JP2009513605A5

JP2009513605A5 -

Info

Publication number: JP2009513605A5
Application number: JP2008537095A
Authority: JP
Filing date: 2006-10-25
Publication date: 2009-12-10
Anticipated expiration: 2026-10-25

Claims

脱塩水中、蒸留水中又は化学的純水中の０．０５〜２０％（重量／重量）の過酸化水素の溶液を非熱的放電処理に付すことにより得られる、０．０５〜２０％（重量／重量）の過酸化水素を含む活性化殺生物性水溶液において、該活性化殺生物性溶液は２〜４の範囲のｐＨ、４００〜６００ｍＶの範囲の酸化還元電位（ＯＲＰ）を有し、かつ、０．０５％〜０．５％（重量／重量）の範囲のパーオキシド含量を有するときの該溶液は１００〜５００μジーメンス／ｃｍ、好ましくは１００〜４５０μジーメンス／ｃｍの範囲の電気伝導度を有し、０．１％〜５％（重量／重量）の範囲のパーオキシド含量を有するときの該溶液は１００〜４５０μジーメンス／ｃｍ、好ましくは１００〜３５０μジーメンス／ｃｍの範囲の電気伝導度を有し、そして、５％〜２０％（重量／重量）の範囲のパーオキシド含量を有するときの該溶液は１００〜３５０μジーメンス／ｃｍの範囲の電気伝導度を有する、上記活性化殺生物性水溶液。
該溶液中に追加的な化合物の存在が実質的に無い条件下で、該ｐＨ、ＯＲＰ及び電気伝導度が計測可能である、請求項１の活性化殺生物性水溶液。
利用しうる遊離の塩素（ＡＦＣ）含量を実質的に有さない、請求項１又は２の活性化殺生物性水溶液。
４００〜５００、好ましくは４２０〜４９０ｍＶのＯＲＰを有する、請求項１〜３のいずれか１項に記載の活性化殺生物性水溶液。
該非熱的放電プロセスが、グロー放電プラズマ又はコロナ放電、好ましくはパルスＤＣグロー放電プラズマ、より好ましくはパルスコロナ誘起パルスＤＣグロー放電プラズマである、請求項１〜４のいずれか１項に記載の活性化殺生物性水溶液。
請求項１〜５のいずれか１項に従う活性化殺生物性溶液と添加物とを含む組成物。
該添加物が、銀塩；銀コロイド；亜鉛塩；クロルヘキシジン；陽イオン性界面活性剤、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤及び／又は両性界面活性剤；乳化剤；ハイドロトロープ；グリセロール；スズ酸塩；キレート化剤；アルコール；酸；塩基；香料；着色性化学物質；及び／又は表面張力低下剤である、請求項６に記載の組成物。
殺菌活性及び／又は消毒活性及び／又は洗浄活性及び／又は漂白活性及び／又は防腐活性が必要とされるところの任意の目的の為に、請求項１〜５のいずれか１項に従う殺生物性水溶液又は請求項６若しくは７に従う組成物を使用する方法。
請求項１〜５のいずれか１項に従う活性化殺生物性水溶液の調製のための方法であって、
（ａ）非熱的放電処理に適当なチャンバー中に、層の形態で０．０５〜２０％（重量／重量）の過酸化水素を含む水溶液を配置すること、
（ｂ）（ａ）の層中に電極を配置し、かつ、該層の上の気相中に反対の電位を有する電極を配置すること、
（ｃ）チャンバー中で非熱的放電を生成すること、及び、
（ｄ）該パーオキシド溶液を該非熱的放電に付して、活性化パーオキシド溶液を得ること、
を含む上記方法。
該非熱的放電がグロー放電プラズマ又はコロナ放電である、請求項９に記載の方法。
該グロー放電プラズマ又は該コロナ放電が、パルスモードで動作され且つ／又は直流（ＤＣ）放電（プラズマ）である、請求項１０に記載の方法。
該グロー放電プラズマ、好ましくは該ＤＣグロー放電プラズマが、コロナ、好ましくはパルスコロナにより誘起される、請求項１０又は１１に記載の方法。
該グロー放電プラズマが、好ましくは５０〜５，０００Ｈｚの範囲、より好ましくは１００〜１，０００Ｈｚの範囲の周波数で実施される、パルスコロナ誘起パルスＤＣグロー放電プラズマである、請求項１２に記載の方法。
請求項１〜５のいずれか１項に記載の活性化殺生物性溶液の有効量又は請求項６若しくは７に記載の組成物の有効量と、基体を接触させることを含む、該基体を殺菌する方法。