JP2016032808A - 機能性飲料水及びその製造方法 - Google Patents

機能性飲料水及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016032808A
JP2016032808A JP2015150258A JP2015150258A JP2016032808A JP 2016032808 A JP2016032808 A JP 2016032808A JP 2015150258 A JP2015150258 A JP 2015150258A JP 2015150258 A JP2015150258 A JP 2015150258A JP 2016032808 A JP2016032808 A JP 2016032808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood flow
drinking water
flow measurement
intake
functional drinking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015150258A
Other languages
English (en)
Inventor
小川 三郎
Saburo Ogawa
三郎 小川
市原 雅宏
Masahiro Ichihara
雅宏 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Thunder Arc kk
Original Assignee
Thunder Arc kk
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Thunder Arc kk filed Critical Thunder Arc kk
Priority to JP2015150258A priority Critical patent/JP2016032808A/ja
Publication of JP2016032808A publication Critical patent/JP2016032808A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】飲用者の血流を促進させる機能性飲料水を提供する。
【解決手段】機能性飲料水は、窒素を含む気体中で発生させるプラズマを用いたプラズマ処理が施され、飲用者の血流を促進させる。上記機能性飲料水は、上記プラズマ処理により窒素濃度が上昇してもよい。上記機能性飲料水は、上記プラズマ処理により一酸化窒素濃度が上昇してもよい。この構成では、窒素を含む気体中で発生させるプラズマを用いたプラズマ処理によって、飲料水に血流を促進させる機能を持たせることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、血流を促進させる技術に関する。
人の体内で血流が悪化すると、手足をはじめとする体の冷えや、頭痛、肩こり、腰痛などが生じることがある。また、血流の悪化により代謝が低下すると、体内に老廃物や毒素が溜まりやすくなる。体内に溜まった老廃物や毒素は、脳梗塞や癌などといった様々な疾病を引き起こすことがある。したがって、健康な体を維持するためには、血流が良好に保たれる必要がある。
血流は水分の摂取により促進されることが知られている。近年では、健康ブームに伴って、健康に良いとされる機能性飲料水が手軽に入手可能となってきている。機能性飲料水としては、例えば、アルカリイオン水や還元水などが挙げられる。特許文献1には、アルカリイオン水の製造方法が開示されている。多くの人が、健康の増進のために、上記のような機能性飲料水を日々摂取している。
特開2011−092877号公報
しかしながら、水分の摂取によっては、血流が十分に改善されない場合がある。これに対し、水分の摂取よりも効果的に血流を促進させる機能を有する機能性飲料水は知られていない。したがって、当該機能を有する機能性飲料水が実現されれば、人々の健康の増進におおいに役立つ。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、飲用者の血流を促進させる機能性飲料水及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る機能性飲料水は、窒素を含む気体中で発生させるプラズマを用いたプラズマ処理が施され、飲用者の血流を促進させる。
上記機能性飲料水は、上記プラズマ処理により窒素濃度が上昇してもよい。
上記機能性飲料水は、上記プラズマ処理により一酸化窒素濃度が上昇してもよい。
この構成では、窒素を含む気体中で発生させるプラズマを用いたプラズマ処理によって、飲料水に血流を促進させる機能を持たせることができる。
上記プラズマは大気中で発生させられてもよい。
この構成により、プラズマ処理のために大気以外の雰囲気を形成する必要がなくなるため、簡単かつ低コストで機能性飲料水が得られるようになる。
本発明の一形態に係る機能性飲料水の製造方法では、原料飲料水が用意される。
窒素を含む気体中でプラズマを発生させるプラズマ処理により、上記原料飲料水に飲用者の血流を促進させる機能が付与される。
飲用者の血流を促進させる機能性飲料水及びその製造方法を提供することができる。
実施例1について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者2の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者2の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者3の血流測定結果を示すグラフである。 実施例1について被験者3の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者1の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者2の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者2の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者2の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者3の血流測定結果を示すグラフである。 実施例2について被験者3の血流測定結果を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を説明する。
本発明の一実施形態に係る機能性飲料水は、経口で摂取可能な機能水である。本実施形態に係る機能性飲料水は、飲用者の体内において効果的に血流を促進させる機能を有する。つまり、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、水分のみの摂取よりも効果的に飲用者の血流が促進される。
本実施形態に係る機能性飲料水の原料としては各種の一般的な飲料水を利用可能である。利用可能な原料飲料水としては、例えば、水道水、井戸水、ミネラルウォーター、アルカリイオン水、還元水、海洋深層水、酸素水などが挙げられる。
本実施形態に係る機能性飲料水は、原料飲料水に対してプラズマ処理を施すことにより製造される。具体的には、大気中での放電により発生させたプラズマを、原料飲料水に対して照射する。
これにより、本実施形態に係る機能性飲料水では、原料飲料水よりも窒素濃度が高くなることが確認されている。本実施形態に係る機能性飲料水では、プラズマ処理にて大気中でプラズマ化した窒素が溶け込むことにより、窒素濃度が上昇しているものと考えられる。
本実施形態に係る機能性飲料水を摂取した飲用者の体内では、当該機能性飲料水が血流を促進させるように作用する。このような作用から、本実施形態に係る機能性飲料水中の窒素の一部が一酸化窒素として存在しているものと考えられる。
プラズマ処理の条件は、原料飲料水中の一酸化窒素濃度が良好に上昇するように、適宜決定可能である。一例として、プラズマ処理の時間を30分や60分とすることができる。
また、プラズマ処理は、窒素プラズマを発生させることができればよいため、大気中でなくても、窒素を含む気体中で行うことができる。しかし、大気以外の雰囲気を形成する手間を考慮すると、簡単かつ低コストで機能性飲料水を得るためにプラズマ処理は大気中で行うことが好ましい。
本実施形態に係る機能性飲料水の用法及び用量は適宜決定可能である。一例として、本実施形態に係る機能性飲料水は、1日1回以上、200ml以上の摂取によって、血流を高い状態に維持可能であることが確認されている。
更に、本実施形態に係る機能性飲料水では、飲用者の血流を促進させることにより、飲用者の免疫力の向上や体温の上昇を図ることができる他、飲用者に対するデトックス作用を効果的に得ることもできる。
なお、本実施形態に係る機能性飲料水は、茶、コーヒー、ジュースなどといった他の飲料と組み合わせて利用可能である。例えば、本実施形態に係る機能性飲料水を緑茶飲料の製造に利用することにより、血流を促進可能な緑茶飲料が得られる。また、本実施形態に係る機能性飲料水を他の飲料と混合することにより、血流を促進可能な飲料が得られる。
<実施例1>
実施例1では、3人の被験者1〜3について、本実施形態に係る機能性飲料水の効果を確認するための実験を行った。各実験では、被験者1〜3の血流測定を行い、血流速度の変化を観察した。血流の測定には株式会社Hadeco製「超音波血流計ES−1000SP2」を用いた。
[被験者1]
被験者1は60代女性である。図1〜図5は被験者1の血流測定結果を示している。
(実験1−1)
実験1−1では、血流測定(a)〜(c)によって、一般的な浄水の摂取による血流速度への影響、及び本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。浄水及び機能性飲料水の摂取量はいずれも250mlとした。血流測定(a)〜(c)は手首で行った。
浄水の摂取、機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(c)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時00分:血流測定(a)
20時00分:浄水の摂取
20時30分:血流測定(b)
20時30分:機能性飲料水の摂取
21時00分:血流測定(c)
図1(a)は血流測定(a)の結果を示し、図1(b)は血流測定(b)の結果を示し、図1(c)は血流測定(c)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(c)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):11.9[cm/s]
血流測定(b):17.1[cm/s]
血流測定(c):26.5[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、浄水の摂取によって、血流速度が5.2[cm/s]上昇していることがわかる。また、血流測定(b),(c)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が更に9.4[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、浄水の摂取により血流が促進されており、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により更に血流が促進されていることが確認された。
また、図1(a)〜(c)の波形を比較すると、浄水の摂取により雑音が減少し、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により更に雑音が減少していることがわかる。特に、図1(c)の波形は、各脈拍ごとにほぼ一定の形状となっていることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の血流が非常にスムーズになっていることが確認された。
(実験1−2)
実験1−2では、血流測定(a),(b)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a),(b)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a),(b)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
9時00分:血流測定(a)
9時00分:機能性飲料水の摂取
9時30分:血流測定(b)
図2(a)は血流測定(a)の結果を示し、図2(b)は血流測定(b)の結果を示している。また、血流測定(a),(b)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):24.5[cm/s]
血流測定(b):41.8[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が17.3[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により血流が促進されていることが確認された。
(実験1−3)
実験1−3では、血流測定(a),(b)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a),(b)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a),(b)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
19時00分:血流測定(a)
19時00分:機能性飲料水の摂取
19時30分:血流測定(b)
図3(a)は血流測定(a)の結果を示し、図3(b)は血流測定(b)の結果を示している。また、血流測定(a),(b)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):20.4[cm/s]
血流測定(b):40.3[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が19.9[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により血流が促進されていることが確認された。
(実験1−4)
実験1−4では、血流測定(a),(b)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a),(b)は左手中指で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a),(b)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
19時00分:血流測定(a)
19時00分:機能性飲料水の摂取
19時30分:血流測定(b)
図4(a)は血流測定(a)の結果を示し、図4(b)は血流測定(b)の結果を示している。また、血流測定(a),(b)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):11.9[cm/s]
血流測定(b):14.5[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が2.6[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により血流が促進されていることが確認された。
(実験1−5)
実験1−5では、血流測定(a)〜(e)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。血流測定(a)〜(e)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(e)のタイミングは以下のとおりである。
「1日目」
7時00分:血流測定(a)
7時10分:機能性飲料水(250ml)の摂取
8時00分:血流測定(b)
9時30分:血流測定(c)
10時00分〜17時00分:機能性飲料水(合計350ml)の摂取
21時00分:機能性飲料水(200ml)の摂取
「2日目」
6時10分:機能性飲料水(250ml)の摂取
7時00分:血流測定(d)
8時00分:血流測定(e)
図5(a)は血流測定(a)の結果を示し、図5(b)は血流測定(b)の結果を示し、図5(c)は血流測定(c)の結果を示し、図5(d)は血流測定(d)の結果を示し、図5(e)は血流測定(e)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(e)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):26.4[cm/s]
血流測定(b):30.1[cm/s]
血流測定(c):39.0[cm/s]
血流測定(d):31.6[cm/s]
血流測定(e):37.5[cm/s]
1日目の血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取の50分後に、血流速度が3.7[cm/s]上昇していることがわかる。また、血流測定(b),(c)の結果から、血流測定(b)の90分後に、血流速度が更に8.9[cm/s]上昇していることがわかる。
2日目の血流測定(e)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取の50分後における血流速度が良好であることがわかる。また、血流測定(e),(f)の結果から、血流測定(e)の60分後に、血流速度が更に5.9[cm/s]上昇していることがわかる。
これらにより、本実施形態に係る機能性飲料水による血流を促進させる効果が、少なくとも摂取の140分後、110分後にも持続していることが確認された。
また、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の図5(b),(c),(d),(e)の波形では、摂取前の図5(a)の波形よりも雑音が減少していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の血流がスムーズになっていることが確認された。
[被験者2]
被験者2は30代男性である。図6及び図7は被験者2の血流測定結果を示している。
(実験2−1)
実験2−1では、血流測定(a)〜(c)によって、浄水の摂取による血流速度への影響、及び本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。浄水及び機能性飲料水の摂取量はいずれも250mlとした。血流測定(a)〜(c)は手首で行った。
浄水の摂取、機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(c)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
21時00分:血流測定(a)
21時00分:浄水の摂取
21時30分:血流測定(b)
21時30分:機能性飲料水の摂取
22時00分:血流測定(c)
図6(a)は血流測定(a)の結果を示し、図6(b)は血流測定(b)の結果を示し、図6(c)は血流測定(c)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(c)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):6.6[cm/s]
血流測定(b):21.9[cm/s]
血流測定(c):36.9[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、浄水の摂取によって、血流速度が15.3[cm/s]上昇していることがわかる。また、血流測定(b),(c)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が更に15.0[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、浄水の摂取により血流が促進され、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により更に血流が促進されていることが確認された。
図6(a)〜(c)の波形を比較すると、浄水の摂取により雑音が減少し、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により更に雑音が減少していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の血流がスムーズになっていることが確認された。
(実験2−2)
実験2−2では、血流測定(a)〜(d)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。血流測定(a)〜(d)は左手中指で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(d)のタイミングは以下のとおりである。
「1日目」
9時15分:血流測定(a)
9時15分:機能性飲料水(250ml)の摂取
10時00分:血流測定(b)
「2日目」
8時00分:血流測定(c)
8時10分:機能性飲料水(250ml)の摂取
11時50分:血流測定(d)
図7(a)は血流測定(a)の結果を示し、図7(b)は血流測定(b)の結果を示し、図7(c)は血流測定(c)の結果を示し、図7(d)は血流測定(d)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(d)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):11.7[cm/s]
血流測定(b):29.1[cm/s]
血流測定(c):24.3[cm/s]
血流測定(d):41.6[cm/s]
1日目の血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が17.4[cm/s]上昇していることがわかる。2日目の血流測定(c),(d)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が17.3[cm/s]上昇していることがわかる。これらにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により血流が促進されていることが確認された。
血流測定(a),(c)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取前の血流速度が、2日目では1日目よりも12.6[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水による血流を促進させる効果が、少なくとも摂取の翌日まで持続していることが確認された。
[被験者3]
被験者3は70代男性である。被験者3は糖尿病患者である。図8及び図9は被験者3の血流測定結果を示している。
(実験3−1)
実験3−1では、血流測定(a)〜(f)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。血流測定(a)〜(f)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(f)のタイミングは以下のとおりである。
「1日目」
10時30分:血流測定(a)
10時30分:機能性飲料水(250ml)の摂取
12時30分:血流測定(b)
14時30分:機能性飲料水(250ml)の摂取
15時00分:血流測定(c)
「2日目」
5時30分:250mlの機能性飲料水の摂取
11時00分:機能性飲料水(250ml)の摂取
13時00分:機能性飲料水(250ml)の摂取
17時00分:機能性飲料水(250ml)の摂取
19時30分:機能性飲料水(250ml)の摂取
19時50分:血流測定(d)
20時10分:血流測定(e)
20時30分:血流測定(f)
図8(a)は血流測定(a)の結果を示し、図8(b)は血流測定(b)の結果を示し、図8(c)は血流測定(c)の結果を示し、図8(d)は血流測定(d)の結果を示し、図8(e)は血流測定(e)の結果を示し、図8(f)は血流測定(f)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(f)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):11.5[cm/s]
血流測定(b):23.4[cm/s]
血流測定(c):23.1[cm/s]
血流測定(d):26.7[cm/s]
血流測定(e):26.0[cm/s]
血流測定(f):28.9[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流速度が11.9[cm/s]上昇していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取により血流が促進されていることが確認された。
図8(a),(b)の波形を比較すると、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、雑音が減少していることがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の血流がスムーズになっていることが確認された。
この一方で、血流測定(b),(c)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の2回目の摂取によっては、血流速度の更なる上昇は得られていないことがわかる。
しかしながら、血流測定(d)〜(f)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の継続的な摂取によって、血流速度の更なる上昇が得られていることがわかる。これにより、高齢の糖尿病患者である被験者3においても、本実施形態に係る機能性飲料水の継続的な摂取によって、効果的に血流が促進されていることが確認された。
(実験3−2)
実験3−2では、血流測定(a),(b)によって、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流への影響について調査した。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a),(b)は左手中指で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a),(b)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
19時00分:機能性飲料水の摂取
19時40分:血流測定(a)
19時50分:血流測定(b)
図9(a)は血流測定(a)の結果を示し、図9(b)は血流測定(b)の結果を示している。また、血流測定(a),(b)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。
血流測定(a):35.1[cm/s]
血流測定(b):40.6[cm/s]
血流測定(a),(b)の結果から、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取の40分後及び50分後の血流速度がいずれも高いことがわかる。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水による血流を促進させる効果が、少なくとも摂取の40分後及び50分後まで持続していることが確認された。
[実施例1のまとめ]
以上述べたように、いずれの被験者についても、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取によって、血流が促進され、血流がスムーズになっていることが確認された。
なお、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による効果の程度は被験者によって異なる。例えば被験者3のように血流が促進されにくい飲用者も居る。しかし、血流が促進されにくい被験者3についても、本実施形態に係る機能性飲料水の継続的な摂取によって、効果的に血流が促進されることが確認された。
<実施例2>
実施例2では、3人の被験者1〜3について、本実施形態に係る機能性飲料水の効果及びその持続性を確認するための実験を行った。各実験では、被験者1〜3の血流測定を行い、血流速度の変化を観察した。血流の測定には株式会社Hadeco製「双方向血流計 スマートドップ45」を用いた。
[被験者1]
被験者1は60代女性である。被験者1は特筆すべき疾患を持たない。図10及び図11は被験者1の血流測定結果を示している。
(実験4−1)
実験4−1では、血流測定(a)〜(c)によって、プラズマ処理を施していない一般的な浄水の摂取による血流速度への影響について調査した。浄水の摂取量は250mlとした。血流測定(a)〜(c)は手首で行った。
浄水の摂取、及び血流測定(a)〜(c)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時00分:血流測定(a)
20時00分:浄水の摂取
20時30分:血流測定(b)
21時00分:血流測定(c)
図10(a)は血流測定(a)の結果を示し、図10(b)は血流測定(b)の結果を示し、図10(c)は血流測定(c)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(c)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。なお、括弧内には各血流測定時の脈拍を示す。
血流測定(a):13.2[cm/s] (脈拍:74[bpm])
血流測定(b):14.7[cm/s] (脈拍:76[bpm])
血流測定(c):12.7[cm/s] (脈拍:70[bpm])
血流測定(a),(b)の結果から、浄水の摂取によって血流速度が向上していることがわかる。具体的には、浄水の摂取前の血流速度を基準として、浄水の摂取の30分後の血流速度が1.11倍まで向上している。また、血流測定(a),(c)の結果から、浄水の摂取からおよそ60分後に、血流速度が浄水の摂取前の状態に戻っていることがわかる。なお、浄水の摂取前後において脈拍の変化はほぼ見られなかった。
(実験4−2)
実験4−2では、血流測定(a)〜(e)によって、プラズマ処理を施した本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流速度への影響について調査した。実験4−2は、実験4−1の翌日に行った。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a)〜(e)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(e)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時00分:血流測定(a)
20時00分:機能性飲料水の摂取
20時30分:血流測定(b)
21時00分:血流測定(c)
21時30分:血流測定(d)
22時00分:血流測定(e)
図11(a)は血流測定(a)の結果を示し、図11(b)は血流測定(b)の結果を示し、図11(c)は血流測定(c)の結果を示し、図11(d)は血流測定(d)の結果を示し、図11(e)は血流測定(e)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(e)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。なお、括弧内には各血流測定時の脈拍を示す。
血流測定(a):13.1[cm/s] (脈拍:70[bpm])
血流測定(b):18.8[cm/s] (脈拍:78[bpm])
血流測定(c):26.9[cm/s] (脈拍:72[bpm])
血流測定(d):23.0[cm/s] (脈拍:80[bpm])
血流測定(e):13.9[cm/s] (脈拍:69[bpm])
血流測定(a)〜(c)の結果から、機能性飲料水の摂取によって血流速度が向上していることがわかる。具体的には、機能性飲料水の摂取前の血流速度を基準として、機能性飲料水の摂取の60分後の血流速度が2.05倍まで向上していることがわかる。また、血流測定(a),(e)の結果から、機能性飲料水の摂取からおよそ120分後に、血流速度が機能性飲料水の摂取前の状態に戻っていることがわかる。なお、浄水の摂取前後において脈拍の変化はほぼ見られなかった。
(小括)
実験4−1,4−2では、浄水及び本実施形態に係る機能性飲料水の摂取前の被験者1の血流速度が同等であったものの、浄水の摂取後よりも本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の方が大幅な血流速度の向上が得られた。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水では、血流を促進する効果がより良好に得られることが確認された。また、浄水の摂取後よりも本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の方が血流速度の向上の効果が長く持続することも確認された。
[被験者2]
被験者2は40代男性である。被験者2は特筆すべき疾患を持たない。図12〜14は被験者2の血流測定結果を示している。
(実験5−1)
実験5−1では、血流測定(a)〜(d)によって、プラズマ処理を施していない一般的な浄水の摂取による血流速度への影響について調査した。浄水の摂取量は250mlとした。血流測定(a)〜(d)は手首で行った。
浄水の摂取、及び血流測定(a)〜(d)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時10分:血流測定(a)
20時10分:浄水の摂取
20時40分:血流測定(b)
21時10分:血流測定(c)
21時40分:血流測定(d)
図12(a)は血流測定(a)の結果を示し、図12(b)は血流測定(b)の結果を示し、図12(c)は血流測定(c)の結果を示し、図12(d)は血流測定(d)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(d)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。なお、括弧内には各血流測定時の脈拍を示す。
血流測定(a):16.1[cm/s] (脈拍:65[bpm])
血流測定(b):20.4[cm/s] (脈拍:70[bpm])
血流測定(c):19.2[cm/s] (脈拍:77[bpm])
血流測定(d):16.0[cm/s] (脈拍:62[bpm])
血流測定(a),(b)の結果から、浄水の摂取によって血流速度が向上していることがわかる。具体的には、浄水の摂取前の血流速度を基準として、浄水の摂取の30分後の血流速度が1.26倍まで向上している。また、血流測定(a),(d)の結果から、浄水の摂取からおよそ90分後に、血流速度が浄水の摂取前の状態に戻っていることがわかる。なお、浄水の摂取前後において脈拍の変化はほぼ見られなかった。
(実験5−2)
実験5−2では、血流測定(a)〜(g)によって、プラズマ処理を施した本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流速度への影響について調査した。実験5−2は、実験5−1の翌日に行った。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a)〜(g)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(g)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時10分:血流測定(a)
20時10分:機能性飲料水の摂取
20時40分:血流測定(b)
21時10分:血流測定(c)
21時40分:血流測定(d)
22時10分:血流測定(e)
22時40分:血流測定(f)
23時10分:血流測定(g)
図13(a)は血流測定(a)の結果を示し、図13(b)は血流測定(b)の結果を示し、図13(c)は血流測定(c)の結果を示し、図13(d)は血流測定(d)の結果を示し、図14(e)は血流測定(e)の結果を示し、図14(f)は血流測定(f)の結果を示し、図14(g)は血流測定(g)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(g)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。なお、括弧内には各血流測定時の脈拍を示す。
血流測定(a):16.0[cm/s] (脈拍:67[bpm])
血流測定(b):23.8[cm/s] (脈拍:77[bpm])
血流測定(c):47.5[cm/s] (脈拍:76[bpm])
血流測定(d):39.8[cm/s] (脈拍:75[bpm])
血流測定(e):35.1[cm/s] (脈拍:75[bpm])
血流測定(f):26.1[cm/s] (脈拍:69[bpm])
血流測定(g):18.9[cm/s] (脈拍:70[bpm])
血流測定(a)〜(g)の結果から、機能性飲料水の摂取によって血流速度が向上していることがわかる。具体的には、機能性飲料水の摂取前の血流速度を基準として、機能性飲料水の摂取の60分後の血流速度が2.96倍まで向上していることがわかる。また、血流測定(a),(g)の結果から、機能性飲料水の摂取からおよそ120分後にも、血流速度が向上する効果が持続していることがわかる。なお、浄水の摂取前後において脈拍の変化はほぼ見られなかった。
(小括)
実験5−1,5−2では、浄水及び本実施形態に係る機能性飲料水の摂取前の被験者2の血流速度が同等であったものの、浄水の摂取後よりも本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の方が大幅な血流速度の向上が得られた。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水では、血流を促進する効果がより良好に得られることが確認された。また、浄水の摂取後よりも本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の方が血流速度の向上の効果が長く持続することも確認された。
[被験者3]
被験者3は70代男性である。被験者3は糖尿病患者である。図15及び図16は被験者3の血流測定結果を示している。
(実験6−1)
実験6−1では、血流測定(a)〜(c)によって、プラズマ処理を施していない一般的な浄水の摂取による血流速度への影響について調査した。浄水の摂取量は250mlとした。血流測定(a)〜(c)は手首で行った。
浄水の摂取、及び血流測定(a)〜(c)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時20分:血流測定(a)
20時20分:浄水の摂取
20時50分:血流測定(b)
21時20分:血流測定(c)
図15(a)は血流測定(a)の結果を示し、図15(b)は血流測定(b)の結果を示し、図15(c)は血流測定(c)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(c)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。なお、括弧内には各血流測定時の脈拍を示す。
血流測定(a):11.2[cm/s] (脈拍:66[bpm])
血流測定(b):14.1[cm/s] (脈拍:71[bpm])
血流測定(c):11.6[cm/s] (脈拍:71[bpm])
血流測定(a),(b)の結果から、浄水の摂取によって血流速度が向上していることがわかる。具体的には、浄水の摂取前の血流速度を基準として、浄水の摂取の30分後の血流速度が1.25倍まで向上している。また、血流測定(a),(c)の結果から、浄水の摂取からおよそ60分後に、血流速度が浄水の摂取前の状態に戻っていることがわかる。なお、浄水の摂取前後において脈拍の変化はほぼ見られなかった。
(実験6−2)
実験6−2では、血流測定(a)〜(e)によって、プラズマ処理を施した本実施形態に係る機能性飲料水の摂取による血流速度への影響について調査した。実験6−2は、実験6−1の翌日に行った。機能性飲料水の摂取量は250mlとした。血流測定(a)〜(e)は手首で行った。
機能性飲料水の摂取、及び血流測定(a)〜(e)のタイミングは以下のとおりである。下記の時刻はいずれも同日である。
20時30分:血流測定(a)
20時30分:機能性飲料水の摂取
21時00分:血流測定(b)
21時30分:血流測定(c)
22時00分:血流測定(d)
22時30分:血流測定(e)
図16(a)は血流測定(a)の結果を示し、図16(b)は血流測定(b)の結果を示し、図16(c)は血流測定(c)の結果を示し、図16(d)は血流測定(d)の結果を示し、図16(e)は血流測定(e)の結果を示している。また、血流測定(a)〜(e)における、血流速度(最高血流PK)の値は以下のとおりである。なお、括弧内には各血流測定時の脈拍を示す。
血流測定(a):11.1[cm/s] (脈拍:77[bpm])
血流測定(b):15.4[cm/s] (脈拍:79[bpm])
血流測定(c):25.7[cm/s] (脈拍:77[bpm])
血流測定(d):19.9[cm/s] (脈拍:75[bpm])
血流測定(e):11.8[cm/s] (脈拍:73[bpm])
血流測定(a)〜(c)の結果から、機能性飲料水の摂取によって血流速度が向上していることがわかる。具体的には、機能性飲料水の摂取前の血流速度を基準として、機能性飲料水の摂取の60分後の血流速度が2.31倍まで向上していることがわかる。また、血流測定(a),(e)の結果から、機能性飲料水の摂取からおよそ120分後に、血流速度が機能性飲料水の摂取前の状態に戻っていることがわかる。なお、浄水の摂取前後において脈拍の変化はほぼ見られなかった。
(小括)
実験6−1,6−2では、浄水及び本実施形態に係る機能性飲料水の摂取前の被験者3の血流速度が同等であったものの、浄水の摂取後よりも本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の方が大幅な血流速度の向上が得られた。これにより、本実施形態に係る機能性飲料水では、血流を促進する効果がより良好に得られることが確認された。また、浄水の摂取後よりも本実施形態に係る機能性飲料水の摂取後の方が血流速度の向上の効果が長く持続することも確認された。
[実施例2のまとめ]
以上述べたように、いずれの被験者についても、浄水の摂取よりも、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取の方が、血流速度の向上に有効であることが確認された。また、いずれの被験者についても、浄水の摂取よりも、本実施形態に係る機能性飲料水の摂取の方が、血流速度の向上の効果が長く持続することが確認された。
上記のとおり、本実施形態に係る機能性飲料水は、浄水などの原料飲料水に対してプラズマ処理を施すことによって得られる。したがって、原料飲料水に対してプラズマ照射を施すことにより、原料飲料水に飲用者の血流を促進させる機能を付与することができることが確認された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、本発明により得られる機能水は、上記実施形態における経口で摂取する使用方法に限らず、種々の使用方法を適用可能である。例えば、本機能水を噴霧することによって、本機能水を呼吸により摂取可能となる。呼吸による摂取では、飲用による摂取と同様の作用を期待することができる他、飲用による摂取とは異なる様々な作用も期待することができる。
また、本機能水を皮膚に塗布することにより、皮膚に対する作用を期待することができる。例えば、本機能水の皮膚への塗布により、皮膚の状態を良好に保つ作用や、アトピー性皮膚炎などの皮膚病を治癒させる作用を期待することができる。また、本機能水は、他の成分と混合して塗布しやすい粘度とすることも可能である。
更に、本発明により得られる機能水は、人間以外の動植物に対しても適用可能であり、畜産業や農業などへの応用も可能である。
加えて、本発明により得られる機能水は、適宜、他の成分と組み合わせて利用可能である。例えば、本発明により得られる機能水と他の成分とを混ぜ合わせて、任意の機能性製品を製造可能である。また、本発明により得られる機能水に加工を加えることによっても、任意の機能性製品を製造可能である。

Claims (5)

  1. 窒素を含む気体中で発生させるプラズマを用いたプラズマ処理が施され、
    飲用者の血流を促進させる
    機能性飲料水。
  2. 請求項1に記載の機能性飲料水であって、
    前記プラズマ処理により窒素濃度が上昇させられる
    機能性飲料水。
  3. 請求項1又は2に記載の機能性飲料水であって、
    前記プラズマ処理により一酸化窒素濃度が上昇させられる
    機能性飲料水。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の機能性飲料水であって、
    前記プラズマは大気中で発生させられる
    機能性飲料水。
  5. 原料飲料水を用意し、
    窒素を含む気体中でプラズマを発生させるプラズマ処理により、前記原料飲料水に飲用者の血流を促進させる機能を付与する
    機能性飲料水の製造方法。
JP2015150258A 2014-07-30 2015-07-30 機能性飲料水及びその製造方法 Pending JP2016032808A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015150258A JP2016032808A (ja) 2014-07-30 2015-07-30 機能性飲料水及びその製造方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014154585 2014-07-30
JP2014154585 2014-07-30
JP2015150258A JP2016032808A (ja) 2014-07-30 2015-07-30 機能性飲料水及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016032808A true JP2016032808A (ja) 2016-03-10

Family

ID=55451979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015150258A Pending JP2016032808A (ja) 2014-07-30 2015-07-30 機能性飲料水及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016032808A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04287673A (ja) * 1991-03-13 1992-10-13 House Food Ind Co Ltd 高電圧パルスによる殺菌方法
JP2002052392A (ja) * 2000-08-09 2002-02-19 Masaaki Takarada 光水処理装置と水
JP2007077666A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Toto Ltd 便器洗浄水生成装置及び便器洗浄システム
JP2009513605A (ja) * 2005-10-25 2009-04-02 アセプティクス テクノロジーズ ビー.ブイ. 活性化パーオキシド溶液及びその調製のための方法
JP2010519335A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 ルンドベルク,ヨン 運動能力向上組成物及びその使用
JP2012217917A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Panasonic Corp 水処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04287673A (ja) * 1991-03-13 1992-10-13 House Food Ind Co Ltd 高電圧パルスによる殺菌方法
JP2002052392A (ja) * 2000-08-09 2002-02-19 Masaaki Takarada 光水処理装置と水
JP2007077666A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Toto Ltd 便器洗浄水生成装置及び便器洗浄システム
JP2009513605A (ja) * 2005-10-25 2009-04-02 アセプティクス テクノロジーズ ビー.ブイ. 活性化パーオキシド溶液及びその調製のための方法
JP2010519335A (ja) * 2007-02-26 2010-06-03 ルンドベルク,ヨン 運動能力向上組成物及びその使用
JP2012217917A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Panasonic Corp 水処理装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
J. PLASMA FUSION RES., vol. 79, no. 1, JPN6016040028, 2003, pages 35 - 38, ISSN: 0003476132 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
UA90048C2 (ru) Кондиционированная композиция и способ ее получения
EP2636404A3 (en) Methods of Treating Non-Alcoholic Steatohepatitis (Nash) Using Cysteamine Products
ATE449602T1 (de) Arzneimittel mit dobesilat-calcium zur behandlung und prophylaxe von sehnenerkrankungen
UA108198C2 (uk) Заміщені 2-ацетамідо-5-арил-1,2,4-триазолони та їх застосування
EA201590204A1 (ru) Твердая композиция, содержащая железо, для применения при железодефицитных состояниях
ATE453642T1 (de) Substituierte phenylaminopyrimidine
SG10201807789WA (en) Vaginal composition and use thereof
AR082313A1 (es) Composicion farmaceutica de combinacion para tratar enfermedades o condiciones asociadas una enfermedad o condicion respiratoria
EP4279128A3 (en) Novel antibody binding to tfpi and composition comprising the same
WO2008096203A3 (en) Food extracts containing n-methylnicotinamide for treatment of lipoprotein abnormalities and skin diseases and disorders
CN105311195A (zh) 一种治皮肤瘙痒的配方
WO2011055931A3 (ko) 인플루엔자 바이러스 유래 질병의 예방 또는 치료용 조성물
JP2016032808A (ja) 機能性飲料水及びその製造方法
WO2010101301A9 (en) Prophylaxis and treatment of macular degeneration and retinopathy using a prdx protein
MX2020001217A (es) Metodos de tratamiento de sintomas de gastroparesia usando velusetrag.
Chismark Oral Piercing and Body Art--21 st Century Realities and Safety Issues.
ATE501724T1 (de) Lektinzusammensetzung zur prophylaxe und/oder behandlung von unerwünschten arzneimittelnebenwirkungen
Kostik et al. Bone mineral changes in 43 children with osteogenesis imperfecta treated by pamidronate
CN103860681A (zh) 一种用白酒泡制的中药制剂及其制备方法和应用
Asbury Putting your money where your mouth is: the influence of American consumer culture on contemporary dentistry.
Clottu Hydroxychloroquine/rituximab
He et al. The Effect of Chinese Medical Gargle Combined with Point Application on Nasopharyngeal Carcinoma Patients with Xerostomia after Radiological Therapy
Robinson Infusion reaction and a drop in systolic blood pressure: 5 case reports
Aguiar-Bujanda Late-onset neutropenia: 11 case reports
ZA202104167B (en) Compounds for use in the treatment of parkinson's disease

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20160829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20160901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170117

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170808