JP2003134571A - スクランブル符号を割り当てるための方法 - Google Patents

スクランブル符号を割り当てるための方法

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JP2003134571A JP2002178222A JP2002178222A JP2003134571A JP 2003134571 A JP2003134571 A JP 2003134571A JP 2002178222 A JP2002178222 A JP 2002178222A JP 2002178222 A JP2002178222 A JP 2002178222A JP 2003134571 A JP2003134571 A JP 2003134571A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】高いレベルのセル内干渉を受けずに、セルのチ
ャンネル容量を増加させる。 【解決手段】各ダウンリンク通信にチャネル生成符号お
よびスクランブル符号を割り当てるCDMA移動体通信
システムのスクランブル符号割り当て方法に関し、その
スクランブル符号を一次スクランブル符号と複数の二次
スクランブル符号とを含む1組のスクランブル符号の中
から選択される。本発明によれば、一次スクランブル符
号が利用できない場合には、二次スクランブル符号が割
り当てられ、個別の二次スクランブル符号が空間的に分
離された通信に割り当てられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は全般にCDMA(符
号分割多元接続)移動体通信システムにおいてスクラン
ブル符号を割り当てるための方法に関し、詳細にはUM
TS(ユニバーサル移動体通信システム)において二次
スクランブル符号を割り当てるための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CDMA移動体通信システムでは、ユー
ザとの間の各通信は、拡散符号あるいはチャネル生成符
号とも呼ばれる拡散系列が割り当てられる。拡散符号
は、1つのセルあるいは1つのセクタ内でダウンリンク
接続を分離するために用いられる。UTRAN(UMT
S地上無線接続網)において用いられる拡散符号は、O
VSF(直交可変拡散率)符号に基づく。OVFS符号
によって、種々の長さの拡散符号間の直交性を保持しな
がら、拡散率を変化させることができる。図1は、OV
SF符号ツリーの開始部分を示す。1つのノードの、C
2 knで示される各符号は、2つの符号C2 k+12nおよ
びC2 k+12n+1を生成する。ただし、C2 k+12n
(C2 k,C2 k)であり、C2 k+12n+1=(C
2 k,−C 2 k)である。同じ段に属する全ての符
号は同じ拡散率SFを示し、起点から末端に向かって進
む間に、各段においてSFの値は2倍になる。より拡散
率の高い符号が低いビット速度に対応することを考慮に
入れて、符号は、データ速度に関する個々の要件にした
がって通信に割り当てられる。さらに、ある符号が既に
割り当てられている場合には、その直交性の制約が、下
側にある分岐上の符号、あるいはそのツリーの起点に向
かう経路上にある符号の割当てを不可能にする。この制
約は、同時に利用可能であるOVSF符号の数を劇的に
制限する。たとえば、4つのSF=4符号あるいは8つ
のSF=8符号が既に割り当てられている場合には、そ
のツリー内の他の符号は利用することができない。UT
RANでは、ダウンリンクチャネルの場合に、許可され
る最も高い拡散率は512である。
【0003】符号の直交性の制約が発信側において満た
される場合であっても、公知のマルチパス伝搬の悪影響
に起因して、実際には受信側において直交性は観測され
ない。それにもかかわらず、直交する拡散符号を割り当
てることにより、セル内干渉を最も低減できるようにな
る。
【0004】送信機を互いから分離するために、UTR
ANは、拡散に加えて、スクランブルと呼ばれる第2レ
ベルの符号を付加する。ダウンリンク通信について考え
るものとすると、スクランブル符号は、基地局を特定す
るために、かつそのチャネル容量を増加させるために用
いられる。ダウンリンクスクランブル符号は擬似ランダ
ム系列、典型的にはGold系列であり、それが信号に
加わると、その信号を白色化する効果を有する。スクラ
ンブルに起因して、直交しない拡散符号を用いる2つの
隣接する基地局の通信間の干渉は、経時的には平均化さ
れ、したがって、スクランブルを用いない場合よりもサ
ービス品質への悪影響が少なくなるであろう。
【0005】基地局を特定するために用いられるスクラ
ンブル符号は、「一次スクランブル符号」と呼ばれる。
隣接する基地局は異なる一次スクランブル符号を使用
し、基地局を容易に区別できるようにする。一次スクラ
ンブル符号を基地局に割り当てるRNC(無線ネットワ
ークコントローラ)が、一次スクランブル符号を制御す
る。基地局のダウンリンク通信は、(OVSFツリー
の)拡散符号と、その基地局に関連する一次スクランブ
ル符号との両方によって符号化される。直交拡散符号
は、セル内干渉を最小限に抑え、一方、一次スクランブ
ル符号は、隣接するセルからのセル外干渉を平均化す
る。理論的には、1つの一次スクランブル符号の下で、
最大512個の直交拡散符号を割り当てることができる
が、実際には、拡散率の低い高データ速度の通信が、O
VSFツリーの大きな部分の割当てを防ぐ場合があるの
で、利用可能な拡散符号の数は非常に少なくなる。一次
スクランブル符号の下での直交拡散符号が、あるセル内
の新しい通信が確立されるようにするために用いること
ができない場合には、3GPP/WCDMA標準規格
は、二次スクランブル符号と呼ばれる付加的なスクラン
ブル符号(15個)を用いることができることを規定す
る。各二次スクランブル符号の場合に、全OVSFツリ
ーが用いられる場合があるため、二次スクランブル符号
を割り当てることにより、基地局のチャネル容量が著し
く増加する。当然、この割当て方式の下では、同じ(一
次あるいは二次)スクランブル符号で符号化される通信
のみが直交性を有する。逆に、異なるスクランブル符号
で符号化される通信は一般に直交しないが、スクランブ
ル符号の白色化効果に起因してその干渉はクリティカル
ではない。しかしながら、二次スクランブル符号の割当
ては最後の手段であり、通常時には一次スクランブル符
号の下での直交拡散符号が好ましい。それゆえ、OVS
Fがそれ以上の直交符号を割り当てられないようになる
まで、一次スクランブル符号が用いられる。その後、最
初の二次スクランブル符号が、その二次スクランブル符
号に関連するOVSFツリーがそれ以上通信できないよ
うになるまで、新しい通信に割り当てられ、その後、直
交符号が割り当てられる。一次および二次スクランブル
符号の下で、直交符号が利用できない場合には、第3の
スクランブル符号が割り当てられる。
【0006】基地局を特定することに加えて、一次スク
ランブル符号は、セクタ化されたセル内のセクタを区別
するために用いることができる。WCDMAでは、1つ
のセルを3つのセクタに分割することができ、各セクタ
は、そのセルの120°部分を覆う。各セクタは、元の
セルのノードB(基地局)によって新しいセルと見なさ
れることができ、それゆえ、個別の一次スクランブル符
号を割り当てられることができる。各セクタ内では、1
つのセルの場合のように、ダウンリンク通信が直交拡散
符号によって分離される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】セル内かセクタ内かに
かかわらず、多くの場合に、チャネル容量は利用可能な
直交符号の不足によって制限される。二次スクランブル
符号の割当てはこの問題を緩和するが、代わりに、セル
内干渉のレベルが高くなる。
【0008】本発明の第1の目的は、高いレベルのセル
内(同様にセクタ内)干渉を受けることなく、セル(同
様にセクタ)のチャネル容量を増加させるための方法を
提案することである。本発明の第2の目的は、第1の目
的にしたがって、二次スクランブル符号割当てを最適化
することである。本発明のさらに別の利点は、その説明
の過程で示されるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は添付の請求項1
の文言によって定義される。本発明の種々の実施形態は
その従属項において定義される。本発明は、添付の図面
に関連する実施形態の説明から、さらに理解が進むであ
ろう。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の根底をなす基本的な概念
は、ビーム形成によって達成される空間的な選択度の利
益を得ることにより、二次スクランブル符号の直交性の
欠如を克服することである。
【0011】最初に、セクタ化されたセルの場合につい
て、その3つのセクタがそれぞれ個別の一次スクランブ
ル符号を割り当てられることに留意しながら考えてみ
る。ここで、所与のセクタの場合に、OVSFツリーの
直交拡散符号が飽和段階まで割り当てられている、すな
わち直交性の制約に違反することなく、さらに別の拡散
符号を割り当てることができないものと仮定する。ま
た、ノードBがアダプティブアンテナアレイ設備を設け
られており、所定の異なる方向において複数のビームを
形成できるようにするものと仮定する。考慮されるセク
タにおいて、移動端末(これ以降、ユーザ装置とも呼ば
れる)が新しい通信を要求する場合には、第1の二次ス
クランブル符号と、必要なら、さらに別の二次スクラン
ブル符号とが割り当てられる。明瞭にするために、2つ
の二次スクランブル符号しか割り当てられないものと仮
定しよう。従来技術によるスクランブル符号割当ての状
況が図2aに示されており、本発明の第1の実施形態に
よるスクランブル符号割当ての状況が図2bに示され
る。第1のスクランブル符号、第1の二次スクランブル
符号、および第2の二次スクランブル符号によって覆わ
れる各エリアが、異なる塗りつぶしパターンで表され
る。第1および第2の二次スクランブル符号の両方によ
って覆われるエリアの重なり合う部分は点のパターンに
よって表される。
【0012】図2aでは、第1の二次スクランブル符号
によって覆われるエリアは、第1の二次スクランブル符
号によって覆われるエリアと同じである。この共通のエ
リアに配置される移動端末に向けられるダウンリンク通
信は非直交性の符号を用いており、それゆえ分離度が低
い。
【0013】対照的に、図2bに関しては、二次スクラ
ンブル符号が2つの異なるビームに割り当てられる。非
直交性エリアは、2つのビームの重なり合う部分によっ
て画定され、その空間的な広がりは限定される。異なる
ビームによって与えられる空間選択度を用いることによ
り、二次スクランブル符号の直交性の欠如が克服され
る。チャネル容量要求を満たすために複数の二次スクラ
ンブル符号が必要とされる場合には、その複数の符号が
個別のビームに割り当てられるであろう。一般に、一次
スクランブル符号に関連するビームは、二次スクランブ
ル符号が割り当てられていないかのように、そのセクタ
と同じ広角の通信範囲を有する。
【0014】図2cは本発明の第2の実施形態によるス
クランブル符号割当てを示す。第1の実施形態とは対照
的に、一旦、1つあるいは複数の二次スクランブル符号
が割り当てられると、第1のスクランブル符号に関連す
るビームは再構成され、一次あるいは二次に関係なく、
そのセクタの角度範囲が、異なるスクランブル符号に関
連するビームの中で分割される。この例では、一次スク
ランブル符号が二次スクランブル符号と同じ役割を果た
し、個別のスクランブル符号が単に個別のビームに割り
当てられる。図2cに示される例は、一次スクランブル
符号と2つの二次スクランブル符号とが割り当てられて
いる場合を示す。2つのスクランブル符号(一次あるい
は二次)によって覆われる重なり合う部分は、直交性の
欠如が生じており、点のパターンによって表される。あ
る特定の時間に、二次スクランブル符号がそれ以上は必
要とされないほどトラフィックが落ち込む場合には、一
次スクランブル符号に関連するビームが、その元の角度
範囲を再度占有することができる。
【0015】図3は本発明の第1の実施形態による二次
スクランブル符号を割り当てるための流れ図を示す。さ
らに以下に説明されるように、その割当て手順は、RN
C(無線ネットワークコントローラ)によってUTRA
Nにおいて実行される。
【0016】移動端末が、ある通信のために呼設定する
必要がある場合には、310において、一次スクランブ
ル符号の下で、OVSFツリーにおいて要求されるデー
タ速度を満たす直交符号の利用可能性が検査される。直
交符号が利用可能である場合には、320において、そ
の新しい通信に、一次スクランブル符号とともに直交符
号が割り当てられ、その割当てプロセスが終了する。そ
うでない場合には、移動端末にサービスを提供するビー
ムが330において決定される。340では、このビー
ムが既に二次スクランブル符号を割り当てられているか
否かが検査される。割り当てられていない場合には、3
50において、利用可能な二次スクランブル符号(15
個の利用可能な符号の中で)が、そのビームと新しい通
信との両方に割り当てられる。(空き)OVSFツリー
内の直交符号も割り当てられ、そのプロセスは390に
おいて終了する。ここで、そのビームが既に二次スクラ
ンブル符号を割り当てられている例を参照すると、36
0において、その二次スクランブル符号の下で、OVS
Fツリーにおいて要求されるデータ速度を満たす直交符
号の利用可能性が検査される。そのような直交符号が利
用可能である場合には、380において、その直交符号
が、その新しい通信に、二次スクランブル符号とともに
割り当てられる。そうでない場合には、370におい
て、その新しい通信は拒否される。別法では、そのシス
テムが、利用可能な二次スクランブル符号を割り当てる
ことにより、直交性を犠牲にしようとする場合がある。
いずれの場合においても、そのプロセスは390におい
て終了する。
【0017】端末が、あるビームの通信範囲から別のビ
ームの通信範囲に移動するとき、新たにサービスを提供
するビーム内の通信が、その端末との通信に割り当てら
れた符号とは異なる二次スクランブル符号を割り当てら
れるので、直交性の欠如が生じる場合がある。1つのビ
ームから別のビームに移動する際に、あまりにも干渉レ
ベルが高くなるのを回避するために、新たなOVSFツ
リー下で元の符号が利用できない場合には、無線ベアラ
(bearer)は、新たにサービスを提供するビームの二次
スクランブル符号と、新しい直交拡散符号とを採用する
ことができる。構成変更の手順は、無線リソースを一時
的に二重に使用する、従来からのハンドオーバより複雑
ではない。なぜなら、通信を確立した後に無線ベアラを
解放する必要がないためである。端末が、あるセクタか
ら別のセクタに、あるいは1つのセルから別のセルに移
動するとき、従来のハンドオーバ手順が行われる。
【0018】あるセクタの場合に上に記載された二次ス
クランブル符号割当ては、セクタ化されないセルにも同
じく当てはまる。セルエリアを覆うビームは、種々の二
次スクランブル符号を割り当てられる。その割当て手順
は、図3に関連して記載された手順と同じである。同様
に、移動端末がセル内で、1つのビームの通信範囲から
別のビームの通信範囲に移動するとき、無線ベアラの構
成を変更して、新たにサービスを提供するビームの二次
スクランブル符号を採用することができる。
【0019】次に、二次スクランブル符号割当て手順の
実装が記載されるであろう。
【0020】第1の実施形態によれば、移動端末は、そ
のセクタ(同様にセル)内の種々のビームから受信され
る信号の電力レベルを比較する。より正確には、移動端
末は、二次CPICH(共通パイロットチャネル)から
受信される信号の電力を測定する。ここで、UTRAN
は、一次および二次の2つのタイプの共通パイロットチ
ャネルを有することを思い起こされたい。その差は、一
次CPICHが、固定されたチャネル生成符号ととも
に、一次スクランブル符号で符号化され、一方、二次C
PICHは、二次スクランブル符号とチャネル生成符号
とで符号化される場合があり得る。セクタあるいはセル
当たりに1つのみの一次CPICHが存在する。対照的
に、同じセクタ(同様にセル)において、いくつかの二
次CPICHが同時に存在する場合がある。アダプティ
ブアンテナアレイによって形成されるビームが二次CP
ICHを送信する。異なる二次スクランブル符号が異な
るビームに割り当てられる場合には、移動端末は、二次
CPICH上の各ビームから受信される電力を測定する
ことができる。その測定報告手順は、RNCによって、
あるいはUE自体によって開始される。たとえば、一次
スクランブル符号の下でのOVSFツリーが飽和する場
合には、その測定報告手順は、接続の確立前にRNCに
よって開始されることができる。そのような場合には、
その測定報告は、論理チャネルCCCH(共通制御チャ
ネル)を介してUE(移動端末)とRNCとの間のRR
C(無線リソース制御)接続上で送信される。またその
測定報告手順は、接続中にUEによって開始されること
もできる。たとえば、UEは、二次CPICH上の各ビ
ームから受信される電力を定期的に測定し、電力の変化
が観測されるとき、RNCに測定値が送信される。その
ような場合には、その測定報告は、論理チャネルDCC
H(専用制御チャネル)を介してRNCに送信される。
その測定報告は、測定識別、および移動端末の識別子と
ともに1つのメッセージによって搬送される。
【0021】第2の実施形態によれば、ノードBは、移
動端末によって送信される信号、たとえばDPCCH
(専用物理制御チャネル)のパイロットシンボルの到来
方向(DOA)判定するために、アンテナアレイを用い
る。一旦、信号のDOAが得られると、基地局は、この
情報、すなわち最も良好なビームを含むメッセージがI
ubインターフェースを介してRNCに送信される。第
1の実施形態の場合のように、最も良好なビームの決定
は、RNCによって、あるいはノードBによって開始さ
れる場合がある。たとえば、一次スクランブル符号の下
でのOVSFツリーが飽和する場合には、それは、接続
の確立前にRNCによって開始されることができる。ま
たノードBは、最も良好なビームが通信中に変更された
か否かを検査するために、その接続の確立後にDOAを
モニタすることができる。変更されている場合には、そ
の移動端末のための新しい最も良好なビームを特定する
メッセージがRNCに送信され、その後、RNCは、新
しい二次スクランブル符号、たとえば、新しい最も良好
なビームに関連する符号を再度割り当てるか否かを決定
する。到来方向のモニタは、二次スクランブル符号が割
り当てられる移動端末に限定されることが有利である。
最も良好なビームがノードBの判断によって決定される
か、RNCの判断によって決定されるかのいずれの場合
でも、二次スクランブル符号に割当てはRNCによって
実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の技術において規定されるような、UT
RANのOVSFチャネル生成符号のツリーを示す図で
ある。
【図2a】 従来技術による、セクタ内のスクランブル
符号の割当てを示す図である。
【図2b】 本発明の第1の実施形態による、セクタ内
のスクランブル符号の割当てを示す図である。
【図2c】 本発明の第2の実施形態による、セクタ内
のスクランブル符号の割当てを示す図である。
【図3】 本発明によるスクランブル符号の割当て方法
の流れ図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE02 EE11 EE25 5K067 AA11 BB02 BB21 CC10 DD11 DD51 EE02 EE10 EE16 EE61 FF02 JJ00

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ダウンリンク通信にチャネル生成符号
    (channelisation)およびスクランブル符号を割り当て
    るCDMA移動体通信システムにおいてスクランブル符
    号を割り当てるための方法であって、前記スクランブル
    符号は一次スクランブル符号と複数の二次スクランブル
    符号とを含む1組のスクランブル符号の中から選択さ
    れ、前記一次スクランブル符号が利用できない場合に
    は、前記二次スクランブル符号が割り当てられ、個別の
    二次スクランブル符号が空間的に分離された通信に割り
    当てられるようにすることを特徴とするスクランブル符
    号を割り当てるための方法。
  2. 【請求項2】 複数の送信ビームが同じ複数の方向に形
    成され、前記個別の二次スクランブル符号は、空間的に
    分離されたビームによって覆われる移動端末との通信に
    割り当てられることを特徴とする請求項1に記載のスク
    ランブル符号を割り当てるための方法。
  3. 【請求項3】 複数の送信ビームが同じ複数の方向に形
    成され、前記一次スクランブル符号と少なくとも1つの
    前記二次スクランブル符号とが、空間的に分離されたビ
    ームによって覆われる移動端末との通信に割り当てられ
    ることを特徴とする請求項1に記載のスクランブル符号
    を割り当てるための方法。
  4. 【請求項4】 1つの二次スクランブル符号が移動端末
    との通信に割り当てられることになるとき、前記移動端
    末は、前記複数の送信ビームそれぞれから受信される信
    号電力を測定することを特徴とする請求項1または2に
    記載のスクランブル符号を割り当てるための方法。
  5. 【請求項5】 移動端末との1つの接続が確立されると
    き、前記移動端末は、前記複数の送信ビームから受信さ
    れる前記信号電力を定期的に測定することを特徴とする
    請求項1または2に記載のスクランブル符号を割り当て
    るための方法。
  6. 【請求項6】 前記移動端末が第1の送信ビームの通信
    範囲から第2の送信ビームの通信範囲に移動したことを
    前記測定値が示すとき、前記移動端末とのダウンリンク
    通信は、前記第2の送信ビームに関連するスクランブル
    符号を割り当てられることを特徴とする請求項4または
    5に記載のスクランブル符号を割り当てるための方法。
  7. 【請求項7】 前記CDMAシステムがUMTSシステ
    ムであるとき、前記移動端末の前記測定値は、無線ネッ
    トワークコントローラに電力測定報告として送信される
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のスクランブ
    ル符号を割り当てるための方法。
  8. 【請求項8】 1つの二次スクランブル符号が1つの移
    動端末との通信に割り当てられることになるとき、前記
    移動端末のサービスを提供する基地局が、前記移動端末
    によって送信される信号の到来方向を判定し、そこから
    前記到来方向に対応する最も良好なビームを推定するこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載のスクランブル
    符号を割り当てるための方法。
  9. 【請求項9】 前記CDMAシステムがUMTSシステ
    ムであるとき、前記最も良好なビームを与える情報が、
    前記基地局によって前記無線ネットワークコントローラ
    に送信されることを特徴とする請求項8に記載のスクラ
    ンブル符号を割り当てるための方法。
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