JP2009504899A - 耐酸化性の均質化した重合体状材料 - Google Patents
耐酸化性の均質化した重合体状材料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009504899A JP2009504899A JP2008528014A JP2008528014A JP2009504899A JP 2009504899 A JP2009504899 A JP 2009504899A JP 2008528014 A JP2008528014 A JP 2008528014A JP 2008528014 A JP2008528014 A JP 2008528014A JP 2009504899 A JP2009504899 A JP 2009504899A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymeric material
- antioxidant
- doped
- medical filler
- crosslinked
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J3/00—Processes of treating or compounding macromolecular substances
- C08J3/28—Treatment by wave energy or particle radiation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2300/00—Characterised by the use of unspecified polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2323/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/54—Improvements relating to the production of bulk chemicals using solvents, e.g. supercritical solvents or ionic liquids
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Prostheses (AREA)
Abstract
Description
「添加剤」とは、この分野で公知の、重合体状材料以外の別の成分を意味する。「添加剤」は、例えば核形成剤、酸化防止剤、リピド、低分子量ポリエチレンでよい。
本発明における用語「界面」とは、充填材が、ある成分が別の断片(例えば金属または非金属成分)と接触する配置にある時に形成される、医療用装置中のニッシェとして定義され、これが重合体と金属または別の重合体状材料との間の界面を形成する。例えば、重合体−重合体または重合体−金属の界面は、医療用補欠物、例えば整形外科学的関節および骨置換部品、例えば股、膝、肘または踝置換物、中にある。
本発明の一態様においては、好ましくはイオン化する種類の放射線を使用する。本発明の別の態様により、使用するイオン化放射線の線量は約25 kGy〜約1000 kGyである。放射線量は、約25 kGy、約50 kGy、約65 kGy、約75 kGy、約100 kGy、約150 kGy、約200 kGy、約300 kGy、約400 kGy、約500 kGy、約600 kGy、約700 kGy、約800 kGy、約900 kGy、あるいは約1000 kGy、または約1000 kGyを超える、もしくはそれらの近傍またはその間のすべての整数もしくは分数でよい。好ましくは、放射線量は、約25 kGy〜約150 kGyまたは約50 kGy〜約100 kGyでよい。X線、ガンマ線、および/または電子線を包含するこれらの種類の放射線が、細菌、ウイルス、または他の、界面を含む医療用充填材を汚染する可能性がある微生物剤を殺すか、または不活性化させ、製品の無菌性を達成する。本発明により電子線またはガンマ線でよい照射は、酸素を含む空気雰囲気中で行うことができ、その際、雰囲気中の酸素濃度は少なくとも1%、2%、4%、または約22%まで、もしくはそれらの近くまたは間のすべての整数である。別の態様においては、照射を不活性雰囲気中で行うことができ、その際、雰囲気は、窒素、アルゴン、ヘリウム、ネオン、等、またはそれらの組合せからなる群から選択されたガスを含む。照射は、真空中で行うこともできる。
本発明では、重合体状材料と界面を形成する断片は、例えば金属である。本発明により、ポリエチレンと機能的な関係にある金属断片は、例えばコバルトクロム合金、ステンレス鋼、チタン、チタン合金またはニッケルコバルト合金から製造することができる。
用語「真空」とは、滅菌処理の際に重合体状材料中のフリーラジカルに、酸化なしに架橋を形成ができる、感知できる量のガスを含まない環境を意味する。真空は、重合体状材料、例えばUHMWPE、を含んでなる医療用装置を酸化する恐れがあるO2を避けるために使用する。真空条件は、イオン化放射線により重合体状医療用充填材を滅菌処理するのに使用することができる。
「残留フリーラジカル」は、重合体をイオン化放射線、例えばガンマ線またはe線照射、に露出した時に発生するフリーラジカルを意味する。フリーラジカルの中には、互いに再結合して架橋を形成するものもあれば、結晶性領域中に捕獲されるものもある。捕獲されたフリーラジカルは、残留フリーラジカルとも呼ばれる。
本発明の一態様においては、重合体状材料(例えば架橋UHMWPE)を含む医療用充填材の滅菌方法を開示する。本方法は、ガンマ線または電子線放射で、例えば線量レベル約25〜70kGy、でイオン化滅菌することにより、あるいはエチレンオキシドまたはガスプラズマでガス滅菌することにより、医療用充填材を滅菌することを含んでなる。
本発明の一態様において、製造の際に医療用充填材の重合体状成分における、ドーピングに続く酸化防止剤の一様性を、重合体状材料の融解温度に応じた時間加熱することにより、高める方法を開示する。例えば、好ましい温度は約137℃以下である。本発明の別の態様においては、空気中、酸素濃度が少なくとも1%、2%、4%、または約22%まで、あるいはその近傍またはその間のすべての整数である、酸素を含む雰囲気中で行うことができる加熱工程を開示する。別の態様で、本発明は、窒素、アルゴン、ヘリウム、ネオン等、またはそれらの組合せからなる群から選択されたガスを含む不活性雰囲気と充填材が接触している間に行うことができる加熱工程を開示する。別の態様において、本発明は、含まれる酸素が1%以下である非酸化性媒体、例えば不活性流体媒体と充填材とが接触している間に行うことができる加熱工程を開示する。別の態様において、本発明は、充填材が真空中にある間に行うことができる加熱工程を開示する。
ドーピングとは、この分野で良く知られている工程である(例えば米国特許第6,448,315号および第5,827,904号参照)。これに関して、ドーピングは、一般的に、本明細書で記載するように、重合体状材料を酸化防止剤と特定の条件下で接触させることを意味し、例えばUHMWPEを、超臨界条件下で添加剤(例えば酸化防止剤)をドーピングする。
100 kGy照射したGUR1050 UHMWPEの2”ロッドから試験試料(2 cm立方体)を機械加工した。次いで、これらの試料を、2リットルガラス反応フラスコ中、アルゴン流下で、α−トコフェロールで120℃で2時間ドーピングした。
圧縮成形されたGUR1050 UHMWPEスラブを原料として使用する。この原料から試験試料(2 cm立方体)を機械加工する。次いで、試料を、2リットルガラス反応フラスコ中、アルゴン流下で、α−トコフェロールで120℃で2時間ドーピングする。ドーピングに続いて、過剰のα−トコフェロールを表面からふき取り、試料を、超臨界CO2、1700 psi、120℃で24時間実施する。
圧縮成形されたGUR1050 UHMWPEスラブを原料として使用する。この原料から試験試料(2 cm立方体)を機械加工する。次いで、試料を、2リットルガラス反応フラスコ中、アルゴン流下で、α−トコフェロールで120℃で2時間ドーピングする。ドーピングに続いて、過剰のα−トコフェロールを表面からふき取り、試料を、超臨界CO2、1700 psi、120℃で24時間実施する。次いで、これらのブロックを真空中で包装し、ガンマ線照射により25、65、100、150および200 kGyに照射する。
α−トコフェロール中に浸漬した試験試料(例えば例1〜3参照)における酸化防止剤の拡散プロファイルを測定するために、LKB Sledge Microtomeを使用して、浸漬した部分から断面(100〜150μm)を切り取った。ついで、この薄い断面を、BioRad UMA 500赤外線顕微鏡(Natick, MA)を使用して分析した。赤外線スペクトルを、アパーチャサイズ50×50μmで、試料の、浸漬の際に酸化防止剤と接触した自由表面と一致する縁部の一方から離れて行く深度の関数として集めた。1226〜1295 cm−1の吸光度は、α−トコフェロールに特徴的であり、ポリエチレンはこれらの周波数の近くでは吸収しない。ポリエチレンに関して、CH2横揺れモードに対する1895 cm−1波数が内部基準として典型的である。1260 cm−1および1895 cm−1の積分吸光度の比である規格化された値は、ポリエチレン中のα−トコフェロール組成物の相対的な距離を与える指数である。
他に指示がない限り、本明細書に記載する実験には、ビタミンE(Acros(商品名)99%D−α−トコフェロール、Fisher Brand)を使用した。使用したビタミンEは、色が非常に明るい黄色であり、室温で粘性の液体である。その融点は2〜3℃である。
円筒形ブロック(直径89 mm、長さ50 cmを超える)を、Co60線源(Steris Isomedix, Northborough, MA)を使用して照射した。これらのブロック群は、照射の前に真空包装し、包装したブロックを照射した。別のブロック群は、包装し、窒素下で照射した。
例えば頸骨膝挿入物を、圧縮成形したGUR1050 UHMWPEから機械加工する。次いで、この挿入物を100%ビタミンEまたはビタミンE溶液に浸漬する。挿入物中へのビタミンEの拡散は、温度および/または圧力を増加することにより、促進することができ、これは空気中または不活性もしくは無酸素環境中で行うことができる。次いで、ビタミンEドーピングした頸骨膝挿入物を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体、例えばCO2、中で、高圧下で、例えば1100 psiより上で、アニーリングする。所望レベルのビタミンE拡散に達した後、挿入物を空気中または不活性もしくは無酸素環境中で包装する。次いで、包装した挿入物を100 kGy線量に照射する。照射は、二つの目的、すなわち(1)ポリエチレンを架橋させ、耐摩耗性を改良すること、および(2)充填材を滅菌することに役立つ。
UHMWPEは、例えば図2および3に示すように、様々な段階で、酸化防止剤をドーピングすることができる。これらの方法は、超臨界流体中でアニーリングする工程をさらに含んでなる。例えば、酸化防止剤をドーピングした、架橋した、または架橋していない重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体、例えば超臨界CO2中で行う。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、水中で180℃に加熱し、5時間保持する。次いで、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加し、試料をこの温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。このバーを真空中で100 kGyに照射する。次いで、このバーを、120℃、アルゴン流下、常圧で24時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、バーをビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に72時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、水中で180℃に加熱し、5時間保持する。次いで、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加し、試料をこの温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。次いで、この試料を、120℃、アルゴン流下、常圧で24時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、試料をビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に72時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。次いで、この結晶性の高いUHMWPEの、ビタミンEでドーピングし、アニーリングしたバーを真空中で100kGyに照射する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、水中で180℃に加熱し、5時間保持する。次いで、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加し、試料をこの温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。このバーを医療用充填材に機械加工する。この医療用充填材を包装し、100 kGyに照射する。次いで、この医療用充填材を、120℃、アルゴン流下、常圧で6時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、この医療用充填材をビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に24時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、水中で180℃に加熱し、5時間保持する。次いで、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加し、試料をこの温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。このバーを真空中で100kGyに照射する。この高圧結晶化させ、照射したバーから医療用充填材を機械加工する。次いで、この医療用充填材を、120℃、アルゴン流下、常圧で6時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、この医療用充填材をビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に24時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加する。次いで、試料を水中で180℃に加熱し、この温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。このバーを真空中で100kGyに照射する。次いで、このバーを、120℃、アルゴン流下、常圧で24時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、バーをビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に72時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加する。次いで、試料を水中で180℃に加熱し、この温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。次いで、この試料を、120℃、アルゴン流下、常圧で24時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、試料をビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に72時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。次いで、この結晶性の高いUHMWPEの、ビタミンEでドーピングし、アニーリングしたバーを真空中で100 kGyに照射する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加する。次いで、試料を水中で180℃に加熱し、この温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。このバーを医療用充填材に機械加工する。この医療用充填材を包装し、100 kGyに照射する。次いで、この医療用充填材を、120℃、アルゴン流下、常圧で6時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、この医療用充填材をビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に24時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加する。次いで、試料を水中で180℃に加熱し、この温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。このバーを真空中で100 kGyに照射する。この高圧結晶化させ、照射したバーから医療用充填材を機械加工する。次いで、この医療用充填材を、120℃、アルゴン流下、常圧で6時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、この医療用充填材をビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に24時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。2インチバーを、120℃、アルゴン流下、常圧で6時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、このバーをビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に24時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。次いで、この直径2”のシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加する。次いで、試料を水中で180℃に加熱し、この温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。次いで、この試料を包装し、照射する。
ラム押出したGUR1050 UHMWPEを原料として使用する。直径2インチのシリンダーを、120℃、アルゴン流下、常圧で24時間、ビタミンEでドーピングする。続いて、このシリンダーをビタミンE浴から取り出し、室温に冷却する。過剰のビタミンEを表面から除去し、バーを圧力チャンバー中に入れ、次いで圧力チャンバーを、1700 psiに加圧した二酸化炭素で満たす。このチャンバーを120℃に加熱し、この圧力および温度に72時間保持する。容器を室温に冷却し、圧力を解除する。次いで、このシリンダーを圧力チャンバー中に入れ、水中で180℃に加熱し、5時間保持する。次いで、圧力を310 MPa(45,000 psi)に増加し、試料をこの温度および圧力に5時間保持する。最後に、試料を室温に冷却し、続いて圧力を解除する。次いで、この試料を包装し、照射する。
圧縮成形したGUR1050 UHMWPEのスラブを、e−線照射により100 kGyに照射した。この照射した原料から立方体(2 cm立方体)を機械加工した。これらの立方体を、純粋なビタミンE(D,L−α−トコフェロール、DSM Nutritional Products, XX, NJ)中、120℃、2時間、アルゴン流下でドーピングした。続いて、これらの立方体を、略室温〜60℃に冷却し、表面上にある過剰のビタミンEを、綿ガーゼパッドでふき取った。次いで、試料を圧力ボンベ(HC4635, Parr Instruments, Moline, IL)に入れ、空気対流式加熱炉中に入れ、液体二酸化炭素タンクに接続した。圧力ボンベを二酸化炭素で掃気し、次いで閉鎖した。ボンベを所望の温度に加熱しながら、二酸化炭素を1500 psiにポンプ(Supercritical 24, Constant Pressure Dual Piston Pump, SSI/Lab Alliance)供給した。圧力が1500 psiを超えた場合、平衡温度および圧力に達するまで、約100〜200 psiの二酸化炭素を排気した。実験は、各3個の立方体で、90、110、120および130℃で行った。それぞれの温度および1500 psiに達した後、試料をその温度および圧力に24時間保持した。次いで、ボンベをほぼ室温に冷却し、次いで除圧した。
Claims (60)
- 酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を製造する方法であって、
a)重合体状材料に、その溶融状態より低い温度で、イオン化放射線を照射して、架橋重合体状材料を形成すること、
b)前記架橋重合体状材料に、常圧で酸化防止剤をドーピングすること、および
c)前記酸化防止剤をドーピングした、架橋重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を形成する、ことを含んでなる、方法。 - 酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を製造する方法であって、
a)重合体状材料に、常圧で酸化防止剤をドーピングすること、
b)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した重合体状材料を形成すること、および
c)前記重合体状材料に、その溶融状態より低い温度で、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を形成すること、を含んでなる、方法。 - 前記出発重合体状材料の結晶化度が高い(50%を超える)、請求項1または2に記載の方法。
- 前記出発重合体状材料が、完成品である、請求項1または2に記載の方法。
- 前記出発重合体状材料がプリフォームである、請求項1または2に記載の方法。
- 前記ドーピングが、常圧または高圧で行われる、請求項1または2に記載の方法。
- 前記ドーピングが、空気、不活性ガスまたは超臨界流体中で行われる、請求項1または2に記載の方法。
- 前記アニーリングが、30℃より高温で、200 psiより高圧で行われる、請求項1または2に記載の方法。
- 前記アニーリングが、約120℃で、約1700 psiで行われる、請求項1または2に記載の方法。
- 前記アニーリングが、120℃より高温で、1700 psiより高圧で行われる、請求項1または2に記載の方法。
- 前記重合体状材料に、略室温〜約90℃の温度で照射する、請求項1または2に記載の方法。
- 前記重合体状材料に、約90℃〜前記重合体状材料のピーク融点の温度で照射する、請求項1に記載の方法。
- 前記重合体状材料に、前記重合体状材料のピーク融点より高い温度で照射する、請求項1に記載の方法。
- 医療用充填材を製造する方法であって、
a)重合体状材料を用意すること、
b)前記重合体状材料を固化させること、
c)前記固化した重合体状材料にイオン化放射線を照射して、固化した、架橋重合体状材料を形成すること、
d)前記固化した架橋重合体状材料を機械加工して、医療用充填材を形成すること、
e)前記医療用充填材に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を形成すること、および
f)前記酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋医療用充填材を形成する、ことを含んでなる、方法。 - 医療用充填材を製造する方法であって、
a)重合体状材料を用意すること、
b)前記重合体状材料を固化させること、
c)前記固化した重合体状材料を機械加工して、医療用充填材を形成すること、
d)前記医療用充填材にイオン化放射線を照射して、架橋した医療用充填材を形成すること、
e)前記医療用充填材に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を形成すること、および
f)前記酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋医療用充填材を形成する、ことを含んでなる、方法。 - 医療用充填材を製造する方法であって、
a)重合体状材料を用意すること、
b)前記重合体状材料を固化させること、
c)前記固化した重合体状材料に、拡散により酸化防止剤をドーピングすること、
d)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した重合体状材料を形成すること、
e)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料を機械加工して、酸化防止剤をドーピングした重合体状材料を形成すること、および
f)前記酸化防止剤をドーピングした架橋重合体状材料に、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を形成することを含んでなる、方法。 - 医療用充填材を製造する方法であって、
a)重合体状材料を用意すること、
b)前記重合体状材料を固化させること、
c)前記固化した重合体状材料に、拡散により酸化防止剤をドーピングすること、
d)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した重合体状材料を形成すること、
e)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料に、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、架橋重合体状材料を形成すること、および
f)前記架橋重合体状材料を機械加工して、酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を形成すること、を含んでなる、方法。 - 医療用充填材を製造する方法であって、
a)重合体状材料を用意すること、
b)前記重合体状材料を固化させること、
c)前記固化した重合体状材料を機械加工して、医療用充填材を形成すること、
d)前記医療用充填材に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした医療用充填材を形成すること、
e)前記酸化防止剤をドーピングした医療用充填材を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した医療用充填材を形成すること、
f)前記医療用充填材を包装すること、および
g)前記包装した医療用充填材に、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、無菌の架橋医療用充填材を形成すること、を含んでなる、方法。 - 医療用充填材を製造する方法であって、
a)重合体状材料を用意すること、
b)前記重合体状材料を圧縮成形して、医療用充填材を形成すること、
c)前記医療用充填材に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした医療用充填材を形成すること、
d)前記酸化防止剤をドーピングした医療用充填材を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した医療用充填材を形成すること、
e)前記医療用充填材を包装すること、および
f)前記包装した医療用充填材に、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、無菌の架橋医療用充填材を形成すること、を含んでなる、方法。 - 医療用充填材を製造する方法であって、
a)固化した重合体状材料を用意すること、
b)前記固化した重合体状材料にイオン化放射線で照射して、固化した、架橋重合体状材料を形成すること、
c)前記固化した、架橋重合体状材料を機械加工して、医療用充填材を形成すること、
d)前記医療用充填材に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を形成すること、および
e)前記酸化防止剤をドーピングした、架橋医療用充填材を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した架橋医療用充填材を形成すること、を含んでなる、方法。 - 前記酸化防止剤をドーピングした医療用充填材を包装し、イオン化放射線またはガス滅菌により滅菌して、無菌の架橋医療用充填材を形成する、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
- 前記重合体状材料を、別の部品または医療用充填材に対して圧縮成形して、界面または連結ハイブリッド材料を形成する、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
- 前記固化した重合体状材料を、別の部品に対して圧縮成形して、界面および連結ハイブリッド材料を形成する、請求項1〜22のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ドーピングが、前記医療用充填材を酸化防止剤中に約1〜約16時間浸漬することにより行われる、請求項1〜23のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酸化防止剤を約100℃に加熱し、前記ドーピングを100℃で行う、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酸化防止剤を略室温に加熱し、前記ドーピングを略室温で行う、請求項1〜25のいずれか一項に記載の方法。
- 前記架橋重合体状材料を、その溶融状態より低い温度、または、前記固化した架橋重合体状材料の溶融状態より高い温度でアニーリングする、請求項1〜26のいずれか一項に記載の方法。
- 前記重合体状材料が、ポリオレフィン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエーテルケトンまたはそれらの混合物である、請求項1〜27のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ポリオレフィンが、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、またはそれらの混合物からなる群から選択される、請求項28に記載の方法。
- 前記充填材が、寛骨臼ライナー、肩関節窩、膝蓋骨成分、指関節成分、踝関節成分、肘関節成分、手首関節成分、足指関節成分、二極人工股関節、頸骨膝挿入物、補強金属およびポリエチレンポストを備えた頸骨膝挿入物、椎間板、縫合、腱、心臓弁、ステント、血管移植片からなる群から選択される医療用装置を含んでなる、請求項1〜29のいずれか一項に記載の方法。
- 前記重合体状材料が、重合体状樹脂粉末、重合体状フレーク、重合体状粒子等、またはそれらの混合物である、請求項1〜30のいずれか一項に記載の方法。
- 前記照射が、約1%〜約22%の酸素を含む雰囲気中で行われる、請求項1〜31のいずれか一項に記載の方法。
- 前記照射が、窒素、アルゴン、ヘリウム、ネオン等、またはそれらの組合せからなる群から選択されたガスを含んでなる不活性雰囲気中で行われる、請求項1〜32のいずれか一項に記載の方法。
- 前記照射が真空中で行われる、請求項1〜33のいずれか一項に記載の方法。
- 前記架橋した重合体状材料が、約1%〜約22%の酸素を含む雰囲気中で加熱される、請求項1〜34のいずれか一項に記載の方法。
- 前記放射線量が約25〜約1000 kGyである、請求項1〜35のいずれか一項に記載の方法。
- 前記放射線量が約65 kGy、約75 kGyまたは約100 kGyである、請求項1〜36のいずれか一項に記載の方法。
- 前記放射線がガンマ線照射である、請求項1〜37のいずれか一項に記載の方法。
- 前記放射線が電子線照射である、請求項1〜38のいずれか一項に記載の方法。
- 前記重合体状材料を、前記架橋重合体状材料の融点より上に加熱することにより、前記架橋重合体状材料中のフリーラジカルが低減する、請求項1〜39のいずれか一項に記載の方法。
- 前記医療用充填材を、約50重量%酸化防止剤含むエタノール溶液中に浸漬する、請求項1〜40のいずれか一項に記載の方法。
- 前記超臨界流体がCO2である、請求項1〜41のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酸化防止剤がビタミンEである、請求項1〜42のいずれか一項に記載の方法。
- 前記酸化防止剤がα−トコフェロールである、請求項1〜43のいずれか一項に記載の方法。
- 前記医療用充填材が非永久的医療用装置である、請求項1〜44のいずれか一項に記載の方法。
- 前記重合体状材料を、別の部品または医療用充填材に対して圧縮成形して、界面または連結ハイブリッド材料を形成する、請求項1〜45のいずれか一項に記載の方法。
- 前記固化した重合体状材料を、別の部品に対して圧縮成形して、界面および連結ハイブリッド材料を形成する、請求項1〜46のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ドーピングが、前記医療用充填材をビタミンE中に約1〜約16時間浸漬することにより行われる、請求項1〜47のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ビタミンEを約100℃に加熱し、前記ドーピングを100℃で行う、請求項1〜48のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ビタミンEを略室温に加熱し、前記ドーピングを室温で行う、請求項1〜49のいずれか一項に記載の方法。
- 検出可能な残留フリーラジカルを含む、均質化した重合体状材料であって、前記重合体状材料が非酸化性であり、架橋したものである、重合体状材料。
- 非酸化性で、均質化した、検出可能な残留フリーラジカルを含む架橋重合体状材料を含んでなる、医療用充填材。
- 前記ドーピングが約1700 psiで行われる、請求項1または2に記載の方法。
- 医療用充填材を製造する方法であって、
a)固化した重合体状材料を用意すること、
b)前記固化した重合体状材料にイオン化放射線を照射して、固化した、架橋重合体状材料を形成すること、
c)前記架橋重合体状材料に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした、架橋重合体状材料を形成すること、
e)前記酸化防止剤をドーピングした、架橋重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を形成すること、および
f)前記酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を機械加工して、医療用充填材を形成する、ことを含んでなる、方法。 - 耐酸化性の、高結晶性の架橋重合体状材料を製造する方法であって、
a)重合体状材料を、その溶融状態より高い温度に加熱すること、
b)前記高結晶性の架橋重合体状材料を、少なくとも約10〜1000 MPa下で加圧すること、
c)前記圧力を保持すること、
d)前記加熱された重合体状材料を室温に冷却すること、
e)前記圧力を大気圧レベルに解放すること、
f)前記重合体状材料に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした重合体状材料を形成すること、
g)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料に、その溶融状態より低い温度で、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、高結晶性の架橋重合体状材料を形成すること、および
h)前記酸化防止剤をドーピングした、高結晶性の架橋重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を形成すること、を含んでなる、方法。 - 耐酸化性の、高結晶性の架橋重合体状材料を製造する方法であって、
a)重合体状材料を、少なくとも10〜1000 MPa強の下で加圧すること、
b)前記加圧された重合体状材料を、前記加圧された重合体状材料の溶融状態より低い温度に加熱すること、
c)前記圧力および温度を保持すること、
d)前記加熱された重合体状材料を室温に冷却すること、
e)前記圧力を大気圧レベルに解放すること、
f)前記高結晶性の重合体状材料に、拡散により酸化防止剤をドーピングして、酸化防止剤をドーピングした、高結晶性の重合体状材料を形成すること、
g)前記酸化防止剤をドーピングした重合体状材料に、その溶融状態より低い温度で、イオン化放射線を照射して、酸化防止剤をドーピングした、高結晶性の架橋重合体状材料を形成すること、および
h)前記酸化防止剤をドーピングした、高結晶性の架橋重合体状材料を、その溶融状態より低い温度で、超臨界流体中でアニーリングして、酸化防止剤をドーピングした、均質化した、架橋重合体状材料を形成すること、を含んでなる、方法。 - 前記固化した重合体状材料が高結晶性 (50%を超える)である、請求項1〜56のいずれか一項に記載の方法。
- 前記医療用充填材が高結晶性 (50%を超える)である、請求項1〜57のいずれか一項に記載の方法。
- 前記超臨界流体が、流体の混合物である、請求項1〜58のいずれか一項に記載の方法。
- 前記超臨界流体が溶解剤を含んでなる、請求項1〜59のいずれか一項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US70979505P | 2005-08-22 | 2005-08-22 | |
PCT/US2006/032329 WO2007024689A2 (en) | 2005-08-22 | 2006-08-18 | Oxidation resistant homogenized polymeric material |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013055269A Division JP5763115B2 (ja) | 2005-08-22 | 2013-03-18 | 耐酸化性の均質化した重合体状材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009504899A true JP2009504899A (ja) | 2009-02-05 |
JP2009504899A5 JP2009504899A5 (ja) | 2009-09-24 |
Family
ID=37772205
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008528014A Pending JP2009504899A (ja) | 2005-08-22 | 2006-08-18 | 耐酸化性の均質化した重合体状材料 |
JP2013055269A Expired - Fee Related JP5763115B2 (ja) | 2005-08-22 | 2013-03-18 | 耐酸化性の均質化した重合体状材料 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013055269A Expired - Fee Related JP5763115B2 (ja) | 2005-08-22 | 2013-03-18 | 耐酸化性の均質化した重合体状材料 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US8461225B2 (ja) |
EP (4) | EP1919983B1 (ja) |
JP (2) | JP2009504899A (ja) |
AT (1) | ATE529464T1 (ja) |
AU (1) | AU2006283601B2 (ja) |
CA (1) | CA2619942C (ja) |
ES (1) | ES2372742T3 (ja) |
WO (1) | WO2007024689A2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010539999A (ja) * | 2007-04-19 | 2010-12-24 | スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド | 人工関節 |
JP2013529720A (ja) * | 2010-07-06 | 2013-07-22 | ティコナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 成形高分子量ポリエチレン物品、それらの製造及び使用 |
JP2014514125A (ja) * | 2011-05-09 | 2014-06-19 | アボット カルディオバスキュラー システムズ インコーポレーテッド | 滅菌後のポリマーステントの分子量を安定化させる方法 |
JP2015157960A (ja) * | 2008-07-11 | 2015-09-03 | スミス・アンド・ネフュー・オルソペディクス・アーゲー | 組成物および組成物を製造する方法 |
JP2016528331A (ja) * | 2013-07-12 | 2016-09-15 | ダトワイラー ファーマ パッケイジング ベルギー エヌヴィー | 材料で構成される部品、その部品の製造方法およびその部品の放射線殺菌方法 |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7344672B2 (en) | 2004-10-07 | 2008-03-18 | Biomet Manufacturing Corp. | Solid state deformation processing of crosslinked high molecular weight polymeric materials |
US8262976B2 (en) * | 2004-10-07 | 2012-09-11 | Biomet Manufacturing Corp. | Solid state deformation processing of crosslinked high molecular weight polymeric materials |
EP2792373B1 (en) * | 2005-08-18 | 2017-03-01 | Zimmer GmbH | Ultra high molecular weight polyethylene articles and methods of forming ultra high molecular weight polyethylene articles |
US8461225B2 (en) | 2005-08-22 | 2013-06-11 | The General Hospital Corporation | Oxidation resistant homogenized polymeric material |
AU2008222967B2 (en) | 2007-03-02 | 2012-12-13 | Cambridge Polymer Group, Inc. | Cross-linking of antioxidant-containing polymers |
US8664290B2 (en) | 2007-04-10 | 2014-03-04 | Zimmer, Inc. | Antioxidant stabilized crosslinked ultra-high molecular weight polyethylene for medical device applications |
ATE544476T1 (de) | 2007-04-10 | 2012-02-15 | Zimmer Inc | Antioxidans-stabilisiertes vernetztes ultrahochmolekulares polyethylen für anwendungen in medizinprodukten |
US8641959B2 (en) | 2007-07-27 | 2014-02-04 | Biomet Manufacturing, Llc | Antioxidant doping of crosslinked polymers to form non-eluting bearing components |
CA2712559C (en) | 2008-01-30 | 2015-03-31 | Zimmer, Inc. | Orthopedic component of low stiffness |
CN102307945B (zh) * | 2008-11-20 | 2015-07-01 | 捷迈有限责任公司 | 聚乙烯材料 |
US8933145B2 (en) | 2009-02-20 | 2015-01-13 | The General Hospital Corporation | High temperature melting |
US20120070600A1 (en) * | 2009-05-20 | 2012-03-22 | Muratoglu Orhun K | Metods of preventing oxidation |
JP4806717B2 (ja) * | 2009-06-25 | 2011-11-02 | 株式会社沖データ | 画像処理システム |
GB0922339D0 (en) | 2009-12-21 | 2010-02-03 | Mcminn Derek J W | Acetabular cup prothesis and introducer thereof |
US8399535B2 (en) | 2010-06-10 | 2013-03-19 | Zimmer, Inc. | Polymer [[s]] compositions including an antioxidant |
WO2013174782A1 (en) * | 2012-05-22 | 2013-11-28 | Total Research & Technology Feluy | Process for preparing a polymeric product |
US9586370B2 (en) | 2013-08-15 | 2017-03-07 | Biomet Manufacturing, Llc | Method for making ultra high molecular weight polyethylene |
WO2015041347A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 東洋合成工業株式会社 | 構造体の製造方法、製品の製造方法、構造体、フォルダ、成形物、生体試料の精製方法、検査装置及び化合物 |
WO2015050851A1 (en) | 2013-10-01 | 2015-04-09 | Zimmer, Inc. | Polymer compositions comprising one or more protected antioxidants |
CA2927056A1 (en) | 2013-10-17 | 2015-04-23 | The General Hospital Corporation | Peroxide cross-linking and high temperature melting |
CN104587534A (zh) * | 2013-10-31 | 2015-05-06 | 先健科技(深圳)有限公司 | 可吸收铁基合金支架 |
AU2015229947A1 (en) * | 2014-03-12 | 2016-10-27 | Zimmer, Inc. | Melt-stabilized ultra high molecular weight polyethylene and method of making the same |
US20150368375A1 (en) | 2014-06-24 | 2015-12-24 | Biomet Manufacturing, Llc | Methods For Making Crosslinked Ultra High Molecular Weight Polyethylene |
AU2015358476B2 (en) | 2014-12-03 | 2019-08-15 | Zimmer, Inc. | Antioxidant-infused ultra high molecular weight polyethylene |
EP3452119A1 (en) | 2016-05-02 | 2019-03-13 | The General Hospital Corporation | Implant surfaces for pain control |
WO2019046243A2 (en) | 2017-08-29 | 2019-03-07 | The General Hospital Corporation | UV-INITIATED REACTIONS IN POLYMERIC MATERIALS |
US11376128B2 (en) | 2018-12-31 | 2022-07-05 | Depuy Ireland Unlimited Company | Acetabular orthopaedic prosthesis and method |
US11628066B2 (en) | 2019-12-11 | 2023-04-18 | Depuy Ireland Unlimited Company | Ceramic acetabular shell liner with a metal ring having a lead-in surface |
US11291549B2 (en) | 2019-12-11 | 2022-04-05 | Depuy Ireland Unlimited Company | Ceramic acetabular shell liners with augments |
US11970600B2 (en) | 2021-03-31 | 2024-04-30 | The General Hospital Corporation | Di-cumyl peroxide crosslinking of UHMWPE |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255925A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 医療用ポリマーの改質方法及び医療用ポリマー基材 |
WO2004064618A2 (en) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Massachusetts General Hospital | Methods for making oxidation resistant polymeric material |
WO2005074619A2 (en) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Massachusetts General Hospital | Highly crystalline cross-linked oxidation-resistant polyethylene |
JP2006519672A (ja) * | 2003-03-10 | 2006-08-31 | サインコア,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 結晶度が選択的に変性された重合物質を有する管腔内プロテーゼ及びその製法 |
JP2007500773A (ja) * | 2003-05-19 | 2007-01-18 | レデラー,クラウス | 架橋超高分子量ポリエチレン(uhmw−pe) |
Family Cites Families (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5414049A (en) | 1993-06-01 | 1995-05-09 | Howmedica Inc. | Non-oxidizing polymeric medical implant |
US8865788B2 (en) * | 1996-02-13 | 2014-10-21 | The General Hospital Corporation | Radiation and melt treated ultra high molecular weight polyethylene prosthetic devices |
US5879400A (en) | 1996-02-13 | 1999-03-09 | Massachusetts Institute Of Technology | Melt-irradiated ultra high molecular weight polyethylene prosthetic devices |
EP1563857A3 (en) | 1996-02-13 | 2008-06-04 | Massachusetts Institute Of Technology | Radiation and melt treated ultra high molecular weight polyethylene prosthetic devices |
EP1795212A3 (en) * | 1996-07-09 | 2007-09-05 | Orthopaedic Hospital | Crosslinking of polyethylene for low wear using radiation and thermal treatments |
US5827904A (en) | 1996-09-27 | 1998-10-27 | Hahn; David | Medical implant composition |
EP0995450B1 (de) | 1998-10-21 | 2002-06-26 | Sulzer Orthopädie AG | UHMW-Polyethylen für Implantate |
SE9900519D0 (sv) | 1999-02-17 | 1999-02-17 | Lars Lidgren | A method for the preparation of UHMWPE doped with an antioxidant and an implant made thereof |
DK1276436T3 (da) | 2000-04-27 | 2009-04-06 | Orthopaedic Hospital | Oxidationsbestandige og slidbestandige polyethylener til humane lederstatninger og fremgangsmåder til fremstilling af dem |
DE10041003A1 (de) * | 2000-08-22 | 2002-03-28 | Sueddeutsche Kalkstickstoff | Verfahren zum Imprägnieren einer Trägermatrix mit festen und/oder flüssigen Verbindungen mit Hilfe komprimierter Gase und so imprägnierte Stoffe |
JP2004509717A (ja) | 2000-09-29 | 2004-04-02 | デピュイ オーソピーディックス,インコーポレイテッド | 照射ポリエチレンの超臨界流体治療 |
JP4144778B2 (ja) * | 2001-11-06 | 2008-09-03 | 国立大学法人東京工業大学 | イオン伝導性高分子およびその製造方法ならびにその処理方法 |
JP2003171485A (ja) * | 2001-12-04 | 2003-06-20 | Yoshiyuki Namita | 樹脂フイルムの処理法 |
US6765030B2 (en) * | 2002-03-22 | 2004-07-20 | The University Of North Carolina At Chapel Hill | Methods of forming polymeric structures using carbon dioxide and polymeric structures formed therapy |
CA2429930C (en) * | 2002-06-06 | 2008-10-14 | Howmedica Osteonics Corp. | Sequentially cross-linked polyethylene |
US8048362B2 (en) | 2002-10-22 | 2011-11-01 | Kuraray Co., Ltd. | Polyolefin-based resin composition and use thereof |
SG118223A1 (en) | 2003-01-20 | 2006-01-27 | Sumitomo Chemical Co | Metal compound and catalyst component and catalystfor addition polymerization and process for produ cing addition polymer |
WO2005110276A1 (en) * | 2004-05-11 | 2005-11-24 | The General Hospital Corporation Dba Massachusetts General Hospital | Methods for making oxidation resistant polymeric material |
US8461225B2 (en) | 2005-08-22 | 2013-06-11 | The General Hospital Corporation | Oxidation resistant homogenized polymeric material |
US8872847B2 (en) | 2008-08-28 | 2014-10-28 | Google Inc. | Architectures and methods for creating and representing time-dependent imagery |
US9702220B2 (en) | 2012-02-21 | 2017-07-11 | Onesubsea Ip Uk Limited | Well tree hub and interface for retrievable processing modules |
-
2006
- 2006-08-18 US US11/465,544 patent/US8461225B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-08-18 EP EP06801842A patent/EP1919983B1/en active Active
- 2006-08-18 WO PCT/US2006/032329 patent/WO2007024689A2/en active Application Filing
- 2006-08-18 AU AU2006283601A patent/AU2006283601B2/en not_active Ceased
- 2006-08-18 EP EP11005083A patent/EP2420528A1/en not_active Withdrawn
- 2006-08-18 CA CA2619942A patent/CA2619942C/en active Active
- 2006-08-18 EP EP11005082.0A patent/EP2420527B1/en not_active Not-in-force
- 2006-08-18 ES ES06801842T patent/ES2372742T3/es active Active
- 2006-08-18 JP JP2008528014A patent/JP2009504899A/ja active Pending
- 2006-08-18 EP EP11005081.2A patent/EP2420526B1/en active Active
- 2006-08-18 AT AT06801842T patent/ATE529464T1/de not_active IP Right Cessation
-
2013
- 2013-03-13 US US13/799,247 patent/US8889757B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2013-03-18 JP JP2013055269A patent/JP5763115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11255925A (ja) * | 1998-03-10 | 1999-09-21 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 医療用ポリマーの改質方法及び医療用ポリマー基材 |
WO2004064618A2 (en) * | 2003-01-16 | 2004-08-05 | Massachusetts General Hospital | Methods for making oxidation resistant polymeric material |
JP2006515777A (ja) * | 2003-01-16 | 2006-06-08 | マサチューセッツ、ゼネラル、ホスピタル | 耐酸化性ポリマー物質の製造方法 |
JP2006519672A (ja) * | 2003-03-10 | 2006-08-31 | サインコア,リミテッド・ライアビリティ・カンパニー | 結晶度が選択的に変性された重合物質を有する管腔内プロテーゼ及びその製法 |
JP2007500773A (ja) * | 2003-05-19 | 2007-01-18 | レデラー,クラウス | 架橋超高分子量ポリエチレン(uhmw−pe) |
WO2005074619A2 (en) * | 2004-02-03 | 2005-08-18 | Massachusetts General Hospital | Highly crystalline cross-linked oxidation-resistant polyethylene |
JP2007520620A (ja) * | 2004-02-03 | 2007-07-26 | マサチューセッツ、ゼネラル、ホスピタル | 耐酸化性の高結晶性架橋ポリエチレン |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010539999A (ja) * | 2007-04-19 | 2010-12-24 | スミス アンド ネフュー インコーポレーテッド | 人工関節 |
JP2015157960A (ja) * | 2008-07-11 | 2015-09-03 | スミス・アンド・ネフュー・オルソペディクス・アーゲー | 組成物および組成物を製造する方法 |
JP2018009168A (ja) * | 2008-07-11 | 2018-01-18 | スミス・アンド・ネフュー・オルソペディクス・アーゲー | 組成物および組成物を製造する方法 |
JP2013529720A (ja) * | 2010-07-06 | 2013-07-22 | ティコナ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 成形高分子量ポリエチレン物品、それらの製造及び使用 |
JP2014514125A (ja) * | 2011-05-09 | 2014-06-19 | アボット カルディオバスキュラー システムズ インコーポレーテッド | 滅菌後のポリマーステントの分子量を安定化させる方法 |
JP2016528331A (ja) * | 2013-07-12 | 2016-09-15 | ダトワイラー ファーマ パッケイジング ベルギー エヌヴィー | 材料で構成される部品、その部品の製造方法およびその部品の放射線殺菌方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5763115B2 (ja) | 2015-08-12 |
US20080214692A1 (en) | 2008-09-04 |
EP2420527B1 (en) | 2016-06-22 |
EP2420526A1 (en) | 2012-02-22 |
JP2013151693A (ja) | 2013-08-08 |
ATE529464T1 (de) | 2011-11-15 |
AU2006283601A1 (en) | 2007-03-01 |
WO2007024689A2 (en) | 2007-03-01 |
US8461225B2 (en) | 2013-06-11 |
CA2619942C (en) | 2014-04-29 |
EP1919983B1 (en) | 2011-10-19 |
EP2420527A1 (en) | 2012-02-22 |
EP2420528A1 (en) | 2012-02-22 |
EP1919983A4 (en) | 2009-05-13 |
CA2619942A1 (en) | 2007-03-01 |
AU2006283601B2 (en) | 2011-10-20 |
US8889757B2 (en) | 2014-11-18 |
ES2372742T3 (es) | 2012-01-26 |
EP2420526B1 (en) | 2016-06-29 |
US20130203885A1 (en) | 2013-08-08 |
WO2007024689A3 (en) | 2007-11-08 |
EP1919983A2 (en) | 2008-05-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5763115B2 (ja) | 耐酸化性の均質化した重合体状材料 | |
JP5535650B2 (ja) | 耐酸化性架橋重合体状材料の製造方法 | |
JP5452920B2 (ja) | 高結晶性ポリエチレン | |
JP2007520620A (ja) | 耐酸化性の高結晶性架橋ポリエチレン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090810 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090810 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120615 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20120918 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120925 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121015 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121022 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20121115 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20121122 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130416 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130913 |