JP2009303206A - 個体撮像装置及び監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】33μmの画素ピッチを有する8−14μmの遠赤外線固体撮像素子やレンズや反射望遠鏡の、垂直方向も低周波数から低い変調度を補いオーバーシュートやアンダーシュートを押さえ、画像処理を容易にする。
【解決手段】33μm以下の画素ピッチを有し水平640画素垂直480画素以上の8−14μmの遠赤外線撮像素子と輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有し、ラインメモリを7本有し、0から7までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力する固体撮像装置と、精度が11μm以下でかつ絞り値が2以下のカルコゲナイド製非球面レンズまたは精度が11μm以下でかつ絞り値が2以下の反射望遠鏡と、画像処理装置とを用い、前記固体撮像装置から出力した映像信号を前記画像処理装置で処理することにより移動物体の進入を検出する。
【選択図】 図1

Description

固体撮像素子を用いた撮像装置の監視システム改良に関するものである。
近赤外線と中赤外線と遠赤外線との定義は、目的や業界により様々なので、以下赤外線の定量的な区別を大気中の透過性の概略波長で行う。
図6は遠赤外線監視の動作を示す模式図で可視光と赤外線の1.8kmの大気中の透過性の概略である。図6において、太陽光は大気の窓と称される特定波長0.4μm−1.3μm(可視光と近赤外線の短波長側)と1.5μm−1.8μm(近赤外線の中央波長)と2μm−2.6μm(近赤外線の長波長側)と3μm−4.2μmと4.4μm−5μm(中赤外線)と8−14μm(遠赤外線)で1.8kmの大気を大きく減衰せずに通過する。(非特許文献1参照)ところで8−14μm(遠赤外線)では放射強度と30℃前後の物体温度とが比例し、太陽光が低レベルである。(非特許文献2参照)
つまり、5μm以下の赤外線を検出する赤外線固体撮像素子を用いた撮像装置を有する監視システムでは、被写体に太陽光が直接当たる状態では太陽光の影響を受け、背景と移動物体との区別が困難である。したがって、従来の撮像装置の全体構成を示すブロック図の図5の様に、8−14μmの固体撮像素子とカルコゲナイド(S,Se,Te,Ge,As,Sb)等8−14μmの遠赤外線光学系を用い、被写体の8−14μmの放射強度を温度で色分けして映像出力する撮像装置を用いる。
しかし、夏の晴天では、直射日光が当たり続けた舗装面温度が、体温以上に上昇し、人体と被写体の8−14μmの放射強度が同等以上になり、区別が付かない。具体的には従来の撮像装置の全体構成を示すブロック図の図5の体温と同等温度の背景の19と、人物6との区別が付かない。2007年には40度以上の気温も熊谷等の複数個所で複数回記録した。そこで、体温より高温の背景の18もありうる。
そのため、侵入物体を検出するセンサ17が、可視光のガラスレンズ12と可視光の固体撮像素子とを用いる撮像装置13と8−14μmの遠赤外線撮像装置11とに併用されていた。
ガラス、金属、結晶の非球面研磨精度が5μm以下と遠赤外線波長8−15μmと同等以下となり、遠赤外線透過の非球面光学系が実用化された。(非特許文献3参照)マルチ成形研削盤の非球面レンズ加工も0.2μm以下の精度で高速化され、非球面補正レンズを用いたシュミットカセグレン天体望遠鏡の納期が1/12に短縮された。(非特許文献4参照)その結果、遠赤外線レンズの収差とフレアとゴーストが低減し、コントラストと変調度が向上した。
さらに、水平640画素垂直480画素と従来のテレビジョンと同等画素の遠赤外線撮像素子も製品化された(非特許文献5参照)。
輪郭補正のオーバーシュートやアンダーシュートは温度測定の誤差となるので、輪郭補正は8−14μmの撮像装置では実施しないのが一般的だった。
ところで、可視光のカラーカメラでは、ラインメモリを2本有し、0から2までの整数水平周期分遅らせた各映像信号から垂直輪郭補正信号を発生している。さらに、3CCDの高級監視カメラでは、照度が確保されている、低感度時は、輪郭補正周波数帯域を広くして、画面上の輪郭が細く自然になる様にしている。そして、高感度時に水平輪郭補正の中心周波数を低下させていた(特許文献1参照)。また、雑音を防止するため、小振幅の輪郭補正信号は圧縮制限していた。また、輪郭が過剰に強くなるのを防止するため、大振幅の輪郭補正信号は圧縮制限していた。さらに、放送用カメラでは、輪郭が過剰に強くなるのを防止するため暗部の輪郭補正信号を減衰させ、顔のしわを目立たなくするため肌色の部分は輪郭補正信号を負極性にしていた。
4μm以上の赤外線は、可視光用ガラスを透過しない。そのため、カルコゲナイド(S,Se,Te,Ge,As,Sb)製のレンズを組合せて使用するが、可視光用レンズに比較し、収差もフレアも大きく、光学変調度(OTF)も低周波数から低く、コントラストも解像度も低い。カメラの総合変調度(MTF)はOTFに撮像素子の変調度をかけたものになり、OTFより低くなる。
カルコゲナイド製等の赤外線用平板も可視光用ガラス製の平板に比較し、平面性が悪く、反射も大きく、光学絞り中心付近に光量減衰(ND)フィルタ(スポットND)を配置すると画質劣化が伴う。
さらに、8−14μmの赤外線は300K付近の温度に比例するから、撮像素子の赤外線放射が、レンズで反射し、高放射物体を撮像した画素の周囲画素の低放射レベルが特に上昇し、高放射物体の輪郭がにじんでしまう。
そのため、水平640x垂直480のVGA以上の画素数の固体撮像素子を用いても、波長の光学系の絞り値倍と同等の画素ピッチのため光学分解の理論限界領域になり、収差の少ない高価な非球面レンズを用いても水平方向も垂直方向も低周波数から低い変調度となる。具体的には光学系の絞り値Fnoと光の波長λと垂直有効画素数Nvと有効画面高さhとから空間周波数ωは ω=2*Fno*λ*Nv/hとなり、光学変調度OTFは、OTF=(2*arccos(ω/2)-sin(2*arccos(ω/2))/πとなる。λ=10μmでFnoを1としてもNv=480で画素ピッチ23.5μmでh=11.28mmならOTFは0.475と半減する。
可視光であっても、普及している交換レンズの結像寸法の撮像素子有効画高5.4mmで垂直有効画素数4000画素以上となると画素ピッチ1.35μmと、赤端波長0.7μmの2倍以下で緑中心波長0.55μmの2.4倍となり、光学分解の理論限界領域になり、高価な蛍石や低分散ガラスや高屈折ガラスを組み合わせて収差を低減してもFno2以上の実用領域では、低周波数から低い変調度となる。家電HDTVの結像寸法である撮像素子有効画高約3mmで垂直有効画素数2000画素以上となっても同様となる事が予想される。また、撮像素子の感度に比較して、被写体照度が高く、レンズ等の光学系の絞りを絞り過ぎて光学系の変調度が低くなり過ぎることを防止するため、光量減衰(ND)フィルタを用いる。放送用カメラでは、複数のNDを内蔵し複数のNDを切り替えて高い変調度を確保しているが、監視用カメラでは、光学絞り中心付近に光量減衰(ND)フィルタ(スポットND)を配置すると画質劣化が伴う。また、可視光の波長による焦点のずれ(分散)の少なさをアッベ数νdで示すが、蛍石のνdは95.2で、低分散ガラスのνdは80から95である。νdが90以下のガラスのみ用いる30倍以上のズームレンズやνdが95以下のガラスのみ用いる70倍以上のズームレンズでは、望遠端付近で、収差が残り、低周波数から低い変調度となる。
また、電子増倍CCD撮像素子(Electron Multiplying-CCD以下EM−CCDと略す)は、電子冷却と組み合わせて感度を高くできるが、EM−CCDの電子増倍を行う水平転送電極(Charge Multiplication Gate以下CMGと略す)は、CMG電圧振幅が高い高電子増倍時は、電子増倍率が揺らぎ、1/f低周波雑音成分が増大する。そのため、EM−CCDを特に強く電子冷却してCMG電圧振幅も最小限にする(非特許文献6参照)。CMOS撮像素子は安価だが、1/f低周波雑音成分が大きくなり易い。波長同等の画素ピッチを有する固体撮像素子も1/f低周波雑音成分が大きくなり易い。
特開2003−102021号公報
R.D.Hudson.Jr「INFRADRED SYSTEM ENGINEERINGS」(John Willey & Son.1969) 日本建築学会計画系論文集第459号 http://www.ikuta-sk.com http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20080331/151741/ 日本電気株式会社BGE027−2007−03AF 浜松ホトニクス 高感度カメラの原理と技術 Cat No.SCAS0020J01
本発明の目的は、固体撮像素子の、垂直方向も低周波数から低い変調度を補うこととオーバーシュートやアンダーシュートを押さえることの両立である。
上記課題を達成するため、本発明では、光学系と波長の前記光学系の絞り値倍の3倍以下の画素ピッチを有する固体撮像素子と輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有する固体撮像装置において、ラインメモリを2N(Nは自然数)+5本以上有し、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力することを特徴とする固体撮像装置である。
つまり本発明は、8−14μmの遠赤外線固体撮像素子において画素ピッチが(8−14μmの中心波長の3倍の)33μm以下の遠赤外線固体撮像素子や撮像素子有効画高5.4mm以下で垂直有効画素数4000画素以上の固体撮像素子や撮像素子有効画高約3mmで垂直有効画素数2000画素以上の固体撮像素子を用いた撮像装置の特有の垂直方向も低周波数から低い変調度を補う信号処理による補正の工夫である。また、撮像素子の感度に比較して、被写体照度が高く、レンズ等の光学系の絞りを絞り過ぎたり、ズームレンズ望遠端の収差補正不足で、光学系の変調度OTFが低くなった場合の、低周波数から低い変調度を補う信号処理による補正の工夫である。
また、光学系と33μm以下の画素ピッチを有し水平640画素垂直480画素以上の8−14μmの遠赤外線撮像素子と輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有し、ラインメモリを2N(Nは自然数)+5本以上有し、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号からから発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力する固体撮像装置と、前記光学系に精度がおおよそ(8−14μmの中心波長の)11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下のカルコゲナイド製非球面レンズまたは精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の反射望遠鏡の少なくとも一方と、画像処理装置とを用い、前記固体撮像装置から出力した映像信号を前記画像処理装置で処理することにより移動物体の進入を検出することを特徴とする監視システムである。
また、光学系と波長の前記光学系の絞り値倍の3倍以下の画素ピッチを有する固体撮像素子と電子増倍CCD撮像素子とCMOS撮像素子との少なくとも一つの固体撮像素子と、輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有する固体撮像装置において、ラインメモリを2N(Nは自然数)+5本以上有し、所定の映像信号レベル以上(の明部)では、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力し、所定の映像信号レベル以下(の暗部)では、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した加重平均(雑音低減映像)信号を加算した映像信号を出力することを特徴とする固体撮像装置である。
本発明の固体撮像装置では、垂直方向も低周波数から低い変調度の映像信号しか撮像素子から出力されなくても、オーバーシュートやアンダーシュートを押さえた輪郭補正を実施した映像信号を出力可能となる。
本発明の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭補正回路の詳細ブロック図 本発明の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭補正を示す模式図((a)垂直輪郭補正前信号(b)垂直輪郭7H成分補正信号(c)垂直輪郭5H成分補正信号(d)垂直輪郭補正信号3H成分(e)垂直輪郭7H5H3H補正後信号(f)垂直輪郭5H3H補正後信号 (g)垂直輪郭3H補正後信号) 従来技術の可視光の垂直輪郭補正回路の詳細ブロック図 本発明の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図 従来技術の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図 遠赤外線監視の動作を示す模式図 本発明の他の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭/加重平均補正回路の詳細ブロック図 本発明の他の1実施例の可視光監視システムの全体構成を示すブロック図
本発明の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図の図4と、本発明の1実施例の垂直輪郭補正回路の詳細ブロック図の図1と、本発明の1実施例の垂直輪郭補正を示す模式図の図2とを用いて本発明の1実施例を説明する。
本発明の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図の図4と従来技術の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図5との相異は、図5のセンサ17やガラス光学系12や可視光撮像装置13や画像処理装置14や録画装置16やモニタ15がなく、遠赤外光学系1が非球面レンズまたは反射望遠鏡からなり、映像処理部9に7H等の多H垂直輪郭補正とを含むかどうかである。
本発明の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭補正回路の詳細ブロック図の図1と従来技術の可視光の垂直輪郭補正回路の詳細ブロック図の図3との相異は、ラインメモリの個数と乗算器の個数である。
本発明の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図の図4において、8−14μmの遠赤外線の中央波長11μmと2倍の22μmと3倍の33μmとから、1はカルコゲナイド(S,Se,Te,Ge,As,Sb)等8−14μmの遠赤外線透過光学系の精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の非球面レンズまたは精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の反射望遠鏡、2は8−14μmの遠赤外線撮像装置であり、3は侵入者検知や不審行動検出等の移動物体画像処理装置、4は映像表示装置(モニタ)、5は録画装置であり、6は移動物体、7は背景であり、8は14bit以上のA/D含む23.5μm等33μm以下の画素ピッチの遠赤外撮像部、9は多走査線(H)垂直輪郭補正含む映像処理部である。
本発明の1実施例の多H垂直輪郭補正回路の詳細ブロック図の図1において、20〜26、33は加算器であり、M1〜M7はラインメモリ部であり、N1〜N3とN5〜N7は負の掛け算器であり、P4は正の掛け算器である。さらに、27はレベル検出器であり、31は小振幅大振幅の圧縮制限器であり、32は正負と増幅度を可変する掛け算器である。
本発明の1実施例の多H垂直輪郭補正を示す模式図の図2において、(a)は低周波数から低い変調度の垂直輪郭補正前信号、(b)は垂直輪郭補正7H成分信号、(c)は垂直輪郭補正5H成分信号、(d)は垂直輪郭補正3H成分信号であり、(e)は垂直輪郭補正7H5H3H成分補正後信号である。つまり、本発明では、(b)の垂直輪郭補正7H成分と(c)の垂直輪郭補正5H成分と(d)の垂直輪郭補正3H成分とを加算することにより、(e)の垂直輪郭7H5H3H補正後信号は垂直輪郭が再生され、オーバーシュートやアンダーシュートによる画像処理装置3における輪郭検出誤りがほとんどなく輪郭検出が容易となる。また、本発明では、(c)の垂直輪郭補正5H成分と(d)の垂直輪郭補正3H成分とを加算することにより、(f)の垂直輪郭5H3H補正後信号は垂直輪郭がおおよそ再生され、画像処理装置3における輪郭検出誤りが少なく輪郭検出が容易となる。それに対し、(g)は従来の可視光用垂直輪郭補正を適用した垂直輪郭3H補正後信号であり、オーバーシュートやアンダーシュートによる垂直輪郭の前後に偽の負の垂直輪郭が発生し、画像処理装置3における輪郭検出誤りが多くなる。また、雑音を防止し輪郭が過剰に強くなるのを防止するため、本発明も従来と同様に、小振幅大振幅の圧縮制限器31において小振幅の輪郭補正信号は圧縮制限する。さらに輪郭が過剰に強くなるのを防止するため、本発明も従来と同様に、レベル検出器27で暗部を検出し、正負と増幅度を可変する掛け算器32で暗部の輪郭補正信号を減衰させる。そして、加算器33で4H映像信号に加算し垂直輪郭7H5H3H補正後の映像信号とする。
したがって、光学系の絞り値Fnoと光の波長λと垂直有効画素数Nvと有効画面高さhとから空間周波数ωは ω=2*Fno*λ*Nv/hとなり、光学変調度OTFは、OTF=(2*arccos(ω/2)-sin(2*arccos(ω/2))/πとなる。λ=10μmでFnoを1としてもNv=480で画素ピッチ23.5μmでh=11.28mmならOTFは0.475と半減しても、本発明の1実施例の多H垂直輪郭補正により、8−14μmの遠赤外線撮像装置から、温度測定精度は狂うが輪郭検出が容易な映像信号を発生させる事が可能となり、画像処理装置3における物体検出が容易になる。そこで、23.5μm等33μm以下の画素ピッチの遠赤外線撮像素子と、精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の非球面レンズまたは、または精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の反射望遠鏡であれば、8−14μmの遠赤外線の中央波長11μm以下の精度で、変調度低下が補正可能な範囲で、本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、画像処理装置3における物体検出が可能となる。
本発明は、加算器やラインメモリ部や掛け算器の個数は7ヶに限定せず、回路規模が許容されるなら、7ヶ以上の自然数でも構わない。加算器やラインメモリ部や掛け算器の個数は奇数の方が、補正信号の上下対称性は良いが、加算器やラインメモリ部や掛け算器の個数が偶数でも8ヶ以上なら、補正信号の上下対称性のずれはおおよそ1/8と小さく、より多い偶数なら補正信号の上下対称性のずれはより少なく、実用上問題ない。
また、23.5μm等33μm以下の画素ピッチで水平640画素垂直480画素と従来のテレビジョンと同等画素以上の遠遠赤外線撮像素子を用いた撮像装置2と、精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下のカルコゲナイド製非球面レンズまたは精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の反射望遠鏡1とであれば、変調度低下が補正可能な範囲で、本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、300K付近の温度に比例する8−14μmの赤外線を撮像しても、体温と同等温度の背景の19と体温より高温の背景の18と、人物6との区別が付き、踏切の進入者の輪郭や形状を検出でき、撮像装置2の映像信号を、侵入者検知や不審行動検出等の移動物体画像処理装置3に入力して処理するだけで良く、監視システムが簡便で安定に、踏切内の進入者を特定できる。また、23.5μm等33μm以下の画素ピッチで水平320画素垂直240画素の遠赤外線撮像素子を用いた撮像装置2と、精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下のカルコゲナイド製非球面レンズまたは精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の反射望遠鏡1でも検出精度が向上し、移動物体画像処理装置3での踏切内の進入者の特定が容易となる。絞り値が2以上のレンズまたは絞り値が2以上の反射望遠鏡またはズームレンズでさらに低周波数から低い変調度になっても本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、検出精度は低下するが、移動物体画像処理装置3での踏切内の進入者の特定が可能となる。画素ピッチが大きくても本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、検出精度は向上する。
また、撮像素子の微細化が進み波長同等の画素ピッチとなったため、波長同等の精度の光学系の収差や光学分解の理論限界による変調度低下が問題になっている撮像装置の実用化や画質改善が容易になる。
具体的には、23.5μm等33μm以下の画素ピッチの遠赤外線撮像素子であれば、8−14μmの遠赤外線光学系の精度がおおよそ11μm以下と、非特許文献3の非球面研磨精度の5μm以下より緩和されるため、8−14μmのカセグレン反射望遠鏡や補正レンズ付きの球面反射望遠鏡の製作が容易になり、海峡や沿岸の24時間不審船侵入監視が8−14μmの遠赤外線の撮像のみで実現できる。
さらに、撮像素子の感度に比較して、被写体照度が高く、レンズ等の光学系の絞りを絞り過ぎて光学系の変調度が低くなり過ぎた場合の、低周波数から低い変調度を補う信号処理による補正の工夫である。画質劣化が伴い易い光学絞り中心付近の光量減衰(ND)フィルタ(スポットND)なしで、夜間撮影用の高感度カメラの直射日光下でのレンズ絞り過ぎでの画質も改善される。また、放送局やプロダクションハウスに広く普及している撮像素子有効画高5.4mmの交換レンズでの垂直有効画素数4000画素以上または家電HDTVの結像寸法の撮像素子有効画高約3mmで垂直有効画素数2000画素以上で画素ピッチ1.35μmと赤端波長0.7μmの2倍以下で緑中心波長0.55μmの2.4倍となっても、低分散ガラスや蛍石を組み合わせて色収差を低減し、高屈折ガラスや非球面レンズで球面収差やその他収差を低減し、本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、高画質での撮像も可能になり、スーパーハイビジョンの実用化が容易になる。絞りF2以上の実用領域でさらに低周波数から低い変調度になっても本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、高画質での撮像も可能になる。撮像素子有効画高5.4mmの交換レンズでの可視光での垂直有効画素数2000画素以上水平有効画素数4000画素以上の4Kと呼ばれるビデオ撮影映画の画質も改善される。また、可視光の波長による焦点のずれ(分散)の少なさをアッベ数νdで示すが、蛍石のνdは95.2で、低分散ガラスのνdは80から95である。νdが90以下のガラスのみ用いる30倍以上のズームレンズやνdが95以下のガラスのみ用いる70倍以上のズームレンズでは、望遠端付近で、収差が残り、低周波数から低い変調度となる。したがって、本技術で低周波数から輪郭を補正すれば、上記ズームレンズの望遠端付近でも高画質での撮像も可能になる。
低価格な撮像素子有効画高約4mm以下で垂直有効画素数720画素以上、特に撮像素子有効画高約3mm以下で垂直有効画素数2000画素以上の家電ビデオカメラレコーダの製品化が容易になる。
ここで、本発明の他の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図の図8と、本発明の他の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭補正/加重平均信号発生回路の詳細ブロック図の図7とを用いて本発明の他の1実施例を説明する。本発明の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図の図4と本発明の他の1実施例の赤外線監視システムの全体構成を示すブロック図の図8との相異は、遠赤外光学系1の替わりにガラス光学系12、遠赤外撮像装置2の替わりに多走査線(H)垂直輪郭補正/加重平均を含む可視光撮像装置30があることである。
また、本発明の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭補正信号発生回路の詳細ブロック図の図1と本発明の他の1実施例の多走査線(H)垂直輪郭補正/加重平均信号発生回路の詳細ブロック図の図7との相異は、映像レベル判定器27で正負と増幅度を可変する掛け算器32だけでなく、小振幅大振幅の圧縮制限器31が制御されることである。4H映像信号が所定レベル以下の暗部では、映像レベル判定器27により、小振幅大振幅の圧縮制限器31の小振幅の圧縮制限がなくなり、正負と増幅度を可変する掛け算器32が負極性となり、輪郭補正信号が1/f低周波雑音成分を含む逆極性となり、7Hの加重平均(雑音低減)信号として動作し、7Hまでの1/f低周波雑音成分を減衰させる。
また、4H映像信号が所定レベル以上の明部では、映像レベル判定器27により、小振幅大振幅の圧縮制限器31の小振幅と大振幅との圧縮制限がかかり、正負と増幅度を可変する掛け算器32が正極性となり、図1と同様に多走査線(H)輪郭補正信号として動作することである。そして、加算器33で4H映像信号に加算し垂直輪郭/加重平均(雑音低減)補正後の映像信号とする。
また、加算器やラインメモリ部や掛け算器の個数を7ヶ以上の自然数の2N+5として、所定の映像信号レベル以上(の明部)では、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から垂直輪郭補正信号を発生し、所定の映像信号レベル以下(の暗部)では、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号の加重平均(雑音低減映像)信号を発生すれば、波長の光学系の絞り値倍の3倍以下の画素ピッチを有する100万画素以上の固体撮像素子や感度の高い電子増倍CCD撮像素子(EM−CCD)やダイナミックレンジが広いCMOS撮像素子等付加機能はあるが1/f低周波雑音成分が大きくなり易い固体撮像素子での高感度撮像の画質も改善される。多走査線(H)垂直輪郭補正により、スポットNDなしで、夜間撮影用の高感度カメラの直射日光下でのレンズ絞り過ぎでの画質も改善されることと合わせて、監視カメラの夜間の画質も昼間の画質も改善される。
1,10:カルコゲナイド(S,Se,Te,Ge,As,Sb)等8−14μmの遠赤外線透過光学系または反射望遠鏡
2,11:8−14μmの遠赤外線撮像装置、
3,14:侵入者検知や不審行動検出等の移動物体画像処理装置、
4,15:映像表示装置(モニタ)、
5,16:録画装置、
6:移動物体、 7:背景、
19:移動物体と同等温度の背景 18:移動物体より高温な背景、
8:14bit以上のA/D含む遠赤外撮像部、
9:多走査線(H)輪郭補正含む映像処理部、
12:A/D含む遠赤外撮像部、
13、30:可視光撮像装置、
20〜26,33:加算器、27:映像レベル判定器、
28:A/D含む可視光撮像部、
29:多走査線(H)垂直輪郭補正/加重平均含む映像処理部、
31:小振幅大振幅の圧縮制限器、32:正負と増幅度を可変する掛け算器
M1〜M7:ラインメモリ部、
N1〜N7:負の掛け算器、P1、P4:正の掛け算器、

Claims (3)

  1. 光学系と波長の前記光学系の絞り値倍の3倍以下の画素ピッチを有する固体撮像素子と輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有する固体撮像装置において、ラインメモリを2N(Nは自然数)+5本以上有し、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 光学系と33μm以下の画素ピッチを有し水平640画素垂直480画素以上の8−14μmの遠赤外線撮像素子と輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有し、ラインメモリを2N(Nは自然数)+5本以上有し、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号からから発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力する固体撮像装置と、前記光学系に精度がおおよそ(8−14μmの中心波長の)11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下のカルコゲナイド製非球面レンズまたは精度がおおよそ11μm以下でかつ絞り値がおおよそ2以下の反射望遠鏡の少なくとも一方と、画像処理装置とを用い、前記固体撮像装置から出力した映像信号を前記画像処理装置で処理することにより移動物体の進入を検出することを特徴とする監視システム。
  3. 光学系と波長の前記光学系の絞り値倍の3倍以下の画素ピッチを有する固体撮像素子と電子増倍CCD撮像素子とCMOS撮像素子との少なくとも一つの固体撮像素子と、輪郭補正機能を含めた映像信号処理回路とを有する固体撮像装置において、ラインメモリを2N(Nは自然数)+5本以上有し、所定の映像信号レベル以上(の明部)では、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した垂直輪郭補正信号を加算した映像信号を出力し、所定の映像信号レベル以下(の暗部)では、0から2N+5までの整数水平周期分遅らせた複数の各映像信号から発生した加重平均(雑音低減映像)信号を加算した映像信号を出力することを特徴とする固体撮像装置。
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