JP2009510353A5

JP2009510353A5 -

Info

Publication number: JP2009510353A5
Application number: JP2008532856A
Authority: JP
Filing date: 2006-09-25
Publication date: 2009-04-23

Claims

一対の同軸クラッチの制御アセンブリであって、前記制御アセンブリは、単一の入力部と、各出力部が前記クラッチのうちの対応する一方の起動のために装置された一対の出力部と、前記入力部からの起動に応答して回転するように作動するトランスミッション部材と、前記トランスミッション部材とともに回転するように装置された駆動部材と、前記駆動部材と接触して作動するように装置された、軸方向に動く一対の制御部材と、を具え、前記制御部材は互いに同軸かつ前記ギヤ部と同軸であり、それぞれの対応する出力部を起動するために、前記制御部材のうち第１の制御部材は前記トランスミッション部材の第１の回転方向への移動に応答して前記駆動部材によって軸方向に変位し、前記制御部材のうち他方の制御部材は前記トランスミッション部材の、前記第１の回転方向とは逆の第２の回転方向への移動に応答して前記駆動部材によって軸方向に変位する、一対の同軸クラッチの制御アセンブリ。
前記制御部材は車両のトランスミッションの駆動軸の周りに同軸に取り付けられている請求項１記載の制御アセンブリ。
前記クラッチが前記駆動軸の差動モジュールのトルクを制御する請求項２記載の制御アセンブリ。
前記トランスミッション部材は前記制御部材に対応する環状である請求項１記載の制御アセンブリ。
軸方向移動のために前記駆動部材によって係合される制御部を具えた胴部を各制御部材が備え、前記制御部材のうち第１の制御部材の制御部は前記胴部から偏位しており、他方の制御部材の胴部は前記第１の制御部材の偏位した制御部を受け入れるくぼみを含み、それは前記くぼみ内で前記偏位した制御部を軸方向に動かすためである請求項１記載の制御アセンブリ。
前記駆動部材によって係合されるために、各制御部にカム軌道が配設されている請求項５記載の制御アセンブリ。
前記制御部材のうち第１の制御部材は固定管状部材の内側に配置され、前記制御部材のうち他方の制御部材は前記固定管状部材の外側に配置されている請求項１記載の制御アセンブリ。
一対の駆動部材を備え、各駆動部材は、前記制御部材の軸方向変位を起こさせるために前記各制御部材と係合して作動する請求項１記載の制御アセンブリ。
各駆動部材は、各制御部材に独立して設けられたカム軌道に可動に受け入れられる請求項８記載の制御アセンブリ。
各駆動部材はピンまたはローラーの形をとる請求項１記載の制御アセンブリ。
前記入力部は回転モータを備える請求項１記載の制御アセンブリ。
前記モータは、トランスミッション部材の移動軸に対して垂直に配置された出力軸を持つ請求項１１記載の制御アセンブリ。
前記制御部材は同軸であり、それぞれがボール型またはローラー型要素を受け入れる軌道輪を画定し、前記軌道輪は同軸であり、第１の軌道輪は他方の軌道輪と半径方向に間隔を置いて配置され、前記駆動部材は第１と第２のボール型またはローラー型要素を含み、前記第１の要素は前記第１の軌道輪内を移動し、前記第２の要素は他方の軌道輪内を移動し、前記駆動部材の回転に応答して関連する駆動部材を軸方向に駆動するべく作動できるように各軌道輪はカム軌道を画定する請求項１記載の制御アセンブリ。
各制御部材は軸面を持ち、各制御部材のボール軌道輪は前記軸面内の溝からなる請求項１３記載の制御アセンブリ。
前記制御部材のうち第１の材制御部材上の軸面は、正常動作状態時では他方の制御部材上の軸面と共面である請求項１４記載の制御アセンブリ。
入力部と、前記入力部からの起動に応答して軸周りに移動するように作動可能なトランスミッション部材と、前記トランスミッション部材と連動する駆動部材と、その起動のためにそれぞれが前記駆動部材と連通して作動し、軸方向に独立して可動な制御部材を具えた２つの出力部と、を持つ制御アセンブリであって、前記制御部材は前記トランスミッション部材の移動に応答して前記駆動部材によって軸方向に変位させられる制御アセンブリ。
トランスミッション部材の移動軸に対して垂直に配置された出力軸を持つ回転モータを前記入力部が備える請求項１６記載の制御アセンブリ。
前記制御部材は互いに同軸である請求項１６記載の制御アセンブリ。
前記トランスミッション部材は前記制御部材に対応する環状である請求項１８記載の制御アセンブリ。
各制御部材は、前記制御部材の移動を所定の方式で制御するために、前記駆動部材による係合のためのカム軌道を含む請求項１９記載の制御アセンブリ。
前記カム軌道が第１および第２の傾斜区分を有し、軸方向変位の速度が変化するように前記第１の傾斜区分の傾斜度が前記第２の傾斜区分の傾斜度と変えられている、請求項６記載の制御アセンブリ。
前記カム軌道の各々が第１および第２の傾斜区分を有し、軸方向変位の速度が変化するように前記第１の傾斜区分の傾斜度が前記第２の傾斜区分の傾斜度と変えられている、請求項９記載の制御アセンブリ。
前記カム軌道の各々が第１および第２の傾斜区分を有し、軸方向変位の速度が変化するように前記第１の傾斜区分の傾斜度が前記第２の傾斜区分の傾斜度と変えられている、請求項１３記載の制御アセンブリ。
前記カム軌道の各々が第１および第２の傾斜区分を有し、軸方向変位の速度が変化するように前記第１の傾斜区分の傾斜度が前記第２の傾斜区分の傾斜度と変えられている、請求項２０記載の制御アセンブリ。
前記モータが、前記制御部材の軸方向変位の軸に対して並行に配置された出力軸を持つ、請求項１１記載の制御アセンブリ。
前記入力部が、前記制御部材の軸方向変位の軸に対して並行に配置された出力軸を持つ回転モータを備える、請求項１６記載の制御アセンブリ。