JP2009520292A - 衣服をデザインするための装置および方法 - Google Patents
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Abstract
本発明は、コンピュータのメモリに格納されたデータによって表わされる仮想面を占有する衣服のコンピュータ支援デザインのシステムおよび方法に関し、
上記仮想面(13a)上でベースパターン(11a)を生成するステップと、
上記少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターン(13b)に変換する少なくとも1つのベースパターン(11a)に少なくとも1つのスタイル効果(17、17a)を付加するステップと、
定型化仮想面(11b)を形成するステップと、
を含む。
上記仮想面(13a)上でベースパターン(11a)を生成するステップと、
上記少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターン(13b)に変換する少なくとも1つのベースパターン(11a)に少なくとも1つのスタイル効果(17、17a)を付加するステップと、
定型化仮想面(11b)を形成するステップと、
を含む。
Description
本発明は、衣服のコンピュータ支援デザイン(CAD)の分野に関し、特に、衣料産業または縫製産業において使用される。具体的に、本発明は、スタイル効果(style effect)を備える衣服のコンピュータ支援デザインの方法および装置を説明するものである。
現在のところ、衣服のコンピュータ支援デザインは、仮想マネキンに被着する衣服の表面と、2次元(2D)平面に対して形成される3次元(3D)表面の平置きとを表わす滑らかな表面の上のパターンの定義に限定される。
図17は、従来の技術による衣服のコンピュータデザインに関する様々なステップを示す。
第1のステップE101では、スカート、ズボン、スリーブなどを表わす仮想マネキンまたはその他の表面であってもよい仮想衣服の表面111がコンピュータにロードされる。仮想衣服の表面111は、衣服の基本形だけでなく、動き易さを助長する1組の尺度およびパラメータによって規定されうる。
つぎに、ステップE102では、3次元パターン113aを形成するためにステッチ線115がこの仮想面111上で規定される。これらのパターン113aは、衣服の仮想面111上でもっぱら描画デザインまたはステッチ線115によって形成される。こうして得られる3次元パターン113aは、これらのステッチ線115によって区切られた様々な仮想面111の領域である。
この後、ステップE103では、3次元パターン113aに対応する平面パターン113cが平置き法(laying-flat method)によって自動的に計算される。
平置き法は、たとえば、B.K. Hindsらによる、1990年に発行された論文<<Interactive garment design>>in The Visual Computer (6)pages 53〜61に記載されている。
3次元タイプのコンピュータ支援デザイン(CAD)が衣料産業に利用される主な利点は、平置き作業から得られる平面パターン113cがモデルまたは人体の形状と体積を表現することができ、かつ衣服を形成する3次元パターン113a間の既存の関係が自動的に維持されることを保証してくれることである。
しかし、これらに方法は平面衣服パターン113cの性質に厳しい制限を課する。実際に、平置き法によって計算されたパターンは、パターンデザイナーやパタンナーによって規定される制約と同じ制約を再現することができない。
さらに、これらの方法では、特に、幾何学的基準またはトポロジー基準が採用され、パタンナーによって一般に採用される繊維物性やスタイル特性が考慮されない。
さらに、これらの方法では、3次元パターンは仮想ベース面の裏地面によって表わされる。実際に、3次元パターンは、仮想ベース面上の閉領域を制限する裁断またはステッチ線によって規定される。したがって、3次元パターンは仮想ベース面の表面下に限定される。
本発明は、コンピュータのメモリに格納されるデータによって表わされる仮想面を占有する衣服のコンピュータ支援デザインの方法に関し、
上記仮想面上のベースパターンを生成するステップと、
上記少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターン(stylised base pattern)に変換する少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果を付加するステップと、
定型化仮想面を形成するステップとを備え、
スタイル効果をベースパターンに付加するステップは所与の補足面を上記ベースパターンの所与のセクションに挿入するステップを含み、上記ベースパターンは上記仮想面に関連する平面グラフの閉じた弧路(arc path)に対応し、上記所与のセクションは上記平面グラフに関する1対の頂点に対応する、定型化仮想面を形成する。
上記仮想面上のベースパターンを生成するステップと、
上記少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターン(stylised base pattern)に変換する少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果を付加するステップと、
定型化仮想面を形成するステップとを備え、
スタイル効果をベースパターンに付加するステップは所与の補足面を上記ベースパターンの所与のセクションに挿入するステップを含み、上記ベースパターンは上記仮想面に関連する平面グラフの閉じた弧路(arc path)に対応し、上記所与のセクションは上記平面グラフに関する1対の頂点に対応する、定型化仮想面を形成する。
この方法によると、3次元または2次元の仮想面上のフレアー、フラウンス、ゴアー、プリーツ、またはギャザーなどのスタイル効果の組み込みを、衣服の仮想面上に直接表わすことによって、自然な方法で行うことができる。このため、定型化仮想面から生成される平面パターンが自動的かつ本質的に上記のスタイル効果を含むように、広範囲のベースパターンが簡単に実現されうる。実際に、最終的に望まれる衣服の形状に従って平面パターンを適合させることからなるパタンナーのノウハウは、衣服のコンピュータデザインからもたらされる。
さらに、スタイル効果は、簡単かつ正確な方法で仮想面に組み入れられて、衣服のこの仮想面上に体積効果が導入されうる。
有利には、この方法は、上記所与の補足面の削除、交換、または変更による定型化ベースパターン上の少なくとも1つのスタイル効果の削除、交換、または変更を含む。
したがって、仮想面に組み入れられるスタイル効果のうち少なくとも1つのスタイル効果は、随時、削除、交換、または変更されうる。このため、広範囲の衣服モデルまたは単一衣服モデルの複数の変更が簡単に生成されうる。
本発明の一態様によると、所与の補足面と所与のセクションは1組のパラメータによって表わされる。
したがって、パタンナーなどのユーザは、直接自分の言語で対話してこの1組のパラメータに値を与えスタイル効果の形状または特性を規定し、あるいは、該当する場合には、このスタイル効果を変更することができる。
一実施形態によると、この1組のパラメータは、断定的に規定されて、上記所与の補足面を挿入するために必要な計算を解決手段によって実行することができる。
したがって、この方法の実施形態によると、スタイル効果の形状を規定する1組の制約が単に指定されれば済み、これらの制約を満たす幾何学的詳細はユーザが計算プロセスに介入しなくて済むよう自動的に計算される。このため、複数の衣服モデルの包括的な生産が可能になる。
他の実施形態によると、この1組のパラメータは、所与の補足面の挿入の進展を段階的に示すフローチャートに基づいて手順を追って規定される。
したがって、この方法の第2の実施形態によると、ユーザは計算手順をチェックして広範囲の衣服モデルを正確に生産することができる。
有利には、この方法は上記仮想面上に所与の補足面を挿入する妥当性を検証する試験を含む。
したがって、妥当性検証試験によって、所与の補足面は仮想面上で適切に調整され、かつこの挿入に関連するパラメータは任意に補正されうる。このため、衣服のデザイン品質が向上する。
さらに、この方法は上記妥当性検証試験に合格する適切なパラメータを探す上記1組のパラメータの変形例を含む。
したがって、衣服のデザイン品質をさらに向上するために必要なパラメータを選択することが可能である。
有利には、上記所与のセクションは、ダーツセクション、内部セクション、およびI字形セクションを備える1組のセクションから選択される。
したがって、複数のスタイル効果を作り出す単一の補足面が複数の方法で挿入されうる。
有利には、上記所与の補足面はダーツ面、フレアー面、フラウンス面、ゴアー面、プリーツ面、およびギャザー面を備える1組の補足面から選択される。
したがって、この方法によって、広範囲のスタイル効果が生成されうる。
好ましい実施形態によると、ベースパターンは上記仮想面上のステッチ線によって規定される3次元ベースパターンであり、上記少なくとも1つの定型化ベースパターンは上記定型化仮想面上で規定される3次元定型化ベースパターンである。
したがって、3次元のスタイル効果は3次元パターンで直接生成される。
有利には、上記定型化仮想面の形成後、この方法は上記定型化仮想面を複製する平面パターンを形成するために上記3次元ベースパターンを平置きするステップを含む。
したがって、スタイル効果は、衣服の工業デザインに直接的に適した平面パターンで自動的に複製される。
また、本発明は、格納手段に格納されるデータによって表わされる仮想面を占有する衣服をデザインする装置に関し、この装置が、
上記仮想面上でベースパターンを生成する処理手段と、
上記少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターンに変換する少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果を付加する処理手段と、
定型化仮想面を形成する処理手段と、
を備えることを特徴とする。
上記仮想面上でベースパターンを生成する処理手段と、
上記少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターンに変換する少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果を付加する処理手段と、
定型化仮想面を形成する処理手段と、
を備えることを特徴とする。
上記処理手段は、所与の補足面を上記ベースパターンの所与のセクションに挿入することによってベースパターンにスタイル効果を付加する。
有利には、上記処理手段は、ダーツ面、フレアー面、フラウンス面、ゴアー面、プリーツ面、およびギャザー面を備える予め決められた補足面データベースから上記所与の補足面を選択する。
さらに、上記処理手段は、ダーツセクション、内部セクション、およびI字形セクションを備える所与のセクションの予め決められたデータベースから上記所与のセクションを選択する。
ベースパターンは、上記仮想面上でステッチ線によって規定される3次元ベースパターンであり、上記少なくとも1つの定型化ベースパターンは上記定型化仮想面上で規定される3次元定型化ベースパターンである。
上記処理手段は、さらに、上記3次元ベースパターンを平置きすることによって、上記定型化仮想面を複製できる平面パターンを形成するようになっている。
また、本発明は、衣服品を生産する装置に関し、
前述の特徴に従って衣服をデザインする装置と、
平面パターンに基づいて衣服品を裁断する裁断手段と、
上記デザイン装置と上記裁断手段の間でデータを転送する手段と、
を備える。
前述の特徴に従って衣服をデザインする装置と、
平面パターンに基づいて衣服品を裁断する裁断手段と、
上記デザイン装置と上記裁断手段の間でデータを転送する手段と、
を備える。
また、本発明は、前述の特徴に従う方法を実行するコード化された命令を含むコンピュータプログラムに関する。
また、本発明は、前述の特徴に従う方法を実行するデータまたは命令を含む、コンピュータシステムによって読取り可能なデータ媒体に関する。
本発明の他の特質と利点は、添付図面を参照して非限定例として以下に記載される説明を読むと明らかになろう。
一般に、衣服のデザインは、生成される衣服のモデルを説明するデザイナーがスケッチを描くことから始まる。
この後、パタンナーが衣服の様々なサイズに従って、パターンの実際の幾何学的形状と、さらにパターンの寸法をデザインする。したがって、パタンナーはデザインの対象となる衣服のモデルに最も適したブロックまたはベースパターンを作り出す。
ベースパターンは初期パターンまたは中間パターンであり、その形状は常に衣服のデザインに使用される。ベースパターンは、一般に、目標母集団のうち、平均サイズの身体を対象としてデザインされる。
パタンナーは、所望の衣服のモデルを得るために、ベースパターンに必要な修正または変化を加えることにきわめて熟練している。たとえば、パタンナーは、目標とされるモデルを得るためにベースパターンの形状または寸法を変更することができる。ある1組のアセンブリによって生成される体積が平均サイズの身体に被着するのに適していれば、この1組のベースパターンが適切であると見なされることになる。
いったんベースパターンが仕上げられると、たとえば、合印、縫合のための縫い代、またはポケットや折返しなどの補足部分に関する他の要素がベースパターンに追加される。
この後、ベースパターンは、様々なサイズの衣服を順番に規定する等級表に従ってこれらのベースパターンに長さと幅の釣合いを与えて等級分けされる。
つぎに、これらのベースパターンは、衣服の実モデルを生成するために、裁断されて結合される。衣服の工業生産を開始する前に体表上のモデルのスタイルまたは適合を改良するために、該当する場合は、このステップの間にベースパターンは変更されうる。
図1は、本発明による衣服の自動化デザイン用の装置1を示す。この装置1は、たとえば、処理手段3、メモリまたは格納手段5、入力周辺装置(キーボード7a、マウス7b、ディスクなど)、および出力周辺装置(表示手段9、プリンタ、ディスクなど)を一般に備えるコンピュータまたはコンピュータシステムである。
デザインの対象となる衣服は、格納手段5に格納されうるデータで表わされる仮想面を占有する。
処理手段3は、衣服の仮想面上でベースパターンを生成し、少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果を付加することによって、定型化仮想面を自動的に生成するために、装置またはコンピュータシステム1の入力に提供される構造化データを、コンピュータプログラムを使って処理するようになっている。
本発明に従って衣服をデザインする方法を実行するコード化された命令を含むコンピュータプログラムは、格納手段5、あるいはデザイン装置またはコンピュータシステム1によって読取り可能なデータ媒体に格納されうる。
実際に、図2は、図1の装置1を用いて衣服をデザインする様々なステップを示す例である。
第1のステップE1では、衣服によって占有される仮想面11aが、公知の方法で構成される。この仮想面11aは、仮想マネキン、またはブラウス、スカート、ズボン、スリーブ、などを表わす他の表面でありうる。したがって、仮想面11aは、パラメータに依存して、あるいは三角形メッシュによって表わされうる衣服のコンピュータ生成表示である。それゆえ、仮想面11aは、デザイン装置1(コンピュータまたはコンピュータシステム)の格納手段5に格納されるディジタルデータによって表わされうる。
この後、ステップE2では、ベースパターン13aは、この仮想面11a上のステッチ線15を規定することによって仮想面11a上で生成される。
図3に示されるように、ベースパターン13aは、仮想面11a上に非ゼロ境界面を有し、仮想面11aに関連する平面グラフ21の閉じた弧路19に対応する面によって規定されうる。
グラフG=(V、E)は、エッジEの組と頂点Vの組との2つの組からなることに留意されたい。したがって、閉路19は最後の頂点として最初の頂点V1を有する有向エッジまたは弧Aによって結合される順序付けられた一連の頂点V1、...、V8、V1である。さらに、2つのエッジを交差せずに平面上にグラフを描く方法が少なくとも1つのある場合、グラフは平面的であると言われる。
したがって、ベースパターン13は、平面グラフ21に関して閉路19のイメージとして規定される仮想面11a上に非ゼロ境界表面を有する面である。換言すると、平面グラフ21はベースパターンのプリイメージである。
ステップE3では、少なくとも1つのスタイル効果17は、ベースパターンを定型化ベースパターン13bに変換する少なくとも1つのベースパターン13aに付加される。
したがって、1つ以上のスタイル効果17をベースパターン13aに付加して初期仮想面11aを変換することによって、定型化仮想平面11bが形成される。
より詳細には、図4は、図1のデザイン装置を用いて衣服の3Dデザインに関するいくつかのステップを示す。
ステップE11では、衣服によって占有される3次元仮想面11aが公知の方法で構成される。
例として、この3次元仮想面11aを構成するために、ステップE11aでは仮想マネキン23がまず3Dで構成される。仮想マネキン23は、衣料品マネキンまたは人体の体積(または、体積の有用部分)のコンピュータ生成表示である。例として、仮想マネキン23は、パラメータに依存する外面あるいは三角形メッシュによって表わされうる。
それゆえ、仮想マネキン23は、コンピュータまたはコンピュータシステム1の格納手段5に格納されるディジタルデータによって表わされうるもので、このデータは、たとえば、仮想マネキン23のパラメータに依存する外面に対応する。
たとえば、マネキンが表わす人の年令や性別といった様々なパラメータに応じて、様々な種類の仮想マネキン23が規定されうる。特に、<<マネキン>>データベースは最初に規定され、ここからパタンナーまたはユーザが必要に応じて特定のマネキンを選択しうる。このようなデータベースは、コンピュータシステム1の格納手段5に事前に格納されうる。
つぎに、ステップE11bでは、3次元仮想面11aとマネキン23の表面の間のすき間を規定することによって、衣服の3次元仮想面11aが構成される。
したがって、衣服の3次元仮想面11aは、衣服によって占有される3次元ユークリッド空間の部分集合である。例として、これはR2における定義域DでアプリケーションXによって規定されるR3におけるパラメトリック曲面Sである(すなわち、X:D∈R2→S∈R3)。定義域Dは、円盤と位相同型である単純に関連した表面に対応する。
この後、ステップE12では、3次元仮想面11a上のステッチ線15を規定することによって、3次元ベースパターン13aが3次元仮想面11a上に生成される。
以上に記載されたように、3次元ベースパターン13aは、3次元仮想面11a上に非ゼロ境界面を有し、3次元仮想面11aに関連する平面グラフ19の閉じた弧路19Aに対応する面によって規定されうる(図3参照)。
したがって、Pで示される3次元ベースパターン13aは、パラメトリック曲面S上に非ゼロ境界表面を有する面(3次元仮想平面11a)であり、これは定義域Dに関して平面グラフG(すなわち、P=X(G))の閉路のアプリケーションXに従うイメージによって規定されうる。
ステップE13では、ユーザはコンピュータシステム1を介して3次元ベースパターン13aに働きかけて、上記3次元ベースパターンを3次元定型化ベースパターン13bに変換する少なくとも1つの3次元ベースパターン13aに3次元スタイル効果17aを直接付加する。この例において、スタイル効果17aは、ストレートドレスの3次元ベースパターン13aの肩部周縁にあるセクションに付加される三角部分でかたどられたダーツである。
したがって、ユーザまたはパタンナーは、コンピュータシステム1とやりとりして、自分の言語で、各スタイル効果に関する1組のパラメータの具体的な値と衣服上のスタイル効果の位置を示すことによって、スタイル効果17aを衣服に導入する。
つぎに、3次元ベースパターン13aに1つ以上のスタイル効果17aを付加して最初の3次元仮想面11aを変換することによって、3次元の定型化仮想面11bが形成される。
ステップE14では、コンピュータシステム1は、公知である平置き法(laying-flat method)を使って、3次元定型化仮想面11bに対応する平面パターン13cを自動的に計算する。したがって、平置きは、最も適切な2次元スタイル効果17bを自動的に生成して、定型化仮想面11b上に3次元スタイル効果17aを複製する。
3次元ベースパターン13aの領域の3次元スタイル効果17aは、所与の補足面をベースパターン13aの所与のセクションに挿入することによって付加されうることに留意されたい。所与の補足面は、ダーツ面、フレアー面、フラウンス面、ゴアー面、プリーツ面、またはギャザー面を備える1組の補足面から選択されうる。
補足面は、コンピュータまたはコンピュータシステム1の格納手段5に格納されるディジタルデータによって表わされ、このデータは、たとえば、これらの表面のパラメータに依存する外面(outer parametric surface)に対応する。
さらに、所与の補足面は所与のセクションと同様に、断定的に(declarative manner)もしくは手続き(procedural manner)を経て規定される1組のパラメータによって表わされうる。
さらに、所与の補足面の挿入は非異性変換(non−isomeric transformation)であることに留意されたい。実際には、補足面は、最終衣服に体積効果を与える体積変更要素である。この変換カテゴリは、きわめて多様な1組のスタイル効果を提供する。
図5A〜5Eは、図4の例のステップE13およびE14をさらに詳しく示す。
実際に、図5Aは、ストレートドレスの上部右側に対応する3次元ベースパターン13aを示す。
3次元仮想面11aのベースパターン13aに3次元スタイル効果17aを付加するステップは、ベースパターン13aの点<<a>>と<<b>>の間の所与セクション25に補足三角面を挿入するステップを含む。
この具体的な例において、スタイル効果17aを加えることは、ストレートドレスを表わす3次元仮想面11aに体積効果を形成するダーツに対応する。
図5Bは、所与のセクション25がベースパターン13aに関連する平面グラフ21に関する順序付けられた1対の頂点V1とV2に対応することを示す。頂点V1は点<<a>>に対応し、V2は点<<b>>に対応する。
実際に、図5Bは、(アプリケーションXに従った)ベースパターン13aのプリイメージを表わし、かつベースパターン13aの所与のセクション25のプリイメージを表わす1組の頂点V1とV2を備える平面グラフ21を示す。換言すると、所与のセクション25は、平面グラフ21に関する弧AのアプリケーションXによるパラメトリック曲面S(3次元ベースパターン13a)上のイメージに対応する3次元セクションである。
したがって、図5Aおよび5Bの例において、所与のセクション25は、それぞれ次数(degree)<<3>>と<<1>>の1対の頂点V1とV2のアプリケーションXに従うイメージによって規定されるダーツセクションである。実際に、頂点V1は3つの弧の先端であり、内部の点である頂点V2は1つの弧の先端である。
この所与のセクション25(ダーツセクション)は3次元ベースパターン13a上のダーツの挿入位置を示す位置パラメータによって規定されうることに留意されたい。
さらに、図5Cは、2つの三角形<<abc>>と<<cbd>>によってかたどられるダーツ部分を表す補足面の平面グラフ26を示す。ダーツ部分は、ダーツの縫合されていない部分(free portion)の弧の長さ29を規定する正の実効値(positive actual value)を含む開きパラメータで規定される。
さらに、図5Dは、この例において3次元ベースパターン13bの内側の点<<b>>と3次元ベースパターン13aの周縁の点<<a>>との間の所与の3次元セクション25に沿って折り畳まれる3D三角形によって規定されるスタイル効果17aの付加を示す。この例において、3次元ベースパターン13bは、閉路<<e、f、g、h、k、l、a、e>>で限定される。点<<a>>と<<d>>は3次元ベースパターン13bに重ねられ、ダーツをかたどる3D三角形(2つの三角形<<abc>>と<<cbd>>で示される)は3次元ベースパターン13bの滑らかな面に関連しないことに留意されたい。
図4のステップE14に対応する図5Eは、2つの三角形<<abc>>と<<cbd>>が平らにされて、閉路<<e、f、g、h、k、l、a、d、e>>で限定される平面ベースパターン13cの他のすべての領域のように平らなダーツ17bを形成することを示す。この場合、平らにする前に1点を形成する2つの点<<a>>と<<d>>は、ここで、2つの三角形「abc」および「cbd」の辺<<ac>>と<<ad>>の和に等しい間隔だけ引き離され、この値はダーツの所望の開きに相当する。
ダーツ部分をダーツセクション25に挿入するために、コンピュータシステム1の処理手段3は、ダーツ部分の三角形(メッシュ)を形成し、このダーツ部分の平面グラフ27の各頂点に対応する2次元位置を計算する。同様に、処理手段3は、ダーツ部分の平面グラフ27の頂点のイメージに対応する3次元ダーツ17aの点の3次元位置を計算する。
図6A〜13Bは、3次元仮想面上に3次元スタイル効果を付加する他の例を示す。明らかに、同じ例は2次元仮想平面上での2次元スタイル効果の付加に適用されうる。
図6Cと7Cの各々は、3次元仮想面の3次元ベースパターン33a、33b上にフレアータイプ(またはスプレッドタイプ)のスタイル効果37a、37bを付加する例を示す。フレアーは、衣服に体積効果または動き易さの効果を与えるために、3次元ベースパターン33a、33bのダーツセクションまたは「I字形セクション」に沿って挿入されうる三角形の体積変更要素である。
実際に、図6Aは、ベースパターン33aに関連し、I字形セクションに対応する順序付けられた1対の頂点V1とV2とを備える平面グラフ31aを示す。
I字形セクションは、3よりも大きいか3に等しい次数(degrees)の1対の頂点V1とV2のアプリケーションXに従うイメージによって規定されうる3次元セクションである。図6Aの例において、頂点V1とV2の各々は3次である。
さらに、図7Aは、ダーツセクションに対応する1対の頂点V3とV4を備えるベースパターン33bに関連する平面グラフ31bを示す(図5B参照)。
所与のセクションの性質に応じて、フレアーは全フレアー(complete−flare)37a、ハーフフレアー37bのいずれであってもよい。所与のセクションがI字形セクションである場合、フレアーは全フレアー37aに分類される。他方、所与のセクションがダーツセクションである場合、フレアーはハーフフレアー37bに分類される。
所与のセクション(ダーツセクションまたはI字形セクション)は、ベースパターン33a、33b上のフレアー37a、37bを表わす補足面の挿入位置を示す位置パラメータによって規定されうる。コンピュータシステム1では、所与のセクションの性質に応じて2種類のフレアー間の自動切替えが可能である。
図6Bは、I字形セクションに対応する2つの頂点V1とV2の間に挿入される全フレアー部分の平面グラフ36aを示す。さらに、図6Cは、ベースパターン33aのI字形セクションに沿った全フレアー37aの挿入を示す。
同様に、図7Bはダーツセクションに対応する頂点V3とV4の間に挿入されるハーフフレアーの補足面の平面グラフ36bを示し、図7Cはベースパターン33bのダーツセクションに沿ったハーフフレアー37bの挿入を示す。
上記2つの場合、部分または補足フレアー面は、開きパラメータ、反転パラメータ(reverse parameter)、および表示パラメータを備える1組のパラメータによって規定される。
開きパラメータは、フレアー面37a、37bのない部分の弧の長さを規定する正の実効値を備える。
反転パラメータは、フレアー面の開始端を示す2進値(<<真>>または<<偽>>)である。この値は、フレアー面の開いた部分、すなわち幅の広い部分が挿入される所与のセクションの先端を規定する。反転値が<<偽>>であれば、フレアーコーン(flare cone)の頂点は所与のセクションの開始端(頂点V1またはV3に対応する)に挿入されるが、フレアー面の幅の広い部分は所与のセクションの終了端(頂点V2またはV4に対応する)に挿入される。他方、反転値が<<真>>であれば、フレアーコーンの頂点は所与のセクションの終了端(頂点V2またはV4に対応する)に挿入されるが、フレアー面の幅の広い部分は所与のセクションの開始端(頂点V1またはV3に対応する)に挿入される。したがって、反転値はフレアーコーンの向きを規定する。
表示パラメータは、フレアー37a、37bがベースパターン33a、33bに対して内側、外側のどちらに向かって表示されるかを示すデータ<<内側>>と<<外側>>とを備える2進値の組からその値を取り込む。
図8A〜8Fは、フレアー効果のいくつかの使用例を示す。
図8Aは、下部に三角形のフレアー37aを備える非対称のスカートを示す。同様に、図8Bは、下部に三角形のハーフフレアー37bを備えるフラウンス付き分割スカートを示す。
図8Cは、首領域にフレアー37を備えるドレイプブラウスを示す。この場合、フレアー37は辺が曲線状の三角形である。
図8D〜8Fは、フレアーを備える複数の種類のスリーブを示す。図8Dは、全フレアー37aを形成する三角形の挿入によって長く延びた弧長を肩領域に有するくびれのあるスリーブを示す。
図8Eは、スリーブの動き易さを肩領域に導入する小さい三角形の挿入して作り出されるハーフフレアータイプの変換37bを示す。
図8Fは、三角形の挿入によってスリーブの一端にベル効果(bell effect)を形成する全フレアー37aを備えるスリーブを示す。
図9A〜9Eは、3次元仮想面上のプリーツタイプスタイル効果47a、47bの付加の例を示す。プリーツは、体積効果またはスタイル効果を出すためにベースパターン43a、43bのI字形セクションに沿って挿入されうる角胴形(四角形)の体積変更要素である。プリーツ面は定型化ベースパターンの一部を形成し、すなわち、ベースパターン43aの表面に組み入れられる。
プリーツには形状と使用法に応じて2つのタイプがある。第1のプリーツは表面挿入(surface insertion)に使用される台形状を有する<<通常プリーツ>>47aが、ベースパターンの片側で折り返して縫い付けられうる。通常プリーツ47aの場合、プリーツの幅はベースパターン43aに挿入される部分の幅の半分として規定される。
プリーツの第2のタイプは、3つの縦方向の布片によって規定される<<中空またはラウンドフェイスタイプ>>(フェイスプリーツ(faced pleat))である。このタイプのプリーツを規定するパラメータは、中央の布片の幅だけでなくプリーツの幅も含む。
図9Aは、ベースパターン43a、43bに関連し、I字形セクションに対応する順序付けられた1対の頂点V5とV6を備える平面グラフ41を示す(図6Aも参照)。I字形セクションは、ベースパターン43a、43b上のプリーツの挿入位置を示す位置パラメータによって規定されうる。
図9Bは通常プリーツの部分または補足面の平面グラフ43aを示し、図9Cはベースパターン43aへの通常プリーツ47aの挿入を示す。
さらに、図9Dはフェイスプリーツの部分の平面グラフ43bを示し、図9Eはベースパターン43bへのフェイスプリーツ47bの挿入を示す。
通常プリーツ47aまたはフェイスプリーツ47bの補足面は、開始幅パラメータ、終了幅パラメータ、プリーツタイプパラメータ、反転パラメータ、および表示パラメータを備える1組のパラメータによって規定されうる。
開始幅パラメータは、開始端のプリーツ47a、47bの前方部の幅を規定する正の実効値を備える。終了幅パラメータは、終了端のプリーツ47a、47bの前方部の幅を規定する正の実効値を備える。
プリーツタイプパラメータは、プリーツが通常47a、フェイス47bのいずれのタイプであるかを示す。反転パラメータは、I字形セクションの開始端がどちらであるかを示す2進値(<<真>>または<<偽>>)である。
図9Aの例は、頂点V5とV6が方向V5、V6の方向を向いた弧の先端である(すなわち、V5は開始頂点で、V6は終了頂点である)であることを示す。したがって、反転値が<<偽>>であれば、補足プリーツ面の幅の<<開始>>と<<終了>が開始頂点V5と終了頂点V6の間にそれぞれ挿入される。他方、反転値が<<真>>であれば、補足プリーツ面の幅の<<開始>>と<<終了>が頂点V6とV5の間にそれぞれ挿入されるように挿入が反転される。
表示パラメータは、プリーツ47a、47bがベースパターン43a、43bに対して内側、外側のどちらに向かって表示されるかを示すデータ<<内側>>と<<外側>>を備える2進値の組からその値を取り込む。
図10A〜10Cは、プリーツ効果によるいくつかの変換例を示す。
図10Aは、下部に台形状のフラウンス48を備えるスカートを示す。これは通常プリーツ47aタイプの変換であり、そのプリーツはスカート下縁の一方の先端に保持される。
同様に、図10Bは、袖ぐりにギャザーが寄せられる波状スリーブを示し、そのバルーン効果は台形状領域が肩領域のセクションと腕領域のセクションの間に挿入される通常プリーツタイプ変換によって生成される。
図10Cは、反対方向に層状にされた2つのプリーツによって形成されるラウンドプリーツ(フェイスプリーツ)47b付きのストレートスカートを示す。同様に、中空プリーツ(hollow pleats)は、縁同士を合わせて、縁間にすき間(hollow)を形成する2つの折り目のベースパターンの位置で形成されうる。
角胴形(図9Dの平面グラフ43b参照)は、I字形セクションに沿って挿入されずに2つのベースパターン間のセクションの縁に沿って挿入される場合(図11参照)、ハーフプリーツが得られることに留意されたい。実際に、図11は、2つのベースパターン間のセクションに対応する順序付けられた1対の頂点V7とV8を備える平面グラフ53を示す。したがって、補足方形面の平面グラフ(図9D参照)が平面グラフ53の対の頂点V7とV8の間に挿入される場合、ハーフプリーツタイプのスタイル効果が形成される。
ハーフプリーツは、位置パラメータ(セクション上の点)、幅パラメータ、先端パラメータ、および表示パラメータを備える1組のパラメータによって規定されうる。
位置パラメータは、頂点V7に対応する点の位置と、ハーフプリーツが挿入されなければならないセクションの部分とを示す。
幅パラメータは、ハーフプリーツの前方部の幅を規定する実効値を備える。
表示パラメータは、プリーツがベースパターンに対して内側、外側のどちらに向かって表示されるかを示すデータ<<内側>>と<<外側>>を備える2進値の組からその値を取り込む。
図12Aと12Bは、3次元仮想面への内部ダーツタイプスタイル効果の付加の例を示す。内部ダーツは、衣服が体に適合するようにベースパターン63の<<ダーツセクション>>65に沿って挿入されうる菱形を有する体積変更要素である。内部ダーツは、ドレスまたはブラウスのウエストを引き締めるためにベルト領域に使われることが多い。
図12Aは内部ダーツセクション65を備えるベースパターン63を示し、図12Bは内部ダーツの菱形または補足面を有する部分の平面グラフ66を示す。
内部ダーツセクション65は、1に等しい次数の1対の内部頂点のアプリケーションXに従うイメージによって規定されうる3Dセクションである。
内部ダーツは、平面にベースパターン63を平置きしている際に穴を開けずに補足面に菱形で表わされる開口を開かせることができる。
内部ダーツは、セクションパラメータ、幅パラメータ、および表示パラメータを備える1組のパラメータによって規定されうる。
セクションパラメータは、菱形が導入されなければならないベースパターン63上のセクション65を規定する。幅パラメータは、中間領域の菱形または内部ダーツの幅を規定する実効値を備える。
表示パラメータは、内部ダーツがベースパターンに対して内側、外側のどちらに向かって表示されるかを示すデータ<<内側>>と<<外側>>を備える2進値の組からその値を取り込む。
図13Aと13Bは、3次元仮想面の2つのベースパターンに共通の所与のセクションに所与の補足面を挿入することによる、ゴアー77に対応する3Dスタイル効果の付加の例を示す。
実際に、図13Aは、2つのベースパターン間の所与のセクションに対応し図11に示された平面グラフにおいて順序付けられた頂点V7とV8の間に挿入されうるゴアー部分77の平面グラフ76を示す。ゴアー部分77は円板の扇形部分に相当し、その円形部分は繋がれておらず、その縁は2つのベースパターン間の所与のセクションと一致する。
ゴアー部分77は、たとえば、開きパラメータ、表示パラメータ、位置パラメータ(セクション上の点)、および先端パラメータを備える1組のパラメータによって規定されうる。
開きパラメータは、ゴアーの円形部分の弧の長さを規定する実効値を備える。
表示パラメータは、ゴアーが衣服の仮想面の内側、外側のどちらに向かって挿入または表示されるかを示すデータ<<内側>>と<<外側>>を備える2進値の組からその値を取り込む。
<<位置>>パラメータは、2つのベースパターン間の頂点V7とV8(図11参照)とによって規定される所与のセクションに対するゴアー77の平面グラフ76の頂点V7の位置を示す。
先端パラメータは、ゴアーのコーン(cone)の頂点に対するデータ<<開始>>と<<終了>>を備える2進値の組からその値を取り込む。先端の値が<<開始>>である場合、ゴアーのコーンの頂点は2つのベースパターン間の所与の共通セクションの上端(図11の開始頂点V7に対応)に取り付けられる。他方、先端の値が<<終了>>である場合、ゴアーのコーンの頂点は所与のセクションの終端(図11の開始頂点V8に対応する)に取り付けられる。
ゴアー部分をかたどるために、コンピュータシステムは、ゴアーの平面グラフ76の各頂点の2次元位置と、ゴアー3Dの対応する点の3次元位置とを計算する。さらに、頂点V7から平面グラフ76の円の弧までスポークを挿入してゴアー77の部分の平面グラフ76の内側により多くの頂点を作り、メッシュを細かく切ることによって三角形(メッシュ)を形成することが可能である。
より詳細には、ゴアーの平面グラフ76の頂点の位置を計算すると、ゴアー3Dの頂点の位置が求められる。この計算を行うためには、ゴアー77の平面グラフ76の各辺の頂点V7とV8を、ゴアーを挿入する必要のある2つの3Dベースパターン間の3Dセクションの対応する部分と一致させるだけで済む。このとき、他の頂点のすべてはそれらの相互間隔を保って3D仮想面の内部または外部に対応することになる。図13Bは、体積効果を実現するスカートの下部に外部ゴアー77を挿入する例を示す。
図14は、3次元仮想面11aによって表わされる衣服のコンピュータまたはコンピュータシステム1でのデザインの例を示すフローチャートである。
第1のステップE21では、衣服によって占有される3次元仮想面11aが構成される。
この後、ステップE22では、3次元ベースパターン13aは、この3次元仮想面11a上でステッチ線15を規定することによって3次元仮想面11a上で生成される。
ステップE23aでは、3次元仮想面11aまたは定型化仮想面11b上でスタイル効果17を導入、交換、変更、または削除するために、3次元ベースパターン上で所与の補足面または所与の対応するセクションを挿入、交換、変更、または削除することができる1組のパラメータが編集または規定される。
各所与の表面とこれに対応する所与のセクションは、所望のスタイル効果に対応する1組のパラメータによって規定される。
この1組のパラメータは、所与の補足面の挿入、あるいは該当する場合、交換、変更、または削除の進展を段階的に示すフローチャートに基づく手続きを経て規定されうる。
変形例において、1組のパラメータは、断定的に規定されて、所与の補足面の挿入、あるいは該当する場合、交換、変更、または削除に必要な計算を<<ソルバー>>解決手段によって実行することができる。
ステップE23bは、仮想面11a上の所与の補足面の適当な調整をチェックする所与の妥当性確認基準に従って仮想面11a上で所与の補足面の挿入を検証する試験である。該当する場合、妥当性検証試験によって、チェックの対象となる仮想面11a上の所与の補足面を交換、変更、または削除することができる。
試験の結果が良くなければ、1組のパラメータを再編集、または変更して妥当性確認試験に合格する適切なパラメータを探すために、ステップE23aに戻される。
他方、試験の結果が良ければ、すなわち、補足面が十分に調整されていれば、あるいは該当する場合は、補足面の交換、変更、または削除が効果的に実行されて、ステップE24に進む。
ステップE24は、定型化仮想面11bの3次元パターン上の3次元スタイル効果17aに対応する平面パターン13c上で2次元スタイル効果17bを自動的に生成する定型化仮想面の平置きを含む。
該当する場合、ステップE25では、平面ベースパターン13cは、衣服の実モデルを生成するために裁断されて結合される前に等級分けされる。
図15は、本発明による方法を実施するコンピュータシステム1の例をきわめて概略的に示す。
この例において、コンピュータシステム1は、処理手段3(手段3a、3b、3c、および3dを備える)、格納手段5a、5b、5c、入力周辺装置7、および出力周辺装置9を備える。
手段3aは、3D表面または3D品(3D article)の構築を、これらのパラメータまたは特性を記述することによって可能にする基本的な3次元幾何学モデルソフトウェアパッケージを備える。
手段3bは、3Dスタイル効果のモデル化を、これらのパラメータを記述することによって可能にする本発明によるソフトウェアパッケージまたはプログラムを備える。
手段3cは、パラメトリックモデル化または変動モデル化手段と、幾何学的計算の実行を可能にする制約解決手段(constraint resolution means)とを備えうる。
最後に、手段3dは、スタイル効果認識ソフトウェアパッケージを備えうる。
さらに、格納手段5aは、任意の衣服モデルに組み入れられうるあらゆる種類の2Dまたは3Dスタイル効果の拡張可能なデータベースを備えうる。したがって、格納手段5aは、ダーツ面、フレアー面、フラウンス面、ゴアー面、プリーツ面、およびギャザー面を備える<<補足面>>データベースを備えうる。さらに、格納手段5aは、ダーツセクション、内部セクション、およびI字形セクションを備える<<所与のセクション>>データベースを備えうる。
したがって、この格納手段5aは、ユーザがスタイル効果(たとえば、ダーツの幅と長さ)の付加を指定する必要のあるパラメータと、スタイル効果を有効にするために順守する必要のある検証基準を含む、特定の衣服モデルに各スタイル効果を付加するために必要なすべての情報を備えうる。
格納手段5bは<<スタイル効果モデル>>データベースを備えうるうえに、格納手段5cは基本的な<<形状品目モデル>>データベース(衣服、マネキン、などの仮想面)を備えうる。
ユーザは、入力周辺装置7を介して出力周辺装置9に表示されるスタイル効果モデルとやりとりし、コンピュータシステム1の他の手段と交信して3Dスタイル効果をモデル化する手段3bによって必要な幾何学的変更を自動的に実行させる。
したがって、一般に、処理手段3は、ユーザから要求されるスタイル効果を付加するために、所与の補足面と、所与の補足面をベースパターンの所与のセクションに挿入するための所与のセクションとを選択するように設計されている。
その際、ユーザまたはパタンナーは、3次元ベースパターンを画面に表示しうる。ユーザまたはパタンナーは、スタイル効果をベースパターンに付加するためにスタイル効果を選択して全体の印象を検討することができ、不満があれば、以前のスタイル効果に取って代わる新たなスタイル効果を選択することができ、あるいは以前のスタイル効果を変更または削除することができる。
また、布地の部分がいったんシミュレーションによって妥当であることが確認されると、この布地からこの部分を裁断する作業によって衣服を生成することが可能である。このような裁断作業は、たとえば、米国特許第5,825,652号に記載されるような公知の方法と公知の装置を使って実施されうる。
このような装置は図16に示される。この装置は、裁断の対象となる布地138、裁断具150の位置を決めて移動させる手段140、制御手段142、およびデザイン装置1と裁断装置を制御する手段142との間でデータを転送する手段146(たとえば、通信ネットワークまたは格納媒体の接続)が配置されうる裁断台136を備える。
Claims (19)
- コンピュータのメモリに格納されるデータによって表わされる仮想面を占める衣服のコンピュータ支援デザイン方法であって、
前記仮想面(13a)上でベースパターン(11a)を生成するステップと、
少なくとも1つのベースパターン(11a)を少なくとも1つの定型化ベースパターン(13b)に変換する前記少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果(17、17a)を付加するステップと、
定型化仮想面(11b)を形成するステップと、
を含み、かつ、
前記ベースパターン(13a)に前記スタイル効果(17)を付加するステップは、所与の補足面を前記ベースパターン(13a)の所与のセクション(25)に挿入するステップを含み、前記ベースパターンは前記仮想面(11a)に関連する平面グラフ(21)の閉じた弧路(19)に対応し、前記所与のセクション(25)は前記平面グラフ(21)に関する1対の頂点に対応することを特徴とする、方法。 - 前記所与の補足面の削除、交換、または変更によって、定型化ベースパターン(13b)上の少なくとも1つのスタイル効果(17、17a)を削除、交換、または変更するステップを含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 前記所与の補足面および前記所与のセクションは1組のパラメータによって表わされることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の方法。
- 前記1組のパラメータは、断定的に規定されて、前記所与の補足面を挿入するために必要な計算を解決手段に実行させることができることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 前記1組のパラメータは、前記所与の補足面の挿入の進展を段階的に示すフローチャートに基づいて手順を追って規定されることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 前記仮想面上に所与の補足面を挿入することの妥当性を検証する試験を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記方法は、前記妥当性検証試験に合格するための適切なパラメータを探す前記1組のパラメータの変形例を含むことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
- 前記所与のセクションはダーツセクション、内部セクション、およびI字形セクションを備える1組のセクションから選択されることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記所与の補足面はダーツ面、フレアー面、フラウンス面、ゴアー面、プリーツ面、およびギャザー面を備える1組の補足面から選択されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ベースパターンは前記仮想面(11a)上のステッチ線(15)によって規定される3次元ベースパターン(13a)であり、前記少なくとも1つの定型化ベースパターン(13b)は前記定型化仮想面(11b)上で規定される3次元定型化ベースパターンであることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記定型化仮想面(11b)の形成後、前記定型化仮想面を複製する平面パターン(13c)を形成するために、前記3次元ベースパターン(13b)を平置きするステップを含むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。
- 格納手段に格納されるデータによって表わされる仮想面を占める衣服をデザインする装置であって、
該装置は、
前記仮想面(11a)上でベースパターン(11a)を生成するステップと、
少なくとも1つのベースパターンを少なくとも1つの定型化ベースパターン(13b)に変換する前記少なくとも1つのベースパターンに少なくとも1つのスタイル効果(17、17a)を付加するステップと、
定型化仮想面(11b)を形成するステップと、
のための処理手段(3)を備え、かつ、
前記処理手段(3)は所与の補足面を前記ベースパターンの所与のセクション(25)に挿入することによってベースパターン(13a)にスタイル効果を付加することを特徴とする、装置。 - 前記処理手段(3)は、ダーツ面、フレアー面、フラウンス面、ゴアー面、プリーツ面、およびギャザー面を備える予め決められた補足面データベースから前記所与の補足面を選択することを特徴とする、請求項12に記載の装置。
- 前記処理手段(3)は、ダーツセクション、内部セクション、およびI字形セクションを備える所与のセクションの予め決められたデータベースから前記所与のセクションを選択することを特徴とする、請求項12または13のいずれかに記載の装置。
- 前記ベースパターンは前記仮想面上のステッチ線によって規定される3次元ベースパターンであり、前記少なくとも1つの定型化ベースパターンは前記定型化仮想面上で規定される3次元定型化ベースパターンであることを特徴とする、請求項12〜14のいずれか一項に記載の装置。
- 前記処理手段(3)は、さらに、前記3次元ベースパターンを平置きすることによって、前記定型化仮想面を複製できる平面パターンを形成するように設計されていることを特徴とする、請求項15に記載の装置。
- 衣服品を生産する装置であって、
請求項12〜16のいずれか一項に従って衣服をデザインする装置(1)と、
前記平面パターンに基づいて衣服品を裁断する裁断手段と、
前記デザイン装置と前記裁断手段との間でデータを転送する手段と、
を備えることを特徴とする、装置。 - 請求項1〜11のいずれか一項に従う方法を実施するコード化された命令を含む、コンピュータプログラム。
- 請求項1〜11のいずれか一項に従う方法を実施するデータまたは命令を含む、コンピュータシステムによって読取り可能な、データ媒体。
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JP2014219754A (ja) * | 2013-05-02 | 2014-11-20 | 株式会社島精機製作所 | 衣類のデザイン装置 |
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