JP2009518477A - コークス排出装置の位置調節のための方法及びこれを用いたコークス排出機 - Google Patents

コークス排出装置の位置調節のための方法及びこれを用いたコークス排出機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009518477A
JP2009518477A JP2008543741A JP2008543741A JP2009518477A JP 2009518477 A JP2009518477 A JP 2009518477A JP 2008543741 A JP2008543741 A JP 2008543741A JP 2008543741 A JP2008543741 A JP 2008543741A JP 2009518477 A JP2009518477 A JP 2009518477A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extrusion head
coke
door frame
width
coke oven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008543741A
Other languages
English (en)
Inventor
フライマン マーチン
Original Assignee
シャルカー アイゼンヒュッテ マシーネンファブリーク ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE200510059296 external-priority patent/DE102005059296B3/de
Application filed by シャルカー アイゼンヒュッテ マシーネンファブリーク ゲーエムベーハー filed Critical シャルカー アイゼンヒュッテ マシーネンファブリーク ゲーエムベーハー
Publication of JP2009518477A publication Critical patent/JP2009518477A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B33/00Discharging devices; Coke guides
    • C10B33/08Pushers, e.g. rams
    • C10B33/10Pushers, e.g. rams for horizontal chambers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B33/00Discharging devices; Coke guides
    • C10B33/08Pushers, e.g. rams
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B41/00Safety devices, e.g. signalling or controlling devices for use in the discharge of coke
    • C10B41/02Safety devices, e.g. signalling or controlling devices for use in the discharge of coke for discharging coke

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coke Industry (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

【課題】本発明の課題は、コークス炉の排出するために開放されたコークス炉室の前のコークス排出装置の位置決めが可能であるが、押出過程に際してコークス炉室の押出ヘッドとドアフレームまたはコークス炉室の壁との衝突が発生しえない方法及びコークス排出機を提供する。
【解決手段】コークス炉2の排出されるために開放されたコークス炉室6の前のコークス排出機1の押出棒3及び押出ヘッド4を有するコークス排出装置の位置調節及びコークス炉室6の前の押出棒4の位置決めのための方法において、押出ヘッド4の端部領域及び押出ヘッド4の端部領域に隣接するコークス炉室6のドアフレーム7の端部領域から放射する熱線及び/若しくは赤外線及びコークス炉6の内部領域から放射する熱線及び/若しくは赤外線が検出され、検出された放射線に基づき、押出ヘッド4の端部とドアフレーム7の端部との間の少なくとも1つの縁端距離の幅(b、b)が測定され、縁端距離の測定された幅(b1、b2)に基づき、少なくとも1つのコークス排出機1の位置決め装置のための制御情報及び/若しくは警報が生成される。本発明によれば、測定された幅(b、b)に基づき、ドアフレーム7に対する押出ヘッド4の傾斜位置及び/若しくはドアフレーム7に対する押出ヘッド4の降下が測定される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コークス炉の排出するために開放されたコークス炉室の前のコークス排出機の押出棒及び押出ヘッドを有するコークス排出機の位置調節、及び請求項1の前文に記載のコークス炉室の前の押出棒の位置決めのための方法に関する。さらに、本発明は、請求項10の前文に記載のコークス炉のコークス排出機に関する。
特許文献1により、すでにコークス排出装置の押出ヘッドの自動的な位置測定のための方法が周知であるが、この場合、コークス炉室の押出ヘッドの端部とドアフレームとの間の領域でコークス炉室から出る熱いコークスの赤外線が赤外線検出器によって計測され、かつ評価装置によって評価され、押出ヘッドの端部とドアフレームの端部との間の縁端距離の幅を、ドアフレームの両方の対向する側で測定する。縁端距離の測定された幅は、コークス排出装置を有するコークス排出機の自動的な位置補正のために使用される。
外部の影響によって、具体的には、天候の影響、コークス炉室領域に存在する高い温度によって、または温度変動によって、押出ヘッドを担持する押出棒の変形、具体的には、押出棒の湾曲及び/またはねじれが生じうる。押出棒の変形は、コークス炉室の前のコークス排出機の規定どおりの位置決めに際して押出ヘッドの標準位置もしくは正常位置からの押出ヘッドの実際の位置の偏差をもたらす。押出棒の変形の原因である押出ヘッドの位置の誤りは、周知の方法では補正することができない。したがって、押出ヘッドが押出棒の変形に基づきオーブン枠もしくはオーブン壁と衝突する危険がある。
特開平04−72386号公報
本発明の課題は、コークス炉の排出するために開放されたコークス炉室の前のコークス排出装置の位置決めが可能であるが、押出過程に際してコークス炉室の押出ヘッドとドアフレームまたはコークス炉室の壁との衝突が発生しえない方法及びコークス排出機を提供することである。
上記の課題は、請求項1の特徴を有する方法及び請求項10の特徴を有するコークス排出機によって解決される。
本発明による方法は、DE 34 02 690 A1若しくはDE 26 48 049 A1に記載されているコークス排出装置の粗及び微位置決めのための周知の方法といっしょに使用される。さらに、本発明によるコントロール装置は再装備されうる。本発明によれば、押出棒の(最終)位置のコントロールによって、例えば、押出ラックのさまざまな熱膨張に基づく押出ヘッドの位置異常が、いかなる場合にも衝突が起こる前に認識されうることが保証される。
本発明の基本概念は、検出された放射線に基づきドアフレームに対する押出ヘッドの傾斜位置及び/またはドアフレームの上及び/または下端部に対する押出ヘッドの降下を測定することにある。そのために本発明においては、押出ヘッドとドアフレームとの間の少なくとも1つの縁端距離もしくは間隙の幅が測定される。放射線は熱線及び/または赤外線でありうるが、以下、「放射線」という語は、同様に熱線及び/または赤外線の同義語として使用される。熱線は100nm〜1mmの波長領域、かつ赤外線は780nm〜1mmの波長領域を有する。
押出ヘッドの傾斜位置は、本発明の趣旨において、押出棒のゆがみまたはねじれの原因であり、押出ヘッドの所定の標準もしくは正常位置からの押出ヘッドの実際の位置の各々の偏差である。標準もしくは正常位置は、コークス炉室の前のコークス排出機の規定どおりの位置決めに際して、ゆがめられていないもしくはねじ曲げられていない押出棒における押出ヘッドの位置に関する。例えば、環境影響に基づき、中央縦軸の周りに、押出棒のねじれ若しくは水平方向で中央縦軸に対して横方向に押出棒のゆがみが生じると、押出ヘッドの傾斜位置がもたらされる。それに対して、押出棒が垂直方向で中央縦軸に対して横方向にゆがめられると、これは押出棒の端における押出ヘッドの降下をもたらしうる。最後に、本発明による方法及び本発明により形成されるコークス排出機の評価装置により、押出棒のゆがみまたはねじれの原因である標準もしくは正常位置からの押出ヘッドの位置の全体の偏差を測定することができる。
本発明においては、測定された幅が標準もしくは基準幅と自動的に比較されることが意図されるが、ここで基準幅は、押出ヘッドの標準もしくは正常位置、すなわち、押出棒のゆがめられていないもしくはねじ曲げられていない状態での押出ヘッドの位置を基準にしている。押出ヘッドの特定の位置における基準幅を知ることは、この位置での押出ヘッドとドアフレームとの間の縁端距離の幅を測定しかつ基準幅と比較し、押出ヘッドの傾斜位置及び降下を認識しうることで十分である。好ましくは、縁端距離の幅は、押出ヘッドの水平または垂直に交差する中央横軸に対して偏心して配置されている押出ヘッドの位置において測定される。具体的には、縁端距離は押出ヘッドの隅または角の領域で測定されると有利であるが、それは隅もしくは角の領域では押出ヘッドの傾斜位置または降下が容易に測定可能であるためである。
また、押出ヘッドの水平若しくは垂直にお互いに離れた少なくとも2つの位置における間隙幅が、押出ヘッドの同一または異なる側で測定されることを意図している。測定された間隙幅の比較に基づき、標準もしくは正常位置に対する押出ヘッドの傾斜位置もしくは降下についての証明が簡単なやり方でできるようになるものである。押出ヘッドの異なる位置における間隙幅の測定された偏差に基づき、衝突の障害が生じる前に、コークス排出装置の(再)位置決め及び/または押出過程を中断することができる。
押出ヘッドのお互いに離れた位置において測定された押出ヘッドの縁端距離から、幅偏差の測定によって、押出ヘッドが標準もしくは正常位置に対してどの程度傾斜し、かつ/または降下しているかについての証明を得ることができる。少なくとも2つの異なる位置における押出ヘッドとドアフレームとの間の間隙が異なる幅を有すると、これは押出ヘッドの位置異常を示すものである。
好ましい実施形態において、押出ヘッド及びそれに隣接するドアフレームの同じ側面から放射する放射線が、押出ヘッドの長手方向または横方向でお互いに離れた少なくとも2つの位置で検出され、かつ縁端距離の幅がこの位置で測定されることが意図されているが、上部押出ヘッドの領域で少なくとも1つの縁端距離の幅及び下部押出ヘッドの領域で少なくとも1つの縁端距離が測定されることが好ましい。それによって、コークス炉室に対する押出ヘッドの傾斜位置を認識することが簡単な方法でできるようになるものである。コークス炉室に対する押出ヘッドの角度移動に際しては、具体的には、押出ヘッドの上部領域及び下部領域でドアフレームとの衝突が生じるので、押出ヘッドの上部及び地面近くの下部領域で、押出ヘッドの一方または両方の側の縁端距離を測定することが望ましい。
また、押出ヘッドの2つの異なる位置で測定された間隙幅の偏差及びこの位置における少なくとも1つの所定の標準もしくは基準幅の押出ヘッドの少なくとも1つの位置での間隙幅の偏差が、好ましくは自動的に測定されることが望ましい。測定された偏差は、コークス排出機の自動的な位置調節をもたらす。
検出装置は、前述した特徴の方法が本発明によるコークス排出機で実施可能であるように位置決めされ、かつ評価装置が形成されていなければならない。
対象がさまざまな温度とともにさまざまな放射線強度を有するので、放射線強度が計測されもしくは検出され、かつ対象の表面もしくは対象の特定の表面領域での特定の幾何学的点が配列される。したがって、放射線強度の検出によって、適切な情報の加工及び変換後に対象を計測することが可能である。さまざまな温度を有する表面領域または対象間の移行部は、移行領域での放射線強度の変化によって認識することができる。
本発明の基本概念は、押出ヘッドの端部とドアフレームもしくはコークス室の縁の隣接する端部との間の側面の距離を計測すること若しくは検出された熱線及び/または赤外線に基づき測定することにある。そのために、本発明によれば、押出ヘッドの端部領域及び押出ヘッドの端部領域に隣接するドアフレームの端部領域のほか、場合によりコークス炉室の内部領域から放射する放射線が、少なくとも1つの検出装置によって検出されることが望ましい。
コークス炉室の内部は温度が約1200℃である。コークス炉室のコークス室の縁若しくはドアフレーム及びコークス排出装置の押出ヘッドは、オーブン室におけるコークスよりも大幅に低い温度を有し、一方ではドアフレーム及びコークス炉室の前に配置された押出ヘッドから、他方ではコークス炉室の内部領域でのコークスから、きわめてさまざまな強度の放射線が放射される。放射線強度は、本発明によれば、検出装置によって検出され、かつその後に評価装置によって評価され、これにより押出ヘッドの端部とドアフレームの端部との間の少なくとも1つの間隙の幅の測定が可能である。測定された幅、例えば押出ヘッドの中央の位置決めに際して押出ヘッドとドアフレームの端部との間の幅に対応する基準値との比較によって、押出ヘッドの位置の誤りが認識され、場合により補正措置が導入される。
測定された縁端距離に基づき、位置決め装置の少なくとも1つの制御情報が生成されるが、ここで制御情報に基づき、コークス排出機の再位置決めを行うことができる。さらに、本発明では必要に応じて、押出ヘッドとコークス炉室の縁との間に起こる衝突の危険に際して、コークス排出機の手動の再位置決めへの要求と結合することが可能な警報を生成することも可能である。
好ましくは、コークス排出機もしくはコークス排出装置は、押出ヘッドが排出するために開かれるコークス炉室の前の中心に配置されるように位置決めされる。中心の位置決めに際して、端部距離は、コークス炉室及びコークス排出装置の形状によって既定されている所定の標準値もしくは所定の基準幅を有する。中心の位置決めに際して、押出ヘッドドアフレームとの間の縁端距離を知り、もしくは押出ヘッドとドアフレームとの間の衝突の阻止に必要である最小限の縁端距離を知ることにより、測定された実際の縁端距離に基づき、コークス排出機もしくはコークス排出装置の再位置決めを行うことは容易に可能である。押出ヘッドの標準もしくは正常位置がコークス炉室の前の中心の位置決めへ強制的に確定されないことが理解される。
検出装置は、発生する放射量を、評価装置によって評価可能な信号の大きさに変換する各種の放射線受信器である。この場合、熱線及び赤外線の放射線受信器は、例えば、高温計など従来技術により周知である。好ましくは、検出装置としては、熱画像またはサーモグラフィカメラ、または熱画像機能を有するカメラなど光学装置が望ましい。熱画像カメラ及びサーモグラフィカメラは、対象から放射する放射線の強度配分を検出し、かつ可視画像として表示するために形成されている。熱画像カメラとは異なり、サーモグラフィカメラは適切な較正によって、検出された放射線強度から対象の表面温度が推測できるように形成されている。しかし、本発明の優先的な問題は、検出された放射線に基づき、さまざまな温度を有する対象からの互いの相対位置を測定し、かつ計測することであり、ここで対象温度の測定は高さによって必須ではない。基本的に、対象及びその配置の空間的寸法が推定される温度差を測定することで十分である。
基本的には、検出装置によって検出され若しくは計測された放射線強度は、押出ヘッドとドアフレームとの間の端部距離が明白に局在しかつ計測されるように信号に変換され、これが評価装置の適切な形成の前提となる。
別の面では、本発明は、コークス排出装置の位置決め及び位置調節に限定されず、基本的にコークス炉の任意の処理装置の位置決め及び位置制御にも使用することができるが、これらは、より高いまたはより低い温度での領域で導入される必要があり、ここでさまざまな熱膨張に基づき導入領域の縁と処理装置の衝突が生じうる。
本発明によるコークス排出機の特に好ましい実施形態において、検出装置として、少なくとも1つの熱画像若しくは赤外線画像で赤外線の少なくとも領域ごとの可視化のための少なくとも1つの光学装置が備えられていることが望ましく、ここで光学装置は押出ヘッド及びドアフレームに対して、検出された放射線の画像表示において、押出ヘッドの少なくとも1つの端部領域及び押出ヘッドの端部領域に隣接したドアフレームの端部領域及び場合により端部領域間の間隙領域が描写可能であるように配置されている。
熱画像もしくは赤外線画像の画像情報の評価は、さまざまな輝度及び/若しくはさまざまな色調に基づき行われる。その場合、押出ヘッドの端部領域及びドアフレームの端部領域は、画像表示での低い温度に基づき、コークス炉室の示された内部領域とは異なる輝度及び/または異なる色を有する。例えば、コークス炉室の内部領域は、輪郭及び縮尺どおり、暗く示されたコークス炉室の縁若しくはドアフレームよりも明るいゾーンで強調される。コークス炉室の前の押出ヘッドの位置決め後、コークス炉室の開口部は部分的に押出ヘッドの輪郭によって覆われるが、これは結果として、コークス炉室の内部温度と比べ大幅に低い表面温度に基づき、コークス炉室が明るい枠として赤外線画像もしくは熱画像で可視できることになる。したがって、検出装置は、少なくとも1つの縁端距離が画像におけるさまざまな輝度値に基づき、且つ/又はさまざまな色調に基づき認識され、且つ縁端距離の幅が測定されるように機能する。
放射線の受信は、従来のフィルム材料によって及びデジタルセンサによって行われる。赤外線フィルムは、赤外線領域で多少なりとも強い感光性である白黒フィルムとして提供され、ここで可視光はカメラフィルムによって完全にまたは大部分が遮断される。さらに、カラーフィルムが入手可能であるが、その色再現は「誤色」を有する。すなわち、描写された色は人間の目の知覚に対応せず、赤外線領域を可視光の領域に「変換する」。最新のデジタルカメラのセンサは基本的に赤外線光には感受性であるが、ほとんどの場合、赤外線を遮断するためのフィルタが内蔵されている。
さらに好ましくは、光学装置は、熱もしくは赤外線画像において、押出ヘッド及びそれに隣接するドアフレームの押出ヘッドの少なくとも2つの対向する側に配置された端部領域が描写可能であるように、押出ヘッド及びドアフレームの前に配置されている。押出ヘッドの位置決めが正確に中心で行われると、共通の結合線に配置された対向する縁端距離は同じ幅を有する。そして、各々の縁端距離の幅は、コークス炉室の開口部の幅、若しくは高さと押出ヘッド幅、若しくは高さとの半分の差に対応する。位置決めが正確に行われ、押出ヘッドがコークス炉室の開口部の前の中心に配置されていないと、対向する縁端距離がさまざまな幅を有する。本発明によって、コークス炉室の開口部に対する押出ヘッドの位置を、縁端距離の比較に基づき測定し、かつ場合により排出動作がコークス炉室に入る際の衝突を阻止するための補正措置を導入することは、簡単な方法で可能となる。
検出装置としては光学装置が望ましく、検出された放射線を再現する画像の画像情報が評価装置によって(自動的に)評価されるが、ここで画像情報の評価は、押出ヘッドの少なくとも1つの端部及びドアフレームの端部の認識及び少なくとも1つの縁端距離の幅のその後の自動的な測定を含んでいる。さまざまな温度に基づき、押出ヘッド、ドアフレーム及びその間にある間隙領域は、コークス炉室の内部から出る放射線による熱画像もしくは赤外線画像において、さまざまな輝度及び/またはさまざまな色調を有する。押出ヘッドと間隙領域との間の移行領域、もしくはドアフレームと間隙領域との間の移行領域では、輝度値及び/または色調が急激に変化し、これにより押出ヘッドの端部及び隣接するドアフレームの端部の明白な測定が可能になる。適切な画像認識及び加工ソフトウェアによって、縁端距離を自動的に測定し、かつ縁端距離の幅を測定することが可能である。
押出ヘッドをコークス炉室へ送り込む際のドアフレームとの押出ヘッドの衝突を排除するために、評価装置は、縁端距離の測定された幅に依存し及び/若しくは測定された幅偏によって、位置決め装置のための警報及び/若しくは少なくとも1つの制御情報の自動的生成のために形成される。制御情報は、コークス炉室の前のコークス排出装置の位置決めの補正のために使用される。所定の限界距離に達しない場合、押出過程が解除されない場合がある。いずれの場合でも、押出ヘッドがコークス炉室のドアフレーム若しくは縁を覆う場合には押出過程は行われないが、この位置若しくはこの領域での押出ヘッドとドアフレームとの間の縁端距離が測定する必要がない。
押出ヘッドの特定の位置でのできる限り最小の縁端距離の標準若しくは基準値が周知である限り、すでに説明されているように、この位置で押出ヘッドとドアフレームとの間の距離を測定することは十分可能である。光学装置は、この場合、共通の熱もしくは赤外線画像において、押出ヘッドとそれに隣接するドアフレームの少なくとも対応する端部領域が描写可能であり、測定すべき縁端距離が示された画像情報から測定されるように押出ヘッドの前に配置されなければならない。しかし、光学装置が、赤外線画像において、押出ヘッドの輪郭線及びドアフレームの輪郭線が、実質的に完全に描写可能であるように押出ヘッドの前に配置されることもできる。それによって、押出ヘッドの全長及び全幅にわたって、押出ヘッドのどこの位置でドアフレームとの衝突の危険があるかについての証明を行うこともできる。適切なソフトウェアによって、検出装置は、自動的に多くの位置での熱画像もしくは赤外線画像から押出ヘッドとドアフレームとの間の間隙幅を測定し、且つ限界距離に達しない場合に押出ヘッドの任意の位置で対応する制御情報及び/若しくは警報が自動的に生成されるように形成される。自動的に押出ヘッドの全輪郭線に沿って縁端距離もしくは間隔幅が測定され、各々の可能な衝突を認識することも可能である。
基本的に、押出ヘッド及びそれに隣接するドアフレームを1つまたは複数の熱画像若しくは赤外線画像で記録することが可能である。その場合、ドアフレームに対する押出ヘッドの縁端距離は、押出ヘッドの対向する側、好ましくは同じ高さで測定される。コークス炉室の幅、押出ヘッドの形状、またはコークス排出機の構造に基づき、コークス炉室の開口部の全幅及び/若しくは全高を光学装置により1つの画像で検出すること、及び押出ヘッドの横方向及び/若しくは長手方向に並列に配置され、お互いに離れた少なくとも2つの光学装置を、少なくとも2つの画像において押出ヘッド及びそれに隣接するドアフレームの水平若しくは垂直に対向する端部領域から放射する放射線を描写可能であるように、押出ヘッド及びドアフレームの前に配置することもできる。光学装置は、水平または垂直の面に対で備えられており、ここで各々のカメラから熱画像もしくは赤外線画像が生じ、これはそれぞれ押出ヘッドの側面を示す。各々の画像から押出ヘッドの側面に関係する縁端距離が測定され、ここで測定された縁端距離の比較から、押出ヘッドの両方の側でドアフレームとの要求された限界距離が維持されるかについて証明が得られる。
好ましくは、押出ヘッドの横方向または長手方向で並列に配置され、お互いに離れた位置にある少なくとも2つの光学装置が共通の水平または垂直軸上に配置されることが望ましい。それによって、押出ヘッドの2つの対向する側での縁端距離の測定または計算、及び縁端距離間の偏差の測定が簡略化される。
具体的には、本発明によるコークス排出機及び本発明による方法を形成し、発展させる多数の可能性があり、ここで一方では、従属クレーム、及び他方では、本発明の好ましい実施例の以下の詳しい説明が図面を参照して参照される。
以下、この発明に実施例ついて図面により説明する。
図1では、押出棒3及び押出ヘッド4を有する少なくとも1のコークス排出装置5とともにコークス炉2を有するコークス排出機1が示されており、ここでコークス炉2の押出過程時に開放されたコークス炉室6の前に位置するコークス排出装置5の位置決めのために、コークス排出機1は図示されていない位置決め装置を有する。さらに、コークス排出機1は位置決め装置と結合した同じく図1に示されていない押出ヘッド4の位置制御のためのコントロール装置を有する。
図2では、開放されたコークス炉室6とともにコークス炉2の前面の一部が概略的に示されている。開放されたコークス炉室6の前には中心にコークス排出装置5の押出ヘッド4が配置されている。押出ヘッド4の位置は正常もしくは標準位置に対応する。コークス炉室6の開口部は、コークス炉室6のドアフレーム7によって囲まれる。
コークス炉室6の内部は、約1200℃の温度に維持されている。ドアフレーム7若しくはコークス炉室6の縁は、外側で明らかに低い温度を有し、コークス炉室6の開口部は、コークス炉2の前面からの赤外線画像もしくは熱画像では、輪郭及び縮尺どおり、低い温度で暗く示されたドアフレーム7よりも明るいゾーンで強調される。これは図2に示されている。コークス炉室6の前の押出ヘッド4の位置決め後、これは部分的に押出ヘッド4の輪郭によって覆われる。したがって、正常もしくは標準位置での押出ヘッド4の位置決めに際しては、コークス炉室6は赤外線画像若しくは熱画像で明るい枠として縦及び横側面に沿って好ましくは同じ幅で見ることができるが、それは押出ヘッド4の温度が、コークス炉室6内のコークスの温度よりも同じく明らかに低いためである。
押出ヘッド4の位置決めが実質的にコークス炉室6の開口部に対して中心で行われると、赤外線画像もしくは熱画像において押出ヘッド4とドアフレーム7との間の間隙領域は押出ヘッド4の両側で実質的に同じ幅b、bを有する。そして、各々の幅b、bは、コークス炉室6の開口幅と押出ヘッド4の幅との間の半分の差に対応する。押出ヘッド4の位置決めが中心で行われず、ここで押出ヘッド4が左右へ水平方向に移動していると、押出ヘッド4の端部とドアフレーム7の端部との間の縁端距離は異なる幅b、bを有する。例えば、ドアフレーム7の前の押出ヘッド4の左縁端距離の幅bがずれた分だけ減少し、押出ヘッド4の別の側面の縁端距離の幅bは同じ分だけ増加する。両方の縁端距離の全幅は、コークス炉室6の開口幅及び押出ヘッド4の幅によって決定されるので一定である。
排出するために開放されたコークス炉室6の前の押出ヘッドの位置調節及びそれによるコークス排出装置の位置決めは、図3に示されるように、カメラ8及び評価装置9を有するコントロール装置で実行されることが望ましい。カメラ8は、押出ヘッド4及びそれに隣接するドアフレーム7の領域のコークス炉室6の前面から放射する熱線若しくは赤外線の可視化のために備えられており、ここでカメラ8は、カメラ8からもたらされた熱画像もしくは赤外線画像において、押出ヘッド4及びそれぞれ隣接するドアフレーム7の押出ヘッド4の対向する側に配置された少なくとも2つの端部領域が描写できるように押出ヘッド4及びドアフレーム7の前に配置されている。それによって、幅b、bは、押出ヘッド4とドアフレーム7との間の押出ヘッド4の同じ高さで配置された少なくとも2つの縁端距離によって測定される。評価装置9において、カメラ8から出力された熱画像もしくは赤外線画像を適切な画像認識ソフトウェアによって処理した画像領域が同じ温度で測定され、且つ押出ヘッド4及びドアフレーム7の表面が配列される。画像評価ソフトウェアによって、押出ヘッド4とドアフレーム7との間の側面の明るい縁端距離の幅b、bが規定された面で検出され、計測される。その後、測定された幅b、bから割合が演算される。この割合が約1の値を有すると、両方の縁端距離は公差を考慮して実質的に同じ幅b、bを有することになる。そこから、押出ヘッド4がコークス炉室6の開口部に対して中心に位置決めされていることが推測される。
装置の位置決めにおいて、測定された押出ヘッド4の中心からの偏差が一方に偏って確実な押し出しが可能でない場合、それは押出ヘッド4がドアフレーム7の両方の側の一方に近寄りすぎているためである。この場合には、コークス炉室6及び/若しくは押出ヘッド4における重い障害の危険があり、それが押出過程の場合には、押出ヘッド4とドアフレーム7との間に衝突が生じる。この場合には、自動的に押出ヘッド4の手動の(再)位置決めへの要求による警報が生じ、操作員に伝えられる。
押出ヘッド4のある位置で縁端距離がゼロの値を有し、ここで縁端距離が赤外線画像で消えると、押出ヘッド4はこの側面でドアフレーム7を覆い、またはドアフレーム7に直接密着しており、押出ヘッド4とドアフレーム7との間の緊急の衝突の危険があることを示す。この場合には、押出過程は不可能であり、または押出ヘッド4の適切な再位置決めのあとに初めて解除される。
コークス炉室6の幅、押出ヘッド4の形状、またはコークス排出機1の構造に基づき、カメラ8によるコークス炉室6の全幅の検出が十分な程度に可能ではない場合、位置決め過程は複数のカメラで行わなければならなくなる。ここでは、2つのカメラが水平面に対で装備され、それぞれ押出ヘッド4及びそれに近接するドアフレーム7の側面を記録するようになっている。これは図4に示されている。図4に示されている実施形態において、押出ヘッドの各々の側面は熱画像もしくは赤外線画像で記録され、ここで幅(b、b)は対向する縁端距離によって測定され、互いに比較され、コークス炉室6の前の押出ヘッド4の位置を正確に測定することができる。
コークス排出機1の領域における、例えば、風による好ましくない環境影響に際しては、押出棒3の一方が強く加熱されたり、冷却されたりすることから、さまざまな熱膨張に基づいた空間的な変形、具体的には歪んだりねじ曲がったりすることが生じる。押出棒3の空間的変形は、コークス炉室6の前のコークス排出機1のそれ自体が規定どおりの位置決めに際しても押出ヘッド4のコークス炉室6の前の中心の配置からの移動が生じる場合があり、ここでドアフレーム7の中央軸X、Y、若しくは押出棒3の中央縦軸周りの押出ヘッド4の左右への傾きに対する押出ヘッド4の傾斜位置、及びドアフレーム7の垂直中横軸Yによって固定された垂直面に対する押出ヘッド4の傾斜位置が生じるが、ここで押出ヘッド4はドアフレーム7の前面に対して前方または後方へ傾く。ドアフレーム7に対する垂直方向での押出ヘッド4の降下もある。図5では、コークス炉2の排出するために開放されたコークス炉室6の前に配置された押出ヘッド4が示されているが、これはコークス炉室6の開口部に対して傾斜して配置されている。押出棒3の面における押出ヘッド4の実質的に中心の位置合せにもかかわらず、図5に示されている押出ヘッドの位置決めに際しては、上部押出ヘッド端10若しくは下部押出ヘッド端11の衝突が生じる可能性がある。押出ヘッド4のこの配置に際しては、少なくとも2つの水平面I、IIにおいて、押出ヘッド4とドアフレーム7との間の縁端距離の幅(b、b)を測定することが望ましく、ここで水平面Iは上部押出ヘッド端10の領域、及び水平面IIは下部押出ヘッド端11の領域であることが望ましい。このようにして、押出ヘッド4のおよその傾斜位置が簡単なやり方で認識され、これが衝突の回避に寄与するものである。
別の面では、本発明は、必要に応じて、これが個別に説明されていない場合でも、請求項に挙げられ、かつ/または図面によって開示され、かつ説明された特徴を互いに組み合わせることが可能である。
コークス炉のコークス排出機を示す断面図である。 標準もしくは正常位置でのコークス炉室の開放前に位置決めされた押出ヘッドとともに開放されたコークス炉室を示す概略図である。 光学装置による押出ヘッドの位置測定を示す概略図である。 2つの光学装置による押出ヘッドの位置測定を示す概略図である。 傾斜位置でコークス炉室の開放前に位置決めされた押出ヘッドとともに開放されたコークス炉室を示す概略図である。
符号の説明
1 コークス排出機
2 コークス炉
3 押出棒
4 押出ヘッド
5 コークス排出装置
6 コークス炉室
7 ドアフレーム
8 カメラ
9 評価装置
10 上部押出ヘッド端
11 下部押出ヘッド端

Claims (18)

  1. 押出棒(3)及び押出ヘッド(4)を有し、排出するために開放されたコークス炉(2)のコークス炉室(6)の前に設けられたコークス排出機(1)のコークス排出装置の位置調節、あるいはコークス炉室(6)の前の押出棒(4)の位置決めのための方法であって、前記押出ヘッド(4)の端部領域及び前記押出ヘッド(4)の端部領域に隣接する前記コークス炉室(6)のドアフレーム(7)の端部領域から放射する熱線及び/若しくは赤外線、あるいは前記コークス炉(6)の内部領域から放射する熱線もしくは赤外線が検出され、この検出された放射線に基づき、前記押出ヘッド(4)の端部と前記ドアフレーム(7)の端部との間の少なくとも1つの縁端距離の幅(b、b)が測定され、かつ好ましくは、コークス排出機(1)の位置決め装置のための少なくとも1つの制御情報及び/若しくは警報が前記縁端距離の測定された幅(b、b)に基づき生成される方法において、
    前記測定された幅(b、b)に基づき、前記ドアフレーム(7)に対する前記押出ヘッド(4)のゆがみ又は傾き位置、及び/若しくは前記ドアフレーム(7)に対する前記押出ヘッド(4)の下降が測定されることを特徴とする方法。
  2. 前記測定された幅(b、b)が基準幅と自動的に比較され、該基準幅が前記押出ヘッド(4)の予定もしくは通常位置を基準にしていることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記幅(b、b)は、押出ヘッド(4)の水平若しくは垂直の中央交差軸及び/若しくはドアフレーム(7)の垂直な交差軸(X,Y)に対して偏心して配される押出ヘッド(4)の位置の縁端距離について測定されることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. 前記縁端距離の幅(b、b)が前記押出ヘッド(4)の少なくとも2つの水平若しくは垂直なお互いに離れた位置で測定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の方法。
  5. 前記押出ヘッド(4)及びそれに隣接する前記ドアフレーム(7)の同じ側面から放射する放射線が、前記押出ヘッド(4)の少なくとも2つの長手方向または横方向においてお互いに離れた位置で検出され、かつ前記縁端距離の幅が測定され、前記幅(b、b)が、上部押出ヘッド端(10)の領域における少なくとも1つの縁端距離、及び下部押出ヘッド端(11)の少なくとも1つの縁端距離から測定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の方法。
  6. 前記押出ヘッド(4)及びそれに隣接する前記ドアフレーム(7)の水平または垂直に対向する端部領域から放射する赤外線が検出され、かつ共通の水平または垂直軸(I、II)に対向して配置された少なくとも2つの縁端距離の前記幅(b、b)が測定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法。
  7. 2つの縁端距離からの前記幅(b、b)の偏差または縁端距離及び基準幅からの前記幅(b、b)の偏差が、自動的に測定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 少なくとも1つの幅偏差によって、前記位置決め装置及び/若しくは警報の制御情報が生成されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記押出ヘッド(4)及び前記ドアフレーム(7)の輪郭線が少なくとも1つの画像表示で完全に示されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法。
  10. 請求項1〜9のいずれか1つに記載の方法を実行するコークス炉(2)のコークス排出機(1)であって、少なくとも1つの押出棒(3)及び押出ヘッド(4)を有するコークス排出装置と、前記コークス炉(2)の押出のために開放されたコークス炉室(6)の前の前記コークス排出装置の位置決めのための位置決め装置とを有し、前記押出ヘッド(4)の位置調節のために前記位置決め装置と結合されたコントロール装置が備えられており、該コントロール装置が、前記コークス炉室(6)の前面から放射する熱線及び/若しくは赤外線の少なくとも領域ごとの検出のための少なくとも1つの検出装置と、前記検出された放射線の評価及び前記押出ヘッド(4)の端部と前記コークス炉室(6)のドアフレーム(7)の端部との間の少なくとも1つの縁端距離の前記幅(b、b)の測定のための少なくとも1つの評価装置(9)とを有し、該評価装置が、少なくとも前記押出ヘッド(4)の端部領域及び前記押出ヘッド(4)の前記端部領域に隣接する前記ドアフレーム(7)の端部領域から放射する放射線のほか、前記コークス炉室(6)の内部領域から放射する放射線が検出可能であるように排出するために開放されたコークス炉室(6)の前に配置された押出ヘッド(4)の前及び前記ドアフレーム(7)の前に配置されているコークス排出機において、
    前記検出装置が配され且つ評価装置(9)が操作され、前記測定された幅(b、b)に基づき、前記ドアフレーム(7)に対する前記押出ヘッド(4)のゆがみ又は傾き位置、及び/若しくは前記ドアフレーム(7)に対する前記押出ヘッド(4)の下降が測定されることを特徴とするコークス排出機。
  11. 前記評価装置(9)が、前記測定された幅(b、b)と基準幅とを自動的に比較することを特徴とする請求項10に記載のコークス排出機。
  12. 前記検出装置が、前記幅(b、b)が、押出ヘッド(4)の水平若しくは垂直の中央交差軸及び/若しくはドアフレーム(7)の水平若しくは垂直な交差軸(X,Y)に対して偏心して配される押出ヘッド(4)の位置の縁端距離について測定されるように配置されていることを特徴とする請求項10または11のいずれか1つに記載のコークス排出機。
  13. 前記評価装置(9)が、前記押出ヘッド(4)の垂直または水平にお互いに離れた位置における少なくとも2つの縁端距離の前記幅(b、b)の自動的な測定、且つ、幅偏差の測定のために形成されていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1つに記載のコークス排出機。
  14. 前記評価装置(9)が、前記幅(b、b)及び/若しくは前記幅偏差によって、警報の自動的な生成、及び/若しくは位置決め装置のための制御情報の自動的な生成のために形成されていることを特徴とする請求項10〜13のいずれか1つ記載のコークス排出機。
  15. 前記光学装置(8)が、熱画像または赤外線画像において、前記押出ヘッド(4)及び前記ドアフレーム(7)の輪郭線が実質的に完全に描写可能であるように、前記押出ヘッド(4)の前に配置されていることを特徴とする請求項10〜14のいずれか1つに記載のコークス排出機。
  16. 前記押出ヘッド(4)の横方向及び/または長手方向で並列に配置され、かつお互いに離れた少なくとも2つの光学装置(8)が、少なくとも2つの熱画像または赤外線画像において、前記押出ヘッド(4)及びそれに隣接する前記ドアフレーム(7)の水平若しくは垂直に対向する端部領域から放射する放射線が描写可能であるように前記押出ヘッド(4)及び前記ドアフレーム(7)の前に配置されていることを特徴とする請求項10〜15のいずれか1つに記載のコークス排出機。
  17. 前記押出ヘッド(4)の横方向及び/若しくは長手方向で並列に配置され、かつお互いに離れた位置にある少なくとも2つの光学装置(8)が、少なくとも2つの熱画像または赤外線画像において、前記押出ヘッド(4)及びそれぞれ隣接する前記ドアフレーム(7)の側面で長手方向若しくは横方向でお互いに離れた端部領域から放射する放射線が描写可能であるように、前記押出ヘッド(4)及び前記ドアフレーム(7)の前に配置されていることを特徴とする請求項10〜16のいずれか1つに記載のコークス排出機。
  18. 前記押出ヘッド(4)の横方向及び/若しくは長手方向で並列に配置され、かつお互いに離れた位置にある少なくとも2つの光学装置(8)が、共通の水平軸(I、II)または垂直軸上に配置されていることを特徴とする請求項10〜17のいずれか1つに記載のコークス排出機。
JP2008543741A 2005-12-09 2006-12-08 コークス排出装置の位置調節のための方法及びこれを用いたコークス排出機 Pending JP2009518477A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE200510059296 DE102005059296B3 (de) 2005-12-09 2005-12-09 Verfahren zur Positionskontrolle und zur Positionierung einer Koksausdrückeinrichtung sowie Koksausdrückmaschine
DE102005059317 2005-12-09
PCT/EP2006/011835 WO2007065700A1 (de) 2005-12-09 2006-12-08 Verfahren zur positionskontrolle einer koksausdrückeinrichtung und koksausdrückmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009518477A true JP2009518477A (ja) 2009-05-07

Family

ID=37733897

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008543741A Pending JP2009518477A (ja) 2005-12-09 2006-12-08 コークス排出装置の位置調節のための方法及びこれを用いたコークス排出機

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1957613B1 (ja)
JP (1) JP2009518477A (ja)
KR (1) KR20080086991A (ja)
AT (1) ATE480609T1 (ja)
DE (1) DE502006007865D1 (ja)
WO (1) WO2007065700A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013101912A1 (de) * 2013-02-26 2014-08-28 Thyssenkrupp Industrial Solutions Gmbh Vorrichtung zum Ausdrücken von Koks aus einer Ofenkammer eines Koksofens
DE102013105800A1 (de) * 2013-06-05 2014-12-11 Koch Industrieanlagen Gmbh Vorrichtung zum Positionieren der Bedienmaschine einer Verkokungsofenbatterie
KR101881359B1 (ko) * 2017-03-21 2018-07-24 이호영 코크스 오븐 및 코크스 오븐 도어 프레임 진단장치 및 진단시스템
CN108300493B (zh) * 2018-04-04 2024-02-02 大连华锐重工焦炉车辆设备有限公司 用于scp机的双阅读头自动对位系统及对位方法
KR102178704B1 (ko) * 2018-11-30 2020-11-13 주식회사 포스코 코크스 오븐 탄화실 부착 카본 모니터링 장치
CN111849518B (zh) * 2020-07-22 2022-01-11 广东韶钢松山股份有限公司 焦化工序协同方法和焦炉系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0472386A (ja) * 1990-07-11 1992-03-06 Nippon Steel Corp コークス押出機の押出ラム自動位置合わせ制御装置
JPH06212160A (ja) * 1993-01-20 1994-08-02 Nippon Steel Corp コークス押出機の制御方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2648049A1 (de) 1976-10-23 1978-04-27 Bergwerksverband Gmbh Verfahren zur steuerung und ueberwachung des betriebes von koksofenbedienungsmaschinen und anderer, den verkokungsoefen zugeordneter einrichtungen
JPS6036593A (ja) * 1983-08-09 1985-02-25 Sumitomo Heavy Ind Ltd コ−クス炉設備の押出プレ−ト傾き・振れ検出装置
DE3402690A1 (de) 1984-01-26 1985-08-01 Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München Anordnung zur feinpositionierung von kokereimaschinen

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0472386A (ja) * 1990-07-11 1992-03-06 Nippon Steel Corp コークス押出機の押出ラム自動位置合わせ制御装置
JPH06212160A (ja) * 1993-01-20 1994-08-02 Nippon Steel Corp コークス押出機の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE502006007865D1 (de) 2010-10-21
KR20080086991A (ko) 2008-09-29
EP1957613A1 (de) 2008-08-20
EP1957613B1 (de) 2010-09-08
ATE480609T1 (de) 2010-09-15
WO2007065700A1 (de) 2007-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009518477A (ja) コークス排出装置の位置調節のための方法及びこれを用いたコークス排出機
US20170136574A1 (en) Method and device for the quality assurance of at least one component during the production thereof by a generative production process
US20170066084A1 (en) Thermography for quality assurance in an additive manufacturing process
CN102990224A (zh) 用于在激光焊接过程期间检查焊缝质量的方法
US8872113B2 (en) System to test performance of pixels in a sensor array
US10041734B2 (en) Dental furnace
JP4580466B2 (ja) 溶銑温度の検知方法及びこれを用いた高炉の操業方法
KR20100094510A (ko) 인쇄회로보드들에 콘택 핀들을 설치하기 위한 장치 및 방법
US11055858B2 (en) Method and apparatus for measuring meandering amount of strip, and method and apparatus for detecting abnormal meandering of strip
JP2007192579A (ja) 温度計測装置及び温度計測方法
CN113490564A (zh) 层叠体成型装置的矫正部件、层叠体成型装置及层叠体成型方法
JPH081302A (ja) 金型検査装置
KR101770232B1 (ko) 미지의 정도의 방출을 가지는 이동 오브젝트의 온도를 무접촉으로 결정하는 방법 및 디바이스
JP2014079774A (ja) 溶接狙い位置計測装置および溶接狙い位置計測方法
JPH06138003A (ja) プラント温度監視装置
CN212482710U (zh) 一种户外用司机红外热像测温装置
EP3724622B1 (en) Method and system for measuring the temperature of a moving metal strip
KR20170004039U (ko) 열화상 오버레이 모니터링 장치
JP2010023239A (ja) 金型の監視方法及び監視装置
JPH08235468A (ja) 火報センサ
JPH01282404A (ja) 熱処理炉内の帯材の位置測定方法及び装置
JP5768477B2 (ja) 被加工材の温度測定方法、加工品の製造方法、及び被加工材の加熱装置
JP2009150841A (ja) レンズ異常自己診断方法、撮像装置、レンズ異常自己診断システム及び車両
DE102005059296B3 (de) Verfahren zur Positionskontrolle und zur Positionierung einer Koksausdrückeinrichtung sowie Koksausdrückmaschine
KR101630408B1 (ko) 스캐닝 시스템 및 그 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120710

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121009

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121010

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121010

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121016

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121113