JP2009524143A - 非線形工程計画の生成方法及びそれを利用したインターネット基盤のstep−ncシステム - Google Patents

非線形工程計画の生成方法及びそれを利用したインターネット基盤のstep−ncシステム Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は、非線形工程計画の生成方法及びそれを利用したインターネット基盤のSTEP−NCシステムに係り、より詳細には、現場状況を反映した多様な代案工程と加工順序情報とを含む非線形工程計画を樹立することで最適の加工を遂行しながら、異常状態に自律的に対処できる非線形工程計画を生成させる方法と、樹立された工程計画からXML形式のSTEP−NCパートプログラムを作成することでインターネットを経由して他のシステムと容易に工程情報を交換できるインターネット基盤のSTEP−NCシステムに関する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非線形工程計画の生成方法及びそれを利用したインターネット基盤のSTEP−NCシステムに係り、より詳細には、現場状況を反映した多様な代替工程と加工順序情報とを含む非線形工程計画を樹立することで最適の加工を遂行しながら、異常状況に自律的に対処できる非線形工程計画を生成させる方法と、樹立された工程計画からXML形式のSTEP−NCパートプログラムを作成することでインターネットを経由して他のシステムと容易に工程情報を交換できるインターネット基盤のSTEP−NCシステムに関する。
数値制御(Numerical Control:以下、NC)加工技術は、1952年MIT大学で3軸数値制御ミーリング工作機械を発明して以来、マイクロプロセッサ技術を含めた電子工学技術発達とともにコンピュータ支援数値制御(Computer Numerical Control:以下、CNC)加工技術に進化して眩しい発展を繰り返している。
最近、現場で最も普遍的に利用されるCNC加工方式は、CAD/CAM(Computer−Aided Design/Computer−Aided Manufacturing)ソフトウェアを介して加工品の図面を含めた形状設計情報からパートプログラム(part program)を生成させ、これをCNC制御器が搭載された工作機械(以下、CNC工作機械)に入力して加工する方式である。
一般的なパートプログラムは、加工順序によってあらかじめ樹立された工程計画をGコード(G−code)形態に記述したものであって、Gコードに記述された工程順序によって順次加工が可能となる。
例えば、孔を数十本加工する場合、Gコードにプログラムするためには、加工する孔の順序を工程計画仮定でいちいち指定しなければならず、加工前に状況に合わせて最適化させなければならない必要がある場合や加工途中にドリルの破損などで異常状況が発生する場合、加工順序を変更し難い問題点がある。すなわち、Gコード方式のパートプログラムを入力されたNC制御器は、固定された順序の軸動作情報のみを有しているために工具破損などの異常状況で加工順序や加工条件を適切に変更しにくく、あらかじめ計画された工具や固定具が加工当時に存在していない場合、工程計画及びパートプログラムを現場で直ちに変更することは容易ではない。
このような問題を解決するための新たなプログラム言語として、STEP(STandard for the Exchange of Product model data)データモデルに基づいたSTEP−NC言語が台頭されている。STEP−NC言語で作成されたパートプログラムは、軸動作の代わりに軸動作を生成できる形状情報、加工手続き、加工方法及び工具情報などの工程計画情報を定義していて加工順序及び加工条件に対する変更が容易な長所がある。
しかし、STEP−NCパートプログラムは、汎用性のために機械中立的な情報で生成されるために、現存するすべてのCNC工作機械の構造を満足させることはできない。したがって、STEP−NCパートプログラムが入力された後、工作機械の構造に合わせてSTEP−NC加工情報を修正する必要があり、修正過程で既存のSTEP−NC加工情報以外に新たな代案加工を生成し、これを処理できる方法が必要である。
一方、IT技術の発達につれてERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer Relation Management)及びSCM(Supply Chain Management)などのビジネス(business)支援システムとMES(Manufacturing Execution System)及びPDM(Product Data Management)のような現場の生産システムとをインターネットで連結して各システム間に関連情報を共有できるe−Manufacturing環境に関する研究が進行中である。
これにより、インターネットを用いて他のシステムどうしで自由に加工情報を交換でき、現場での状況に合わせて自律的に対処できる知能的なNC制御器に対する開発が必要である。
本発明は、前記問題点及び要求事項を解決するためのものである。すなわち、現場状況を反映した多様な代案工程と加工順序情報とを含む非線形工程計画情報をSTEP−NCデータモデルに基づいて生成することによって、最適の加工を遂行しながら異常状況に自律的に対処できる非線形工程計画の生成方法を提供するところにその目的がある。
また、インターネットを経由して他のシステムとの容易な交換が可能な工程情報を生成させることによって、e−Manufacturing環境下で工程情報の交換、管理及び保存を容易にできるインターネット基盤のSTEP−NCシステムを提供するところにまた他の目的がある。
前記目的を果たすための技術的思想として本発明は、CAD情報、機械情報及び工具情報を入力され、XML形式のSTEP−NCパートプログラムに対する入出力を処理するインターフェース部と、前記インターフェース部から伝送されるCADデータから機械独立的工程計画(Neutral Process Sequence;NPS)情報を生成させるNPS生成部と、前記インターフェース部から伝送される工作機械構造情報及び工具情報と前記NPS生成部で生成されたNPS情報から機械従属的工程計画(Hardware−dependent Process Sequence;HPS)、最適実行工程計画(Executive Process Sequence;EPS)情報及び工具経路とを生成させるEPS生成部と、前記EPS生成部から伝送される最適実行工程計画情報に基づいて工作機械を制御して工作物を加工して異常状況に対処する自律制御部と、
を含んで構成されることを特徴とするインターネット基盤のSTEP−NCシステムを提供する。
本発明による非線形工程計画の生成方法は、多数の加工代案を現場に提供することによって、STEP−NC工作機械が現場状況によって最適化された加工を遂行することができ、加工中に発生する異常状況に自律的に対処できるようになって、加工遅延などによる生産性低下を防止して無人加工システムを容易に構築させる効果がある。
また、複合加工機に最適化された実行工程計画生成を提供することによって、複合加工効率を大幅に向上させうる効果もある。
一方、本発明によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムは、CAD、CAM、MES及びPDMなどの外部システムとインターネットで連結された環境で損失のない効率的な情報伝達を可能にし、現場の機械情報及び加工情報などを多様なシステムで活用することによって、生産性向上に寄与できる効果がある。
また、本発明によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムを備えた工作機械どうしでXML形式のSTEP−NCパートプログラムをインターネットを介して自由に交換させることによって、工作機械の種類に関係のないグローバル製造が可能になり、多様なSTEP−NCパートプログラムの共有を通じて加工準備時間を短縮できる効果もある。
以下、本発明の望ましい実施形態を添付図面に基づいて、詳しく説明する。
本発明の一実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムは、STEP−NCデータモデルに立脚して、機械独立的工程計画(Neutral Process Sequence;NPS)情報、機械従属的工程計画(Hardware−dependent Process Sequence;HPS)情報及び最適実行工程計画(Executive Process Sequence;EPS)情報に分類される非線形工程計画情報を生成させ、これにより加工を遂行する。
NPS情報は、工作機械に独立的な工程計画情報であって、実行順序が考慮されていないすべての遂行可能作業(workingstep)に対する情報と選択的に遂行できる代案作業に対する情報とで構成され、ISO 14649データモデル規格によるSTEP−NCパートプログラムで表現が可能である。
HPS情報は、機械中立的なNPS情報を用いて特定工作機械などのハードウェアで加工を遂行するための機械従属的な中間段階の工程計画情報であって、工作機械の構成情報及び現場工具情報を用いてNPS情報に含まれている各作業に対して当該作業を行うためのハードウェアリソースと加工方法などのハードウェア関連情報とを付加的な情報として含む。
EPS情報は、NPSとHPS情報とを生成させた後、最終的に生成する情報であって、工作機械で加工に使われるようにHPS情報の全体作業が最適に実行しうる順次な工程計画情報である。
図1は、本発明の一実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムの構成図である。
図1に図示されたように、本発明の一実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムは、入出力される情報を処理するインターフェース部400と、工作物の形状設計情報であるCADデータからNPS情報を生成させるNPS生成部100と、NPSから工作機械の構造に合うEPS情報及び工具経路を生成させるEPS生成部200と、生成されたEPS情報に基づいて工作機械を制御することによって、工作物を加工する自律制御部300とで構成される。
インターフェース部400は、標準CADインターフェース410、STEP−NCパートプログラムインターフェース420、工作機械構成情報インターフェース430.工具情報インターフェース440及びGコードインターフェース450で構成される。
標準CADインターフェース410は、ISO 10303 AP 203あるいはAP 224で表現されたCAD情報を入力されて、これを解析する機能を行う。STEP−NCパートプログラムインターフェース420は、入力されたSTEP−NC(ISO 14649)パートプログラムを解析して加工情報に変換し、加工情報をSTEP−NC(ISO 14649)パートプログラムに変換して出力する。ここで、STEP−NCパートプログラムインターフェース420は、工作機械及び制御器に中立的な言語からなったSTEP−NCパートプログラムをインターネットを介して自由に交換されるように、ISO 10303 Part 21に基づいたphysical file形態だけではなく、XML(Extensible Markup Language)形式からなったSTEP−NCパートプログラムを入出力するように構成することが望ましく、XML形式のSTEP−NCパートプログラムに対する例は後述する。
また、工作機械構成情報インターフェース430及び工具情報インターフェース440は、工作機械構成情報及び工具情報を入力されて内部情報に変換するか、内部情報を変換して工作機械構成情報及び工具情報を出力する。ここで、工具情報インターフェース440は、国際工具標準であるISO 13399及びISO 1832と国際工具ホルダー標準であるISO 5602とに基づいた工具情報を解析することができる。最後に、Gコードインターフェース450は、自律制御部300で生成されたCL(Cutting Location)工具経路情報をGコードに変更して出力する。
NPS生成部100は、標準CADインターフェース410を介して入力されたCAD情報から加工素材の除去ボリュームを生成して除去ボリュームに該当する特徴形状を認識してユーザーから公差情報を入力され、認識された特徴形状とともに公差情報を参照してNPS情報を生成させる。ここで、生成されたNPS情報は、STEP−NCパートプログラムインターフェース420を介してXML形式のSTEP−NCパートプログラムに変換されて外部システムに提供されることができる。
EPS生成部200は、NPS情報と工作機械の構成情報及び現場工具情報とを入力されて各遂行作業に対して加工時に使用可能なハードウェアリソース(スピンドル、ターレット及び工具)情報と同時加工(one−feature同時加工、two−feature同時加工)遂行可能性情報とを追加したHPS情報を生成させ、該生成されたHPS情報から加工時間を最小化できる作業の進行順序と同時加工適用如何及び代案作業中の実行作業とを決定することでEPS情報を生成させる。
ここで、NPS生成部100とEPS生成部200で各非線形工程計画(NPS、HPS、EPS)情報を生成させる方法は、後述する。
自律制御部300は、EPS生成部200で生成したHPS及びEPS情報によって加工を行う加工執行部310と、異常状況で代案工具または代案作業を探し、工具経路を再生成する異常状況対処部320と、加工中または加工完了時のパートに対する公差及び加工誤差を測定し、該測定結果を分析してユーザーに通知する機上(on−machine)測定及び分析部330、そして、機上測定及び分析部330で測定された加工誤差に基づいて未切削部分を再び加工する再加工部340で構成される。
このように構成された本実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムは、全体を一体のシステムで構成することもでき、また、インターフェース部400、NPS生成部100及びEPS生成部200を自律制御部300と別途にオフラインCAMソフトウェアの内部に構成することもできる。
図2は、前述したSTEP−NCパートプログラムインターフェース420を介して入出力されるXML形式のSTEP−NCパートプログラムについての例を表わす図面であるが、XML形式で表現されたSTEP−NCパートプログラムは、ISO 14649で定義されたデータモデルに基づいたNPS情報をXMLで表現したものである。
図2を参照して、XMLで表現されたSTEP−NCパートプログラムの文段構造を説明すれば、次の通りである。
XML要素(element)e1は、被削材情報を定義するものであって、その名称である“workpiece”は、ISO 14649で被削材を定義するエンティティ(entity)の名称である。また、要素内の属性である“id”は、XMLでのinstance idを意味し、“its_id”、“its_material”、“global_tolerance”及び“its_bounding_geometry”は、ISO 14649で定義された被削材の属性である。このような規則によって解析すれば、e1要素は、加工に使うworkpieceのidは“Complex Workpiece”であり、パート形状に別途に公差が指定されない部分(global tolerance)での基本公差は、“0.01mm”、materialとbounding geometryは、それぞれ“ref_1”と“ref_2”とを参照しなさいということを意味する。
e2要素は、ISO 14649で材質を定義するエンティティに対応する“material”を定義する要素であって、e1要素で参照するmaterial idである“ref_1”に対して言及している。ここで、“standard_identifier”と“material_identifier”は、materialの属性を定義したものであり、当該workpieceの材質は、ISO 14649で定義された材質のうちALLOYED STEELということを意味する。
e3要素は、e1要素で参考するbounding geometry idである“ref_2”に対して定義している。これを解析すれば、workpieceの“bounding geometry”は、“right circular cylinder”として、高さ(height)は“100mm”、半径(radius)は“55mm”、位置(position)はidが“ref_3”であるXML要素を参照しなさいということを意味する。
このように、各XML要素をISO 14649でNPSを定義するエンティティに対応させてXML要素の属性と対応するエンティティの属性を同様に表現することによって、機械に中立的なNPS情報が記述されたSTEP−NCパートプログラムをMESやPDMなどの外部システムとインターネットを介して容易に交換することができ、インターネット基盤のSTEP−NCシステムが備えられた生産システムの実際加工状況についての情報を多様な生産システム及び支援システムでリアルタイムで活用させうる。
以下、本発明の一実施形態による非線形工程計画の生成方法について詳しく説明する。
図3は、本発明の一実施形態による非線形工程計画方法が適用される加工素材の最終形状を表わす図面であり、図4及び図5は、図3に図示された形状を加工するためのボリューム除去の例を示す図面である。
図3に図示された最終形状は、turn−mill工作機械で加工され、多様なボリューム除去方法で解析されて加工されることができる。
例えば、図4では、図1に図示された形状の左側部分に対して2番の外径形状と3番のグルービング形状で除去ボリュームを分割し、図5では、12番の外径形状と13番の外径形状とで除去ボリュームを分割した。
また、図4に図示された6番の除去ボリュームを内径作業する場合、ユーザーによって先ずドリリング加工を遂行した後に、内径加工やボーリング加工を選択的に遂行して当該形状を加工することができる。
したがって、切削加工では、明確に区分される一つの工程計画のみならず、多様な除去ボリュームの設定と作業の割り当てによって多様な加工代案が存在することができる。また、反復される多数のドリリング加工が存在する場合、これらの加工順序を決定する方法もさまざまに存在することができる。
このように同一の加工形状に対して多様な加工方法と加工順序とを適用することができ、一般的に順次な形態の加工順序と既定の一種の加工方法とでのみ構成された既存の線形的な工程計画を適用して加工する方法に比べて、多様な加工方法と加工順序とを含んだ非線形工程計画を樹立して加工する方法が突発的に発生することができる異常状況により効率的に対処することができる。
図6は、本実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムを用いて非線形工程計画を生成させる方法を示すフローチャートである。
先ず、NPS生成部100で標準CADインターフェース410を介して入力されたCADデータを用いて機械独立的な非線形工程計画であるNPSを樹立し(S100)、前記NPS樹立段階(S100)で生成されたNPS情報から機械従属的な非線形工程計画であるHPSを樹立する(S200)。
以後、前記HPS樹立段階(S200)で生成されたHPS情報から実行のために最適化された非線形工程計画であるEPSを樹立し(S300)、該樹立されたEPS情報から工具経路を生成させ(S400)、該生成された工具経路を用いてシミュレーション加工を遂行することで工具経路の異常有無を検証する(S500)。
最終的に自律制御部300は、前記生成されたEPSと工具経路に沿って工作機械を制御することで工作物を加工する(S600)。
以下、図7を参照して、図6に図示されたNPS樹立段階(S100)を詳細に説明する。
先ず、CAD情報を入力され(S110)、これを解析して加工素材の除去ボリュームを生成させて除去ボリュームに該当する特徴形状を認識し(S120)、前記入力されたCAD情報に対する公差情報をユーザーから入力される(S130)。ここで、認識された形状情報は、ISO 14649 Part 10とPart 12で定義しているミーリング及び旋盤用の特徴形状規格による特徴形状情報に保存される。
以後、前記認識された特徴形状によって加工するために必要な工程を計画して各工程の細部属性情報を生成させ(S140)、計画された工程を代替しうる代案工程を生成させる(S150)。ここで、工程情報は、ISO 14649 Part 10、Part 11及びPart 12で定義しているミーリング、旋盤、ドリリング工程規格による工程種類、加工条件、加工戦略、工具などに関する属性情報を含んで生成される。
以後、工程計画及び代案工程計画情報からNPS情報を生成させ(S160)、ユーザーや外部システムの要請がある場合、生成されたNPS情報を用いてXML形式のSTEP−NCパートプログラムを作成する(S170)。
図8は、図7の手続きを通じて生成されたNPS情報を図式的に表わしたNPSG(Neutral Process Sequence Graph)であって、図4と5との除去ボリューム分解結果を用いて作成したNPSGの例を示す図面である。
図8に図示されたように、NPSGは、アークとノードとで構成され、それぞれのノードは、ノードの性格(AND、OR、PARALLEL、MARKなど)、または作業単位情報(除去ボリューム、加工条件及び工具など)を有している。
作業単位情報は、数字と英文字との組合わせで表記されたノード(例:4FR、4FF、5CR,..)によって表記されるが、数字は、図4及び図5で表記された除去ボリュームの番号を意味し、英文字は、遂行作業の種類を表わす。遂行作業で英文表記FRは荒削面削加工、FFは仕上面削加工、CRは荒削外郭加工、CFは外郭仕上加工、CDはセンタードリリング、Dはドリリング、Bはボーリング、PRは平面荒削加工、PFは平面仕上加工、GRは荒削グルービング加工、GFは仕上グルービングを意味する。例えば、4FRは、図4に図示された4番の除去ボリュームに対して荒削面削加工を遂行するということを意味する。
それ以外にも、SA、JA、SO及びJOに表記されたノードは、ノードの性格を意味する。ノードの性格のうちANDは、下位ノードが順序に構わずに実行されることができるということを表わし、SA(Split AND)とJA(Joint AND)とによって表現される。ノードのうち最初に表われるSAとJAとの間には、5CR、7CR、7CF、6CD、6D、6B、6CR、6CFの作業が含まれており、SAで分かれた一つの分枝(branch)に存在する5CR、7CR、7CFと6CD、6D、6B、6CR、6CF作業の間には、順序に構わずに作業遂行が可能であるということを意味する。ここで、アークによって連結された作業、例えば、5CR、7CRの作業の場合、先行作業が先に遂行されなければならないということを意味する。これにより、5CR作業以後、6CDという作業が遂行可能であり、また、6CDという作業が、5CRより先行可能であるということを意味する。
ノードの性格のうちORは、下位作業のうち一種のみを選択して実行されることができるということを表わし、SO(Split OR)とJO(Joint OR)とによって表現される。ノードのうち最初に表われるSOとJOとの間には、6B、6CR、6CFが含まれており、6BはSOで分かれる一つの分枝を構成し、6CRと6CFはまた他の分枝を構成する。このとき、ORは、6Bあるいは6CRと6CFとのうち一つの分枝を選択し、これを実行することを意味する。
このように、NPSGは、ANDとORとを用いて実行順序に構わずに遂行可能な作業と選択的に遂行可能な代案作業とを表現することができる。
以下、図9を参照して、図6に図示されたHPS樹立段階(S200)を詳細に説明する。
先ず、工作機械構成情報インターフェース430及び工具情報インターフェース440を介して工作機械のスペック情報と現場に備えられた工具情報とを入力される(S210)。ここで、機械情報は、工作機械の軸、ターレット(turret)及びスピンドル(spindle)の構造と性能とを定義する情報、切削油使用などの付加機能、工作機械に付着されたタッチプローブ(touch probe)などの測定装備情報及び工作機械に付着されたテールストック(tail stock)などのクランピング装備情報を含む。
以後、入力された工具のうちから前記NPS樹立段階(S100)で生成されたNPSの各作業に対して工具破損あるいは摩耗によって使用が不可能になる時まで使われる主工具と主工具の破損時に代替可能な代替工具とを決定する(S220)。主工具の選択のためには、作業に必要な工具の剛性、寿命、加工条件とともに、作業を通じて除去しなければならない除去ボリュームの形態と工程の種類とが考慮されなければならない。代替工具は、主工具が除去しなければならない同一除去ボリュームと同一工程の遂行が可能な工具で決定される。
以後、前記NPS樹立段階(S100)で生成されたNPSの各作業に対して使われるスピンドルに対するセットアップを決定するが(S230)、スピンドルセットアップは最終形状の形態、機械的な性質、品質などによって使用可能になるように決定されなければならない。
旋盤と複合工作機械ではチャックによって工作物を固定させ、チャックのつまむ力によって工作物の形態の変形と加工表面の品質低下とが発生する。これにより、加工表面の高品質が要求される部分と容易に反る薄膜形状に対しては、チャックでつままれないようにスピンドルセットアップ順序を決定する。また、傾いた形状のように、チャックがつまみにくい部分に対しても、他の部分より遅く加工せねばならず、これを考慮してスピンドルセットアップ順序を決定する。一般的に、スピンドルが二個である複合加工機の場合、各スピンドル当たり一つのスピンドルセットアップが割り当てられるので、二個のスピンドルに加工される各作業は二回のスピンドルセットアップを通じて加工される(以下、遂行順序によって先に遂行するスピンドルセットアップをスピンドルセットアップ1と定義し、後で遂行するスピンドルセットアップをスピンドルセットアップ2と定義する)。
前記スピンドルセットアップ決定段階(S230)を通じて各作業は、特定スピンドルセットアップに対してのみ遂行可能な作業とスピンドルセットアップに構わずに遂行可能な作業とに分類されることができる。
以後、前記NPS樹立段階(S100)で生成されたNPSの各作業に対して使われるターレットを割り当てる(S240)。複合加工機でターレットは軸の動きを具現する要素であり、ターレットの性能によって使用可能な軸と加工領域とが決定されるが、ターレットで動きが可能な軸と加工領域を遂行しなければならない作業の種類及び除去ボリュームの位置とを比較することによって、使用可能なターレットを決定する。
以後、各作業に対して複合加工時に適用される同時加工(one−feature同時加工、two−feature同時加工)の遂行可能性如何を決定する(S250)。
One−feature同時加工(バランス加工)は、加工品質を高めうる加工方法であって、旋盤の外径形状(グルービング含む)に対してone−feature同時加工が可能になるように決定することが望ましい。Two−feature同時加工は、二つのターレットが同一のパートの相異なる部位を加工するものであって、two−feature同時加工で遂行しなければならない作業の間には同一のスピンドルスピードが適用されなければならない。これにより、two−feature同時加工の決定のためには、二つの作業間のスピンドルスピードを同様に調整した場合、各作業に割り当てられた主工具の使用可能な切削速度内で作業が可能であるか否かを検討して、これにより、two−feature同時加工如何を決定する。
以後、各作業に定義された加工戦略と加工条件及び除去ボリュームとを考慮して工具経路を生成させ、該生成された工具経路を通じて作業別加工時間を計算する(S260)。
最終的に、前記S220段階ないしS260段階で生成された各情報を用いてすべての作業に対するHPS情報を生成させる(S270)。HPS情報は、ISO 14649 Part 10に定義された加工実行段階(machining workingstep)情報に作業遂行時に使う現場工具情報、工具破損時に取り替える代案工具情報、作業遂行時に使用可能なターレット及びスピンドル情報、one−feature同時加工如何、one_feature同時加工時に加工条件情報、two−feature同時加工加工如何、two−feature同時加工時に加工条件情報、一般加工時に必要な加工時間、one−feature同時加工時に必要な加工時間及びtwo−feature同時加工時に必要な加工時間の情報を追加した作業情報である。
図10は、図9の手続きを通じて生成されたHPS情報を図式的に表わしたHPSG(Process Sequence Graph)であって、スピンドルが二個である複合工作機械で加工する場合に対して図8に図示されたNPSから作成したHPSGの例を示す図面である。
HPSGは、NPSGと同一の作業で構成されて作業間の順序も同様に適用されるが、ノードが含む作業情報がNPSGと異ならせて構成される。
図10に図示されたように、4FR、4FF、5CR、7CR、7CF、6CD、6D、6B、6CR、6CFは、遂行可能なスピンドルセットアップがスピンドルセットアップ1、すなわち、左側のスピンドルでのみ遂行されることができ、1FR、1FF、2CR、3GR、2CF、3GF、12CR、13CR、12CF、13GFは、使用可能なスピンドルセットアップがスピンドルセットアップ2、すなわち、右側のスピンドルでのみ遂行されることができる。一方、8PR、8PF、9PR、9PF、10PR、10PF、11PR、11PFは、スピンドルセットアップに構わずに如何なるスピンドルでも遂行されることができる作業である。
一方、EPSは、前記HPS樹立段階(S200)で生成されたHPS情報からスピンドルセットアップに構わずに遂行可能な作業に対して適用されるスピンドルセットアップを決定し、代案作業のうち遂行する作業を決定し、無順序作業の実行順序を決定し、同時加工が適用可能な作業の同時加工適用如何を決定することで樹立されることができる。
EPSを樹立する段階を細部的に説明するのに先立って、先ずEPS情報を生成させるための基準となる遂行度指標について説明する。
HPSからEPSを決定するためには、多様な遂行度指標が使用可能であり、本実施形態では加工時間を最小にできる遂行度指標を設定した。加工時間はより具体的にサイクルタイム(cycle time)と定義することができるが、サイクルタイムは一つの工作物が工作機械から生成されるのに必要な時間を意味し、一サイクルは一つの工作物が機械から生成されるまで遂行される作業を意味する。
例えば、旋盤やミーリング機械でのように一回に一つの作業のみが遂行可能な工作機械でのサイクルタイムは工作物のローディング時間、加工時間、セットアップ交換時間及びアンローディング時間の和で計算される。また、2個のターレットと2個のスピンドルとを有する複合工作機械である場合には、二個の工作物を同時に加工する並列加工が可能であるが、この場合、一般加工時とは異なる方式でサイクルタイムを計算しなければならない。
図11は、2個のターレットと2個のスピンドルとを有する複合工作機械で並列加工を遂行する場合、一つのサイクルが遂行される段階、すなわち、一つの工作物が生成される段階を示す図面である。
複合工作機械では、左側のスピンドルで先に加工を遂行した後、右側のスピンドルで工作物を移送して残りの加工を遂行する。これにより、工作物ローディングは、左側のスピンドルからなり、工作物のアンローディングは右側のスピンドルからなる。
図11に図示されたように、一つのサイクルは、右側のスピンドルに装着された工作物をアンローディングする1段階と、左側のスピンドルに装着された工作物を右側のスピンドルに移送する2段階と、左側のスピンドルに新たな工作物をローディングする3段階と、両側のスピンドルに装着された工作物に対する加工を始める4段階及び加工が完了する5段階とからなる。
したがって、2個のターレットと2個のスピンドルとを有する複合工作機械のサイクルタイムは、下記の数式1のように求められる。
Figure 2009524143
(LL:左側のスピンドルでの工作物のローディング時間、LR:左側のスピンドルから右側のスピンドルに工作物の移送時間、LU:右側のスピンドルで工作物のアンローディング時間、ML:左側のスピンドルで工作物の加工時間、MR:右側のスピンドルで工作物の加工時間)
数式1で工作物のローディング時間、アンローディング時間及び移送時間は一定するためにサイクルタイムはMLまたはMRのうちの最大値に比例し、加工時間に関連した遂行度指標を下記の数式2のように定義することができる。
Figure 2009524143
このように、遂行度指標である数式2を最小化できるEPSを生成させる。
以下、図12を参照して、図6に図示されたEPS樹立段階(S300)を詳細に説明する。
先ず、各スピンドルセットアップに遂行作業を割り当てることができるすべての作業組合わせを生成させるが、スピンドルセットアップに構わずに遂行可能な作業を特定スピンドルセットアップに割り当て、代案実行作業のうちから遂行する作業を選択して作業組合わせを生成させることによって、可能なすべての作業組合わせに対する目録を作成する(S310)。望ましくは、すべての作業組合わせを並べて各組合わせに対するサイクルタイプを予測するETAWS(Evaluation Table for Assigning Workingstep to each Setup)を利用することが良い。
ETAWSでは、スピンドルセットアップに構わずに遂行可能な作業は、それらが遂行されるスピンドルセットアップによってサイクルタイムを大きく変化させる。これにより、スピンドルセットアップに構わない作業を各スピンドルセットアップに割り当てさせることができるすべての場合の数を探して各場合に対するサイクルタイムを予測する。
また、HPSGでORで表現された代案作業も選択された作業によってサイクルタイムが大きく変わることができるので、これらが選択されるすべての場合を探して各場合に対してサイクルタイムを予測する。
図13は、図10に図示されたHPSGから生成されたETAWSを表わす図面である。
図13で、A列は、スピンドルセットアップに構わずに遂行可能な作業のうちスピンドルセットアップ1で遂行する作業を表わし、B列は、スピンドルセットアップ2で遂行する作業を、C列は、代案作業のうち実行される作業を、列Dは、当該行のサイクルタイム予測値を表わす。
図10に図示されたHPSGでスピンドルセットアップに構わずに遂行可能な作業は、8PR、8PF、9PR、9PF、10PR、10PF、11PR、11PFであり、代案作業は、6B、6CR、6CF、2CR、3GR、2CF、3GF、12CR、13CR、12CF、13GFである。ETAWSで最初の行は8PRがスピンドルセットアップ1で遂行され、8PF、9PR、9PF、10PR、10PF、11PR、11PFがスピンドルセットアップ2で遂行され、代案作業のうち6B、2CR、3GR、2CF、3GFが実行作業で選択された場合を表わす。このときのサイクルタイムの予測値は、3.15分であることを表わす。ETAWSで一つの行は、スピンドルセットアップ割り当て及び実行作業選択の一つの場合を意味し、すべての可能な場合に対して行を生成させる。このように生成された行をサイクルタイムの予測値が小さな順次に整列され、サイクルタイムの予測値が小さいほど最適解が得られる確率が大きいものと見なされる。
ここで、中間段階の作業スケジュールに対するサイクルタイムを予測する方法は、後述する。
前記作業組合わせ生成段階(S310)で作業組合わせが生成されれば、該生成された作業組合わせから各スピンドルセットアップでの無順序実行作業の実行順序を決定して同時加工が可能な作業に対して同時加工適用如何を決定した後、前記数式2の遂行度指標を評価して最適解を算出する(S320)。最適解を算出するための方法については後述する。
最終的に、前記段階(S320)で算出された最適解からEPS情報を生成させるが(S330)、該生成されたEPS情報は前記S200段階で生成されたHPS情報に実際作業遂行時に使うターレットとスピンドル情報、同時加工実行如何、two−feature同時加工遂行時にともに遂行される作業、作業遂行時に使う工具、工具経路、加工所要時間及び全体スケジュール上で作業開始時間に関する情報が属性で追加された情報である。
図14は、図12の手続きを通じて生成されたEPS情報を図式的に表わしたEPSG(Executive Process Sequence Graph)であって、図10に図示されたHPSから作成したEPSGの例を示す図面である。
図14に図示されたように、EPSGは、リアルタイム実行を目的にしてNPSGとHPSGで表わしているAND(SA−JA)、OR(SO−JO)などに表記された無順序実行、代案実行などがすべて除去された形態を有する。また、EPSGでは、NPSG及びHPSGでのとは異なってANDとOR属性のノードが使われず、PARALLELとMARK属性を有するノードが使われる。
PARALLELノードは、SP(Split Parallel)とJP(Joint Parallel)とで表現されてSPによって分枝されたbranch上の作業が時間的に同時に遂行されるということを意味し、複数個のターレットを有する複合工作機械では二個以上のターレットが同時に作業を開始することを意味する。例えば、図14のスピンドルセットアップ1に定義されたPARALLELノードは、5CR作業が二個のターレットによって同時に進行するone−feature同時加工を遂行するということを表わす。
MARKノードは、複数ターレットあるいは複数チャンネル(channel)を有する工作機械でターレット間の同期化如何を定義するノードである。MARKノードは、SM(Set Mark)とWM(Wait Mark)とに表記され、WMは、相対セットアップでSMが遂行されるまで自身が属しているスピンドルセットアップでの作業遂行をしばらく中断させる役割を遂行する。例えば、図14のスピンドルセットアップ1の二番目のノードは、WMとして4FRが終了した後、スピンドルセットアップ2で1FRと2CRの遂行が終了するまでスピンドルセットアップ2での作業遂行をしばらく中断させることを意味する。
EPSGで互いに連関したWMとSMは、点線で連結されるが、SMが遂行される瞬間、それと点線で連結されたWMは、待機状態を解除して以後の作業を遂行する。WMとSMの使用を通じてEPSGでは同時加工などのためのセットアップ間の同期化を遂行することができる。
以下、CTEM(Cycle Time Effect Map)を通じて中間段階のスケジュールに対するサイクルタイムを予測する方法について説明する。
複合工作機械で同時加工は、一般加工(一つのターレットとスピンドルを使って他の作業と独立的に遂行される加工)と比べて加工時間の短縮をもたらすが、one−feature同時加工は、同時加工が適用された作業に対する加工時間の短縮を可能にし、two−feature同時加工は、同時加工が適用された作業よりは同時加工が適用された作業が含まれたセットアップでの総加工時間(machining span time)を短縮させる。しかし、同時加工は、相対セットアップに含まれた作業を遂行するターレットを同時加工に使うようにすることで相対セットアップでの作業進行を妨害し、これにより、相対セットアップでの総加工時間は増加するので、同時加工を適用した時、各スピンドルセットアップでの加工時間増減量をすべて考慮する必要がある。ここで、基本加工対比同時加工の適用による各セットアップでの加工時間の増減量を“同時加工効果”と定義する。
CTEMは、同時加工が可能な作業に対して一部は同時加工を適用し、残りの一部に対して一般加工方式を適用した時の各セットアップに及ぶ同時加工効果を表わし、CTEMを構成する一つの行は同時加工が適用される一例を意味する。
図15は、one−feature同時加工が可能な作業がWS3、WS5、WS6であり、two−feature同時加工が可能な作業の対は(WS4,WS7)、(WS5,WS8)であり、これらのうちWS3、WS5、WS6、WS8はセットアップ1で遂行する作業であり、WS4、WS7はセットアップ2で遂行する作業である場合に対して作成されたCTEMの例を表わしたものである。
図15に図示されたCTEMで最初の行は、WS3のみが同時加工方式によって遂行され、残りの同時加工が可能な作業は一般加工方式によって遂行される場合でのセットアップ1とセットアップ2での同時加工効果を表わしたものである。また、21番目の行の場合には、WS3とWS6がone−feature同時加工方式によって遂行され、(WS4,WS7)、(WS5,WS8)がtwo−feature同時加工によって遂行される時のセットアップ1とセットアップ2での同時加工効果を表わしたものである。
下記の数式3は、one−feature同時加工を適用する場合、同時加工を遂行するセットアップの加工時間の減少量を計算する数式であり、数式4は、同時加工を遂行しないセットアップの加工時間の増加量を計算する数式である。
Figure 2009524143
Figure 2009524143
(Es1(j):CTEMのj番目の行に対してスピンドルセットアップ1での同時加工効果、Es2(j):CTEMのj番目の行に対するスピンドルセットアップ2での同時加工効果、TO(WSi):作業WSiがone−feature同時加工に遂行される時の加工時間、TI(WSi):作業WSiが一般加工方式で遂行される時の加工時間)
下記の数式5は、two−feature同時加工を適用する場合、同時加工を遂行するセットアップの加工時間の減少量を計算する数式であり、数式6は、同時加工を遂行しないセットアップの加工時間の増加量を計算する数式である。
Figure 2009524143
(TT(WSi,WSj):作業WSiと作業WSjがtwo−feature同時加工を遂行する場合のWSiの加工時間、TT(WSj,WSi):作業WSiと作業WSjがtwo−feature同時加工を遂行する場合のWSjの加工時間)
Figure 2009524143
このように作成されたCTEMと下記の数式7を用いて最も効率的に同時加工を適用したサイクルタイムを予測することができる。
Figure 2009524143
(CTE:サイクルタイム、ETS1(j):CTEMのj番目の行の同時加工を適用した場合にセットアップ1の加工時間、ETS2(j):CTEMのj番目の行の同時加工を適用した場合にセットアップ2の加工時間)
前記数式7でETS1(j)とETS2(j)は、それぞれ下記の数式8ないし数式10を通じて得られる。
Figure 2009524143
Figure 2009524143
Figure 2009524143
(DTS1:スピンドルセットアップ1でスケジュールが決定された作業の加工時間、DTS2:スピンドルセットアップ2でスケジュールが決定された作業の加工時間、ES1(j):CTEMでj番目の行のスピンドルセットアップ1に対する同時加工効果、ES2(j):CTEMでj番目の行のスピンドルセットアップ2に対する同時加工効果、R:特定スピンドルセットアップで順次に遂行しなければならない作業の集合、TL(R):集合内の作業が順次に遂行される場合の加工時間)
以下、図16を参照して、前記最適解算出段階(S320)で最適解を算出する方法について説明する。
先ず、前記作業組合わせ生成段階(S310)で算出されたETAWSに含まれた作業組合わせのうち特定作業組合わせに対してbranch−and−boundアルゴリズムを適用することによって、当該作業組合わせに加工スケジュールが設定されたローカル解を求める(S321)。
以後、ローカル解と基準解とのサイクルタイムを比べてローカル解のサイクルタイムがさらに小さな場合、基準解を当該ローカル解に取り替えて設定する(S323)。但し、最初に計算されるローカル解の場合は既存に存在する基準解がないので、当該ローカル解を基準解に設定する。
前記段階をETAWSに含まれたすべての作業組合わせに対して反復遂行して最終的に得られる基準解を最適解に設定する(S324)。ここで、ETAWSのサイクルタイム予測値が小さな作業組合わせ順に前記段階を反復遂行するが、基準解のサイクルタイムより大きいサイクルタイム予測値を有する作業組合わせは、ローカル解算出対象から除外することで最適解算出時間を短縮させることが望ましい。
図17は、前記S321段階でbranch−and−boundアルゴリズムを適用してローカル解を求めるための解探索ツリーの例を示す図面である。
図17で、Rootに表示されるルートノード(root node)は、空きスケジュールを意味するノードであって、NRoot[CTR]で表現される属性を有するが、CTRは、基準サイクルタイムを意味し、前記S323段階で求められる基準解のサイクルタイムに該当する。
ルートノードから解探索ツリーを構成して行く過程は、先ず空きスケジュールを意味するルートノードから始めて、空きスケジュールに追加可能な一つの作業を選択し、これをスケジュール上に位置させる分枝(branching)過程を経ることで中間解を探す方式で進行する。
このとき、中間解はルートノードの子ノードとして表現され、各ノードは別途のスケジュール情報を有する。このように生成された子ノードに対してサイクルタイムを予測する評価(evaluation)過程を遂行し、評価結果と基準サイクルタイムとを比べることで基準サイクルタイムより大きい評価結果を有するノードを枝打ち(pruning)する。このように、基準サイクルタイムは、枝打ちの基準となる値であって、branch−and−boundアルゴリズムを効率的に遂行することができる重要な変数として作用する。
引き続き、枝打ちされずに残っているノードのうちサイクルタイムの予測値が最も小さなノードを選択して、分枝、評価、枝打ち過程を継続的に反復することで最終解を探す。
分枝によって生成される子ノードは、図17で1、2、11、12などの数字で表現された中間スケジュールに該当するが、123番のノードのように、N123[CTE,DTS1,DTS2]によって表現される属性を有している。ここで、CTEは、サイクルタイムの予測値を意味し、DTS1とDTS2は、ノードに含まれたスケジュール上でスケジュールが決定されたすべての作業がそれぞれスピンドルセットアップ1とスピンドルセットアップ2で終了する時間を意味する。また、ツリーを構成するアークは、A[WSi,Sj,Tk]で表現され、これは作業WSiをセットアップjでターレットkを用いて遂行することを表わす。すなわち、ノード123のスケジュールは、先ず作業1FFをセットアップ1とターレット1に位置させ、作業4FRをセットアップ2とターレット2に位置させ、1FFをセットアップ2とターレット2に位置させることで作られ、これに対するスケジュールは、図17に図示されたスケジュール表で表現される。
以下、前述して説明した分枝方法をより詳しく説明すれば、次の通りである。
分枝は、特定ノードに含まれたスケジュールに追加が可能な作業のうち一つを選択し、これをスケジュール上の適当な位置(特定セットアップ、ターレット)に割り当てるものであって、HPSGのアークで連結されたノード(作業)のうち加工優先順位が高い作業を選択して割り当てる。このとき、生成される子ノードの数は、親ノードに含まれたスケジュールに追加可能な作業の数と同一である。
しかし、親ノードから可能なすべての子ノードを分枝する必要はなく、望ましくは、効率的な分枝をするために一定の分枝規則(branching rule)を適用することが良い。分枝規則には、branch−and−boundアルゴリズムの遂行を通じて解を探して行く過程でスケジュールが決定されたスピンドルセットアップ間の加工時間差を最小化する規則(分枝規則1)とEPSGの生成途中に同一のスケジュールを反復的に探すことを事前に阻むための規則(Branching rule2)とがあるが、各規則は、下記のように表現される。
(分枝規則1)
DTS1<DTS2である場合には、スピンドルセットアップ1で遂行可能な作業を子ノードに分枝し、DTS1(K)>DTS2(K)である場合には、スピンドルセットアップ2で遂行可能な作業を子ノードに分枝する。但し、同時加工で遂行しなければならない作業は、スピンドルセットアップに構わずに分枝を遂行する。
(分枝規則2)
DTS1とDTS2が同一の場合、子ノードの対象となる作業のうち任意の一つのスピンドルセットアップで遂行可能な作業のみを選択し、これらに対して分枝を遂行する。このとき、同時加工で遂行する作業は、スピンドルセットアップに構わずに分枝を遂行する。
複合加工機で同時加工は一つのスピンドルセットアップ遂行を中止させ、二つのターレットが同一作業(one−feature同時加工)あるいは他の作業(two−feature同時加工)を同時に遂行するための同期化が必要であり、同期化のためには不可避に一側のターレットのidle timeが発生する。idle timeは、サイクルタイムを増加させる役割を果たし、EPSGの効率を高めるためには、idle timeを最大限に減らすようにしなければならない。これにより、前記分枝規則1は、EPSGを生成させる中間段階で直ちに同時加工が遂行されでも、idle timeを最小化できるように二つのスピンドルセットアップ間の加工時間差を最小化させるために適用される。
分枝規則2は、分枝規則1が適用されない場合、すなわち、DTS1=DTS2である状況で適用する。この場合、branch−and−boundアルゴリズムを適用すれば、同一の解を反復的に探す非効率的な問題が発生するが、分枝規則2を適用してこのような問題を回避することができる。
以上で説明した本発明は、前述した実施形態及び添付した図面によって限定されず、本発明の技術的思想を外れない範囲内でさまざまな置き換え、変形及び変更が可能であるということは、当業者にとって明白である。
本発明による非線形工程計画の生成方法は、STEP−NC工作機械をして現場状況によって最適化された加工を自律的に遂行し、加工中に発生する異常状況に対する自律的な対処を可能にすることによって、生産性が向上した無人加工システムの構築を可能にする。
また、本発明によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムを備えた工作機械間にXML形式のSTEP−NCパートプログラムをインターネットを介して自由に交換させることによって、工作機械の種類に関係のないグローバル製造が可能である。
本発明の一実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムの構成図。 図1に図示されたSTEP−NCインターフェース部を介して入出力されるXML形式のSTEP−NCパートプログラムについての例を表わす図面。 本発明の一実施形態による非線形工程計画方法が適用される加工素材の最終形状を表わす図面。 図3に図示された形状を加工するためのボリューム除去の例を示す図面。 図3に図示された形状を加工するためのボリューム除去の例を示す図面。 本実施形態によるインターネット基盤のSTEP−NCシステムを用いて非線形工程計画を生成させる方法を示すフローチャート。 図6に図示されたNPS樹立段階についての細部フローチャート。 図7の手続きを通じて生成されたNPS情報についてのNPSGを示す図面。 図6に図示されたHPS樹立段階についての細部フローチャート。 図9の手続きを通じて生成されたHPS情報についてのHPSGを示す図面。 複合工作機械で並列加工時に一つのサイクルが遂行される段階を示す図面。 図6に図示されたEPS樹立段階についての細部フローチャート。 図10に図示されたHPSGから生成されたETAWSを表わす図面。 図12の手続きを通じて生成されたEPS情報についてのEPSGを示す図面。 CTEMを説明するための図面。 図12に図示された最適解算出段階についての細部フローチャート。 図16に図示されたローカル解を求めるための解探索ツリーの例を示す図面。
符号の説明
100…NPS生成部、200…EPS生成部、300…自律制御部、310…加工執行部、320…異常状況対処部、330…On−machine測定及び分析部、340…再加工部、400…インターフェース部、410…標準CADインターフェース、420…STEP−NCパートプログラムインターフェース、430…工作機械構成情報インターフェース、440…工具情報インターフェース、450…Gコードインターフェース

Claims (11)

  1. 非線形工程計画を用いてSTEP−NC工作機械を制御するシステムにおいて、
    CAD情報、機械情報及び工具情報を入力され、XML形式のSTEP−NCパートプログラムに対する入出力を処理するインターフェース部と、
    前記インターフェース部から伝送されるCADデータから機械独立的工程計画(Neutral Process Sequence;NPS)情報を生成させるNPS生成部と、
    前記インターフェース部から伝送される工作機械構造情報及び工具情報と前記NPS生成部で生成されたNPS情報から機械従属的工程計画(Hardware−dependent Process Sequence;HPS)、最適実行工程計画(Executive Process Sequence;EPS)情報及び工具経路とを生成させるEPS生成部と、
    前記EPS生成部から伝送される最適実行工程計画情報に基づいて工作機械を制御して工作物を加工して異常状況に対処する自律制御部と、
    を含んで構成されることを特徴とするインターネット基盤のSTEP−NCシステム。
  2. 前記インターフェース部は、
    CAD情報を入力されて、これを解析する標準CADインターフェースと、
    XML形式のSTEP−NCパートプログラムを入力されて内部加工情報に変換するか、内部加工情報をSTEP−NCパートプログラムに変換して出力するSTEP−NCパートプログラムインターフェースと、
    工作機械構成情報を入力されて解析する工作機械構成情報インターフェースと、
    工具情報を入力されて解析する工具情報インターフェースと、
    工具経路情報をGコードに変更して出力するGコードインターフェースと、
    で構成されることを特徴とする請求項1に記載のインターネット基盤のSTEP−NCシステム。
  3. 前記STEP−NCパートプログラムインターフェースは、
    ISO 14649でNPSを定義するエンティティ(entity)とXML要素とを互いに対応させ、前記エンティティの属性をXML要素の属性で表現することによって、NPS情報が記述されたXML形式のSTEP−NCパートプログラムを外部システムと交換することを特徴とする請求項2に記載のインターネット基盤のSTEP−NCシステム。
  4. STEP−NCシステム用の工程計画を生成させる方法において、
    入力されたCADデータを用いてNPS(機械独立的非線形工程計画)を樹立する段階と、
    前記NPS樹立段階で生成されたNPS情報からHPS(機械従属的非線形工程計画)を樹立する段階と、
    前記HPS樹立段階で生成されたHPS情報からEPS(最適実行工程計画)を樹立する段階と、
    前記EPS樹立段階で生成されたEPS情報から工具経路を生成させる段階と、
    を含んで構成されることを特徴とする非線形工程計画の生成方法。
  5. 前記NPS樹立段階は、
    CAD情報を入力される段階と、
    前記CAD情報を解析して加工素材の除去ボリュームを生成させて除去ボリュームに該当する特徴形状を認識する段階と、
    前記入力されたCAD情報に対する公差情報をユーザから入力される段階と、
    前記認識された特徴形状によって加工するために必要な工程を計画して各工程の細部属性情報を生成させる段階と、
    前記計画された工程を代替しうる代案工程を生成させる段階と、
    前記工程計画及び代案工程計画情報からNPS情報を生成させる段階と、
    で構成されることを特徴とする請求項4に記載の非線形工程計画の生成方法。
  6. 前記HPS樹立段階は、
    工作機械のスペック情報と現場に備えられた工具情報とを入力される段階と、
    前記入力された工具情報のうちから前記NPS樹立段階で生成されたNPS情報を構成する各作業に対して優先的に使う主工具と前記主工具の破損時に代替可能な代替工具とを決定する段階と、
    前記各作業に対して使われるスピンドルに対するセットアップを決定する段階と、
    前記各作業に対して使われるターレットを割り当てる段階と、
    前記各作業に対して複合加工時に適用される同時加工の遂行可能性如何を決定する段階と、
    前記各作業で生成された工具経路から作業別加工時間を計算する段階と、
    前記各作業に対して決定された主工具、代替工具、スピンドルセットアップ、ターレット、同時加工遂行可能性如何及び加工時間についての情報を用いてすべての作業に対するHPS情報を生成させる段階と、
    で構成されることを特徴とする請求項4に記載の非線形工程計画の生成方法。
  7. 前記EPS樹立段階は、
    前記HPS情報と工作機械のスピンドル情報とから各スピンドルセットアップに対する遂行作業を割り当てる作業組合わせ生成段階と、
    前記作業組合わせ生成段階で生成された作業組合わせから各スピンドルセットアップでの作業実行順序を決定し、同時加工が可能な作業に対して同時加工適用如何を決定した後、サイクルタイムを最小化できる最適解を算出する段階と、
    前記算出された最適解を用いてSTEP−NCシステム用のEPS情報を生成させる段階と、
    で構成されることを特徴とする請求項4に記載の非線形工程計画の生成方法。
  8. 前記最適解算出手段は、
    前記作業組合わせ生成段階で算出された作業組合わせのうち特定作業組合わせに対して同時加工を考慮した加工スケジュールを設定することでローカル解を算出する段階と、
    前記ローカル解が最初のローカル解である場合または前記ローカル解が基準解よりさらに小さなサイクルタイムを有する場合、前記ローカル解を基準解に設定する段階と、
    最終的に得られる基準解から最適解を求める段階と、
    で構成されることを特徴とする請求項7に記載の非線形工程計画の生成方法。
  9. 前記作業組合わせ生成段階では、生成された各作業組合わせに対する予測サイクルタイムをあらかじめ算出しておき、
    前記ローカル解算出段階では、前記作業組合わせ生成段階で生成された作業組合わせのうち予測サイクルタイムが小さな順次に該当ローカル解を算出するが、基準解のサイクルタイムより大きい予測サイクルタイムを有する作業組合わせはローカル解算出対象から除外することを特徴とする請求項8に記載の非線形工程計画の生成方法。
  10. 前記ローカル解算出段階は、
    最初に空きスケジュールであるルートノードから始めて、特定ノードの作業に追加可能な作業を選択し、前記選択された作業をスケジュール上に位置させることで子ノードに分枝する段階と、
    前記生成された子ノードに対してサイクルタイムを予測する評価過程を遂行する段階と、
    前記評価結果と前記基準解のサイクルタイムとを比べることで基準解のサイクルタイムより大きいサイクルタイムを有するノードを枝打ち(pruning)する段階と、
    枝打ちされずに残っているノードのうちサイクルタイムの予測値が最も小さなノードを選択して、前記分枝、評価及び枝打ち段階を継続的に反復することで最終解を探す段階と、
    で構成されることを特徴とする請求項8に記載の非線形工程計画の生成方法。
  11. 前記分枝段階は、
    分枝対象ノードで各スピンドルセットアップにスケジュールされた作業の加工時間を比較して、加工時間のさらに少ないスピンドルセットアップで遂行可能な作業を子ノードに分枝し、前記比較される加工時間が互いに同一である場合、任意の一つのスピンドルセットアップで遂行可能な作業を子ノードに分枝することを特徴とする請求項10に記載の非線形工程計画の生成方法。
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