JP2009502658A - ケーブルの周りへの密封シールの形成 - Google Patents
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Abstract
装置が機器の外側に延ばされなければならない線を有するときでさえ、繰り返し開き、次いで密封シールすることができる、装置を水損傷から保護するためのハウジング。このハウジングは、並置されかつクランプされるとき、ドライの内部区域を形成する少なくとも2つの部材を有する。各部材は、一緒にドライ内部区域を画成し、ポーチまたは容器の周りに実質的に密封シールを形成する1対のガスケットを含む。線がポーチまたは容器の内側の装置から外側に貫通して延びることができる入口、およびドライ内部区域を維持するために線の周りのガスケットを調整する摺動機構が含まれる。この摺動機構は、そこから線が延びるポーチの開口部が密封シールされるように、線の周りに密封シールを形成する。線が全くない場合、この摺動機構は密封シールを維持するように調整することができる。
Description
本発明は、一般に、水に影響され易い装置を担持するためのポーチおよび一体のハウジングを有する機器に関する。より詳しくは本発明は、装置がポーチ内に配置されるとき装置から延びる様々な直径の線の周りに密封シールを形成する機器および方法に関する。
この現代では、電子装置は日常生活で益々重要な役割を果たしている。しばしばこれらの装置は通信、医療また他の用途のために使用され、それらは水に曝されるときしばしば損傷を受け易い。この理由のため、装置を水の損傷影響から保護しようとして多くの異なる型式の防水容器またはポーチが作られてきている。しかしながらそのような装置は、使用者がアクセスするためにポーチから外側に延ばされなければならない線をしばしば有する。この線は、外部電子機器との接続、ヘッドホン、マイクロホン等として使用される場合がある。残念ながら、従来技術の防水ポーチの多くについては、線がポーチの外側に延びるとき、密封シールが破られそれによって装置を水損傷に曝す。多くの従来技術の密封シールされるポーチはこの問題点を無視し、単純にポーチの内側の装置と外部で接続する線の使用を認めていない。この制限は明らかに望ましくなく、そのようなものとして、これらのポーチは最も近代的な電子設備の使用を大幅に制限している。従来技術のポーチが使用者に装置を使用するかあるいは装置を水損傷から保護するかの間を選択することを要求することは絶対容認できない。
装置からポーチの外側に延びる線に対するアクセスを行わなければならない使用者の要求に対処するために、別の従来技術の装置は、ポーチの内側で装置と接続する中間接続部を有する防水ポーチを設けることを試みてきた。この内蔵式電気接続部は、使用者が例えば1対のヘッドホンのプラグを差込み、装置の使用を継続することを可能にする。これの重大な欠点は、別の型式の接続線またはポーチと共に供給されるヘッドホン以外の他の型式の設備への接続部に対する準備が全く無いことである。明らかに、専用の接続部を有するポーチは能力不足でありかつ不必要に制限している。さらに、この外部接続部は要素の損傷影響を受け易く、その結果、外部接続具を使用するのが必要なとき、故障の可能性が法外に高い。
従来技術の装置についての別の問題点は、装置および線がポーチから取り外された後、密封シールをポーチの周りに再形成することができないことである。さらに、全ての装置が同様な終端接続具または線直径を有している訳ではないので、別の問題点も生じる。したがって、特定の装置に適用することができ、かつアダプタ・プラグの使用の必要なしに任意の型式の線の周りに密封シールを形成できる万能の機器に対する大きなニーズが存在する。さらになお、密封シールが様々な直径の線の周りに、または全く線が無いときも密封シールが適用され得るように、装置から装置へ適用可能な万能機器に対する大きなニーズも存在する。
装置からポーチの外側に延びる線に対するアクセスを行わなければならない使用者の要求に対処するために、別の従来技術の装置は、ポーチの内側で装置と接続する中間接続部を有する防水ポーチを設けることを試みてきた。この内蔵式電気接続部は、使用者が例えば1対のヘッドホンのプラグを差込み、装置の使用を継続することを可能にする。これの重大な欠点は、別の型式の接続線またはポーチと共に供給されるヘッドホン以外の他の型式の設備への接続部に対する準備が全く無いことである。明らかに、専用の接続部を有するポーチは能力不足でありかつ不必要に制限している。さらに、この外部接続部は要素の損傷影響を受け易く、その結果、外部接続具を使用するのが必要なとき、故障の可能性が法外に高い。
従来技術の装置についての別の問題点は、装置および線がポーチから取り外された後、密封シールをポーチの周りに再形成することができないことである。さらに、全ての装置が同様な終端接続具または線直径を有している訳ではないので、別の問題点も生じる。したがって、特定の装置に適用することができ、かつアダプタ・プラグの使用の必要なしに任意の型式の線の周りに密封シールを形成できる万能の機器に対する大きなニーズが存在する。さらになお、密封シールが様々な直径の線の周りに、または全く線が無いときも密封シールが適用され得るように、装置から装置へ適用可能な万能機器に対する大きなニーズも存在する。
必要とされることは、ポーチの内側の装置に接続される外部線が存在するとき、または線が存在しないときでさえ、ポーチの周りに密封シールを繰り返し形成することができる機器である。
本発明は、装置を水損傷から保護するための機器を提供する。この機器は、装置が機器の外側に延ばさなければならない線を有するときでさえ、繰り返し開き、次いで密封シールすることができる。本発明は、並置されかつクランプされるとき、ドライの内部区域を形成する少なくとも2つの部材を有するハウジングを備える。より具体的には各部材は、一緒にドライ内部区域を画成し、かつポーチまたは容器の周りに密封シールを実質的に形成する1対のガスケットを含む。この機器は、線がポーチまたは容器の内側の装置から外側にそこを貫通して延びることができる入口、およびドライ内部区域を維持するために線の周りのガスケットを調整する摺動機構を含む。この摺動機構は、そこから線が延びるポーチの開口部が密封シールされるように、線の周りに密封シールを形成する。入口に線が全くない場合でさえ、この摺動機構は密封シールを維持するように調整することができる。
この機器がポーチの内側から外側に延びる線と共に、または延びる線なしで使用できるので有利である。さらに、このハウジングはポーチまたは容器の内部にアクセスを得るようにハウジングを開くように操作し、次いで閉じることができる。この操作は、機器が開かれ次いで閉じられる度毎に密封シールが再形成されるので、何回も繰り返すことができる。この密封シールは、線が存在する場合、または線が存在しない場合でさえ閉じられたとき再形成されるので有利である。
したがって、本発明は第1の態様で、
防水材料から形成される容器であって、前記容器の外側から線の一端にアクセス可能であるように、前記容器の内部から開口部を貫通して延びる前記線を有する容器と、
1対の対向する部材を有するハウジングであって、前記部材の各々が前記開口部に近接して前記容器に連結され、前記線が前記ハウジングの内部区域を貫通して延びるハウジングと、
前記ハウジングに連結され、前記対向する部材が係合するとき、前記線および開口部の周りに密封シールを形成するようになされたガスケットとを備える、繰り返し開き、次いで密封シールすることができる機器を提供する。
別の態様で、本発明は、
前記ポーチの内部にアクセスを得るためにハウジングを開くステップと、
前記水の影響を受け易い装置を前記ポーチの内側に配置するステップと、
前記ポーチの内部から前記ハウジングを貫通して線を延ばすステップと、
前記ポーチの一部分の周りに密封シールを形成するように前記ハウジングを閉じるステップと、
前記線の周りに密封シールを形成するステップとを含む、防水ポーチ内の水の影響を受け易い装置を保護する方法を提供する。
本発明の別の態様は添付の特許請求の範囲に定義される。
本発明の機器は、環境から保護されなければならないが、機器の外側からアクセスされなければならない線または同様な装置も有する、携帯電話、PDA、携帯コンピュータ、他の電子装置または医療装置あるいはコードを有する任意の装置などの、携帯電子装置に実施するのに良く適している。
次に本発明の好ましい実施形態を添付の図面を参照して説明する。
この機器がポーチの内側から外側に延びる線と共に、または延びる線なしで使用できるので有利である。さらに、このハウジングはポーチまたは容器の内部にアクセスを得るようにハウジングを開くように操作し、次いで閉じることができる。この操作は、機器が開かれ次いで閉じられる度毎に密封シールが再形成されるので、何回も繰り返すことができる。この密封シールは、線が存在する場合、または線が存在しない場合でさえ閉じられたとき再形成されるので有利である。
したがって、本発明は第1の態様で、
防水材料から形成される容器であって、前記容器の外側から線の一端にアクセス可能であるように、前記容器の内部から開口部を貫通して延びる前記線を有する容器と、
1対の対向する部材を有するハウジングであって、前記部材の各々が前記開口部に近接して前記容器に連結され、前記線が前記ハウジングの内部区域を貫通して延びるハウジングと、
前記ハウジングに連結され、前記対向する部材が係合するとき、前記線および開口部の周りに密封シールを形成するようになされたガスケットとを備える、繰り返し開き、次いで密封シールすることができる機器を提供する。
別の態様で、本発明は、
前記ポーチの内部にアクセスを得るためにハウジングを開くステップと、
前記水の影響を受け易い装置を前記ポーチの内側に配置するステップと、
前記ポーチの内部から前記ハウジングを貫通して線を延ばすステップと、
前記ポーチの一部分の周りに密封シールを形成するように前記ハウジングを閉じるステップと、
前記線の周りに密封シールを形成するステップとを含む、防水ポーチ内の水の影響を受け易い装置を保護する方法を提供する。
本発明の別の態様は添付の特許請求の範囲に定義される。
本発明の機器は、環境から保護されなければならないが、機器の外側からアクセスされなければならない線または同様な装置も有する、携帯電話、PDA、携帯コンピュータ、他の電子装置または医療装置あるいはコードを有する任意の装置などの、携帯電子装置に実施するのに良く適している。
次に本発明の好ましい実施形態を添付の図面を参照して説明する。
本発明の実施形態に対する本明細書での説明で、本発明の実施形態の完全な理解を可能にするように、構成部品および/または方法の例などの多数の特定の細部が提供される。しかしながら当業者は、本発明のある実施形態は1つまたは複数の特定の細部なしで、あるいは他の機器、システム、アセンブリ、方法、構成部品、部品、および/またはその他等と共に実施できることを理解するであろう。別の場合には、よく知られた構造体、材料、または動作は、本発明の実施形態の態様を不明瞭にするのを避けるために、具体的に示されずまたは詳細に説明されない。
次に図面をより詳しく参照符号によって参照し、防水容器10の一実施形態を図1に示す。容器10は、事前成形されたポーチ11およびハウジング12を含む。全体的に13で指示されるポーチ11の一部分は、ハウジング12の内部に配置され、全体的に14で指示されるポーチ11の一部分は、ハウジング12の外側に延びる。ハウジング12の外側にあるポーチの寸法に制限は全く無く、唯一の要件は水が入る可能性のある縫い目または開口部がポーチに全くないことである。一実施形態では、このポーチは、ほとんどが高分子重量の熱可塑性または熱硬化性高分子であり、かつシートに作ることができる数多くの有機合成材料または処理された材料のうちの任意のものである。ポーチの厚さは重要なパラメータではないけれども、通常ポーチ11は約4から6ミル(0.4mmから0.6mm)厚さである。しかしながら、ハウジング12は容器のサイズおよび型式に適合するような十分な寸法を有しなければならないことに留意されたい。
ハウジング12の内部に配置されるポーチ11の部分13は、ポーチ内部への開口部を含む。ハウジング12なしでは、水はこの開口部を貫通してポーチ11の内部に入ることができる。しかしながらハウジング12は、この開口部が「ドライ」環境内に閉じ込められ、したがって、水の進入から保護されるように、ポーチ11の開口端の周りに密封シールを作り出す。
密封シールを形成する前に、電気または電子装置15がポーチ12の内側に配置されるのが好ましい。電子装置15は、任意の型式の電気または電子機器であることができる。一般的な例には、携帯電話、MP3音楽プレーヤー、VHFまたは船舶用ラジオ、インシュリン・ポンプ、医療監視装置または任意の他の携帯式電子もしくは電気装置が含まれる。多くの用途で、電子装置15は装置15から延びる線16を有しており、この線は永久的に装置15に結合される、あるいは電気接続具によって結合されることができることは理解されよう。線16は、マイクロホン、ヘッドホンまたは制御ユニット(図示せず)などの外部装置に装置15を連結するために使用されるプラスチックまたはゴム被覆される電気導体であることができる。別の装置では、線16は電源コードまたは2つ以上の装置を互いに電気的にリンクさせるのに使用されるデータ・ケーブルであることができる。多くの医療装置については、線16は中空のプラスチック・チューブまたはカテーテルであることができる。心臓監視器などのさらに別の例では線16は、外部センサ(図示せず)を容器10内に担持される記録または監視装置に連結することができる。これらいくつかの項目別に述べた線16に対する代表的な用途の観点から、線16は相当に直径が変化する可能性があることは明らかであろう。さらに線16は、線を装置15に接続するまたは結合する役割および態様でも相当に変化する可能性がある。したがって、容器10の使用者が線16の特定のサイズ、型式、または結合の態様に制限されないように、ハウジング12が十分に適用可能であることが必要である。
多くの用途で線16は、開口部および線の周りの密封シールを維持したままポーチの外側から容易にアクセス可能であることが必要である。本発明の一実施形態によればハウジング12は、線16が貫通して延びる入口17を含む。別の用途では、電子装置15は線を含まず、あるいは線はポーチ11の内側に完全に担持される。線16が存在しない、または外側に引き出されないとき、ハウジング12はこの入口を完全に密封し、開口部周りに密封シールを維持するように十分に適用可能でなければならない。この柔軟性を達成するために、ハウジング12は、線の直径に関わらず線16の周りの密封シールを維持する、またはこの線が存在しない場合入口をシールする摺動レバー18を含む。その結果、線16が容器10から延びようと延びまいとに関わらず密封シールが維持される。
ハウジング12は、対向する部材19および20を備える。部材19および20が閉位置として呼ばれる図1に示す向きに維持されるとき、内部空洞の周りに密封シールが形成される。ポーチ11の開口端は、この内部空洞内に維持される。一実施形態では、部材19および20を間隔のあいた離れた関係から閉位置に繰り返し引っ張り、密封シールを形成するように動作するバイオネット・レバー21および22によって、部材19および20は閉位置に維持される。部材19および20が閉位置にあるとき、摺動レバー18は、線が入口17を出るとき線16の周りに密封シールを独立して維持するように動作する。
バイオネット・レバー21または任意のハウジング・クランプ機構が前記対向する部材のうちの1つと永久的に連結され、前記対向する部材が、ポーチの内部に容易にアクセスできるように分離されるか、またはハウジングが閉位置にあり密封シールが形成されるように係合するかの選択的にいずれかであり得るように、対向する部材と選択的に係合するようになされることが好ましい。
図2は、ハウジング12の分解図を示す。より具体的には、1対のガスケット25および26が部材19と20の間に配設される。各ガスケットは、水に対して不浸透性のシリコン、閉じた気泡質材料、ゴムまたは他の圧縮可能材料から作ることができる。ガスケット25および26は、ハウジング12が閉位置にあるとき開口部28が中に配置される空洞27を部分的に画成する。ガスケット25および26は、ガスケット25および26がそれぞれの部材と所望の空間関係で保持されるように、部材19および20に固定して結合されるのが好ましい。ガスケットの結合は、接着剤、クリップ、クランプ、摩擦、さねはぎの相補的構造、または他の手段によって達成することができる。
開口部28はポーチの一部分13内に形成され、必要ではないがポーチ11の幅を横断して延びることができる。開口部は、ポーチ11の内部に電子装置15が挿入できるように十分なサイズのものであることが好ましい。ポーチ11の全幅を延びる開口部として図示されているが、代替の実施形態ではポーチ11の縁部が再シール可能な相補的さねはぎ構造(図示せず)を含むことができることは理解されるであろう。さらに別の実施形態では、開口部は事前成形されたポーチの一端部に位置する。さらに別の実施形態では、ポーチ11は、より大きな物品がポーチ11内に配置できるように、ポーチ11の内部の寸法が拡大できるような拡大可能なべローズまたは折り畳み部を有する側縁部を有することができる。
1対の内側ガスケット29および30が、ポーチ部分13の内部に配置され、線がある場合は、線16の周りの密封シールを形成するのに、または別法として、線16が全くない場合は密封シールを形成するのに責任を負う。各内側ガスケットは実質的に平らな内側面および全体的に平らにされた楕円形の外側を有する。内側ガスケット29および30も、好ましくはシリコン、閉じた気泡質材料、ゴム、他の圧縮可能材料または水に対し不浸透性の他の材料から作ることができる。内側ガスケットは、いくつかのより重要でない用途では、ワックス紙または他の非圧縮性防水材料などの比較的硬い材料から作ることができることが分かる。部分13の対向する側面はそれぞれ、ガスケット25と29との間かつ26と30との間に挟まれていることに留意されたい。ガスケット25および26は次に、各部材19および20の面31とポーチ11との間に挟まれている。したがって、ポーチ11の各シートは、ガスケット(19および25と20および26)の組み合わされた部材と対応する内側ガスケット29または30との間に捕捉される。空洞27内で、ポーチ11内の開口部28は「ドライ」環境内に捕捉され、したがって水進入から保護される。ガスケット25および26は、レバー21によって係合されるとき、ポーチ11内の開口部の周りの密封シールを形成する。
ガスケット25および26が部材19および20に接触して配置されるとき、側壁32がガスケット25および26を覆って延びるが、側壁32の幅がガスケット25および26の厚さ33より短いことに留意すべきである。しかしながら、ハウジング12が閉位置にあるとき、ガスケット25、26、29および30は圧縮され、部材19および20の側壁32は物理的に接触しているであろう。空洞27は、面31が並置されたガスケット25および26、ポーチ11ならびに内側ガスケット29および30を圧縮するとき、密封してシールされる。
ハウジング12を閉位置に維持するために、部材19および20は1対のキー・スロット34を含む。部材19上のキー・スロット34のうちの1つは、部材20上のキー・スロット34のうちの対応する1つと位置合わせされる。ハウジング12が使用者の手の中でほぼ閉位置に保持されるとき、バイオネット・レバー21はハウジング12を貫通して挿入し、ロックされる位置に回転させることができる。ハウジング12を貫通してバイオネット・レバー21を挿入するために、1対の突起部36がキー・スロット34のタブ37と位置合わせされる。シャフト38は、ハウジングがほぼ閉位置に保持されるとき突起部36がハウジング12を出ることができるのに十分な長さのものである。しかしながら、突起部36が傾いた傾斜路(図示せず)を回転し登り、少なくとも1つの戻り止めによって定位置に保持され、それによってハウジング12を閉位置内にクランプした後にのみ、ハウジング12は水密の閉位置になる。
突起部36を戻り止めまで回転させるのを補助するために、突起部36を正しい向きに容易に回転させるような必要なてこ作用を供給するように、固定レバー39がシャフト38の反対側端部に設けられる。別法として突起部36は、ハウジング12を閉位置にクランプするためにガスケット25および26ならびに内側ガスケット29および30に十分な圧力を加えかつ維持するように、カム動作を使用するカム・レバーで約90度(90°)までスロット37から離れて回転させられる。別の実施形態では、クランプ、ハウジング12を取り囲む弾力性のあるバンド、またはボルトとナットとの組合せをバイオネット・レバー21の代わりに使用することができる。使用される機構に関わらず、ハウジング12が閉位置にクランプされるとき、ガスケットが面31によって圧縮され、開口部28の周りに水密密封シールを形成することを理解されたい。
ガスケット25および26の各々は、各々が空洞49を画成する2つの環状リング48を含む。各環状リング48も、面31上のリブ50を取り囲む。リブ50は、キー・スロット34を取り囲む。空洞49およびリブ50の寸法は、ハウジング12が閉じられるときバイオネット・レバーの突起部36が通過できるのに十分であることのみを要する。代替の実施形態では、環状リング48は、それが半環状リングであるように改変される。どちらの実施形態でも、空洞49は水に曝されるが、ハウジングが閉位置にあるとき空洞27は水密のままである。
線16が開口部28を貫通してポーチの外側に延びるとき、密封シールを維持することが可能になる前に、追加の構造体が必要とされることに留意することが重要である。したがって、線16の周りに密封シールを維持するために、各部材19および20はそれぞれ、ボス41および42を含む。ボス41は、ガスケット19の隆起部43を受け入れるように寸法設定される。同様に、ボス42は隆起部44を受け入れる。各隆起部43および44はそれぞれ、ガスケット29および30の外側に曲がった外側面部分を受ける。
開口部28を空洞27内に、かつポーチ部分13およびガスケット30の向きを維持するために、ボス42は、ガスケット26、部分13内の穴51およびガスケット30内の穴52を貫通して延びる少なくとも1対のピン46を有する。同様なセットのピン46(図示せず)がボス41から延びる。一実施形態では、ピン46が向きを維持するように配置された後、次いでそれらは、平らにされたヘッド部分を形成するように処理され、それが、ガスケット26したがって部分13が不注意でピン46から取り外されるのを防止する。この実施形態では、各ピンが対向するピンの代わりにガスケット材料と位置合わせされるようにピン46の向きを互い違いにすることが重要であるが、代替の実施形態では、プラスチック・クリップがピン46の端部に付けられる。
内側ガスケット29および30の各々は、有線の電子装置と一緒に使用するための入口案内部を形成するチャネル57を含む。線が存在するとき、内側ガスケット29および30は、そのような線の存在によって底部縁部56のところで広げられる。線が定位置に全く無いとき、底部縁部56は効果的にチャネル57をシールして接触するであろう。通常、チャネル57の直径が、ハウジング12と一緒に使用することができる線16の最大直径を決める。一実施形態ではチャネル57は、約6ミリメートル(6.0mm)であり、別の直径を選択する際の実際的な制限は全く無いけれども、しかしながら、より大きな直径の線については、内側ガスケット29および30も同様に対応してより大きくする必要がある可能性があることが認められる。
部材19、20もポーチから延びる線の周りに密封シールを形成するために使用される構造体54を含む。より具体的には、部材19上の構造体54は、部材19に接着またはその他の態様で結合されていない、ガスケット25の未結合の部分55を受ける。同様に、部材20上の構造体54は、ガスケット26の未結合の部分55を受ける。各構造体54は、チャネル57が半円錐形のチャネル58と位置合わせされるように、内側ガスケット29および30と位置合わせされ、かつ並置される。半円錐形のチャネル58は、未結合の部分55内に存在する。線が存在する場合、未結合の部分55の頂部(すなわち、入口17に近接する)区画は、構造体54の隙間59を貫通して外に広がる。別法として隙間59を、未結合の部分55が構造体54内に完全に保持されるように実質的に取り囲むことができる。ガスケット25および26の頂部部分は、線が存在するとき空洞を貫通して自由に曲がることができるように、空洞59内で固定されない状態にあることができるべきである。
部材25および26が閉位置で位置合わせされ、線を定位置に有してガスケットがシールを作り出すとき、ガスケット25および26内の半円錐形空洞が線の直径と合致する点にシールが作り出される。このシールに圧力に対する抵抗力を与えるために、線が最初に接触している、ガスケット内の半円錐形空洞上の点のところに締め付け力を導入することが必要である。この締め付け力は、部材19および20の外部表面にセットされる傾斜路61上を摺動する、1つまたは1対の摺動レバー18の調整によって達成される。摺動レバーを傾斜路61を上に摺動させるとき、摺動レバー18の縁部64は、穴59を通り広げられている未結合の部分55の「外側面」と接触するようにさせられる。摺動レバー18の調整機能の程度は、縁部64によって生じるシール点を線の直径に応答して変化させることができるプリセットされた歯止め63または他の同様な手段のいずれかを介してもたらされる。
図1および2に示されたものの改変された形態である、本発明の第2の実施形態の一部材70が図示されている図3から7を次に参照する(同様な部品が同じ参照符号で示されている)。ハウジング12の別の部材は、図3に示す設計に似た設計を有するであろうが、それは例えばバイオネット・レバー21を受けるための相補的な構造体を有することは理解されるであろう。この実施形態ではガスケット71は、ポーチの開口端周りの密封シールを依然として、もたらしながら、バイオネット・レバー21がハウジングを通過するのを可能にする半環状部分72を有する。ガスケット71は、摺動レバー74によって係合される未結合の部分73も有する。未結合は、部分73が部材70に固定されず、ガスケット71の残りの部分に対して枢動または曲がることができることを意味する。この実施形態では構造体54は、改善された美観および機能性の両方をもたらす、部材70の一体化された部分であることに留意されたい。
シール・プレート75は、2つの主たる目的を有する。第1にそれは、部材70に対して並置される定位置にガスケット71を保持するために使用される。このようにすると、ガスケット71はシール・プレート75と部材70との間に挟まれ、複数のダボ(nib)76によって定位置に保持される。ダボ76は、部材70の内側面内に成型され、ガスケット71およびシール・プレート75を貫通して延びる。ダボ76は、ガスケット71およびシール・プレート75の部材70への永久的な結合を確実にするためにこぶ(knob)(図示せず)を形成するように加熱し変形させることができる。
シール・プレート75の第2の目的は、シート80をクランプ・バー81とシール・プレート75との間に固定することである。より具体的には、図4に示すように当初はスロット82の下にあるクランプ・バー81が、ダボが熱処理された後、折り重なり、少なくとも2つのダボ76と係合し、シート80を定位置にクランプすることである。クランプ・バー81とシール・プレート75がシート80を挟むことは当業者には明らかであろう。部材70と関連する他の特徴をより明瞭に示すために、クランプ・バー81が図3で省略されてきたことに留意されたい。シート80が図3に部分的にのみ示されるポーチ11を形成する2枚のシートのうちの1枚であり、ハウジングの対向する部材は、ポーチのもう1つの側をクランプするためのクランプ・バーの鏡像を有することにさらに留意されたい。したがってポーチの両方のシートは、1枚のシートが部材70に永久的に連結され、かつポーチのもう1枚のシートが対向する部材(図示せず)に永久的に連結されてクランプされる。
シール・プレート75は、シート80の頂縁部がスロット82および83を貫通して通るのを可能にする1対のスロット82も含む。したがって、シート80の一部分は84に指示される領域内でクランプ・バー81とシール・プレート75との間に挟まれる。さらに、シート80の一部分は85に指示される領域内でシール・プレート75とガスケット71との間に挟まれる。シート80の第3の部分は、86に指示される領域内で、この第3の部分とガスケット71がシール・プレート75を挟むように、スロット83を貫通して戻り通される。シール・プレート75は、対向する部材と係合し、それを閉位置に案内する少なくとも2つのピン77も含む。
円錐形の空洞87は、それと未結合の部分73の頂部部分88が協働して線が存在する場合にまたは線が存在しない場合にも線入口を密封するので、この実施形態ではガスケット71の重要な特徴である。摺動レバー74は、部材が閉位置にあるときそれぞれの頂部部分88が密封シールを形成するように、対向する部分73を強制的に一緒にする。これは図3に示す実施形態で使用されるのと異なるシール方法であることに留意されたい。
線が存在するとき、線はポーチ11の内部から開口部89およびニップル91を貫通して外に引き出される。ニップル91は、円錐形空洞87の内側に着座している。シート80が領域85内でシール・プレート75の後ろに挟まれているので、開口部89は開口部28と位置合わせしている(図2)。
図4は、図3に示すハウジング部材70、ガスケット71およびシール・プレート75の分解斜視図である。この実施形態では、摺動レバー74は未結合の部分73と係合するように部材70のスロット92を通り摺動する。戻り止め93は、ハウジングが閉位置にあるとき未結合の部分73に圧力を加える定位置に摺動レバー74を維持する。
さらにこの実施形態では、ポーチが存在した状態でクランプ・バー81が当初のまたは開位置に示されている。クランプ・バー81は、爪95と爪95から反対側のクランプ・バー81の端部のところの一体のワッシャー96とから構成される。クランプ・バー81はクリース97のところでシール・プレート75に結合される。ガスケット71が部材70に固定された後、ポーチをスロット82を通り、織り込み、次いでシール・プレートを、シール・プレートとポーチとの組合せおよび部材70がガスケット71を挟むように部材70に固定することができる。
ガスケット71およびシール・プレート75が部材70に固定された後、ダボ76Aが穴101および102を貫通して突き出し、ダボ76Bが穴99および100を貫通して突き出す。同様に、ダボ76Cおよび76Dは穴106および108と105および107とをそれぞれ貫通して突き出す。爪95がダボ76Aと係合し、ダボ76Bが穴98を通過するようにクランプ・バー81を曲げることによって、ポーチを永久的に部材70にクランプすることが可能である。ダボ76が加熱された要素によって変形させられるとき、それらはユニットの分解またはポーチの取り外しを防止するリベット状のヘッドを形成する。
ガスケット71の重要な特徴は、未結合の部分73を含むガスケット71の周囲に沿って走るリッジ110である。リッジ110が対向する部材上の対応するリッジと位置合わせされ、ガスケットに加えられる圧力によって閉じた構成で維持されるとき、密封シールが形成される。上記で述べたように、バイオネット・レバー21とハウジング12または120が必要な密封圧力をガスケットに加えるのが好ましい。シール・プレート75は、周囲リッジ110の内側に嵌合するように縮小されていることを除き、実質的にガスケット71と同様な形状を有することが好ましい。最後に部材70には、ガスケット71の後ろ側の対応するさね(tongue)を受けるようになされた溝(groove)94が設けられることに留意されたい。さねを溝94内に圧入することによって、ガスケット71は部材70に固定される。
図5および6は、部材70および対向する部材111が閉位置に維持されているハウジング120を示す。図5では線が全く存在しないので、摺動レバー74が「ゼロ」位置に示されている。摺動レバー75を、傾斜路ハウジング112の側面に沿って1、3、4、5で指示される複数の戻り止めのうちの1つのところまで下方に摺動させることによって、様々な標準寸法の線を容易に収容することができる。図5のハウジング120の図は、傾斜路構造部112を外側面内に一体化することによって実現される部材70の下側プロファイルを示す。図6は、入口17およびガスケットの未結合部分73に圧力を加えるように動作する2重傾斜路構造部112を示すハウジング120の上面図である。円錐形の空洞87、およびニップル91(図4参照)の寸法を変更することによって、事実上任意のサイズの線が容易にハウジング120によって収容され得ることが理解されるであろう。
図7は、やはり線が全く存在せず、摺動レバー74が両方とも傾斜路114の最上位置に配置される、図6の線7−7に沿って取られたハウジング120の断面斜視図である。この位置では、各摺動レバー74は、入口17を密封シールするためにガスケットの未結合部分73Aおよび73Bに圧力を加える。
一実施形態では、ガスケットは部材70および111にさねはぎ構造部115によって固定され、そこではガスケットのさねは、ハウジング120の対向する内側面内に成型される対応するチャネル94内に挿入される。ガスケットはさねと溝の間の摩擦嵌合によって定位置に保持される。エポキシまたは他の薬剤を単独または構造部115との組合せのいずれかでガスケットをプラスチック・ハウジングに固定するのに使用することができる。
シール・プレート75は、ポーチの内部から外に線を引き出すのに必要な空洞27を画成する。ガスケット70およびシール・プレート75は、ハウジング120がレバー21によって閉位置に保持されているとき、ポーチの周りに密封シールを作り出すように協働する。空洞27内では、ポーチの開口端または同様な予備成形された容器の開口端が「ドライ」環境で捕捉され、したがって水の進入から保護される。
したがって本発明は、防水ポーチまたは他の型式の容器の一端部の密封シールを提供する。本発明は、並置させるときドライ内部区域を形成する少なくとも2つの部材を備えるハウジングを有する。このドライ内部区域は、シール・プレートの周りに密封シールを形成し、線のための出口通路を形成するようにポーチまたは容器と連絡する1対のガスケットによって画成される。このシール・プレートは、ハウジングの2つの半体が開位置にあるときポーチが固定して保持されるように、ポーチの縁部を機構の境界内に保持するポーチ保持クリップを含むことが好ましい。
次に本発明の動作を説明する図8を参照する。第1のステップ121で、ハウジングは、ハウジングに連結されるポーチまたは他の容器の内部にアクセスを得るように開かれる。このステップ中、携帯電話またはインシュリン・ポンプなどの医療装置などの装置をポーチ内に配置する、または取り外すのいずれかが行われる。ハウジングが開位置にある状態で、ポーチの内部へのアクセスが容易に可能である。ステップ122に示すように、ポーチ内へのアクセスはハウジング122を介する。装置がポーチ内に固定して配置された後、ステップ123に示すように、使用者は任意選択で線をポーチの内側から外側に延ばすことができる。このステップは、線を掴み、次いでハウジング部材のうちの1つの出口上に配置し、手または他の保持機構によって定位置に保持することを必要とする可能性がある。ステップ124で、ハウジングの両方の部材を一緒にクランプするために、バイオネット・レバーを1つずつ動作させることによってハウジングは閉位置に戻される。このクランプ動作がポーチの頂部周りに密封シールを形成する。線が存在する場合、装置がポーチの内側にある間にこの線はハウジング内の入口から外に延ばされるであろう。最後にステップ125に示すように、摺動レバーが延ばされた線の周りに密封シールを形成するように調整される。線が全く存在しない場合、摺動レバーは、水が入口を通りポーチに入ることができないように、密封シールを維持するように調整される。別の実施形態では、ステップ125はステップ124の前に実施される。したがって、使用者は摺動部を最初の位置に調整し、次いでハウジングを閉じるであろう。この実施形態では、ガスケットは内向きの押し力と最小限の摺動力とに曝される。
本発明をその特定の実施形態に関連して説明してきたが、これらの実施形態は、単に例示であり、本発明の限定ではない。例えば、ハウジング部材およびガスケットは、特定の用途に応じて様々な異なる形状を含むことができる。さらに、ポーチまたは容器の開口端の周りにドライ環境を画成するように密封シールが形成され得る限り、これらの構成部品は任意の適切な材料から作製することができる。
本明細書での説明で、本発明の実施形態の完全な理解をもたらすために、構成部品および/または方法の例などの特定の詳細が提供されている。しかしながら当業者は、本発明の実施形態は、1つまたは複数の特定の詳細部なしで、あるいは他の機器、システム、アセンブリ、方法、構成部品、材料、部品、および/またはその他と共に実施することができることを理解するであろう。別の場合には、よく知られた構造物、材料、または操作は、本発明の実施形態の態様を不明瞭にするのを避けるために、具体的に示されずまたは詳細に説明されていない。一般に、本発明の機能は当技術分野で知られる任意の手段によって達成することができる。
本明細書で使用されるとき、本発明の実施形態の目的のための「クランプ」は、クランプされる要素間の関係を維持することを含むことができる任意の装置、機構または構造体であることができる。例えば限定ではなく、バイオネット・レバーは、例示としてただし限定ではなく、ハウジングを閉位置にかつ密封シールを入口17の周りに維持することができる電子的、磁気的、機械的システム、機器、または装置などの任意の所望のシール機構と置き換えることができる。同様に摺動レバーは、例示としてただし限定ではなく、密封シールを入口17の周りに維持することができる電子的、磁気的、機械的システム、機器、または装置などの任意の所望のシール機構と置き換えることができる。
本明細書で使用されるとき「線」は、例示としてただし限定ではなく、様々な周長の任意のケーブル、チューブまたは線を含むことができる。この線は、電気信号、電気エネルギの伝達、または流体の搬送などの別の目的に使用することができる。
この明細書全体にわたる「一実施形態(one embodiment)」、「ある実施形態(an embodiment)」または「特定の実施形態」は、その実施形態とともに説明される特定の特徴、構造、または特性は本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれるが、全ての実施形態に必ずしも含まれないことを意味する。したがって、この明細書の全体にわたり様々な場所での語句「一実施形態では」、「ある実施形態では」または「特定の実施形態では」のそれぞれの出現は、必ずしも同じ実施形態を指示していない。さらに、本発明の任意の特定の実施形態の具体的な特徴、構造、または特性は、任意の適切な態様で1つまたは複数の別の実施形態と組み合わせることができる。本明細書で説明されかつ図示される本発明の実施形態の別の変形形態および改変形態は、本明細書での教示に照らして可能であり、本発明の趣旨および範囲の一部分であるとみなされるべきであることを理解されたい。
図面/図に示された1つまたは複数の要素は、具体的な用途に従って有用であるように、より個別的なまたは一体化された態様で実施され、ある場合には動作不可能であるとして取り除かれ、または放棄されることさえあり得ることも理解されるであろう。
さらに、図面/図内の任意の信号の矢印は、そうではないと特に指摘されない限り、単に例示であり限定ではないとして考えられるべきである。さらに、本明細書で使用されるとき、用語「または(or)」は、そうではないと示されない限り、一般に「および/または」を意味するためのものである。分離または組合せが可能であることを表現していることがはっきりしないと用語が予想される場合は、構成部品またはステップの組合せも意味していると考えられるであろう。
本明細書で説明で使用されるとき、かつ添付の特許請求の範囲の全体にわたり、「1つの(a)」「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が明瞭にそうではないと指示しない限り、複数の言及を含む。同様に、本明細書で説明で使用されるとき、かつ添付の特許請求の範囲の全体にわたり、「中で(in)」の意味は、文脈が明瞭にそうではないと指示しない限り、「中で(in)」および「上で(on)」を含む。
要約で説明されるものを含め、本発明の図示の実施形態の前述の説明は、網羅的であること、または本発明を本明細書で開示したまさにその形態に限定するためのものではない。本発明の特定の実施形態、および本発明のための実施例は本明細書で例示目的でのみ説明され、当業者が認め理解するように、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な均等な改変が可能である。示されるように、これらの改変は、本発明の図示の実施形態の前述の説明に照らして本発明に対して行うことができ、本発明の趣旨および範囲内に含まれるべきである。
したがって、本明細書で本発明がその具体的な実施形態を参照して説明されてきたが、改変の自由度、様々な変更および置き換えは前述の開示内に意図されており、記載の本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、ある場合に本発明の実施形態のある特徴が、他の特徴の対応する使用なしで使用されることは理解されるであろう。したがって、本発明の本質的な範囲および趣旨に対して多くの改変が具体的な状況または材料に適合するように行うことができる。本発明は、添付の特許請求の範囲で使用される特定の用語、および/または本発明を実施するために企図される最良の形態として開示された具体的な実施形態に限定されず、本発明が添付の特許請求の範囲内に含まれる任意のかつ全ての実施形態および均等物を含むことは意図している。
次に図面をより詳しく参照符号によって参照し、防水容器10の一実施形態を図1に示す。容器10は、事前成形されたポーチ11およびハウジング12を含む。全体的に13で指示されるポーチ11の一部分は、ハウジング12の内部に配置され、全体的に14で指示されるポーチ11の一部分は、ハウジング12の外側に延びる。ハウジング12の外側にあるポーチの寸法に制限は全く無く、唯一の要件は水が入る可能性のある縫い目または開口部がポーチに全くないことである。一実施形態では、このポーチは、ほとんどが高分子重量の熱可塑性または熱硬化性高分子であり、かつシートに作ることができる数多くの有機合成材料または処理された材料のうちの任意のものである。ポーチの厚さは重要なパラメータではないけれども、通常ポーチ11は約4から6ミル(0.4mmから0.6mm)厚さである。しかしながら、ハウジング12は容器のサイズおよび型式に適合するような十分な寸法を有しなければならないことに留意されたい。
ハウジング12の内部に配置されるポーチ11の部分13は、ポーチ内部への開口部を含む。ハウジング12なしでは、水はこの開口部を貫通してポーチ11の内部に入ることができる。しかしながらハウジング12は、この開口部が「ドライ」環境内に閉じ込められ、したがって、水の進入から保護されるように、ポーチ11の開口端の周りに密封シールを作り出す。
密封シールを形成する前に、電気または電子装置15がポーチ12の内側に配置されるのが好ましい。電子装置15は、任意の型式の電気または電子機器であることができる。一般的な例には、携帯電話、MP3音楽プレーヤー、VHFまたは船舶用ラジオ、インシュリン・ポンプ、医療監視装置または任意の他の携帯式電子もしくは電気装置が含まれる。多くの用途で、電子装置15は装置15から延びる線16を有しており、この線は永久的に装置15に結合される、あるいは電気接続具によって結合されることができることは理解されよう。線16は、マイクロホン、ヘッドホンまたは制御ユニット(図示せず)などの外部装置に装置15を連結するために使用されるプラスチックまたはゴム被覆される電気導体であることができる。別の装置では、線16は電源コードまたは2つ以上の装置を互いに電気的にリンクさせるのに使用されるデータ・ケーブルであることができる。多くの医療装置については、線16は中空のプラスチック・チューブまたはカテーテルであることができる。心臓監視器などのさらに別の例では線16は、外部センサ(図示せず)を容器10内に担持される記録または監視装置に連結することができる。これらいくつかの項目別に述べた線16に対する代表的な用途の観点から、線16は相当に直径が変化する可能性があることは明らかであろう。さらに線16は、線を装置15に接続するまたは結合する役割および態様でも相当に変化する可能性がある。したがって、容器10の使用者が線16の特定のサイズ、型式、または結合の態様に制限されないように、ハウジング12が十分に適用可能であることが必要である。
多くの用途で線16は、開口部および線の周りの密封シールを維持したままポーチの外側から容易にアクセス可能であることが必要である。本発明の一実施形態によればハウジング12は、線16が貫通して延びる入口17を含む。別の用途では、電子装置15は線を含まず、あるいは線はポーチ11の内側に完全に担持される。線16が存在しない、または外側に引き出されないとき、ハウジング12はこの入口を完全に密封し、開口部周りに密封シールを維持するように十分に適用可能でなければならない。この柔軟性を達成するために、ハウジング12は、線の直径に関わらず線16の周りの密封シールを維持する、またはこの線が存在しない場合入口をシールする摺動レバー18を含む。その結果、線16が容器10から延びようと延びまいとに関わらず密封シールが維持される。
ハウジング12は、対向する部材19および20を備える。部材19および20が閉位置として呼ばれる図1に示す向きに維持されるとき、内部空洞の周りに密封シールが形成される。ポーチ11の開口端は、この内部空洞内に維持される。一実施形態では、部材19および20を間隔のあいた離れた関係から閉位置に繰り返し引っ張り、密封シールを形成するように動作するバイオネット・レバー21および22によって、部材19および20は閉位置に維持される。部材19および20が閉位置にあるとき、摺動レバー18は、線が入口17を出るとき線16の周りに密封シールを独立して維持するように動作する。
バイオネット・レバー21または任意のハウジング・クランプ機構が前記対向する部材のうちの1つと永久的に連結され、前記対向する部材が、ポーチの内部に容易にアクセスできるように分離されるか、またはハウジングが閉位置にあり密封シールが形成されるように係合するかの選択的にいずれかであり得るように、対向する部材と選択的に係合するようになされることが好ましい。
図2は、ハウジング12の分解図を示す。より具体的には、1対のガスケット25および26が部材19と20の間に配設される。各ガスケットは、水に対して不浸透性のシリコン、閉じた気泡質材料、ゴムまたは他の圧縮可能材料から作ることができる。ガスケット25および26は、ハウジング12が閉位置にあるとき開口部28が中に配置される空洞27を部分的に画成する。ガスケット25および26は、ガスケット25および26がそれぞれの部材と所望の空間関係で保持されるように、部材19および20に固定して結合されるのが好ましい。ガスケットの結合は、接着剤、クリップ、クランプ、摩擦、さねはぎの相補的構造、または他の手段によって達成することができる。
開口部28はポーチの一部分13内に形成され、必要ではないがポーチ11の幅を横断して延びることができる。開口部は、ポーチ11の内部に電子装置15が挿入できるように十分なサイズのものであることが好ましい。ポーチ11の全幅を延びる開口部として図示されているが、代替の実施形態ではポーチ11の縁部が再シール可能な相補的さねはぎ構造(図示せず)を含むことができることは理解されるであろう。さらに別の実施形態では、開口部は事前成形されたポーチの一端部に位置する。さらに別の実施形態では、ポーチ11は、より大きな物品がポーチ11内に配置できるように、ポーチ11の内部の寸法が拡大できるような拡大可能なべローズまたは折り畳み部を有する側縁部を有することができる。
1対の内側ガスケット29および30が、ポーチ部分13の内部に配置され、線がある場合は、線16の周りの密封シールを形成するのに、または別法として、線16が全くない場合は密封シールを形成するのに責任を負う。各内側ガスケットは実質的に平らな内側面および全体的に平らにされた楕円形の外側を有する。内側ガスケット29および30も、好ましくはシリコン、閉じた気泡質材料、ゴム、他の圧縮可能材料または水に対し不浸透性の他の材料から作ることができる。内側ガスケットは、いくつかのより重要でない用途では、ワックス紙または他の非圧縮性防水材料などの比較的硬い材料から作ることができることが分かる。部分13の対向する側面はそれぞれ、ガスケット25と29との間かつ26と30との間に挟まれていることに留意されたい。ガスケット25および26は次に、各部材19および20の面31とポーチ11との間に挟まれている。したがって、ポーチ11の各シートは、ガスケット(19および25と20および26)の組み合わされた部材と対応する内側ガスケット29または30との間に捕捉される。空洞27内で、ポーチ11内の開口部28は「ドライ」環境内に捕捉され、したがって水進入から保護される。ガスケット25および26は、レバー21によって係合されるとき、ポーチ11内の開口部の周りの密封シールを形成する。
ガスケット25および26が部材19および20に接触して配置されるとき、側壁32がガスケット25および26を覆って延びるが、側壁32の幅がガスケット25および26の厚さ33より短いことに留意すべきである。しかしながら、ハウジング12が閉位置にあるとき、ガスケット25、26、29および30は圧縮され、部材19および20の側壁32は物理的に接触しているであろう。空洞27は、面31が並置されたガスケット25および26、ポーチ11ならびに内側ガスケット29および30を圧縮するとき、密封してシールされる。
ハウジング12を閉位置に維持するために、部材19および20は1対のキー・スロット34を含む。部材19上のキー・スロット34のうちの1つは、部材20上のキー・スロット34のうちの対応する1つと位置合わせされる。ハウジング12が使用者の手の中でほぼ閉位置に保持されるとき、バイオネット・レバー21はハウジング12を貫通して挿入し、ロックされる位置に回転させることができる。ハウジング12を貫通してバイオネット・レバー21を挿入するために、1対の突起部36がキー・スロット34のタブ37と位置合わせされる。シャフト38は、ハウジングがほぼ閉位置に保持されるとき突起部36がハウジング12を出ることができるのに十分な長さのものである。しかしながら、突起部36が傾いた傾斜路(図示せず)を回転し登り、少なくとも1つの戻り止めによって定位置に保持され、それによってハウジング12を閉位置内にクランプした後にのみ、ハウジング12は水密の閉位置になる。
突起部36を戻り止めまで回転させるのを補助するために、突起部36を正しい向きに容易に回転させるような必要なてこ作用を供給するように、固定レバー39がシャフト38の反対側端部に設けられる。別法として突起部36は、ハウジング12を閉位置にクランプするためにガスケット25および26ならびに内側ガスケット29および30に十分な圧力を加えかつ維持するように、カム動作を使用するカム・レバーで約90度(90°)までスロット37から離れて回転させられる。別の実施形態では、クランプ、ハウジング12を取り囲む弾力性のあるバンド、またはボルトとナットとの組合せをバイオネット・レバー21の代わりに使用することができる。使用される機構に関わらず、ハウジング12が閉位置にクランプされるとき、ガスケットが面31によって圧縮され、開口部28の周りに水密密封シールを形成することを理解されたい。
ガスケット25および26の各々は、各々が空洞49を画成する2つの環状リング48を含む。各環状リング48も、面31上のリブ50を取り囲む。リブ50は、キー・スロット34を取り囲む。空洞49およびリブ50の寸法は、ハウジング12が閉じられるときバイオネット・レバーの突起部36が通過できるのに十分であることのみを要する。代替の実施形態では、環状リング48は、それが半環状リングであるように改変される。どちらの実施形態でも、空洞49は水に曝されるが、ハウジングが閉位置にあるとき空洞27は水密のままである。
線16が開口部28を貫通してポーチの外側に延びるとき、密封シールを維持することが可能になる前に、追加の構造体が必要とされることに留意することが重要である。したがって、線16の周りに密封シールを維持するために、各部材19および20はそれぞれ、ボス41および42を含む。ボス41は、ガスケット19の隆起部43を受け入れるように寸法設定される。同様に、ボス42は隆起部44を受け入れる。各隆起部43および44はそれぞれ、ガスケット29および30の外側に曲がった外側面部分を受ける。
開口部28を空洞27内に、かつポーチ部分13およびガスケット30の向きを維持するために、ボス42は、ガスケット26、部分13内の穴51およびガスケット30内の穴52を貫通して延びる少なくとも1対のピン46を有する。同様なセットのピン46(図示せず)がボス41から延びる。一実施形態では、ピン46が向きを維持するように配置された後、次いでそれらは、平らにされたヘッド部分を形成するように処理され、それが、ガスケット26したがって部分13が不注意でピン46から取り外されるのを防止する。この実施形態では、各ピンが対向するピンの代わりにガスケット材料と位置合わせされるようにピン46の向きを互い違いにすることが重要であるが、代替の実施形態では、プラスチック・クリップがピン46の端部に付けられる。
内側ガスケット29および30の各々は、有線の電子装置と一緒に使用するための入口案内部を形成するチャネル57を含む。線が存在するとき、内側ガスケット29および30は、そのような線の存在によって底部縁部56のところで広げられる。線が定位置に全く無いとき、底部縁部56は効果的にチャネル57をシールして接触するであろう。通常、チャネル57の直径が、ハウジング12と一緒に使用することができる線16の最大直径を決める。一実施形態ではチャネル57は、約6ミリメートル(6.0mm)であり、別の直径を選択する際の実際的な制限は全く無いけれども、しかしながら、より大きな直径の線については、内側ガスケット29および30も同様に対応してより大きくする必要がある可能性があることが認められる。
部材19、20もポーチから延びる線の周りに密封シールを形成するために使用される構造体54を含む。より具体的には、部材19上の構造体54は、部材19に接着またはその他の態様で結合されていない、ガスケット25の未結合の部分55を受ける。同様に、部材20上の構造体54は、ガスケット26の未結合の部分55を受ける。各構造体54は、チャネル57が半円錐形のチャネル58と位置合わせされるように、内側ガスケット29および30と位置合わせされ、かつ並置される。半円錐形のチャネル58は、未結合の部分55内に存在する。線が存在する場合、未結合の部分55の頂部(すなわち、入口17に近接する)区画は、構造体54の隙間59を貫通して外に広がる。別法として隙間59を、未結合の部分55が構造体54内に完全に保持されるように実質的に取り囲むことができる。ガスケット25および26の頂部部分は、線が存在するとき空洞を貫通して自由に曲がることができるように、空洞59内で固定されない状態にあることができるべきである。
部材25および26が閉位置で位置合わせされ、線を定位置に有してガスケットがシールを作り出すとき、ガスケット25および26内の半円錐形空洞が線の直径と合致する点にシールが作り出される。このシールに圧力に対する抵抗力を与えるために、線が最初に接触している、ガスケット内の半円錐形空洞上の点のところに締め付け力を導入することが必要である。この締め付け力は、部材19および20の外部表面にセットされる傾斜路61上を摺動する、1つまたは1対の摺動レバー18の調整によって達成される。摺動レバーを傾斜路61を上に摺動させるとき、摺動レバー18の縁部64は、穴59を通り広げられている未結合の部分55の「外側面」と接触するようにさせられる。摺動レバー18の調整機能の程度は、縁部64によって生じるシール点を線の直径に応答して変化させることができるプリセットされた歯止め63または他の同様な手段のいずれかを介してもたらされる。
図1および2に示されたものの改変された形態である、本発明の第2の実施形態の一部材70が図示されている図3から7を次に参照する(同様な部品が同じ参照符号で示されている)。ハウジング12の別の部材は、図3に示す設計に似た設計を有するであろうが、それは例えばバイオネット・レバー21を受けるための相補的な構造体を有することは理解されるであろう。この実施形態ではガスケット71は、ポーチの開口端周りの密封シールを依然として、もたらしながら、バイオネット・レバー21がハウジングを通過するのを可能にする半環状部分72を有する。ガスケット71は、摺動レバー74によって係合される未結合の部分73も有する。未結合は、部分73が部材70に固定されず、ガスケット71の残りの部分に対して枢動または曲がることができることを意味する。この実施形態では構造体54は、改善された美観および機能性の両方をもたらす、部材70の一体化された部分であることに留意されたい。
シール・プレート75は、2つの主たる目的を有する。第1にそれは、部材70に対して並置される定位置にガスケット71を保持するために使用される。このようにすると、ガスケット71はシール・プレート75と部材70との間に挟まれ、複数のダボ(nib)76によって定位置に保持される。ダボ76は、部材70の内側面内に成型され、ガスケット71およびシール・プレート75を貫通して延びる。ダボ76は、ガスケット71およびシール・プレート75の部材70への永久的な結合を確実にするためにこぶ(knob)(図示せず)を形成するように加熱し変形させることができる。
シール・プレート75の第2の目的は、シート80をクランプ・バー81とシール・プレート75との間に固定することである。より具体的には、図4に示すように当初はスロット82の下にあるクランプ・バー81が、ダボが熱処理された後、折り重なり、少なくとも2つのダボ76と係合し、シート80を定位置にクランプすることである。クランプ・バー81とシール・プレート75がシート80を挟むことは当業者には明らかであろう。部材70と関連する他の特徴をより明瞭に示すために、クランプ・バー81が図3で省略されてきたことに留意されたい。シート80が図3に部分的にのみ示されるポーチ11を形成する2枚のシートのうちの1枚であり、ハウジングの対向する部材は、ポーチのもう1つの側をクランプするためのクランプ・バーの鏡像を有することにさらに留意されたい。したがってポーチの両方のシートは、1枚のシートが部材70に永久的に連結され、かつポーチのもう1枚のシートが対向する部材(図示せず)に永久的に連結されてクランプされる。
シール・プレート75は、シート80の頂縁部がスロット82および83を貫通して通るのを可能にする1対のスロット82も含む。したがって、シート80の一部分は84に指示される領域内でクランプ・バー81とシール・プレート75との間に挟まれる。さらに、シート80の一部分は85に指示される領域内でシール・プレート75とガスケット71との間に挟まれる。シート80の第3の部分は、86に指示される領域内で、この第3の部分とガスケット71がシール・プレート75を挟むように、スロット83を貫通して戻り通される。シール・プレート75は、対向する部材と係合し、それを閉位置に案内する少なくとも2つのピン77も含む。
円錐形の空洞87は、それと未結合の部分73の頂部部分88が協働して線が存在する場合にまたは線が存在しない場合にも線入口を密封するので、この実施形態ではガスケット71の重要な特徴である。摺動レバー74は、部材が閉位置にあるときそれぞれの頂部部分88が密封シールを形成するように、対向する部分73を強制的に一緒にする。これは図3に示す実施形態で使用されるのと異なるシール方法であることに留意されたい。
線が存在するとき、線はポーチ11の内部から開口部89およびニップル91を貫通して外に引き出される。ニップル91は、円錐形空洞87の内側に着座している。シート80が領域85内でシール・プレート75の後ろに挟まれているので、開口部89は開口部28と位置合わせしている(図2)。
図4は、図3に示すハウジング部材70、ガスケット71およびシール・プレート75の分解斜視図である。この実施形態では、摺動レバー74は未結合の部分73と係合するように部材70のスロット92を通り摺動する。戻り止め93は、ハウジングが閉位置にあるとき未結合の部分73に圧力を加える定位置に摺動レバー74を維持する。
さらにこの実施形態では、ポーチが存在した状態でクランプ・バー81が当初のまたは開位置に示されている。クランプ・バー81は、爪95と爪95から反対側のクランプ・バー81の端部のところの一体のワッシャー96とから構成される。クランプ・バー81はクリース97のところでシール・プレート75に結合される。ガスケット71が部材70に固定された後、ポーチをスロット82を通り、織り込み、次いでシール・プレートを、シール・プレートとポーチとの組合せおよび部材70がガスケット71を挟むように部材70に固定することができる。
ガスケット71およびシール・プレート75が部材70に固定された後、ダボ76Aが穴101および102を貫通して突き出し、ダボ76Bが穴99および100を貫通して突き出す。同様に、ダボ76Cおよび76Dは穴106および108と105および107とをそれぞれ貫通して突き出す。爪95がダボ76Aと係合し、ダボ76Bが穴98を通過するようにクランプ・バー81を曲げることによって、ポーチを永久的に部材70にクランプすることが可能である。ダボ76が加熱された要素によって変形させられるとき、それらはユニットの分解またはポーチの取り外しを防止するリベット状のヘッドを形成する。
ガスケット71の重要な特徴は、未結合の部分73を含むガスケット71の周囲に沿って走るリッジ110である。リッジ110が対向する部材上の対応するリッジと位置合わせされ、ガスケットに加えられる圧力によって閉じた構成で維持されるとき、密封シールが形成される。上記で述べたように、バイオネット・レバー21とハウジング12または120が必要な密封圧力をガスケットに加えるのが好ましい。シール・プレート75は、周囲リッジ110の内側に嵌合するように縮小されていることを除き、実質的にガスケット71と同様な形状を有することが好ましい。最後に部材70には、ガスケット71の後ろ側の対応するさね(tongue)を受けるようになされた溝(groove)94が設けられることに留意されたい。さねを溝94内に圧入することによって、ガスケット71は部材70に固定される。
図5および6は、部材70および対向する部材111が閉位置に維持されているハウジング120を示す。図5では線が全く存在しないので、摺動レバー74が「ゼロ」位置に示されている。摺動レバー75を、傾斜路ハウジング112の側面に沿って1、3、4、5で指示される複数の戻り止めのうちの1つのところまで下方に摺動させることによって、様々な標準寸法の線を容易に収容することができる。図5のハウジング120の図は、傾斜路構造部112を外側面内に一体化することによって実現される部材70の下側プロファイルを示す。図6は、入口17およびガスケットの未結合部分73に圧力を加えるように動作する2重傾斜路構造部112を示すハウジング120の上面図である。円錐形の空洞87、およびニップル91(図4参照)の寸法を変更することによって、事実上任意のサイズの線が容易にハウジング120によって収容され得ることが理解されるであろう。
図7は、やはり線が全く存在せず、摺動レバー74が両方とも傾斜路114の最上位置に配置される、図6の線7−7に沿って取られたハウジング120の断面斜視図である。この位置では、各摺動レバー74は、入口17を密封シールするためにガスケットの未結合部分73Aおよび73Bに圧力を加える。
一実施形態では、ガスケットは部材70および111にさねはぎ構造部115によって固定され、そこではガスケットのさねは、ハウジング120の対向する内側面内に成型される対応するチャネル94内に挿入される。ガスケットはさねと溝の間の摩擦嵌合によって定位置に保持される。エポキシまたは他の薬剤を単独または構造部115との組合せのいずれかでガスケットをプラスチック・ハウジングに固定するのに使用することができる。
シール・プレート75は、ポーチの内部から外に線を引き出すのに必要な空洞27を画成する。ガスケット70およびシール・プレート75は、ハウジング120がレバー21によって閉位置に保持されているとき、ポーチの周りに密封シールを作り出すように協働する。空洞27内では、ポーチの開口端または同様な予備成形された容器の開口端が「ドライ」環境で捕捉され、したがって水の進入から保護される。
したがって本発明は、防水ポーチまたは他の型式の容器の一端部の密封シールを提供する。本発明は、並置させるときドライ内部区域を形成する少なくとも2つの部材を備えるハウジングを有する。このドライ内部区域は、シール・プレートの周りに密封シールを形成し、線のための出口通路を形成するようにポーチまたは容器と連絡する1対のガスケットによって画成される。このシール・プレートは、ハウジングの2つの半体が開位置にあるときポーチが固定して保持されるように、ポーチの縁部を機構の境界内に保持するポーチ保持クリップを含むことが好ましい。
次に本発明の動作を説明する図8を参照する。第1のステップ121で、ハウジングは、ハウジングに連結されるポーチまたは他の容器の内部にアクセスを得るように開かれる。このステップ中、携帯電話またはインシュリン・ポンプなどの医療装置などの装置をポーチ内に配置する、または取り外すのいずれかが行われる。ハウジングが開位置にある状態で、ポーチの内部へのアクセスが容易に可能である。ステップ122に示すように、ポーチ内へのアクセスはハウジング122を介する。装置がポーチ内に固定して配置された後、ステップ123に示すように、使用者は任意選択で線をポーチの内側から外側に延ばすことができる。このステップは、線を掴み、次いでハウジング部材のうちの1つの出口上に配置し、手または他の保持機構によって定位置に保持することを必要とする可能性がある。ステップ124で、ハウジングの両方の部材を一緒にクランプするために、バイオネット・レバーを1つずつ動作させることによってハウジングは閉位置に戻される。このクランプ動作がポーチの頂部周りに密封シールを形成する。線が存在する場合、装置がポーチの内側にある間にこの線はハウジング内の入口から外に延ばされるであろう。最後にステップ125に示すように、摺動レバーが延ばされた線の周りに密封シールを形成するように調整される。線が全く存在しない場合、摺動レバーは、水が入口を通りポーチに入ることができないように、密封シールを維持するように調整される。別の実施形態では、ステップ125はステップ124の前に実施される。したがって、使用者は摺動部を最初の位置に調整し、次いでハウジングを閉じるであろう。この実施形態では、ガスケットは内向きの押し力と最小限の摺動力とに曝される。
本発明をその特定の実施形態に関連して説明してきたが、これらの実施形態は、単に例示であり、本発明の限定ではない。例えば、ハウジング部材およびガスケットは、特定の用途に応じて様々な異なる形状を含むことができる。さらに、ポーチまたは容器の開口端の周りにドライ環境を画成するように密封シールが形成され得る限り、これらの構成部品は任意の適切な材料から作製することができる。
本明細書での説明で、本発明の実施形態の完全な理解をもたらすために、構成部品および/または方法の例などの特定の詳細が提供されている。しかしながら当業者は、本発明の実施形態は、1つまたは複数の特定の詳細部なしで、あるいは他の機器、システム、アセンブリ、方法、構成部品、材料、部品、および/またはその他と共に実施することができることを理解するであろう。別の場合には、よく知られた構造物、材料、または操作は、本発明の実施形態の態様を不明瞭にするのを避けるために、具体的に示されずまたは詳細に説明されていない。一般に、本発明の機能は当技術分野で知られる任意の手段によって達成することができる。
本明細書で使用されるとき、本発明の実施形態の目的のための「クランプ」は、クランプされる要素間の関係を維持することを含むことができる任意の装置、機構または構造体であることができる。例えば限定ではなく、バイオネット・レバーは、例示としてただし限定ではなく、ハウジングを閉位置にかつ密封シールを入口17の周りに維持することができる電子的、磁気的、機械的システム、機器、または装置などの任意の所望のシール機構と置き換えることができる。同様に摺動レバーは、例示としてただし限定ではなく、密封シールを入口17の周りに維持することができる電子的、磁気的、機械的システム、機器、または装置などの任意の所望のシール機構と置き換えることができる。
本明細書で使用されるとき「線」は、例示としてただし限定ではなく、様々な周長の任意のケーブル、チューブまたは線を含むことができる。この線は、電気信号、電気エネルギの伝達、または流体の搬送などの別の目的に使用することができる。
この明細書全体にわたる「一実施形態(one embodiment)」、「ある実施形態(an embodiment)」または「特定の実施形態」は、その実施形態とともに説明される特定の特徴、構造、または特性は本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれるが、全ての実施形態に必ずしも含まれないことを意味する。したがって、この明細書の全体にわたり様々な場所での語句「一実施形態では」、「ある実施形態では」または「特定の実施形態では」のそれぞれの出現は、必ずしも同じ実施形態を指示していない。さらに、本発明の任意の特定の実施形態の具体的な特徴、構造、または特性は、任意の適切な態様で1つまたは複数の別の実施形態と組み合わせることができる。本明細書で説明されかつ図示される本発明の実施形態の別の変形形態および改変形態は、本明細書での教示に照らして可能であり、本発明の趣旨および範囲の一部分であるとみなされるべきであることを理解されたい。
図面/図に示された1つまたは複数の要素は、具体的な用途に従って有用であるように、より個別的なまたは一体化された態様で実施され、ある場合には動作不可能であるとして取り除かれ、または放棄されることさえあり得ることも理解されるであろう。
さらに、図面/図内の任意の信号の矢印は、そうではないと特に指摘されない限り、単に例示であり限定ではないとして考えられるべきである。さらに、本明細書で使用されるとき、用語「または(or)」は、そうではないと示されない限り、一般に「および/または」を意味するためのものである。分離または組合せが可能であることを表現していることがはっきりしないと用語が予想される場合は、構成部品またはステップの組合せも意味していると考えられるであろう。
本明細書で説明で使用されるとき、かつ添付の特許請求の範囲の全体にわたり、「1つの(a)」「1つの(an)」、および「その(the)」は、文脈が明瞭にそうではないと指示しない限り、複数の言及を含む。同様に、本明細書で説明で使用されるとき、かつ添付の特許請求の範囲の全体にわたり、「中で(in)」の意味は、文脈が明瞭にそうではないと指示しない限り、「中で(in)」および「上で(on)」を含む。
要約で説明されるものを含め、本発明の図示の実施形態の前述の説明は、網羅的であること、または本発明を本明細書で開示したまさにその形態に限定するためのものではない。本発明の特定の実施形態、および本発明のための実施例は本明細書で例示目的でのみ説明され、当業者が認め理解するように、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく様々な均等な改変が可能である。示されるように、これらの改変は、本発明の図示の実施形態の前述の説明に照らして本発明に対して行うことができ、本発明の趣旨および範囲内に含まれるべきである。
したがって、本明細書で本発明がその具体的な実施形態を参照して説明されてきたが、改変の自由度、様々な変更および置き換えは前述の開示内に意図されており、記載の本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、ある場合に本発明の実施形態のある特徴が、他の特徴の対応する使用なしで使用されることは理解されるであろう。したがって、本発明の本質的な範囲および趣旨に対して多くの改変が具体的な状況または材料に適合するように行うことができる。本発明は、添付の特許請求の範囲で使用される特定の用語、および/または本発明を実施するために企図される最良の形態として開示された具体的な実施形態に限定されず、本発明が添付の特許請求の範囲内に含まれる任意のかつ全ての実施形態および均等物を含むことは意図している。
Claims (12)
- 防水材料から形成される容器であって、前記容器の外側から線の一端にアクセス可能であるように、前記容器の内部から開口部を貫通して延びる前記線を有する容器と、
1対の対向する部材を有するハウジングであって、前記部材の各々が前記開口部に近接して前記容器に連結され、前記線が前記ハウジングの内部区域を貫通して延びるハウジングと、
前記ハウジングに連結され、前記対向する部材が係合するとき、前記線および開口部の周りに密封シールを形成するようになされたガスケットとを備える、繰り返し開き、次いで密封シールすることができる機器。 - 前記ハウジングの外周周りに密封シールを形成させるために十分な力で、前記1対の対向する部材を係合させるためのクランプ機構をさらに備える、請求項1に記載の機器。
- 前記クランプ機構が、前記対向する部材のうちの1つに永久的に連結され、かつ前記1対の対向する部材が選択的に分離されまたは係合されることのいずれかができるように前記1対の対向する部材のうちのもう1つに選択的に係合するようになされた、請求項2に記載の機器。
- 前記線の周りに密封シールを形成するように十分な力で前記線の周りの前記ガスケットの一部分を変形させるための線クランプ機構をさらに備える、請求項1に記載の機器。
- 前記ハウジングに未結合の、前記ガスケットの少なくとも一部分をさらに備える、請求項4に記載の機器。
- 前記線クランプ機構が、傾斜路上に配置されかつ前記未結合のガスケット部分上の圧力を選択的に調整するように前記未結合のガスケット部分と係合するようになされた摺動レバーを備える、請求項5に記載の機器。
- 前記ガスケットが1対のガスケットを備え、前記容器が前記ガスケットの間に挟まれるように、前記1対のガスケットの各々が、前記1対の対向する部材のうちの1つ部材に近接しかつ前記容器と前記1つの部材の間に配置される、請求項4に記載の機器。
- 前記ポーチの各側面が内側ガスケットと前記1対のガスケットのうちの1つとの間に挟まれるように、1対の前記内側ガスケットをさらに備える、請求項7に記載の機器。
- 前記1対のガスケットの各々がシール・プレートと前記1対の対向する部材のうちの1つの部材との間に挟まれるように、1対の前記シール・プレートをさらに備える、請求項7に記載の機器。
- 前記1対のシール・プレートがそれぞれ前記ポーチを保持するためのクランプ・バーを含む、請求項9に記載の機器。
- 延びた線が存在する場合前記線の周りに密封シールを形成するように、または延びた線が存在しない場合線の存在しないところに密封シールを形成するように、前記線の周りの前記ガスケットの一部分を選択的に変形させるための線クランプ機構をさらに備える、請求項1に記載の機器。
- 前記ガスケットが1対の対向するガスケットを備え、前記対向するガスケットの各々が前記1対の対向する部材のうちの1つの部材に近接して配置され、前記変形させられたガスケット部分が、前記線を係合するための円錐形の空洞と前記対向するガスケット上の相補的なリッジと係合するための周囲リッジとをさらに含む、請求項11に記載の機器。
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