JP2009502415A - 吸入器バルブ - Google Patents

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Abstract

バルブインレット(260)と、バルブアウトレット(270)と、計量されたエアロゾル薬剤をインレットからアウトレットへ搬送する回転式バルブ部品(280)とを備えた回転式計量バルブ(200)であって、回転式バルブ部品は、その内部で計量導管(310)と連通するインレットポート(290)およびアウトレットポート(300)を有し、インレットポートがバルブインレットに連通して、エアロゾル薬剤が計量導管内に侵入する吸入位置と、インレットポートおよびアウトレットポートが閉じて、計量されたエアロゾル薬剤が計量導管内に保持される計量位置と、アウトレットポートがバルブアウトレットに連通して、計量されたエアロゾル薬剤が回転式計量バルブから放出される放出位置と、を含む少なくとも3つの位置の間で順次回転可能であることを特徴とする回転式計量バルブ。

Description

本発明は、吸入器の技術に関し、とりわけ回転式の吸入器バルブもおよびこれに充填する方法に関する。
数多くの種類の薬剤が、高圧ガスやエアロゾル高圧ガスに含まれる薬剤の溶液、懸濁液または乳濁液などの流体の形態で供給され、患者の経口吸引により服用される。一例として、容器内にはプロピオン酸フルチカゾンなどのぜんそく薬が収容されている。通常の製造工程においては、計量バルブを容器のネック部に圧着することにより容器を封止する。そしてバルブを介してエアロゾル高圧ガスを容器に充填する。
患者に薬剤を投与するためには、この容器は、計量式吸入器(MDI)システムとして広く知られたシステムとして、アクチュエータとともに作動するものである。このアクチュエータは、容器充填用開口部を含むハウジングと、開口マウスピースとを有する。ノズル部品がハウジング内に配設され、ノズルオリフィスと連通するバルブステム受容孔を有する。オリフィスはマウスピースの方を向いている。容器から適正に計量された薬剤が投与されるように、バルブステムがノズル部品の受容孔に嵌合するまで、患者は、容器充填用開口部を介して容器をアクチュエータ内に挿入する。容器がこのように設置されると、通常、容器の対向する端部がアクチュエータハウジングの外側に若干拡張する。そして患者は、マウスピースを口にくわえ、バルブを作動させる。バルブの構造(デザイン)、ノズル部品の構造、および容器内部の圧力と大気圧の間の圧力差に起因して、正確に計量された霧状製剤が短時間に勢いよく患者に投与される。
図1は、従来式の吸入容器(缶)10の1つの実施形態の断面図を示す。吸入器10は、缶20とリニア式計量バルブアセンブリ30とからなる。計量バルブアセンブリは、基本的にはバルブ本体部90を含むバルブ機構40、バルブステム100、バルブスプリング125、ガスケット50、フェルール(口金)60、および支持リング70からなる。さらに、バルブ本体部90には開口部130が設けてあり、この開口部を介して薬剤がバルブ内に侵入する。図1およびそれ以下の図面において、吸入容器10は、作動状態のものを図示し、このときバルブは下方に配向されている。図1から明らかなように、バルブアセンブリ30は、クリンプ80により容器20に固定されており、すなわちフェルール60の上側部分は、容器20の下側部分にしっかり固定されるように圧着装置内で圧着される。さらに、吸入缶10は、クリンプ80によりガスケット50に対してプレスされた容器20の上側端部により封止される。バルブが動作毎に計量された薬剤を投与できるように、計量チャンバ110が設けられている。不使用状態にあるとき、第1シール150が計量容量を周囲空気から封止し、バルブステム100と第2シール140の間の微小ギャップにより、缶20内の内容物が計量容量内に侵入することができる。バルブ30を作動させたとき、バルブステムがバルブ本体部90内にさらに侵入して、バルブステムのより拡張された部分がシール140内に侵入して、缶の内部から計量容量を封鎖する。このとき、ステム孔120がシール150を通って計量容量内に入ると、計量容量内の加圧されたエアロゾル高圧ガスはバルブステム100を介して放出される。
リニア式の計量バルブ30は、計量バルブの市場において圧倒的に優位にあり、ほとんどすべての吸入アクチュエータはこのタイプの計量バルブを採用している。しかし、このタイプのバルブには数多くの問題点があり、すなわち例えば、スプリング125、バルブステムとシール140,150の間の摩擦力、および缶内の圧力に関連して比較的に大きな作動力を要すること、および容器を充填するためにシールを介して薬剤および高圧ガスの混合物を強制的に注入する必要があることなどの問題がある。さらに、リニア式バルブは比較的に数多くの構成部品からなり、バルブがリークすることのないように適正に作動させるためには、これらの構成部品を精度よく構成される必要がある。
米国特許第5,772,085号は、回転式の計量バルブの1つの実施形態を開示し、そのバルブステムは回転することができる。このバルブは、エアロゾルバイアル(薬瓶)と流体連通する幅広流路を含むノズルブロックを有する。ノズルブロックは、加圧されたエアロゾル薬剤を吐出するための出口流路を有する。エラストマ製のシール部品がノズルブロック内に配設され、ノズルブロックに対して固定される。チャンバがエラストマ製のシール部品の内側壁部により形成される。バルブステムは、シール部品内に取り付けられ、軸の周りに回転することができる。バルブステムは、開口部を含む凹部を有する。非投与状態にあるとき、流路と凹部の間の流路が開き、エアロゾル薬剤に自由にアクセスできる。バルブステムが回転すると、開口部が流路から外れるように移動して、開口部がシール部品により遮断され、凹部内に閉鎖的な容量を形成する。バルブステムがさらに回転すると、開口部が吐出流路に連通し、エアロゾル高圧ガスの作用により凹部内の内容物を吐出することができる。このバルブは中立的に付勢され、ばね付勢手段は設けられておらず、エアロゾル薬剤の圧力が付勢力を与えることはない。その変形例においては、バルブステムは、周辺に配置された複数の凹部を有し、バルブステムがさらに回転することにより、これらの凹部が順次充填され、その内容物が吐出される。
このバルブは、一見簡便ではあるが、キャニスタおよび大面積シール部品の内部の圧力を高く維持してリークさせないようすることは極めて困難であり、さらにバルブがバルブステムを包囲するエラストマ製のシール部品を有するとき、組み立て作業は非常に困難となる。また、バルブステム内の凹部の形態を有する単一の計量チャンバを有する基本的な構造において、作動させるためにはステムを180度回転させる必要があるが、複数の凹部を有する上述の実施形態では、封止の問題がより顕著となり、米国特許第5,772,085号で示唆されたキャニスタ内でのエアロゾル薬剤の自由な流れに関する利点が損なわれることになる。
さらに、このバルブは、従来のリニア式バルブと同様、エラストマ製のガスケットまたはシールを用いることが必要であるが、こうしたガスケットは薬剤および高圧ガスの混合物と接触するものであるから、薬剤および高圧ガスの混合物に対してガスケットを本質的に殺菌された状態に維持しなければならない。バルブが薬剤および高圧ガスの混合物に直接的に接触する部材をいくつか有する場合、許認可手続はより複雑となる。
本発明の目的は、先行技術の1つまたはそれ以上の問題点を解決する新規な吸入器バルブを提供することである。その目的は、独立クレームで定義された回転式計量バルブおよび充填方法により実現される。
新規な吸入器バルブは、先行技術に係る1つの計量凹部を有する回転式計量バルブに比して、その作動角が極めて小さく、バルブが複数の計量チャンバを有するとき、バルブの次回作動時に投薬されるエアロゾル薬剤を計量チャンバ内に自由に流入させることができる。
別の利点は、本発明に係る回転式計量バルブが簡便で、大量生産に適した構造を有する点にある。別の利点は、本発明に係る回転式計量バルブが、先行技術に係る回転式計量バルブに比して、漏れを防止する点にある。
別の利点は、いくつかの実施形態において、薬剤および高圧ガスの混合物と接触するバルブ機構のすべての構成部品を同一材料で作製し、エラストマ製のシールを必要としない点にある。
さらに別の利点によれば、本発明に係る回転式計量バルブは、これを用いて投与された用量数をカウントするための、信頼性が極めて高く簡便なカウンタ機構を有することができる。
さらに別の利点によれば、1つの実施形態において、回転式計量バルブの回転動作がカウンタ機構に直接的に接続され、カウンタ機構を極めて正確なものとすることができる点にある。
図2a〜図2cは、本発明に係る回転式計量バルブ200の1つの実施形態を示す概略的な断面図である。図2a〜図2cにおいて、バルブがキャニスタ210に固定され、
キャニスタおよびバルブアセンブリが、マウスピース230およびノズルブロック240を受容するステムとともに、吸入器ハウジング220内に配設されている。バルブはバルブ本体部250を有し、これは、図面では単一構造体として図示されているが、実際上の組み立ての理由から2つまたはそれ以上の部品で構成されていることが好ましい。バルブ本体部250は、キャニスタ210の内部と連通するバルブインレット260を有し、バルブインレット260を介して、キャニスタ内のエアロゾル薬剤が回転式計量バルブ200内に侵入する。さらにバルブ本体部250は、計量されたエアロゾル薬剤を放出するためのバルブアウトレット270を有する。開示された実施形態では、バルブアウトレット270は、ノズルブロック240に挿入される中空ステムとして構成されているが、ノズルなどのような任意の好適なデザインを有していてもよい。バルブ本体部250は、計量されたエアロゾル薬剤をバルブインレット260からバルブアウトレット270に供給するための回転式バルブ部品280を収容している。回転式バルブ部品280は、インレットポート290とアウトレットポート300を有し、ともに回転式バルブ部品280内の計量導管310と連通している。回転式バルブ部品280は、図2a〜図2cに順次図示したように、少なくとも3つの状態に順に回転することができる。
図2a:吸入位置では、インレットポート290がバルブインレット260に連通しているので、キャニスタ210内のエアロゾル薬剤と連通する。
図2b:計量位置では、両方のポート290,300が閉じて、計量されたエアロゾル薬剤が計量導管内に保持される。
図2c:放出位置では、アウトレットポート300がバルブアウトレット270に連通して、計量されたエアロゾル薬剤が回転式バルブ部品280から放出される。
アウトレットポートがバルブアウトレットに連通して、計量されたエアロゾル薬剤が回転式計量バルブから放出される放出位置と、
図2a〜図2cの実施形態では、吸入位置(図2a)のから放出位置(図2c)まで移動する回転角、すなわち作動角は約30度である。しかしバルブの仕様によっては、作動角として、5度〜120度の範囲、好適には5度〜45度の範囲、最も好適には10度〜30度の範囲の任意の好適な値を効果的に選択することができる。作動中に、インレットポート290およびアウトレットポート300がバルブ本体部250の内壁に沿って長い距離を回転移動するとき、これらのポートを完全に封止する必要があり、精度の高い表面仕上げが要求され、コストが増大して、作動機構をより複雑にする傾向があるので、上述のように、あまり大きな作動角は好ましくない。したがって、計量位置にあるときの作動角を小さくすることが好ましい。
1つの実施形態では、回転式バルブ部品280は、吸入位置と放出位置の間で往復運動的な回転運動を行うように構成してもよい。択一的な実施形態では、以下詳述するが、回転式バルブ部品280は、単一の方向に回転運動するように構成してもよく、このときポート290,300は、それぞれ交互にインレットポートおよびアウトレットポートとして機能することなる。
開示された実施形態では、インレットポート290およびアウトレットポート300は、回転式バルブ部品280に対し直径方向に対向しており、バルブインレット260およびバルブアウトレット270は、180度から作動角を引いた角度で配置されている。1つの実施形態において、計量導管310は、回転式バルブ部品280を貫通して、インレットポート290およびアウトレットポート300の間に延びる直線的な貫通孔として形成される。ただし、バルブの仕様によっては、図3に示すように他の手法でポートを構成することもできる。図3に示す回転式計量バルブは、互いに直径方向に対向しないインレットポート290およびアウトレットポート300の間に延びる「湾曲した」計量導管310を有する。より詳細には、インレットポート290およびアウトレットポート300は、180度から作動角を引いた角度で配置されている。図3に示す実施形態では、バルブインレット260およびバルブアウトレット270を直線的に配置して、両方のバルブシートに対するバルブ封止力を最大化することができる。
1つの実施形態によれば、回転式バルブ部品280は、図4aに示すように球形形状を有する。球形またはボール状の回転式バルブ部品280の利点は、エラストマ製のガスケットまたはシールを用いることなくバルブを構成できる点にある。したがって、薬剤高圧ガス混合物に対して不活性であることを確かめられた材質を用いて、回転式計量バルブ200を構成することができる。本発明の1の実施形態は、米国特許第5,772,085号で教示されたタイプの回転式計量バルブ200であり、回転式バルブ部品は球形形状を有するので、エラストマ製のシール部品を用いる必要性がない。
回転式計量バルブ200の構成部品は、任意の適当な部材を用いて作製することができるが、大量生産に適するように、ポリエチレンなどの成形プラスティック材料で作製することが好ましい。
図4bにおいて、回転バルブ部品にガイド手段を設けて、所望する方向以外の回転を防止してもよい。ガイド手段は、任意の適当な形状を有していてもよく、例えば図4bに示すような1つまたはそれ以上の回転式ガイドであってもよく、これは回転式バルブ部品の回転主軸の周りに回転するように中央に配置されたもの、回転式バルブ部品に設けられたフランジまたは溝によるによるガイド手段であってもよい。図4c〜図4eは、回転式バルブ部品の数多くの択一例を示すもので、図4cに示す回転式バルブ部品は円筒形状、図4dに示す回転式バルブ部品は円錐台形状、図4eに示す回転式バルブ部品は楕円形状を有する。
図2a〜図2cの実施形態において、回転式計量バルブ200は一方向充填バルブ320をさらに有し、一方向充填バルブは、回転式バルブ部品280が放出位置にあるとき、回転式バルブ部品280のインレットポート290と連通する充填インレット300を有する。本発明の1つの実施形態において、充填バルブは、好適には、バルブ本体部250、バルブ部品322、およびスプリング323の一部として構成されたバルブハウジング321を有する。バルブ部品322は、スプリング323によりバルブシート324に付勢され、不使用状態では閉じている。この一方向充填バルブ320を用いることにより、従来のリニア式計量バルブのようにシールなどを用いて高圧ガスを加圧することなく、キャニスタ内にエアロゾル高圧ガスを充填することができる。むしろ単に、バルブアウトレット270にエアロゾルのソースを取り付け、回転式バルブ部品280を放出位置にし、一方向充填バルブ320を介してキャニスタ210を充填することにより、キャニスタ210を充填することができる。択一的な実施形態では、キャニスタの充填を択一的な手法で行うことができ、充填バルブを省略することもできる。
図5aに示す回転式計量バルブ200の択一的な実施形態では、回転式バルブ部品280を充填バルブ320として利用する。この実施形態では、バルブ本体部250には、充填インレット330と、バルブアウトレット270に接触する充填チャンネル340とが設けられている。充填する際、回転式バルブ部品280を第4の充填位置に配置し、これはバルブの通常の使用に際しては不使用状態となり、キャニスタ210を充填するときにのみアクセスすることができる。キャニスタが充填された後であって、エアロゾルのソースがバルブアウトレット270から取り外される前に、回転式バルブ部品280を通常の使用位置に回転させる。図4aに示すように、充填位置は、回転式バルブ部品280が吸入位置または放出位置から、バルブの通常の使用のための回転軸の周りに所定の角度だけ超えた位置に回転させられた位置であってもよい。しかし、回転式バルブ部品280が球形のバルブ表面を有する場合、充填位置は、作動回転軸の周りに回転式バルブ部品280を回転することを制限した後、作動回転軸以外の回転軸の周りに回転式バルブ部品280を回転させる位置とすることができる。
図5bに示す回転式計量バルブ200のさらに別の択一的な実施形態では、回転式バルブ部品280には、インレットポート370およびアウトレットポート360を有する充填導管350が配設されている。充填導管350のポートは、図5aの上記実施形態と同様、回転式バルブ部品280が充填位置にあるとき、バルブアウトレット270からバルブインレット260に至る充填流路を有するように構成されている。図面を分かりやすくするために、図2a〜図5bにおいて、バルブを作動させる手段については図示されていない。回転式バルブ部品280の作動を数多くの手法で制御することができる。1つの実施形態によれば、回転式バルブ部品280に接続されたレバー(梃子)手段(図示せず)を用いて動作を制御する。別の実施形態では、回転式バルブ部品280と連動する連結レバー装置(図示せず)を用いて動作を制御する。さらに別の実施形態では、回転式バルブ部品と連動するギア装置を用いて動作を制御する。こうしたギア装置の1つの実施形態が図6a〜図6cに図示されており、ギア歯400が回転式バルブ部品280内に形成され、リニア式作動キャップ410がかみ合いラックギア420を有する。
図7は、本発明に係る回転式計量バルブ200を有する計量式吸入器の1つの実施形態を示し、回転式計量バルブは、回転式バルブ部品280を放出位置に回転させるためのブレス作動手段500を備える。ブレス作動手段500は、空気インレット510と、回転式バルブ部品280上に固定されたスロットル部品520とを有する。患者が図7に示す計量式吸入器を口にくわえ、息を吸い込むと、空気インレット510から空気の流れにより、スロットル部品520およびレバー530に力が加わり、回転式バルブ部品280が放出位置に回転する。その結果、回転式計量バルブ200が作動し、計量されたエアロゾル薬剤が患者により吸入される。択一的には、本発明に係る回転式計量バルブ200は、例えば国際特許出願WO 01/70315、WO 00/16835、WO 01/37909、およびWO 06/004496に記載されたような他のタイプのブレス作動機構と組み合わせることができる。
図8aおよび図8bは、用量カウンタ600が設けられた、本発明に係る回転式計量バルブ200を概略的に図示するものである。この図示された実施形態において、用量カウンタ600は、回転式計量バルブ200の周囲に配置された環状表示ホイール610と、回転式バルブ部品280の往復運動的な回転運動に連動して、表示ホイール610を時計方向に回転させる爪部620とからなる。図8aおよび図8bに示すように、さらに図9に詳細に図示したように、表示ホイール610は、爪部620と係合する環状ラチェット表面630と、周囲インデックス表面640とから構成される。図8aおよび図8bでは、爪部620を含む回転式バルブ部品280および表示ホイール610の内側部分以外のすべての構成部品が断面図として図示されている。バルブ本体部250には、回転式計量バルブ200の周りを回転するように表示ホイールを支持する支持構造体650が設けられている。従来からある任意の爪/ラチェット機構と同様、このカウンタ機構600は、任意の好適なタイプのものであってよいが、逆回転防止手段(図示せず)を有する。表示ウィンドウ660をアクチュエータハウジング220内に配設することにより、ユーザが残存用量回数または使用用量回数を読み取ることができる。図示された用量カウンタ600は、回転式計量バルブ200と完全に一体化されているので、回転式バルブ部品280が作動することにより、カウンタ機構600を直接的に作動させることができ、極めて信頼性が高い。さらに、カウンタ機構600の作製および組み立てに際して、少数の構成部品、あるいは爪部が回転式バルブ部品280の一部として設計された場合には可能性としてただ1つの構成部品を追加するだけでよいので、極めて安価に製造することができる。また、回転式バルブ部品280の回転運動に直接的に連動させることにより、信頼性高く効率的な手法で、他のタイプの用量カウンタを作動させることができる。
図10は、本発明に係る回転式計量バルブ200の択一的な実施形態を概略的に図示するものである。この実施形態において、回転式バルブ部品280は、回転対称に構成され、矢印Aで示す方向、すなわち単一方向の回転にのみ回転することができる。こうして、インレットポートおよびアウトレットポートの代わりに、回転式バルブ部品280内の計量導管310に接続されたポート380,300が用いられる。上述のように、回転式計量バルブ200はさまざまな手法で作動され、その手法についてここでは詳細には説明しない。この実施形態では、作動させる毎に、回転式バルブ部品280を180度回転させる必要があるが、図11aおよび図11bに示すように、独立した2つの計量導管310a,310bと、それぞれに対して2つのポート290a,300aおよびポート290b,300bを回転式バルブ部品280に設けることにより、各作動間の回転角度を90度に低減することができる。この実施形態では、回転式バルブ部品280が回転するとき、すべてのポート290a,300aおよび290b,300bがバルブインレット260およびバルブアウトレット330と順次位置合わせされるように配置されている。独立した3つまたはそれ以上のかみ合い導管310を設けることにより、角度をさらに小さくすることができる。ただし、吸入位置(図2a)と放出位置(図2b)の間の回転角は比較的にさらに小さく、計量導管310からのリークに関するすべての問題を排除することができることに留意されたい。
図10の回転式計量バルブの利点は、回転式バルブ部品280の一方向の回転により直接的に用量カウンタ600を作動させるため、計量精度が100%である点にある。100%精度の用量カウンタ600の一例を図10に示し、ここでギアホイール670は、回転式バルブ部品280の回転動作を、ギアホイール670と係合する爪歯680のラックを有する環状表示ホイール610に伝達する。このタイプの用量カウンタ600は、一方向の回転動作により計量する任意のバルブとともに用いることが可能である点に留意されたい。
高圧ガス内に薬理効果を有する物質を収容するための従来式の吸入器缶であって、吸入器装置に搭載される吸入器缶の断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブの1つの実施形態および作動順序を示す断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブの1つの実施形態および作動順序を示す断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブの1つの実施形態および作動順序を示す断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブの別の実施形態を示す断面図である。 回転式計量バルブの取り得る形状を示す概略図である。 回転式計量バルブの取り得る形状を示す概略図である。 回転式計量バルブの取り得る形状を示す概略図である。 回転式計量バルブの取り得る形状を示す概略図である。 回転式計量バルブの取り得る形状を示す概略図である。 本発明に係る回転式計量バルブの択一的な実施形態を示す断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブの択一的な実施形態を示す断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブのさらに別の実施形態および作動順序を示す断面図である。 本発明に係る回転式計量バルブのさらに別の実施形態および作動順序を示す断面図である。 本発明に係るブレス作動機構を有する回転式計量バルブのさらに別の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るカウンタ機構を有する回転式計量バルブのさらに別の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るカウンタ機構を有する回転式計量バルブのさらに別の実施形態を示す断面図である。 カウンタ表示リングの概略的な斜視図である。 本発明に係る用量カウンタ機構を有する回転式計量バルブのさらに別の実施形態を示す断面図である。 2つの計量導管を有する回転式計量バルブの概略図である。 2つの計量導管を有する回転式計量バルブの概略図である。
符号の説明
200:回転式計量バルブ、210:キャニスタ、220:吸入器ハウジング、230:マウスピース、240:ノズルブロック、250:バルブ本体部、260:バルブインレット、270:バルブアウトレット、280:回転式バルブ部品、290:インレットポート、300:アウトレットポート、310:計量導管、320:一方向充填バルブ、330:充填インレット、340:充填チャンネル、350:充填導管、360:アウトレットポート、370:インレットポート、400:ギア歯、410:リニア式作動キャップ、420:かみ合いラックギア、500:ブレス作動手段、510:空気インレット、520:スロットル部品、600:用量カウンタ、610:環状表示ホイール、620:爪部、630:環状ラチェット表面、650:支持構造体。

Claims (32)

  1. バルブインレット(260)と、バルブアウトレット(270)と、計量されたエアロゾル薬剤をインレットからアウトレットへ搬送する回転式バルブ部品(280)とを備えた回転式計量バルブ(200)であって、
    回転式バルブ部品は、その内部で計量導管(310)と連通するインレットポート(290)およびアウトレットポート(300)を有し、
    インレットポートがバルブインレットに連通して、エアロゾル薬剤が計量導管内に侵入する吸入位置と、
    インレットポートおよびアウトレットポートが閉じて、計量されたエアロゾル薬剤が計量導管内に保持される計量位置と、
    アウトレットポートがバルブアウトレットに連通して、計量されたエアロゾル薬剤が回転式計量バルブから放出される放出位置と、
    を含む少なくとも3つの位置の間で順次回転可能であることを特徴とする回転式計量バルブ。
  2. 請求項1に記載の回転式計量バルブであって、
    吸入位置と放出位置の間の作動角は、5度〜120度の範囲、好適には5度〜45度の範囲、最も好適には10度〜30度の範囲にあることを特徴とする回転式計量バルブ。
  3. 請求項1または2に記載の回転式計量バルブであって、
    計量チャンバは、インレットポートとアウトレットポートの間に延びる回転式バルブ部品内の貫通孔であることを特徴とする回転式計量バルブ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    インレットポートとアウトレットポートは、回転式バルブ部品に対して直径方向に配置され、
    バルブインレットとバルブアウトレットは、180度から作動角を引いた角度で配置されることを特徴とする回転式計量バルブ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    バルブインレットとバルブアウトレットは、回転式バルブ部品に対して直径方向に配置され、
    インレットポートとアウトレットポートは、180度から作動角を引いた角度で配置され、
    計量導管が湾曲していることを特徴とする回転式計量バルブ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品が放出位置にあるとき、回転式バルブ部品のインレットポートと連通する充填ポート(330)を含む一方向充填バルブを有することを特徴とする回転式計量バルブ。
  7. 請求項6に記載の回転式計量バルブであって、
    一方向充填バルブ(320)はバルブ部品(322)を有し、
    バルブ部品は、スプリング(323)によりバルブシート(324)に付勢され、不使用状態では閉じていることを特徴とする回転式計量バルブ。
  8. 請求項1〜5のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は、通常の動作範囲を超えた回転角に配置された充填位置まで回転可能であり、
    回転式計量バルブが通常動作するとき、上記回転角は規制された角度であることを特徴とする回転式計量バルブ。
  9. 請求項8に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品が充填位置にあるとき、インレットポートは充填インレット(330)に連通し、アウトレットポートは充填チャンネル(340)を介してバルブアウトレットに連通することを特徴とする回転式計量バルブ。
  10. 請求項8に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は、インレットポート(360)およびアウトレットポート(370)を含む充填導管(350)を有し、
    これらのポートは、回転式バルブ部品が充填位置にあるとき、バルブアウトレット(270)からバルブインレット(260)に至る充填流路を形成するように構成されていることを特徴とする回転式計量バルブ。
  11. 請求項1〜10のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は球形形状を有することを特徴とする回転式計量バルブ。
  12. 請求項8〜10のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は球形形状を有し、
    作動回転軸以外の回転軸の周りに回転式バルブ部品を回転させる位置に、充填位置を配置することを特徴とする回転式計量バルブ。
  13. 請求項1〜10のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は、
    円錐台形状、円筒形状、または楕円形状を有することを特徴とする回転式計量バルブ。
  14. バルブインレット(260)と、バルブアウトレット(270)と、計量されたエアロゾル薬剤をインレットからアウトレットへ搬送する回転式バルブ部品(280)とを備えた回転式計量バルブ(200)であって、
    回転式バルブ部品は球形形状を有することを特徴とする回転式計量バルブ。
  15. 請求項1〜14のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品の回転を、回転式バルブ部品に接続されたレバー手段を用いて制御することを特徴とする回転式計量バルブ。
  16. 請求項1〜14のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品の回転を、回転式バルブ部品に連動する連結レバー装置を用いて制御することを特徴とする回転式計量バルブ。
  17. 請求項1〜14のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品の回転を、回転式バルブ部品に連動するギア装置を用いて制御することを特徴とする回転式計量バルブ。
  18. 請求項1〜14のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品の回転を、回転式バルブ部品に連動するリニア式ギアラック装置を用いて制御することを特徴とする回転式計量バルブ。
  19. 請求項1〜18のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品を放出位置に回転させるためのブレス作動手段を有することを特徴とする回転式計量バルブ。
  20. 請求項1〜19のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は、吸入位置と放出位置の間で往復運動的な回転運動を行うように構成されることを特徴とする回転式計量バルブ。
  21. 請求項20に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品の往復運動が爪部に伝達され、用量カウンタ(600)を段階的に駆動することを特徴とする回転式計量バルブ。
  22. 請求項21に記載の回転式計量バルブであって、
    爪部は、回転させるためのかみ合いラチェットとともに、表示ホイール(610)を駆動するように構成されていることを特徴とする回転式計量バルブ。
  23. 請求項22に記載の回転式計量バルブであって、
    表示ホイールは環状であり、回転式計量バルブを包囲することを特徴とする回転式計量バルブ。
  24. 請求項1〜19のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    回転式バルブ部品は、単一方向に回転運動するように構成され、
    ポート(290,300)は、それぞれ交互にインレットポートおよびアウトレットポートとして機能することを特徴とする回転式計量バルブ。
  25. 請求項24に記載の回転式計量バルブであって、
    単一方向の回転運動がカウンタ機構に直接的に伝達されることを特徴とする回転式計量バルブ。
  26. 請求項25に記載の回転式計量バルブであって、
    単一方向の回転運動が、ギア装置(670,680)を介して、表示ホイール(610)を駆動するように構成されたことを特徴とする回転式計量バルブ。
  27. 請求項26に記載の回転式計量バルブであって、
    表示ホイールは環状であり、回転式計量バルブを包囲することを特徴とする回転式計量バルブ。
  28. 請求項24〜27のいずれか1に記載の回転式計量バルブであって、
    第1の計量チャンバ(310a)に内部接続された第1の対のポート(290a,300a)に加えて、回転式バルブ部品が、関連する計量チャンバ(310b)に内部接続された少なくとも1つの追加的な対のポート(290ba,300b)を有し、
    回転式バルブ部品が単一方向の回転運動するとき、これらのすべてのポートがバルブインレットおよびバルブアウトレットに順次位置合わせされるように構成されることを特徴とする回転式計量バルブ。
  29. 計量式吸入器のキャニスタ/バルブ装置であって、
    請求項1〜28のいずれか1に記載の回転式計量バルブを有することを特徴とする装置。
  30. 計量式吸入器であって、
    請求項1〜28のいずれか1に記載の回転式計量バルブを有することを特徴とする計量式吸入器。
  31. 請求項6または7に記載の回転式計量バルブを用いて、キャニスタを充填する方法であって、
    回転式計量バルブを放出位置に配置するステップと、
    エアロゾルのソースをバルブアウトレットに接続するステップと、
    エアロゾルのソースをバルブアウトレットから取り外すステップとを有することを特徴とする方法。
  32. 請求項8〜10のいずれか1に記載の回転式計量バルブを用いて、キャニスタを充填する方法であって、
    回転式計量バルブを充填位置に配置するステップと、
    エアロゾルのソースをバルブアウトレットに接続するステップと、
    バルブを介して、キャニスタを充填するステップと、
    エアロゾルのソースをバルブアウトレットから取り外す前に、回転式計量バルブを通常の使用位置に配置するステップとを有することを特徴とする方法。
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