォーム402が依存する情報は、クライアント情報・文書レイアウト情報データベース418に保管される。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、決定支援プラットフォーム402は物理的に独立した装置またはシステムではないことがここに開示される。むしろ、このような少なくとも一つの実施例では、決定支援プラットフォーム402は、複数のシステムまたはシステム要素(例えばネットワークシステムを介してリンクされた別々の機能的ブロック)に付与される機能に包含される機能的プラットフォームである。したがって、このような機能を付与するように構成されたシステム要素は共通の場所に設けられても設けられなくてもよく、また共通のコンピュータ上にあってもなくてもよいことをここに開示する。
本発明開示の少なくとも一つの実施例では、決定支援プラットフォーム402は、408の機能の全部または一部をサポートするように構成された単一の決定エンジン(単一のデータ処理プログラムなど)と、投資選択肢決定エンジン410と、文書アセンブリエンジン412とを具備することをここに開示する。一例では、適当なデータ処理システムで機能する単一の決定エンジンプログラムは、単一のデータ処理プログラムを介して、408、投資選択肢決定エンジン410、文書アセンブリエンジン412の機能の全部または一部をサポートする。別の例では、408、投資選択肢決定エンジン410、文書アセンブリエンジン412の機能の全部または一部をサポートするように相互作用する様々な機能的モジュールを含むように単一の決定エンジンが設けられている。
さて、本発明開示の実施例によるコンピュータ読取可能媒体について言及すると、ここに開示される方法は、このような方法を実行するための命令を含むコンピュータ読取可能媒体としての具体的な形を取る。特定の一例では、金融コンサルティングサービスをサポートするため図2Aと図2Bに図示された方法100の様々なオペレーションを実行するように命令が設けられる。命令は、決定支援プラットフォームにより、決定支援プラットフォームのメモリ装置(例えばRAM、ROM、仮想メモリ、ハードドライブメモリなど)から、決定支援プラットフォームのドライブユニットにより読取可能な装置(例えばディスケット、コンパクトディスク、テープカートリッジなど)からアクセスされるか、またはその両方である。コンピュータ読取可能媒体の例には、本発明開示の実施例による金融コンサルティングサービス機能を実行するためのコンピュータプログラムが記憶されたコンパクトディスクまたはハードドライブが含まれる。
本発明開示の実施例による方法及びシステムの説明を、投資家にとっての金融面での有効性についてこれまで提示してきたが、商取引及び住宅の貸付、ベンチャーキャピタル資金調達、投資銀行業務サービスの分野で有効性を発揮するように、このような方法及びシステムを特に構成してもよいことが考えられる。さらに、金融サービス以外の有効性を提供するようにこのような方法及びシステムを構成してもよいと考えられる。すなわち、ここに開示される決定支援プラットフォーム機能の実施例は、金融サービス以外の用途にも適用することができる。小売電子商取引の用途、市場調査の用途、人的資産の用途、デートサービス、原料調達が、決定支援プラットフォーム機能により提供されるクライアントの(または消費者の)個々の需要、目的、及び/または希望と一致した、すべての有効選択肢(つまり相違が数量化される選択肢の母集団内で)の客観的で先入観のないスコア付け及びランク付け評価機能が有益である、このような用途の例である。
本発明開示は、金融コンサルティングサービスのサポートに関連する。本発明開示の実施例による方法及び装置は、旧来の金融サービス業界では必ずしもプロフェッショナルではない信任アドバイザ(例えば代理人、法律家、兄弟、地方銀行など)によって、数量化によりランク付けされた投資選択肢がクライアントに提供されるように構成されている。こうして信任アドバイザは、商品セールスマンとしてではなく、独立したアドバイスの提供者としての旧来の役割において、クライアントの金融サービス需要のすべてを調整するための知識を身に付けるのである。こうすることで、クライアントは、提供される金融情報及び金融情報を提供する人物に関して高いレベルの信用を与えられるのである。
本発明開示の実施例による方法及びこのような方法を実行するように構成されたシステムは、決定支援プラットフォームを含む専用のサポート機構を、この方法にアクセスする信任アドバイザ(つまり提携の信任アドバイザ)に提供する。専用の決定支援プラットフォームによって提携の信任アドバイザは、クライアントにアドバイスし、その需要に対する解決法を調整して、商品調査、相対的評価、実行及び購入品の責任を外注することができる。この独自の外注構造は高い効率を生み出し、提携の信任アドバイザは、クライアントとの面談及びアドバイスにほとんどの時間を使うことができ、これは最重要かつ最良の時間の使い方である。クライアントがブローカー、保険代理店、他の商品セールスマンに頼る必要性が無くなり、従来はこのようなブローカー、代理人、セールスマンに回されていた収入の大部分を提携の信任アドバイザが手に入れることができる。
さらに、本発明開示の実施例による方法及びシステムは、消費者と専門の顧問会社の両方が現在直面している、ますます重要かつ厄介になってきたいくつかの傾向に対処するように考案されている。有効な選択肢の複雑性と範囲が広がると、クライアント及びそのアドバイザ(つまり商品選択に関する決定の情報提供を助ける人)の間にさらに不安とストレスを生み、先入観がなく信頼できるアドバイスの需要が高くなる。有効な選択肢の範囲が急増し続けると、そしてこれに関する情報の量及び複雑性が増大し続けると、多くの投資者は、選択肢が何であるかについて知る時間さえなくなり、ましてやその中から確信を持って選択する時間と能力を失ってしまう。多くの投資者は本質的に、投資の選択肢について自分及び家族にとって何が本当に「ベスト」であるかを識別できる時間も個人の能力も持っていない。
ますます多様になるずらりと並んだ金融商品及びサービスの選択肢へのアクセスが、このような選択肢についてのますます膨大で複雑な情報とともに急速に増大すると、自分と家族のために「ベスト」を尽くしていると確信するために、消費者は、多数の有効な投資選択肢を客観的に分析する際の手助けをますます必要とする。本発明開示の実施例は、客観的で信頼できるアドバイスを求めるますます広範囲の需要に対する解決法を提供する。この解決法の重要性は、知識に基づいた経済及び電子商取引の成長及び発展と平行して高まり続けるだろう。適切な方法、訓練、技術的ツール及びサポートにより、クライアントから最大限の信用をすでに得ている提携の信任アドバイザは、金融商品に関する一層広範囲で客観的なアドバイスを求めるという拡大し続けるクライアントの需要を充分に満たすことができるだろう。
上記の詳細な説明では、その一部を成すとともに、本発明が実行される特定の実施例が例として示される添付図面を参照にした。これらの実施例及びある種の変形例を、当該技術の熟練者が発明を実施するのに充分なほど詳細に説明した。他の適当な実施例を利用してもよいことと、発明の趣旨または範囲から逸脱することなく論理的、機械的、電気的な変更を加えてもよいことを理解すべきである。例えば、図に示された機能ブロックは、発明の趣旨または範囲を逸脱しない方法で、さらに組み合わせられるか、分割されてもよい。不必要な詳細を避けるため、説明では当該技術の熟練者には周知のある種の情報が省略されている。そのため、上記の詳細な説明は、提示された特定の形に限定されるものではなく、逆に、添付された請求項の趣旨及び範囲に正当に含まれるような代替例、変形例、同等物を包含するものとする。
本開示の実施例による情報フロー概略図を示す。 図1に図示された情報フロー概略図について、本開示の実施例による金融コンサルティングサービスをサポートするための方法を示す。 図1に図示された情報フロー概略図について、本開示の実施例による金融コンサルティングサービスをサポートするための方法を示す。 図2Aおよび図2Bに示された投資選択肢を決定するためのオペレーションの実施例を示す。 図2Aおよび図2Bに図示された投資ポートフォリオの相対的実績評価を可能にするためのオペレーションの実施例を示す。 本開示の実施例による実績スコアのグラフ表示を示すチャートである。 図5のチャートに示された情報を提示するための代替実施例を図6Bと連係して示す。 図5のチャートに示された情報を提示するための代替実施例を図6Aと連係して示す。 対応する総合スコアをグラフ表示する複数のマルチセグメントバーを含む表を示す。 本発明開示により実績評価をサポートするように構成された加重アプローチの実施例を示す。 本開示による階層加重構造の実施例を示す。 本開示による階層加重構造の実施例を示す。 本開示の実施例による金融コンサルティングサービス機能をサポートするように構成されたネットワークシステムを示す。

Claims (36)

  1. インデックスの集合を決定することであって、前記インデックスの各々が投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    前記インデックスに応じて総合投資インデックス実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記投資ポートフォリオを評価することとを具備する方法。
  2. 前記総合投資インデックススコアの決定には、前記投資ポートフォリオを計画するのに利用される基準に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項1の方法。
  3. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項1の方法。
  4. 総合投資実績スコアを決定することであって、前記投資ポートフォリオの評価には、前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合投資実績スコアを評価することが含まれることを具備する請求項1の方法。
  5. 複数の投資実績スコアを決定することであって、前記投資実績スコアの各々が前記投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    複数の投資インデックス実績スコアを決定することであって、前記投資インデックス実績スコアの各々が各投資インデックスに対応し、前記各投資インデックスが前記投資実績スコアの各々に対応することと、
    前記投資インデックス実績スコアの各々に応じて前記投資実績スコアの各々を評価することとを具備する請求項1の方法。
  6. 複数の投資実績スコアを決定することであって、前記投資実績スコアの各々が投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    複数の投資インデックス実績スコアを決定することであって、前記投資インデックス実績スコアの各々が各投資インデックスに対応し、前記各投資インデックスが前記投資実績スコアの各々に対応することと、
    前記投資インデックスの各々に応じて前記投資実績スコアの各々を評価することとを具備する方法。
  7. 総合投資実績スコアを決定することと、
    総合投資インデックス実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合投資実績スコアを評価することとを具備する請求項6の方法。
  8. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記各投資インデックスを組み合わせることが含まれる請求項7の方法。
  9. 前記ポートフォリオ投資スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項6の方法。
  10. 投資ポートフォリオの配分投資に対応する資産クラスを決定することと、
    前記資産クラスにより表される前記配分投資と複数の未配分投資との間で相対的実績評価を実施することとを具備する方法。
  11. 前記資産クラスの決定が、実績基準、加重、規定の投資データセット情報、投資データセット情報を精製するように構成されたフィルタ、及びプロセス命令のうち少なくとも一つに応じたものである請求項10の方法。
  12. 前記相対的実績評価の実施には、
    インデックスの集合を決定することであって、前記インデックスの各々が前記投資ポートフォリオの各配分投資に対応することと、
    前記インデックスに応じて総合投資インデックス実績スコアを決定することとが含まれる請求項11の方法。
  13. 前記相対的実績評価の実施には、前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記投資ポートフォリオを評価することが含まれる請求項12の方法。
  14. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項12の方法。
  15. 前記相対的実績評価の実施には、
    総合投資実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合投資実績スコアを評価することとが含まれる請求項12の方法。
  16. 前記相対的実績評価の実施には、
    複数の投資実績スコアを決定することであって、前記投資実績スコアの各々が前記投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    複数の投資インデックス実績スコアを決定することであって、前記投資インデックス実績スコアの各々が各投資インデックスに対応し、各投資インデックスが前記ポートフォリオ実績スコアの各々に対応することと、
    前記投資インデックス実績スコアの各々に応じて前記投資実績スコアの各々を評価することとが含まれる請求項10の方法。
  17. 前記相対的実績評価の実施には、
    総合投資実績スコアを決定することと、
    総合投資インデックス実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合ポートフォリオ実績スコアを評価することとが含まれる請求項10の方法。
  18. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記各投資インデックスを組み合わせることが含まれる請求項17の方法。
  19. 少なくとも一つのデータ処理デバイスと、
    前記少なくとも一つのデータ処理デバイスによって処理可能な命令と、
    装置であって、該装置から、前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、前記命令にアクセス可能である装置とを備えたシステムであって、
    前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、
    インデックスの集合を決定することであって、前記インデックスの各々が投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    前記インデックスに応じて総合投資インデックス実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記投資ポートフォリオを評価することとをサポートすることが可能になるように前記命令が構成されるシステム。
  20. 前記総合投資インデックススコアの決定には、前記投資ポートフォリオを計画するのに利用される基準に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項19のシステム。
  21. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項19のシステム。
  22. 前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、
    総合投資実績スコアを決定することであって、前記投資ポートフォリオの評価には、前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合投資実績スコアを評価することが含まれることをサポートすることが可能になるように、前記命令が構成される請求項19のシステム。
  23. 前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、
    複数の投資実績スコアを決定することであって、前記投資実績スコアの各々が前記投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    複数の投資インデックス実績スコアを決定することであって、前記投資インデックス実績スコアの各々が各投資インデックスに対応し、前記各投資インデックスが前記投資実績スコアの各々に対応することと、
    前記投資インデックス実績スコアの各々に応じて前記投資実績スコアの各々を評価することとをサポートすることが可能になるように前記命令が構成される請求項19のシステム。
  24. 少なくとも一つのデータ処理デバイスと、
    前記少なくとも一つのデータ処理デバイスにより処理可能な命令と、
    装置であって、該装置から、前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、前記命令にアクセス可能である装置とを備えたシステムであって、
    前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、
    複数の投資実績スコアを決定することであって、前記投資実績スコアの各々が投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    複数の投資インデックス実績スコアを決定することであって、前記投資インデックス実績スコアの各々が各投資インデックスに対応し、前記各投資インデックスが前記投資実績スコアの各々に対応することと、
    前記投資インデックスの各々に応じて前記投資実績スコアの各々を評価することとをサポートすることが可能になるように前記命令が構成されるシステム。
  25. 前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、
    総合投資実績スコアを決定することと、
    総合投資インデックス実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合投資実績スコアを評価することとをサポートすることが可能になるように前記命令が構成される請求項24のシステム。
  26. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記各投資インデックスを組み合わせることが含まれる請求項25のシステム。
  27. 前記ポートフォリオ投資スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項24のシステム。
  28. 少なくとも一つのデータ処理デバイスと、
    前記少なくとも一つのデータ処理デバイスにより処理可能な命令と、
    装置であって、該装置から、前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、前記命令にアクセス可能である装置とを備えたシステムであって、
    前記少なくとも一つのデータ処理デバイスが、
    投資ポートフォリオの配分投資に対応する資産クラスを決定することと、
    前記資産クラスにより表される前記配分投資と複数の未配分投資との間で相対的実績評価を実施することとをサポートすることが可能になるように前記命令が構成されるシステム。
  29. 前記資産クラスの決定が、少なくとも一つの実績基準、加重、規定の投資データセット情報、投資データセット情報を精製するように構成されたフィルタ、及びプロセス命令に応じたものである請求項18のシステム。
  30. 前記相対的実績評価の実施には、
    インデックスの集合を決定することであって、前記インデックスの各々が前記投資ポートフォリオの各配分投資に対応することと、
    前記インデックスに応じて総合投資インデックス実績スコアを決定することとが含まれる請求項29のシステム。
  31. 前記相対的実績評価の実施には、前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記投資ポートフォリオを評価することが含まれる請求項30のシステム。
  32. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記インデックスを組み合わせることが含まれる請求項30のシステム。
  33. 前記相対的実績評価の実施には、
    総合投資実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合投資実績スコアを評価することとが含まれる請求項30のシステム。
  34. 前記相対的実績評価の実施には、
    複数の投資実績スコアを決定することであって、前記投資実績スコアの各々が前記投資ポートフォリオの各投資に対応することと、
    複数の投資インデックス実績スコアを決定することであって、前記投資インデックス実績スコアの各々が前記各投資インデックスに対応し、各投資インデックスが前記ポートフォリオ実績スコアの各々に対応することと、
    前記投資インデックス実績スコアの各々に応じて前記投資実績スコアの各々を評価することとが含まれる請求項28のシステム。
  35. 前記相対的実績評価の実施には、
    総合投資実績スコアを決定することと、
    総合投資インデックス実績スコアを決定することと、
    前記総合投資インデックス実績スコアに応じて前記総合ポートフォリオ実績スコアを評価することとが含まれる請求項28のシステム。
  36. 前記総合投資インデックス実績スコアの決定には、前記投資ポートフォリオ内のファンドの実際配分に応じて前記各投資インデックスを組み合わせることが含まれる請求項35のシステム。
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