JP2009505323A - 光記録媒体のタイプをエミュレートするためのエミュレーションモード - Google Patents
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Abstract
ユーザーが有する光ドライブ530によってサポートされていない新規なタイプの光記録媒体が市場に投入されると、既存の光ドライブがこれらの新規なタイプの光記録媒体を読書きできるようにアップグレードされるのに加えて、光記録媒体の読書きに使用されているホストアプリケーションも更新されなくてはならない。この問題が、異なるタイプの光記録媒体をエミュレートするエミュレーションモードで、光ドライブ530を動作させる方法を提供することによって解決される。このエミュレーション機能は、古いタイプの光記録媒体を扱うことのできる既存のアプリケーションを、新規な光記録媒体に使用することを可能にする。さらに、このエミュレーション機能は、市場で入手可能となったより新しいタイプの光記録媒体のためのホストアプリケーションを、既存の古いタイプの光記録媒体を用いて設計することを可能とする。
Description
本発明は、エミュレーションモードで光ドライブを動作させる方法に関するものである。
本発明はまた、光ドライブにロードされた後に、エミュレーションモードで動作する機能をその光ドライブに付与する、コンピュータプログラムにも関するものである。
本発明はさらに、かかるコンピュータプログラムを含む、コンピュータ読取可能な媒体にも関するものである。
本発明はまた、エミュレーションモードで光ドライブを動作させるシステムにも関するものである。
ユーザーが所持する光ドライブではサポートされていない新規なタイプの光記録媒体が市場に投入されると、ユーザーは、これらの新規な光記録媒体のタイプをサポートするように、自分の光ドライブをアップグレードしなくてはならない。また、ユーザーは、インストールされている自分の既存のホストアプリケーションをアップグレードして、そのアップグレード後のホストアプリケーションが、新規な光記録媒体のタイプを正しく扱えるようにすることを余儀なくされる。アップグレード後のホストアプリケーションは、新規なタイプの光記録媒体と、その新規な光記録媒体の新たな特性とをサポートするようになる。たとえば、単層型のDVD光記録媒体の容量は、典型的には4.7GBであるが、単層型のブルーレイ光記録媒体の容量は、典型的には27GBである。したがって、光ドライブ上で実行されているホストアプリケーションは、この容量特性を正しく扱えるべきである。このことは、ユーザーが所持する光ドライブではサポートされていない新規なタイプの光記録媒体が市場に投入されると、これらの新規なタイプの光記録媒体を読書きできるように既存の光ドライブをアップグレードすることに加えて、光記録媒体の読書きに使用されているホストアプリケーションも更新しなくてはならないことを意味する。そのため、ユーザーが所持する光ドライブではサポートされていない、市場に投入された新規なタイプの光記録媒体を使用するためには、ユーザーは、新規な光記録媒体のタイプをサポートする新しい光ドライブを購入し、さらに、その光ドライブの潜在能力をフル活用するために、その新規な光記録媒体のタイプをサポートするホストアプリケーションの購入にも費用を充てなくてはならない。たとえば、Nero Burning ROMやeasy CD/DVD creatorのようなホストアプリケーションは、ブルーレイタイプの光記録媒体を扱うためには、更新されなくてはならない。
特開2000−311066号は、テープ形状の記録媒体に代えて、CDやDVDといったインストールされたディスク形状の光記録媒体からデータイメージを再生することによって、そのディスク形状の光記録媒体をアクセス可能とすることができる、エミュレーション方法の一形態を開示している。磁気テープ装置を想定したデータ回復命令が与えられると、入力−出力エミュレート部分が、ディスク形状の光記録媒体に命令を与え、インストールされているディスク形状の光記録媒体からデータを読み出す準備をする。続いて、このディスク形状の光記録媒体からセーブされたファイルグループのデータイメージが読み出され、装置に転送される。このデータイメージの転送が完了すると、入力−出力エミュレート部分が読出完了を実行する。こうして、データイメージが再生される。この方法は、テープ形状の記録媒体に代えて、ディスク形状の記録媒体が読み出されることを可能とする。磁気テープを読み出すための命令が与えられるが、エミュレーションユニットが、ディスク形状の光記録媒体に命令を与え、それによりそのディスク形状の光記録媒体からデータを読み出す。ディスク形状の光記録媒体がCDであり、使用されているホストアプリケーションがNero Burning ROMであり、新規なディスク形状の光記録媒体としてブルーレイタイプの光記録媒体を所持している場合には、この方法では、CDをブルーレイタイプの光記録媒体としてエミュレートし、エミュレートされたブルーレイタイプの光記録媒体に対してNero Burning ROMを使用することはできない。
本発明の目的は、1つのホストアプリケーションにより、複数の異なる光記録媒体のタイプを扱う方法を提供することである。
上記の目的は、冒頭の段落で述べたような、光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、第1のタイプの光記録媒体をエミュレートする方法であって、
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取る工程と、
受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための上記の第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換する工程と、
上記の第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスする工程とを含むことを特徴とする方法を、提供することによって達成される。
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取る工程と、
受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための上記の第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換する工程と、
上記の第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスする工程とを含むことを特徴とする方法を、提供することによって達成される。
エミュレーション機能を有することによって、古いタイプの光記録媒体を扱うことのできる既存のアプリケーションを、市場に投入された新規な光記録媒体に用いることが可能とされる。さらに、このエミュレーション機能は、既に利用可能な既存の古い光記録媒体を用いて、市場に投入されるであろうより新しいタイプの光記録媒体のための、ホストアプリケーションを設計することを可能にする。
エミュレーションモードで光ドライブを動作させる上記の方法の一形態は、第2のタイプの光記録媒体が第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信する工程をさらに含むものとされる。
明示的なエミュレーションコマンドを有することによって、どのタイプの光記録媒体がどの別のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであるかを、ユーザーが指定できるようになるという利点が与えられる。
エミュレーションモードで光ドライブを動作させる、上記の本発明に従う方法の第2の形態は、
第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割する工程と、
それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、上記の第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定する工程とをさらに含むものとされる。
第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割する工程と、
それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、上記の第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定する工程とをさらに含むものとされる。
このことは、複数ボリュームのエミュレーション(multiple volume emulation)を可能とする。このことは、より大きな容量の光記録媒体を、複数のより小さな容量の光記録媒体としてエミュレートすることを可能にするという利点を有する。さらに、複数の仮想的光記録媒体が存在するが、ホストアプリケーションは、エミュレートされる1つのみの光記録媒体について情報を有することとなる。
本発明の別の1つの目的は、1つのホストアプリケーションにより、複数の異なる光記録媒体のタイプを扱うためのコンピュータプログラムを提供することである。この目的は、冒頭の段落で述べたような、光ドライブにロードされるコンピュータプログラムであって、その光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るタスクと、
受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための上記の第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するタスクと、
上記の第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするタスクと
を実行することによって第1のタイプの光記録媒体をエミュレートする機能を、上記の光ドライブに付与することを特徴とするコンピュータプログラムを、提供することによって達成される。
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るタスクと、
受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための上記の第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するタスクと、
上記の第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするタスクと
を実行することによって第1のタイプの光記録媒体をエミュレートする機能を、上記の光ドライブに付与することを特徴とするコンピュータプログラムを、提供することによって達成される。
上記のコンピュータプログラムの一形態は、第2のタイプの光記録媒体が第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信するさらなるタスクを実行する機能を、上記の光ドライブにさらに付与するものとされる。
上記のコンピュータプログラムの第2の実施形態は、
第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割するタスクと、
それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、上記の第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定するタスクと
を実行する機能を、上記の光ドライブにさらに付与するものとされる。
第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割するタスクと、
それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、上記の第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定するタスクと
を実行する機能を、上記の光ドライブにさらに付与するものとされる。
ここで、上記のコンピュータプログラムは、上記で方法について説明したのと同様の利点を実現する点に留意されたい。
本発明の別の1つの目的は、1つのホストアプリケーションにより複数の異なる光記録媒体のタイプを扱うための、上記のようなコンピュータプログラムを含むコンピュータ読取可能な媒体を提供することである。さらに、コンピュータプログラムを含むこのコンピュータ読取可能な媒体は、ネットワークを介してアクセス可能な遠隔のデータベース上に存在してもよい。遠隔のデータベース上にコンピュータプログラムを保存しておくことは、複数または同一のユーザーが、自己の光ドライブをエミュレーションモードで動作させたいときにいつでも、そのコンピュータプログラムを利用できるという利点を有する。遠隔のデータベースから光ドライブ上にダウンロードされた後、このコンピュータプログラムは、第2のタイプの光記録媒体が光ドライブにロードされた際に第1のタイプの光記録媒体をエミュレートする機能を、その光ドライブに与える。
本発明の別の1つの目的は、1つのホストアプリケーションにより、複数の異なる光記録媒体のタイプを扱うシステムを提供することである。この目的は、冒頭の段落で述べたような、光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、第1のタイプの光記録媒体をエミュレートするシステムであって、
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るように構成された受取手段と、
受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための上記の第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するように構成された変換手段と、
上記の第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするように構成されたアクセス手段とを含むことを特徴とするシステムを、提供することによって達成される。
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るように構成された受取手段と、
受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための上記の第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するように構成された変換手段と、
上記の第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするように構成されたアクセス手段とを含むことを特徴とするシステムを、提供することによって達成される。
エミュレーションモードで光ドライブを動作させる上記のシステムの一形態は、第2のタイプの光記録媒体が第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信するように構成された指示手段をさらに含むものとされる。
光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、第1のタイプの光記録媒体をエミュレートするエミュレーションモードで光ドライブを動作させる、上記のシステムの第2の形態は、
第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割するように構成された分割手段と、
それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、上記の第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定するように構成された指定手段とをさらに含むものとされる。
第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割するように構成された分割手段と、
それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、上記の第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定するように構成された指定手段とをさらに含むものとされる。
ここで、上記の本発明の目的は、1つのホストアプリケーションにより複数の異なる光記録媒体のタイプを扱う方法およびシステムを提供することにより達成され、上記のシステムは、方法と同様の利点を有する点に留意されたい。
本発明の上記およびその他の側面は、以下で説明する実施形態、および添付の図面の参照により、明らかとされる。
図1は、本発明に従う、エミュレーションモードで光ドライブを動作させる方法を図解した、単純化されたフローチャートである。ここでは、光ドライブ上にロードされた第2のタイプの光記録媒体が、第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされる。ステップ102では、第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドが受け取られる。ステップ104では、受け取られた第1のタイプのアクセスコマンドが、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換される。ステップ106では、この第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスがなされる。この方法はさらに、光ドライブ上にロードされた第2のタイプの光記録媒体が、第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信する工程を含む。かかる明示的なコマンドを有することで、いずれのタイプの光記録媒体が、いずれの別のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであるかを、ユーザーが指定することができるという利点が提供される。
図2は、DVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体を、CDタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体としてエミュレートする処理を示している。ユーザーは、CDタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体用のアプリケーションを有しており、ユーザーは、DVDタイプ(第2のタイプ)をCDタイプ(第1のタイプ)としてエミュレートすることにより、DVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体に対して自分のCDアプリケーションを使用することができる。このことは、このエミュレーション機能が、より古いCDタイプ(第1のタイプ)の既存のアプリケーションを、より新しいDVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体に使用することを可能にすることを意味する。図2において、参照番号202は、CDタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体を扱うのに適したアプリケーションを表す。DVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体を、CDタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体としてエミュレートすることにより、このエミュレーション機能は、この既存のCDアプリケーション202を、新しいDVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体に使用することを可能にしている。オプションの工程であるステップ204では、光ドライブ上にロードされたDVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体が、CDタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドが受信される。ステップ206では、第1のタイプの光記録媒体、すなわちCDにアクセスするための第1のアクセスコマンドが受け取られる。ステップ208では、受け取られた第1のタイプのCDアクセスコマンドが、第2のタイプ(DVDタイプ)の光記録媒体にアクセスするための、第2のタイプのDVDアクセスコマンドに変換される。ステップ210では、この第2のタイプのDVDアクセスコマンドを用いて、第2のタイプ(DVDタイプ)の光記録媒体にアクセスがなされる。この図解より、ユーザーは、より古い自分のアプリケーションを、より新しい光記録媒体のタイプに使用できることが明らかである。
図2の別の図解の仕方では、新規なタイプの光記録媒体のための新しいアプリケーションが設計されようとしており、その新規なタイプの光記録媒体はまだ市場に投入されていないとする。新規な光記録媒体の特性のみが分かっている。既存の古いアプリケーションは、これらの新規な光記録媒体の特性を扱うことができない。この課題は、既存の古いタイプの光記録媒体を、将来市場に投入される新規なタイプの光記録媒体としてエミュレートすることにより解決される。このエミュレーション機能は、古いタイプの光記録媒体を用いて、市場に投入されるであろう新しい光記録媒体のための新規なアプリケーションを設計することを可能とする。図2において、参照番号202は、ブルーレイタイプの光記録媒体を扱うのに適した新しいアプリケーションを表す。オプションの工程であるステップ204では、光ドライブ上にロードされたDVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体が、ブルーレイタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを示す、エミュレーションコマンドが受信される。ステップ206では、第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための第1のアクセスコマンド、すなわちブルーレイコマンドが受け取られる。ステップ208では、受け取られた第1のタイプのブルーレイアクセスコマンドが、第2のタイプ(DVDタイプ)の光記録媒体にアクセスするための、第2のタイプのDVDアクセスコマンドに変換される。ステップ210では、この第2のタイプのDVDアクセスコマンドを用いて、第2のタイプ(DVDタイプ)の光記録媒体にアクセスがなされる。DVDタイプ(第2のタイプ)の光記録媒体をブルーレイタイプ(第1のタイプ)の光記録媒体としてエミュレートすることにより、アプリケーション設計者は、入手可能なタイプの光記録媒体(DVD)を用いて、ブルーレイタイプの光記録媒体用のアプリケーションの設計を開始することができるようになる。この図解より、既存のより古い光記録媒体を、より新規な光記録媒体としてエミュレートできることが明らかである。ここで重要なのは、新規な光記録媒体の仕様のみが入手可能であるかもしれず、物理的な媒体自体は未だ入手可能でないかもしれない点に留意することである。この形態は、アプリケーション作製者において、新規な光記録媒体が市場に投入されるより前に、その新規なタイプの光記録媒体用のより新しいアプリケーションの設計、作製および販売を開始することを可能にする。ユーザーは、かかる新しいアプリケーションを購入して、既存の古いタイプの光記録媒体に対してその新しいアプリケーションの使用を開始することができる。
図3は、本発明に従う方法の第2の実施形態を示している。この方法は、光ドライブ上にロードされた第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割し、それら複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定する処理を含む。図3には、第2のタイプの光記録媒体532が光ドライブ上にロードされた際にエミュレートされる、第1のタイプの光記録媒体520が図示されている。この第2のタイプの光記録媒体532は、XGBの容量を有しており、より小さなYGBの容量を有する第1のタイプの光記録媒体520としてエミュレートされることを想定されている。エミュレートされる第1のタイプの光記録媒体520はより小さな容量を有しており、ホストアプリケーションはより大きな容量を有する光記録媒体532の扱い方を知らないかもしれないので、ホストアプリケーションは、正しくない挙動を示す。そのため、この実施形態では、複数ボリュームのエミュレーション(multiple volume emulation)という概念が利用される。この実施形態では、第2のタイプの光記録媒体532が、各々YGBの容量を有する複数の仮想的光記録媒体に分割される。各仮想的光記録媒体は、エミュレートされる第1のタイプの光記録媒体520全体を表すものであることが好ましい。第2のタイプの光記録媒体を複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割した後、アプリケーションは、自己がどの仮想的光記録媒体にアクセスしたいかを指定することができ、その後、光ドライブが、YGBの容量を有する第1のタイプの光記録媒体にアクセスしたかのように見える。その他の残りの仮想的光記録媒体は、アプリケーションが別の仮想的光記録媒体にアクセスしたいと指定するまで、隠された状態のままとされる。このことは、光ドライブ上にロードされた第2のタイプの光記録媒体532が、図3に具体的に520a、520b、520c、520d、520eおよび520fと示されるような仮想的光記録媒体に分割され、これらの仮想的光記録媒体の各々が、第1のタイプの光記録媒体520の全体を表していることを意味する。ここでは、6個の仮想的光記録媒体、具体的には520a、520b、520c、520d、520eおよび520fがある。アプリケーションは、仮想的光記録媒体520dがアクセス対象であることを指定することができる。この指定の後、光ドライブは、仮想的光記録媒体520dにアクセスし、残りの仮想的光記録媒体520a、520b、520c、520eおよび520fは、ホストアプリケーションが別の仮想的光記録媒体にアクセスしたいと指定するまで、隠された状態のままとされる。このことは、図4の例で示される。図4では、ブルーレイタイプの光記録媒体が、DVDタイプの光記録媒体としてエミュレートされる。ここでは、28.2GBの容量を有するブルーレイタイプの光記録媒体が、4.7GBの容量を有するDVDタイプの光記録媒体としてエミュレートされるものとする。アプリケーションは、28.2GBの容量を有するDVDタイプの光記録媒体をどのように扱うかを知らないので、アプリケーションは正しくない挙動を示す。このことは、ブルーレイタイプの光記録媒体を、各々4.7GBの6個の仮想的なDVDに分割することにより克服できる。6個の仮想的なDVDは、それぞれ、DVDタイプの光記録媒体全体を表していることが好ましい。ホストアプリケーションは、どの仮想的DVD光記録媒体にアクセスしたいかを指定することができる。たとえば、ホストアプリケーションが仮想的DVD光記録媒体4にアクセスすることを指定した場合には、この指定の後、光ドライブは、4.7GBの容量を有する仮想的DVD4にアクセスしたかのように見え、その他の仮想的DVD1、2、3、5および6は、ホストアプリケーションが別の仮想的DVDにアクセスしたいと指定するまで、隠された状態のままとされる。ここで、仮想的ディスクの数は、光ドライブにロードされる光記録媒体の容量に依存する点に留意されたい。たとえば、25GBのブルーレイディスクも存在する。そのような場合には、5個のみの仮想的DVDディスクがホストされる。仮想的ディスクの数は、ロードされる光記録媒体の容量に応じて、光ドライブにより決定される必要のある事項である。たとえば、30GBのブルーレイディスクがDVDとしてエミュレートされれば、その30GBのブルーレイディスクは、各々4.7GBの容量を有する6個の仮想的DVDに分割され、残りの1.8GBのスペースは、1.8GBの容量を有するDVDとして取り扱われアクセスされる。あるいは、4.7GB未満の容量を有する仮想的DVDは、破棄され、ホストアプリケーションによるアクセスを受けないものとされてもよい。ここでいうホストアプリケーションは、ディスクの読書きを行うアプリケーションとは異なるものであってもよい点に留意することが重要である。たとえば、ユーザーは、エミュレーションを可能とするためにアプリケーションソフトウェアA(たとえば、フィリップスのエミュレーション制御ソフトウェア)を用い、実際に光記録媒体を焼くためにアプリケーションソフトウェアB(たとえばNero Burning ROM)を用いてもよい。この実施形態は、より大きな容量を有する光記録媒体を、より小さな容量を有する複数の光記録媒体としてエミュレートすることを可能にするという利点を有する。
図5は、エミュレーションモードで光ドライブを動作させるためのコンピュータプログラム506を示している。このコンピュータプログラム506は、光ドライブの設定を制御し、エミュレーションモードをエミュレートするためのホストソフトウェアである。図5において、参照番号530は光ドライブであり、参照番号532は光ドライブにロードされた第2のタイプの光記録媒体であり、参照番号540はホスト計算ユニットであり、参照番号506は、エミュレーションモードで光ドライブ530を動作させるコンピュータプログラムである。参照番号504は、コンピュータプログラム506を含むコンピュータ読取可能な媒体である。コンピュータプログラム506は、光ドライブ530にロードされる。光ドライブ530にロードされた後のコンピュータプログラム506は、光ドライブ530に対し、以下のタスクを実行することによりエミュレーションモードで動作する機能を与える。
− 第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取る。
− 受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換する。
− 第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスする。
− 第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取る。
− 受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換する。
− 第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体にアクセスする。
コンピュータプログラム506の1つの実施形態はさらに、第2のタイプの光記録媒体(532)が第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信するさらなるタスクを実行する機能を、光ドライブ530に与える。コンピュータプログラム506の第2の実施形態では、コンピュータプログラム506はさらに、以下のさらなるタスクを実行する機能を、光ドライブ530に与える。
− 第2のタイプの光記録媒体(532)を、複数の第1のタイプ(520)の仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)に分割する。
− 上記の複数の第1のタイプ(520)の仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)のうち、第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体(520d)を指定する。
− 第2のタイプの光記録媒体(532)を、複数の第1のタイプ(520)の仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)に分割する。
− 上記の複数の第1のタイプ(520)の仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)のうち、第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体(520d)を指定する。
コンピュータプログラム506は、コンピュータ読取可能な媒体504上で利用可能とされてもよいし(図5参照)、CD、DVD、DVD+RW、ブルーレイまたはその他の手段といった記録担体上において利用可能とされてもよい。さらに、コンピュータプログラム506は、遠隔のデータベース上に保存されてもよい。光記録媒体のタイプをエミュレートするためのエミュレーションモードで自己の光ドライブを動作させたいユーザーは、その遠隔のデータベースから自己の光ドライブ530上にコンピュータプログラム506をダウンロードし、自己の光ドライブをエミュレーションモードで動作させることができる。この目的のためには、光ドライブは、遠隔のデータベース上のコンピュータプログラム506にアクセスするための、ネットワークを介したインターフェースを有することとなるであろう。あるいは、光記録媒体のタイプをエミュレートするためのエミュレーションモードで自己の光ドライブ530を動作させたいユーザーは、このコンピュータ読取可能な媒体504を購入してもよい。
図6は、第2のタイプの光記録媒体が光ドライブ530上にロードされた際に第1のタイプの光記録媒体がエミュレートされるエミュレーションモードで、光ドライブを動作させるシステムの第1の実施形態を示している。図5と同じ構成および機能を有する要素は、同じ参照番号で示されており、ここでは詳細な説明は行わない。図6において、参照番号602は、エミュレーションモードで光ドライブ530を動作させるシステムである。第2のタイプの光記録媒体532が、光ドライブ530にロードされる。この光記録媒体532は、第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされなくてはならない。光ドライブ530は、ホスト計算ユニット540からコマンドを受け取るように構成されている。エミュレーションモードで光ドライブ530を動作させるシステム602は、
− 第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るように構成された受取手段(608)と、
− 受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するように構成された変換手段(610)と、
− 第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体(532)にアクセスするように構成されたアクセス手段(612)とを含んでいる。
− 第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るように構成された受取手段(608)と、
− 受け取られた第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための第1のアクセスコマンドを、第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するように構成された変換手段(610)と、
− 第2のアクセスコマンドを用いて、第2のタイプの光記録媒体(532)にアクセスするように構成されたアクセス手段(612)とを含んでいる。
システム602はさらに、光ドライブにロードされた第2のタイプの光記録媒体が第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信するように構成された、指示手段606を含む。このコマンドは、エミュレーションモードの開始前に最初に受信される。
図7は、第2のタイプの光記録媒体が光ドライブ上にロードされた際に第1のタイプの光記録媒体がエミュレートされるエミュレーションモードで、光ドライブを動作させるシステムの第2の実施形態を示している。図5と同じ構成および機能を有する要素は、同じ参照番号で示されており、ここでは詳細な説明は行わない。図7において、参照番号602は、エミュレーションモードで光ドライブ530を動作させるシステムである。第2のタイプの光記録媒体532が、光ドライブ530にロードされる。この光記録媒体532は、第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされなくてはならない。光ドライブ530は、ホスト計算ユニット540からコマンドを受け取るように構成されている。エミュレーションモードで光ドライブ530を動作させるシステム602はさらに、
− 第2のタイプの光記録媒体(532)を、複数の第1のタイプ(520)の仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)に分割するように構成された分割手段(706)と、
− 上記の複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)のうち、第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体(520d)を指定するように構成された、指定手段とを含んでいる。
− 第2のタイプの光記録媒体(532)を、複数の第1のタイプ(520)の仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)に分割するように構成された分割手段(706)と、
− 上記の複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体(520a、520b、520c、520d、520e、520f)のうち、第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体(520d)を指定するように構成された、指定手段とを含んでいる。
ここで説明した、エミュレーションモードで光ドライブ530を動作させる方法を示した実施形態(図5、図6および図7参照)は、光ドライブ自体の製造時において各光ドライブ内に組み入れられてもよい。このことは、光ドライブの製造業者が、エミュレーションモードでその光ドライブを動作させる機能を提供する光ドライブを、製造することを可能とする。製造された光ドライブは、その光ドライブ内に内蔵されたシステムであって、その光ドライブがエミュレーションモードで動作することを可能とするシステムを有している。このエミュレーションモードは、第2のタイプの光記録媒体が光ドライブ上にロードされた際に第1のタイプの光記録媒体がエミュレートされるように、製造された光ドライブが光記録媒体のタイプをエミュレートすることを可能とする。あるいは、コンピュータプログラム506を含むコンピュータ読取可能な媒体504が、購入され、光ドライブ530にロードされて、光ドライブがエミュレーションモードで動作することが可能とされ、それにより種々の光記録媒体のタイプがエミュレートされてもよい。
エミュレーションモードで光ドライブを動作させる方法の上記で説明した実施形態は、規定のものではなく、当業者においては、本発明が意図する概念から逸脱することなく、各工程の順序を変更することができる。さらに、特許請求の範囲においては、括弧内のいずれの参照符号も、その請求項を限定するものと捉えられるべきではない。「含む」または「備える」との語は、請求項中に列挙されたもの以外の要素または工程の存在を排除するものではない。ある要素の前に置かれた「1つの」との語は、そのような要素が複数存在することを排除するものではない。本発明は、いくつかの別個の要素を備えたハードウェアにより実装されてもよいし、適切にプログラミングされたコンピュータにより実装されてもよい。複数の手段が列挙されたシステムの請求項では、それらの手段のうちのいくつかが、コンピュータ読取可能なソフトウェアまたはハードウェアの同一項目によって実装されてもよい。エミュレーションモードで光ドライブを動作させる方法は、コンピュータプログラムの形態によって、任意のコンピュータ読取可能な媒体上で利用可能とされ得る。コンピュータプログラムがエミュレーションを実現するための上記の手段および工程は、規定のものではない。当業者においては、順序または手段を変更しても、本発明が意図するのと同様のエミュレーション効果を得ることができる。さらに、本願の上記開示においては、具体的な実施形態を参照して本発明を説明してきたが、特許請求の範囲で規定された本発明のより広範な技術的範囲から逸脱することなく、多くの修正や変更を加えることができるのは明らかである。したがって、図面および明細書の記載は、本発明を限定するものではなく、説明するためのものであると捉えられるべきである。
Claims (10)
- 光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、第1のタイプの光記録媒体をエミュレートするエミュレーションモードで、前記光ドライブを動作させる方法であって、
前記第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取る工程と、
受け取られた前記第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための前記第1のアクセスコマンドを、前記第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換する工程と、
前記第2のアクセスコマンドを用いて、前記第2のタイプの光記録媒体にアクセスする工程とを含むことを特徴とする方法。 - 請求項1記載の各工程に先立って、前記第2のタイプの光記録媒体が前記第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信する工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割する工程と、
前記複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、前記第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定する工程とをさらに含むことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 - 光ドライブにロードされるコンピュータプログラムであって、該光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、
第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るタスクと、
受け取られた前記第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための前記第1のアクセスコマンドを、前記第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するタスクと、
前記第2のアクセスコマンドを用いて、前記第2のタイプの光記録媒体にアクセスするタスクと
を実行することによって前記第1のタイプの光記録媒体をエミュレートする機能を、前記光ドライブに付与することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 請求項4記載の各タスクに先立って、前記第2のタイプの光記録媒体が前記第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信するさらなるタスクを実行する機能を、前記光ドライブにさらに付与することを特徴とする請求項4記載のコンピュータプログラム。
- 前記第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割するタスクと、
前記複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、前記第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定するタスクと
を実行する機能を、前記光ドライブにさらに付与することを特徴とする請求項4記載のコンピュータプログラム。 - 請求項4から6いずれか1項記載のコンピュータプログラムを含むことを特徴とするコンピュータ読取可能な媒体。
- 光ドライブ上に第2のタイプの光記録媒体がロードされた際に、第1のタイプの光記録媒体をエミュレートするエミュレーションモードで、前記光ドライブを動作させるシステムであって、
前記第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための、第1のアクセスコマンドを受け取るように構成された受取手段と、
受け取られた前記第1のタイプの光記録媒体にアクセスするための前記第1のアクセスコマンドを、前記第2のタイプの光記録媒体にアクセスするための第2のアクセスコマンドに変換するように構成された変換手段と、
前記第2のアクセスコマンドを用いて、前記第2のタイプの光記録媒体にアクセスするように構成されたアクセス手段とを含むことを特徴とするシステム。 - 前記第2のタイプの光記録媒体が前記第1のタイプの光記録媒体としてエミュレートされるべきであることを指示する、エミュレーションコマンドを受信するように構成された指示手段をさらに含むことを特徴とする請求項8記載のシステム。
- 前記第2のタイプの光記録媒体を、複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体に分割するように構成された分割手段と、
前記複数の第1のタイプの仮想的光記録媒体のうち、前記第1のアクセスコマンドを用いてアクセスされるべき1つの仮想的光記録媒体を指定するように構成された指定手段とをさらに含むことを特徴とする請求項8または9記載のシステム。
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