JP2009503650A - ワンタッチ機能に対応するrfid読取装置 - Google Patents
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Abstract
ワンタッチ検索を実行して、RFIDタグに関連付けられる、選択した品目を見つける技術を開示する。本技術を使用すれば、ユーザーがリストから品目を選択し、RFID読取装置が、ユーザーからのさらなる入力がなくても、1つ以上のRFIDタグへの問い合わせを、選択した品目に関連付けられるRFIDタグが見つかるまで実行する検索をRFID読取装置で実行できる。RFID読取装置を使用すれば、ユーザーは、品目をRFIDタグに関連付けること、RFIDタグに関連付けられた品目を表示すること、及びRFIDタグに関連付けられた品目リストを編集することもできる。RFID読取装置は、上記方法で、任意の数の品目を1つのRFIDタグに関連付けし、RFIDに関連付けられた既存の品目リストを繰り返し編集することで、特定のRFIDタグに関連付けられた目的の品目が見つかるまでに、複数のRFIDタグをすばやく検索することができる。
Description
本発明は電子ラベル識別、具体的には、無線識別(RFID)読取装置に関連するものである。
無線識別(RFID)タグは、データを格納できる小型の電子装置である。RFIDタグは、そのタグにバッテリーなどの他の電源が組み込まれている場合にアクティブにすることができ、内部電源が組み込まれていない場合はパッシブになる。アクティブRFIDタグはその内部電力を使用してタグに格納されている情報を一斉送信し、RFID読取装置はアクティブRFIDタグが一斉送信した情報を検出できる。しかしパッシブRFIDタグを読み取るには、読取装置はRFIDタグにまず電力を供給する必要がある。
具体的に説明すると、パッシブRFIDタグを読み取るには、RFID読取装置はRFIDタグの問い合わせを実行してタグに電力を供給する必要がある。電力が供給されると、RFIDタグは格納されているデータをRFID読取装置に送信できる。一例として、RFIDタグには、RFIDタグを一意に識別するユニバーサルID(UID)を格納できる。UIDはこれまでさまざまな集合体が開発及び標準化されており、特にサプライチェーン環境及び小売環境において消費者製品の追跡に役立っている。たとえば、統一商品コード(UPC)バーコードなど、製品を識別する従来の技術に代わるものまたは補完するものとしてRFIDタグが使われている場合がある。
RFID読取装置は、RFIDタグの問い合わせを実行してUIDを取得し、そのUIDを、そのRFIDタグの接続先である特定の品目に関連付けることができる。一般的に、RFIDタグは、通常のラベルと同様に製品に貼り付けられており、その製品を識別する。ただし、製造者はRFIDタグを製品の包装材料に直接組み込むこともできる。また、RFIDタグは、同一製品のパレットなど、同一品目一式を集合的に識別するために使用されている。
通常RFIDタグには、アンテナに接続されたRFモジュールが備えられており、これでRFIDタグに電力を供給する。RFモジュールはアンテナ内の電流を誘導して電磁場を発生させることでRFIDタグを問い合わせることができる。RFIDタグには、RFID読取装置からの電磁場を捕獲するアンテナ、捕獲された電磁場からのエネルギーを格納するエネルギー貯蔵装置(コンデンサなど)、UIDを一斉送信するためのロジックを含む統合コントローラが含まれる。電磁場がRFIDタグアンテナの範囲内で発生すると、電磁場はRFIDタグのアンテナ内に電流を誘導し、それによりRFIDタグのエネルギー貯蔵装置が充電される。充電されたエネルギー貯蔵装置は短期間のパッシブ電源として機能し、RFIDタグの統合コントローラに電力を供給する。電力が供給されると、統合コントローラはRFIDタグのアンテナを経由してUIDをRFID読取装置に送信する。このとき通常、回路パラメータは調節される。RFID読取装置は、RFIDタグからの調節された電磁場を受信し、受信した信号を復号してUIDを決定する。また、RFID読取装置はUIDをデータベースと比較して、そのUIDに関連付けられた製品を決定することもできる。
広くは、本発明は、RFIDタグの効率的な検索を実行して選択された品目を見つけることができる、RFID読取装置に実装可能な技術を対象とする。さらに具体的に述べると、本技術により、RFID読取装置は、ユーザーからの選択を受信した時に、複数のRFIDタグへの問い合わせを実行し、1つのRFIDタグに関連付けられた選択された品目を見つけることができるワンタッチ検索を実行できる。RFID読取装置は、選択された品目に関連付けられたRFIDタグが識別された時に、問い合わせを終了することができる。さらに、本技術により、RFID読取装置は、品目を特定のRFIDタグに関連付けること、品目の関連付けを編集すること、品目の関連付けを表示することができる。ユーザーはRFID読取装置を使用し、ワンタッチ検索を行うことで、選択した品目をすばやく効率的に検索することができる。また、ユーザーは、従来のラベルに一般的に関わる制限もなく、RFIDタグに関連付けられた品目をすばやく表示及び編集できる。
たとえば、ユーザーは入力インターフェースを経由してRFID読取装置を操作し、ワンタッチ検索を実行できる。このような品目の検索を可能にするため、コントローラは品目リストを表示し、ユーザーは品目全体をスクロールしてリストから品目を選択できる。たとえば、目的の品目までスクロールし、入力キーを押してその品目を選択できる。コントローラは、選択を受信した後、品目に関連付けられたRFIDタグを決定し、RFID読取装置がRFIDタグへの問い合わせを実行できるようRFIDインターフェースを有効にして、品目に関連付けられたRFIDタグが見つかったかどうかを決定する。コントローラは、RFIDが選択された品目に関連付けられていると決定した場合に、音声警告または視覚的警告などの警告を発行することができる。たとえば、コントローラは、テキストまたは画像を表示してタグが一致したことをユーザーに示したり、音声装置で音声警告を発行するようにできる。しかし、品目に関連付けられたRFIDタグを識別できない場合、コントローラは、別の警告を発行したり、RFIDタグが一致しないことを示すテキストまたは画像を表示することができる。一致しなかった場合に重要なことは、コントローラが引き続きRFIDインターフェースを有効にしてRFIDタグへの問い合わせを実行できるようにすることである。RFID読取装置は、ワンタッチ検索に基づいて、RFIDタグへの問い合わせを、一致が見つかるか、ユーザーによってコントローラが別の状態に変更されるか、タイマーの期限が過ぎるまで、永久に続けることができる。
RFID読取装置には、RFIDタグに関連付けられた品目リストを表示したり、品目をRFIDタグに関連付けたり、RFIDタグに関連付けられた品目リストを編集したり、電源停止モードまたはスリープモードで操作できる機能などを備えることもできる。いずれの場合も、本明細書に説明されている技術を使用すれば、ユーザーは任意の数の品目をRFIDタグにすばやく関連付けたり、RFIDタグに関連付けられた品目をすばやく編集したり、ワンタッチ検索を使用してRFIDタグをスキャンし、目的の品目をすばやく効率的に見つけたりすることができるため、本明細書に説明されている技術によって、従来のラベルまたは従来のRFID読取装置技術は大きな利益がもたらされることになる。さらに、本明細書に説明されているRFID読取装置は、独立型のRFID読取装置、またはRFID技術を組み込むことのできる他の装置に対する低価格の代替品となることができる。
本発明は、組織的な目的により、多くの品目が1つのRFIDタグに関連付けられる場合などに特に役に立つ場合がある。ユーザーは、装置のデータベースの生成状態を使用して、品目をRFIDタグに関連付けることができる。その後、ユーザーが特定の品目を検索する場合に、ワンタッチ検索技術が大いに役に立つ場合がある。たとえば、梱包や引越しを行う場合など、複数の品目を異なる容器に分ける場合がある。各容器は任意のRFIDタグに割り当てることができ、ユーザーはいくつかの関連のある品目または関連のない品目を指定の容器に格納する場合がある。ユーザーは、そのような品目をRFIDタグに関連付けた後、本明細書で説明されているRFID読取装置のワンタッチ検索機能を使用して目的の品目をすばやく見つけることができる。本装置は他にも多くの用途がある。たとえば、本装置は個人的な収集品の管理、写真アルバムの管理、個人的な在庫管理などの用途に使用できる。
一実施形態では、方法は、無線識別(RFID)読取装置内の品目リストから品目を選択するユーザーからの入力を受信すること、選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別すること、RFID読取装置に、選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を実行させることを含む。
別の実施形態では、本発明は、RFID装置に格納されている品目リストから品目を選択する、ユーザーからの入力を受信する入力インターフェース、及び選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別し、RFID読取装置に、選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索をRFID読取装置に実行させるコントローラを含む無線識別(RFID)読取装置を備える。
別の実施形態では、方法は、品目の検索状態、データベースの生成状態、タグの読取状態を含む複数の状態から無線識別(RFID)読取装置の状態を選択するユーザーからの入力を受信すること、及び選択された状態に従ってRFID読取装置を制御することを含む。
別の実施形態では、本発明は、品目の検索状態、データベースの生成状態、タグの読取状態を含む複数の状態から読取装置の状態を選択するユーザーからの入力を受信する入力インターフェース、及び選択された状態に従って読取装置を操作するコントローラを備える無線識別(RFID)読取装置を備える。
本明細書で説明されている技術は、RFID読取装置のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせに実装できる。ソフトウェアに実装する場合、本発明は、RFID読取装置内での実行時に、読取装置に本明細書で説明されている1以上の技術を実行させる命令を含むコンピュータ読取可能な媒体内で具体化することができる。
本発明における、これらと他の実施形態の詳細を、添付の図面及び以下の説明に示す。本発明の他の特徴、目的及び利点は、説明、図面及び特許請求の範囲から明らかとなろう。
図1は、無線識別(RFID)読取装置システム10を図示したブロック図である。RFIDシステム10は、電子式RFID読取装置12及び1以上のRFIDタグ14、16を備える。本明細書で説明されているとおり、RFID読取装置12はRFIDタグ14、16を品目リストに関連付ける。RFID読取装置12はワンタッチ検索機能も対応する。このようなワンタッチ検索では、RFID読取装置12は複数のRFIDタグへの問い合わせを実行し、ユーザーからの選択に応じて、RFIDタグの1つに関連付けられた選択された品目を検索することができる。
図の例では、システム10はアクティブRFIDタグ14とパッシブRFIDタグ16を含んでいる。アクティブRFIDタグ14は電源を備えており、タグ14に関する情報を一斉送信することができる。またその電源により、アクティブRFIDタグ14の範囲を拡大することもできる。パッシブRFIDタグ16に電源は含まれていないが、RFID読取装置12から電力を必要とする。本明細書で説明されている技術は、パッシブRFIDタグ、アクティブRFIDタグ、またはその両方で使用できる。ただし、本発明の詳細のほとんどは、パッシブRFIDタグの状況で説明されている。アクティブタグが使用されている場合、タグ自身が問い合わせを受けた時に音声警告を発行することができる。たとえば、これによりユーザーは容易にタグを見つけることができる。また、アクティブRFIDタグもパッシブRFIDタグも、一方向装置または双方向装置とすることができる。つまり読取装置はタグに対して情報を一方向通信することも、タグへのデータ書き込みとタグからのデータ読み取りの両方を行うこともできる。
RFID12は、独立型で低価格のRFID読取装置を備えることも、本明細書で説明されている技術を実行するRFID技術が組み込まれた他の装置を備えることもできる。図1の例では、RFID読取装置12は、ディスプレイ20、入力インターフェース22、「入力」ボタン24、音声インターフェース26、RFIDインターフェース28、及びレセプタクル30を収容するハウジング18を備える。RFID読取装置12はディスプレイ20を通じて情報を表示する。ユーザーは入力インターフェース22及び入力ボタン24を使ってRFID読取装置12を操作し、RFID読取装置12がさまざまな状態を行き来するようにできる。RFID読取装置12の状態には、品目の検索状態、タグの読取状態、データベースの生成状態、及びスリープ状態がある。他の状態すなわち副状態(sub−states)を定義することもでき、たとえばタグの書き込み状態のような副状態も定義できる。いずれの場合も、RFID読取装置12は、RFIDインターフェース28を使ってRFIDタグ14、16の1つをスキャンしてディスプレイ20経由でRFID読取装置12に表示された品目をRFIDタグ14、16の1つに関連付けること、RFIDタグ14、16の1つに関連付けられた品目リストを決定すること、またはRFIDタグ14、16の1つに関連付けられた品目リストを編集することができる。また、RFID読取装置12は、ディスプレイ20経由でRFID読取装置12に表示された品目リストから選択され、入力インターフェース26を使ってユーザーから入力された品目を受信し、選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別し、RFIDインターフェース28に、選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を実行させるようにできる。
通常、ユーザーはRFIDシステム10を使用してアクティブRFIDタグ14またはパッシブRFIDタグ16の1つを、さまざまな品目に関連付ける。品目自身には、独自のタグを含める場合も含めない場合もある。たとえば、ユーザーはRFIDタグを各品目に添付せずに、箱、容器、写真アルバム、または同様のものなど、品目の集合体を格納する保管単位に添付する場合がある。たとえば、ユーザーはパッシブRFIDタグ16をさまざまな品目が収容されている容器に添付する場合がある。このときユーザーは、入力インターフェース22と入力ボタン24を使った操作によって、データベースの生成状態に移動し、品目をパッシブRFIDタグ16に関連付けることができる。これによりこの品目リストを格納するデータベースが作成される。次にユーザーは、RFIDシステム10を引き続き使用して、RFIDタグが添付されている他の箱を、箱に保管されている品目に関連付けることができる。RFID読取装置12はこれらの他の品目リストをデータベースに追加して、各RFIDタグに、関連付けられた品目リストが存在するようにする。ユーザーは、特定の箱にどの品目が保管されているかを忘れた場合、入力インターフェース22と入力ボタン24を使った操作によってタグの読取状態に入り、パッシブRFIDタグ16などの箱に添付されているRFIDタグをスキャンできる。この場合、RFID読取装置12は、パッシブRFIDタグ16に関連付けられた品目リストをデータベースから取得して、その品目リストをディスプレイ20に表示できる。
また、ユーザーは、さまざまな容器、箱、写真アルバム、または保管単位の1つに入っている特定の品目を検索する場合、入力インターフェース22と入力ボタン24を使った操作によって品目の検索状態に入り、ワンタッチ検索を実行できる。ユーザーはワンタッチ検索を使用して、リストから特定の品目を選択したり、また見つけたい品目を直接手入力することもできる。入力後、ユーザーは品目を選択するか強調表示して入力ボタン24を1回押すと、最近スキャンされたRFIDタグに関連付けられた品目リストが選択された品目を含むまで、箱に添付された複数のRFIDタグをスキャンできる。このように、ユーザーが目的の品目を単純に入力するか、またはリストから選択して強調表示し、入力ボタン24を1度押して検索を起動する限りにおいて、タグ検索は簡単に起動できる。その後RFID読取装置12は、最近スキャンされたRFIDタグが、選択された品目に関連付けられているかどうかをユーザーに通知できる。たとえば、音声インターフェース26を使って音声警告を発行したり、ディスプレイ20を使って視覚指示(テキストまたは画像など)をユーザーに表示できる。重要なことは、選択された品目に関連のない異なるタグが読み取られた場合に、ユーザーがさらなる操作を行うことなく検索を続行できるということである。
これらすべての状態において、RFID読取装置12はディスプレイ20経由でプロンプト及び他の関連情報を表示し、音声インターフェース26経由で音声警告などの警告を発行し、1回以上の正しいRFIDスキャン、間違ったRFIDスキャン、タグの一致、及びタグの不一致を示すことができる。また実施形態によっては、RFID読取装置12が音声インターフェース26経由で音声入力を受信し、レセプタクル30経由で他の装置と対話する場合もある。通常ユーザーは、RFID読取装置12を使用して、品目をRFIDタグにすばやく効率的に関連付け、RFIDタグに関連付けられた個々の品目を決定し、特定のRFIDタグに関連付けられた特定の品目の検索を実行できる。一般的にFIDシステム10は、さまざまな品目を整理するための包括的なソリューションを提供する。これを使用すれば、品目を記録するための小さなラベル領域が必要であったり、ラベルを編集して変更を内容に容易に反映できないなどの、従来のラベルによる欠点がなくなる。
図2は、RFID読取装置34とパッシブRFIDタグ36を備える代表的なRFIDシステム32を示すブロック図である。RFID読取装置34及びパッシブRFIDタグ36は、図1のRFID読取装置12及びパッシブRFIDタグ16とそれぞれ実質的に同じものとすることができる。RFID読取装置34はワンタッチ検索機能を備えおり、ユーザーはこの機能を使用してRFIDタグに関連付けられた特定の品目をすばやく効率的に見つけることができる。またRFID読取装置34は、タグの読取状態、データベースの生成状態、スリープ状態に関する他の機能も備えている。詳しくは以降で説明する。ここでも、RFIDシステム32はパッシブRFIDタグ36を備えているが、RFIDシステム32はパッシブRFID技術に制限されるものではなく、アクティブRFIDタグ14(図1参照)などの他のRFIDタグを含めることができる。
RFID読取装置34はコントローラ38、ディスプレイ40(液晶画面または他の適した画面技術など)、及びRFIDインターフェース42を備えている。ディスプレイ40とRFIDインターフェース42の両方はコントローラ38に接続されている。コントローラ38によって、画面40に品目リストと、RFID読取装置34の状態を示すテキストを表示できる。コントローラ38は、RFIDインターフェース42に、アンテナ44経由で1つ以上のRFIDタグ(パッシブRFIDタグ36など)に呼び出しを実行させることができる。
またRFID読取装置34は、メモリ46、入力インターフェース48、音声装置50(スピーカなど)、及びデータ通信インターフェース52なども備えており、メモリ46、入力インターフェース48、音声装置50、及びデータ通信インターフェース52は前記コントローラ38にそれぞれ接続されている。メモリ46にはさまざまな品目とRFIDタグとの関係を格納するデータベースを含めることができ、コントローラ38はメモリ46にアクセスしてデータベースを更新、編集、または検索できる。またコントローラ38は、音声装置50で音声警告を発行するようにでき、RFID読取装置34の状態を示すこともできる。またコントローラ38は、レセプタクル54を介し、データ通信インターフェース52を経由してRFID読取装置32に接続された別の装置と通信することもできる。データ通信インターフェース52はコントローラ38とその他の装置との間の通信を管理する。たとえばその他の装置には、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータなど、データ入力を簡単に行える装置が考えられる(データベースの生成時など)。
コントローラ38には、プロセッサ内またはメモリ46内に格納されている命令を実行してワンタッチ検索などさまざまな操作を実行できる、プログラム可能なプロセッサ(デジタルシグナルプロセッサ(DSP)またはマイクロコントローラなど)を備えることができる。入力インターフェース48には、ジョイスティック、方向パッド(図1参照)、数字キーパッド、小型キーボード、タッチセンサー式スクロールホイール、「入力」ボタン、またはその他のデータ入力インターフェースを備えることができる。メモリ46には、フラッシュ、コンパクトフラッシュ(登録商標)、電気的消去可能な読み取り専用メモリ(EEPROM)、強誘電体ランダムアクセスメモリ(FRAM(登録商標))、またはその他の揮発性または不揮発性のデータ記憶装置などの不揮発性メモリを備えることができる。
レセプタクル54には、ファイヤーワイヤー(Firewire)ポート、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、シリアルポート、イーサネット(登録商標)ポート、または別の装置へのデータ送信が可能なその他の種類のポートの1つを備えることができる。またレセプタクル54を無線データリンクを使って置き換えるまたは補完することもできる。ディスプレイ40には、タッチセンサー式液晶ディスプレイ、または情報を表示できるその他の種類のディスプレイなど、広範な種類のディスプレイを備えることができる。また、マイクロフォンなど、他の種類の音声インターフェースを含め、RFID読取装置34の音声起動制御または音声応答制御を可能にできる。
RFID読取装置34には、電源58から、コントローラ38、ディスプレイ40、RFIDインターフェース42など、RFID読取装置34の構成要素への電力の供給と管理を行う電力モジュール56も含まれる。電源58には、1つ以上の標準バッテリー、再充電可能なバッテリー、及び携帯機器用のその他の種類の電源を備えることができる。
パッシブRFIDタグ36には、アンテナ62に接続されるRFID集積回路60(「RFID IC 60」)を備えることができる。図2に示されてはいないが、エネルギー貯蔵装置があり、これをRFID ICに組み込むことも組み込まないこともできる。RFID IC60はアンテナ62内で誘導される電流を管理する。また、RFID IC60内のコンデンサを充電して、RFID IC60がRFID読取装置34との通信用電力に使用できる短期間のパッシブ電源を供給できる。実施形態によってはパッシブRFIDタグ36に小型メモリモジュールを備えることができる。これによりRFID読取装置34は、データを小型メモリモジュールに格納できるパッシブRFIDタグ36にデータを書き込むことができる。他の実施形態では、パッシブRFIDタグ36に、発光ダイオード(LED)など、たとえばRFID読取装置34との通信が行われている時に点滅する小型の統合光源を含めることができる。アクティブタグが使用される場合、問い合わせを受けた時にアクティブタグから音声警告を発行することができる。これによりユーザーはタグを容易に見つけることができる。
通常、ユーザーはRFID読取装置34を操作して、タグの読み取り、品目の検索、データベースの生成、スリープの各状態を行き来することができる。詳しくは以降で説明する。初めに、コントローラ38をタグの読取状態で開始し、ディスプレイ40を使ってその状態に関する情報を表示することができる。ユーザーは、タグの読み取りを実行するか、入力インターフェース48を使ってコントローラ38を操作してコントローラ38を他のいずれかの状態に変更することができる。たとえば、ユーザーはコントローラ38を品目の検索状態に変更し、入力インターフェース48を操作してワンタッチ検索を実行できる。一品目の検索状態に入ると、コントローラ38はディスプレイ40に品目リストを表示することができ、ユーザーはそのリストから品目を選択することができる。ユーザーは入力ボタン24を押し、選択した項目についてのワンタッチ検索を起動する。この時点でコントローラ38は、選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別し、RFIDインターフェース42に、選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を実行させるようにできる。コントローラ38は、入力インターフェース48が、品目の選択を示すユーザーからの入力を受信した後、RFIDインターフェース42に検索を実行させることができる。特にコントローラ38は、RFIDインターフェース42に、RFIDタグが見つかるか、ユーザーが入力インターフェースを操作するか、またはタイマーの期限が過ぎるまで、RFID読取装置は、選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を継続させる。したがって、ワンタッチ検索では、ユーザーが単に選択を示す(たとえば、品目を識別して選択する)ことだけが必要であり、ユーザーがそれ以上何も入力しなくても、RFID読取装置34はRFIDタグのスキャンを、選択された品目が見つかるか、ユーザーが介入するか、タイマーの期限が過ぎるまで継続できる。
さまざまな状態の1つを実行中に、コントローラ38は、メモリ46にアクセスして新しいデータベースを作成するか、以前作成したデータベースから情報を取得するか、データベースから情報を削除するか、または以前作成したデータベースに格納されている情報を編集できる。またコントローラ38は、品目リスト、ユーザー設定など、メモリ46内に格納された別の情報にアクセスしたり、この別の情報を、コントローラ38に対するユーザーの操作に基づいて編集することもできる。コントローラ38は、上述のように音声情報を音声装置50に送信してさまざまな警告を示すこともできる。最後にコントローラ38は、レセプタクル54経由でRFID読取装置34に接続された別の装置(パーソナルコンピュータ、別のRFID読取装置など)を操作できる。データ通信インターフェース52は他の装置との通信を管理する。またバッファを提供し、他の装置とRFID読取装置34間で情報の高速転送を実現する。
入力インターフェース48を使ったユーザーからの入力に応じて、コントローラ38は、アンテナ44に電流を発生させ、RFIDインターフェース42にパッシブRFID36への問い合わせを実行させることができる。電流は、アンテナ44から放射される電磁場を誘導する。ユーザーがアンテナ44をパッシブRFIDタグ36のアンテナ62付近に持ち込むと、電磁場によってアンテナ62に電流を誘導できるようになる。RFID IC60は、アンテナ62から電流を受け、その電流を使用して、RFID36に関連付けられた識別子(つまりUID)の送信に電力を供給する。RFIDタグ36とRFID読取装置34間の通信が発生した時に、その装置は電磁的に接続されたと言うことができる。いずれの場合も、送信されたUIDをアンテナ44とRFIDインターフェース42経由で受信した時に、コントローラ38はさまざまな操作(詳しくは以降で説明する)を実行して、たとえばパッシブRFIDタグ36が任意の品目に関連付けられたか否かを決定できる。コントローラ38は、UIDに関する操作を実行して、パッシブRFIDタグ36がワンタッチ検索で選択された品目に関連付けられているかどうかを決定することもできる。
RFID読取装置34は、音声認識モジュール、マイクロフォン、赤外線ポート、Bluetooth(登録商標)モジュールなど、コントローラ38が制御可能ないくつかの他のモジュールを組み込むことができる。また、カレンダー、連絡先リスト、ゲーム、音声認識ソフトウェア、知的入力ソフトウェアなど、さらに他のソフトウェアモジュールを、メモリ46は格納でき、コントローラ38は実行できる。ただし、これらのソフトウェアモジュールを追加することでRFID読取装置34の価格が高くなる場合があるため、追加は望ましくない場合がある。
上述の追加モジュールがない場合、RFID読取装置34は、より複雑なRFID読取装置に対する低価格の代替品となることができる。いずれの場合も、RFID読取装置34を使用すればユーザーはほぼ無制限の数の品目をRFIDタグに関連付けることができる。この関連付けは、特定のRFIDタグに関連する制限のより厳しいメモリ領域ではなく、RFID読取装置34内のデータベースで維持されるためである。また、関連付けの量と複雑性はリレーショナルデータベースとメモリサイズによって制限されるが、関連付けが複雑になっても単純な検索機能を依然としてユーザーに提供できる。さらにRFID読取装置34は、既存のリストをすばやく編集できる便利な機能をユーザーに提供する。対照的に従来のラベルでは、ラベル領域の不足により、ユーザーはラベルを容易に変更することができない。最後に、RFID読取装置34はワンタッチ検索を備える。ユーザーはこれを使って一連の記憶装置の内容をすばやくスキャンして目的の品目を検索できる。
図3は、RFID読取装置34(図2参照)のコントローラ38の代表的な操作を示す状態図である。RFID読取装置34の電源をオンにすると、コントローラ38はタグの読取状態64で開始される。ただし、どの状態もデフォルトとして設定することができ、また最後に使用された状態をデフォルトの状態とすることもできる。ユーザーは、ジョイスティックまたは他の作動装置を操作することで状態間を移動できる。一例を挙げれば、ユーザーはジョイスティックを左右に動かすことで状態間を移動でき、ジョイスティックを上下に動かすことで状態内の操作を行うことができる。状態の選択、または状態内で表示されている品目の選択は、ジョイスティックを押すことで実行できる。必要に応じて、1つ以上の状態の副状態を定義することもできる。
コントローラ38は、タグの読み取り状態64になると、RFIDインターフェース42に、パッシブRFIDタグ36などのRFIDタグへの問い合わせを実行させることができる。次にコントローラ38は、パッシブRFIDタグ36の品目リストが存在するかどうかを確認し、存在する場合はディスプレイ40に品目リストを表示してユーザーに示すことができる。タグの読取状態から、ユーザーは入力インターフェース48の左方向矢印(「左スクロール」)を選択し、コントローラ34を品目の検索状態66に変更することができる。またユーザーは、入力インターフェース48の右方向矢印(「右スクロール」)を選択し、コントローラ34をデータベースの生成状態68に変更することができる。プログラム設定された時間内にユーザーが何も選択しない場合、コントローラ34は、設定された時間周期(「スリープタイムアウト」)を経てタイムアウトとなり、スリープ状態70に入る。
例示目的のため、ユーザーが入力インターフェース48の左方向矢印を選択し、コントローラ34が品目の検索状態66に入ったと仮定する。コントローラ38が品目の検索状態66に入ると、入力インターフェース48は、メモリ46に格納されている品目リストから品目を選択するユーザーからの入力を受信できる。次にコントローラ38は、選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別し、選択された品目に関連付けられたRFIDタグを検索できる。この検索は、ユーザーからのさらなる入力がない限り、選択された品目に関連付けられたRFIDタグが見つかるまで続けることができる。したがってこの検索は「ワンタッチ検索」と呼ばれる。ただし、検索を実行している時に、事前にプログラム設定された時間周期内に何も見つからない場合、コントローラ38を「タイムアウト」にすることができる。
またアイテムの検索状態66から、ユーザーは入力インターフェース48の右方向矢印(「右スクロール」)を選択してコントローラ38をタグの読み取り状態64に戻したり、入力インターフェース48の左方向矢印(「左スクロール」)を選択してコントローラ38をデータベースの生成状態68に変更することができる。ここでも、ユーザーが、設定時間周期内に何も選択しない場合、コントローラ34はタイムアウトしてスリープ状態70(「スリープタイムアウト」)に入る。
再度例示目的のため、ユーザーが入力インターフェース48の右方向矢印を選択し、コントローラ38がデータベースの生成状態68に入ったと仮定する。データベースの生成状態68に入ると、入力インターフェース48は主品目リストから品目を選択するユーザーからの入力を受信できる。また、たとえば品目が主品目リストに含まれていない場合など、ユーザーは品目を手入力できる。RFIDインターフェース42はRFIDタグへの問い合わせを実行でき、その問い合わせに基づいてコントローラ38は、主品目リストから選択された品目を、問い合わせを受けたRFIDタグに関連付けることができる。コントローラ38は、RFIDタグ36が品目リストにすでに関連付けられていることを確認した場合、新しく選択された品目を品目リストに追加する。コントローラ38は、RFIDタグ36がどの品目リストにも関連付けられていないことを確認した場合、RFIDタグ36用の新しい品目リストを生成し、新しく選択された品目を新しく作成されたリストに追加する。
また、ユーザーはRFIDタグ36に関連付けられた品目リストから品目を削除することもできる。この場合、ユーザーは「Remove(除去)」または「Delete(削除)」を選択することができる。たとえば、RFIDタグ36が添付されている容器から品目が除去された場合など、ユーザーはこの方法を使って品目をRFIDタグ36から切り離すことができる。
他の状態の場合と同様に、ユーザーは入力インターフェース48の左方向矢印(左スクロール)を選択すれば、コントローラ38を品目の検索状態66に戻すことができる。ユーザーは入力インターフェース48の右方向矢印(右スクロール)を選択し、コントローラ38をタグの読み取り状態64に変更することもできる。最後に、上述と同様に、ユーザーが、事前にプログラム設定された時間周期内に何も選択しない場合、コントローラ38はタイムアウトしてスリープ状態70(「Sleep Timeout(スリープタイムアウト)」)に入る。
コントローラ38は、スリープ状態70に入ると省電力モードで動作し、電源58に蓄えられた電力を節約する。スリープ状態70に入ると、コントローラ38は、ディスプレイ40、RFIDインターフェース42、及びメモリ46のうち1つ以上の電力を節減できる。電力が節減された後、コントローラ38は、コントローラの機能を削減したモードで動作できる。たとえば、削減される機能には入力インターフェース48のポーリングなどがある。コントローラ38は、ユーザーが入力インターフェース48を使ってRFID読取装置32の操作を開始した時に、タグの読み取り状態64に戻ることができる。いずれの場合も、ユーザーが入力インターフェース48を使って操作すると、コントローラ38、ディスプレイ40、RFIDインターフェース42、及びメモリ50は通常モードに戻る。このモードでは、これらの構成要素は通常操作を再開する。スリープ状態70では、RFID読取装置34は電源58に蓄えられた電力を節約できる。実施形態によっては、コントローラ38は、レセプタクル52経由で別の装置に接続されている場合(特に、電力が他の装置からコントローラ38に供給されている場合)にスリープ状態70に入ることができない場合がある。
入力インターフェース48については方向指示用ジョイスティックの状況で説明してきたが、どのような種類の入力インターフェースを使っても、コントローラ38を、タグの読み取り状態64、品目の検索状態66、データベースの生成状態68間で行き来させることができる。たとえば実施形態によっては、入力インターフェース48に小型キーボードを備えることができる。この場合ユーザーは小型キーボードの「L」キーを選択すると左にスクロールでき、「R]キーを選択すると右にスクロールできる。他の実施形態では、入力インターフェース48にタッチセンサー式スクロールホイールを備えることができる。この場合ユーザーはホイールに触れて反時計回りに回転すると左にスクロールでき、時計回りに回転すると右にスクロールできる。入力インターフェースの種類に関係なく、設定時間周期内に入力インターフェース48を使った操作がない場合、コントローラ38はスリープ状態70に入る。RFID読取装置34の代表的な状態の機能について、以降で詳しく説明する。
図4は、タグの読み取り状態におけるRFIDタグの代表的な読み取り方法を示すフローチャートである。このケースでは、RFIDタグが読み取られ、RFID読取装置34がRFIDタグに関連付けられた品目リストを表示する。例示目的のため、図2に関連して図4を説明する。ただし上記技術は、RFID読取装置34の他の構成によって実装される場合、及び、音声認識及び音声制御などの上述されている他の多くの種類の機能を組み込む場合がある。
電源がオンになると、RFID読取装置34のコントローラ38はタグの読み取り状態64(図3参照)で開始され、現在の状態は、タグの読み取り状態64に入ったことを反映するよう設定される(72)。次にコントローラ38はスリープタイマー(図2には未表示)をリセットして有効にする(74)。このタイマーはコントローラ38がスリープ状態70(図3)に入るタイミングを制御する。コントローラ38はスリープタイマーを有効にした後、「Press ENTER to Read Tag(入力を押してタグを読み取る)」をディスプレイ画面に表示し、このテキストを強調表示及び点滅させてディスプレイに表示する(76)。別の装置がレセプタクル54経由でコントローラ38に接続されている場合、コントローラ38はテキストを他の装置のディスプレイにも表示する。たとえば、ユーザーがパーソナルコンピュータを、レセプタクル54に差し込まれているUSBケーブル経由でRFID読取装置34に接続している場合、コントローラ38はテキストをデータ通信インターフェース52に転送できる。データ通信インターフェース52は、テキストを受信すると、レセプタクル54と差し込まれているケーブル経由で、テキストをパーソナルコンピュータに伝達する。その後すぐにパーソナルコンピュータはテキストをパーソナルコンピュータのディスプレイ(アクティブディスプレイ)に書き込む。ただし、ユーザーがRFID読取装置34に別の装置を接続していない場合、コントローラ38は単にテキストをディスプレイ40(アクティブディスプレイ)に書き込むのみである。
ユーザーは、アクティブディスプレイ経由で表示されたテキストに応じて、入力インターフェース48を使ってRFID読取装置34を操作できる。ユーザーが入力キー(図1の入力キー24など)を押すと、コントローラ38は上述のようにRFIDインターフェース42を有効にして、アンテナ44付近のRFIDタグへの問い合わせを開始できるようにする。タグへの問い合わせを実行することは、読取装置の範囲内にあるタグを作動し、タグからUIDを取得し、UIDが有効かどうかを決定することとして定義できる。その後ユーザーがRFID読取装置34を、RFIDタグ36などのRFIDタグ付近に持ち込むと、RFIDインターフェース42はパッシブRFIDタグ36に関連付けられたUIDをアンテナ44経由で受信できる。事前にプログラム設定された時間内にタグが検出されない場合、コントローラ38は問い合わせ処理を終了し、検出されたタグがなかったことをユーザーに警告できる。この場合、コントローラ38はタグの読み取り状態64のまま残り、ユーザーから要求があれば、RFIDタグへの問い合わせを続行できる。スリープタイマーがゼロまで減少し、コントローラ38が有効なUID(ヌル以外)を受信していない場合、コントローラ38はスリープ状態70に入る(処理事例の表78)。
実施例を示す目的のため、コントローラ38が有効なUID(ヌル以外)を受信し、コントローラ38がメモリ46に格納されているデータベースにアクセスしたと仮定する。データベースにはレコードの集まりが含まれている。その例については、下記の表1に示す。
表1の例に示されているとおり、各レコードには、レコードID(各レコードの列挙用)、関連付けられたタグのUID、識別子(レコードの目的または機能を説明するのに使用可能)、レコード内の要素数(レコードサイズ)、品目リスト、エラー訂正コード(ECC)、及びレコード区切り文字(レコードの終了表示)を含めることができる。便宜的に、レコードID、タグのUID、識別子、及びレコードサイズの各要素をまとめてレコードヘッダーと呼ぶことができる。コントローラ38は、受信したUIDをメモリアドレスに変換してメモリアドレスにあるレコードファイルヘッダーを読み取ることでデータベースにアクセスし、ヘッダー情報とECCに基づいて品目リストを抽出することができる。コントローラ38は、データベースからヌルデータを受信すると、UIDがデータベースに存在しないと判定して、アクティブディスプレイに「Tag Not Found in Database(データベース中にタグは見つかりません)」と書き込むと同時に、音声装置50で未知のタグに関連付けられた警告を発行することができる。未知のタグ警告には異なる音量及び/または音高を割り当てることができる。コントローラ38は、データベースから有効なデータを受信すると、関連付けられたレコードの品目リストをアクティブディスプレイに書き込み、音声装置50で既知のタグ警告を発行することができる(処理事例の表80)。既知のタグ警告は、未知のタグ警告とは異なる音量及び/または音高を割り当てることができる。
種々の品目に関する異なるタグ、他のタグに関する異なるタグ、または他の品目に関する異なる品目に対して、より複雑な関係も定義できる。たとえば、複数のフィールド(またはサブフィールド)を各品目に関連付けることができる。一例として、1つの品目は1つのタグに関連付けることができ、また1つ以上の品目記述子に関連付けることもできる。品目記述子は、ユーザーがその品目を簡単に見分けることのできる任意の情報を含めることができる。品目記述子の例として、品目が取得された場所、品目がデータベースにロードされた日付、品目または品目の所有者に関連付けられた電話番号、品目の所有者のID、または品目に関するその他の情報などがある。
複数のタグを1つの品目に関連付けることもできる。たとえば、1つの品目を、その品目が保管されている容器を識別する1番目のタグに関連付けて、同じ品目を、その容器が保管されている場所(部屋など)を識別する2番目のタグに関連付けることができる。この関連付けは、実装固有のさまざまな取り決めによって異なる。たとえば、1つの品目を2つのタグに関連付けることで同じ関係結果になる場合がある。また、品目を1番目のタグに関連付けて、1番目のタグが添付されている容器(または1番目のタグ自身)を2番目のタグに関連付けることもできる。いずれの場合も、RFID読取装置34を使用すれば、ユーザーを品目に近づけるあらゆるタグの検索を実行することで、品目の検索を容易にすることができる。たとえば、RFID読取装置34は、目的の品目を含む容器が置かれている部屋に関連付けられたタグを認識できる。部屋に入った後、ユーザーは容器が見つかるまで検索を続けることができる。つまり、複数のタグ並びに種々の品目及び容器との関係は非常に複雑になる可能性はあるが、RFID読取装置34を使用すれば、複雑な関係を一見透過的にすることができる、非常に使い勝手の良い検索が可能になる。ユーザーが目的の品目を単に選択するだけで、それに応じてRFID読取装置34がその品目に関連付けられた1つ以上のタグを見つける。
コントローラ38は、有効または無効なRFIDタグを読み取った後、元のタグの読み取り画面に戻り、「Press ENTER to Read Tag(入力を押してタグを読み取る)」と表示し、ユーザーの応答を促すことができる(76)。上述のように、ユーザーは入力インターフェース48の右または左方向矢印を選択して「右スクロール」または「左スクロール」を行い、コントローラ38がデータベースの生成状態68または品目の検索状態66にそれぞれ入るようにできる。このような方法でRFID読取装置34は、RFIDタグを読み取ってそのRFIDタグに関連付けられた品目を表示したり、ユーザーを上述の状態のいずれかに移動することができる。タグの読み取り中における実際の問い合わせには、省電力技術を組み込むことができる。この技術では、電力集約的な問い合わせがユーザーには「連続的」に見えるよう行われるが、実際は適切な時間周期に対してオンとオフが反復され、問い合わせ中の電力消費が減少される。このような不連続の問い合わせを実行して電力消費を減少させる方法について以降で詳細を説明する。
図5は、ワンタッチ検索を実行して、RFIDタグ36(図2参照)などのRFIDタグに関連付けられた特定の品目を見つける代表的な方法を示すフローチャートである。図5に示されているとおり、品目の検索状態66(図3参照)に入ると、コントローラ38は現在の状態変数を品目の検索に設定し(82)、主品目リストを生成する(84)。コントローラ38は、メモリ46にアクセスし、データベースの生成状態68中に作成されたデータベースまたは事前プログラム設定されたリスト(主品目ピックリスト)から情報を取得して、主品目リストを生成する。上述のとおりコントローラ38は、主品目リストを生成した後、主品目リストをアクティブディスプレイに書き込む。一例では、コントローラ38はアクティブディスプレイに主品目リストの1番目のエントリーを強調表示及び点滅させて表示する(86)が、他の実装では検索用に選択された最後の品目を表示できる。また、強調表示された品目を、ユーザーが入力ボタン24を押した後に点滅させることもできる。主品目リストが表示された後、コントローラ38はスリープタイマー(88)をリセット及び有効にして、入力インターフェース48を使ったユーザーからの入力が受信されることを待機する。図5には明記されていないが、コントローラ38は、スリープタイマーの期限が過ぎるとタイムアウトしてスリープ状態70に入ることができる。
例示目的として、コントローラ38はタイムアウトしなかったと仮定する。つまり、コントローラ38は、入力インターフェース48を使ったユーザーからの選択を受信し(90)、選択された品目の受信に応じて、選択された品目に関連付けられたRFIDタグのUIDがデータベースにあるかどうかを検索する(92)。コントローラ38は、データベース(表1のデータベースなど)に格納されているレコードにアクセスし、選択された品目と、各レコードの品目リスト内の各品目とを比較し、データベースを検索できる。コントローラ38は、適切なレコードを見つけると、選択されたタグを、選択された品目に関連付けられたUIDに設定する(94)ことで、関連付けられたRFIDタグのUIDをレジスタなどのローカルコントローラメモリに格納することができる。
コントローラ38は、適切なRFIDタグのUIDを決定した後、ワンタッチ式タグ読み取り方法を有効にして(96)、「Press ENTER to Begin One-Touch Searching(入力を押してワンタッチ検索を開始)」を表示してユーザーの応答を促すことができる。ここでも、ユーザーがプログラム設定された時間周期内にRFID読取装置34を操作しない場合、コントローラ38はスリープ状態70に入ることができる(図5には未表示)。ユーザーが入力インターフェース48の入力キーを選択すると、コントローラ38はRFIDインターフェース42を有効にして、RFIDインターフェース42がRFIDタグへの問い合わせを開始できるようにする。その後、ユーザーがRFID読取装置34をRFIDタグ36などのRFIDタグ付近に持ち込むと、RFIDインターフェース42は問い合わせを実行し、RFIDタグ36に関連付けられたUIDをアンテナ42経由で受信することができる。コントローラ38はRFIDインターフェース42からUIDを受信し、受信したタグのUIDと選択されたタグのUIDとを比較する。受信したタグのUIDが無効(つまりヌル)の場合、コントローラ38は単純にスリープタイマーを減少し、RFIDインターフェース42をアクティブに保ち、音声装置50が警告を発行しないようにする。ただし、受信したタグのUIDがヌルでなく選択されたタグのUIDとも等しくない場合、コントローラ38はスリープタイマーをリセット及び有効にして、音声装置50でタグが一致しないことを示す警告を発行する。この警告は音量を小さくして音高を低くすることができる(処理事例の表98)。コントローラ38は、接続された装置またはディスプレイ40にテキストを書き込み、タグが一致しなかったことを示すこともできる。
ユーザーは、タグが一致しないことを示す音声指示及び視覚指示を受け取った後、RFID読取装置34をさらに操作しなくても別のRFIDタグをスキャンできる。ワンタッチ検索機能にしたがって、ユーザーは単にRFID読取装置34を別のRFIDタグ付近に持ち込むだけでよい。何かを押したり作動させる必要はない。コントローラ38は上述の処理を繰り返し、受信したタグのUIDと選択された品目のUIDとを比較する(100)。受信したタグのUIDが、選択された品目のUIDに一致しない場合、コントローラ38は、スリープタイマーがゼロになっていない限り(104)、ユーザーとRFID読取装置34間の操作がなくても単に処理を繰り返すだけである。ただし、受信したタグのUIDが、選択された品目のUIDに一致する場合、コントローラ38は、音声装置50でタグ一致警告が発行されるようにして(102)、タグが一致したことを示すテキストを適切なディスプレイに表示できる。コントローラ38は、タグが一致した時に、主リストをアクティブディスプレイに書き込む(86)。一致するタグがなく、スリープタイマーがゼロになった場合、コントローラ38はスリープ状態70に入る(106)。このようにして、ユーザーはRFID読取装置34を使用し、タグが添付された多数の実体を検索して特定の品目をすばやく見つけることができる。従来のラベルと比較した場合、RFID読取装置34は、特定の品目を見つけるための、より便利で体系的なソリューションを提供できる。
RFID読取装置34が実行する実際の問い合わせは、ユーザーには「連続的」と見えるようにすることができる。ただし、電力消費を少なくするため、省電力問い合わせ技術にしたがって、問い合わせ処理(前述)のオンとオフを反復することができる。この問い合わせの反復は適切な時間間隔で行われる。電力を節約するための問い合わせ技術のサイクル時間は、ユーザーがRFID読取装置34を1つのタグから別のタグに移動するのに必要な経過時間がサイクル時間より大幅に長くなるように、十分に短い時間に設定することができる。経過時間中はRFIDインターフェース42を実質的にオフ(または電源オフ)とするよう、遅延時間を問い合わせサイクル内にプログラム設定できる。したがって問い合わせは、ユーザーには連続的に見えるが、電力を効果的に節約するため不連続となっている。いずれの場合も、問い合わせ(連続または反復に関係なく)は、RFIDタグが見つかるか、ユーザーがRFID読取装置を操作するか、またはタイマーの期限が過ぎて問い合わせが終了するまで、続行される。
図6Aと6Bは、データベースを生成し、既存のデータベースを編集する代表的な方法を示すフローチャートである。RFID読取装置34のコントローラ38は、データベースの生成状態68に入ると、現在の状態をデータベースの生成状態68に設定し(108)、データベースの生成中にパーソナルコンピュータ(PC)から入力が提供されるかどうかを判定する(110)。コントローラ38は、レセプラクル54を管理するデータ通信インターフェース52と通信を行うことで、PCがRFID読取装置34に接続されているかどうかを確認する。データ通信インターフェース52はレセプタクル54に対してポーリングを行い、PCがレセプタクル54に接続されているかどうかを確認できる。ユーザーがPCをRFID読取装置34に接続している場合、コントローラ38は、アクティブディスプレイをPCモニターに画面設定し(112)、データ通信インターフェース52経由でPCと通信して、PCにインストールされている読取装置のインターフェースアプリケーションをPCで起動する(114)。次にコントローラ38は、読取装置のインターフェースアプリケーションとの通信リンクを確立する(116)。ただし、ユーザーがPCをRFID読取装置34に接続していない場合、コントローラ38はアクティブディスプレイをディスプレイ40に画面設定し(118)、スリープタイマーをリセットして有効にする(120)。
ユーザーがPCをRFID読取装置34に接続しているかどうかによって、コントローラ38はアクティブディスプレイ(つまり、PCのディスプレイが接続されている場合はPCのディプレイ、そうでない場合はディスプレイ40)に「Press Enter to Read Tag(入力を押してタグを読み取る)」と書き込み、アクティブディスプレイでテキストを強調表示及び点滅(122)させる。他の実施形態ではテキストを点滅させない場合もある。次に、ユーザーが入力インターフェース48の入力キーを選択していない場合、または入力キーを押したけれどRFID読取装置をRFIDタグ36を問い合わせるのに十分な範囲内に近づけていない場合がある。このような場合、スリープタイマーがアクティブのままであれば、コントローラ38は、RFIDインターフェース42を有効のまま保持することで、タグの読み取りを続行できる。しかし、スリープタイマーがゼロになると、コントローラ38はスリープ状態70に入る場合がある。ユーザーが入力インターフェース48の入力キーを選択し、RFID読取装置34をRFIDタグ36に十分に近づけた場合、コントローラ38はRFIDタグ36に関連付けられたUIDを受信し、メモリ46に格納されたデータベースに受信したUIDがあるかどうかを検索する(処理事例の表124)。コントローラ38は、利用可能なすべてのデータベースレコードを検索して、受信したUIDがデータベースにあるかどうかを確認できる。また、コントローラ38はUIDをデータベースへの索引として使用できる(126)。コントローラ38は、受信したUIDと各レコードのUIDとを比較して、UIDがデータベースにあることを確認する。
受信したUIDが、データベースレコードに格納されているUIDの1つに一致する場合(126の「はい」分岐)、コントローラ38はデータベースに索引を付け、UIDに関連付けられた品目リストをメモリ46から読み取り、関連付けられた品目リストをアクティブディスプレイに表示する(128)。ユーザーは「Adding an Item to the list(リストにアイテムを追加)」というオプションも選択できる(129)。品目リストをディスプレイに書き込む前に、コントローラ38は「Add Item(追加アイテム)」及び「Finish(終了)」品目をリストの最後に追加でき、ユーザーはその追加品目を必要に応じて選択できる。ユーザーが「Finish(終了)」品目を選択した場合(132)、コントローラ38はアクティブディスプレイに「Press Enter to Read Tag(入力を押してタグを読み取る)」というテキストを書き込むと同時に、アクティブディスプレイのテキストを強調表示して点滅させる(122)。ユーザーが「Add Item(追加アイテム)」品目を選択すると、コントローラ38はデータベースに品目を追加する操作に分岐する(136)。ユーザーが「Add Item(追加アイテム)」または「Finish(終了)」を選択せずに、入力インターフェース48を使って、表示された品目リスト内の他の品目の1つを選択した場合、コントローラ38はテキストをアクティブディスプレイに書き込み、ユーザーに選択された品目を削除するかどうかの確認を求めることができる(132)。ユーザーは入力インターフェース48を使って品目の削除を選択でき、この選択に応じてコントローラ38は、選択された品目を、データベース内の関連付けられたレコードから削除する(134)。ユーザーが品目を削除しないことを選択する場合、コントローラ38は関連付けられた品目リストをアクティブディスプレイに表示する(128)。
受信したUIDが、データベースレコードに格納されているUIDのいずれにも一致しない場合(126の「いいえ」分岐)、コントローラ38はメモリ46にアクセスし、事前プログラム設定された品目リスト(つまり「ピックリスト」)を取得する。ユーザーはこのリストから品目を選択してRFIDタグのUIDに関連付けることができる(136)。ユーザーはピックリストから品目を選択するか、または入力インターフェース48または接続された装置(利用可能な場合)を使って品目を手入力できる(138)。ユーザーがピックリストから品目を選択した場合、まずコントローラ38は、ユーザーが「Finish(終了)」品目(上述のとおり、この品目はコントローラ38がピックリストに追加できる)をピックリストから選択したかどうかを確認する(140)。ユーザーが「Finish(終了)」品目を選択する場合、コントローラ38は再びアクティブディスプレイに「Press Enter to Read Tag(入力を押してタグを読み取る)」というテキストを書き込むと同時に、アクティブディスプレイのテキストを強調表示して点滅させる(122)。
ユーザーが「Finish(終了)」品目を選択しない場合、コントローラ38は、選択された品目を受信したタグのUIDに関連付ける。コントローラ38は、選択されたピックリストの品目が、受信したUIDに関連付ける1番目の品目であることを確認でき、新規レコードを、受信したUIDに対応するデータベースに作成できる。新規レコードを作成し、そのレコードのメモリアドレスを受信した後、コントローラ38は、選択された品目をメモリ46のこのメモリアドレスに書き込むことができる。コントローラ38は、レコードがすでに存在することを確認した場合、選択された品目を、このレコードに関連付けられた適切なメモリアドレスに単純に書き込むことができる。
コントローラ38は「add manually(手動による追加)」品目も品目リストに追加できる。ユーザーが「add manually(手動による追加)」品目を選択する場合、コントローラ38は、ユーザーが品目入力画面を使って品目を手動で追加することを可能にする(144)。コントローラ38はアクティブディスプレイ経由で品目入力画面を表示する。実施形態によっては、品目入力画面にキーボードレイアウトが表示される場合があり、ユーザーはこのキーボードレイアウトをインターフェース入力48経由で操作し、品目名を入力できる。他の実施形態では、インターフェース入力48に小型キーボードを備えることができ、ユーザーはこれを使って品目名を入力できる。さらに他の実施形態では、インターフェース入力48に数字パッドを備えることができ、ユーザーはこれを使ってキーを軽くたたいて品目名を入力できる。たとえば、「2」キーを3度たたくと「C」になる。携帯電話が数字入力を受け付ける場合と同じである。後者の実施形態では携帯電話と同様に、コントローラ38は知的入力ソフトウェアを実行することもできる。このソフトウェアは入力品目名の一部分またはサブセットから品目名を判断できるため品目名の入力をすばやく行うことができる。さらに他の実施形態では、コントローラ38は、レセプタクル54または無線インターフェース(表示なし)経由でRFID読取装置34に接続された別の装置から品目名を受信することもできる。
品目名の入力後、上述のとおり、コントローラ38は受信したタグのUIDに入力品目名を関連付ける(142)。ピックリストから選択された場合または手入力された場合に関係なく、コントローラ38はピックリストを生成し、受信したタグのUIDに関連付けて(138)、ピックリストをアクティブディスプレイに表示する。ユーザーはこのような方法でRFID読取装置34を使用し、データベースを生成してRFIDタグのUIDに関連付けるか、RFIDタグのUIDに関連付けられている以前生成されたデータベースを編集できる。
図7は、RFID読取装置(図2のRFID読取装置34など)の電源をオフにする代表的な方法を示すフローチャートである。初めに、RFID読取装置34のコントローラ38はスリープ状態70(図3)に入ると現在の状態をスリープ状態70に設定し、アクティブディスプレイを上述のとおりスタンバイに設定する(146)。コントローラ38は、アクティブディスプレイをスタンバイに設定した後、電力を下げるか、メモリ46及びRFIDインターフェース42をオフ(つまり電源オフ)にできる(148)。次にコントローラ38は微小電力モードに入る(150)。このモードでは、コントローラ38は最小限の電力使用状態に維持されるがコントローラ38の機能が完全に排除されるわけではない。最小限の機能により、コントローラ38は入力インターフェース48を継続的にスキャンすることができる(152)入力インターフェース48がユーザーからの入力を受信しない場合、コントローラ38は入力インターフェース48のスキャンを続行する(152)。ただし、入力インターフェース48がユーザーからの入力を受信した場合、コントローラ38は通常モードに戻り(156)、アクティブディスプレイ、RFIDインターフェース42、及びメモリ46など、電源をオフにされていた構成要素の電源をオンにする。通常モードに戻ると、コントローラ38は、図3に示されているタグの読み取り状態64に入る。
RFID読取装置34はこのような方法でワンタッチ検索機能、タグ読み取り機能、データベース生成機能、及び電力節約(スリープ)機能を提供でき、ユーザーはアクティブディスプレイ、音声装置50、レセプラクル54、及び入力インターフェース48を使ってRFID読取装置34を操作し、それぞれ品目の検索状態、タグの読み取り状態、データベースの生成状態、スリープ状態を行き来することでこれらの機能を使用できる。
上述のとおりワンタッチ検索機能を使用すれば、ユーザーは品目を選択するだけで選択した品目をすばやく効率的に見つけることができ、さらにそれ以上何も入力しなくても複数のRFIDタグ(パッシブRFIDタグなど)をスキャンできる。さらに、RFID読取装置34は、読取装置の機能をこの明細書内で説明した状態のみに制限した場合、従来のRFID読取装置よりも価格が大幅に低くなる場合がある。また、特にRFID読取装置34に従来のPDAの高レベルの機能を備えない限り、RFID読取装置34は、RFID機能を備えるPDAなどのその他の装置よりも価格を抑えることができる。ただしその他の例として、RFID読取装置34にBluetooth(登録商標)モジュール、音声認識モジュール、追加ソフトウェアモジュールなどの追加機能を組み込むことはできるが、そのような機能は追加コストが発生する。いずれの場合もRFID読取装置34は、従来のラベリング方法(従来のラベルなど)に対する手ごろで効率の良い代替手段を提供でき、ラベル領域が問題にならないという限りにおいて高い機能性を提供できる。
ここまで本発明の様々な実施形態を説明したきた。特にワンタッチ検索技術を含む、RFID読取装置のいくつかの技術について説明してきた。説明された技術は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使ってRFID読取装置に実装できる。ソフトウェアに実装する場合、これらの技術は、実行時に本明細書で説明されている1つ以上の技術を読取装置に実行させる実行可能命令を格納するコンピュータ読み取り可能な媒体に盛り込むことができる。ただし、本明細書で説明されている技術には、この発明の精神と範囲から離れることなくさまざまな修正を加えることができる。たとえば、装置についての追加の状態または副状態を定義することもできる。一例を挙げれば、RFID読取装置に「タグへの書き込み」状態を実装して、RFID読取装置が情報をタグに書き込めるようにすることもできる。また、タグへの書き込みを「データベースの生成」状態のサブルーチンにして、時刻スタンプまたは日付スタンプをRFIDタグに書き込むこともできる。
また追加の実施形態では、本明細書で説明されているワンタッチ検索技術は、選択に関連付けられた複数のRFIDタグをワンタッチ検索できるよう拡張できる。たとえば、ユーザーが「キッチン」または「リビングルーム」などの1つの品目を選択し、複数のRFIDタグがその選択に関連付けられていた場合、ワンタッチ検索は、その選択に関連付けられているすべてのRFIDタグが識別されるまで継続できる。上述されている他のワンタッチ検索と同様に、選択に関連付けられた複数RFIDを持つ選択用のワンタッチ検索は、ユーザーからのさらなる入力がなくても継続され、選択された品目が見つかるか、ユーザーが介入するか、タイマーの期限が過ぎるまで継続する。この場合、関連付けられた1つのRFIDタグが見つかった時点及び関連付けられた最後のRFIDタグが見つかった時点を識別するよう、異なる警告を定義できる。これにより、ユーザーは選択に関連付けられたすべてのRFIDタグが見つかった時点を把握できる。この場合、RFID読取装置に定義されるデータベースの関係において、複数品目を1つの特定のRFIDタグに関連付ける関係が可能になるが、複数のRFIDタグを1つの選択可能なエントリーに関連付けることも可能になる。エントリー自身は、品目若しくは1つまたは複数の品目の記述子(「キッチン」などの場所)になり得る。
RFID読取装置によってハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはその任意の組み合わせに実装することもできるこの追加の実施形態にしたがって、方法は、無線識別(RFID)読取装置内で選択を行ったユーザーからの入力を受信すること、選択に関連付けられた一連のRFIDタグを識別すること、及びRFID読取装置に選択に関連付けられた一連のRFIDタグの検索を実行させることを含むことができる。また、RFID読取装置に検索を実行させることは、複数のRFIDタグに問い合わせること、選択に関連付けられたRFIDタグ一式に含まれる、問い合わせを受けたRFIDタグを識別すること、及び一式内のすべてのRFIDタグを識別したときに問い合わせを終了することを含むことができる。もちろん上述の他の実施形態と同様に、タグへの問い合わせは、ユーザーが介入するか、タイマーの期限が過ぎた場合にも終了できる。上記及び他の実施形態は、特許請求の範囲の開示内にある。
Claims (35)
- 無線識別(RFID)読取装置の品目リストの品目を選択するユーザーからの入力を受信すること、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別すること、及び
前記RFID読取装置で、前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を行うようにすることを備える方法。 - 前記RFIDタグを識別することは、メモリにアクセスし、前記選択された品目のためにデータベースを検索するものであり、前記データベースは、品目一式を前記RFIDタグに関連付けるものである、請求項1に記載の方法。
- 入力を受信することは、ユーザーからの選択を受信することを含み、前記RFIDタグが見つかるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、またはタイマーの期限が過ぎるまで、前記RFID読取装置が、前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を続けるワンタッチ検索を備える、請求項1に記載の方法。
- 前記RFID読取装置で検索を行うようにすることは、
複数のRFIDタグに問い合わせを行うこと、及び
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別した時に、前記問い合わせを終了することを含む、請求項1に記載の方法。 - 請求項4に記載の方法はさらに、
ユーザーが介入した場合に、前記問い合わせを終了すること、及び
タイマーの期限が過ぎた場合に、前記問い合わせを終了することを備える、方法。 - 前記複数のRFIDタグに問い合わせを行うことは、1つのRFIDタグから別のRFIDタグへの移動に前記RFID読取装置が費やす経過時間と比較して十分に短い時間において問い合わせのオンとオフを反復することで、前記経過時間中に前記読取装置は実質的にオフになり、その後反復を行うようにする反復法を備える、請求項1に記載の方法。
- 前記RFIDタグを識別して前記問い合わせを終了した後で、さらに、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別した時に、音声装置で音声警告が発行されるようにすること、及び
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別した時に、ディスプレイにタグが一致したことを示す視覚指示が表示されるようにすることを備える、請求項4に記載の方法。 - 無線識別(RFID)読取装置であって、
前記RFID装置に格納された品目リストから品目を選択する、ユーザーからの入力を受信する入力インターフェース、及び
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別し、前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を、前記RFID読取装置に行わせるコントローラを備える、無線識別(RFID)読取装置。 - 前記コントローラは、メモリにアクセスし、前記選択された品目のためにデータベースを検索することで、前記RFIDタグを識別するものであり、前記データベースは、品目一式を前記RFIDタグに関連付けるものである、請求項8に記載のRFID読取装置。
- 前記入力インターフェースは、ユーザーの選択を受信することで入力を受信するものであり、前記RFIDタグが見つかるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、またはタイマーの期限が過ぎるまで、前記RFID読取装置は、前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を続けるワンタッチ検索を実行するものである、請求項8に記載のRFID読取装置。
- 前記コントローラが、前記RFID読取装置に検索を行わせることは、前記RFID読取装置に、
複数のRFIDタグへの問い合わせを行わせ、及び
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別した時に、前記問い合わせを終了させることである、請求項8に記載のRFID読取装置。 - 前記RFID読取装置が、前記RFIDタグを識別し、前記問い合わせを終了する時に、前記コントローラは、
前記選択された品目に関連付けられた前記RFIDタグを識別する時に、音声装置に音声警告を発行させ、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別する時に、ディスプレイにタグが一致したことを示す視覚指示を表示するようにすることを備える、請求項11に記載のRFID読取装置。 - 無線識別(RFID)読取装置に、
無線識別読取装置内の品目リストの品目を選択するユーザーからの入力を受信させ、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別させ、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を実行させる命令を、備えるコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 前記命令は、メモリにアクセスし、前記選択された品目のためにデータベースを検索することで、RFIDタグを識別するものであり、前記データベースは、品目一式を前記RFIDタグに関連付けるものである、請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
- 前記命令は、ユーザーからの選択を受信することで入力を受信するものであり、前記命令は、前記RFIDタグが見つかるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、またはタイマーの期限が過ぎるまで、RFID読取装置が、前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を続けるワンタッチ検索を、RFID読取装置に実行させるものである、請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。
- 前記命令によって行われる前記RFID読取装置の検索は、
複数のRFIDタグに問い合わせを行うこと、及び
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別した時に、前記問い合わせを終了することによって行われる、請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 前記問い合わせを終了する時の前記命令は、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの識別した時に、音声装置に音声警告を発行させ、及び
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの識別した時に、ディスプレイにタグが一致したことを示す視覚指示を表示するようにする、請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 品目の検索状態、データベースの生成状態、及びタグの読み取り状態を含む複数の状態から、無線識別(RFID)読取装置の状態を選択するユーザーからの入力を受信すること、及び
前記選択された状態に応じて前記RFID読取装置を制御することを備える、方法。 - 前記ユーザーからの入力を受信することは、前記品目の検索状態を選択する入力を受信することを含み、前記選択された状態に応じて前記RFID読取装置を制御することは、
品目リストを表示すること、
前記品目リストから品目を選択するユーザーからの入力を受信すること、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別すること、及び
前記RFIDタグが見つかるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、タイマーの期限が過ぎるまで、前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグの検索を前記RFID読取装置に実行させることを含む、請求項18に記載の方法。 - 前記ユーザーからの入力を受信することは、前記データベースの生成状態を選択する入力を受信することを含み、前記選択された状態に応じて前記RFID読取装置を制御することは、
前記RFID読取装置にRFIDタグを読み取らせること、
1つ以上の品目を識別したユーザーの入力を受信すること、及び
前記1つ以上の品目を前記RFIDタグに関連付けることを含むものである、請求項18に記載の方法。 - 前記ユーザーからの入力を受信することは、前記タグの読み取り状態を選択する入力を受信することを含み、前記選択された状態に応じて前記RFID読取装置を制御することは、
前記RFID読取装置にRFIDタグを読み取らせること、
前記RFIDタグに関連付けられたデータベースが存在する場合は、前記データベースから品目を表示すること、及び
データベースが存在しない場合は、警告を発生することを含む、請求項18に記載の方法。 - 請求項18に記載の方法はさらに、
前記品目の検索状態を選択する入力を受信することに応じて、品目リストを表示し、前記品目リストの1番目の品目を選択するユーザーからの入力を受信し、前記選択された品目に関連付けられた1番目のRFIDタグを識別し、前記RFID読取装置に、前記選択された品目に関連付けられた1番目のRFIDタグの検索を実行させること、
前記データベースの生成状態を選択する入力を受信することに応じて、前記RFID読取装置に2番目のRFIDタグを読み取らせ、 前記2番目の品目を識別するユーザーの入力を受信し、前記2番目の品目を前記RFIDタグに関連付けること、及び
前記タグの読み取り状態を選択する入力を受信することに応じて、前記RFID読取装置に3番目のRFIDタグを読み取らせ、前記3番目のRFIDタグに関連付けられたデータベースから品目を表示することを備える、方法。 - 無線識別(RFID)読取装置内での実行時に、前記RFID読取装置に、
品目の検索状態、データベースの生成状態、及びタグの読み取り状態を含む複数の状態から、RFID読取装置の状態を選択するユーザーからの入力を受信させ、
前記選択された状態に従う動作させる命令を備える、コンピュータ読み取り可能な媒体。 - 前記品目の検索状態を選択する入力を受信した時に、前記命令によって起動される前記読取装置の、前記選択された状態に従う動作は、
品目リストを表示すること、
前記品目リストの品目を選択するユーザーからの入力を受信すること、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別すること、及び
前記RFIDタグが見つかるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、タイマーの期限が過ぎるまで、前記選択された品目に関連付けられた前記RFIDタグの検索を、前記RFID読取装置に実行させることによって行われる、請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 前記データベースの生成状態を選択する入力を受信した時に、前記命令によって起動される前記読取装置の、前記選択された状態に従う動作は、
前記RFID読取装置にRFIDタグを読み取らせること、
品目を識別するユーザーからの入力を受信すること、及び
前記品目を前記RFIDタグに関連付けることによって行われる、請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 前記タグの読み取り状態を選択する入力を受信した時に、前記命令によって起動される前記読取装置の、前記選択された状態に従う動作は、
前記RFID読取装置にRFIDタグを読み取らせること、
前記RFIDタグに関連付けられたデータベースが存在する場合は、前記データベースから品目を表示して、独自の音声警告を発行すること、及び
前記データベースが存在しない場合は、警告を発生することによって行われる、請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 前記品目の検索状態を選択する入力を受信することに応じて、前記命令により起動される読取装置の動作は、品目リストを表示し、前記品目リストからの1番目の品目を選択するユーザーからの入力を受信し、前記選択された品目に関連付けられた1番目のRFIDタグを識別し、前記選択された品目に関連付けられた1番目のRFIDタグを検索することであり、
前記データベースの生成状態を選択する入力を受信することに応じて、前記命令により起動される前記読取装置の動作は、2番目のRFIDタグを読み取り、2番目の品目を識別するユーザーの入力を受信し、前記2番目の品目を前記2番目のRFIDタグに関連付けることであり、及び
前記タグの読み取り状態を選択する入力を受信することに応じて、前記命令により起動される前記読取装置の動作は、3番目のRFIDタグを読み取り、前記3番目のRFIDタグに関連付けられたデータベースから品目を表示することである、請求項23に記載のコンピュータ読み取り可能な媒体。 - 無線識別(RFID)読取装置であって、
品目の検索状態、データベースの生成状態、及びタグの読み取り状態を含む複数の状態から、前記読取装置の状態を選択するユーザーからの入力を受信する入力インターフェース、及び
前記選択された状態に従って、前記読取装置を操作するコントローラを備える、無線識別(RFID)読取装置。 - 前記読取装置の状態を選択するユーザーからの入力が、前記品目の検索状態を選択する場合、前記コントローラは、
前記RFID読取装置内の品目リストから品目を選択する前記入力インターフェースを経由して、ユーザーからの入力を受信し、
前記選択された品目に関連付けられたRFIDタグを識別し、
前記RFIDタグが見つかるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、タイマーの期限が過ぎるまで、前記選択された品目に関連付けられた前記RFIDタグの検索を、前記RFID読取装置に実行させる、請求項28に記載のRFID読取装置。 - 前記読取装置の状態を選択するユーザーからの入力が、前記データベースの生成状態を選択する場合、前記コントローラは、
前記RFID読取装置に前記RFIDタグの1つを読み取らせ、
品目を識別するユーザーからの入力を受信し、及び
前記品目を前記RFIDタグの1つに関連付けるものである、請求項28に記載のRFID読取装置。 - 前記読取装置の状態を選択するユーザーからの入力が、前記タグの読取状態を選択する場合、前記コントローラは、
前記RFID読取装置に前記RFIDタグの1つを読み取らせ、
前記RFIDタグの1つに関連付けられたデータベースが存在する場合は、前記データベースから品目を表示し、
前記データベースが存在しない場合は、警告を発生するものである、請求項28に記載のRFID読取装置。 - 請求項28に記載のRFID読取装置は、
前記品目の検索状態を選択する入力を受信することに応じて、前記コントローラが、品目リストを表示し、前記品目リストから1番目の品目を選択するユーザーからの入力を受信し、前記選択された品目に関連付けられた1番目のRFIDタグを識別し、前記RFID読取装置に、前記選択された品目に関連付けられた1番目のRFIDタグの検索を実行させること、
前記データベースの生成状態を選択する入力を受信することに応じて、前記コントローラが、前記RFID読取装置に2番目のRFIDタグを読み取らせ、2番目の品目を識別するユーザーからの入力を受信し、前記2番目の品目を前記2番目のRFIDタグに関連付けること、及び
前記タグの読み取り状態を選択する入力を受信することに応じて、前記コントローラが、前記RFID読取装置に3番目のRFIDタグを読み取らせ、前記3番目のRFIDタグに関連付けられたデータベースから品目を表示することを含む、RFID読取装置。 - 無線識別(RFID)読取装置内で選択を行うユーザーからの入力を受信すること、
前記選択に関連付けられたRFIDタグ一式を識別すること、及び
前記RFID読取装置に、前記選択に関連付けられたRFIDタグ一式の検索を行わせることを備える方法。 - 前記RFID読取装置に検索を行わせることは、
複数のRFIDタグに問い合わせを実行すること、
前記選択に関連付けられたRFIDタグ一式内にある、問い合わせを受けたRFIDタグを識別すること、及び
前記一式内のすべてのRFIDタグが識別されるか、ユーザーが前記RFID読取装置を操作するか、タイマーの期限が過ぎた時に、前記問い合わせを終了することを含む、請求項33に記載の方法。 - 無線識別(RFID)読取装置であって、
選択を行うユーザーからの入力を受信する入力インターフェース、及び
前記選択に関連付けられたRFIDタグ一式を識別し、RFID読取装置に、前記選択に関連付けられたRFIDタグの検索を実行させるコントローラを備える、無線識別(RFID)読取装置。
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