JP2009514342A - 第２のディスプレイ装置での移動体用テレビジョン信号の表示 - Google Patents

Abstract

本発明は、第１の携帯移動通信装置１１０に送信された複数チャンネルのコンテンツデータから構成される移動体用テレビジョン放送のチャンネルを第２のディスプレイ装置４０７に表示する方法を提供する。移動体用テレビジョン放送は、移動体用テレビ受信機２５４によって携帯移動通信装置１１０で受信される。ユーザは、第２のディスプレイ装置４０７で視聴するためのチャンネルを入力または選択する４３０。移動体用テレビ受信機の信号処理部２５６は、第２のディスプレイ装置４０７に向けて選択されたチャンネルコンテンツデータをアンパックし４３５、該データを、携帯移動通信装置１１０内の第２の短距離無線トランシーバ２２５に転送する。次に、選択されたチャンネルコンテンツデータは、第２のディスプレイ装置で復号されて表示できるように、第２のディスプレイ装置４０７へ送信される４４０。

Description

発明の背景
本発明は、携帯移動通信装置およびシステム、特に、移動体装置からのライブテレビジョン放送信号の移動体用テレビジョン信号（mobile television signals）を複数の第２のディスプレイ装置に表示できる携帯移動通信装置、システムおよび方法に関する。

携帯電話などの携帯移動通信装置は、より複雑になってきており、多くの新しい特徴や機能を含む。そのような特徴の１つは、デジタル・ビデオ・ブロードキャスト・ハンドヘルド（ｄｉｇｉｔａｌ ｖｉｄｅｏ ｂｒｏａｄｃａｓｔ−ｈａｎｄｈｅｌｄ）（ＤＶＢ−Ｈ）、デジタル・メディア・ブロードキャスト（ｄｉｇｉｔａｌ ｍｅｄｉａ ｂｒｏａｄｃａｓｔ）（ＤＭＢ）、統合地上デジタル放送サービス（ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ ｓｅｒｖｉｃｅｓ ｄｉｇｉｔａｌ ｂｒｏａｄｃａｓｔ−ｔｅｒｒｅｓｔｒｉａｌ）（ＩＳＤＢ−Ｔ）、モバイル・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス（ｍｏｂｉｌｅ ｂｒｏａｄｃａｓｔ ｍｕｌｔｉ−ｃａｓｔ ｓｅｒｖｉｃｅ）（ＭＢＭＳ）、または同類の技術などの、移動体用放送テレビジョン信号や移動体用テレビ放送等を受信する機能を有することである。携帯電話に内蔵される場合には、上述の技術は全て、移動無線送受信機が存在する携帯移動通信装置を使用して受信できるＭＢＭＳを除いて、別個の移動体用テレビチューナーを用いる。

モバイルユーザにとって、そのような放送を受信することの利便性は高い。しかしながら、ユーザは、携帯移動通信装置の近距離内に１つ以上の第２のディスプレイ装置がある場合にも、携帯移動通信装置の第１のディスプレイで単一のプログラムを視聴することを強いられている。これは、長い自動車旅行の最中など限られた空間を共有する複数の個人にとって特に有用であろう。受信する移動体用テレビジョン放送から視聴する１つ以上の別のチャンネルを選択し、その特定のチャンネル選択を第２のディスプレイ装置へ選択的に送信して、第２のディスプレイ装置で表示するための手段が必要とされている。

発明の簡単な概要
本発明の実施形態によって、第１の携帯移動通信装置に送信された複数チャンネルのコンテンツデータから構成された移動体用テレビジョン放送のチャンネルを、第２のディスプレイ装置に表示する方法を説明する。移動体用テレビジョン放送を、携帯移動通信装置の移動体用テレビ受信機によって受信する。ユーザは、第２のディスプレイ装置で視聴するチャンネルを入力または選択する。移動体用テレビ受信機の信号処理部は、第２のディスプレイ装置向けに選択されたチャンネルコンテンツデータをアンパックし、そのデータを、携帯移動通信装置内の第２の短距離無線ＲＦ送信機へ転送する。次に、第２のディスプレイ装置で復号して表示できるように、選択されたチャンネルコンテンツデータを第２のディスプレイ装置に送信する。

発明の詳細な説明
以下の実施形態の詳細な説明は、本発明の特定の実施形態を示す添付の図面を参照する。異なる構成および動作を有する他の実施形態は、本発明の範囲から逸脱しない。

当業者が理解するように、本発明は、方法、システム、またはコンピュータプログラム製品として具現できる。従って、本発明は、全体的にハードウェアの実施形態、全体的にソフトウェアの実施形態（ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む）、またはソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態の形態をとってもよく、この形態は全て、全体的に本明細書で「回路」、「モジュール」または「システム」と称され得る。さらに、本発明は、媒体にコンピュータ使用可能プログラムコードが書き込まれたコンピュータ使用可能記憶媒体のコンピュータプログラム製品の形態をとってもよい。

いかなる好適なコンピュータ可読媒体を使用してもよい。コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、例えば、電子式、磁気式、光学式、電磁気式、赤外線式、または半導体のシステム、機器、装置、または伝播媒体でもよいが、これに限定されない。コンピュータ可読媒体のより具体的な例（限定的なリスト）には以下のもの：１つ以上の配線を有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、リードオンリーメモリ（ＲＯＭ）、消去可能なプログラムマブルリードオンリーメモリ（ＥＰＲＯＭまたはフラッシュメモリ）、光ファイバー、ポータブルコンパクトディスクリードオンリーメモリ（ＣＤ−ＲＯＭ）、光記憶装置、伝送媒体、例えばインターネットやイントラネットに対応するものなど、または磁気記憶装置を含む。コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、プログラムがその上にプリントされた紙媒体または別の好適な媒体でもあり得ることに留意されたい。なぜなら、プログラムは、例えば、紙媒体または他の媒体を光走査することによって電子的に取り込まれ、次いで必要であれば好適な方法でコンパイルされ、インタープリタされあるいは処理され、そしてコンピュータメモリに記憶されることができるからである。この明細書の文脈においては、コンピュータ使用可能またはコンピュータ可読媒体は、命令実行システム、機器、または装置によってまたはそれらに関連して使用するためにプログラムを含有、記憶、通信、伝播、または転送できる、いかなる媒体でもよい。

本発明の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、例えばＪａｖａ（登録商標）、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ、Ｃ＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語で記述されてもよい。しかしながら、本発明の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、「Ｃ」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語、または類似のプログラミング言語で記述されてもよい。プログラムコードは、全体をユーザのコンピュータ上で実行してもよく、一部をユーザのコンピュータ上で実行してもよく、スタンドアロンのソフトウェアパッケージとして実行してもよく、一部をユーザのコンピュータ上でかつ一部を遠隔コンピュータ上で実行してもよく、または全体を遠隔コンピュータまたはサーバ上で実行してもよい。後者の場合は、遠隔コンピュータをローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）または広域ネットワーク（ＷＡＮ）を通してユーザのコンピュータへ接続してもよく、または（例えば、インターネットサービスプロバイダを使用するインターネットを通して）外部コンピュータへの接続がなされてもよい。

本発明を、本発明の実施形態による方法、装置（システム）およびコンピュータプログラム製品についての、フローチャート図および／またはブロック図を参照して以下に説明する。フローチャート図および／またはブロック図の各ブロック、およびフローチャート図および／またはブロック図のブロックの組み合わせを、コンピュータプログラム命令により実施できることを理解されたい。これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置のプロセッサを介して実行する命令がフローチャートおよび／またはブロック図の１つまたは複数のブロックに明記された機能／動作を実装する手段を作り出すように、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルなデータ処理装置のプロセッサに提供されてマシンを作成してもよい。

これらのコンピュータプログラム命令はまた、コンピュータ可読メモリに記憶されてもよい。コンピューター可読メモリは、コンピュータ可読メモリに記憶された命令がフローチャートおよび／またはブロック図の１つまたは複数のブロックに明記された機能／動作を実装する命令手段を含む製品を作成するように、コンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置に特定の態様で機能するよう導く。

コンピュータプログラム命令をコンピュータまたは他のプログラマブルなデータ処理装置にロードし、コンピュータまたは他のプログラマブルな装置で一連の演算ステップを行うようにして、コンピュータで実施されるプロセスを作製し、コンピュータまたは他のプログラマブルな装置で実行する命令が、フローチャートおよび／またはブロック図の１つまたは複数のブロックに明記された機能／動作を実装するためのステップを提供するようにしてもよい。

図１は、本発明の実施形態による、移動体用テレビジョン放送の複数のチャンネルを表示するために複数のディスプレイを利用する例示的なシステムのブロック図である。システム１００は、デジタル・ビデオ・ブロードキャストハンド・ヘルド（ＤＶＢ−Ｈ）、デジタル・メディア・ブロードキャスト（ＤＭＢ）、統合地上デジタル放送サービス（ＩＳＤＢ−Ｔ）、モバイル・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス（ＭＢＭＳ）、または他の類似の技術であってよい。携帯電話に内蔵される場合には、上述の技術は全て、移動無線送受信機が存在する携帯移動通信装置を使用して受信できるＭＢＭＳを除いて、別個の移動体用テレビチューナーを用いる。

携帯移動通信装置１１０は、コードレス電話、セルラー電話、携帯情報端末（ＰＤＡ）、コミュニケータ、コンピュータ装置などであってよく、例えばアナログ携帯電話システム（Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｍｏｂｉｌｅ Ｐｈｏｎｅ Ｓｅｒｖｉｃｅ）（ＡＭＰＳ）、デジタルアドバンスド携帯電話システム（Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｄｖａｎｃｅｄ Ｍｏｂｉｌｅ Ｐｈｏｎｅ Ｓｅｒｖｉｃｅ）（Ｄ−ＡＭＰＳ）、移動体通信用グローバルシステム（ＧＳＭ）、符号分割多重接続（Ｃｏｄｅ Ｄｉｖｉｓｉｏｎ Ｍｕｌｔｉｐｌｅ Ａｃｃｅｓｓ）（ＣＤＭＡ）などの特定の通信規格のいずれかに特有のものではない。図２に示す携帯移動通信装置１１０の設計は、本発明を説明するためのものであり、本発明をいずれかの特定の設計に限定するものではない。

図２に示す携帯移動通信装置１１０は、通話や他の通信の開始および実行を含む携帯移動通信装置１１０の動作の制御を容易にするために、オペレータまたはユーザインターフェース２１０を含んでもよい。ユーザインターフェース２１０は、携帯移動通信装置１１０のステータスおよび動作に応じて加入者またはユーザに視覚信号を提供するためのディスプレイ２１２を含んでもよい。ディスプレイ２１２は、カラー画像を提供することができる液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）などでもよい。ディスプレイ２１２は、画像、テキスト、数字、記号、グラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）などの形態でユーザまたはオペレータに情報を提供してもよい。ディスプレイ２１２はまた、移動体用テレビジョン放送信号によって届けられる番組を表示するのに使用されてもよい。

ユーザインターフェース２１２はまた、ジョイスティックなどのポインティングデバイスを含むキーパッドおよびファンクションキーまたは機能ボタン２１４を含んでもよい。キーパッド、機能ボタンおよびジョイスティック２１４によって、ユーザは携帯移動通信装置１１０に、電話番号をダイヤルするための命令、通話を開始および終了するための命令、例えば移動体用テレビプロバイダへのアクセス、インターネット、電子メール、テキストメッセージの送受信などの他の通信を確立するための命令を通信できる。キーパッド、機能ボタンおよびジョイスティック２１４はまた、携帯移動通信装置１１０の他の動作を制御するのに使用されてもよい。キーパッド、機能ボタンおよびジョイスティック２１４はまた、触覚入力を受信するように適合されたタッチセンサーディスプレイに実装されてもよい。

ディスプレイ２１２、キーパッド、および機能ボタン２１４は、メインプロセッサおよび制御ロジック部２２０に結合されてもよい。プロセッサおよび制御ロジック部２２０はマイクロプロセッサなどであってよい。プロセッサおよびロジック部２２０は、「第１の」携帯移動通信装置１１０によって受信された番組を第２の装置が表示できるようにするアプリケーション２２２を含んでもよい。第２の装置用放送アプリケーション２２２は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア（データ構造）またはこれらの組み合わせで実現されてもよい。プロセッサおよびロジック部２２０は、制御信号を符号化および復号するための、他のデータ構造、ソフトウェアプログラム、コンピュータのアプリケーションなどを含み、本明細書に記載されるように通信手順および他の機能を遂行してもよい。

ユーザインターフェース２１０は、マイクロフォンおよびスピーカー２１６も含んでもよい。マイクロフォン２１６は、ユーザからまたは別の音源から音声信号または音響信号を受信し得る。マイクロフォン２１６は、音声信号または音響信号を電気信号へ変換し得る。マイクロフォン２１６をプロセッサおよびロジック部２２０に接続してもよい。ここでプロセッサおよびロジック部２２０は、該電気信号をベースバンド通信信号へ変換し得る。プロセッサおよび制御ロジック部２２０を、プロセッサおよび制御ロジック部２２０からのベースバンド信号を高周波（ＲＦ）信号へ変換し得る移動無線送受信機２３０に接続してもよい。移動無線送受信機２３０を、移動無線アクセスネットワーク（ｍｏｂｉｌｅ ｒａｄｉｏ ａｃｃｅｓｓ ｎｅｔｗｏｒｋ）（ＭＲＡＮ）１２０などの通信媒体またはシステムへＲＦ信号を送信するためのアンテナアセンブリ２４０に接続してもよい。移動無線送受信機２３０はまた、ＭＢＭＳ規格による移動体用テレビジョン放送を受信できる。この場合、ＭＲＡＮ１２０は移動体用テレビサービスプロバイダの機能を果たす。

携帯移動通信装置１１０の移動無線アンテナアセンブリ２４０は、無線でＲＦ信号を受信し、該ＲＦ信号を移動無線送受信機２３０に転送し得る。移動無線送受信機２３０はＲＦ信号をベースバンド信号へ変換し得る。ベースバンド信号を、プロセッサおよび制御ロジック部２２０で利用してもよい。プロセッサおよび制御ロジック部２２０は、ベースバンド信号を電気信号へ変換し得る。プロセッサおよび制御部２２０は該電気信号をスピーカー２１６に送信し得る。スピーカー２１６は該電気信号を、ユーザが理解できる音声信号へ変換し得る。

携帯移動通信装置１１０はまた、別個の移動体用テレビ装置２５０を含んでもよい。移動体用テレビ装置２５０はＤＶＢ−Ｈタイプの装置などであってもよい。移動体用テレビ装置２５０は、携帯移動通信装置１１０の一部として一体的に形成されてもよく、携帯移動通信装置１１０に接続され、携帯移動通信装置と関連して動作し得る別個のユニットでもよい。移動体用テレビ装置２５０は、移動体用テレビジョン放送ネットワーク、放送無線アクセスネットワーク（ｂｒｏａｄｃａｓｔ ｒａｄｉｏ ａｃｃｅｓｓ ｎｅｔｗｏｒｋ）（Ｂ−ＲＡＮ）１３０などから番組の放送信号を受信するための、アンテナアセンブリ２５２を含んでもよい。放送信号を受信するために、受信機２５４がアンテナアセンブリ２５２に結合されてもよい。信号処理部２５６が受信機２５４から放送信号を受信して、その信号を、携帯移動通信装置１１０のディスプレイ２１２に表示するためのフォーマットに変換し得る。あるいは、信号処理部２５６が受信機２５４からの放送信号を受信して、その信号を、携帯移動通信装置１１０のディスプレイ２１２に表示するためのフォーマットに変換し得る。

第２の装置用トランシーバアンテナアセンブリ２４５が、移動体用テレビ装置２５０によって受信されたコンテンツを再放送（rebroadcast）するために、第２の装置用トランシーバ２２５と対にされる。第２の装置用トランシーバ２２５は、例えばブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）（商標）８０２．１１ｘ、ＷｉＦｉ、ウルトラ・ワイド・バンド（Ｕｌｔｒａｗｉｄｅ Ｂａｎｄ）（ワイヤレスＵＳＢ）などの、狭い範囲でのワイヤレス・トランスポート・プロトコル（ｗｉｒｅｌｅｓｓ ｔｒａｎｓｐｏｒｔ ｐｒｏｔｏｃｏｌ）である。

Ｂ−ＲＡＮ１３０は、移動体用テレビジョン放送信号またはＤＶＢ−Ｈ用放送信号を発信して、携帯移動通信装置１１０および移動体用テレビ装置２５０などの通信装置または移動体用テレビ装置に放送してもよい。Ｂ−ＲＡＮ１３０は、放送信号を送信するために送信機を含んでもよい。

Ｂ−ＲＡＮ１３０は、移動体用テレビネットワーク１３５に接続されてもよい。移動体用テレビネットワーク１３５は、携帯移動通信装置１１０または移動体用テレビ装置２５０へＢ−ＲＡＮ１３０を介して放送用の番組を発信してもよい。移動体用テレビネットワーク１３５は、移動体用テレビ放送サーバ１４０を含んでもよい。

テレビ１６０、ノートパソコン１７０または無線アクセスポイント１８０などの第２の装置は、第１の受信装置（携帯移動通信装置１１０）からの再放送信号１５０を受信するためのオプションであり得る。

図３は、第１の携帯移動通信装置、および第１の携帯移動通信装置を介して移動体用テレビサービスプロバイダと通信でき、かつ移動体用テレビサービスプロバイダからコンテンツを受信することができる第２の装置のブロック図である。第１の装置は、移動体用テレビサービスプロバイダからの移動体用テレビのコンテンツの受信を担う。第２の装置は、第１の装置に送信されたオリジナルのコンテンツの第２の受信機として使用されてもよい。第１の装置からのいかなるコンテンツの受信に先立って、第２の装置は、第１の装置によって認識され、セキュアな通信リンクが確立される必要がある。第１の装置と第２の装置との間の認識、リンク確立、およびセキュリティのための特有の制御データは、選択された無線規格に依存する。オプションは、限定されないが、ブルートゥース（Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ）（商標）、８０２．１１ｘ、ＷｉＦｉ、およびワイヤレスＵＳＢなどを含む。

第１の装置と第２の装置との間の通信が確立したら、第１の装置と第２の装置はデータを交換できる。例えば、第２の装置は第１の装置の電子番組ガイドにアクセスできるので、第２の装置は、電子番組ガイドの特定のチャンネルから受信するための番組を選択することができる。選択が行われたら、第１の装置は、図４に示す方法に従って第２の装置にコンテンツを転送できる。

図４は、本発明の実施形態による、移動体用テレビジョン放送の複数のチャンネルを表示するための複数のディスプレイ（第１のもの４０５および第２のもの４０７）の利用方法のデータフロー図である。第１の装置４０５内の移動体用テレビ装置の受信機のスイッチが入れられて、移動体用テレビサービスプロバイダから移動体用テレビジョン放送を受信する。デフォルトチャンネルまたは最後に視聴したチャンネルに同調されているであろう。次に視聴者が、第１のディスプレイ装置および第２のディスプレイ装置に関連する１つ以上のチャンネルを特定して選択する４１０、４３０。チャンネル選択を容易にするために、番組ガイドを調べることもできる。図３に示すように第１の装置４０５と第２の装置４０７との間のセキュアなリンクが確立されたら、第２の装置４０７も、第１の装置から受信するためのチャンネルを要求することができる。

次に移動体用テレビ装置の受信機が、選択されたチャンネルのコンテンツを取得する。第１のディスプレイ装置の場合、所望のチャンネルのコンテンツデータが、移動体用テレビ装置の受信機の信号処理部によって、インターネットプロトコル（ＩＰ）タイプのデータストリームからアンパックされる４１５。次にアンパックされたコンテンツデータは、例えば、ＭＰＥＧ４．０デコーダなどの適切なデコーダを使用して復号される４２０。復号されると、該データは、視聴者が見聞きするために第１のディスプレイ４０５に表示されるための準備が整う４２５。

同様に、第２のディスプレイ装置のために印を付けられたコンテンツは、移動体用テレビ装置の受信機の信号処理部によってアンパックされる４３５。次にアンパックされたデータは、適切な１つまたは複数の第２のディスプレイ装置に無線送信される４４０。１つまたは複数の第２のディスプレイ装置は、再放送されたコンテンツデータを受信し４４５、復号する４５０。次に、復号されたコンテンツデータは、第２のディスプレイ装置４０７に表示されることができる４５５。

本発明に関連する入力要求はいずれも、双方向音声機能や、携帯移動通信装置などのディスプレイに表示されるグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）を介して提示し、応答してもよい。

図面のフローチャート図およびブロック図は、本発明の様々な実施形態によるシステム、方法およびコンピュータプログラム製品の可能な実装例のアーキテクチャ、機能性、および動作を示す。この点で、フローチャート図またはブロック図の各ブロックは、特定の論理機能を実施するための１つ以上の実行可能命令を含む、モジュール、セグメント、またはコードの部分を表してもよい。代替的な実装例の一部では、ブロックに示した機能は、図面に示した順序に関係なしに起こり得ることに留意されたい。実際、関係する機能性に応じて、例えば、連続して示す２つのブロックは実質的に同時に実行されてもよく、ブロックは逆の順序で実行される場合もある。ブロック図および／またはフローチャート図の各ブロック、およびブロック図および／またはフローチャート図のブロックの組み合わせは、特定の機能または動作を遂行する専用ハードウェアベースのシステム、または専用ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実施され得ることにも留意されたい。

本明細書で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明するためのものであり、本発明を限定するものではない。本明細書で使用するように、単数形「ａ」、「ａｎ」および「ｔｈｅ」は、文脈において明白に示さない限り複数形も含むことを意図する。さらに、本明細書で使用される場合、用語「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」および／または「含む（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」は、上述の特徴、インテジャー、工程、動作、要素、および／または構成部品の存在を明確にしているが、１つ以上の他の特徴、インテジャー、工程、動作、要素、構成部品、および／またはその群の存在または追加を除外するものではないことを理解されたい。

本明細書では特定の実施形態を図示し説明したが、当業者は、同じ目的を達成するように計算された構成はいずれも、図示の特定の実施形態の代用となり得ること、および本発明は他の環境においては他の適用を有することを理解されたい。本出願は、本発明のいずれの改作例または変形例も網羅するものである。特許請求の範囲は、本明細書に記載した特定の実施形態に本発明の範囲を限定するものではない。

本発明の実施形態による、移動体用テレビジョン放送の複数のチャンネルを表示するために複数のディスプレイを用いる、例示的なシステムのブロック図である。 本発明の実施形態による、移動体用テレビジョン放送の複数のチャンネルを表示するために複数のディスプレイを用いる図１のシステム内で使用する、例示的な携帯移動通信装置のブロック図である。 第１の携帯移動通信装置、および第１の携帯移動通信装置を介して移動体用テレビサービスプロバイダと通信できかつ移動体用テレビサービスプロバイダからコンテンツを受信できる第２の装置のブロック図である。 本発明の実施形態による、移動体用テレビジョン放送の複数のチャンネルを表示するために複数のディスプレイを用いる方法のデータフロー図である。

Claims (9)

1. 移動体用テレビジョン放送を受信し、かつ第２のディスプレイ装置４０７にコンテンツを表示する携帯移動通信装置１１０であって、
   複数チャンネルのコンテンツデータから構成される移動体用テレビジョン放送を受信する移動体用テレビ受信機２５４と、
   前記移動体用テレビ受信機に結合された移動体用テレビジョン信号処理部２５６であって、
   移動体用テレビジョン放送信号を、放送された各チャンネル１つずつの複数のデータストリームにアンパックし、
   前記アンパックされたデータストリームの１つを、該データを前記携帯移動通信装置１１０内の第１のディスプレイ２１２に表示し得るように、復号する移動体用テレビジョン信号処理部２５６と、
   前記移動体用テレビジョン信号処理部２５６からアンパックされたデータストリームを受信する携帯移動通信装置の信号処理部２２０と、
   前記アンパックされたデータストリームを前記第２のディスプレイ装置４０７に転送するための、前記携帯移動通信装置の信号処理部２２０に結合された前記携帯移動通信装置１１０内の第２のトランシーバ２２５とを含み、前記データストリームが、前記第２のディスプレイ装置４０７によって復号されかつ前記第２のディスプレイ装置４０７に表示される、携帯移動通信装置１１０。
2. 前記第２のトランシーバ２２５が前記第２のディスプレイ装置４０７から制御データを受信し、前記制御データは、前記携帯移動通信装置１１０と前記第２のディスプレイ装置４０７との間のセキュアな無線通信リンクを確立するためのものである、請求項１に記載の携帯移動通信装置１１０。
3. 前記第２のトランシーバ２２５が前記第２のディスプレイ装置４０７からチャンネル選択データを受信し、前記チャンネル選択データは、前記携帯移動通信装置１１０から前記第２のディスプレイ装置４０７へ送信されるべき前記コンテンツを特定するためのものである、請求項２に記載の携帯移動通信装置１１０。
4. 前記第２のトランシーバ２２５が、短距離無線ＲＦ規格を使用して動作する、請求項３に記載の携帯移動通信装置１１０。
5. 前記第２のトランシーバ２２５が、ブルートゥース（商標）無線規格を使用して動作する、請求項３に記載の携帯移動通信装置１１０。
6. 前記第２のトランシーバ２２５が、８０２．１１ｘ無線規格を使用して動作する、請求項３に記載の携帯移動通信装置１１０。
7. 第１の携帯移動通信装置１１０に送信された、複数チャンネルのコンテンツデータから構成される移動体用テレビジョン放送のチャンネルを、第２のディスプレイ装置４０７に表示する方法であって、前記携帯移動通信装置１１０において、
   前記移動体用テレビジョン放送を、移動体用テレビ受信機を介して受信するステップ４０５、
   第２のディスプレイ装置で表示されるべきチャンネルを特定する入力を受信するステップ４３０、
   前記特定されたチャンネルコンテンツデータをアンパックするステップ４３５、
   前記アンパックされたチャンネルコンテンツを前記第２のディスプレイ装置に送信して、前記第２のディスプレイ装置に表示するステップ４４０、
   を含む方法。
8. 前記第２のディスプレイ装置から制御データを受信するステップをさらに含み、前記制御データは、前記携帯移動通信装置と前記第２のディスプレイ装置との間のセキュアな無線通信リンクを確立するためのものである、請求項７に記載の方法。
9. 前記第２のディスプレイ装置からチャンネル選択データを受信するステップをさらに含み、前記チャンネル選択データは、前記携帯移動通信装置から前記第２のディスプレイ装置へ送信されるべき前記コンテンツを特定するためのものである、請求項８に記載の方法。

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