JP2009520148A - 電磁作動式の弁 - Google Patents

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Abstract

本発明による燃料噴射弁、特に内燃機関の燃料噴射装置に用いられる燃料噴射弁は、以下の構成により優れている。すなわち、電磁回路が、コア(2)と、電磁コイル(1)と、該電磁コイル(1)の巻成体を収容するコイル枠体(3)と、アーマチュア(27)とが設けられており、該アーマチュア(27)が、固定の弁座と協働する弁閉鎖体(21)を作動させ、かつ電磁コイル(1)の励磁された状態でコア(2)に引き付けられるようになっており、さらにアーマチュア側の磁束案内エレメント(16)とが設けられている。コア(2)とアーマチュア側の磁束案内エレメント(16)との間の磁気的な分離が確保されるようにコイル枠体(3)が形成されかつ配置されている。この燃料噴射弁は、特に、混合気圧縮型の火花点火式の燃料噴射装置における使用のために適している。

Description

背景技術
本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式の電磁作動式の弁、特に内燃機関の燃料噴射装置に用いられる燃料噴射弁であって、弁長手方向軸線と、コアと、電磁コイルと、該電磁コイルの巻成体を収容するコイル枠体と、アーマチュアとが設けられており、該アーマチュアが、固定の弁座と協働する弁閉鎖体を作動させ、かつ電磁コイルの励磁された状態でコアに引き付けられるようになっており、さらにアーマチュア側の磁束案内エレメントが設けられている形式のものに関する。
図1には、公知先行技術に基づき公知の燃料噴射弁が図示されている。この燃料噴射弁は、内側の金属製の流れ案内部分を成すと同時に、ハウジング構成部分を成す、3つの部分から成るクラシカルな構造を有している。この内側の弁管は、内側磁極を形成する流入管片と、非磁性の中間部分と、弁座を収容する弁座支持体とから形成されている。この燃料噴射弁は実施例の説明において図1に付き詳しく説明されている。
ドイツ連邦共和国特許公開第4421935号明細書により、燃料噴射弁の形のこのような電磁作動式の弁が既に公知である。内側の弁管が、噴射弁全体の基本骨格を形成している。この弁管は、全体が3つの個別構成部分から成っていて、重要な支持機能を有している。非磁性の中間部分は、溶接シームによって流入管片にも、弁座支持体にも密に固く結合されている。電磁コイルの巻成体は、プラスチックから成るコイル枠体内に導入されている。このコイル枠体は周方向で、内側磁極として働く流入管片の一部を取り囲むと同時に、中間部分をも取り囲んでいる。互いに当接する構成部分、つまりアーマチュアおよび/または内側磁極には、耐摩耗性の層を被着する前に、楔状の表面が設けられている。この表面は最適の磁気特性およびハイドロリック特性に相応して、その都度可変に製造可能である。楔状の表面によって形成された環状のストッパ区分は、規定された当接面幅もしくは接触幅を有していて、この当接面幅もしくは接触幅は全寿命にわたって十分に一定のままとなる。なぜならば、連続運転時に当接面摩耗生じても接触幅の拡大が生ぜしめられないからである。軸方向に運動可能なアーマチュアの案内は、中間部分の内側の案内面によって保証される。
発明の利点
請求項1の特徴部に記載の特徴を有する本発明による電磁操作式の燃料噴射弁、すなわちコアとアーマチュア側の磁束案内エレメントとの間の磁気的な分離が確保されるようにコイル枠体または該コイル枠体により取り囲まれた挿入部分が形成されかつ配置されていることを特徴とする電磁作動式の弁には次のような利点がある。すなわち、非磁性の中間部分を不要にすることができるので、弁の簡単化された廉価な組立てが実現可能となる。コイル枠体が、付加的に電磁回路における磁気的な分離の機能を引き受けると共に、電磁コイルの領域における安定性を高めるので有利である。熱ゆがみの欠点を有する溶接のような材料接続式の接合方法は用いられない。それどころか、簡単かつ極めて確実に、かつ信頼性良く形成可能である、特に有利なプラスチック・金属プレス結合部を使用することができる。本発明による配置は公知の解決手段と比較して、固体伝搬音の低減、ひいては騒音発生の低減という利点を有している。
請求項2以下に記載の手段により、請求項1に記載の電磁作動式の弁、特に燃料噴射弁の有利な改良および改善が可能である。
コアとアーマチュア側の磁束案内エレメントとが、コイル枠体内もしくは該コイル枠体により取り囲まれた、場合によっては該コイル枠体に結合された挿入部分内への圧入によって固定されていると特に有利である。この場合、コイル枠体もしくは挿入部分と、コアならびに磁束案内エレメントとのオーバラップ領域に鋸歯に似た構造体が設けられていると、プラスチック・金属プレス結合部を、特に確実にかつ信頼性良く形成することができる。コアおよび磁束案内エレメントが、コイル枠体内もしくは該コイル枠体により取り囲まれた挿入部分内に圧入された状態では、コアもしくは磁束案内エレメントに設けられた鋸歯に似た構造体が、プラスチックに侵入しかつこのプラスチックが緩和することにより、鋸歯に似た構造体はコイル枠体または該コイル枠体により取り囲まれた挿入部分に設けられた直接に向かい合って位置する面に対応している。
さらに、アーマチュアのための案内領域が、直接にコイル枠体または挿入部分に設けられていると有利である。
図面
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。図1は、公知先行技術による電磁作動式の弁の例として燃料噴射弁を示す断面図であり、図2は、本発明によるコイル枠体の2つの実施例を、図1のIIで示した部分の拡大図で示す図であり、図3は、付加的な挿入部分を有する本発明によるコイル枠体の別の2つの実施例を、図1のIIIで示した部分の拡大図で示す図であり、図4は、図3のIV−IV線に沿ったコイル枠体および挿入部分の断面図である。
実施例の説明
図1に例示的に図示された電磁作動式の弁は、混合気圧縮型の火花点火式内燃機関の燃料噴射装置に用いられる燃料噴射弁として構成されている。この燃料噴射弁は、電磁コイル1により取り囲まれた、燃料流入管片および内側磁極として働くコア2を有している。このコア2は、たとえば管状に形成されていて、その全長にわたって一定の外径を有している。半径方向に段付けされたコイル枠体3は、電磁コイル1の巻成体を収容していて、コア2と相まって、電磁コイル1の領域における燃料噴射弁のコンパクトな構造を可能にしている。
コア2の下側のコア端部9には、弁長手方向軸線10に対して同心的に、金属製でかつ非磁性の管状の中間部分12が、たとえば溶接によって密に結合されている。この場合、中間部分12はコア端部9を部分的に軸方向で取り囲んでいる。段付けされたコイル枠体3が、コア2に部分的に被さっている。この場合、大小異なる直径のうち、大径を有する段部15が、中間部分12に少なくとも部分的に軸方向で被さっている。コイル枠体3と中間部分12との下流側には、管状の弁座支持体16が延びている。この弁座支持体16は中間部分12に固く結合されている。弁座支持体16内には、長手方向孔17が延びており、この長手方向孔17は弁長手方向軸線10に対して同心的に形成されている。長手方向孔17内には、たとえば管状の弁ニードル19が配置されている。この弁ニードルの下流側の端部20は、ボール状の弁閉鎖体21に、たとえば溶接によって結合されている。弁閉鎖体21の周面には、燃料を傍らに通して案内するための、たとえば5つの平坦部22が設けられている。
燃料噴射弁の操作は、公知の方法で電磁式に行われる。弁ニードル19を軸方向に運動させ、ひいては戻しばね25のばね力に抗して噴射弁を開放するか、もしくは噴射弁を閉鎖するためには、電磁コイル1と、コア2と、アーマチュア27とを有する電磁回路が働く。アーマチュア27は、弁ニードル19の、弁閉鎖体21とは反対の側の端部に、溶接シーム28によって結合されており、コア2に向けて位置調整されている。弁座支持体16の、コア2とは反対の側の下流側に位置する端部には、長手方向孔17内で、固定の弁座を有する円筒体の弁座体29が、溶接によって密に組み付けられている。
アーマチュア27を有する弁ニードル19が弁長手方向軸線10に沿って軸方向運動を実施する際に弁閉鎖体21を案内するには、弁座体29に設けられた案内開口32が役立つ。ボール状の弁閉鎖体21は、弁座体29に設けられた、流れ方向に円錐台形状に先細りになっている弁座と協働する。弁座体29の、弁閉鎖体21とは反対側の端面は、たとえばポット状に形成された噴射孔付き板34に同心的に固く結合されている。この噴射孔付き板34の底部には、浸食加工(Erodieren)または打抜き加工によって加工成形された少なくとも1つの、たとえば4つの噴射開口39が延在している。
ポット状の噴射孔付き板34を備えた弁座体29の押し込み深さにより、弁ニードル19のストロークの前調節が規定される。この場合、弁ニードル19の一方の終端位置は、電磁コイル1が励磁されていない状態で、弁座体29の弁座に対する弁閉鎖体21の当付けによって規定され、弁ニードル19の他方の終端位置は、電磁コイル1が励磁された状態で、コア端部9におけるアーマチュア27の当付けによって規定される。
コア2に設けられた、弁長手方向軸線10に対して同心的に延びる流れ孔46内に押し込まれた、たとえば丸められたばね鋼薄板から加工成形された調節スリーブ48は、この調節スリーブ48に接触した戻しばね25のばねプリロード(ばね予荷重)を調節するために働く。戻しばね25は、調節スリーブ48とは反対の側で弁ニードル19に支持されている。この燃料噴射弁は、この燃料噴射弁を取り囲むように射出成形されたプラスチック射出成形体50によって十分に取り囲まれている。このプラスチック射出成形体50には、たとえば一緒に一体射出成形された電気的な接続コネクタ52が所属している。コア2の流れ孔46の、流入側の端部55には燃料フィルタ61が突入している。燃料フィルタ61は、そのサイズに基づいて噴射弁内で閉塞や損傷を惹起する恐れのあるような燃料成分の濾別を行う。
図2には、本発明によるコイル枠体3の第1の実施例および第2の実施例が、図1の部分IIの拡大図で図示されている。プラスチックから成る本発明によるコイル枠体3は、該コイル枠体3が公知の中間部分12の機能を引き受けることを特徴としている。図2の右側には、コイル枠体3の第1の実施例が図示されている。このコイル枠体3は段付けされた内側開口62を有している。コイル枠体3とコア2もしくは弁座支持体16との、少なくともある程度のオーバラップ領域では、コイル枠体3の内壁が内側開口62の領域で、少しだけ内方へずらされた、十分に平坦な表面を持って加工成形されている。コイル枠体3のこの表面は、コア2のコア端部9もしくは弁座支持体16の上側の端部に設けられた鋸歯状に設計された構造体63と対応している。コア2も、弁座支持体16も、コイル枠体3との固い結合を形成するためにコア枠体3の内側開口62内に圧入され、しかもこの場合、これらの構造体63がコイル枠体3の表面にそれぞれ固く確実に、かつ回転位置固定されてフック式にかつアンカ式に固定されるように圧入されている。金属製の構成部分、つまりコア2および弁座支持体16に設けられた鋸歯に似た構造体63は、コイル枠体3のプラスチック内に侵入し、その後にプラスチックが応力緩和する。コア2と弁座支持体16とに設けられた対応する段部64によって、コイル枠体3内へのコア2および弁座支持体16の圧入深さを規定することができる。この段部64のところで、コア2および弁座支持体16は圧入された状態で接触する。弁座支持体16の代わりに、ノズルボディまたはアーマチュア側の磁束案内エレメントの形の金属製の別の構成部分が配置されていてもよく、この場合、この構成部分がコイル枠体3内に圧入される。
弁ニードル19に固く結合された、軸方向可動のアーマチュア27(図2および図3には図示せず)の案内は、図2の右側に示した実施例では、たとえばコイル枠体3に設けられた半径方向内側に突出している案内つば65によって行われる。この案内つば65は、コイル枠体3の軸方向の延在長さにわたって見て、2つの構造体63の間に位置している。したがって、コイル枠体3の案内つば65は、コア2のコア端部9と、弁座支持体16との間のギャップ66内に突入して延びている。アーマチュア27をその軸方向運動時に確実に取り囲むことができるようにするために、案内つば65は弁座支持体16の長手方向孔17の直径よりも少しだけ小さい内径を有している。これとは異なり図2の左側に図示の実施例では、軸方向可動のアーマチュア27の案内が、たとえば弁座支持体16の上側の端部に設けられた半径方向内側に突出している案内つば67によって行われる。この実施例の場合でも、コイル枠体3の材料は、コア2のコア端部9と弁座支持体16との間のギャップ66内にわずかに突入して延びている。
非磁性の中間部分を不要にして、コイル枠体3自体が付加的に電磁回路における磁気的な分離の機能を付加的に引き受けて、電磁コイル1の領域における安定性を高めるので有利である。熱ゆがみの欠点を有する溶接のような材料接続式の接合方法は用いられない。
図3には、本発明によるコイル枠体3の第3の実施例および第4の実施例が図1のIIIの拡大図で示されている。図2に図示された第1実施例および第2実施例に対して、図3に示した実施例は、特にコイル枠体3が2つの部分から形成されている点で特に異なっている。このためには、コイル枠体3が内側の挿入部分3aを備えている。この挿入部分3aは肉薄に形成されていて、コイル枠体3の段付けされた内側開口62に対応して、同じく段付けされて適合されている。プラスチックから成る挿入部分3aを有する本発明によるコイル枠体3は同じく、このコイル枠体3が公知の中間部分12の機能を引き受けていることを特徴としている。図3の右側には、コイル枠体3の第3の実施例が図示されている。このコイル枠体3は段付けされた内側開口62を有している。コイル枠体3の内側開口62は段付けされた挿入部分3aを収容するために平滑壁状に形成されており、これによってコイル枠体3は挿入部分3aを取り囲んでいる。挿入部分3aとコア2もしくは弁座支持体16とのある程度のオーバラップ領域では、挿入部分3aの内壁が内側開口62aの領域で、十分に平坦な表面を持って加工形成されている。挿入部分3aのこの表面は、コア2のコア端部9もしくは弁座支持体16の上側の端部に設けられた鋸歯状に設計された構造体63と対応している。コア2も弁座支持体16も、コイル枠体3との固い結合を形成するために挿入部分3aの内側開口62a内に圧入され、しかもこの場合、これらの構造体63が挿入部分3aの表面にそれぞれ固く確実に、かつたとえば回転位置固定されてフック式にかつアンカ式に固定されるように圧入されている。すなわち、金属製の構成部分、つまりコア2および弁座支持体16に設けられた鋸歯に似た構造体63は、挿入部分3aのプラスチック内に侵入し、その後にこのプラスチックは応力緩和する。コア2と弁座支持体16とに設けられた対応する段部64によって、挿入部分3a内へのコア2および弁座支持体16の圧入深さを規定することができる。この段部64のところで、コア2および弁座支持体16は圧入された状態で接触する。弁座支持体16の代わりに、ノズルボディまたはアーマチュア側の磁束案内エレメントの形の金属製の別の構成部分が配置されていてもよく、この場合、この構成部分が挿入部分3aに圧入される。
軸方向可動のアーマチュア27の案内は、図3の右側に示した実施例では、たとえば、挿入部分3aに設けられた、半径方向内側に突出している案内つば65によって行われる。この案内つば65は挿入部分3aの軸方向の延在長さにわたって見て、挿入部分3aの2つの構造体63の間に位置している。したがって、挿入部分3aに設けられた案内つば65は、コア2のコア端部9と、弁座支持体16との間のギャップ66内に突入して延びている。これとは異なって図3の左側に図示した実施例では、軸方向可動のアーマチュア27の案内が、たとえば弁座支持体16の上側の端部に設けられた半径方向内側に突出している案内つば67によって行われる。この実施例の場合でも、挿入部分3aの材料はコア2のコア端部9と弁座支持体16との間のギャップ66内にわずかに突入して延びている。
図4には、図3のIV−IV線に沿ったコイル枠体3および挿入部分3aの断面図が図示されている。挿入部分3aは成形エレメント69を有している。この成形エレメント69は、たとえば突起の形で形成されていて、相対回動を防止するための回転位置固定部として働き、コイル枠体3に設けられた対応する凹部内で係止している。こうして、形状接続式の結合、つまり係合による嵌合に基づいた結合によって、コア2および弁座支持体16に対するコイル枠体3の規定された組込み位置を保証し、かつ挿入部分3aに対するコイル枠体3のずれ滑りを回避することができる。
本発明は、燃料噴射弁における使用に限定されるものではなく、電磁コイル1が励磁された状態で、磁束案内エレメント16によって磁束線が、運動可能なアーマチュア27と、位置固定されたコア2とを介して案内される、種々異なるタイプの電磁作動式の弁において使用可能である。
公知先行技術による電磁作動式の弁の例として燃料噴射弁を示す断面図である。 本発明によるコイル枠体の2つの実施例を、図1のIIで示した部分の拡大図で示す図である。 付加的な挿入部分を有する本発明によるコイル枠体の別の2つの実施例を、図1のIIIで示した部分の拡大図で示す図である。 図3のIV−IV線に沿ったコイル枠体および挿入部分の断面図である。

Claims (11)

  1. 電磁作動式の弁、特に内燃機関の燃料噴射装置に用いられる燃料噴射弁であって、弁長手方向軸線(10)と、コア(2)と、電磁コイル(1)と、該電磁コイル(1)の巻成体を収容するコイル枠体(3)と、アーマチュア(27)とが設けられており、該アーマチュア(27)が、固定の弁座と協働する弁閉鎖体(21)を作動させ、かつ電磁コイル(1)の励磁された状態でコア(2)に引き付けられるようになっており、さらにアーマチュア側の磁束案内エレメント(16)が設けられている形式のものにおいて、コア(2)とアーマチュア側の磁束案内エレメント(16)との間の磁気的な分離が確保されるようにコイル枠体(3)または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)が形成されかつ配置されていることを特徴とする、電磁作動式の弁。
  2. コイル枠体(3)または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)が、プラスチックから成っている、請求項1記載の電磁作動式の弁。
  3. コイル枠体(3)または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)が、段付けされた内側開口(62,62a)を有しており、該内側開口(62,62a)内に、コア(2)と、アーマチュア側の磁束案内エレメント(16)とが少なくとも部分的に突入している、請求項1または2記載の電磁作動式の弁。
  4. コア(2)およびアーマチュア側の磁束案内エレメント(16)が、コイル枠体(3)内または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)内への圧入によって固定されている、請求項3記載の電磁作動式の弁。
  5. コイル枠体(3)もしくは挿入部分(3a)と、コア(2)ならびに磁束案内エレメント(16)とのオーバラップ領域に、鋸歯に似た構造体(63)が設けられている、請求項3または4記載の電磁作動式の弁。
  6. コア(2)および磁束案内エレメント(16)が、コイル枠体(3)内または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)内に圧入された状態において、コア(2)もしくは磁束案内エレメント(16)に設けられた鋸歯に似た構造体(63)が、コイル枠体(3)または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)に設けられた、直接に向かい合って位置する表面と対応している、請求項5記載の電磁作動式の弁。
  7. アーマチュア(27)の案内が、コイル枠体(3)または該コイル枠体(3)により取り囲まれた挿入部分(3a)に設けられた半径方向内側に突入した案内つば(65)によって行われる、請求項1から6までのいずれか1項記載の電磁作動式の弁。
  8. 前記案内つば(65)が、コア(2)と磁束案内エレメント(16)との間に形成されたギャップ(66)内に突入して延びている、請求項7記載の電磁作動式の弁。
  9. アーマチュア(27)の案内が、磁束案内エレメント(16)の上側の端部に設けられた、半径方向内側に突入した案内つば(67)によって行われる、請求項1から6までのいずれか1項記載の電磁作動式の弁。
  10. 挿入部分(3a)が、成形エレメント(69)を介してコイル枠体(3)に位置固定され、かつ回転位置固定されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の電磁作動式の弁。
  11. アーマチュア側の磁束案内エレメント(16)が、弁座支持体またはノズルボディとして形成されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の電磁作動式の弁。
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