JP2009517659A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 一本の可撓性円筒状の芯に巻回された検出コイルと、前記検出コイル上に設けられた電気的遮蔽と、外側絶縁被覆とを含む検出ケーブルを有する可撓性電流検出器であって、前記電気的遮蔽は、互いに反対方向に巻回されたグループに分けて配置され個々に分離された複数の遮蔽線を有する可撓性電流検出器。
2. 請求項１記載の可撓性電流検出器において、前記遮蔽線は、互いに電気的に並列に接続され、各遮蔽線は、１つのみの接続点を有する可撓性電流検出器。
3. 請求項１記載の可撓性電流検出器において、更に、互いに反対方向に巻回されたグループに分けて配置され個々に分離された複数の検出線を有し、前記検出線は、検出された電流による磁界によって検出線に電圧が誘起され、直列又は並列もしくは直列と並列とを組み合わせて、電気的に相互接続されているか、いくつかの検出線は、検出された電流による電界によって検出線に誘起された電圧に対しては非活性状態であり、前記検出線の構成は、電流検出器に要求される感度、インピーダンス及び周波数範囲に応じて決定される可撓性電流検出器。
4. 請求項１記載の可撓性電流検出器において、反対方向に巻回された前記遮蔽線は、互いに捻り合わされている可撓性電流検出器。
5. 請求項３記載の可撓性電流検出器において、反対方向に巻回された前記検出線は、互いに捻り合わされている可撓性電流検出器。
6. 請求項３記載の可撓性電流検出器において、前記検出ケーブルは、同軸ケーブルの製造機械で予め製作された連続ケーブルの必要な長さをもつ部分である可撓性電流検出器。
7. 前記検出コイルの差動入力段を備えた請求項３記載の可撓性電流検出器用の電気積分回路。
8. 請求項３記載の可撓性電流検出器用の電気積分回路において、前記検出コイルの終端は、検出コイルで代表される伝送線の波長インピーダンスに概ね等しい値に整合させられている電気積分回路。
9. 請求項３記載の可撓性電流検出器を大形導体群での残存電流を測定する手段として利用する方法。
10. 請求項３記載の可撓性電流検出器を大形構造物でのサージ又は落雷の全て及び／又は一部の電流を測定する手段として利用する方法。
11. 請求項３記載の可撓性電流検出器を測定機器での電流測定手段として利用する方法。
12. 一本の可撓性円筒形状の芯と、
    前記可撓性円筒形状の芯の周りに、互いに反対方向に巻回されたグループに分けて配置され、かつ個々に分離された複数の検出線と、
    前記可撓性円筒形状の芯の周りに、互いに反対方向に巻回されたグループに分けて配置され、かつ個々に分離された複数の遮蔽線と、
    外側絶縁被覆と、
    を有する可撓性電流検出器。
13. 可撓性円筒状の芯を有する一本の検出ケーブルと、
    個々に分離された検出線の第１と第２の同軸グループを形成する複数の同軸検出コイルペアと、よりなり、
    前記同軸検出コイルペアの各々は、対応の第１と第２の個々に分離された
    検出線を含んでおり、
    前記第１の個々に分離された検出線は、前記一本の可撓性円筒状の芯に沿って第１の方向に巻回されており、
    前記第２の個々に分離された検出線は、前記一本の可撓性円筒状の芯に沿って第１の方向とは逆の第２の方向に巻回されている、
    可撓性電流検出器。