JP2009505790A - 多孔性イヤーマフを包含する聴覚保護装置 - Google Patents

多孔性イヤーマフを包含する聴覚保護装置 Download PDF

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Abstract

ヘッドピースと、ヘッドバンドに固定された第1イヤーマフと、ヘッドバンドに固定された第2イヤーマフとを包含する聴覚保護装置であって、各イヤーマフは、多孔性材料を包含すると共に、露出した多孔性材料を包含する遠位外面と、近位外面とを有するイヤーカップを包含する。

Description

本発明は、多孔性イヤーマフに関する。
イヤーマフの形態における聴覚保護装置は、環境騒音から作業者を保護するために産業界で広く用いられている。従来の聴覚保護イヤーマフは、弾力的な剛性ヘッドバンドに取り付けられた一対のカップ形剛性シェルを包含する。イヤーマフの剛性外側シェルは、しばしば、プラスチック、金属、又はそれらの組み合わせから作られており、連続気泡発泡体で満たされている。剛性外側シェルは、一般にイヤーマフに著しい量の重量を与えるので、聴覚保護装置は、より重く、長時間にわたる着け心地が悪くなる。
クッションは、イヤーマフの頭部接触部分にあり、封止部を生み出し、装置によってユーザー上に加えられる圧力を低減させるように設計される。クッションは、環状であり、ユーザーの耳を入れる中央開口部を画定する。クッションは装置が着用されるときにユーザーに接触するので、ユーザー上に存在する水分、油、及び汚物がクッションへ付着する可能性がある。洗浄を容易にし発泡体の劣化から保護するため、クッションは、しばしば、プラスチック薄膜の形態における覆いを包含する。プラスチック薄膜は、しばしば、別個の処理工程で適用される。
米国特許第5,841,081号 米国特許第4,954,327号 米国特許第6,598,358号 米国特許第5,813,180号 米国特許第5,688,860号 米国特許第5,979,451号 米国特許第5,546,610号
多くの聴覚保護イヤーマフにおいて、イヤーマフは、ヘッドバンドに恒久的に取り付けられており、ヘッドバンドから取り外し可能に設計されていない。これらの構造物に関して、ヘッドバンドからイヤーマフを取り外そうと試みれば、聴覚保護装置の実用性を損ねるか又は失わせる可能性がある。
また、従来の聴覚保護イヤーマフは多数の部品から構成されており、これにより製品の複雑さと全重量が増す。多数の製造工程及び経費を要するプロセスは、典型的には、これら従来の聴覚保護イヤーマフの製造に関するものである。
一態様では、本発明は、ヘッドピースに固定された第1イヤーマフを包含するヘッドピース(例えば、ヘッドバンド又はヘルメット)を包含する聴覚保護装置を特徴とする。第1イヤーマフは、多孔性材料と、露出した多孔性材料を包含する遠位外面と、近位外面とを有する第1イヤーカップを包含する。また、第2イヤーマフも、ヘッドピースに固定され、多孔性材料と、遠位外面と、近位外面とを有する第2イヤーカップを包含する。第1イヤーカップと同様、第2イヤーカップは、露出した多孔性材料を包含する遠位外面を包含する。
本発明は、ヘッドバンドに容易に着脱できる露出した発泡イヤーマフを包含する聴覚保護装置を特徴とする。本発明はまた、軽量であると共に、硬質プラスチック外側シェルを有する既存の聴覚保護イヤーマフに比べてより少ない構成要素から構成され得る、発泡イヤーマフを特徴とする。発泡イヤーマフは単一部材であり得、これにより製造コストを低減させることができる。幾つかの構造物では、イヤーマフのイヤーカップ及びクッションは、単一工程で形成されることができる。また、その聴覚保護イヤーマフは、従来の聴覚保護イヤーマフに比べて組み立て及び製造がより容易であり得る。
聴覚保護イヤーマフは、破断する可能性があると共にイヤーマフの着け心地を悪くする、剛性部品無しに製造されることができる。剛性外側プラスチックカバー(例えば、シェル)の必要性が無いので、イヤーマフは、イヤーマフの外側が接触する(例えば、物体にぶつかるか又は衝突する)とき、ユーザーへ騒音をあまり伝達しないことがある、即ち、硬質の外側プラスチックカバーを有するイヤーマフに比べ、ユーザーの耳へ騒音をあまり伝達しないことがある。
発泡イヤーマフはまた、様々な着色発泡体から製造されることができ、これにより機能上の目的(例えば、識別、所有者(ownership)、音減衰の程度)、並びに審美的な目的に役立つことができる。
本発明のその他の特徴及び利点は、次の図面、好ましい実施形態の説明から、及び請求項から明白であろう。
用語解説
本発明に関して、これらの用語は下記の意味を有する:
語句「露出した多孔性材料」は、多孔性材料の表面が(例えば、ユーザーによって)接触可能であることを意味し、多孔性材料の表面上に一体化薄膜が存在する構成を包含する。
語句「聴覚保護装置」は、EN13819−2:2002のセクション4.2に従って試験されたとき、1000Hz、2000Hz、4000Hz、及び8000Hzの各々において少なくとも3デシベルの平均(中間)実耳減衰(real-ear-attenuation)を提供する装置を指す。
用語「ヘッドバンド」は、イヤーマフを保持し、イヤーマフをユーザーの頭部に押し付けるように構成された装置を意味する。
用語「イヤーカップ」は、ユーザーの耳を受容するように寸法設定され、音減衰を提供するように構成された構成要素を意味する。
図1〜6及び12において、ヘッドバンド12の形態におけるヘッドピースと、ヘッドバンド12の末端部32にてヘッドバンド12に固定された2つのイヤーマフ14a,14bとを包含する聴覚保護装置10が例示されている。ヘッドバンド12は、イヤーマフ14a,14bをユーザーの耳に押し当てて弾力的に保持する。イヤーマフ14a,14bは、イヤーカップ16、及びイヤーカップ16に取り付けられた環状のクッション18を包含する。
イヤーカップ16は、気体充填された多孔性材料から作られており、音を吸収すると共に雑音を減衰させ、例えば、音波がユーザーの耳道に到達するのを抑止し、好ましくは防止する。イヤーカップ16は、一般にカップ形であり、遠位20外面は形状において概ね弓状であり、また近位22外面、即ち、耳に最も近い表面は概ね凹状であり、ユーザーの耳を入れることのできる開口区域26を提供する。イヤーカップ16の遠位外面20は、ユーザーが触れることのできるように、環境に露出されている。イヤーカップ16には、プラスチック又は金属シェルなどの外側剛性シェルが無い。イヤーカップ16は、ヘッドバンド12の末端部32を受容するためのチャネル8を包含する。
イヤーカップ16は、音を減衰させるいずれかの好適な気体充填された多孔性材料を包含する。有用な音減衰材としては、音響減衰、機械的剛性及び成形性を示す(例えば、材料を例えば切断すること、形成すること、成形すること、又はそれらの組み合わせにより変え得る特性を示す)気体充填された多孔性材料が挙げられる。有用な気体充填された多孔性材料の例としては、例えば、発泡体、(例えば、閉塞気泡発泡体、連続気泡発泡体、低速回復弾力性発泡体(例えば、加圧成形された低速回復弾力性発泡体)、瞬間回復発泡体)、結合繊維構造体、エアロゲル、音響複合材料、例えば、合成樹脂結合剤のマトリックスにおける中空セラミック粒子、多層化された音響複合材料など、及びそれらの組み合わせが挙げられる。好適な多孔性の結合繊維構造体の例は、米国特許第5,841,081号に記載されており、本明細書に組み込まれる。エアロゲルの例は、米国特許第4,954,327号及び第6,598,358号に記載されており、本明細書に組み込まれる。好適な音響複合材料の例は、米国特許第5,813,180号及び第5,688,860号に記載されており、本明細書に組み込まれる。多孔性材料は、好ましくは連続気泡発泡体である。発泡体は、硬質発泡体、半剛性発泡体、又は可撓性発泡体であり得る。
発泡体の気泡は、発泡体の内部における比較的より大きい平均断面積と、発泡体の外面における比較的より小さい平均断面(average cross-sectional)とを好ましくは有する。イヤーカップの外面におけるより小さい気泡の存在は、内部の発泡体に比べてより剛性で堅い外側層をもたらす。幾つかの実施形態では、イヤーカップの外面における又はその付近における圧密化されたより小さい気泡は、イヤーカップ上のインテグラルスキン、例えば、イヤーカップの表面において成形法から生じる薄膜層を形成する。インテグラルスキンは、本質的に閉塞気泡を包含しており、また、幾つかの連続気泡を包含して、気体、例えば、空気の放出を可能にすることもできる。製造方法の様々なパラメーターを変更することにより、インテグラルスキンの厚さを変更することができる。例えば、成形型温度がインテグラルスキンの存在及び性質に影響を及ぼす可能性がある。幾つかの発泡体成形法では、温度を高めることにより比較的より薄いスキンが形成されるのに対して、より低い温度ではより厚く比較的より密集したスキンが形成される。インテグラルスキンを形成するための有用な金型温度の範囲の一例は、約35℃〜約70℃である。インテグラルスキンは、いかなる望ましい厚さをも有し得る。有用なスキン厚の範囲の一例は、約1mm〜約5mmである。
発泡体を形成し得る有用な組成物としては、例えば、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、これらの組み合わせが挙げられる。好適な硬質ポリウレタン発泡体は、800未満の分子量を有するポリオールからであり得る。好適な半剛性ポリウレタン発泡体は、約800〜2000の分子量を有するポリオールから形成されることができ、また好適な可撓性ポリウレタン発泡体は、2000を超える分子量を有するポリオールから形成されることができる。有用なポリウレタン発泡体は、例えば、約200g/L(200kg/m)〜約1100g/L(1100kg/m)、又はさらに約200g/L(200kg/m)〜約800g/L(800kg/m)の範囲の密度など、いずれかの望ましい密度を有する。また、好適な発泡体及びその作製方法は、例えば、米国特許第5,979,451号に記載され、本明細書に組み込まれる。
多孔性材料は、任意に、着色剤、例えば、染料、顔料、及びこれらの組み合わせを包含することができる。着色剤は、識別、望ましい審美的特性、音減衰特性イヤーカップの可視的しるし、及びこれらの組み合わせを提供することができる。イヤーカップは、任意に、例えば、マーキング、着色、及びこれらの組み合わせなど、それにより提供される音減衰のレベルの他のしるしを包含することもできる。
或いは又は加えて、イヤーカップは、例えば、ロゴ、色彩、デザイン、圧痕形成、レリーフ、及びこれらの組み合わせなど、様々な形態におけるマーキングを包含することができる。
クッション18は、ユーザーの耳の周りでイヤーマフ14を封止し、聴覚保護装置10によりユーザーの頭部に対して加えられる圧力を弱める。環状のクッション18は、ユーザーの耳を収容する開口28を画定する。クッション18は、形状において概ね矩形であり、開口28を画定する4つの凹状角部分及び4つの連結部分を有する。或いは、クッション18は、例えば、楕円形、円形、正方形、及び矩形など、いずれかの好適な形状であることができ、例えば、楕円形、円形、正方形、及び矩形など、いずれかの好適な形状を有する開口を画定することができる。
クッションは、いずれかの好適な多孔性材料を包含する。有用な多孔性材料としては、例えば、閉塞気泡発泡体、連続気泡発泡体、及びこれらの組み合わせなど、上記の材料が挙げられ、例えば、粘弾性、高弾力性、及びこれらの組み合わせなど、様々な特性を示すことができる。好ましくは、クッションは、発泡クッションである。好ましくは、クッションの発泡体は、イヤーカップ16の発泡体ほど堅くない。有用な発泡体組成物としては、例えば、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、及びこれらの組み合わせが挙げられる。好ましくは、クッションは、瞬間回復を示す。
クッション18は、任意に、発泡イヤーカップに関して上述したようなインテグラルスキンを包含することができる。
或いは又は加えて、クッション18は、覆い、例えば、カバー、層、薄膜、コーティング、及びこれらの組み合わせを包含することができる。覆いは、フォーム(form)の一体性を保護し、発泡体の汚れを抑え、クッションの洗浄特性を向上させることができる。覆いは、例えば、質感、色彩、及びこれらの組み合わせなど、審美的魅力をクッションに提供することもできる。覆いは、連続的又は不連続的であり得る。好ましくは、覆いは、多孔性材料から空気を放出できるように多孔性材料上に存在する。空気を放出し易いように、覆いは、多孔性材料から空気を放出するのに十分な寸法の微小孔(例えば、穿刺孔)又は裂け目を包含することができる。或いは、覆いは、クッションをそれが接触しているユーザーの表面に適合させるために、空気を放出するのに十分な寸法の一個の穴を包含することができる。覆いは、薄膜(例えば、自己支持性薄膜)、織布(例えば、布地)又は不織布ウェブの形態であり、例えば、合成ポリマー、天然ポリマー、及びこれらの組み合わせなど、いずれかの好適な組成物から成ることができる。
クッション18は、例えば、機械装置、接着剤組成物、及びこれらの組み合わせなど、いずれかの好適な機構を介してイヤーカップ16の近位外面22に固定されることができる。一実施形態では、クッション18の発泡体及びイヤーカップ16の発泡体は、2つの部分が互いに接触した後で重合反応が完了するように、少なくとも部分的に未反応である。その場での重合により、2つの部分を互いに固着させる。別の実施形態では、部分の1つ(即ち、第1部分)の発泡体が完全に反応(例えば、重合)され、第1部分の上に他の部分(即ち、第2部分)が形成(例えば、発泡)され、このプロセスにより第1部分は第2部分に固定される。他の実施形態では、クッション18及びイヤーカップ16は、まだ粘着性のあるうちに互いに接触させると、互いに固着する。或いは又は加えて、発泡体は完全に反応しており、クッションは、例えば、接着剤組成物、機械的機構(例えば、雄雌接続体、及び摩擦係合体)、並びにこれらの組み合わせなど、好適な機構を使用してイヤーカップに固定される。
ヘッドバンド12は、概ねU字形で、十分に弾力的であり、Uの開放末端部が広がって装置をユーザーの頭部にフィットさせることができる。装置10がユーザーの頭部上の適所にあるとき、ひずみを与えられたヘッドバンド12に生じる回復力は、イヤーマフ14a,14bを内方に偏倚させてユーザーの頭部に押し当て、ユーザーの頭部に対するイヤーマフ14a,14bの確実な取付け及び良好な音響封止を促す。U字形ヘッドバンド12の終端部32は、イヤーマフ14a,14bを解放可能に保持するためにフックの形状であり、それによってユーザーは、所望する場合、イヤーマフ14a,14b(例えば、使用済みイヤーマフ)をヘッドバンド12から取り外すこと、イヤーマフ14a,14b(例えば、新しいイヤーマフ)をヘッドバンド12に固定すること、及びこれらの組み合わせが可能である。フック32は、イヤーカップ16の周りを滑動し、ユーザーによって取り外されるまでイヤーカップ16を適所に保持する。
ヘッドバンド12は長さ調節可能であり得る。長さ調節可能な弾力的ヘッドバンドを作るための機構は、当該技術分野において周知であり、例えば、部材を位置合わせして維持するための機構及び重なり合った部分を所望の長さに固定するための機構を有する一対の重なり合った滑動部材と、入れ子部分を互いに所望の長さに固定するための機構を有する一対の入れ子式伸縮部材と、機構、例えば、協働式ラックアンドピニオン、歯状間抜きねじ(toothed, interrupted thread)、又はそれらの組み合わせを包含する固定長の中央ヘッドバンドとが挙げられ、それによりヘッドバンドの各末端部は、中央ヘッドバンドに対して別個に調節され、調節した長さで固定されることができる。有用な調節可能ヘッドバンドの一例は、3M社(3M Company)(ミネソタ州セントポール(St. Paul))からの製品番号1440に存在する。
ヘッドバンドは、例えば、頭部の上方に、ユーザーの頸部の後方に、ユーザーの顎下に、及びこれらの組み合わせで位置決めされるなど、様々な位置を取ることができるように構成されることができる。幾つかの実施形態では、ヘッドバンドの位置は、ヘッドバンドがイヤーカップ周りを第1位置から第2位置へ回転できるように、ヘッドバンド及びイヤーカップを構成することにより変更することができる。
有用なヘッドバンド材料としては、例えば、プラスチック、及び金属、例えば、ばね鋼、銅−ベリリウム合金、合成物、及びこれらの組み合わせが挙げられる。有用なプラスチック材料としては、例えば、熱可塑性ポリマー(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミド、例えば、ナイロン、ポリエステル、及びこれらの組み合わせ)、熱可塑性エラストマー、熱硬化性ポリマー、及びこれらの組み合わせなどが挙げられる。有用な合成物としては、ポリマーマトリックス及び充填剤、例えば、繊維、微粒子、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
他の実施形態は、特許請求の範囲内にある。聴覚保護装置は、ヘッドバンドに加えて帯を包含することもできる。好ましくは、帯の長さは、帯によりイヤーマフをユーザー上の適所に維持するのを助けるように、例えば、摩擦嵌めにより調節可能である。帯は、例えば、ヘッドバンドがユーザーの頭部の後方に、例えば、ユーザーの頸部付近に位置決めされるとき、イヤーマフをユーザー上の適所に維持するのを助けることができる。ヘッドバンドが頸部の後方に位置決めされるとき、帯は頭部の上方に位置決めされ、イヤーマフを耳の上で適所に維持するのを助けることができる。好ましくは、帯は、ユーザーがイヤーマフを着用するのと同時に帯の上に頭部の覆い(例えば、硬い帽子)を着用することができるように、比較的薄い。図7及び8は、ヘッドバンド12、帯42、第1イヤーマフ50a、及び第2イヤーマフ50bを包含する、聴覚保護装置40の実施形態を例示している。イヤーカップ48を取り巻く硬質プラスチック環52から、輪46が延びている。帯42の各末端部は、イヤーカップ48の各々の上の輪46により画定される開口44を通り抜ける。帯42の末端部が開口44を通って滑って後退するのを防止するために、末端部付近の帯42から隆起部54が延びている。帯42は、適所に固定されたままであり、開口44を通して隆起部54を適切な方向に強制的に移動することにより、調節されることができる。例えば、弾性体、薄膜(例えば、プラスチック、即ち、ポリマー、薄膜)、及びこれらの組み合わせなど、いずれかの好適な材料を帯に使用することができる。要素52は、硬質プラスチック環の形態における別個の構成要素として説明したが、輪46を包含する要素52は、イヤーマフ又はイヤーカップを形成するために使用される金型内で同時に形成されることができ、イヤーマフ又はイヤーカップと同一の材料から作られることができる。
図9はイヤーマフ66の実施形態を例示しており、この場合、イヤーカップ68のチャネル72の一方の側壁64の一部分は、チャネル72の中心から離れてイヤーカップ68の遠位外面70の方へ延び、イヤーカップ68がヘッドバンド(図示せず)によりユーザー上の適所に保持されるとき、より大きい移動の自由度をイヤーカップ68に提供する。側壁からの切欠部分64により、カップ66は旋回することが可能になり、その結果、より大きい動作(例えば、移動)の範囲をカップに提供する。他の実施形態では、チャネルの底壁は円形を画定しており、これにより、円形フックはイヤーマフのチャネルの周りを回転することが可能になり、次にこれにより、ヘッドバンドは、様々な位置、例えば第1位置(例えば、頭部上方の位置)などから第2位置(例えば、頸部後方の位置)へ回転することが可能になる。
図10はイヤーマフ90の実施形態を例示しており、この場合、チャネル94の側壁92の一部分は、チャネル94の中心から離れてイヤーカップ98の近位表面96の方へ延びている。
図11はイヤーマフ80の実施形態を例示しており、この場合、イヤーカップ86のチャネル84の側壁82a,82bの両方の一部は、チャネル84の中心から離れて延びている。
図13はイヤーカップ106の実施形態を例示しており、この場合、フランジ24は、イヤーカップ16の近位外面22から離れて延びている。使用する際、イヤーカップ106に固定されたクッション18(図示せず)は、近位外面22の一部分に着座し、フランジ24との摩擦嵌めによりイヤーカップ106上の適所に解放可能に保持される。
クッション及びイヤーカップは別個の構成要素として説明されたが、イヤーカップ及びクッションは、単一のユニットとして形成(例えば、成形)されることができる。或いは、クッションは、イヤーカップの近位表面上の適所に形成されることができる。
幾つかの実施形態では、イヤーマフは、伝達構成要素、例えば、イヤホン又はスピーカを包含する。伝達構成要素は、イヤーカップの発泡体の形成中にその場で成形されるか、又はイヤーカップの形成後にイヤーカップ内に挿入されることができる。
図14は聴覚保護装置100の別の実施形態を例示しており、この場合、ヘッドピース102は、ヘルメットの形態における頭部の覆いである。ヘッドピースの末端部104a,104bは、ヘルメット102の外面に固定され、ヘルメット102からユーザーの耳へ延びている。イヤーマフ108a,108bは、末端部104a,104bにおける開口部内に位置決めされており、末端部104a,104bは、イヤーマフ108a,108bを内方に偏倚させてユーザーの頭部に押し当てる。末端部は、偏倚してユーザーの頭部に押し当てられた第1位置と、ユーザーの頭部から離れて保持された第2位置との間で移動可能である。ヘルメットに伸張部を取り付け、伸張部の第1位置から第2位置への移動を可能にする機構の例は、米国特許第5,546,610号に見出すことができ、本明細書に組み込まれる。
発泡体イヤーマフは、ヘッドバンドの末端部内に解放可能に保持されているものとして説明されたが、イヤーマフは、ヘッドバンドにより恒久的に保持されることができる。イヤーマフは、例えば、機械装置、接着剤、及びこれらの組み合わせなど、いずれかの好適な機構を介してヘッドバンドに取り付けられることもできる。
上記の全ての特許及び特許出願は、背景技術部分のものを含め、全体的に本特許出願に組み込まれる。
本発明は、その精神及び範囲から逸脱することなく、様々な変形及び変更を加えられてもよい。従って、本発明は、上記に限定されないが、以下の請求項及び全てのその等価物に詳述する制限によって規制される。
また、本発明は、本明細書で特に開示されていない要素が全く無くても好適に実行できる。
図面の様々な図における同様の参照記号は、同様の要素を指し示す。図面中の要素は、一定の縮尺には従っていない。
聴覚保護装置の平面図。 図1の聴覚保護装置のヘッドバンドの一部分に取り付けられたイヤーマフの斜視図。 図1の聴覚保護装置のイヤーマフの側面図。 図1のイヤーカップの斜視図。 図2のイヤーマフのクッションの斜視図。 図1のヘッドバンドの末端部分の側面図。 別の実施形態による聴覚保護装置の平面図。 図7のイヤーカップの斜視図。 イヤーマフの別の実施形態の側面図。 別の実施形態によるイヤーマフの側面図。 別の実施形態によるイヤーマフの側面図。 図4の線12−12に沿った横断面で切り取った図。 別の実施形態によるイヤーカップの斜視図。 聴覚保護装置の別の実施形態を例示している。

Claims (24)

  1. 聴覚保護装置であって、
    ヘッドピースと、
    該ヘッドピースに固定された第1イヤーマフであって、露出した多孔性材料を含む遠位外面及び近位外面を有し多孔性材料を含む第1イヤーカップを含む第1イヤーマフと、
    該ヘッドピースに固定された第2イヤーマフであって、露出した多孔性材料を含む遠位外面及び近位外面を有し多孔性材料を含む第2イヤーカップを含む第2イヤーマフと、を含む聴覚保護装置。
  2. 前記第1イヤーカップの前記近位外面に固定された第1クッションと、
    前記第2イヤーカップの前記近位外面に固定された第2クッションとを更に含む、請求項1に記載の聴覚保護装置。
  3. 前記第1及び第2イヤーカップの前記多孔性材料が発泡体を含む、請求項1に記載の装置。
  4. 少なくとも1つのイヤーカップがポリウレタン発泡体を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 少なくとも1つのクッションがポリウレタン発泡体を含む、請求項2に記載の装置。
  6. 少なくとも1つのクッションが、接着剤組成物により少なくとも1つのイヤーカップに固着されている、請求項2に記載の装置。
  7. 少なくとも1つのイヤーマフの前記イヤーカップ及びクッションが、単一の一体型構造体である、請求項2に記載の装置。
  8. 少なくとも1つのイヤーカップが第1密度の発泡体を含み、前記固定されたクッションが第2密度の発泡体を含み、前記第1密度は該第2密度より濃い、請求項2に記載の装置。
  9. 前記イヤーカップがチャネルを包含する、請求項1に記載の装置。
  10. 前記チャネルが環状である、請求項9に記載の装置。
  11. 前記ヘッドピースが2つの末端部を含み、
    前記第1末端部が、少なくとも部分的に該第1イヤーカップのチャネル内に位置決めされており、及び
    前記第2末端部が、少なくとも部分的に該第2イヤーカップのチャネル内に位置決めされている、請求項1に記載の装置。
  12. 前記イヤーカップが発泡体を含み、少なくとも1つのイヤーカップの内部発泡体が比較的より大きい平均断面積を有するセルを含み、前記イヤーカップの該外面が比較的より小さい平均断面積を有するセルを含む、請求項1に記載の装置。
  13. 少なくとも1つのイヤーマフの該クッション及びイヤーカップが発泡体を含み、該イヤーカップの前記該発泡体は、該クッションの該発泡体よりもより硬い、請求項2に記載の装置。
  14. 少なくとも1つのイヤーカップの前記外面がインテグラルスキンを含む、請求項3に記載の装置。
  15. 少なくとも1つのイヤーカップの前記外面における前記発泡体の前記気泡の大部分が閉じている、請求項3に記載の装置。
  16. 前記ヘッドピースがヘッドバンドを含む、請求項1に記載の装置。
  17. 前記ヘッドピースがヘルメットを含む、請求項1に記載の装置。
  18. 前記第1及び第2イヤーマフが、それにより提供される音減衰のレベルに関するしるしを含む、請求項1に記載の装置。
  19. 前記しるしが着色剤を含む、請求項18に記載の装置。
  20. ヘッドピースと、
    該ヘッドピースに固定された第1イヤーマフであって、多孔性材料を含む第1イヤーカップ及び該イヤーカップに固定された第1クッションを含む第1イヤーマフと、
    ヘッドバンドに固定された第2イヤーマフであって、多孔性材料を含む第2イヤーカップ及び該イヤーカップに固定された第2クッションを含む第2イヤーマフと、を含み、
    該イヤーマフの前記遠位外面には剛性シェルが無い、聴覚保護装置。
  21. 前記ヘッドピースがヘッドバンドを含む、請求項20に記載の装置。
  22. 前記ヘッドピースがヘルメットを含む、請求項20に記載の装置。
  23. 少なくとも部分的に未反応の第1発泡体組成物を含む発泡クッションを、少なくとも部分的に未反応の第2発泡体組成物を含む発泡イヤーカップと接触させるステップと、
    該第1及び第2発泡体組成物の連続重合により、該発泡クッションを該発泡イヤーカップに固着するのに十分な期間にわたって該発泡クッションと該発泡イヤーカップを互いに接触して維持するステップとを含む、イヤーマフを作製する方法。
  24. 発泡イヤーカップ及び発泡クッションの一方を組成物と接触させるステップと、
    該組成物をその場で発泡させて該発泡イヤーカップ及び該発泡クッションの他方を形成することによって、該クッションを該イヤーカップに固着するステップとを含む、イヤーマフを作製する方法。
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