JP2009505554A - Mimo−ofdmシステムにおけるチャネル推定方法およびチャネル推定のためのトレーニング信号生成方法 - Google Patents

Mimo−ofdmシステムにおけるチャネル推定方法およびチャネル推定のためのトレーニング信号生成方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムにおける直交コードに符号化されたインパルス列を用いたトレーニング信号生成方法および直交コードの復号化を用いたチャネル推定方法を提供する。本発明は、MIMO−OFDMシステムにおいてチャネルを推定する方法において、受信アンテナの数に応じて複数の直交コードを生成する直交コード生成ステップと、前記各々の受信アンテナを介して受信した受信信号に対して前記直交コードを用いて復号化を行う直交コード復号化ステップと、1つのOFDMシンボルごとに前記直交コードに復号化された受信信号に対して平均をとることにより、チャネル応答を推定するチャネル推定ステップとを含む。

Description

本発明は、MIMO−OFDMシステムにおけるチャネル推定方法およびチャネル推定のためのトレーニング信号生成方法に関する。より詳細には、MIMO−OFDMシステムにおける直交コードに符号化されたインパルス列を用いたトレーニング信号生成方法および直交コードの復号化を用いたチャネル推定方法に関する。ここで、送信側では直交コード(例えば、ウォルシュコード(Walsh code)など)に符号化されたインパルス列(impulse train)を生成してトレーニング信号として送信し、受信側では受信信号を直交コードに復号化した後、平均をとることにより、簡単かつ正確なチャネル推定を可能にする。
多入力多出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技術は、送信端および受信端において複数のアンテナを用いて各アンテナから個別データを送信することによって、帯域幅を増やすことなく、転送速度を高めることができる技術を言う。
また、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplex)方式は、複数の直交する搬送波にデータを分散して送信する周波数多重方式である。言い換えると、各搬送波間に直交条件を与えることによって、一部の送信帯域が重なっていても、受信機において各々の搬送波を分離することができる周波数多重通信方式をいう。
したがって、多入力多出力−直交周波数分割多重(以下、「MIMO−OFDM」とする)技術は、MIMO技術とOFDM技術とを組み合わせた技術であって、各アンテナから異なるデータを送信した場合、理論的なチャネル容量は、送信アンテナおよび受信アンテナの数のうち少ない方の数に比例して増加するとの事実に基づくものである。すなわち、MIMO−OFDM技術は、アンテナの数に比例して送信データ量が増加するため、追加の帯域幅がなくても、単位時間当たりのデータの転送速度を高めることができるという特徴がある。
図1は、従来の多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムの構成例を示す図である。ここでは、Nt個の送信アンテナとNr個の受信アンテナとを用いるMIMO−OFDMシステムを示している。
図1に示すように、MIMO−OFDMシステムにおいて、MIMO符号化およびシンボルマッピング部11に入力されたユーザデータb[l,k]は、符号化およびシンボルにマッピングされた後、逆フーリエ変換部12を介して直交周波数に変換されて、送信される。このとき、逆フーリエ変換部12内の各々の逆フーリエ変換器(IFFT)121、122、123は、MIMO符号化およびシンボルマッピング部11の出力が同時に並列処理されるため、MIMO符号化およびシンボルマッピング部11の出力データの数だけ存在する。
また、複数個の送信アンテナからなる送信アンテナ部13は、逆フーリエ変換部12から出力される送信データを無線環境に送る役割を果たす。
一方、受信側における受信アンテナ部14の各々の受信アンテナには、上記のように、複数個の送信アンテナ13を介して無線環境に出力される送信信号が互いに混合されて、受信される。
フーリエ変換部15は、Nr個の受信アンテナを介して受信した各々の信号に対してフーリエ変換(FFT)を行う。フーリエ変換部15の出力は、次式(1)によって表すことができる。
Figure 2009505554
ここで、 Hij[l,k]は、l番目のシンボル区間において、k番目のサブチャネルに対するi番目の送信アンテナとj番目の受信アンテナ間のマルチパスチャネルの周波数応答を示す。また、 Ω[l,k]は、平均が0であり、かつ分散がσ2ΩであるAWGN(Additive White Gaussian Noise)のFFT出力を示す。
各々の受信アンテナ14を介して受信した信号(送信信号が互いに混合された信号)は、フーリエ変換部15によって、対応する時間領域に変換される。この目的のために、受信端では、送信端と同様に、アンテナの数だけのフーリエ変換器151、152、153が必要となる。
各々のフーリエ変換器151、152、153から出力された信号は、受信アンテナから受信した、互いに混合された信号を周波数領域に変換した信号であるため、これを分離する検波ブロックが必要である。ここでは、検波ブロックとして、MIMO復号化およびシンボルデマッピング部16が提供される。
MIMO−OFDMシステムで用いられる検波方式には、MMSE(Minimum Mean Square Error)、V−BLAST(Vertical−BLAST)、ZF(Zero Forcing)、ML(Maximum Likelihood)方式などがある。この全ての検波方式の性能は、各アンテナ間におけるサブチャネルのチャネル推定部17の正確度により大きく左右される。そして、シンボルマッピング部18は、検波アルゴリズムによって追加されるブロックである。
検波アルゴリズムにおいて、推定されたチャネル係数に推定誤差がある場合は、受信信号から各送信アンテナの送信信号を正確に分離できない。この結果、他の送信アンテナから送信される信号が雑音の形で残留し、システムの性能低下につながる。したがって、MIMO−OFDM方式の性能を向上させるためには、何よりもマルチパスフェージング環境において正確なチャネル推定を可能にする技術が必要である。
このような従来のチャネル推定技術には、インパルスチャネル応答の遅延プロファイルを用いたMMSE法によるチャネル推定方法がある。この方法は、時間領域でチャネル応答の長さを考慮することによって、AWGN成分を効果的に除去する長所がある。しかしながら、複雑な逆行列を解かなければならず、チャネル応答の長さが長くなるほど、かつ送受信アンテナの数が増加するほど計算量が急激に増加する問題があった。
前記MMSE法によるチャネル推定方法の問題である演算の複雑度を低減するため、逆行列を用いるのではなく、チャネルの遅延プロファイルを用いてチャネルを推定する方法が提案されている。この方法は、各アンテナが時間領域で互いに異なる時間遅延を有するトレーニング信号を送信し、受信端においてチャネル応答が互いに混じらないようにしてチャネルを推定する方法である。
しかし、この方法も、MMSE法によるチャネル推定方法に比べて簡単な方式ではあるものの、依然として複雑な構造を有している。また、以前のチャネル推定値の正確度が現在のチャネル推定の正確度に大きな影響を与えるフィードバック構造を有しているため、SNRが低い場所またはチャネルの変化が急速な環境では適用しにくいという問題があった。
本発明は、上記のような諸問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、受信側におけるチャネル推定のために、直交コード(ウォルシュコード)に符号化されたインパルス列を生成してトレーニング信号として送信する、MIMO−OFDMシステムにおける直交コードに符号化されたインパルス列を用いたトレーニング信号を生成する方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、受信信号を直交コードに復号化した後、平均をとることによって、簡単かつ正確なチャネル推定を可能にするMIMO−OFDMシステムにおける直交コードの復号化を用いたチャネル推定方法を提供することにある。
本発明の他の目的および長所は、下記の説明によって理解することができ、本発明の実施形態によりさらに明確になるはずである。また、本発明の目的および長所は、特許請求の範囲に示す手段およびその組み合わせによって、実現可能であることが容易に分かるであろう。
上記の目的を達成するための本発明は、多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムにおける受信側のチャネル推定のためのトレーニング信号を生成する方法において、送信アンテナの数に応じて複数の直交コードを生成するステップと、各々の送信アンテナに対して前記直交コードに符号化されたインパルス列からなるトレーニング信号を生成するステップとを備える。
また、本発明は、多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムにおけるチャネル推定方法において、受信アンテナの数に応じて複数の直交コードを生成するステップと、前記各々の受信アンテナを介して受信した受信信号に対して前記直交コードを用いて復号化を行うステップと、1つのOFDMシンボルごとに前記直交コードに復号化された受信信号に対して平均をとることにより、チャネル応答を推定するステップとを含む。また、前記本発明は、OFDMシンボルごとに保護区間のデータ以後に対してはゼロパディングを行った後、高速フーリエ変換(FFT)を行うステップをさらに備える。
本発明は、無線チャネル環境のような雑音の多い環境において、ウォルシュコードの直交性を用いてアンテナ間のチャネル推定のためのトレーニング信号を設計することにより、少ない計算量でより正確な無線チャネルを推定して受信品質を改善する効果がある。
また、本発明は、受信アンテナ端におけるチャネル推定のためのウォルシュ復号化過程およびゼロパディング(zero padding)により、雑音分散(noise variance)を大幅に低減する効果がある。
上述した目的、特徴および長所は、添付された図面に関する以下の詳細な説明を通じてより明確となるはずである。それにより、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想を容易に実施することができる。また、本発明の説明において、本発明に係る公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明瞭にするおそれがあると判断された場合、その詳細な説明を省略する。以下、添付された図面を参照ししばがら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
まず、本発明について詳細な説明をするに先立ち、従来のOFDM技術を簡単に説明すると、次のとおりである。
OFDMでは、シンボル間干渉(ISI:Inter Symbol Interference)を防止するため、チャネル応答の長さよりも長いサイクリックプレフィックス(CP:Cyclic Prefix)をおく。CPの長さは、チャネルの最大応答長さを考慮して、OFDM全体のシンボル長の1/4程度である。したがって、時間領域においては、1つのOFDMシンボル長の間に4回のチャネル応答が存在し得る。
本発明は、MIMO−OFDMにおいて、このようなチャネルの時間応答特性を利用できるように、ウォルシュ符号で符号化されたトレーニング信号を送信することにより、受信端における正確なチャネル推定を可能にする方法に関する。
つまり、本発明は、最大応答長さを考慮した場合、1つのOFDMシンボルに4つのインパルスの入力が可能なため、4つのウォルシュ符号化されたインパルス列を送信することができる。これによって、4つのアンテナが各々のウォルシュ符号化されたインパルス列を送信する際には、4×4のMIMO−OFDMチャネルにおいてチャネル応答を推定することが可能となる。
図2は、本発明の実施形態に係るMIMO−OFDMシステムにおいて、ウォルシュ符号化されたインパルス列を用いたトレーニング信号を生成する方法およびウォルシュ復号化を用いたチャネルを推定する方法を説明する図である。図3は、本発明の実施形態に係るMIMO−OFDMシステムにおいて、ウォルシュ符号化されたトレーニング信号およびアンテナ受信信号を説明する図である。
本発明は、MIMO−OFDMシステムに適用されるものであって、図2を用いて本発明に係るチャネル推定方法に関する概念を説明する。
送信端において、ブロック21で、ウォルシュ符号化によりトレーニング信号が生成された後、ブロック22で、そのトレーニング信号を逆フーリエ変換(IFFT)される。逆フーリエ変換されたトレーニング信号は、各々の送信アンテナを介して送信される。すると、受信端においては、ブロック23でmウォルシュ復号化およびゼロパディングを行った後、ブロック24で、高速フーリエ変換(FFT)を行う。これらを行うことにより、各送受信アンテナ間のチャネルが推定される。
まず、送信側で行われる、ウォルシュ符号化されたインパルス列を用いたトレーニング信号生成方法について説明する。
送信端においては、ウォルシュコードで符号化されたインパルス列からなるトレーニング信号を生成するためには、送信アンテナの数に応じて複数のウォルシュコードを生成しなければならない。
送信アンテナおよび受信アンテナがそれぞれ4つの場合、使用するウォルシュコードは4次であり、下式(2)で表すことができる。このとき、送受信アンテナが4つ以上の場合には、2つのOFDMシンボルを使用し、およびより高い次数のウォルシュコードを使用することによって、8つまで拡張可能である。
Figure 2009505554
また、上式(2)に示すウォルシュコードは、互いに異なるコード間に直交性があるため、下式(3)が求められる。
Figure 2009505554
送信アンテナが4つの場合のウォルシュ符号化されたトレーニング信号は、図3に示されている。すなわち、送信アンテナ31から送信されるトレーニング信号は、図3に示すように、上式(2)のウォルシュコードが、時間領域においてチャネルの最大応答時間間隔(=L samples)で現れるようにする。
このとき、送信アンテナiは、ウォルシュコードを用いる。そして、送信アンテナiから送信されるトレーニングWi[m]信号を、単位インパルス関数を用いて、時間領域における離散信号とすると、下式(4)のようになる。
Figure 2009505554
ここで、 tsi(n)は、アンテナiから送信された時間領域におけるトレーニング信号のn番目のサンプルを示し、nは、 0≦n≦N−1 である。
Nは、サブチャネルの総数を示し、2の指数乗の値を有する。 δ[n]は、n=0のときの値が「1」である単位インパルス関数を示し、L(=N/4)は、OFDM信号の最大応答長さを示す。周波数領域においてウォルシュ符号化されたトレーニング信号 TSi[n]は、下式(5)を高速フーリエ変換(FFT)することによって得られる。
Figure 2009505554
ここで、FFT[]は、高速フーリエ(Fast Fourier)演算を示す。
次に、受信端におけるウォルシュ復号化を用いたチャネル推定方法について説明する。受信端においても、送信端と同様に、受信アンテナの数に応じて複数のウォルシュコードを生成しなければならない。以下では、送信アンテナおよび受信アンテナが4つの場合であって、送信端と同様のウォルシュコードを一例として説明する。
図3に示すように、本発明に係るMIMO−OFDMシステムにおいて、各送信アンテナ31から tsi[n]信号を送信すると、各受信アンテナ32では、各送信アンテナ31から出力された信号が重畳されて受信される。
この重畳された信号(受信信号)は、各アンテナのチャネル応答を含んでいる。すなわち、受信アンテナjに受信された信号は、各送信アンテナから送信されたウォルシュ符号化されたトレーニング信号がチャネルを通過しながら重畳された信号である。この受信信号は、下式(6)で表すことができる。
Figure 2009505554
ここで、*印は、畳み込み(convolution)を示す。 hij[n]は、送信アンテナjから受信アンテナiに至るまでのパネルの時間応答を示し、因果(causal)システムを考慮すると、次式(7)によって表すことができる。
Figure 2009505554
上式(6)および式(7)で表すことのできる重畳された信号は、ウォルシュ復号化の処理過程を経て、各対応するアンテナ間のチャネル応答が分離される。このとき、ウォルシュ復号化過程は、上式(3)におけるウォルシュコードの直交性を用いることによって時間領域で行われ、処理は極めて簡単である。
ウォルシュ復号化を容易にするように、受信信号ri[n]を4つの区間に分けて2次元の配列信号として表記すると、次の式(8)から式(11)のようになる。
Figure 2009505554
Figure 2009505554
Figure 2009505554
Figure 2009505554
時間領域における複数のアンテナの重畳されたチャネル応答は、ウォルシュ復号化過程である下式(12)を経て分離可能である。言い換えると、各々の受信アンテナを介して受信した受信信号に対して、対応するウォルシュコードを乗算することによってウォルシュ復号化が実行される。その後、1つのOFDMシンボルごとに前記ウォルシュ復号化された受信信号に対する平均値をとることによって、チャネル応答を推定する。
Figure 2009505554
また、上式(12)において、式(3)のウォルシュコードの直交性を用いると、次式(13)のようなウォルシュ復号化を行うことができる。
Figure 2009505554
各対応するアンテナ間のチャネル応答が分離された後、チャネルの遅延プロファイルを考慮するために、ゼロがパディングされる。すなわち、OFDMシンボルごとに保護区間のデータ以後に対してはゼロパディングを行う。具体的には、チャネルの周波数応答は、hij[n]の後ろに「0」が(N−L)個のゼロパディングを挿入した後、FFTを行うことによって求められる。
上述の過程において、チャネル推定を説明するために、雑音項は省略した。しかし、雑音項を考慮した場合、式(12)のウォルシュ復号化過程で1/4項があるため、雑音分散は1/4に低減される。
したがって、本発明による無線チャネル推定装置およびその方法は、簡単でかつチャネル推定の正確度が増加する。
以上で説明した本発明は、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で様々な置換、変形および変更が可能である。したがって、本発明は、上述した実施形態および添付された図面により限定されるものではない。
従来の多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムの構成例を示す図である。 本発明の実施形態に係るMIMO−OFDMシステムにおいて、ウォルシュ符号化されたインパルス列を用いたトレーニング信号生成方法およびウォルシュ復号化を用いたチャネル推定方法を説明する図である。 本発明の実施形態に係るMIMO−OFDMシステムにおいて、ウォルシュ符号化されたトレーニング信号およびアンテナ受信信号を説明する図である。

Claims (7)

  1. 多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムにおいて受信側のチャネル推定のためのトレーニング信号を生成する方法であって、
    送信アンテナの数に応じて、複数の直交コードを生成するステップと、
    各々の前記送信アンテナに対して、前記直交コードで符号化されたインパルス列からなるトレーニング信号を生成するステップと
    を備えることを特徴とするトレーニング信号を生成する方法。
  2. 送信アンテナおよび受信アンテナがそれぞれ4つの場合に、前記直交コードを生成する前記ステップは、前記直交コードとして、
    Figure 2009505554
    ようなウォルシュコードを生成することを特徴とする請求項1に記載トレーニング信号を生成する方法。
  3. tsi(n)はアンテナiから送信された時間領域におけるトレーニング信号のn番目のサンプル、Nをサブチャネルの総数としてnは0≦n≦N の関係を持ち、δ[n]はn=0のときの値が「1」である単位インパルス関数、LはOFDM信号の最大応答長さを示すとき、
    前記トレーニング信号を生成する前記ステップは、送信アンテナに対して、
    Figure 2009505554
    を用いてトレーニング信号を生成することを特徴とする請求項2に記載のトレーニング信号を生成する方法。
  4. 多入力多出力−直交周波数分割多重(MIMO−OFDM)システムにおいてチャネルを推定する方法であって、
    受信アンテナの数に応じて、複数の直交コードを生成するステップと、
    前記各々の受信アンテナを介して、受信した受信信号に対して前記直交コードを用いて復号化を行うステップと、
    1つのOFDMシンボルごとに前記直交コードに復号化された受信信号に対して平均をとることによって、チャネル応答を推定するステップと
    を備えることを特徴とするチャネルを推定する方法。
  5. OFDMシンボルごとに保護区間のデータ以後に対してはゼロパディングを行った後、高速フーリエ変換(FFT)を行うステップをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のチャネルを推定する方法。
  6. 送受信アンテナがそれぞれ4つの場合には、前記直交コードを生成する前記ステップは、前記直交コードとして、式
    Figure 2009505554
    を用いてウォルシュコードを生成することを特徴とする請求項4に記載のチャネルを推定する方法。
  7. チャネルを推定する前記ステップは、
    前記受信アンテナが4つの場合には、式
    Figure 2009505554
    を用いることにより、チャネル応答を推定することを特徴とする請求項6に記載のチャネルを推定する方法。
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