JP2009515455A - セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法及びシステム - Google Patents

セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法及びシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2009515455A
JP2009515455A JP2008539523A JP2008539523A JP2009515455A JP 2009515455 A JP2009515455 A JP 2009515455A JP 2008539523 A JP2008539523 A JP 2008539523A JP 2008539523 A JP2008539523 A JP 2008539523A JP 2009515455 A JP2009515455 A JP 2009515455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
signal
sector
communication device
transmitted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008539523A
Other languages
English (en)
Inventor
チャン リン,イン
ウー,ヤン
スン,スメイ
チン,ウーン,ハウ
セン レオン,ウィング
シン フランソワ チン,ポ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agency for Science Technology and Research Singapore
Original Assignee
Agency for Science Technology and Research Singapore
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agency for Science Technology and Research Singapore filed Critical Agency for Science Technology and Research Singapore
Publication of JP2009515455A publication Critical patent/JP2009515455A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0613Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission
    • H04B7/0667Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of delayed versions of same signal
    • H04B7/0671Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using simultaneous transmission of delayed versions of same signal using different delays between antennas
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/2605Symbol extensions, e.g. Zero Tail, Unique Word [UW]
    • H04L27/2607Cyclic extensions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2602Signal structure
    • H04L27/261Details of reference signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/023Multiplexing of multicarrier modulation signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法が提供される。この方法は、前記セルラ通信システムの第1セクタに供給された第1アンテナを用いて信号を伝送する工程と、前記セルラ通信システムの第2セクタに供給された第2アンテナを用いて他の信号を伝送する工程であって、前記第1セクタは少なくとも部分的に前記第2セクタと重なっている工程と、を備え、前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版である。
【選択図】図13

Description

本出願は、米国仮出願番号60/734,117(2005年11月7日出願)、及び60/734,080(2005年11月7日出願)の利益を主張する。これらの内容は全て参照することにより本出願に組み込まれる。
本発明は、セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法、並びにそのシステムに関する。
無線通信技術の出現により、周波数スペクトルは非常に貴重なものとなった。新たな通信技術及び用途に利用できる利用可能周波数スペクトルの取得はますます困難になっている。従って今日では、既存の割り当てられた周波数スペクトルの全てを最大限に使用することが目標となっている。
既存の割り当てられた周波数スペクトルの全てを最大限に使用するというこの目標を達成するために用いられる手法は、セクタ化(sectorization)である。セクタ化は、通常セルラ技術とともに用いられ、無線システムのシステム容量を増加させる。セクタ化は、通常、双方向アンテナを用いて実施される。
この書類では次の出版物が引用されている。
[1]"A PHY/MAC Proposal for IEEE 802.22 WRAN System, Part2: The Cognitive MAC", by ETRI, FT, HuaWei, I2R, Motorola, NextWave, Phillips, Runcom, Samsung, STM, Thomson, March 2006.
セル内の全てのセクタが同じ周波数域を利用する場合、セクタ間における周波数計画は必要とされない。しかしながら、セクタ端における複数の通信装置は、複数のセクタアンテナから信号を受信するので、深刻なインターセクタ干渉に悩まされるであろう。
上述した、セクタ端における通信装置がインターセクタ干渉に悩まされるというこの問題は、本発明の独立項に規定された方法及びシステムによって取り組まれる。
本発明の第1の態様は、セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法であって、前記セルラ通信システムの第1セクタに供給された第1アンテナを用いて信号を伝送する工程と、前記セルラ通信システムの第2セクタに供給された第2アンテナを用いて他の信号を伝送する工程であって、前記第1セクタは少なくとも部分的に前記第2セクタと重なっている工程と、を備え、前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版である方法が提供される。
本発明の実施形態は従属項から発生する。
一の実施形態において、前記通信装置は、無線通信装置、端末通信装置又は加入者宅内機器装置であってよいが、これらに制限されるものではない。無線通信装置は、例えば、移動無線通信装置、衛星無線通信装置、又は移動無線基地局であってよいが、これらに制限されるものではない。
一の実施形態において、前記第1アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版を取得するために循環シフトされ、前記第2アンテナ上で伝送されてよい。
一の実施形態において、前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版を取得するために位相シフトされ、前記第2アンテナ上で伝送されてよい。
一の実施形態において、プリアンブル及び/又はパイロットシークエンスを、前記第2アンテナによって伝送された信号に挿入してよい。他の実施形態において、スクランブル符号を前記第2アンテナによって伝送された信号に付加してよい。
ここで用いられるように、プリアンブルは、伝送信号の先頭又はメッセージのヘッダに通常位置する所定のシークエンスに関する。プリアンブルは、例えば信号同期、信号較正、チャンネル推定、適応ゲイン制御の収束、ダイバーシティ選択、タイミングの取得、及び受信器における大まかな周波数の取得(coarse frequency acquisition)に用いられてよいが、これらに制限されるものではない。
ここで用いられるように、パイロットシークエンスは、信号又はメッセージの所定部分に通常位置する所定のシークエンスに関する。パイロットシークエンスは、例えばチャンネル推定及び細かい周波数の取得(fine frequency acquisition)に用いられてよいが、これらに制限されるものではない。
ここで用いられるように、スクランブル符号は、セルラ通信システムの一のセルにおける信号を近隣セルから区別するために通常用いられる一の信号に付加される所定のシークエンスに関する。
一の実施形態において、チャンネル推定を実行してよい。本実施形態において、チャンネル推定は、更なるダイバーシティの利益をもたらす。これは、受信信号上のインターセクタ干渉の効果を弱めるのに役立つ。これにより、結果的に全システム性能を向上することになる。
一の実施形態において、多重アクセス伝送技術を用いる。他の実施形態において、前記多重アクセス伝送技術は、時分割多重アクセスと、周波数分割多重アクセスと、符号分割多重アクセスと、直交周波数分割多重アクセスと、からなる多重アクセス伝送技術の一群から選択されてよい。
例えば、一の実施形態において、セルラ通信システムは、IEEE802.22地域無線ネットワーク(WRAN)案[1]であってよいが、これに制限されるものではない。IEEE802.22WRAN案は、超短波(VHF)及び極超短波(UHF)帯域(47MHzから910MHz)において稼働し、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)多重アクセス伝送を用いている。
本発明の第2の態様は、セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送するシステムであって、複数のアンテナと、信号伝送手段と、を備え、当該信号伝送手段は、前記セルラ通信システムの第1セクタに供給された第1アンテナを用いて伝送する信号を生成する第1信号生成器と、前記セルラ通信システムの第2セクタに供給された第2アンテナを用いて伝送する他の信号を生成する第2信号生成器であって、前記第1セクタは少なくとも部分的に前記第2セクタと重なっている第2信号生成器と、を備え、前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版であるシステムが提供される。
一の実施形態において、提供されたシステムにおける前記信号伝送手段は、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器と、循環遅延ユニットと、を備え、前記循環遅延ユニットを用いて、前記第2アンテナ上の伝送に対して前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版を生成する。
一の実施形態において、前記循環遅延ユニットは循環遅延手段である。他の実施形態において、前記循環シフト手段は、前記第2アンテナ上で伝送されるべき信号が、前記直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器で処理された後に前記循環シフト手段で処理されるように配置されてよい。
一の実施形態において、前記循環遅延ユニットは、位相シフト手段である。他の実施形態において、前記位相シフト手段は、前記第2アンテナ上で伝送されるべき信号が、前記位相シフト手段で処理された後に前記直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器で処理されるように配置されてよい。
一の実施形態において、提案されたセルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送するシステムは、パイロットシークエンス生成器と、プリアンブル生成器と、を更に備える。他の実施形態において、提案されたセルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送するシステムは、スクランブル符号生成器を更に備える。
一例として、セクタ化されたセルラ通信システムにおける信号伝送工程は、二つのセクタの範囲が重なっている領域に位置する通信装置に適切な手段を提供するために分析され、これにより通信装置に伝送された信号を受信できるようになる。従って、一の信号が、セルラ通信システムの第1セクタにおける第1アンテナを用いて通信装置に伝送され、更なる信号が、セルラ通信システムの第2セクタにおける第2アンテナを用いて通信装置に伝送される。
セルラ通信システムの第2セクタにおける第2アンテナを用いて通信装置に伝送された更なる信号は、セルラ通信システムの第1セクタにおける第1アンテナを用いて通信装置に伝送された信号と同一ではないが、その循環遅延版である。この更なる信号の援助により、通信装置はインターセクタ干渉を減少させるための信号処理を実行することができ、従って、通信装置へ伝送された信号を受信できる。
提供されたセルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法において説明された実施形態は、そのシステムに対しても同じように有効である。
図1は、本発明の実施例に係るセルラ通信システム100を示す。
この説明図では、セルラ通信システム100は複数のセル101からなる。各セルは、多数の通信装置への及び多数の通信装置からの信号伝送を同時に支援するために、例えば適切なインフラを備えてよい。適切なインフラは、例えば基地局及び複数のアンテナであってよい。
各セルは、一又は複数の周波数帯域を用いてよい。或いは、複数のセルが一の周波数帯域を用いてよい。従って、一のセルによって用いられる周波数帯域は、その隣接セルによって用いられる周波数帯域と異なってもよく、同じでもよい。
一のセルによって用いられる周波数帯域が、その隣接セルによって用いられる周波数帯域と異なる場合は、何らかの形での周波数計画が必要とされる。周波数計画は複雑で時間のかかる工程である。
一のセルによって用いられる周波数帯域が、その隣接セルによって用いられる周波数帯域と同じ場合は、周波数計画は必要とされない。しかしながら、セル間にインターセル干渉が存在し、信号伝送に係るこの干渉の効果を弱めるために高度な信号処理技術が必要とされる。
一の実施例によれば、セルラ通信システム100は多重アクセス技術を用いてよく、これは例えば時間分割多重アクセス(TDMA)、周波数分割多重アクセス(FDMA)、符号分割多重アクセス(CDMA)、又は直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)であってよい。
次に、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)ベースのセルラ通信システムは、本発明の実施例の一例として用いられる。直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)は、多重搬送波ベースの多重アクセス技術であり、IEEE802.16WiMAX標準で用いられる。加えて、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)は、第3世代(3G)長期的進化(LTE)セルラシステム及びIEEE802.22地域無線ネットワーク(WRAN)に対する多重アクセス技術候補としてみなされる。
直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)では、周波数帯域が複数の直交サブキャリアに分割される。セル内の各通信装置は、異なる重複しないサブキャリアセットとともに割り当てられる。サブキャリアの一群は、サブチャンネルとして知られる。
サブキャリアが適切に複数の通信装置(又はユーザ)に割り当てられれば、マルチユーザのダイバーシティは達成されるであろう。マルチユーザのダイバーシティとともに、全システムスループットを増加できる。セル内で更に多くのユーザを支援するために、セクタ化が適用されてよい。
図2は、本発明の実施例に係るセルラ通信システムにおけるセル200のセクタ化を示す説明図である。
この説明図では、セル200は、三つのセクタ201に分割される。各セクタは、120°の3dBビーム幅を有するセクタアンテナを備えてよい。
図2に示すようにセクタ化が行われると、セクタ化が行われない場合と比べたときに因子3の容量ゲインを達成する可能性がある。これは、このようにセクタ化されたセルによって支援されるユーザの最大数が、セクタ化されない場合の3倍であるという意味である。
図3は、本発明の実施例に係るセルラ通信システムにおけるセクタ化セル内でのインターセクタ干渉を示す説明図である。
図3は、二つの隣接するセクタ、セクタ1 301とセクタ2 303とを示す。図3には、三つの通信装置が示されている。即ち、通信装置#1 305、通信装置#2 307、及び通信装置#3 309である。通信装置#3 309は、セクタ1 301及びセクタ2 303からの信号伝送範囲に重なりがある領域に位置する。そのような領域は、以下の説明でセクタ端と称される。
セクタ1 301及びセクタ2 303からの信号伝送は、どちらも同じ周波数帯域にあるので、セクタ1 301からの信号がセクタ2 303からの信号に干渉する。この干渉は、通常、インターセクタ干渉として知られている。
インターセクタ干渉に起因して、図3に示すように通信装置#3 309によって受信された信号は劣化する。従って、通信装置#3 309への信号伝送のエラー率が増加し、この結果、通信装置#3 309に対するスループット性能が低下する。
セクタ端の近隣に位置する通信装置のスループットを増大させるために、2つの隣接するセクタを用いてよく、これらは同一のサブキャリアセットを用いてこれらの通信装置に同時に働く。この手法は、本明細書では、インターセクタダイバーシティと称される。
図3を参照すると、インターセクタダイバーシティを適用する際、少なくとも二本のセクタアンテナを用いた送信ダイバーシティ技術が、通信装置#3 309のスループット性能を改善するために適用されてよい。これらの送信ダイバーシティ技術を使用可能とするために、セクタアンテナ及び送信器のいくつかの構成要素は、プリアンブル、パイロットシンボル、パイロットシークエンス、及びスクランブル符号を含んで再設計されてよい。
図4は、本発明の実施例に係る送信器を示すブロック図400である。
ダイバーシティゲインを達成するために、送信すべきデータは、本実施例においては順方向誤り訂正(FEC)エンコーダ401とインターリーバ403とを用いてエンコードされる。そしてエンコードされたデータは、シンボルマップ器405によって複数のシンボルにマッピングされる。これに続いて、エンコードされたデータシンボルは、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器407によりフォーミュラ化される。
図4に示す例では、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルサイズN=8、循環遅延T=2が選択される。第1アンテナであるアンテナ1(Ant1)411を介して送信された直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルは、次式で与えられる。
x1=[s(0), s(1), s(2), s(3), s(4). s(5), s(6), s(7)]
循環遅延ブロック409を介してx1を処理することで得られるx1の循環遅延版は、次式で与えられる。
x2=[s(6), s(7), s(0), s(1), s(2). s(3), s(4), s(5)]
x1及びx2の循環遅延版は、第2アンテナであるアンテナ2(Ant2)413を介して伝送される。従って、アンテナ2(Ant2)を介した伝送は、循環遅延伝送と称されてよい。どちらのアンテナも同一のデータシンボルセットを搬送するので、ダイバーシティゲインは達成されうる。
図5は、本発明の実施例に係る二本の送信アンテナを備えたセルラ通信システムに対する送信モデルを示す。
この説明図には、例えば図4に示した送信アンテナ1(TxAnt1)501及び送信アンテナ2(TxAnt2)503であってよい二本の送信アンテナと、1本の受信アンテナ(RxAnt)505とが存在する。送信アンテナ1(TxAnt1)501及び送信アンテナ2(TxAnt2)503に対するチャンネル応答は、夫々、h1(0), …, h1 (L-1)及びh2(0), …, h2 (L-1)で示される。ここで、Lはチャンネル遅延タップ数である。送信アンテナ1(TxAnt1)501及び送信アンテナ2(TxAnt2)503に夫々対応する周波数応答は、H1(0), …, H 1 (N-1)及びH2(0), …, H2 (N-1)である。
受信アンテナ(RxAnt)505によって観察される複合チャンネルの周波数応答は、次式で与えられる。
Figure 2009515455
但し、kはサブキャリア指標、Tは第2アンテナで使用されるシンボルの循環遅延である。循環遅延は通常[0,N]の範囲にある。
他の表現において、二本の送信アンテナを用いた複合チャンネル応答が図6に示される。ここで、各アンテナに関連する本来のチャンネル応答はL=2であり、循環遅延はT=2である。送信アンテナ1に対応する本来のチャンネル応答は601と標示されている。送信アンテナ2に対応する本来のチャンネル応答は603と標示されている。送信アンテナ1及び送信アンテナ2に対応する複合チャンネル応答は605と標示されている。
循環遅延伝送とともに、複合チャンネル応答は効率的にh1(0), h1(1), h2(0), h2(1)となり、「仮想」複合チャンネルにおけるチャンネルタップ数は4まで増加する。この遅延ダイバーシティは、例えばクロスバンド符号化(cross band coding)を採用することにより、システムの性能を拡張するために更に用いられてもよい。「仮想」複合チャンネルにおける遅延タップ数は4であるが、両アンテナに関連する物理的チャンネル遅延は、2のままで不変である。
循環遅延伝送は、以下の利点をもたらす。従来の遅延ダイバーシティとは異なり、循環遅延伝送は複合チャンネルの物理的遅延を増加させない。従って、最低限必要なサイクリックプレフィックス長は、1シンボル間隔のまま不変である。
図5に示す例において、送信アンテナ1(TxAnt1)501及び送信アンテナ2(TxAnt2)503を介して伝送されたk番目のサブキャリアデータシンボルの周波数領域表現(frequency domain representation)は、夫々以下のとおりである。
Figure 2009515455
従って、循環遅延伝送は、k番目のデータシンボルを
Figure 2009515455
で位相シフトしてから、送信アンテナ2(TxAnt2)503に対する直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調して実施されてよい。
図4及び図5に示す例では、受信アンテナ(RxAnt)505のみが示されている。これは、受信アンテナ(RxAnt)505に対応して、通信装置が唯一つ存在することを意味する。セクタ化セルにおいては、通常、複数の通信装置が存在する。従って、更に代表的な例を図7に示す。
図7は、本発明の実施例に係る、複数の通信装置に送信する送信器を示すブロック図700である。
夫々の通信装置に伝送されるべきデータストリームは、夫々別々にエンコード及び変調される。従って各データストリームは、その順方向誤り訂正(FEC)エンコーダ701、インターリーバ703、及びシンボルマップ器705により処理される。そして、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルは、夫々の通信装置へ伝送されるべきシンボルを夫々のサブキャリア上で集めることによって、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器705においてフォーミュラ化される。時間領域表現(time domain representation)においては、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルは次に第1アンテナ709を用いて伝送される。一方、循環遅延直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルは、第2アンテナ711を用いて伝送される。
送信された信号は、異なるマルチパスチャンネルを通過してから、夫々の通信装置に到達する。一の通信装置から観察される等価なチャンネルは、各通信装置がそれ自体のチャンネル応答を有することを除いては、式(1)によって示されるものと同じである。
図7に示す例では、同じ循環遅延が、送信アンテナ2 711を介した全通信装置への信号伝送に適用される。しかしながら、異なる循環遅延を、送信アンテナ2 711を介した異なる通信装置への信号伝送にも適用できる。これを図8に例示する。
図8は、本発明の実施例に係る、複数の通信装置に異なる循環シフトで送信する送信器を示すブロック図800である。
この説明図では、異なる循環遅延を送信アンテナ2 711を介した異なる複数の通信装置への信号伝送に適用させるために、更なる構成要素が用いられる。例えば、各通信装置に対するデータを処理するために、一つの直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器801、一つの循環遅延ブロック803及び二つのサイクリックプレフィックス(CP)ブロックが用いられる。
全ての通信装置に対してデータ信号が一旦処理されると、夫々の加算ユニット(807及び809)によって互いに加算され、その後、送信アンテナ1 811及び送信アンテナ2 813を介して夫々伝送される。
図8において、シンボルマップ器815の出力が、サブキャリアの全てを必ずしも占有しないことが可能である。このような場合には、非占有サブキャリアは、ゼロブロック817によって供給されたゼロを挿入される。
次に、周波数領域実装(frequency domain implementation)を利用した循環遅延伝送について説明する。周波数領域実装は、時間領域と周波数領域との間の等価性に基づいている。
図9は、本発明の実施例に係る、周波数領域実装を利用して実施される送信器を示すブロック図900である。
この説明図では、時間領域実装(time domain implementation)において用いられた循環遅延ブロックは、位相シフト器901に置き換えられる。加えて、位相シフト器901は直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器903の前に配置される。時間領域実装において、循環遅延ブロックは直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器の後に配置される(例えば図7を参照)。
通信装置kがサブキャリア指標セットA(k)と割り当てられると仮定すると、通信装置kに対する循環遅延はTkである。周波数領域実装において、第2アンテナを介して通信装置kに伝送されるべき信号の周波数は、以下の位相シフト器を用いて変調される。
Figure 2009515455
周波数領域実装は、以下の利点をもたらす。第1に、ダウンリンク伝送において、異なる複数のサブチャンネルは、通常異なるチャンネル応答を有するであろう。よって、異なるサブチャンネルに対する循環遅延要求も異なるであろう。従って、周波数領域実装を用いて、各通信装置に対して適宜に異なる循環遅延要求を満足できる。
第2に、周波数領域実装に対して、必要とされる直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器の数は、使用する送信アンテナの数に依存する。一般に、使用する送信アンテナの数をiとすると、i個の直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器が必要とされる。従って、図9に示す例では、送信アンテナが二本だけ存在するので、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器が二個必要とされる。
時間領域実装とは対照的に、必要とされる直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器の数は、一の直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルによって支持することができる通信装置の数に依存する。図7に示す例(図9に示す例に対して対応する時間領域実装の例示)では、一の直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルによって支持することができる通信装置の数はKであり、従って、K個の直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器が必要とされる。
一の直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルによって支持することができる通信装置の数は、通常使用する送信アンテナの数よりも多いので、周波数領域実装は、時間領域実装と比べて、より少ない数の直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器を必要とする。
これまでは、循環遅延伝送におけるデータ伝送のみを考慮している。加えて、二本の送信アンテナが同一の変調済シンボルセットを一の通信装置に送信することも示唆されている。実際には、これは特にインターセクタ環境においては通常認められない。これは、各セクタアンテナが、それ自体のセクタ内で通信装置の要求に応じる必要があるためである。従って、異なる複数のセクタアンテナから伝送された信号は、通常異なっている。また、通信装置における同期(時間、周波数等)及び信号検出処理を支援するために、伝送されるべきプリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、各セクタに特有である。従って、循環遅延伝送においては、プリアンブルシークエンス及びパイロットシンボル伝送についても考慮しなければならない。
図10は、本発明の実施例に係る、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示すブロック図1000である。
この説明図では、更なる構成要素が直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器1001の前に追加される。即ち、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンス生成器ブロック1003である。
この説明図において、K1及びK2は、夫々セクタ1及びセクタ2において同時に供給された通信装置の数を意味する。この場合、プリアンブル及びパイロットは、両セクタにおいて同一のサブキャリアセットを占有する。またプリアンブル及びパイロットサブキャリアの夫々において、変調済シンボルは、両セクタに対して同一である。
図7に示す送信器とは対照的に、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、ここで循環遅延される。
セクタ端に位置する複数の通信装置に関して、これらは両セクタアンテナからの信号を受信できるので、循環遅延伝送はこれらに有用である。しかしながら、例えばセクタの中心に位置する複数の通信装置に関しては、一のセクタアンテナから信号を受信できるだけであるため、循環遅延伝送はこれらに対して役立たない。
図11は、本発明の実施例に係る、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示す他のブロック図1100である。
この説明図から、セクタ端1101における一の通信装置に対するデータ信号が、その他の全ての通信装置に対するデータ信号と同様な方法で処理されることが分かる。
この説明図において、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、二つの両セクタに対する同一のサブキャリアセットを占有しており、同一のプリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンス1103が各サブキャリアに用いられている。また、セクタ端における複数の通信装置は、全て同一のサブキャリアセットを占有する。
この場合、セクタ端における複数の通信装置に対するプリアンブルシークエンス、パイロットシークエンス、及び信号は、全て循環遅延される。例えばセクタの中央に位置する複数の通信装置は、一のセクタアンテナからの信号を受信できるだけであるので、循環遅延伝送はこれらに対して役立たない。
図12は、本発明の実施例に係る、周波数領域実装を利用して実施される、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示すブロック図1200である。
この説明図において、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、二つの両セクタに対する同一のサブキャリアセットを占有しており、同一のプリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスが各サブキャリアに用いられている。また、セクタ端における複数の通信装置は、全て同一のサブキャリアセットを占有する。
図11の説明図とは対照的に、周波数領域実装において、(時間領域実装における)循環遅延を置換するために位相シフト器1201が用いられる。
通信装置kがサブキャリア指標セットA(k)と割り当てられると仮定すると、通信装置kに対する循環遅延はTkである。周波数領域実装において、第2アンテナを介して通信装置kに伝送されるべき信号の周波数は、以下の位相シフト器を用いて変調される。
Figure 2009515455
この説明図から、セクタ端1203における一の通信装置に対するデータ信号が、その他の全ての通信装置に対するデータ信号と同様な方法で処理されることが分かる。
図13は、本発明の実施例に係る、周波数領域実装を利用して実施される、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示す他のブロック図1300である。
この説明図は、異なる複数のスクランブル符号セットが異なる複数のセクタに用いられるという点以外は、図13に示す説明図と同じである。この説明図において、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、二つの両セクタに対する同一のサブキャリアセットを占有しており、同一のプリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスが各サブキャリアに用いられている。また、セクタ端における複数の通信装置は、全て同一のサブキャリアセットを占有する。
この説明図において、セクタ2で用いられるスクランブル符号は、位相シフト器により、セクタ1で用いられるスクランブル符号を乗算して生成される。セクタ2で用いられるスクランブル符号の生成工程については、図16とともに後述する。
通信装置kがサブキャリア指標セットA(k)と割り当てられると仮定すると、通信装置kに対する循環遅延はTkである。周波数領域実装において、第2アンテナを介して通信装置kに伝送されるべき信号の周波数は、以下の位相シフト器を用いて変調される。
Figure 2009515455
周波数領域実装を示す図9及び図12とは対照的に、図13には位相シフト器が存在しないことが分かる。これは、位相シフトがセクタ2で用いられるスクランブル符号に対して既に実行されたからである。これについては更に図16に関連させて後述する。
上述のように、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、チャンネル推定のみならず、時間と周波数の同期にも必要とされる。従って、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスは、特に、セル内の全てのセクタに対して設計されている。次に、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスの設計について、図14及び図15に示す説明図としてのパイロットシークエンスを用いて説明する。
図14は、本発明の実施例に係る、同一セルの3つのセクタに対して設計されたプリアンブルシークエンスとパイロットシークエンスを示す説明図である。
この説明図には、3つの信号伝送が存在する。即ち、セクタ1のアンテナ1401からの伝送、セクタ2のアンテナ1403からの伝送、及びセクタ3のアンテナ1405からの伝送である。
全セクタアンテナ1407からの伝送に対する第1直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルは、3つのセクタ全てにおけるパイロットとして割り当てられる。
循環遅延伝送に適した一のプリアンブルシークエンス又はパイロットシークエンスに対する設計ルールは、次のように与えられる。即ち、任意のサブキャリアkにおいて、変調済シンボルは、3つのセクタ全てに対して同一でなければならない。しかしながら、変調済シンボルは、サブキャリアによって異なってもよい。
図15は、本発明の実施例に係る、同一セルの3つのセクタに対して設計された散在するパイロットシークエンスを示す説明図である。
この説明図において、全てのセクタは同一のパイロットシークエンスを用いている。このパイロットシークエンスが、各セクタ伝送(図14に図示)における第1直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルではない場合にも、上記の設計ルールはこの説明図においても有効である。
図16は、本発明の実施例に係る、同一セルの各セクタに対するスクランブル符号の生成を示す。
この説明図において、セクタ1は参照セクタとして用いられる。
スクランブル符号を生成する方法は、複数存在する。例えば、スクランブル符号は、第1直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルに対してランダムに生成されてよい。その後、続く直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)シンボルシンボルのスクランブル符号が、シンボル1のスクランブル符号の循環遅延版として選択される。これは時間領域実装に基づいている。
従って、周波数領域実装において、セクタ端に位置する複数の通信装置に伝送されるべきデータ、パイロットシークエンス、及びプリアンブルシークエンス、セクタ2及び3のスクランブル符号は、ユーザの時間領域循環遅延に関連する、位相シフト器によって増減されたセクタ1のスクランブル符号を用いて生成される。セクタ2 1601の位相シフト器及びセクタ3 1603の位相シフト器は、図16に示すとおりである。
通信装置kがサブキャリア指標セットA(k)と割り当てられると仮定すると、通信装置kに対する循環遅延はTkである。周波数領域実装において、第2アンテナを介して通信装置kに伝送されるべき信号の周波数は、以下の位相シフト器を用いて変調される。
Figure 2009515455
このように生成されたスクランブル符号は、図13に示す周波数領域実装とともに用いられてよい。
次に、チャンネル推定の手順について説明する。以下の記載において、次の表記を用いる。
h1 = [h1(0), h1(1), …, h1(L)]は、現在のセクタアンテナからモバイルユーザへの時間領域チャンネルである。
H1 = [H1(0), H1(1), …, H1(L)]は、現在のセクタアンテナからモバイルユーザへの周波数領域チャンネルである。
h2 = [h2(0), h2(1), …, h2(L)]は、干渉セクタアンテナからモバイルユーザへの時間領域チャンネルである。
H2 = [H2(0), H2(1), …, H2(L)]は、干渉セクタアンテナからモバイルユーザへの周波数領域チャンネルである。
s = [s(0), s(1), …, s(L)]は、3つのセクタ全てに共通の周波数領域共通パイロットシークエンスである。
d1= [d1(0), d1(1), …, d1(L)]は、モバイルユーザの周波数領域データ信号である。
φは、2つのセクタにおけるスクランブル符号間の位相差である。
Tdは、位相差φ=2πTd/Nに起因する2つのセクタ間の循環遅延である。
チャンネル推定の手順は、通信装置の位置、並びに通信装置が動作中のモードに応じて、3つのクラスに分類されてよい。即ち、
a)セクタ端に位置しない通信装置、
b)ダイバーシティモードで動作中のセクタ端に位置する通信装置、及び
c)通常モードで動作中のセクタ端に位置する通信装置、である。
セクタ端に位置しない通信装置に関しては、その他のセクタから干渉する通信装置が存在しないので、チャンネル推定は通常通り実行されてよい。
ダイバーシティモードで動作中のセクタ端に位置する通信装置に関しては、二つの隣接するセクタが、同時に同一のデータ及びパイロットシークエンスを、位相差exp(-jnφ)で通信装置に伝送している。但し、nはサブキャリア指標である。サブキャリアk上で受信されたパイロット信号は、以下のように記述されてよい。
r(k)=H1(k)s(k)+ H2(k) exp(-jkφ)s(k)+n(k)=[ H1(k)+ H2(k) exp(-jkφ)]s(k)+n(k)
従って、有効チャンネルHe(k)= H1(k)+ H2(k) exp(-jkφ)は、通常のチャンネル推定アルゴリズムを用いて推定されてよい。同一データが二本のセクタアンテナから同様な方法でパイロットシークエンスとして伝送されるので、受信データは、Td>L+1の場合に効果的に2(L+1)のタップを備える同一の有効チャンネルHeに従う。従って、ダイバーシティモードで動作中のセクタ端に位置する通信装置における周波数ダイバーシティは増加され、より良好な性能が実現される。
また、パイロットシークエンス及びデータは、同一の有効チャンネルに従うので、ダイバーシティ伝送モードはユーザには見えない。
通常モードで動作中のセクタ端に位置する通信装置に関しては、通信装置は同時に二本のセクタアンテナから信号を受信する。しかしながら、一本のセクタアンテナに関連するだけである。パイロットチャンネルにおいて受信した信号は、ダイバーシティモードで動作中のセクタ端に位置する通信装置と同じである。即ち、
r(k)=H1(k)s(k)+ H2(k) exp(-jkφ)s(k)+n(k)=[ H1(k)+ H2(k) exp(-jkφ)]s(k)+n(k)
通常のチャンネル推定アルゴリズムを用いると、推定チャンネルは有効チャンネルHe(k)= H1(k)+ H2(k) exp(-jkφ)である。等価な時間領域チャンネルは、he(t)= h1(t)+ h2(t) (t-Td)で与えられる。ここで、送信アンテナ1h1(t)1701に対応するチャンネル応答と、送信アンテナ2h2(t-Td)1703に対応するチャンネル応答は、図17に示すとおりである。he(t)、h1(t)、及びh2(t)の関係は図6に示すとおりである。
しかしながら、通信装置は通常モードで動作中であるので、所望のデータ信号は一本のセクタアンテナからのみ伝送される。この場合に受信したデータ信号は、以下のように表すことができる。
r(k)=H1(k)d1(k)+ H2(k) exp(-jkφ)I(k)+n(k)
但し、l(k)は、隣接セクタにおけるその他のユーザからの干渉データ信号である。通常モードで動作中の通信装置に関して、所望のデータを回復させるためには、HeよりもH1、或いは同等にheよりもh1の推定値が必要とされる。
適切な信号処理技術を用いて、heからh1を、或いはHeからH1を取得してもよい。例えば、一つの方法は、次式で定義されるスクエア窓関数w(t)1705でheを乗算することである。
Figure 2009515455
ここで、h1(t)=he(t)w(t)であり、スクエア窓関数w(t)1705は図17に示すとおりである。
実際には、チャンネル推定は通常周波数領域で実行される。この場合、時間領域ウインドウ動作は、シンク関数であるw(t)のフーリエ変換fを用いたHe(t)の循環畳み込みを行うことにより、周波数領域において同等に実行されてよい。即ち、
Figure 2009515455
この動作は、ロバストMMSEチャンネル推定に類似していることが分かる。
本説明において、循環遅延伝送を例示するために二本の送信アンテナを用い、プリアンブルシークエンス及びパイロットシークエンスの設計を例示するために三つのセクタを用いた。これに応じて、ここに記述されたスキームは、アンテナが二本よりも多い場合やセクタが3つよりも多い場合についても適用されてよい。
例えば、各セクタが複数のアンテナを有する場合、更なるアンテナを用いて、時空処理技術等のその他の信号処理技術を行ってもよい。通信装置が複数のアンテナを有する場合も、伝送データ速度を高めるために、空間多重化等のその他の信号処理技術を適用してもよい。
本発明の実施例に係るセルラ通信システムを示す図である。 本発明の実施例に係るセルラ通信システムにおけるセルのセクタ化を示す説明図である。 本発明の実施例に係るセルラ通信システムにおけるセクタ化セル内でのインターセクタ干渉を示す説明図である。 本発明の実施例に係る送信器を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る二本の送信アンテナを備えたセルラ通信システムに対する送信モデルを示す図である。 本発明の実施例に係る受信アンテナによって観察される周波数応答の複合モデルの相当物を示す図である。 本発明の実施例に係る、複数の通信装置に送信する送信器を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る、複数の通信装置に異なる循環シフトで送信する送信器を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る、周波数領域実装を利用して実施される送信器を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示す他のブロック図である。 本発明の実施例に係る、周波数領域実装を利用して実施される、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示すブロック図である。 本発明の実施例に係る、周波数領域実装を利用して実施される、循環遅延データ伝送、プリアンブル、及びパイロットを備えた送信器を示す他のブロック図である。 本発明の実施例に係る、同一セルの3つのセクタに対して設計されたプリアンブルシークエンスとパイロットシークエンスを示す説明図である。 本発明の実施例に係る、同一セルの3つのセクタに対して設計された散在するパイロットシークエンスを示す説明図である。 本発明の実施例に係る、同一セルの各セクタに対するスクランブル符号の生成を示す図である。 本発明の実施例に係る、チャンネル推定を示す説明図である。
符号の説明
301、303 セクタ
305、307、309 通信装置
401 順方向誤り訂正(FEC)エンコーダ
403 インターリーバ
405 シンボルマップ器
407 直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器

Claims (21)

  1. セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法であって、
    前記セルラ通信システムの第1セクタに供給された第1アンテナを用いて信号を伝送する工程と、
    前記セルラ通信システムの第2セクタに供給された第2アンテナを用いて他の信号を伝送する工程であって、前記第1セクタは少なくとも部分的に前記第2セクタと重なっている工程と、
    を備え、
    前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版であることを特徴とする方法。
  2. 前記第1アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版を取得するために循環シフトされ、前記第2アンテナ上で伝送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版を取得するために位相シフトされ、前記第2アンテナ上で伝送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. プリアンブル及び/又はパイロットシークエンスを、前記第2アンテナによって伝送された信号に挿入する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. スクランブル符号を前記第2アンテナによって伝送された信号に付加する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. チャンネル推定を実行する工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記通信装置は無線通信装置であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記通信装置は移動無線通信装置であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記通信装置は移動無線基地局であることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記通信装置は端末通信装置であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記通信装置は加入者宅内機器装置であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 多重アクセス伝送技術を用いる工程を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記多重アクセス伝送技術は、
    時分割多重アクセスと、
    周波数分割多重アクセスと、
    符号分割多重アクセスと、
    直交周波数分割多重アクセスと、
    からなる多重アクセス伝送技術の一群から選択されることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送するシステムであって、
    複数のアンテナと、
    信号伝送手段と、
    を備え、当該信号伝送手段は、
    前記セルラ通信システムの第1セクタに供給された第1アンテナを用いて伝送する信号を生成する第1信号生成器と、
    前記セルラ通信システムの第2セクタに供給された第2アンテナを用いて伝送する他の信号を生成する第2信号生成器であって、前記第1セクタは少なくとも部分的に前記第2セクタと重なっている第2信号生成器と、
    を備え、
    前記第2アンテナによって伝送された信号は、前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版であることを特徴とするシステム。
  15. 前記信号伝送手段は、
    直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器と、
    循環遅延ユニットと、
    を備え、
    前記循環遅延ユニットを用いて、前記第2アンテナ上の伝送に対して前記第1アンテナによって伝送された信号の循環遅延版を生成することを特徴とする請求項14に記載のシステム。
  16. 前記循環遅延ユニットは循環遅延手段であることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  17. 前記循環シフト手段は、前記第2アンテナ上で伝送されるべき信号が、前記直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器で処理された後に前記循環シフト手段で処理されるように配置されることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 前記循環遅延ユニットは、位相シフト手段であることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  19. 前記位相シフト手段は、前記第2アンテナ上で伝送されるべき信号が、前記位相シフト手段で処理された後に前記直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)変調器で処理されるように配置されることを特徴とする請求項18に記載のシステム。
  20. 前記信号伝送手段は、
    パイロットシークエンス生成器と、
    プリアンブル生成器と、
    を更に備えることを特徴とする請求項15に記載のシステム。
  21. 前記信号伝送手段は、
    スクランブル符号生成器を更に備えることを特徴とする請求項14に記載のシステム。
JP2008539523A 2005-11-07 2006-11-07 セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法及びシステム Pending JP2009515455A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US73411705P 2005-11-07 2005-11-07
US73408005P 2005-11-07 2005-11-07
PCT/IB2006/003134 WO2007052150A1 (en) 2005-11-07 2006-11-07 Method and system for transmitting a signal to a communication device in a cellular communication system

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009515455A true JP2009515455A (ja) 2009-04-09

Family

ID=38005487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008539523A Pending JP2009515455A (ja) 2005-11-07 2006-11-07 セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法及びシステム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20090219858A1 (ja)
JP (1) JP2009515455A (ja)
SG (1) SG166823A1 (ja)
WO (1) WO2007052150A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042249A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Sharp Corp 移動通信システム、基地局装置、および通信方法

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5106129B2 (ja) * 2007-01-10 2012-12-26 パナソニック株式会社 基地局装置
US8780771B2 (en) * 2007-02-06 2014-07-15 Qualcomm Incorporated Cyclic delay diversity and precoding for wireless communication
US8509710B2 (en) * 2007-02-06 2013-08-13 Qualcomm Incorporated MIMO transmission with explicit and implicit cyclic delays
WO2009012446A2 (en) * 2007-07-18 2009-01-22 Marvell World Trade Ltd. Access point with simultaneous downlink transmission of independent data for multiple client stations
EP2183862B1 (en) 2007-07-18 2018-04-18 Marvell World Trade Ltd. Wireless network with simultaneous uplink transmission of independent data from multiple client stations
US8290088B2 (en) 2007-08-07 2012-10-16 Research In Motion Limited Detecting the number of transmit antennas in a base station
US8848621B2 (en) * 2008-06-11 2014-09-30 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for cell-based highly detectable pilot multiplexing
US8982889B2 (en) 2008-07-18 2015-03-17 Marvell World Trade Ltd. Preamble designs for sub-1GHz frequency bands
US9088466B2 (en) 2009-07-23 2015-07-21 Marvell World Trade Ltd. Coexistence of a normal-rate physical layer and a low-rate physical layer in a wireless network
US8837524B2 (en) 2011-08-29 2014-09-16 Marvell World Trade Ltd. Coexistence of a normal-rate physical layer and a low-rate physical layer in a wireless network
KR101352446B1 (ko) * 2009-08-27 2014-01-17 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 무선 통신장치, 통신방법 및 통신 시스템

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151503A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Japan Radio Co Ltd Cdmaセルラー無線基地局
JP2003134571A (ja) * 2001-06-19 2003-05-09 Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv スクランブル符号を割り当てるための方法
US20040228305A1 (en) * 2003-05-13 2004-11-18 Interdigital Technology Corporation Method for soft and softer handover in time division duplex code division multiple access (TDD-CDMA)) networks
WO2005081481A1 (en) * 2004-02-19 2005-09-01 Ntt Docomo, Inc. Channel estimator and method for estimating a channel transfer function and apparatus and method for providing pilot sequences

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6473467B1 (en) * 2000-03-22 2002-10-29 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for measuring reporting channel state information in a high efficiency, high performance communications system
KR100724929B1 (ko) * 2001-10-06 2007-06-04 삼성전자주식회사 부호분할다중접속 이동통신시스템에서 스크램블링 코드생성장치 및 방법
US7042858B1 (en) * 2002-03-22 2006-05-09 Jianglei Ma Soft handoff for OFDM
US7280467B2 (en) * 2003-01-07 2007-10-09 Qualcomm Incorporated Pilot transmission schemes for wireless multi-carrier communication systems
US7242722B2 (en) * 2003-10-17 2007-07-10 Motorola, Inc. Method and apparatus for transmission and reception within an OFDM communication system
US8089855B2 (en) * 2004-06-04 2012-01-03 Qualcomm Incorporated Transmission of overhead information for broadcast and multicast services in a wireless communication system
KR20050118031A (ko) * 2004-06-12 2005-12-15 삼성전자주식회사 순환지연 다이버시티를 이용하여 방송 채널을 효율적으로전송하는 장치 및 방법
US7773535B2 (en) * 2004-08-12 2010-08-10 Motorola, Inc. Method and apparatus for closed loop transmission
KR100938091B1 (ko) * 2004-10-13 2010-01-21 삼성전자주식회사 직교주파수다중분할 이동통신시스템에서 블록 부호화기법과 순환 지연 다이버시티 기법을 사용하는 기지국송신 장치 및 방법
GB2423675B (en) * 2005-02-28 2009-08-19 King S College London Diversity transmitter and method
US8335159B2 (en) * 2005-04-21 2012-12-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and system for introducing frequency selectivity into transmissions in an orthogonal frequency division multiplexing network
US7804910B2 (en) * 2006-08-08 2010-09-28 Adaptix, Inc. Systems and methods for wireless communication system channel allocation using international delay distortion

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151503A (ja) * 1998-11-16 2000-05-30 Japan Radio Co Ltd Cdmaセルラー無線基地局
JP2003134571A (ja) * 2001-06-19 2003-05-09 Mitsubishi Electric Inf Technol Center Europ Bv スクランブル符号を割り当てるための方法
US20040228305A1 (en) * 2003-05-13 2004-11-18 Interdigital Technology Corporation Method for soft and softer handover in time division duplex code division multiple access (TDD-CDMA)) networks
WO2005081481A1 (en) * 2004-02-19 2005-09-01 Ntt Docomo, Inc. Channel estimator and method for estimating a channel transfer function and apparatus and method for providing pilot sequences

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008042249A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Sharp Corp 移動通信システム、基地局装置、および通信方法
JP4708282B2 (ja) * 2006-08-01 2011-06-22 シャープ株式会社 移動通信システム、基地局装置、および通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20090219858A1 (en) 2009-09-03
WO2007052150A1 (en) 2007-05-10
SG166823A1 (en) 2010-12-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009515455A (ja) セルラ通信システムにおいて通信装置に信号を伝送する方法及びシステム
US20210075572A1 (en) Method and apparatus for generating pilot tone in orthogonal frequency division multiplexing access system, and method and apparatus for estimating channel using it
EP2744255B1 (en) Methods and systems to mitigate inter-cell interference
EP3537681B1 (en) Preambles in ofdma system
US8009549B2 (en) Carrier allocation method in multi cell orthogonal frequency division multiple access system
EP2790331B1 (en) MIMO-OFDM transmission device and MIMO-OFDM transmission method
US20220191080A1 (en) Wireless communications device, infrastructure equipment and methods
JP4649353B2 (ja) Ofdm信号の送信方法、ofdm送信機及びofdm受信機
EP1758419B1 (en) Method for allocating resources in a wireless communication system
US7839823B2 (en) Apparatus and method for transmitting a control channel message in a mobile communication system
US20150085821A1 (en) Methods and Systems for OFDM using Code Division Multiplexing
EP1699199A1 (en) A method for OFDM data transmission in a multi-cell mobile network with channel estimation by means of pilots, a base transceiver station, a base station controller, a mobile terminal and a mobile network therefor
JP5567338B2 (ja) マルチサイトおよびマルチビーム送信のための、空間−時間/空間−周波数符号化
US20100104041A1 (en) Transmission method, transmission system, transmission device and reception device
KR20050102332A (ko) 복수의 송신 안테나들을 사용하는 다중셀 직교 주파수분할 다중 방식 통신시스템에서 채널 추정 장치 및 방법
JP2011151852A (ja) 無線通信装置
JP2007527181A (ja) 直交周波数分割多重方式を用いる通信システムにおけるパイロット信号の送受信装置及び方法
CN101427484A (zh) 用于在蜂窝通信系统中将信号发射到通信设备的方法和系统
Dalela et al. Beam Division Multiple Access (BDMA) and modulation formats for 5G: Heir of OFDM?
US8355464B2 (en) Method for generating and transmitting downlink frame
RU2396715C2 (ru) Передающее устройство, способ передачи данных, приемное устройство и способ приема данных
JP4612467B2 (ja) 基地局装置、移動局装置、およびセルサーチ方法
KR101359840B1 (ko) 직교 주파수 분할 다중 방식을 사용하는 통신 시스템에서자원 배치 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091105

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110621

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110920

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120117