JP2009503388A - 自己安定化式のブレーキライニングを備えたレール車両ブレーキ装置 - Google Patents

自己安定化式のブレーキライニングを備えたレール車両ブレーキ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009503388A
JP2009503388A JP2008523216A JP2008523216A JP2009503388A JP 2009503388 A JP2009503388 A JP 2009503388A JP 2008523216 A JP2008523216 A JP 2008523216A JP 2008523216 A JP2008523216 A JP 2008523216A JP 2009503388 A JP2009503388 A JP 2009503388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brake
brake lining
wear
lining
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008523216A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5054689B2 (ja
Inventor
エルストルプフ マーク−グレゴリー
マシュー ミヒャエル
シュタルトマイアー ヨーゼフ
ヴィルト クサーヴァー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH
Original Assignee
Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH filed Critical Knorr Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH
Publication of JP2009503388A publication Critical patent/JP2009503388A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5054689B2 publication Critical patent/JP5054689B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/06Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for externally-engaging brakes
    • F16D65/062Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for externally-engaging brakes engaging the tread of a railway wheel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

本発明は、1つの軸線(62;84)を中心にして傾倒可能に支承されて少なくとも1つのブレーキライニング(30;58)またはブレーキブロック(76)を支持している少なくとも1つのブレーキライニングホルダ(32;56)またはブレーキブロックホルダ(78)を備えたレール車両ブレーキ装置に関する。本発明の構成では、傾斜摩耗の発生時に、該傾斜摩耗に抗して作用するトルクが発生するようにブレーキライニング(30;58)もしくはブレーキブロック(76)および摩擦パートナにおける摩耗中心点が移動するようにブレーキライニング(30;58)またはブレーキブロック(76)のジオメトリ形状が形成されている。

Description

背景技術
本発明は、請求項1の上位概念部に記載の形式の、1つの軸線を中心にして傾倒可能に支承されて少なくとも1つのブレーキライニング(Bremsbelag)またはブレーキブロック(Bremsklotz)を支持している少なくとも1つのブレーキライニングホルダまたはブレーキブロックホルダを備えたレール車両ブレーキ装置に関する。
このような形式のレール車両ブレーキ装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19508034号明細書に開示されている。ブレーキブロックおよびブレーキライニングの最大耐用年数を達成するためには、提供されている摩耗体積ができるだけ均一に利用されなければならない。このためには、摩擦ライニングが摩耗行程の経過中に傾斜位置を取らないことが重要となる。すなわち、この傾斜位置によって使用可能な摩耗厚さが減じられてしまうからである。
レール車両では、輪軸がボギー台車に対して一般に側方の移動を実施し得る。さらに、車輪ブレーキ、たとえばブロックブレーキを支持するボギー台車に対する輪軸の、制限された高さ移動も可能である。その場合、ブレーキライニングまたはブレーキブロックが、軸線の側方移動および/または高さ移動にもかかわらず輪軸の車輪に設けられた対応するブレーキ面に対峙して位置し得るようにするためには、ブレーキライニングホルダ、ブレーキブロックホルダまたはブレーキブロックシューを傾倒可能に支承することが必要となる。しかしこのことには、ブレーキライニングまたはブレーキブロックが、対応するブレーキ面に対して傾斜位置を取り、ひいてはブレーキライニングまたはブレーキブロックが斜めにも摩滅消耗してしまうという不都合がある。傾斜摩耗を決定付けるのは、ブレーキライニングまたはブレーキブロックの摩擦面におけるいわゆる「摩耗中心点」の位置である。この摩耗中心点には、ブレーキ力Fbremsが仮想的に(fiktiv)作用する。摩耗中心点は複雑な方法に基づいて計算により測定され得る。
このような問題の例としては、図1に、車軸固定のブレーキディスク(図示しない)と協働するコンパクトブレーキキャリパ6に設けられたブレーキキャリパレバー4におけるピン結合部2によるブレーキライニングホルダ1の汎用の懸吊形式が示されている。ブレーキライニングホルダ1の傾倒可能な支承形式が原因となって、ブレーキライニング8の小さな傾斜摩耗によって摩耗中心点10は、反動力としてピン結合部2に作用するピン力FBolzenの力作用線12に対してストローク距離h1分だけ側方へ移動するので、ブレーキライニング8に作用するトルクが生じ、このトルクに基づき、図2から容易に想像し得るように、摩耗時間にわたって増大する傾斜摩耗が生ぜしめられる結果となる。このことは、不安定な挙動の意味で傾斜摩耗の自己増幅を生ぜしめ、この場合、傾斜摩耗が進行するにつれて、傾斜摩耗はますます大きくなる。唯一つのブレーキライニング8の代わりに、コンパクトブレーキキャリパ18の、ピン結合部14により傾倒可能に支承されたブレーキライニングホルダ16に保持された複数のブレーキライニング20、たとえば図3に示したように六角形の横断面を有する複数のブレーキライニング20が使用されても、これらのブレーキライニング20に傾斜摩耗が生じ得る。同じ問題は、ブロックブレーキ22においても生じる。この場合、図4には、ブレーキレバー26とピストンロッドとに対してピン結合部28により旋回可能に支承されているブレーキブロックホルダ24が図示されている。
冒頭で述べた、摩擦パートナに面した摩擦面から摩耗体積の内部にまで延びる切欠き、つまりたいていは長手方向と横方向とに延びるスリット19(図1参照)の形の切欠きは、第1に摩擦面上の水を外方へ導出し、これによって湿った環境において摩擦面に流体力学的な潤滑膜が形成されないように、ひいては滑り摩擦係数が減じられないようにするために働く。さらに、前記スリット19は、ブレーキライニングがその厚さに沿って不均一に加熱され、これにより不均一な熱膨張が生じた場合に、ブレーキライニングの撓みを阻止する。
傾斜摩耗を阻止するためには、複数の技術的な解決手段が知られている:とりわけ慣用のブレーキキャリパにおいて使用されている手段は、ブレーキライニングの傾斜摩耗を阻止する広幅の懸吊ラグもしくはハンガラグ(Haengelasche)を使用することである。コンパクトブレーキキャリパにおいて使用される別の手段は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19508034号明細書に記載されているような平行リンクである。両手段において顧慮しなければならないことは、レール車両の輪軸が通常、曲線通過時においてある程度の半径方向調節可能性を有しており、それに対してブレーキキャリパはボギー台車に固定的に組み付けられていることである。半径方向で調節された輪軸およびボギー台車枠に対して相対的に平行に案内されたブレーキライニングにおいて制動過程の間、ブレーキライニングの許容され得ない程高いエッジプレス(片当たり)が得られないようにするためには、この平行ガイドがある程度の弾性を有しなければならない。すなわち、このような汎用の平行ガイドは正確な平行案内と曲線通過時におけるフレキシブル性との間の妥協を成している。さらに、付加的に必要となる平行ガイドがコスト要因となる。
他方において、ブレーキブロックおよびブレーキライニングの摩耗は別のパラメータ、たとえば面圧、滑り速度、滑り面の粗さ、たとえば制動時の熱膨張により変化し得る滑り面の平坦度、車輪もしくはブレーキディスクの材料、ブレーキブロックもしくはブレーキライニングの材料、周辺温度、冷却、空気湿度およびブレーキエネルギに関連している。これらの影響因子量を考慮して、傾斜摩耗傾向が低減されるように力導入点を設定することは可能である。欧州特許出願公開第551868号明細書によれば、腎臓形のディスクブレーキライニングの力導入点を摩擦面の面重心の平面に配置するのではなく、半径方向で少しだけブレーキディスク軸線の方向にずらし、これにより、摩擦面の周速が比較的小さい個所において、より高いライニング圧を生ぜしめ、ひいては均一なライニング摩耗を得ることが提案される。
さらに、最適な力導入点を求めるためには、計算プログラムが存在している。結果のチェックもしくは最適化は摩擦検査台における試験または走行試験により可能となる。
しかし、力導入点の最適の位置は車両の走行速度に関連しているという事実に基づき、全ての使用事例にとって最適な押圧点を見い出すことは不可能である。このことは、同じライニングを使用した場合でも、当該ライニングは高速の車両では一方の方向における傾斜摩耗の傾向を有し、低速の車両では他方の方向における傾斜摩耗の傾向を有することを意味する。
それに対して、本発明の根底を成す課題は、冒頭で述べた形式のレール車両ブレーキ装置を改良して、ブレーキライニングの傾斜摩耗が簡単に減じられ、これによって提供されている摩耗体積が一層良好に利用されるようなレール車両ブレーキ装置を提供することである。
この課題は、本発明によれば請求項1の特徴部に記載の特徴により解決される。
発明の利点
本発明は、傾斜摩耗の発生時に、該傾斜摩耗に抗して作用するトルクが発生するようにブレーキライニングもしくはブレーキブロックおよび摩擦パートナにおける摩耗中心点が移動するようにブレーキライニングまたはブレーキブロックのジオメトリ形状、つまり幾何学的形状をデザインするという思想を基礎としている。
この場合、ブレーキライニングまたはブレーキブロックは、たとえばブレーキライニングホルダまたはブレーキブロックホルダ内に保持された保持体積と、たとえばブレーキディスクまたは車輪踏面のような摩擦パートナと協働する摩耗体積とを有している。
本発明の有利な実施態様では、摩耗体積の、前記軸線に対して直角な1つの平面に配置された少なくとも1つの横断面が、前記摩擦パートナに向かって先細りになっている。なぜならば、ブレーキライニングもしくはブレーキブロックの、このときに船舶の船体のように傾けられた側面に基づいて、傾斜位置によって摩擦面の摩耗中心点が逆の方向へ移動するからである。こうして、安定化作用を発揮するトルクが発生し、このトルクは、斜めに傾いているブレーキライニングもしくはブレーキブロックを、傾斜した船舶の場合のように再び整直させる。
ドイツ民主共和国特許第87058号明細書には、たしかに円錐状の横断面を備えたブレーキライニングが開示されているが、しかしこの形状は単に、ブレーキライニングが、製造にコストのかかる複雑な外側輪郭を有することなしに、摩耗によるブレーキライニング交換の際にブレーキライニングをブレーキライニングホルダの鳩尾状ガイド内に簡単に導入し得るようにするという目的のためだけに選択されている。同じことは、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2100009号明細書に開示されているブレーキライニングにも云える。
本発明のさらに別の有利な実施態様では、摩耗体積に設けられた切欠きの、前記軸線に対して直角な1つの平面に配置された少なくとも1つの横断面が、摩擦パートナに向かって拡張している。
図面
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
図1は、公知先行技術による、ブレーキディスクと協働するブレーキキャリパを示す斜視図であり;
図2は、図1に示したブレーキキャリパのブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを示す横断面図であり;
図3は、公知先行技術の別の構成による、ブレーキディスクと協働するブレーキキャリパを示す斜視図であり;
図4は、公知先行技術のブロックブレーキ装置を示す斜視図であり;
図5は、本発明の第1実施例による、ブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを未摩耗の状態で示す横断面図であり;
図6は、図5に示したブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを、摩耗した状態で示す横断面図であり;
図7は、本発明の第2実施例による、ブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを未摩耗の状態で示す横断面図であり;
図8は、図7に示したブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを、摩耗した状態で示す横断面図であり;
図9は、本発明の第3実施例による、ブレーキブロックホルダとブレーキブロックとを、未摩耗の状態で示す横断面図であり;
図10は、図9に示したブレーキブロックホルダとブレーキブロックとを、摩耗した状態で示す横断面図である。
実施例の説明
図5には、本発明の第1実施例による、ブレーキライニング30を支持しているブレーキライニングホルダ32が図示されている。このブレーキライニングホルダ32は、図1に図示されているようなコンパクトブレーキキャリパ34(ただし図1には、公知先行技術のブレーキライニング8が図示されている)において使用されると有利である。このコンパクトブレーキキャリパ34はブレーキディスク31に作用し、この場合、ブレーキライニング30はブレーキディスク31の側面と両側で摩擦接触する。ブレーキライニングホルダ32はコンパクトブレーキキャリパ34のブレーキキャリパレバーに、それぞれ2つのピン結合部62と締付けねじ36とによって取り付けられている。これらのピン結合部62は、ブレーキディスク平面に対して平行に配置されているピン軸線を中心としたブレーキライニングホルダ32の旋回を可能にする。このことは、車輪軸と一緒に回転するブレーキディスク31が当該車輪軸と一緒に軸方向運動を実施した場合にブレーキライニング30が引き続きブレーキディスク31の側面に対して平行に位置決めされ得るようにするために必要となる。
図5から判るように、ブレーキライニング30は、各ブレーキライニングホルダ32内に保持された保持体積38と、ブレーキディスク31と協働する摩耗体積40とを有している。この摩耗体積40は所定の摩耗限界にまで摩耗され得る。ブレーキライニング30の保持体積38とブレーキライニングホルダ32との間の結合は、たとえば鳩尾状ガイド42によって実現されていてよい。
図5には、ピン力FBolzenの力作用線44も示されており、この場合、この作用線44はブレーキライニング30の未摩耗の状態において、ブレーキ力FBremsがブレーキライニング30の摩擦面46に作用している摩耗中心点54とまだ共線的(kollinear)である。破線により、摩耗体積40に存在する横方向スリット48が描かれている。この横方向スリット48は第1に摩擦面上の水を外方へ導出するために働く。これによって、湿った周辺環境においても、摩擦面46に流体力学的な潤滑膜が形成されなくなり、ひいては滑り摩擦係数が減じられるという望ましくない状況が回避される。さらに、前記横方向スリット48は、ブレーキライニング30がその厚さに沿って不均一に加熱され、ひいては不均一な熱膨張が生じた場合に、ブレーキライニング30の撓みを阻止する。
図面から判るように、ブレーキライニング30の摩耗体積40の、ピン結合部62の軸線に対して直角な平面に配置された横断面はブレーキディスク31へ向かって先細りになっている。このような横断面先細りはなだらかにかつ滑らかに延びていると有利である。すなわち、ブレーキライニング30の側面50は平坦で、かつ図5に示した未摩耗の状態ではブレーキライニング30の中心線52に対してブレーキディスク31に向かって収斂するように斜めに配置されている。
このようなジオメトリデザインに基づき、ブレーキライニング30の傾斜摩耗が発生すると、ブレーキ力FBremsが仮想的に作用するブレーキライニング30の摩耗中心点54がピン力FBolzenの力作用線44に対してストロークh分だけずらされ、この場合、傾斜摩耗に抗して作用するトルクが発生し、このトルクは、ブレーキライニング30の摩耗体積40の、あまり摩耗に見舞われていない方の区分、つまり図6で見て右側の区分が、より高く負荷されるような方向で、ブレーキライニング30にプリロードもしくは予荷重をかける。こうして、傾斜摩耗は減じられ、ブレーキライニング30の一層均一な消耗が得られる。
図7および図8には、ブレーキライニングホルダ56の別の実施例が示されている。このブレーキライニングホルダ56には、焼結材料から成る複数の、たとえば六角形のブレーキライニング58が、たとえばざる底球面状の球冠体60によって前後左右の全ての側に旋回可能に支承されている。ブレーキライニングホルダ56はピン結合部62によってブレーキキャリパのブレーキキャリパレバーに対して支承されている。基本的構造は、六角形のブレーキライニング58の横断面の形成の点を除いて、図3に示した実施例に相当している。六角形のブレーキライニング58の、全ての側に旋回可能な支承に基づき、傾斜摩耗はピン結合部62の軸線に対して直角な横断平面において生じるだけではなく、全ての方向において生じ得る。それにゆえに、ブレーキライニング58の摩耗体積64の横断面は、ブレーキディスク66に対して直角なあらゆる平面で見てブレーキディスク66に向かって先細りになるようにテーパされていなければならない。
前で説明した実施例の場合と同様に、ブレーキライニング58のこのようなジオメトリデザインに基づき、傾斜摩耗が生じると、摩擦面70における摩耗中心点68は所定のストロークh分だけずらされ、この場合、傾斜摩耗に抗して作用するトルクが発生し、このトルクは、図8から判るように、摩耗体積64の、あまり摩耗に見舞われていない方の区分が、より高い負荷を受けるような方向で、ブレーキライニング58にプリロードもしくは予荷重をかける。ブレーキライニング58の側面72の、前後左右全ての側での傾斜に基づき、この効果はピン結合部62のピン軸線に対して直角な、図7および図8に示した横断平面に限定されているのではなく、ブレーキディスク66のブレーキ面に対して直角な全ての横断平面において可能となる。
傾斜摩耗の発生時に、傾斜摩耗に抗して作用するトルクが生じるように摩擦面の摩耗中心点がずれるようにブレーキライニングのジオメトリ形状をデザインするという本発明の思想は、ブロックブレーキ74においても適用され得る。図9および図10に示した実施例は、制輪子であるブレーキブロック76を支持するブレーキブロックホルダ78である。この場合、ブレーキブロック76の摩擦面80は、制動したい車輪の、ブレーキ摩擦面82を形成する踏面に相応して、円形の横断面を有している。この場合にも、ブレーキブロックホルダ78はピン結合部84を介して、図4に示したように旋回可能に取り付けられている。
この実施例の場合でも、ブレーキブロック76の摩耗体積86の、ピン結合部84の軸線に対して直角な平面に配置された横断面は、車輪のブレーキ摩擦面82に向かって先細りになっている。この横断面先細りもやはり滑らかでかつ連続的に延びていると有利である。すなわち、ブレーキブロック76の側面88は平坦で、かつ図9に示した未摩耗の状態では、ブレーキブロック76の中心線90に対して収斂するように斜めに配置されている。
前で説明した実施例の場合と同様に、ブレーキブロック76のジオメトリデザインに基づき、傾斜摩耗が生じると、摩擦面80における摩耗中心点92はピン力FBolzenの力作用線94に対して所定のストロークh分だけずらされ、この場合、傾斜摩耗に抗して作用するトルクが発生し、このトルクは、摩耗体積86の、あまり摩耗に見舞われていない方の区分、つまり図10で見て左側の区分が、より高い負荷を加えられるような方向で、ブレーキブロック76にプリロードもしくは予荷重をかける。
さらに、ブレーキブロック76に設けられたスリット96は、図4に示した公知先行技術の場合のように均一な直角の横断面を有しているのではなく、この横断面は少なくとも部分的に車輪の踏面82に向かって拡張している。ブレーキブロック76の側面88と同様に、この横断面拡張はピン結合部84の軸線に対して直角な横断平面に限定されていると有利である。ブレーキブロック76の、スリット96を仕切る内側の面98はいわばブレーキブロックの側面をも成しているので、このような構成は、ブレーキブロック76の外側の側面88の傾斜を生ぜしめる、同じ傾斜摩耗を補償する効果を生ぜしめる。
公知先行技術による、ブレーキディスクと協働するブレーキキャリパを示す斜視図である。 図1に示したブレーキキャリパのブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを示す横断面図である。 公知先行技術の別の構成による、ブレーキディスクと協働するブレーキキャリパを示す斜視図である。 公知先行技術のブロックブレーキ装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施例による、ブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを未摩耗の状態で示す横断面図である。 図5に示したブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを、摩耗した状態で示す横断面図である。 本発明の第2実施例による、ブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを未摩耗の状態で示す横断面図である。 図7に示したブレーキライニングホルダとブレーキライニングとを、摩耗した状態で示す横断面図である。 本発明の第3実施例による、ブレーキブロックホルダとブレーキブロックとを、未摩耗の状態で示す横断面図である。 図9に示したブレーキブロックホルダとブレーキブロックとを、摩耗した状態で示す横断面図である。
符号の説明
1 ブレーキライニングホルダ
2 ピン結合部
4 ブレーキキャリパレバー
6 コンパクトブレーキキャリパ
8 ブレーキライニング
10 摩耗中心点
12 力作用線
14 ピン結合部
16 ブレーキライニングホルダ
18 コンパクトブレーキキャリパ
19 スリット
20 ブレーキライニング
22 ブロックブレーキ
24 ブレーキブロックホルダ
26 ブレーキレバー
28 ピン結合部
30 ブレーキライニング
31 ブレーキディスク
32 ブレーキライニングホルダ
34 コンパクトブレーキキャリパ
36 締付けねじ
38 保持体積
40 摩耗体積
42 鳩尾状ガイド
44 力作用線
46 摩擦面
48 横方向スリット
50 側面
52 中心線
54 摩耗中心点
56 ブレーキライニングホルダ
58 ブレーキライニング
60 球冠体
62 ピン結合部
64 摩耗体積
66 ブレーキディスク
68 摩耗中心点
70 摩擦面
72 側面
74 ブロックブレーキ
76 ブレーキブロック
78 ブレーキブロックホルダ
80 摩擦面
82 ブレーキ摩擦面
84 ピン結合部
86 摩耗体積
88 側面
90 中心線
92 摩耗中心点
94 力作用線
96 スリット
98 側面

Claims (7)

  1. 1つの軸線(62;84)を中心にして傾倒可能に支承されて少なくとも1つのブレーキライニング(30;58)またはブレーキブロック(76)を支持している少なくとも1つのブレーキライニングホルダ(32;56)またはブレーキブロックホルダ(78)を備えたレール車両ブレーキ装置において、傾斜摩耗の発生時に、該傾斜摩耗に抗して作用するトルクが発生するようにブレーキライニング(30;58)もしくはブレーキブロック(76)および摩擦パートナにおける摩耗中心点が移動するようにブレーキライニング(30;58)またはブレーキブロック(76)のジオメトリ形状が形成されていることを特徴とするレ―ル車両ブレーキ装置。
  2. ブレーキライニング(30;58)またはブレーキブロック(76)が、ブレーキライニングホルダ(32;56)またはブレーキブロックホルダ(78)内に保持された保持体積(38)と、ブレーキディスク(31;66)または車輪踏面(82)のような摩擦パートナと協働する摩耗体積(40;64;86)とを有している、請求項1記載のレール車両ブレーキ装置。
  3. 摩耗体積(40;64;86)の、前記軸線(62;84)に対して直角な1つの平面に配置された少なくとも1つの横断面が、摩擦パートナ(31;66;82)に向かって先細りになっている、請求項2記載のレール車両ブレーキ装置。
  4. 摩擦パートナ(82)に面した摩擦面(80)からブレーキライニングまたはブレーキブロック(76)の摩耗体積(86)に突入するように延びる切欠き(96)の、前記軸線(84)に対して直角な1つの平面に配置された少なくとも1つの横断面が、摩擦パートナ(82)に向かって拡張している、請求項2記載のレール車両ブレーキ装置。
  5. 多角形状の少なくとも1つのブレーキライニング(58)が、ブレーキライニングホルダ(56)に対して全ての側に傾倒可能に形成されており、摩耗体積(64)の横断面が、摩擦パートナ(66)に対して直角なあらゆる平面で見て該摩擦パートナ(66)に向かって先細りになっている、請求項2記載のレール車両ブレーキ装置。
  6. 横断面先細りおよび/または横断面拡張が、滑らかに連続的に延びている、請求項1から5までのいずれか1項記載のレール車両ブレーキ装置。
  7. 当該車両ブレーキ装置が、ブロックブレーキ装置(74)またはディスクブレーキ装置(34)である、請求項1から6までのいずれか1項記載のレール車両ブレーキ装置。
JP2008523216A 2005-07-26 2006-07-25 自己安定化式のブレーキライニングを備えたレール車両ブレーキ装置 Expired - Fee Related JP5054689B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005034861A DE102005034861B4 (de) 2005-07-26 2005-07-26 Schienenfahrzeugbremsvorrichtung mit selbst stabilisierenden Bremsbelägen
DE102005034861.0 2005-07-26
PCT/EP2006/007311 WO2007012458A1 (de) 2005-07-26 2006-07-25 Schienenfahrzeugbremsvorrichtung mit selbst stabilisierenden bremsbelägen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009503388A true JP2009503388A (ja) 2009-01-29
JP5054689B2 JP5054689B2 (ja) 2012-10-24

Family

ID=37121035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008523216A Expired - Fee Related JP5054689B2 (ja) 2005-07-26 2006-07-25 自己安定化式のブレーキライニングを備えたレール車両ブレーキ装置

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1910702B1 (ja)
JP (1) JP5054689B2 (ja)
AT (1) ATE425379T1 (ja)
DE (2) DE102005034861B4 (ja)
RU (1) RU2427492C2 (ja)
WO (1) WO2007012458A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267527A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Kayaba Ind Co Ltd 浮動型キャリパブレーキ装置
JP2012523528A (ja) * 2009-04-09 2012-10-04 ワブテク・ホールディング・コーポレイション ブレーキシュー支持アセンブリ及び方法
JP2013528756A (ja) * 2010-05-07 2013-07-11 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 部分ライニング−ディスクブレーキ用ブレーキライニング
JP2018500525A (ja) * 2014-12-23 2018-01-11 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングKnorr−Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH ブレーキライニング取り付け部、ブレーキライニングおよびライニングホルダ

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012051939A1 (zh) * 2010-10-18 2012-04-26 常州南车铁马科技实业有限公司 列车制动闸片及其调整器
CN101982668B (zh) * 2010-10-18 2012-05-16 常州南车铁马科技实业有限公司 列车制动闸片用调整器
JP5682580B2 (ja) * 2012-02-14 2015-03-11 新日鐵住金株式会社 鉄道車両用ブレーキライニングおよびそれを備えたディスクブレーキ
KR101373762B1 (ko) 2012-08-31 2014-03-20 주식회사 다윈프릭션 브레이크 패드
RU2551051C2 (ru) * 2013-08-29 2015-05-20 Открытое акционерное общество "Завод фрикционных и термостойких материалов" Тормозная накладка для дискового тормоза железнодорожного подвижного состава
DE102014119489B4 (de) * 2014-12-23 2016-11-03 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Bremsbelag für eine Teilbelag-Scheibenbremse und Anordnung eines Bremsbelags an einem Belaghalter
DE102014119491A1 (de) * 2014-12-23 2016-06-23 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Bremsbelag für eine Teilbelag-Scheibenbremse, Anordnung eines Bremsbelags an einem Belaghalter und Verfahren zum Betätigen eines an einem Belaghalter gehalterten Bremsbelags
RU2652419C1 (ru) * 2016-12-14 2018-04-26 Открытое акционерное общество "Уральский завод авто-текстильных изделий" (ОАО "УралАТИ") Накладка тормозная дискового тормоза железнодорожного транспортного средства
RU2653227C1 (ru) * 2016-12-14 2018-05-07 Открытое акционерное общество "Уральский завод авто-текстильных изделий" (ОАО "УралАТИ") Накладка тормозная дискового тормоза железнодорожного транспортного средства
DE102017124516A1 (de) * 2017-10-20 2019-04-25 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Entfernung von Eis- und/oder Schnee von einem Drehgestell eines Schienenfahrzeugs
IT201900006094A1 (it) * 2019-04-18 2020-10-18 Cofren Srl Pattino per freni a disco per veicoli ferroviari
FR3129353B1 (fr) * 2021-11-24 2023-11-24 Faiveley Transp Amiens Système de freinage ferroviaire pour véhicule ferroviaire, à freins à au moins un sabot, et véhicule ferroviaire pourvu d’un tel système

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2100009A1 (de) * 1970-03-03 1971-09-23 VEB Lokomotivbau-Elektrotechnische Werke, Hans Beimler, χ 1422 Hennigsdorf Kompletter Bremsbelaghalter für Scheibenbremsen
JPS58140335A (ja) * 1982-02-09 1983-08-20 Fujikura Ltd コアクラツド型定偏波光フアイバの製法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2974759A (en) * 1956-10-22 1961-03-14 American Steel Foundries Brake head and shoe assembly
US2933164A (en) * 1956-12-14 1960-04-19 Westinghouse Air Brake Co Flexible brake shoe assembly
DE1238284B (de) * 1962-09-06 1967-04-06 Daimler Benz Ag Aus Traegerplatte und Bremsbelag bestehende Bremsbacke fuer eine Teilbelagscheibenbremse, insbesondere fuer Kraftfahrzeuge
DD87058A1 (de) * 1970-10-29 1972-01-12 Bremseinrichtung für an Triebradsätze angeordnete Scheibenbremsen
US4220223A (en) * 1978-08-01 1980-09-02 Kelsey Hayes Co. Sliding caliper disc brake friction pad assemblies
IT1245527B (it) * 1991-05-06 1994-09-29 Wabco Westinghouse Spa Pinza per sistemi di frenatura a disco a comando elettroidraulico, particolarmente per veicoli tramviari metropolitani.
FR2681925B1 (fr) * 1991-10-01 1997-09-05 Flertex Sa Plaquette de frein a disque pour chemin de fer.
JPH05187464A (ja) * 1992-01-13 1993-07-27 Sumitomo Electric Ind Ltd ディスクブレーキ
DE19508034A1 (de) * 1995-03-07 1996-09-12 Knorr Bremse Systeme Scheibenbremse für Fahrzeuge, insbesondere Schienenfahrzeuge
US6241058B1 (en) * 1999-08-06 2001-06-05 Westinghouse Air Brake Company Brake shoe with insert bonded to backing plate
SE522238C2 (sv) * 2000-07-06 2004-01-27 Volvo Lastvagnar Ab Bromsorgan, skivbroms och trumbroms avsedda att reducera bromsskrik
DE10258750B4 (de) * 2002-05-16 2007-07-05 Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH Bremsbelag für eine Scheibenbremse eines Fahrzeuges

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2100009A1 (de) * 1970-03-03 1971-09-23 VEB Lokomotivbau-Elektrotechnische Werke, Hans Beimler, χ 1422 Hennigsdorf Kompletter Bremsbelaghalter für Scheibenbremsen
JPS58140335A (ja) * 1982-02-09 1983-08-20 Fujikura Ltd コアクラツド型定偏波光フアイバの製法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267527A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Kayaba Ind Co Ltd 浮動型キャリパブレーキ装置
JP2012523528A (ja) * 2009-04-09 2012-10-04 ワブテク・ホールディング・コーポレイション ブレーキシュー支持アセンブリ及び方法
JP2013528756A (ja) * 2010-05-07 2013-07-11 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 部分ライニング−ディスクブレーキ用ブレーキライニング
JP2018500525A (ja) * 2014-12-23 2018-01-11 クノル−ブレムゼ ジステーメ フューア シーネンファールツォイゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングKnorr−Bremse Systeme fuer Schienenfahrzeuge GmbH ブレーキライニング取り付け部、ブレーキライニングおよびライニングホルダ

Also Published As

Publication number Publication date
ATE425379T1 (de) 2009-03-15
JP5054689B2 (ja) 2012-10-24
RU2008106858A (ru) 2009-09-10
DE502006003112D1 (de) 2009-04-23
RU2427492C2 (ru) 2011-08-27
DE102005034861B4 (de) 2011-02-03
EP1910702A1 (de) 2008-04-16
WO2007012458A8 (de) 2007-07-05
EP1910702B1 (de) 2009-03-11
DE102005034861A1 (de) 2007-02-08
WO2007012458A1 (de) 2007-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5054689B2 (ja) 自己安定化式のブレーキライニングを備えたレール車両ブレーキ装置
JP5706237B2 (ja) 鉄道車両用ブレーキライニングおよびそれを備えたディスクブレーキ
KR102490141B1 (ko) 부분적으로 라이닝된 디스크 브레이크용 브레이크 라이닝, 라이닝 홀더 상의 브레이크 라이닝 장치, 및 라이닝 홀더 상에 유지되는 브레이크 라이닝을 작동시키기 위한 방법
US9358961B2 (en) Disc brake, in particular for a commercial vehicle, and brake pad for a disc brake
JP2008111551A (ja) ディスクブレーキキャリパ
JP2011529162A (ja) ブレーキキャリパー用パッド及びディスクブレーキ用ブレーキキャリパー
US9476468B2 (en) Disc brake and brake pad for a disc brake
JP6567084B2 (ja) 鉄道車両用ブレーキライニングおよびそれを備えたディスクブレーキ
EP2816250B1 (en) Brake lining for railway vehicle, and disc brake equipped with the same
JP4305296B2 (ja) 鉄道車両用ブレーキディスク
EP2863086B1 (en) Disc brake pad and disc brake assembly
TWI654108B (zh) 碟煞裝置
US5236068A (en) Mid-radius disc brake shoe contact pads
KR102150231B1 (ko) 인벌류트 스퍼마운팅 디스크
US5289903A (en) Mid-radius disc brake shoe contact pads
JP6773670B2 (ja) 鉄道車両用ブレーキライニングおよびそれを備えたディスクブレーキ
US20040074710A1 (en) Disk brake
US20040129509A1 (en) Disk brake for a heavy truck and a vehicle including such a disc brake
JP6818128B2 (ja) ディスクブレーキ
CN118019923A (zh) 用于商用车的盘式制动器
JP3833336B2 (ja) ディスクブレーキ装置
JP2007016858A (ja) 鉄道車両用ブレーキライニング及びディスクブレーキ
JPH01224531A (ja) ディスクブレーキ
KR20230131137A (ko) 디스크 브레이크 장치
US720167A (en) Brake-shoe for railway-brakes.

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090413

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120215

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120628

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5054689

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150803

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees