JP2009505854A - サンドイッチ部品を製造する方法およびプレス機 - Google Patents

サンドイッチ部品を製造する方法およびプレス機 Download PDF

Info

Publication number
JP2009505854A
JP2009505854A JP2008527389A JP2008527389A JP2009505854A JP 2009505854 A JP2009505854 A JP 2009505854A JP 2008527389 A JP2008527389 A JP 2008527389A JP 2008527389 A JP2008527389 A JP 2008527389A JP 2009505854 A JP2009505854 A JP 2009505854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core structure
filling gas
press
cover layer
sandwich part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008527389A
Other languages
English (en)
Inventor
カルステン ヘッセ
ヘインツ−ペーター ブッシュ
Original Assignee
エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー filed Critical エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー
Publication of JP2009505854A publication Critical patent/JP2009505854A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/0007Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding involving treatment or provisions in order to avoid deformation or air inclusion, e.g. to improve surface quality
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B37/00Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding
    • B32B37/14Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers
    • B32B37/146Methods or apparatus for laminating, e.g. by curing or by ultrasonic bonding characterised by the properties of the layers whereby one or more of the layers is a honeycomb structure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

本発明は、開放型コア構造体2とその両側に設けられたカバー層1、3とを有するサンドイッチ部品の製造方法に関する。カバー層1、3は、硬化性プラスチック材料によって形成され、サンドイッチ部品は、閉じた装置の中で圧力を加えて硬化される。本発明によると、カバー層1、3が少なくとも部分的に凝固する前に、充填ガス、特に、窒素又は空気をコア構造体2に導入する。充填ガス圧力P充填ガスは、特に、カバー層1、3にひけマークが少なくとも大きく形成されることを防止するように、閉じた装置の作動圧力P作動以下となるように選択する。サンドイッチ部品の硬化工程時における、コア構造体の中の充填ガスの充填ガス圧力P充填ガスを適切に制御することによって、表面がほぼ最適な特性を有する、特に、コア構造体2のカバー層1、3に、コア構造体2のセルが冷却することにより負圧が生じると形成されやすくなるひけマークが形成されていない、サンドイッチ部品を製造することができるので、サンドイッチ部品に、例えば、研磨、むら取りなどの高額な機械的補修が不要となる。更に、本発明は、本方法を実施するプレス機に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、開放型コア構造体と両側に設けたカバー層とを含むサンドイッチ部品の製造方法であって、カバー層を硬化性プラスチック材料で形成し、サンドイッチ部品を閉じた装置内で圧力をかけて硬化する方法に関する。
更に、本発明は、フレームによって囲繞されて分離され、少なくとも一つのヒータによって温度制御可能な二つのプレス領域を用いて、コア構造体と硬化性プラスチック材料で形成された少なくとも二つのカバー層をフレームの所定の位置に設けてサンドイッチ部品を形成することができる、本発明の方法を実施するプレス機に関する。
通常、軽量構造物の分野、特に、航空機用構造体に適用するサンドイッチ部品は、両側にカバー層を設けたコア構造体によって形成される。多くの場合、カバー層は、前もって製造したいわゆる「プリプレグ」材料で作られる。プリプレグ材料は、強化繊維を織った材料、或いは強化繊維を間に挿入したスクリム、或いは、硬化性プラスチック材料、例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂又はBMI樹脂を工場で事前に含浸した個別の強化繊維を含む。プリプレグ材料は、保存温度が低くても保存寿命が限定的であるため、短期間で処理する必要がある。多くの場合、様々な幾何形状を有するハニカム構造体、又は折り重ね式ハニカム構造体が使用される。
完成したサンドイッチ部品、例えば、平面状のサンドイッチパネルを製造する場合、カバー層は、コア構造体の両側の所定の位置に設けることが好ましい。カバー層は、必要とされる剛性の要件に応じて、プリプレグ材料を順に積層した複数の層を有することができる。次いで、この構造体を、正確に規定した期間、適当な装置、特に、プレス機又はオートクレーブ内で高温高圧にして硬化してサンドイッチ部品の完成品を形成する。
周囲温度と比較して必要とする硬化温度が、例えば、140℃と高いために、コア構造体の各セル内の内部圧力は高くなる。カバー層に含まれる硬化性プラスチック材料は、硬化工程中にその粘度が変化するため、最初に、セル内部の超過圧力が漏出することがある。硬化工程の終了後、サンドイッチ部品を冷却すると、コア構造体の各セル内に僅かに負圧が生じる。この負圧が、コア構造体の各セルの上にひけマークが発生する原因となる。このような挙動は、使用する硬化性プラスチック材料または樹脂系とは無関係である。
特に、航空機の客室用の内張り部品として使用する場合、完成したサンドイッチ部品の表面の品質を十分に保証するために、通常、例えば、研磨及びむら取りなどによって、ある程度入念に表面を補修することが必要とされる。更に、硬化工程中に発生する蒸気によって、プラスチック材料又はプリプレグ材料は、少なくとも一部の領域で気泡が生じ、カバー層の内面の領域において、カバー層とコア構造体の間の機械的接合が阻害されることがある。
本発明は、最適な表面を備えたサンドイッチ部品を製造することを可能にする、サンドイッチ部品の製造方法を提示することを目的とする。
本目的は、第1に、請求項1の特徴を備えた方法によって達成される。
充填ガス、特に窒素又は空気をコア構造体に、少なくともカバー層が部分的に凝固する前に導入する。充填ガスの圧力を、特に、カバー層にひけマークが少なくとも大きく形成されることを防止するように、閉じた装置の作動圧力以下となるように選択することによって、一般的に機械的補修を必要としない表面がほぼ最適な特性を有するサンドイッチ部品を製造することができる。
本発明の一実施の形態の方法は、充填ガスの圧力を制御調整装置によって、カバー層の凝固度の関数となるように変更する。このようにして、本発明の方法は、極めて正確に処理を制御することができるため、ほぼ最適な表面、特に、ひけマークなどのないサンドイッチ部品を生成できる。
本発明の有利な更なる実施の形態では、充填ガスの温度を下げて装置内のサンドイッチ部品の滞留時間を削減する。硬化されたサンドイッチ部品の冷却時間を短縮するため、製造方法全体を加速できる。
本発明の更なる実施の形態によると、サンドイッチ部品を硬化させために、プレス機またはオートクレーブを使用する。本発明による方法を実施するために、最初に少なくとも一つのカバー層を、続いて、必要な開放型コア構造体及び少なくとも1つの更なるカバー層をプレス機内に配置して、高圧、高温で硬化させる。この間、コア構造体は充填ガスで満たす。この方法では、硬化工程中にカバー層をコア構造体に十分に適合させて、カバー層をコア構造体に十分強力に接合させるために、充填ガスの圧力はプレス機の作動圧力を超えてはならない。代替の方法では、サンドイッチ部品の硬化をオートクレーブ内で行うこともできる。この方法でも同様に、オートクレーブの内部圧力を、充填ガス圧力を超えるように選択する必要がある。
本発明の有利な更なる実施の形態の方法は、カバー層の凝固度、特に、カバー層の粘性状態を制御調整装置によって求めて、それに応じて、充填ガス圧力を変えるようにする。
このようにして、冷却工程中にコア構造体のセルに発生し、入念な機械的補修を別途必要とする、カバー層内のひけの形成を、充填ガス圧力を上げることでほとんど完全に抑制することができる。この方法では、カバー層の凝固度を直接決定するため、それぞれの凝固度を実験により求めた、例えば、使用するプリプレグ材料又は使用する樹脂系のそれぞれの時間及び/又は温度に対応する硬化曲線を用いてカバー層の凝固度を間接的に決定する場合と比較して、サンドイッチ部品のコア構造体の充填ガス圧力をより厳密に制御して、ひけメークを防止することができる。
有利な更なる実施の形態によると、少なくとも1つのカバー層の粘性状態を制御調整装置によって比誘電率の変化から求める。例えば、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、フェノール樹脂、BMI樹脂などの硬化性プラスチック材料を用いて形成したカバー層は、硬化工程中に比誘電率が変化する。この比誘電率は、制御調整装置によって、例えば、プレス機などの閉じた装置に適切に配置した、例えば、センサを用いるなどの、簡単な方法で取得できる。
有利な更なる実施の形態の方法によると、サンドイッチ部品と一体の外縁シールを形成するために、閉じた装置の中で硬化工程を行う前に、少なくとも一つのカバー層が、コア構造体を超えて突出し、少なくともコア構造体の少なくとも一つの縁部及び/又は他のカバー層に対向して位置する少なくとも一部の部位に延在する外縁部位を有する。一体の外縁シールを形成する場合、少なくとも1つのカバー層が、コア構造体の上面または底面より大きい面積を有する必要がある。一体外縁シールを形成する場合、突出した外縁部分は、少なくともコア構造体の縁部に対向するように配置する。このため、外縁部分が90°「傾斜する」必要がある。外縁部位の幅が十分にある場合、この外縁部位を、コア構造体の両方の縁部と、他のカバー層の上部に対向して配置することによって、一体の外縁シールとコア構造体及びカバー層の間の結行を極めて良好にすることができる。このようにして形成した、コア構造体及び相応に「傾斜した」カバー層を有する構造体を、例えば、適当なプレス装置のフレーム内に配置する。この構成では、一方では、充填ガスの供給中に、コア構造体の縁部を囲んで配置したカバー層がふくれ出すことのないよう、フレームは、サンドイッチ部品の最終的に帰着する寸法と正確に一致する必要がある。他方で、コア構造体の縁部に対向して配置する少なくとも1つのカバー層の外縁領域の材料厚さが加わることを十分に考慮して、硬化するサンドイッチ部品がフレーム内に収まるように、フレームは小さすぎてはならない。サンドイッチ部品の4つの側面を全て、カバー層のプリプレグ材料で囲む場合、連結装置、又は充填ガス用の吸気及び排気用接続部品を、少なくとも1つの側面で、コア構造体の縁部を囲んで配置したカバー層を貫通する必要になる。
本方法の有利な更なる実施の形態は、添付の特許請求の範囲に含まれる。
更に、本発明の目的は、請求項8に記載の方法を実施するプレス機によって達成される。
フレームは、サンドイッチ部品の硬化工程中に、特に、少なくとも部分的にひけマークがカバー層に発生するのを防止するために、充填ガスをコア構造体に注入する、及び/又はガス構造体から排気する少なくとも一つの連結装置を有する。これにより、特に、研磨やむら取りなどの機械的補修を何ら必要とせずに、良好な面品質のサンドイッチ部品を単純な方法で製造することができる。
プレス機の有利な設計は、制御調整装置を用いて、プレス機の作動圧力及び/又は充填ガスの圧力を変更可能としている。
これによって、充填ガス圧力を正確に制御することができ、特に、硬化工程中にカバー層にひけマークが形成されることを大幅に防止できる。
有利な更なる実施の形態のプレス機によると、少なくとも1つのプレス領域の温度を、制御調整装置を用いて変更できる。この実施の形態により、硬化工程を正確に、とりわけ信頼性高く再現することができるので、製造したサンドイッチ部品の機械特性を常時確実に同一にできる。
有利な更なる実施の形態は、充填ガスの温度を制御調整装置によって変更可能とする。これによって、硬化工程が終了に近づくにつれを冷却して、充填ガスの温度を下げることにより、仕上がった硬化したサンドイッチ部品をプレス機からより早く取り出せるようになる。このため、製造工程全体の期間を短縮できる。
本発明の有利な更なる実施の形態のプレス機によれば、カバー層の硬化度、特に、カバー層の粘性状態を制御調整装置を用いて求めることができる。粘性状態を直接測定することにより、実験により求めた、時間、及び/又は温度に対応させた硬化曲線(粘性特性図)などを用いてカバー層の硬化度を間接的に求める場合と比較して、硬化工程のより正確な制御が可能になる。
本発明の有利な更なる実施の形態のプレス機については、添付の特許請求の範囲に開示する。
以下の添付の図面を参照して、本発明について説明をする。
図1を参照して、本発明による方法とその方法を実施するために使用するプレス機について説明する。
図1は、製造するサンドイッチ部品の構成部品を備えた、本方法を実施するためのプレス機の斜視図である。
図示の代表的な実施の形態では、サンドイッチ部品は、カバー層1、コア構造体2、及び更なるカバー層3を有する。カバー層1、3はプリプレグ材料を含む。いわゆるプリプレグ材料は、硬化性プラスチック材料で前もって含浸した、強化繊維を織った材料、強化繊維を間に挿入したスクリム、または個別の強化繊維とすることができる。特に、炭素繊維、ガラス繊維、アラミド繊維などを強化繊維として使用することができる。特に、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、BMI樹脂などをプリプレグ材料用の硬化性プラスチック材料として使用する。熱を与えるとプリプレグ材料を硬化させることができる。図示の代表的な実施の形態では、コア構造体2は、溝が形成されたハニカムコアである。溝が形成されたハニカムコアの代わりに、所望の、開放型で立体的な、特に、水はけのよいコア構造体を、例えば、樹脂の安定した編み物、樹脂の安定した織物、孔が形成されたコア構造体、開放孔型発泡プラスチック、折り重ね式ハニカムコア、(例えば、鶏卵箱の形態の)織布用成形スペーサなどとともに使用することができる。
サンドイッチ部品の製造で使用するプレス機は、特に、上部プレス領域4と、下部プレス領域5と、製造するサンドイッチ部品を耐圧して囲繞するフレーム6とを有する。一次元的又は二次元的に湾曲したサンドイッチ部品を製造する場合、プレス領域4、5は、図示の平面形状とは異なる幾何形状を有することができる。例えば、プレス領域を球状に湾曲させてもよい。プレス領域4、5及びフレーム6は、ヒータ装置(図示せず)を有する。例えば、油圧シリンダなどの駆動装置(図示せず)を用いて、少なくとも上方のプレス領域4を下方のプレス領域5に向けて所定の機械力Fで下降させることができる。プレス領域4に作用する機械力によって、プレス機内に作動圧力P作動が生じる。作動圧力P作動は、最大15barである。制御調整装置7を用いて、少なくとも上部プレス領域4に作用する機械力Fと、上部プレス領域4及び下部プレス領域5を温度制御するヒータとを制御及び調整できる。プレス機の外部は、通常の周囲気圧P周囲および通常の周囲温度T周囲とする。
本発明による方法を実行するために、完成したサンドイッチ部品を形成する、カバー層1、3及びコア構造体2を含めた構成物をフレーム6内に配置する。続いて、少なくとも上部プレス領域4を力Fで下方に下部プレス領域5に対して押圧して、カバー層1、3をコア構造体2に強く押し付ける。このようにして、コア構造体2とカバー層1、3との間に、機械的耐負荷性が非常に高い結合が得られる。こうして、ヒータ装置を用いてプレス領域4、5の温度Tプレス領域を設定して、カバー層1、3を形成するために用いるプリプレグ材料を、それぞれのプリプレグ材料または樹脂系に最適な硬化温度で硬化させる。
図示の代表的な実施の形態では、プレス機のフレーム6は、所定の充填ガス圧力P充填ガスでコア構造体2に充填ガスを注入する、又は排気する3つの連結装置8〜10を備える。充填ガス圧力P充填ガスは制御調整装置を用いて制御できる好適な制御弁を使用して制御することができる。制御弁は、圧力ガス貯蔵装置からの流入量に影響を与える。コア構造体2内の圧力を所定のレベルに下げることができるように、必要な場合は、例えば、ポンプなどの送ガス装置を設けてもよい。連結装置8〜10を流れる充填ガスの流入および流出の制御、特に、充填ガス圧力P充填ガスと、充填ガスの供給量および排気量については、制御弁(図示せず)を用いて制御調整装置7が制御する。フレーム6は、プレス工程時にプレス領域4、5が移動中であっても封止要素(図示せず)を用いて高い耐圧性を保ちつつプレス領域4、5を封止するため、大気圧P周囲と比較して高い充填圧力P充填ガスをコア構造体2内に生成できるようにしている。3つの連結装置8〜10は、コア構造体2内の充填ガス圧力を迅速に所定の値に調整できるようになっている。本構成の機能は、連結装置の数量が異なっても十分に実現できる。
充填ガスとして、例えば、空気、窒素、又はその他の化学的に不活性なガスを使用することができる。本発明の方法を実施する際、制御調整装置7は、サンドイッチ部品の硬化工程中に、カバー層1、3の凝固状態又は粘性状態の程度を常時収集する。
例えば、カバー層1、3を形成するために用いるプラスチック材料又はプリプレグ材料の比誘電率の変化を硬化工程中に測定することによって、凝固度を求めることができる。このために、適当な電気的センサをプレス領域4、5またはカバー層1、3の領域に配置する。
或いは、時間、温度、圧力に対応させた、それぞれのプリプレグ材料の硬化曲線を実験により求めることもできる。これらの硬化曲線は制御調整装置7に保存する。次いで、硬化工程の継続時間を測定することによって、制御調整装置7は、例えば、いずれの場合にも、ヒータによって決定されたプレス領域4、5の温度の関数として、カバー層1、3の、ある時点の凝固度またはある時点の粘性状態を求めることができる。
次いで、このようにして求めたカバー層1、3のある時点での凝固度またはそれぞれの粘性状態から、必要な充填ガス圧力P充填ガスを求めて、硬化工程中に、カバー層1、3内にひけマークが発生することを確実に防止することができる。この手順では、硬化工程が進行して、カバー層1、3の硬化度が増加すると、カバー層1、3とコア構造体2の間の接着結合の機械的な耐負荷性が向上するので、カバー層1、3の増加する硬化度の関数として、充填ガス圧力P充填ガスを次第に増大できることを考慮する必要がある。
プレス機が、押圧力Fによって、カバー層1、3またはコア構造体2に加える充填ガス圧力P充填ガスを、プレス機の作動圧力P作動を超えないように選択しながらも、コア構造体2に作用するカバー層1、3の接触圧力が十分となるようにすることが好ましい。この作動圧力P作動即ち接触圧力は、カバー層1、3とコア構造体2とを接着して結合するために必要とされる。この接着結合は、十分な機械的耐負荷性を有するため、製造するサンドイッチ部品の全体強度を達成するために必須である。
硬化工程の進行の関数として、すなわち、カバー層1、3の増加する凝固度の関数として、制御調整装置7を用いて充填ガス圧力P充填ガスを相応に制御することによって、表面の品質をほぼ最適とした、換言すると、特に、ひけマークなどのないサンドイッチ部品を製造することができる。したがって、特に、航空機の客室内の内張り部品として使用する場合にこれまで必要とされた、サンドイッチ部品表面の研削やむら取りなどによる高額な機械的補修を不要とすることができる。
最初から製造するサンドイッチ部品の外縁にシールを設ける場合、例えば、カバー層1の面積を、コア構造体2の上部11または底部12の面積より広くすることができる。次いで、余分なカバー層の材料を、コア構造体2の縁部13〜16上に配置して、硬化工程中に、縁部13〜16と結合して外縁シールを形成する。更に、上部11から、余分なカバー層の材料を、コア構造体2の底面12に対して直角に、縁部13〜16のまわりに引き寄せることができる。外縁シールを一体として製造する場合、相応して正確に合わせたフレーム6が必要であり、カバー層1、3を形成するために使用する材料の材料厚を考慮する必要がある。このように本発明による手法を用いると、続けて外縁シールの製造をすることせずに、例えば、へら又はその他の塗布工具を用いてシール材料を貼り付けることによって、外縁シールを形成することができる。
本手法は、図示の代表的な実施の形態において、充填ガス用の吸気および排気用接続部品として機能する連結装置8〜10が、少なくともコア構造体2の縁部16に対向して設けたカバー層材料を貫通する必要がある。これらの貫通部の位置は、最終的な取り付け時に見えなくなるように、特に、内張り部品の製造時に選択することが好ましい。硬化した後、これら貫通部は、湿分および/または外部から粒子が進入しないように、適当な材料で閉塞する必要がある。
更に、必要な場合、温度制御装置、特に、加熱機能と冷却機能とを兼ね備えた装置を用いて、充填ガスの温度T充填ガスを目標値に下げることができる。この場合、サンドイッチ部品を冷却することによって、プレス機から前記サンドイッチ部品をより早く取り出すことが可能となり、特に、製造工程を確実に短縮することができる。
プレス領域4、5の温度は、例えば、140℃など、使用する樹脂系に応じて十分に迅速な硬化工程を確実とする温度とする。充填ガス圧力P充填ガスは、カバー層1、3とコア構造体2との機械的結合を十分に強力に保つため、6barより小さいことが好ましい。
或いは、サンドイッチ部品の硬化をオートクレーブで行ってもよい。
図1は、本発明の方法を実施するプレス機の概略図である。
符号の説明
1 カバー層
2 コア構造体
3 カバー層
4 プレス領域(上部)
5 プレス領域(下部)
6 フレーム
7 制御調整装置
8 連結装置
9 連結装置
10 連結装置
11 上部(コア構造体)
12 底部(コア構造体)
13 縁部
14 縁部
15 縁部
16 縁部

Claims (15)

  1. 開放型コア構造体(2)と、その両側に設けたカバー層(1,3)とを有するサンドイッチ部品の製造方法であって、
    前記カバー層(1、3)は、硬化性プラスチック材料で形成され、
    前記サンドイッチ部品は、閉じた装置の中で圧力をかけて硬化し、
    少なくとも前記カバー層(1、3)が部分的に凝固する前に、充填ガス、特に窒素又は空気をコア構造体(2)に導入し、
    充填ガス圧力は、特に、前記カバー層(1、3)にひけマークが形成されることを防止するため、前記閉じた装置の作動圧力以下となるように選択した、方法。
  2. 前記充填ガス圧力を、制御調整装置(7)によって、前記カバー層の凝固度の関数として変更する、請求項1記載の方法。
  3. 前記充填ガスの温度を下げて前記サンドイッチ部品の前記閉じた装置の中の滞留時間を短縮する、請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. 前記サンドイッチ部品を硬化する装置としてプレス機又はオートクレーブを用いる、請求項1から請求項3迄の何れかに記載の方法。
  5. 制御調整装置(7)は、前記カバー層(1、3)の凝固度、特に、前記カバー層(1、3)の粘性状態を取得し、前記充填ガス圧力を変更する、請求項1から請求項4迄の何れかに記載の方法。
  6. 制御調整装置(7)は、比誘電率の変化によって少なくとも一つのカバー層(1、3)の粘性状態を測定する、請求項1から請求項5迄の何れかに記載の方法。
  7. 前記サンドイッチ部品と一体の外縁シールを形成するために、前記閉じた装置の中で硬化工程を行う前に、少なくとも一つのカバー層(1、3)が、前記コア構造体(2)を超えて突出し、少なくとも前記コア構造体(2)の少なくとも一つの縁部(13、14、15、16)又は他のカバー層(1,3)に対向して位置する少なくとも一部の部位に延在する外縁部位を有する、請求項1から請求項6迄の何れかに記載の方法。
  8. 少なくとも一つのヒータによって温度制御が可能な、フレーム(6)によって囲繞されて封止される二つのプレス領域(4、5)を有する、請求項1から請求項7迄の何れかに記載の方法を実施するプレス機であって、
    サンドイッチ部品を生成するために、硬化性プラスチック材料を用いて形成される少なくとも二つのカバー層(1、3)及びコア構造体は、前記フレーム(6)の所定の位置に配置して押圧可能で、
    前記フレーム(6)は、前記サンドイッチ部品の硬化工程において、特に、少なくとも部分的に、前記カバー層(1、3)にひけマークが形成されることを防止するために、充填ガスを前記コア構造体(2)に注入する、又は前記コア構造体(2)から排気する少なくとも一つの連結装置(8、9、10)を有する、プレス機。
  9. 前記プレス機の作動圧力P作動又は充填ガス圧力P充填ガスは、制御調整装置(7)によって変更可能である、請求項8記載のプレス機。
  10. 少なくとも一つのプレス領域(4、5)の温度Tプレス領域は、制御調整装置(7)によって変更可能である、請求項8又は請求項9記載のプレス機。
  11. 前記充填ガスの温度T充填ガスは、制御調整装置(7)によって変更可能である、請求項8から請求項10迄の何れかに記載のプレス機。
  12. 前記カバー層(1、3)の硬化度、特に、前記カバー層(1、3)の粘性状態は、制御調整装置(7)によって取得できる、請求項8から請求項11迄の何れかに記載のプレス機。
  13. 前記カバー層(1、3)の硬化工程における粘性状態は、制御調整装置(7)によって比誘電率を測定して取得できる、請求項8から請求項12迄の何れかに記載のプレス機。
  14. 前記充填ガス圧力P充填ガスは、硬化性プラスチック材料を用いて形成した前記カバー層(1、3)の粘性状態の関数として、制御調整装置(7)によって、特に、前記カバー層(1、3)にひけマークが形成されることを部分的に防止するために、変更できる、請求項8から請求項13迄の何れかに記載のプレス機。
  15. 硬化工程の進行は、制御調整装置(7)によって制御可能である、請求項8から請求項14迄の何れかに記載のプレス機。
JP2008527389A 2005-08-23 2006-08-23 サンドイッチ部品を製造する方法およびプレス機 Pending JP2009505854A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005039837A DE102005039837B4 (de) 2005-08-23 2005-08-23 Verfahren zur Herstellung von Sandwichbauteilen
PCT/EP2006/008289 WO2007022971A1 (de) 2005-08-23 2006-08-23 Verfahren zur herstellung von sandwichbauteilen sowie presse

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009505854A true JP2009505854A (ja) 2009-02-12

Family

ID=37434324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008527389A Pending JP2009505854A (ja) 2005-08-23 2006-08-23 サンドイッチ部品を製造する方法およびプレス機

Country Status (9)

Country Link
US (1) US8652279B2 (ja)
EP (1) EP1922213B8 (ja)
JP (1) JP2009505854A (ja)
CN (1) CN101247948B (ja)
BR (1) BRPI0615052A2 (ja)
CA (1) CA2618886A1 (ja)
DE (1) DE102005039837B4 (ja)
RU (1) RU2417894C2 (ja)
WO (1) WO2007022971A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505853A (ja) * 2005-08-23 2009-02-12 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 航空機用サンドイッチ部品をエネルギー効率よく硬化するプレス装置
JP2019022996A (ja) * 2014-06-04 2019-02-14 ブライト ライト ストラクチャーズ エルエルシー エネルギ吸収を示し、かつ/または欠陥が存在しない表面を含む複合材構造

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010035493A1 (de) * 2010-08-26 2012-03-01 Airbus Operations Gmbh Verfahren sowie Herstellvorrichtung zur Herstellung eines Faserverbund-Sandwichbauteils
DE102011053817A1 (de) * 2011-09-21 2013-03-21 Repower Systems Se Herstellung eines Gurtes im RIM-Verfahren mit beidseitiger Heizung
DE102012022713B3 (de) * 2012-11-21 2014-02-13 Diehl Aircabin Gmbh Paneel und Verfahren zur Herstellung eines Paneels
DE102019204460A1 (de) * 2019-03-29 2020-10-01 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zur Herstellung eines Sandwichverbund-Bauteils mit eingepresster zwei- oder dreidimensionaler Form sowie ein derartiges Sandwichverbund-Bauteil

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3814653A (en) * 1972-01-20 1974-06-04 Nasa Method of laminating structural members
JPS6430752A (en) * 1987-07-27 1989-02-01 Takuma Sogo Kenkyusho Kk Method and device for molding laminate
JPS6453822A (en) * 1987-07-31 1989-03-01 Gen Electric Adaptation type pressure controller based on model and method of controlling application of high pressure
JPH03502728A (ja) * 1987-10-02 1991-06-20 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 物質内の誘電率測定方法および装置
JPH06901A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Yokohama Rubber Co Ltd:The ハニカムサンドイッチパネルの製造方法
JPH06344366A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 樹脂硬化監視方法及びその装置
JPH07308983A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd ハニカムサンドイッチ構造部品の製造方法
JP2005047180A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Fuji Heavy Ind Ltd ハニカムサンドイッチパネルの製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3138506A (en) * 1959-12-08 1964-06-23 Goodyear Aerospace Corp Method of making an article of stiffened fibrous material
US4305770A (en) 1979-04-26 1981-12-15 Sea-Log Corporation Fabrication of fiber reinforced resin structures
JPS6430752U (ja) 1987-08-20 1989-02-27
US5242651A (en) * 1990-07-25 1993-09-07 Vought Aircraft Company Pressure balanced processing of composite structures
NL9001907A (nl) * 1990-08-30 1992-03-16 Stamicarbon Werkwijze voor het maken van honingraatsandwichpanelen.
DE19907279A1 (de) * 1999-02-21 2000-08-31 Gefinex Polymerschaeume Gmbh Formteilautomat zur Herstellung von Kunststoffschaumprodukten aus Beads
JP2002337256A (ja) * 2001-05-18 2002-11-27 Jamco Corp 真空断熱パネルとその製造方法
US20050025929A1 (en) * 2003-07-28 2005-02-03 Smith Lance D. Sandwich panel with interior barrier
DE102006031435A1 (de) * 2005-08-23 2008-01-10 Airbus Deutschland Gmbh Pressvorrichtung zur energieeffizienten Aushärtung eines Sandwichbauteils für Luftfahrzeuge

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3814653A (en) * 1972-01-20 1974-06-04 Nasa Method of laminating structural members
JPS6430752A (en) * 1987-07-27 1989-02-01 Takuma Sogo Kenkyusho Kk Method and device for molding laminate
JPS6453822A (en) * 1987-07-31 1989-03-01 Gen Electric Adaptation type pressure controller based on model and method of controlling application of high pressure
JPH03502728A (ja) * 1987-10-02 1991-06-20 マサチューセッツ インスティテュート オブ テクノロジー 物質内の誘電率測定方法および装置
JPH06901A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Yokohama Rubber Co Ltd:The ハニカムサンドイッチパネルの製造方法
JPH06344366A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 樹脂硬化監視方法及びその装置
JPH07308983A (ja) * 1994-05-16 1995-11-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd ハニカムサンドイッチ構造部品の製造方法
JP2005047180A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Fuji Heavy Ind Ltd ハニカムサンドイッチパネルの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009505853A (ja) * 2005-08-23 2009-02-12 エアバス・ドイチュラント・ゲーエムベーハー 航空機用サンドイッチ部品をエネルギー効率よく硬化するプレス装置
US8740606B2 (en) 2005-08-23 2014-06-03 Airbus Operations Gmbh Press device for the energy-efficient curing of a sandwich component for aircraft
JP2019022996A (ja) * 2014-06-04 2019-02-14 ブライト ライト ストラクチャーズ エルエルシー エネルギ吸収を示し、かつ/または欠陥が存在しない表面を含む複合材構造

Also Published As

Publication number Publication date
RU2417894C2 (ru) 2011-05-10
CA2618886A1 (en) 2007-03-01
US20090321009A1 (en) 2009-12-31
EP1922213A1 (de) 2008-05-21
CN101247948B (zh) 2012-09-05
DE102005039837A1 (de) 2007-03-01
BRPI0615052A2 (pt) 2011-04-26
DE102005039837B4 (de) 2010-12-09
RU2008111011A (ru) 2009-09-27
EP1922213B8 (de) 2012-07-04
CN101247948A (zh) 2008-08-20
EP1922213B1 (de) 2012-05-16
US8652279B2 (en) 2014-02-18
WO2007022971A1 (de) 2007-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8420002B2 (en) Method of RTM molding
JP4342620B2 (ja) ハニカムサンドイッチ構造複合材パネルの成形方法
US9238337B2 (en) Molding die and molding method
JP2009505854A (ja) サンドイッチ部品を製造する方法およびプレス機
US20220410503A1 (en) Method and device for producing a component from a fiber composite material
JP2012529385A5 (ja)
KR102218633B1 (ko) 복합 재료 성형물 제조용 성형형 및 복합 재료 성형물의 제조 방법
EP2662203B1 (en) Contour caul with expansion region and method for its manufacture
JP6582429B2 (ja) サンドイッチ成形体およびその成形方法ならびに成形装置
JP5791365B2 (ja) Rtm成形方法及びrtm成形装置
JP4764060B2 (ja) ハニカムサンドイッチパネルの補強方法
CA2665194A1 (en) Apparatus and method for close tolerance forming of areas in fibre reinforced resin composite components
EP3715081B1 (en) Method for producing composite material
JP6724667B2 (ja) 複合材料の成形方法および複合材料の成形装置
EP3600854A1 (en) A tool for manufacturing a composite component
CN114055910B (zh) 一种蜂窝板制备装置及方法
JP4764522B2 (ja) ハニカムサンドイッチパネルの修理方法
JP2002347149A (ja) 複合材ハニカムサンドイッチ構造体及びその製造方法
JP2009291955A (ja) 繊維強化部材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090722

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111108

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120208

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120308

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121218

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130521