JP2009515211A5

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Info

Publication number: JP2009515211A5
Application number: JP2008538425A
Authority: JP
Filing date: 2006-11-06
Publication date: 2011-06-23

Claims

トナーの製造方法であって、
ａ）一次樹脂粒子および界面活性剤を含むラテックス分散物を供給する工程；
ｂ）一次着色料粒子および界面活性剤を含む着色料分散物を供給する工程；
ｃ）必要に応じて、一次ワックス粒子および界面活性剤を含むワックス分散物を供給する工程；
ｄ）少なくとも１種類の式（１）のカルボキシ官能化合物：

（式中、Ｒはカルボサイクリックラジカルまたはヘテロサイクリックラジカルであり、任意に置換されていてよく、Ｚ₁は結合またはリンカー基である。）
を供給する工程であって、前記化合物は酸、塩及び／又は錯体の形であってよく、ただし、酸の形及び／又は塩の形で供給される式（１）のカルボキシ官能化合物の量は少なくとも１．５重量％であり、前記カルボキシ官能化合物の量は以下の式

に従って算出されることを条件とする工程；
ｅ）ラテックス分散物、着色料分散物、任意成分としてのワックス分散物、及び前記カルボキシ官能化合物を混合する工程；及び
ｆ）混合物中の粒子を会合させる工程：
を含む前記方法。
カルボキシ官能化合物が、酸、塩および／または錯体の形であってよく、式（２）：

（式中、Ｒが任意に置換されてよいフェニル及び任意に置換されてよいナフチルからなる群から選択され、Ｚ₂は結合またはリンカー基であり、Ａはイオン化可能基である。）
を有する、請求項１に記載の方法。
ＡがＯＨである、請求項２に記載の方法。
酸、塩および／または錯体の形であってよいカルボキシ官能化合物が、サリチル酸、置換サリチル酸、ヒドロキシナフトエ酸、置換ヒドロキシナフトエ酸よりなる群から選択される、請求項１に記載の方法。
工程（ｄ）において、２種類以上の式（１）のカルボキシ官能化合物からなる混合物が供給される、請求項１に記載の方法。
酸の形及び／又は塩の形で供給される式（１）のカルボキシ官能化合物の量が少なくとも２．０重量％である、請求項１に記載の方法。
酸の形及び／又は塩の形で供給される式（１）のカルボキシ官能化合物の量が３．０重量％を上回る、請求項６に記載の方法。
カルボキシ官能化合物の一部が錯体の形で少なくとも１重量％の量で供給される、請求項１に記載の方法。
供給されるカルボキシ官能化合物の量が７重量％以下である、請求項１に記載の方法。
カルボキシ官能化合物の量が５重量％以下である、請求項９に記載の方法。
工程（ｆ）において、ｐＨ調整により混合物の会合が生じる、請求項１に記載の方法。
工程（ｆ）における会合の後、樹脂のＴｇを上回る温度まで昇温させ、粒子の融合を引き起こすことを含む更なる工程（ｈ）を含む、請求項１に記載の方法。
トナーの体積平均粒径が２〜２０μｍの範囲内であり、ＧＳＤ_ｎ値が１．３０以下である、請求項１に記載の方法。
請求項１に記載の方法によって入手できるトナー。